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父島基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
父島基地分遣隊
JMSDF Chichijima Naval Base
父島基地分遣隊正門
父島基地分遣隊正門
位置
地図
所在地 東京都小笠原村父島字大根山
座標 北緯27度5分28秒 東経142度11分27秒 / 北緯27.09111度 東経142.19083度 / 27.09111; 142.19083座標: 北緯27度5分28秒 東経142度11分27秒 / 北緯27.09111度 東経142.19083度 / 27.09111; 142.19083
概要
主要部隊 横須賀地方隊
面積 約23km2

開設年 1968年(昭和43年)6月26日
テンプレートを表示
海上自衛隊 父島基地
LCAC(ホバークラフト)が上陸中
沖合におおすみ型輸送艦くにさき」が停泊中 2016.9.22撮影
水上機も係留できる父島ヘリポート
救急医療を必要とする患者はここからヘリコプターで硫黄島に搬送される

父島基地(ちちじまきち、JMSDF Chichijima Naval Base)は、東京都小笠原村父島に所在する海上自衛隊基地である。二見港の西部に位置し、横須賀地方隊隷下の父島基地分遣隊が置かれている。

主な任務は、小笠原諸島に急患が発生した場合に救難飛行艇US-1AUS-2)や救難機により患者を内地の病院へ搬送する急患輸送支援、 基地周辺に災害が発生した場合に災害救助及び復旧等に対応する災害派遣及び海上自衛隊艦船に対する休養・補給のための基地として使われている。ただし、父島二見港は水深が浅いため、大型艦は沖合に錨泊(錨泊地は「二見泊地」と呼ばれている[1])し、搭載艇による上陸となる。また、飛行艇用の揚陸スロープも設置されており、救難飛行艇が利用するほか四半期に一回の輸送艦による常続補給の際、エアクッション艇の上陸にも用いられる[2]

沿革

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配置部隊

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  • 父島基地分遣隊(総務科・警備科・管理科・通信所)

歴代分遺隊長

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歴代分遺隊長(特記ない限り2等海佐
氏名 在任期間 前職 後職 備考
  奥村武士      
 37 清水賢太郎   海上自衛隊幹部学校図演装置運用課   

エピソード

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脚注

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  1. ^ 海上自衛隊の使用する船舶の定係港を定める訓令
  2. ^ 父島基地分遣隊 (2020年12月14日). “常続補給、くにさき艦艇見学” [父島基地分遣隊_父基分の日常]. 2021年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ2023年12月12日閲覧。
  3. ^ a b 【安倍日誌】”. 産経新聞 (2013年4月16日). 2017年4月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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