中島駅 (広島県)
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(安芸中島駅から転送)
中島駅* | |
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ホーム(2008年7月) | |
なかしま Nakashima | |
◄JR-B12 上八木 (1.4 km) (1.4 km) 可部 JR-B14► | |
所在地 | 広島市安佐北区可部南一丁目3-18 |
駅番号 | JR-B13 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■可部線 |
キロ程 |
12.6 km(横川起点) 広島から15.6 km |
電報略号 | ナカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
789人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)6月12日[1] |
備考 | |
中島駅(なかしまえき)は、広島県広島市安佐北区可部南一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅である。駅番号はJR-B13。
歴史
[編集]- 1911年(明治44年)6月12日:大日本軌道広島支社線(当時)太田川橋(現・上八木駅) - 可部駅間延伸時に中島停留場(なかしまていりゅうじょう)として開設(旅客駅)[1]。
- 1919年(大正8年)3月11日:大日本軌道広島支社線が可部軌道へ譲渡され、同社の停留場となる。
- 1926年(大正15年)5月1日:可部軌道が広島電気に合併され、同社の停留場となる。
- 1931年(昭和6年)7月1日:広島電気線が広浜鉄道へ譲渡され、同社の停留場となる。
- 1936年(昭和11年)9月1日:広浜鉄道国有化、鉄道省可部線所属となり、安芸中島駅(あきなかしまえき)に改称[2]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:営業休止[1]。
- 1956年(昭和31年)6月1日:中島駅(なかしまえき)に改称し営業再開[1]。旅客のみを取り扱う駅員無配置駅[3]。
- 1972年(昭和47年)9月1日:国鉄(→JR)特定都区市内制度が広島市に導入されたが、当駅は「広島市内」の駅から除外[4][注釈 1]。
- 1973年(昭和48年)5月1日:国鉄(→JR)特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2005年(平成17年)10月1日:4両編成列車広島側1両でドアカット開始。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)3月15日:4両編成列車ドアカット解消。
- 2014年(平成26年)8月20日:平成26年8月豪雨により広島市で土砂災害が発生。緑井駅 - 可部駅間で8月31日まで運転を見合わせた[6][7][8][9]。
駅構造
[編集]可部方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。
無人駅。駅舎は無く、直接ホームに入る形となっている。入口付近に自動券売機と簡易式自動改札機が設置されている。小さいながらも待合所があり、風雨を凌ぐことは可能。なおトイレは、待合所隣に独立して設置されている。
ホームはカーブとなっており、列車とホーム間が広く開いている所がある。2005年10月 - 2008年3月14日までは、4両編成列車広島側1両が締切扱いとなっていたが、同年3月15日以降は七軒茶屋駅及び上八木駅が4両編成列車に対応するためホーム延伸工事を行い、全ドアが開くようになった。
ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JR特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
利用状況
[編集]以下の情報は、「広島市統計書」及び「広島市勢要覧」に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1968年(昭和43年) | 241.4 | 176,250 | 162,870 | 13,380 |
1969年(昭和44年) | 230.6 | 168,304 | 158,156 | 10,148 |
1970年(昭和45年) | 193.5 | 141,280 | 132,322 | 8,958 |
1971年(昭和46年) | 168.5 | 123,355 | 109,756 | 13,599 |
1972年(昭和47年) | 138.3 | 100,967 | 88,280 | 12,687 |
1973年(昭和48年) | 147.5 | 107,682 | 89,610 | 18,072 |
1974年(昭和49年) | 168.7 | 123,184 | 104,506 | 18,678 |
1975年(昭和50年) | 165.4 | 121,095 | 99,834 | 21,261 |
1976年(昭和51年) | 195.8 | 142,924 | 120,654 | 22,270 |
1977年(昭和52年) | 188.0 | 137,251 | 115,292 | 21,959 |
1978年(昭和53年) | 181.1 | 132,190 | 116,678 | 15,512 |
以上の 1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 193 |
1980年(昭和55年) | 191 |
1981年(昭和56年) | 173 |
1982年(昭和57年) | 173 |
1983年(昭和58年) | 190 |
1984年(昭和59年) | 191 |
1985年(昭和60年) | 194 |
1986年(昭和61年) | 274 |
1987年(昭和62年) | 376 |
1988年(昭和63年) | 422 |
1989年(平成 元年) | 450 |
1990年(平成 2年) | 491 |
1991年(平成 3年) | 574 |
1992年(平成 4年) | 650 |
1993年(平成 5年) | 772 |
1994年(平成 6年) | 709 |
1995年(平成 7年) | 740 |
1996年(平成 8年) | 776 |
1997年(平成 9年) | 775 |
1998年(平成10年) | 775 |
1999年(平成11年) | 743 |
2000年(平成12年) | 575 |
2001年(平成13年) | 482 |
2002年(平成14年) | 264 |
2003年(平成15年) | 211 |
2004年(平成16年) | 226 |
2005年(平成17年) | 234 |
2006年(平成18年) | 483 |
2007年(平成19年) | 497 |
2008年(平成20年) | 500 |
2009年(平成21年) | 499 |
2010年(平成22年) | 513 |
2011年(平成23年) | 524 |
2012年(平成24年) | 553 |
2013年(平成25年) | 546 |
2014年(平成26年) | 562 |
2015年(平成27年) | 631 |
2016年(平成28年) | 772 |
2017年(平成29年) | 816 |
2018年(平成30年) | 867 |
2019年(令和 元年) | 887 |
2020年(令和 2年) | 720[10] |
2021年(令和 3年) | 789[11] |
2022年(令和 4年) | 764[12] |
- 乗車数グラフ
駅周辺
[編集]- 国道183号(可部街道)
- 国道54号(可部バイパス)
- 広島県道70号広島中島線
- 可部自動車学校
- 可部公共職業安定所
- 広島市立安佐市民病院
- 広島文教大学
- 広島文教大学附属高等学校
- 広島市立可部南小学校
- 可部中島郵便局
- 広島銀行可部支店可部南出張所
- JR西日本広島支社可部変電所
バス路線
[編集]国道183号(可部街道)沿いに中島駅口バス停、広島県道70号広島中島線沿いに中島バス停があり、広島交通[13]・広電バス[14]が発着している。
- 中島駅口 バス停(可部駅前方面)
-
- 72
桐陽台 ()・大林線(広島交通) 可部駅前方面 - 72
南原 ()線(中緑井経由)(広島交通) 可部駅前方面 - 72 上根・吉田線(広電バス) 可部駅前方面
- 73 勝木線(広島交通) 可部駅前方面
- 73 豊平・琴谷線(広電バス) 可部駅前方面
- 74 三段峡線(広電バス) 可部駅前方面
- 74-1(広島交通) 上原方面
- 72
- 中島 バス停(可部駅前方面)
-
- 30,32 可部・深川線(広島交通) 可部駅前・桐陽台・大林車庫方面
- 可部・高陽団地線(広島交通) 可部駅前・桐陽台方面 平日3便
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、281頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1936-08-28). “鉄道省告示 第254号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2898) .
- ^ 「通報 ●可部線中島駅設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1956年5月30日、3面。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1972年10月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年5月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
- ^ 8月16日から続く大雨等による被害状況について(第6報) (PDF) - 国土交通省 災害情報、2014年8月20日 15:00現在
- ^ 広島大規模土砂災害で可部線など不通 - レスポンス 2014年8月20日
- ^ 『可部線 路線バスによる代行輸送のお知らせ』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2014年8月22日 。
- ^ 『可部線(緑井〜可部駅間)の運転再開について』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2014年8月29日 。
- ^ 広島市統計書(令和3年版)
- ^ 広島市統計書(令和4年版)
- ^ 広島市統計書(令和5年版)
- ^ 広島市内路線バスのご案内 広島交通
- ^ バス情報 路線バス 広電バス
参考文献
[編集]- 各 広島市統計書
- 各 広島市勢要覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中島駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道