京都地検の女の登場人物
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京都地検の女の登場人物(きょうとちけんのおんなのとうじょうじんぶつ)では、2003年から2013年までテレビ朝日系にて第9シリーズまで放映されたテレビドラマシリーズ『京都地検の女』に登場する主な架空の人物について解説する。
京都地方検察庁
[編集]- 鶴丸あや
- 演 - 名取裕子
- 京都地方検察庁検事。年齢は2010年10月の時点で50歳[注 1]。京都地検や京都府警察、京都府警中京警察署で知らない者はいない、京都地検の名物鬼検事。
- 事件に絡む違和感に主婦のカン[1]を根拠に単独捜査をして難事件を解決へと導いている。猪突猛進・傍若無人すぎる振る舞いと強烈な個性、名言の数々、そして他を圧倒する芯の強い存在感は、あらゆるところで波紋と騒動を巻き起こすが、その根底には真実と正義を守るという揺るぎない信念から成るものである。
- 第4シリーズの最終回で、被疑者を同行しての実況見分を行った際に逃亡された責任をとって左遷。2008年1月から島根地検に辞令が出たが、2009年春に京都地検にある事情のためにカムバックする。
- プライベートでは着物を着用している。
- 夫である章太郎(通称・章ちゃん。あやより年下[注 2])は、あやが京都地検に配属されてから単身東京に在住。毎日欠かさず長電話やメールで愛を確かめ合っている。あやは章太郎にベタ惚れであり、周囲にも娘にも堂々惚気ている。ちなみに旧姓は不明。
- 高原純之介
- 演 - 蟹江敬三(第1シリーズ - 第9シリーズ)
- 経歴:京都地検刑事部副部長(第1シリーズ - 第7シリーズ)
- → 京都地検刑事部長(第8シリーズ - )
- あやの直属上司。あやのことは新任検事のころから知っている。
- 鶴丸を「あやちゃん」と呼ぶ。
- 鶴丸に理解はあるが、反面、毎度無謀な暴走をする鶴丸にはヒヤヒヤしている。
- 妻との関係は良好だが、時折ひどい夫婦喧嘩をしている(現在の妻は再婚で、前妻とは死別)。
- リンダという名前の娘がいる(名前のみで本人は劇中に登場せず)。2012年ころから「娘が一緒に風呂に入ってくれなくなった」と嘆いている[注 3]。
- 副部長室には数多くの健康グッズが置かれていたが、刑事部長に昇任すると、部長室では禁止されているらしく見当たらなくなった。また背広ネクタイが義務になって、窮屈だと漏らしている。
- かつては夜の帝王と噂されるほどの遊び人だったらしい。
- なお、高原演じる蟹江が2014年3月30日に死去したため、2013年放送の第9シリーズを以って蟹江が演じる高原は最後となった。またシリーズ自体も完結。
- 太田勇一
- 演 - 渡辺いっけい(第1シリーズ - 第7シリーズ)
- この道20数年のベテラン検察事務官。鶴丸の初代側近。通称・太田さん。未だに独身。
- 日々鶴丸に八つ当たりされ、挙句は虐げられ、ストレスを貯め込んでいる(日ごろの鬱憤をぶつけたいのだが、気弱なため、怖くて言えずにいるので影で「鶴丸」と呼び捨てしている)。しかし、鶴丸の一貫した行動と結果には一目置いており、尊敬の念も抱いている。
- 稀に鶴丸の暴走に本気で激昂する(実は、きちんと鶴丸を制止できるほどの篤いハートの持ち主)。
- プライドが高く、皮肉屋で、配属される検察事務官見習や司法修習生に当たり散らす(検察事務官見習や司法修習生が女性の場合は人生の伴侶にしようと作戦を展開するが失敗する)。
- 彼女いない歴は38年(幼稚園の時以来)である。
- 第8シリーズにて栄転。
- 井森幸三郎
- 演 - 大杉漣[2](第8シリーズ - )
- 検察事務官。鶴丸の2代目側近。堅物を絵に描いたような人柄で、スケジュール管理にうるさく、常に時計を見ており残業はしない主義。現在、独身。
- 実家は京都の老舗料亭。長男として先代から経営を任されるが失敗、板前を志したが挫折、弟に料亭を任せて検察事務官を目指した、という経緯がある。
- 当初は鶴丸とは衝突していたが、鶴丸が被疑者の屈折した気持ちを汲み上げて優しく諭す姿に感動し、実家に招待した(曰く「これまで何人もの検事に仕えてきたが、実家に招待したのは初めて」)。
- 密かに鶴丸を応援している。
- 酒癖が悪く、酔った際には暴言を放つこともあるが、その間の行動は酔いが醒めた後は全く覚えていない。
京都府警察
[編集]- 北村鉄男
- 演 - 船越英一郎(第1シリーズ - 第4シリーズ)
- 経歴:京都府警捜査一課(第1シリーズ - 第4シリーズ)
- → パリ警察
- 階級は警部。通称・北村さん。現在は独身(バツ1)の女ったらしで、りんとはツーカーの仲(鶴丸によると「お邪魔虫」)。
- 現場主義のたたき上げで、権威や肩書きを嫌っているため、検事も信用していないが鶴丸にだけは敵わない。
- 鶴丸を「おばさん」と呼ぶ。
- 結局は嫌々ながらも単独捜査に協力するが、それは鶴丸を尊敬しているため(鶴丸とは正義と愛情という信念に従って行動している点で共通している)。
- 第4シリーズ最終回では人材交流の一環としてパリ警察に赴任することになり、鶴丸に捨てゼリフを残してはるかに乗って旅立って行った。
- 成増清剛
- 演 - 寺島進(第5シリーズ - )
- 京都府警捜査一課の刑事。階級は警部補。通称・成増さん。
- 実家は禅寺で僧侶の資格を持っている(鶴丸によれば、「なんちゃって坊主のアルバイト刑事」)。
- 一匹狼な性格で口が悪く粗暴な振る舞いをし、鶴丸から依頼された仕事も所轄署に押し付けるため、鶴丸とはことあるごとに衝突している。
- 鶴丸を「おばちゃん」と呼ぶ。
- 猫と組織が大嫌い。
- 清一を「父上」と呼んでいる。
- 鶴丸の娘・りんを、「りんちゃん」と呼んで可愛がっている。
- 府警本部捜査一課の刑事であること、鶴丸と衝突しつつも協力して事件を解決すること、りんと仲が良いこと、鶴丸に対する呼び方が酷似していること、などの共通点から北村の後継人物だが、同じ捜査一課所属だった北村と面識があるのかについては不明[注 4]。
- 池内弘二
- 演 - 益岡徹(第2シリーズ - )
- 経歴:京都府警中京警察署(第2シリーズ - 第7シリーズ)
- → 京都府警三条警察署(第8シリーズ - )
- 通称・池内さん。既婚(子供はなし)。普段から一匹狼風情で皮肉屋で飄々とした風貌だが、鶴丸にだけは叶わないので屈折気味。
- 絶対に悪は許さないタイプで犯人には強硬な態度で接する。
- 家族のことになると周囲が見えなくなる一面もあり、意外に涙もろい。
- しばしば鶴丸からは「ぐうたら刑事(デカ)」と尻を叩かれている。
鶴丸家
[編集]- 鶴丸りん
- 演 - 脇沢佳奈
- あやの一人娘。個性的な母の背中を見て育ったため、しっかりしている。
- 第4シリーズの最終回で島根地検に左遷された母と別れ、1人で東京の大学を受験。
- 第5シリーズからは花の女子大生(成増の娘・友子と同じ大学に通っている)。
- 第8シリーズからは教員として、英語を教えている。
- 第9シリーズ第1話で教科書販売会社に勤める津村浩と結婚し、実家を出て独立する。
- 北村や成増などの中年男性からは人気がある(北村からは「りんりん」、成増からは「りんちゃん」と呼ばれている)。
- 鶴丸圭子
- 演 - 有馬稲子(第6シリーズ第1話)
- あやの姑。
成増家
[編集]- 成増清一
- 演 - 福本清三(第5シリーズ - )
- 成増清剛の父であり友子の祖父(福本は第1シリーズ第8話で本人役、第3シリーズ第8話でタクシー運転手役で出演している)。
- 厳格で無口な人柄で清剛が「父上」と呼ぶほど。
- 禅寺の住職をしており、人に知られたくない過去やのっぴきならない事情を抱えている人々が多く通っている。
- 清剛と友子の親子関係を心から心配している。
- 成増友子
- 演 - 藤岡涼音(第5シリーズ)、前田亜季[注 5](第9シリーズ)
- 成増の一人娘(母の死により祖父母に養育され、清剛とは長年離れて暮らしていた)。
- りんとは大学の同級生で大親友。
- 第8シリーズ第6話で海外にいることが判明した。
- 第9シリーズで司法試験を受験し法曹界に入るため帰国する[注 6]が、実家ではなくあやの家に居候する。
その他
[編集]- 桜井麗子
- 演 - 大島蓉子
- 鶴丸の主婦友達グループ3人組の1人。
- 姑の介護問題と娘の嫁入り問題を抱える近所の情報通。
- 吉川香織
- 演 - みやなおこ
- 鶴丸の主婦友達グループ3人組の1人。
- 3人組中1番若く、暴走する麗子・さやかのストッパー。
- 漆原さやか
- 演 - 山口美也子
- 鶴丸の主婦友達グループ3人組の1人。
- ときどき壮絶な夫婦喧嘩をしている。
- 柿野たまこ
- 演 - 小林千晴
- 第1シリーズと第2シリーズは生命保険の営業をしていたが、第3シリーズからは古川町商店街で健康ジュースを実演販売している(いつも神出鬼没に姿を現す)。
- 根は悪くないのだが、噂話が大好きでお節介な面が禍することも。
- 鶴丸を「あやさん」と呼んで慕っているが、稀にとんでもない健康ジュースを飲ませる。
特別出演
[編集]- 杉浦恭介
- 演 - 橋爪功[3](第2シリーズ第1話)
- 『京都迷宮案内』の主役。京都日報社会部遊軍記者。これは橋爪が主役を務める前述ドラマの続編ドラマ『新・京都迷宮案内』の前年(2004年)放映シリーズ第1話にて名取、船越、渡辺の3人が、本作と同名の役名で出演したことに対する“お礼”である。
- 村井信治
- 演 - 片桐竜次(第8シリーズ第1話)
- 『おみやさん』シリーズに登場するキャラクター。京都府警鴨川東警察署副署長。階級は警視。
- 鳥居勘三郎
- 演 - 渡瀬恒彦(第8シリーズ第1話)
- 『おみやさん』の主役。京都府警鴨川東警察署資料課長。階級は警部。通称「おみやさん」。これは渡瀬が主役を務める前述ドラマの続編ドラマ『新・おみやさん』の同年(2012年)放映シリーズ第1話にて名取が、本作と同名の役名で出演したことに対する“お礼”である。
各シリーズ限定のレギュラー
[編集]京都地方検察庁の関係者
[編集]- 三村正義
- 演 - 涼平(第1シリーズ)
- 司法修習生。
- 背は高い。気が弱く、鶴丸や深沢に振り回されていた。
- 深沢小百合
- 演 - 国分佐智子(第1シリーズ)
- 司法修習生。
- 気が強く、「鶴丸のような検事になりたい」と憧れている。頻繁に女の勘という点で鶴丸に同調している。
- 皆川正治
- 演 - 平野忠彦(第1シリーズ・第2シリーズ)
- 京都地検次席検事。
- 水谷ナオミ
- 演 - 大河内奈々子(第2シリーズ)
- 司法修習生。通称・水谷。
- おっとりとしたお嬢様キャラクターだったが、最終的には鶴丸のような猛烈キャラクターへと変貌を遂げる。
- 日々同僚たちの優柔不断さ・女々しさにイライラしており、それを一喝できるパワーの持ち主。
- 配属当初は弁護士志望だったが、最終的には検事志望になる。
- 荻原良[注 7]
- 演 - 松尾敏伸(第2シリーズ / 第9シリーズ最終話[1])
- 司法修習生。通称・荻原。
- 実は高原純之介の息子(前妻との間に出来た息子)。鶴丸以外には秘密事項である。
- 処世術には長けており、非常に要領のいいお調子者(そのため、いつも鶴丸に睨まれている)。
- しょっちゅう鶴丸からは「萩原」と呼び間違えられている。
- 第9シリーズ最終話でゲスト出演。司法実習終了後、弁護士となっていたが、大学時代の親友の連帯保証人となった事で多額の借金を抱え込んでしまい、苦労の末に開いた個人事務所を閉鎖し、振り込め詐欺の片棒を担ぐまでに落ちぶれてしまっていた。
- 池内らによって逮捕され、起訴後は鶴丸が担当することとなる。
- 星野修
- 演 - 阿部薫(第2シリーズ)
- 司法修習生。通称・星野。
- 優柔不断で気が弱い。胃薬が手離せない(鶴丸と関わって、さらに胃痛が悪化したらしい)。
- そのクセ勉強で身につけた知識をひけらかしたがるイヤミな面を見せる。
- 鶴丸から叱られ続けていた(そのせいで配属2週間目で入院した)。
- 東健太郎
- 演 - 西興一朗(第2シリーズ)
- 検察事務官見習い。通称・東。
- 太田の前では従順なフリをしているが、陰では悪口を言っている(一応太田の愚痴には自主的に付き合う)。
- 検事志望だが、太田の後姿を見るにつけ、自身の身の振り方に悩んでいた。
- 鍵崎ナナ
- 演 - 大谷允保(第3シリーズ)
- 司法修習生。通称・鍵崎。
- 生意気で勝気な男勝り(なぜか出口に対する風当たりが強い)。
- 当初は鶴丸の利己的な仕事ぶりに反発を覚えて食ってかかっていたが、修習生研修期間最後日に和解した。
- 出口恒雄
- 演 - 須藤公一(第3シリーズ)
- 司法修習生。通称・出口。
- かなりの肥満体。暑苦しいが愛嬌があるため、鶴丸にはデブチと呼ばれてかわいがられている(=コキ使われている)。
- 修習生研修期間最後日に鶴丸から檄を飛ばされた。
- のんびりした性格。
- 倉木民子
- 演 - 神戸みゆき[注 8](第3シリーズ)
- 検察事務官見習い。通称・倉木。
- あまり感情を表に出さずに淡々と冷静に事件と向き合う。
- 小役人タイプの太田を毛嫌いしており、時折厳しい留めの一言を突きつける。
- 実は密かに鶴丸に憧れていたらしい(登場最終シーンでは鶴丸に気遣っている)。
- 白井清志
- 演 - 長谷川朝晴(第4シリーズ)
- 京都地検検事。通称・白井。
- 大手鉄鋼会社・白井スチールの御曹司(いわゆるボンボン)。口癖は「この白井清志〜、」。
- 早々に鶴丸と対立し、主婦のカンを非難し続け、たびたび大喧嘩にもなった(が、最終的には鶴丸の手腕を認めた)。
- 非常にナルシストなうえ、他人を見下す言動が目立つが論理力には長けている。
- 趣味はオペラ鑑賞(MDにもオペラを録音しているほど)。
- 柿口可久子
- 演 - 三津谷葉子(第4シリーズ)
- 検察事務官見習い。
- 青森県弘前市出身。
- 初出勤から太田の度肝を抜くほどのあまりの田舎臭さだったが、地検の日々を送るうちに垢抜けていった。
- 本木恵介
- 演 - 森翼(第5シリーズ)
- 検察事務官見習い(第2話からの出演)。通称・本木、タマネギ。
- 初めての経験づくしの日々を送る、関西系純朴天然青年。
- 鶴丸には振り回され、太田にはコキ使われるが、きちんと太田の愚痴を聞いてあげられる癒し系でもある。
- 当初はやる気のない発言が目立つ現代っ子そのものだったが、次第に鶴丸のやり方に素直に従うようになる。
- 斉藤加奈子
- 演 - 小林きな子(第6シリーズ・第7シリーズ)
- 検察事務官見習い。通称・斉藤。
- 頭の回転が速く機転も利く。手先も器用らしく、プレゼンも得意。
- 当初は鶴丸の捜査方法に戸惑っていたが、そのうちに鶴丸を笑顔で送り出すようになっていた。
- 太田からは器用さを嫉妬されているが、本人は気にも留めていない模様。
- 川喜多夏帆
- 演 - 久保田磨希(第8シリーズ・9シリーズ)
- 検察事務官見習い。通称・川喜多。
- 元重量挙げ全日本3位。他業種からの転職組。
京都府警察の関係者
[編集]- 増岡久道
- 演 - 木下明水(第1シリーズ)
- 京都府警察の刑事。
- いつも北村の捜査において隣にいる。しかし、風呂場で頭から転落するなど、かなりドジである。
- 堀川正太
- 演 - 松永博史(第2シリーズ - 第4シリーズ)
- 北村の相棒の京都府警捜査一課の刑事。
- いつも一緒に行動しているが、時には酒に酔った北村の介抱をしたり、とばっちりを喰らうことも。
- 栗原美波
- 演 - 大塚千弘(第7シリーズ)
- 新たに池内とコンビになる京都府警中京警察署の紅一点の新人女性刑事。
- 若い正義感を持ち、ひたむきに捜査を進める。ただ、刑事らしくないデニム等のファッショナブルな出で立ちで、当初は鶴丸の逆鱗に触れることもあった。
- 平林雅彦
- 演 - 片岡信和(第8シリーズ)
- 京都府警三条警察署の新人刑事。
- 佐々部健太
- 演 - 木村康志(第8シリーズ第3話 / 第9シリーズ第1話・第5話)
- 刑事。
ゲスト
[編集]第1シリーズ / 第2シリーズ / 第3シリーズ / 第4シリーズ / 第5シリーズ / 第6シリーズ / 第7シリーズ / 第8シリーズ / 第9シリーズ
第1シリーズ(2003年)
[編集]- 第1話「密室殺人vs主婦検事 完璧メークで殺す女」
- 第2話「美人OLは見た!殺人現場の罠」
- 第3話「夫を3人殺した女!? 10億の完全犯罪と罠」
- 第4話「息子を盗まれた女!二つの転落死の…点と線!!」
- 第5話「刑事に愛された女!殺した記憶を消すトリック」
- 第6話「年上の女が殺される!黙秘するカリスマ美容師」
- 第7話「時効を待つ男vs美人姉妹!赤いコート殺人の謎」
- 最終話「炎の中で殺された母…京都映画界に潜む罠」
第2シリーズ(2005年)
[編集]- 第1話「vs京都迷宮案内!笑顔をなくした女」
- 第2話「夫を殺した女のついた嘘!豚肉600g購入の謎」
- 第3話「vs結婚女詐欺師の女!遺産相続が招いた殺意!!」
- 第4話「神戸で襲われた女!減刑を狙う法律トリック!!」
- 第5話「カリスマの主婦の犯罪!消えた漬物石の秘密」
- 第6話「介護する女の微笑み!宝くじ1億円遺産の行方!!」
- 第7話「車内携帯禁止…逆ギレ殺人の裏に潜む涙の過去」
- 第8話「娘に捨てられた刑事…殺意の逃走経路の謎!!」
- 最終話「vs殺人を犯した刑事…地検最大の危機」
第3シリーズ(2006年)
[編集]- 第1話「殺意を抱く老夫婦!! 祇園死美人が残す謎」
- 第2話「逆転供述に潜む罠!前髪で額を隠す女の正体!!」
- 第3話「不可解な自首の謎…北村警部の旧友が殺人犯!?」
- 第4話「vs最凶の女詐欺師 豪華庭園に咲く奇妙な花」
- 第5話「鬼母を許した検事…主婦の勘が敗北した日!!」
- 第6話「哀しき証言者!殺人犯消失…鉄壁アリバイの罠」
- 第7話「姉妹のような母娘…危険な三角関係の罠」
- 最終話「鶴丸検事、20年目の運命の再会…同級生は殺人犯で被害者!? チェッカーズの名曲が暴く家庭崩壊の秘密と嘘」
第4シリーズ(2007年)
[編集]- 第1話「主婦検事VSセレブ検事!! 2つの顔を持つ女!!」(鬼ママの烙印)[注 9]
- 第2話「熟年夫婦を襲った恋と殺人の罠!!」(マナーの達人と思秋期)
- 第3話「二人の殺人者!? 墓のない花婿の秘密!!」(花婿さんの墓)
- 第4話「試された母子愛…小さな瞳に映る殺人者の影!!」(小さな目撃者)
- 第5話「裏切られても…窃盗犯と暮す男の謎!!」(裏切られても裏切られても)
-
- 谷口光男(谷口電器商会 経営者) - 小野寺昭
- 香西雅之(谷口電器商会 従業員) - 有福正志
- 第6話「刑務所に入りたがる女!桔梗の花が暴く殺意!!」(桔梗の咲く庭)
- 第7話「毒薬殺人の果てに…過食妻の孤独」(毒薬とよく食う女)
- 最終話「さらば、鶴丸検事!! 北村刑事殉職…最後にして史上最大の危機!? 京都〜舞鶴、8年越しの殺人トリックに壊された断絶家族の絆!!」(八年目の償い)
第5シリーズ(2009年)
[編集]- 第1話「新コンビ誕生!? 証言したがる女の秘密!!」(おかえり!鶴丸検事)[注 9]
- 第2話「殺意のレシピ…食卓の暗号が暴く真相!!」(片恋のレシピ)
- 第3話「亡き妻に捧げる犯罪…残された夫の疑惑とは?」(亡き妻の秘密)
- 第4話「刑事の父が偽証…試された親子の絆!!」(父親嫌い)
- 第5話「暴走する事務官…老舗旅館に潜む罠!!」(太田事務官の恋)
- 第6話「殺意の伝言ゲーム!! 一致しすぎる供述!?」(贋者)
- 第7話「狙われた現職検事!京の雨に消えた影!!」(高原副部長、刺される!!)
- 第8話「刑事の娘が失踪!取調室に潜む悪の罠!!」(成増刑事の失敗)
- 最終話「主婦の勘への挑戦!夜歩いた死体の謎!!」(あやへの挑戦状!)
第6シリーズ(2010年)
[編集]- 第1話「母を殺しにきた天才画家!上海〜京都、34年目の再会が招いた殺意!! 二つの名を持つ女の謎」
- 第2話「22年目の殺人証拠!! 白髪を染めた女の謎」
- 第3話「鏡に微笑む殺人犯!! 熟年夫婦が堕ちた罠」
- 第4話「法律が裂いた嫁姑!消えた5歳児の謎!!」
- 第5話「家庭崩壊!嵐山を焼きつくす復讐の炎!!」
- 第6話「食材のパズル!重なる2つの遺体の謎!!」
- 第7話「父と子の罠!祇園の夜の殺人二重偽証!!」
- 第8話「京の秋に色づく犯罪模様…父と娘の選択!目撃者ゼロの罠!!」
- 最終話「晩秋の京、雨の夜の約束…三条大橋殺人事件の裏の裏」
第7シリーズ(2011年)
[編集]- 第1話「恋人殺しの罠…それは運命の雪夜から始まった!京都〜琵琶湖〜大阪、四人の男女をつなぐ愛欲の相関図!!」
- 第2話「殺人逃亡犯は見た!! すれ違う二つの人生」
- 第3話「祇園祭でにぎわう京都の町!! 旅先で塩を盗んだ女の真意とは!?」
- 第4話「夫の知らない殺意!! 京都大原、熟年離婚が招く三角関係の罠!?」
- 第5話「vs東京地検の男!! 京都鴨川西、小さな花屋に咲く奇跡」
- 第6話「父と子でいたかった…京風おでんに沁みる殺意の罠!!」
- 第7話「殺人直後に出会った男女!ひとりは、10才の美しき少女…!!」
- 第8話「初恋の人がホームレスに!京都東山、10年後の再会の果てに…」
- 最終話「さよなら鶴丸検事!VS完全黙秘の女!夜の鴨川殺人の裏の裏…」
第8シリーズ(2012年)
[編集]- 第1話「逮捕=99.9%の有罪率が生んだ悲劇…命を狙われた女検事の過去!おみやさんと主婦の勘が暴く真実!!」
- 第2話「老紳士の恋と偽りの涙…不正受給の謎!!」
- 第3話「京都西陣赤い帯の罠二度死んだ婚約者!!」
- 第4話「死体なき殺人の謎!! DNA不一致の罠…」
- 第5話「女系家族の罠!! 孫を誘拐した33歳の祖母」
- 第6話「ぬか漬女と香水女!! サギ師に心奪われて」
- 第7話「娘から母への脅迫状移動した死体の謎!!」
- 最終話「冤罪の罠に落ちた主婦のカン!! 鶴丸あや…最後の危機」
第9シリーズ(2013年)
[編集]- 第1話「土壌汚染問題が絡んだ殺人事件!!」
- 第2話「OL殺害事件発生!!」
- 第3話「ヤミ金業者殺人事件発生!!」
- 第4話「若者5人が暮らすシェアハウスで放火事件が発生!」
- 第5話「鶴丸あやVS女弁護士」
- 最終話「あやの身に最大の危機が…!」
エピソード
[編集]京都地検の女全シリーズのレギュラー出演者で2014年3月30日における蟹江敬三の死でSNS等に追悼の言葉を残したのは、以下の通り。
- 2006年放送第3シリーズで司法修習生出口役を演じた須藤公一の4月4日付の公式Twitter[14]。なお須藤はNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」(2013年5月13日放送の第40話)で蟹江と共演した。
- 2004年放送第2シリーズレギュラー、2013年第9シリーズ最終話ゲスト出演した蟹江演じる高原の息子荻原良役を演じた松尾敏伸の4月6日付の公式ブログ[15]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 第6シリーズ第1話より。
- ^ 第6シリーズ最終話、定食屋での発言より。
- ^ 2012年8月30日放送分より。
- ^ 実際、警視庁・北海道警・大阪府警・京都府警・神奈川県警などの大規模警察本部の捜査一課は内部部局が多岐に亘るため、同じ捜査一課所属でも面識が一切無い場合が少なくない。
- ^ 第6シリーズ第8話にて別役ではあるが、同じく法曹界を目指すも自身が痴漢被害となってしまった事件にて冤罪を生み出しかねない役としてゲスト出演をしている。
- ^ 海外留学をしていた時下宿先の家族が交通事故に巻き込まれ相手に謝罪した為高い賠償金を支払う事になった。その事がきっかけである(第9シリーズ 第4話)。
- ^ 本来は冨田翔が荻原良役でレギュラー出演の予定だった(『TVステーション』2004年11月「新着!2005年冬の新ドラマ先取りリスト」より)。しかし、当時体調不良で降板となっている。
- ^ 2008年他界。2006年の地検第3シリーズが最後のドラマレギュラー出演になる。公式ページにはそんな神戸のメッセージが残っていた(現在は削除)。
- ^ a b 括弧内は公式サイトのサブタイトル。
- ^ 第9シリーズにおいて、成増の娘・友子(二代目)役としてレギュラー出演。鶴丸あやの家に居候をし、この回同様に司法試験を受験し法曹界を目指す。
出典
[編集]- ^ a b “名取裕子、好感度急上昇のワケも“主婦の勘”で解決”. ORICON STYLE (2013年9月5日). 2016年4月4日閲覧。
- ^ “大杉漣が新メンバーに!「京都地検の女」第8弾が7月からスタート!!”. Smartザテレビジョン (2012年5月23日). 2015年5月1日閲覧。
- ^ “橋爪功と名取裕子が喋ると周囲がビビってしまう理由とは”. 週刊女性PRIME. (2015年7月30日) 2016年4月4日閲覧。
- ^ プロフィール - ぐるうぷ香住(アーカイブ)
- ^ プロフィール - オフィス松田(アーカイブ)
- ^ プロフィール - キリンプロ(アーカイブ)
- ^ プロフィール - キリンプロ(アーカイブ)
- ^ a b ドラマ - 舞夢プロ
- ^ プロフィール - エヌ・エー・シー(アーカイブ)
- ^ プロフィール - ラッシュアップ
- ^ プロフィール - WAC(アーカイブ)
- ^ プロフィール - 野村誠一ウイングスジャパン(アーカイブ)
- ^ プロフィール - エヌ・エー・シー(アーカイブ)
- ^ 須藤公一 - Twitter 2014年4月4日
- ^ “蟹江敬三さん..”. 松尾敏伸オフィシャルブログ「遅ればせながら・・松尾敏伸です」. CyberAgent (2014年4月6日). 2015年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月6日閲覧。