桐生が岡公園
表示
(桐生が岡動物園から転送)
桐生が岡公園 | |
---|---|
分類 | 都市公園(総合公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯36度25分25.4秒 東経139度20分27.6秒 / 北緯36.423722度 東経139.341000度座標: 北緯36度25分25.4秒 東経139度20分27.6秒 / 北緯36.423722度 東経139.341000度 |
面積 | 10.80ha |
運営者 | 桐生市(桐生が岡遊園地は、指定管理者の公益財団法人桐生市スポーツ文化事業団[1] |
公式サイト | 桐生が岡動物園 桐生が岡遊園地 |
桐生が岡公園(きりゅうがおかこうえん)は、群馬県桐生市宮本町、西久方町に位置している桐生市立の都市公園(総合公園)である[2]。
公園は、桐生市が直営で管理する動物園と指定管理者の財団法人桐生市スポーツ文化事業団が管理する遊園地からなっており、桜の名所として知られる。市民からは「岡公園」と略称されることが多い。
概要
[編集]桐生市中心部にある丘陵地に位置する。展望台や観覧車からは市内を一望できる。公園の名称は西安楽土から下久方にかけての丘陵地一帯を桐生が岡と呼んだことに由来する。
動物園は1952年(昭和27年)に、全国に先駆け野生動物救護の取り組みを始めた事から、桐生が岡動物園が日本最初の鳥獣保護センターとされている。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年) - 桐生町営公園として開園。
- 1952年(昭和27年) - 野生動物救護の取り組みを開始。
- 1953年(昭和28年) - 桐生が岡動物園が開園。
- 1971年(昭和46年) - 桐生が岡遊園地が開園[3]。
- 2007年(平成19年) - テレビドラマ『未来遊園地』『未来遊園地II』の撮影にロケ地として動物園を除く園内が使用された。この際「番組スポンサーが遊園地内の一部施設の改装費用も出資する」という試みがなされた撮影だったため、実際に改修された。また、ドラマ放映後、ストーリー内で行われたイベントを再現する形で、花火や祭りが行われた。
- 2009年(平成21年) - テレビドラマ『鉄道捜査官スペシャル』の撮影に使われる。
- 2014年(平成26年) - テレビドラマ『セーラーゾンビ』(テレビ東京系)の撮影に使われる。
- 2017年(平成29年)4月4日 - アジアゾウのイズミが国内最年長(推定年齢61歳11カ月)で亡くなる[4]。
- 2018年(平成30年) - テレビドラマ『探偵が早すぎる』(日本テレビ系)の撮影に使われる。
- 2024年(令和6年) - ミュージックビデオ『We GO』(ケツメイシ)の撮影に使われる[5][6]。
桐生が岡動物園
[編集]桐生が岡動物園 | |
---|---|
施設情報 | |
正式名称 | 未来へはばたけ 山田製作所 桐生が岡動物園 |
愛称 | 岡公園 |
前身 | 町営桐生ヶ岡公園 |
所有者 | 桐生市 |
面積 | 41,000m2 |
開園 | 1953年4月1日[7] |
所在地 |
〒376-8501 群馬県桐生市織姫町1番1号 |
加盟 | 公益社団法人日本動物園水族館協会 |
公式サイト | 公式サイト |
動物園施設・動物一覧
[編集]飼育動物数
[編集]施設とその動物
[編集]- ペンギン舎
- フラミンゴ池・フラミンゴ前広場
- ホロホロチョウ舎
- ホロホロチョウ、ホオジロカンムリヅル
- ライオン舎
- サル舎
- シカ放飼場
- ムフロン放飼場
- ヤギ放飼場
- ヒツジ放飼場
- サル山
- レッサーパンダ舎
- クモザル舎
- トビ舎
- キリン舎
- カンガルー舎
- タヌキ山
- クジャク舎
- マーラ舎
- 猛禽舎
- ミーアキャット舎
- カピバラ舎
- 水鳥舎
- インコ舎
- 水族館
- こどもどうぶつコーナー
- バックヤード(非展示)
- 女神像広場
- T-6 (航空機・初代)
かつて存在した施設
[編集]- 小動物舎
- ウサギの城
- イノシシ舎
- クマ舎
- ゾウ舎
- ワラビー舎
- クロヅル舎
- ウ舎
- ポニー舎
- 鶏舎
- 水鳥池
過去展示していた動物
[編集]- 哺乳類
- 鳥類
- 爬虫類
- 両生類
- 魚類
ギャラリー
[編集]-
売店
-
猿山
-
フラミンゴ
-
ペンギン
-
南門前にある飛行機
桐生が岡遊園地
[編集]桐生が岡遊園地 | |
---|---|
全景 | |
施設情報 | |
正式名称 | アースケア桐生が岡遊園地 |
愛称 | 岡公園 |
管理運営 | 桐生市 |
所在地 |
〒376-0056 桐生市宮本町4丁目1番1号 |
公式サイト | 公式サイト |
遊園地施設
[編集]- ミニレール[3]
- スカイヘリ
- メリーゴーラウンド
- 観覧車(命名権により「桐大ようちえんダイヤモンドビュー」の愛称がある)
- アドベンチャーシップ
- サイクルモノレール
- 展望台
- ゲームコーナー
- 国鉄C12形蒸気機関車
- コイン式乗り物
かつて存在した施設
[編集]- アストロジェット
- 銀河鉄道
- コーヒーカップ
- スイマー
- チェンタワー
- トラバンド
- ウェーブメルヘンカップ - 老朽化に伴い、2022年10月31日をもって営業を終了した。最終日には無料開放された[8]。撤去工事を経て2023年3月24日より同じ場所に「ウォーターシューティングライド」が運行される予定。
ギャラリー
[編集]-
バイキング
-
ミニモノレール
-
サイクルモノレール
-
スカイヘリ
-
ウェーブメルヘンカップ(2022年10月31日をもって営業終了したもの)
交通
[編集]鉄道
[編集]- JR両毛線 桐生駅北口から山手通りを梅田方面へ徒歩約20分。
- 上毛電気鉄道上毛線 西桐生駅から山手通りを梅田方面へ徒歩約15分。
- 山手通り沿いにある西宮神社の脇の石段を上ると女神像広場(動物園南門)へ到着する。
自動車
[編集]- 北関東自動車道 伊勢崎ICから国道17号上武道路を経由し、桐生伊勢崎線を桐生方面へ約40分。
- 東北自動車道 佐野藤岡ICから国道50号を経由し、桐生岩舟線を桐生方面へ約50分。
- 山手通りから村松通りへ進み、杉戸商店の脇の坂道を上ると駐車場へ到着する。
脚注
[編集]- ^ 桐生市指定管理者制度について 桐生市役所 2016年(平成28年)4月6日更新、同年7月10日閲覧。
- ^ 都市公園一覧 桐生市役所 平成28年6月24日更新、同年7月10日閲覧。
- ^ a b “真砂工業製モノレールのミニレール設置”. ゲームマシン. アミューズメント通信社 (216): p. 7. (1983年7月15日). 1983-07-15
- ^ “「新たなゾウ 難しい制約」 イズミの死で桐生市長”. 上毛新聞. (2017年4月18日) 2017年4月22日閲覧。
- ^ (日本語) ケツメイシ「We GO」ミュージックビデオ Video 2024年1月12日閲覧。
- ^ “「We GO」1/12(金)21:30 MVプレミア公開決定!”. NEWS. (2024年1月12日) 2024年1月13日閲覧。
- ^ a b 桐生が岡動物園の施設紹介 桐生市役所 平成28年7月1日更新、同年7月10日閲覧。
- ^ “ありがとう、メルヘンカップ―。桐生が岡遊園地で運航最終日に無料開放”. 上毛新聞(2022年10月21日付). 2022年12月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]