日髙暖己
広島東洋カープ #70 | |
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オリックス・バファローズ時代 (2023年7月8日、紀三井寺野球場にて) | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 宮崎県日向市 |
生年月日 | 2004年9月16日(20歳) |
身長 体重 |
183 cm 74 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2022年 ドラフト5位 |
年俸 | 450万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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日髙 暖己(ひだか あつみ、2004年9月16日 - )は、宮崎県日向市出身[2]のプロ野球選手(投手)。右投左打。広島東洋カープ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]長崎県で生まれ、生後4か月で宮崎県に転居する[3]。日向市立細島小学校1年生の時に細島スポーツ少年団でソフトボールを始める[3]。日向市立富島中学校時代は軟式野球部に所属し、遊撃手としてプレーした[2][3]。
宮崎県立富島高等学校では、投手兼遊撃手として1年秋からベンチ入り[4]。2年になると、山本由伸のフォームを参考にして急成長し、秋から本格的に投手に転向する[4]。3年夏の宮崎大会では5試合を投げ抜き自責点はわずか2で[5]、決勝の宮崎西戦では、91球で完封勝利と、100球未満で完封する「マダックス」を達成し、同校を2度目の夏の甲子園出場に導いた[3]。第104回全国高等学校野球選手権大会では2回戦で下関国際相手に5失点し敗退するが、この試合で9回を投げ切り9奪三振と粘りの投球も見せた[2]。
2022年10月20日に行われたドラフト会議にて、オリックス・バファローズから5位指名を受け[2]、11月19日に日向市内で入団交渉を行い、契約金3500万円、年俸450万円で契約合意した。背番号は47[6]。担当スカウトは縞田拓弥[7]。
オリックス時代
[編集]2023年は一軍登板はなかったものの、ウエスタン・リーグ公式戦12試合に登板し、20回を投げ、1勝1敗、防御率3.15の成績を挙げた[8]。シーズン終了後はみやざきフェニックス・リーグや[9]アジア・ウインターリーグに参加した[10]。
広島時代
[編集]2024年1月5日、FAでオリックスに移籍した西川龍馬の人的補償として、広島東洋カープへの移籍が発表された[11][12][13]。高卒2年目、19歳の選手が人的補償によって移籍するのは奥村展征と並んで最年少となる。1年目のオフに人的補償として移籍するのは前述の奥村、尾仲祐哉に続いて3人目[14]。背番号は70。日本人選手が広島で背番号70をつける初めての事例となった。
2024年は一軍登板は果たせなかった。
選手としての特徴
[編集]最速148km/hの直球とフォークボール、縦のスライダー、シンカー気味に落ちるチェンジアップ、ツーシームを投げ打者をねじ伏せる投球スタイル[5][15]。
日髙がテイクバックを参考にしている点や、同じ宮崎県の高校出身という点などから元チームメイトの山本由伸になぞらえて「由伸2世」と呼ばれている[16]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 47(2023年)
- 70(2024年 - )
脚注
[編集]- ^ 「広島 - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月10日閲覧。
- ^ a b c d “【ドラフト】富島・日高暖己はオリックスが5位指名 同郷・山本由伸の投球フォーム参考に急成長”. 日刊スポーツ (2022年10月20日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ a b c d “富島3年ぶり2度目の夏切符 プロ注目の日高暖己91球完封で「マダックス」達成/宮崎”. 日刊スポーツ (2022年7月27日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ a b “【オリックス】富島高・日高暖己を指名も…148キロ右腕は“山本由伸2世”ダイヤの原石”. スポーツ報知 (2022年10月20日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ a b “富島高・日高投手に期待 20日ドラフト会議 制球力、落差あるフォーク注目”. 読売新聞 (2022年10月18日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ “オリックス5位、富島高の日高投手が仮契約 「しっかり活躍したい」”. 朝日新聞 (2022年11月19日). 2022年12月18日閲覧。
- ^ “オリックス・ドラ5の富島高・日高暖己投手が仮契約「勝利に貢献を」”. 毎日新聞 (2022年11月19日). 2022年12月19日閲覧。
- ^ “2023年度 オリックス・バファローズ 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2024年1月5日閲覧。
- ^ 「「ここからポストシーズンに呼ばれる場合もある!」オリックス宜保翔、平野大和ら22選手が9日開幕フェニックスリーグへ」『西スポWEB OTTO!』2023年10月6日。2024年1月5日閲覧。
- ^ 「オリックス・日高暖己「まっすぐ磨きたい」アジアウインターLで手応え」『サンスポ』2023年12月28日。2024年1月5日閲覧。
- ^ “人的補償について”. 広島東洋カープ (2024年1月5日). 2024年1月14日閲覧。
- ^ “広島がオリックスから19歳右腕・日高を獲得 西川龍馬の人的補償…入団から1年で移籍”. Full-Count (2024年1月5日). 2024年1月5日閲覧。
- ^ “【広島】FA移籍した西川龍馬の人的補償で“由伸2世”を獲得 19歳右腕・日高暖己”. スポーツ報知. (2024年1月5日) 2024年1月5日閲覧。
- ^ 織田健途 (2024年1月5日). “【メモ】FA人的補償は日高で35人目 入団1年目オフは巨人奥村、DeNA尾仲に次いで3人目”. 日刊スポーツ. 2024年1月5日閲覧。
- ^ “日高 暖己(富島)”. 高校野球ドットコム. 2022年12月19日閲覧。
- ^ “【広島】FA移籍した西川龍馬の人的補償で“由伸2世”を獲得 19歳右腕・日高暖己”. スポーツ報知 (2024年1月5日). 2024年1月5日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 日髙暖己 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)