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小室重弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小室 重弘(こむろ しげひろ、1858年安政5年[注釈 1]9月[1][2])- 1908年明治41年)6月13日[1][3])は、明治期のジャーナリスト政治家詩人衆議院議員。号・屈山[4]

経歴

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武蔵国江戸、のちの東京府豊多摩郡千駄ヶ谷町[2]東京市渋谷区を経て現東京都渋谷区)の宇都宮藩江戸藩邸で同藩士の家に生まれる[5]漢籍を修めた[1][2][4]

佐久山自由民権運動を進めた[3][5]田中正造の要請で栃木新聞(現下野新聞)幹事に就任し[1][2][3][4][5]栃木県会書記となる[5]。国会開設運動に加わる[5]。1881年(明治14年)自由新聞に転じ[1][2][5]、新中新報に移った[5]。その後、長野県で活動[5]。1889年(明治22年)新愛知新聞主筆に就任した[4][5]

1894年(明治27年)3月、第3回衆議院議員総選挙(愛知県第2区、自由党)で初当選し[5][6]、その後、第5回総選挙まで再選され、衆議院議員に連続3期在任した[1][2]

1906年(明治39年)山陽新報(現山陽新聞)主筆となり[1][2][3][4][5]やまと新聞社に転じた[3][5]。その後病を患い、1908年6月に病死した[3]

国政選挙歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 『栃木県歴史人物事典』267頁では1857(安政4)。

出典

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  1. ^ a b c d e f g 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』249頁。
  2. ^ a b c d e f g 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』180頁。
  3. ^ a b c d e f 『明治過去帳』新訂初版、1078頁。
  4. ^ a b c d e 『日本現今人名辞典』こノ20頁。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『栃木県歴史人物事典』267-268頁。
  6. ^ a b 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』25頁。
  7. ^ a b 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』86頁。
  8. ^ a b 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』15頁。

参考文献

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  • 『日本現今人名辞典』日本現今人名辞典発行所、1900年。
  • 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 大植四郎編『明治過去帳』新訂初版、東京美術、1971年(原著私家版1935年)。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 『栃木県歴史人物事典』下野新聞社、1995年。