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岐阜県立岐阜高等学校

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岐阜高校から転送)
岐阜県立岐阜高等学校
正門から見た岐阜高校新校舎
地図北緯35度25分30.2秒 東経136度44分46.9秒 / 北緯35.425056度 東経136.746361度 / 35.425056; 136.746361座標: 北緯35度25分30.2秒 東経136度44分46.9秒 / 北緯35.425056度 東経136.746361度 / 35.425056; 136.746361
過去の名称 遷喬館
岐阜縣第一中學校
国公私立の別 公立高校
設置者 岐阜県の旗 岐阜県
学区 岐阜学区
併合学校 岐阜県岐阜第一高等学校
岐阜県岐阜女子高等学校
校訓 百折不撓・自彊不息
設立年月日 1873年明治6年)11月4日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 単位制
設置学科 普通科
学期 2学期制
学校コード D121220100018 ウィキデータを編集
高校コード 21101A
所在地 500-8889
岐阜県岐阜市大縄場三丁目1番地
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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岐阜県立岐阜高等学校の位置(岐阜県内)
岐阜県立岐阜高等学校

岐阜県立岐阜高等学校(ぎふけんりつ ぎふこうとうがっこう)は、岐阜県岐阜市大縄場三丁目に所在する県立高等学校。通称は、「岐高」(ぎこう)。

概要

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開校

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  • 1873年明治6年)11月4日に開校。
    • 通称は岐高、読み方は“ぎこう”である。
    • 創立以来、自主・自律を旨とし、文武両道を目標としている。

校訓

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  • 百折不撓(幾度失敗しても志をまげないこと)
  • 自彊不息(自ら努め励んでやまないこと)

校章

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  • の花と「髙」(はしご高)の文字を組み合わせたデザインである。1948年昭和23年)に現在の校章となった。

アクセス

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沿革

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岐阜中学校

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  • 1873年2月 - 岐阜米屋町尾張藩支庁跡に創立して仮中学と称し、11月4日に開校式を挙行。
  • 1874年5月30日 - 遷喬館と改称し、9月7日に開校。
  • 1878年5月11日 - 岐阜県第一中学校と改称。今泉村に移転。
  • 1891年10月29日 - 濃尾地震で校舎5棟倒壊。
  • 1899年4月1日 - 中学校令の改正にともない、岐阜県岐阜中学校と改称し、分校であった斐太大垣東濃の3つの中学校が独立。
  • 1912年2月 - 校歌完成。
  • 1938年4月14日 - 大縄場現在地に移転。
  • 1945年7月9日 - 岐阜空襲により校舎の大半を消失。
  • 1946年10月25日 - 昭和天皇が行幸する(戦災状況及び勉学状況視察のため)。
  • 1948年4月1日 - 新学制実施により岐阜県岐阜第一高等学校となり、女子の入学可に。

岐阜高等女学校

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  • 1900年4月 - 岐阜市立高等女学校が認可され、本科と技芸専修科を設置。5月15日に開校式。
  • 1903年4月1日 - 岐阜県立岐阜高等女学校に変わり開校。6月25日に開校式。
  • 1942年3月15日 - 岐阜市雲雀ヵ丘校舎に移転。
  • 1945年7月9日 - 岐阜空襲により記念館以外の全校舎を消失。
  • 1947年4月1日 - 学制改革により中学校を併設。
  • 1948年4月1日 - 新学制実施により岐阜県岐阜女子高等学校となる。

岐阜高等学校

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特色

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学区

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岐阜県では、平成30(2018)年度の県立高校入試から学区を廃止[5]したため、県内全域から進学が可能である。平成29(2017)年度までは、岐阜県は岐阜、西濃、東濃、美濃、飛騨、可茂の6地区に学区が分けられており、岐阜高校は岐阜学区に属していた。岐阜学区は岐阜市だけでなく各務原市笠松町岐南町羽島市瑞穂市北方町本巣市山県市とされていた。

教育面の特色

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岐阜県の高校では一般的な二期制を実施している。また、2018年度入学生より単位制高等学校(全日制課程普通科)として改編され、それとともに2002年度まで行われていた授業時間確保のため65分×5限の授業が、60分×6限の授業へと変更になった。一般的な進学校に見られる授業時間外に全員参加で行う補習や課外などは一切なく、朝や放課後はもちろんのこと土曜日や長期休暇なども完全な休日となっている(但し、年に3回以上休日に学年単位で全員参加の校外模試で登校することがある)。一方、意欲のある者には放課後の課題講座が開講されていたり、「朝の読書」の実施(2014年度より一定期間のみとなった)、「総合的な学習」の時間(校内ではFuture Planning Time、略してFPTと称す)に大学研究やフィールドワーク・小論文学習の実施などが行われている。夏季休業中の課題講座は高校で行われ、各科目ごとの講座のほか、センター試験対策や東大攻略、京大攻略、名大攻略といった大学別の講座も開かれており、これらの講座は個人で自由に受講できるシステムになっている。

学校設備

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長良川左岸堤防より

第一期鉄筋コンクリート製校舎

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使用時期 は。1966年[6] - 2012年。

2005年から2006年にかけて、耐震強度についての検査を行ったところ基準に満たなかった為に耐震工事を行った。2005年に一部の教室にエアコンが取り付けられた。2006年には、体育館にアスベスト(石綿)の使用が確認され除去工事が行われた。

第二期鉄筋コンクリート製校舎

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使用時期は2009年[2] - 現在。

2008年から2012年にかけて、40年以上経ち老朽化の進んだ校舎[6]や体育館の解体、そして新校舎の建設が行われた。

2013年にはグラウンドの水捌けの悪さを改善する為、グラウンド改修が行われ、その際にテニス場やバレーボール場も新装された。

その他

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林間学舎(正式な愛称は「友學館[7])を北アルプス山麓に保有しており、1年生の夏期休業時に3日間ほどの日程で林間学舎活動が行われる。

学校行事

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4月に対面式、5月に年1回の球技大会が行われる。岐高祭と呼ばれる学校祭は9月上旬に、生徒会を中心に行われる。日程としては2日間の文化祭、その翌日に体育大会が催されている。文化祭の前1週間は午前授業となり、午後からを文化祭準備にあてているほど、一年で最大のイベントとして位置づけられている。特別行事としては、各学年とも4月に遠足があり、1年次には、夏季休業期間に入って間もなく(7月下旬に)、焼岳山麓の林間学舎へ宿泊研修を行う。また2年次には、長崎、福岡への修学旅行が行われる。

部活動

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実績など

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囲碁将棋部は第21回全国高等学校将棋選手権大会で団体優勝している。

クイズ研究部は第24回全国高等学校クイズ選手権で優勝している。

校内で選抜を受けたメンバーを中心に科学の甲子園に第一回から毎年参加している。第6回科学の甲子園では優勝している。

有志のメンバーで構成される海外研究部は、模擬国連、英語ディベートなどに参加している。第12回全日本高校模擬国連大会では山下・辻ペアが審査員特別賞を受賞し、高校模擬国連国際大会の行われるニューヨークへ派遣された。

硬式野球部は戦後まもなくの第31回全国高等学校野球選手権大会で準優勝の経験があるほか、昭和53年の第50回選抜高等学校野球大会に出場し、2回戦まで進んでいる。尚、1915年の第1回全国中等学校優勝野球大会から現在まで毎年地区大会に皆勤出場をしている全国でも15校の内の1校。岐阜県内では唯一の高校である。

常設の応援団(正式名は應援團)を持ち、野球の応援や壮行会、岐高祭などで代々続く応援をしている。また、応援団とは別にチアリーディングも持っており、野球や岐高祭の応援をしているが、2017年より應援團女子として局に昇格した。

音楽部は第52回全日本合唱コンクール全国大会(1999年)に中部代表として初出場で金賞を受賞して以来、中部大会止まりだった2002年を除き、2010年まで全国大会に連続出場を果たした。第57回大会(2004年)において金賞および文部科学大臣奨励賞を受賞し、第59回大会(2006年)、第60回大会(2007年)において金賞および 文部科学大臣賞を受賞した。さらに第76回NHK全国学校音楽コンクール(2009年)においても全国大会出場を果たしている。

2022年7月1日にデビューしたHC85系の特急『ひだ』における高山線の車内放送においてESS部が協力をした[8][9]

硬式野球部顧問が部員に対して体罰を行ったとして、2019年12月26日に岐阜県立教育委員会から3ヶ月の減給懲戒処分が下されている。

水泳部は男性を中心に人気がある。女子はバレー部バスケ部が人気であり、それを体験型(エコツーリズム)の一環として観光している男性が多い。

運動系部活動

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  • 剣道部
  • 硬式野球部
  • サッカー部
  • 柔道部
  • 水泳部
  • ソフトテニス部
  • 卓球部
  • テニス部
  • 軟式野球部
  • バスケットボール部
  • バドミントン部
  • バレーボール部
  • ハンドボール部
  • 陸上競技部
  • 体操部(2003年に廃部)

文化系部活動

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  • 囲碁・将棋部
  • 演劇部
  • 音楽部
  • 華道部
  • クイズ研究部
  • 茶道部
  • 自然科学部
    • 化学班
    • 生物班
    • 物理班
  • 写真部
  • 書道部
  • 吹奏楽部
  • 調理部
  • ESS部
  • 美術部
  • 文芸部

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  • 図書局
  • 放送局
  • 應援團女子

その他

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  • 應援團
  • 家庭クラブ

著名な出身者

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政界

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官界

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法曹界

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経済界

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学術界

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文化界

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芸能界

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マスコミ界

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スポーツ界

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その他

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進路状況

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2022年令和4年)春・主な大学の合格実績(浪人生含む)
国公立大学 私立大学
東京大学 13名 早稲田大学 36名
京都大学 22名 慶應義塾大学 18名
一橋大学 0名 上智大学 3名
北海道大学 9名 東京理科大学 52名
東北大学 3名 明治大学 35名
名古屋大学 51名 立教大学 6名
大阪大学 12名 法政大学 9名
九州大学 5名 中央大学 22名
神戸大学 3名 青山学院大学 10名
名古屋工業大学 13名 同志社大学 85名
岐阜大学 35名 立命館大学 135名
名古屋市立大学 19名 南山大学 102名

[15]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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