京成盃グランドマイラーズ
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京成盃グランドマイラーズ | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 千葉県競馬組合 |
競馬場 | 船橋競馬場 |
第1回施行日 | 1997年6月26日 |
2025年の情報 | |
距離 | ダート1600m |
格付け | SI |
賞金 |
1着賞金3100万円 |
出走条件 | サラブレッド系4歳以上オープン・南関東所属 |
負担重量 | 定量 |
出典 | [1] |
京成盃グランドマイラーズ(けいせいはいグランドマイラーズ)は千葉県競馬組合が船橋競馬場ダート1600メートルで施行する地方競馬(南関東公営競馬)の重賞競走である。格付けはSII。京成電鉄から優勝杯の提供を受けて冠名が取られている。
副賞は京成電鉄株式会社賞、開催執務委員長賞、また船橋競馬生産牧場賞がある(2024年)[2]。
概要
[編集]実質的な前身競走は1989年に準重賞競走として創設された「グランドマイラーズ」。だが、冠名の「京成盃」はさらに以前より中距離の準重賞競走として行われていた。なお、当レースの創設と同時に2競走とも廃止となっている。1997年に船橋競馬場ダート1600メートルの南関東重賞 (G3) 競走として第1回が施行される。施行時期は6月または10 - 11月でたびたび変更されている。2006年のみ「京成盃スカイライナースプリント」という名称でダート1000メートルで施行された。2007年から南関東重賞格付け表記がSIIIに変更された。2021年に南関東重賞格付けがSIIIからSIIに格上げ、出走条件が3歳上から4歳上に変更、さらに施行時期が6月から4月に変更となり、かしわ記念のトライアル競走となった[3]。2022年からは3月に施行されている[4]。2025年よりSIに格上げとなる予定である[5]。
条件・賞金等(2024年)
[編集]- 負担重量
- 別定で、A1級格付け馬56kg、A2級格付け馬54kg、B1級以下格付け馬53kg、牝馬2kg減(南半球産4歳馬1kg減)を基本に、前年3月6日から本年2月23日の期間のダートグレード競走・JRA重賞勝ち馬は2kg、南関東SI・SII重賞勝ち馬は1kg加増となる(ただし、3歳限定競走除く)[1](クラス分けに関しては日本の競馬の競走体系を参照)。
- 賞金額
- 1着2,100万円、2着735万円、3着420万円、4着210万円、5着105万円。
- 優先出走権付与
- 2着以上の馬にかしわ記念の優先出走権が付与される[1]。
歴代優勝馬
[編集]回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 1997年6月26日 | キクノウイン | 牡4 | 船橋 | 1:39.0 | 秋田実 | 石川忠良 | 中薹惠二 |
第2回 | 1998年11月25日 | サプライズパワー | 牡4 | 船橋 | 1:39.9 | 石崎隆之 | 川島正行 | 舛添要一 |
第3回 | 1999年11月17日 | アローセプテンバー | 牡4 | 船橋 | 1:37.9 | 左海誠二 | 北川亮 | 柳谷泰蔵 |
第4回 | 2000年6月28日 | ユニティステージ | 牝5 | 大井 | 1:38.7 | 張田京 | 大山二三夫 | 山口総業(株) |
第5回 | 2001年11月23日 | ハセノガルチ | 牡7 | 船橋 | 1:40.5 | 石崎隆之 | 出川克己 | 長谷川文夫 |
第6回 | 2002年11月6日 | ネームヴァリュー | 牝4 | 船橋 | 1:39.0 | 佐藤隆 | 川島正行 | 富岡眞治 |
第7回 | 2003年12月10日 | エスプリシーズ | 牡4 | 川崎 | 1:39.6 | 森下博 | 武井榮一 | 依田泰雄 |
第8回 | 2004年11月17日 | トミケンマイルズ | 牡4 | 船橋 | 1:38.6 | 張田京 | 岡林光浩 | (有)トミケン |
第9回 | 2005年11月23日 | ベルモントストーム | 牡4 | 船橋 | 1:40.3 | 石崎隆之 | 出川克己 | (有)ベルモントファーム |
第10回 | 2007年6月19日 | ナイキアディライト | 牡7 | 船橋 | 1:39.3 | 内田博幸 | 川島正行 | 小野スミ |
第11回 | 2008年6月11日 | コアレスデジタル | 牡8 | 船橋 | 1:38.6 | 左海誠二 | 川村昭男 | 小林昌志 |
第12回 | 2009年10月28日 | セレン | 牡4 | 船橋 | 1:39.9 | 石崎隆之 | 佐藤賢二 | 山口美樹 |
第13回 | 2010年6月9日 | ディアーウィッシュ | 牡6 | 船橋 | 1:38.5 | 今野忠成 | 出川克己 | 依田貢 |
第14回 | 2011年6月22日 | ディアーウィッシュ | 牡7 | 船橋 | 1:40.8 | 今野忠成 | 出川克己 | 依田貢 |
第15回 | 2012年6月20日 | マグニフィカ | 牡5 | 船橋 | 1:38.9 | 的場文男 | 川島正行 | 吉田照哉 |
第16回 | 2013年6月19日 | セイントメモリー | 牡6 | 大井 | 1:38.7 | 本橋孝太 | 月岡健二 | 内海正章 |
第17回 | 2014年6月18日 | トーセンアドミラル | 牡7 | 船橋 | 1:39.1 | 川島正太郎 | 川島正行 | 島川隆哉 |
第18回 | 2015年6月17日 | ソルテ | 牡5 | 大井 | 1:39.5 | 吉原寛人 | 寺田新太郎 | (株)フロンティア・キリー |
第19回 | 2016年6月22日 | レガルスイ | 牡5 | 船橋 | 1:39.7 | 石崎駿 | 矢野義幸 | (株)Nicks |
第20回 | 2017年6月21日 | リアライズリンクス | 牡7 | 浦和 | 1:41.0 | 的場文男 | 小久保智 | 飯田訓大 |
第21回 | 2018年6月20日 | キングガンズラング | 牡4 | 船橋 | 1:39.2 | 石崎駿 | 矢野義幸 | (株)バスター |
第22回 | 2019年6月19日 | ベンテンコゾウ | 牡5 | 船橋 | 1:39.6 | 御神本訓史 | 川島正一 | 大久保和夫 |
第23回 | 2020年6月17日 | カジノフォンテン | 牡4 | 船橋 | 1:39.2 | 張田昂 | 山下貴之 | 吉橋興生 |
第24回 | 2021年4月8日 | カジノフォンテン | 牡5 | 船橋 | 1:38.1 | 張田昂 | 山下貴之 | 吉橋興生 |
第25回 | 2022年3月24日 | スマイルウィ | 牡5 | 船橋 | 1:40.5 | 矢野貴之 | 張田京 | (組)SRT |
第26回 | 2023年3月16日 | ゴールドホイヤー | 牡6 | 川崎 | 1:43.8 | 山崎誠士 | 岩本洋 | 岡田初江 |
第27回 | 2024年3月7日 | ギガキング | 牡6 | 船橋 | 1:39.5 | 和田譲治 | 稲益貴弘 | (株)Heroレーシング |
出典:南関東4競馬場公式「京成盃グランドマイラーズ競走優勝馬」
京成盃スカイライナースプリントの歴代優勝馬
[編集]回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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第1回 | 2006年11月15日 | グローリーウイナー | 牡5 | 船橋 | 59.5 | 酒井忍 | 川島正行 | 坂英樹 |
出典:南関東4競馬場公式「京成盃スカイライナースプリント競走優勝馬」
出典・脚注
[編集]- ^ a b c d e “令和5年度第12回船橋競馬競走番組表(決定)” (PDF). 船橋ケイバ. 2024年3月5日閲覧。
- ^ “船橋競馬出走馬一覧表 令和5年度千葉県競馬組合営 第12回船橋競馬 第4日 3月7日(木)” (PDF). 名古屋けいばオフィシャルサイト. 2024年3月5日閲覧。
- ^ “船橋競馬 第1回開催〔4月5日(月)~9日(金)〕「第25回 マリーンカップ(JpnIII)」〔4月7日(水)〕「第24回 京成盃グランドマイラーズ(SII)」〔4月8日(木)〕”. 朝日新聞デジタル&M(アンド・エム). 2021年4月5日閲覧。
- ^ 23年12月に1年限りの神奈川記念を実施 南関東競馬2023年度の開催日程発表日刊スポーツ、2022年11月28日配信・閲覧
- ^ 来年の南関競馬の重賞競走について発表 3競走が新設、10競走の格付け変更netkeiba.com、2023年11月14日配信・閲覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 京成盃グランドマイラーズ|船橋競馬重賞競走特集 - 船橋ケイバ