第2護衛隊群
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第2護衛隊群 | |
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第2護衛隊群司令部ロゴマーク | |
創設 | 1954年(昭和29年)7月1日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 海上自衛隊 |
部隊編制単位 | 群 |
兵種/任務 | 艦隊 |
所在地 | 長崎県 佐世保市 |
上級単位 | 護衛艦隊 |
第2護衛隊群(だいにごえいたいぐん、英称:Escort Flotilla 2 )とは、海上自衛隊の護衛艦隊隷下の護衛艦部隊(護衛隊群)の一つであり、部隊は佐世保基地及び横須賀基地に配備されている。 群司令は海将補(二)をもって充てられている[1]。
沿革
[編集]- ※ 編成(司令警備船「もみ」、第11船隊(LSSL6隻)、第12船隊(LSSL6隻))
- 1954年(昭和29年)
- ※ 編成(司令部、警備艦「もみ」、第3護衛隊、第4護衛隊)
- 1956年(昭和31年)4月1日:第5護衛隊(「あさかぜ」、「はたかぜ」)が第1護衛隊群から編入。
- 1957年(昭和32年)
- 1960年(昭和35年)12月1日:第2護衛隊群を第3護衛隊群に改編。
- 1961年(昭和36年)
- 1962年(昭和37年)
- 1963年(昭和38年)12月10日:第1護衛隊を廃止。
- 1966年(昭和41年)
- 1969年(昭和44年)3月15日:第10護衛隊を第3護衛隊群へ編成替え。
- 1971年(昭和46年)2月1日:「たかつき」及び第1護衛隊(「きくづき」、「もちづき」)が第1護衛隊群から編入。
- ※ 編成(司令部、旗艦「たかつき」、第1護衛隊、第21護衛隊)
- ※ 編成(司令部、旗艦「たかつき」、第1護衛隊、第21護衛隊、第23護衛隊)
- ※ 編成(司令部、旗艦「たちかぜ」、第1護衛隊、第23護衛隊、第52護衛隊)
- 1982年(昭和57年)3月27日:第22護衛隊が第1護衛隊群から編入。第23護衛隊を第4護衛隊群へ編成替え。
- 1983年(昭和58年)3月30日:第62護衛隊(「たちかぜ」、「さわかぜ」)が新編。第1護衛隊を第4護衛隊群へ編成替え。第52護衛隊が廃止(「はるな」、「くらま」を直轄艦)
- 1984年(昭和59年)
- 1986年(昭和61年)3月19日:第44護衛隊(「やまゆき」、「まつゆき」)が新編。第22護衛隊を呉地方隊に編成替え。
- ※ 編成(司令部、旗艦「くらま」、第42護衛隊、第44護衛隊、第62護衛隊)
- 1990年(平成2年)3月6日:第47護衛隊(「あさぎり」、「やまぎり」、「さわぎり」)が新編。第42護衛隊を第3護衛隊群へ編成替え。
- 1997年(平成9年)3月24日:隊番号の改正により、第44護衛隊が第2護衛隊に、第47護衛隊が第6護衛隊に改称。
- ※ 編成(司令部、旗艦「くらま」、第2護衛隊、第6護衛隊、第62護衛隊)
- ※ 群直轄艦、第62護衛隊を廃止し、第2護衛隊(DDHグループ)、第6護衛隊(DDGグループ)の2個護衛隊へ。
- 2009年(平成21年)
- 2014年(平成26年)10月24日:「きりしま」が第4護衛隊群から編入。「ちょうかい」を第4護衛隊群へ編成替え。
- 2017年(平成29年)3月22日:「いせ」が第4護衛隊群から第2護衛隊に編入。「くらま」を除籍。
- 2018年(平成30年)3月7日:「あさひ」が就役し、第2護衛隊に編入。「あまぎり」を護衛艦隊直轄第11護衛隊へ編成替え。
司令部編成
[編集]司令部は、佐世保基地に設置されている。
- 護衛隊群司令
- 首席幕僚
- 幕僚
- 先任伍長
また、自衛艦隊#司令部の編成を参照。
部隊編成
[編集]※ 平成30年3月7日時点
再編前の部隊編成
[編集]2008年3月25日以前の再編前の部隊編成は下記の通りである。
- 直轄艦
- DDH-144 くらま
主要幹部
[編集]官職名 | 氏名 | 階級 | 補職発令日 | 前職 |
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第2護衛隊群司令 | 海将補 | 江畑泰孝 | 2024年 | 8月 2日統合幕僚監部指揮通信システム部 指揮通信システム企画課長 ※2024.12.20 海将補昇任 |
首席幕僚 | 1等海佐 | 細木章慎 | 2023年 | 4月 7日海上自衛隊幹部学校付 →2023.3.9 第2護衛隊群司令部勤務 |
第2護衛隊司令 | 1等海佐 | 城武昌 | 2024年 | 6月20日いずも艦長 →2024.5.13 護衛艦隊司令部勤務 |
第6護衛隊司令 | 1等海佐 | 宮﨑好司 | 2023年12月22日 | 海上自衛隊第1術科学校教育第1部長 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
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第2船隊群司令(警備監補) | ||||||
- | 庵原貢 | 1953.8.16 1954.6.30 |
海兵52期・ 海大35期 |
舞鶴地方総監部附 兼 舞鶴練習隊司令 →1953.7.8 横須賀地方総監部附 |
海上幕僚監部付 →1954.8.3 同総務部長 |
|
第2護衛隊群司令 | ||||||
1 | 大松勝藏 | 1954.7.1 1956.1.15 |
海兵54期・ 海大37期 |
警備隊術科学校副学長 | 海上自衛隊術科学校横須賀分校長 | |
2 | 福地誠夫 | 1956.1.16 1956.7.31 |
海兵53期・ 海大35期 |
海上幕僚監部調査部長 | 海上幕僚監部総務部長 | |
3 | 中山定義 | 1956.8.1 1957.7.31 |
海兵54期・ 海大36期 |
海上自衛隊幹部学校長 | 海上幕僚監部附 →1957.11.1 練習隊群司令 |
|
4 | 三上作夫 | 1957.8.1 1958.9.30 |
海兵56期・ 海大37期 |
統合幕僚会議事務局第3班長 | 海上幕僚監部防衛部長 | |
5 | 麻生孝雄 | 1958.10.1 1960.3.15 |
海兵55期・ 海大37期 |
海上幕僚監部防衛部長 | 自衛艦隊司令官 | 1959.8.1 海将昇任 |
6 | 関戸好蜜 | 1960.3.16 1960.11.30 |
海兵57期 | 海上幕僚監部防衛部副部長 →1960.2.5 第2護衛隊群司令部付 |
第3護衛隊群司令 | |
7 | 瀧川孝司 | 1961.2.1 1962.1.15 |
海兵59期 | 自衛艦隊幕僚長 | 海上自衛隊幹部候補生学校長 | 就任時1等海佐 1961.7.1 海将補昇任 |
8 | 佐藤文雄 | 1962.1.16 1964.1.15 |
海兵59期 | 海上自衛隊幹部候補生学校長 | 海上自衛隊幹部候補生学校長 | |
9 | 井上團平 | 1964.1.16 1965.3.15 |
海兵60期 | 海上自衛隊幹部学校副校長 | 海上幕僚監部附 →1965.7.1 退職 |
|
10 | 石塚 榮 | 1965.3.16 1965.7.15 |
海兵63期 | 海上自衛隊幹部学校研究部長 | 防衛研修所副所長 | |
11 | 石隈辰彦 | 1965.7.16 1966.6.30 |
海兵65期 | 海上幕僚監部総務部人事課長 | 自衛艦隊司令部幕僚長 | 就任時1等海佐 1966.1.1 海将補昇任 |
12 | 北村謙一 | 1966.7.1 1967.12.15 |
海兵64期 | 自衛艦隊司令部幕僚長 | 海上幕僚監部附 →1968.1.1 同防衛部長 |
|
13 | 藤平 卓 | 1967.12.16 1968.11.24 |
海兵65期 | 実用実験隊司令 | 横須賀地方副総監 | |
14 | 溝口智司 | 1968.11.25 1970.6.30 |
海兵66期 | 横須賀地方副総監 | 海上幕僚監部附 →1970.9.1 防衛大学校訓練部長 |
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15 | 石野自彊 | 1970.7.1 1971.6.30 |
海兵69期 | 海上自衛隊幹部学校研究部長 | 海上幕僚監部監察官 | |
16 | 磯辺秀雄 | 1971.7.1 1973.3.15 |
海兵68期 | 大湊地方総監部幕僚長 | 海上幕僚監部附 →1973.7.1 退職 |
|
17 | 常廣栄一 | 1973.3.16 1974.12.4 |
海兵71期 | 護衛艦隊司令部幕僚長 | 練習艦隊司令官 | 就任時1等海佐 1973.7.1 海将補昇任 |
18 | 前田優 | 1974.12.5 1976.3.15 |
海兵73期 | 舞鶴地方総監部幕僚長 | 統合幕僚会議事務局 第5幕僚室長 |
|
19 | 伊藤正敬 | 1976.3.16 1977.12.4 |
海兵72期 | 自衛艦隊司令部幕僚 | 海上幕僚監部附 →1978.4.1 退職 |
|
20 | 伴野丈夫 | 1977.12.5 1979.1.31 |
海兵74期 | 大湊地方総監部幕僚長 | 開発指導隊群司令 | |
21 | 西野高行 | 1979.2.1 1980.12.4 |
海兵75期 | 海上幕僚監部防衛部運用課長 | 海上幕僚監部附 →1981.2.10 退職 |
|
22 | 吉岡 勉 | 1980.12.5 1982.8.31 |
第51護衛隊司令 | 佐世保地方総監部付 →1982.10.1 退職 |
||
23 | 後藤 理 | 1982.9.1 1984.3.15 |
防大1期 | 海上幕僚監部総務部人事課長 | 海上幕僚監部附 →1984.6.6 同総務部長 |
|
24 | 佐久間一 | 1984.3.16 1985.2.28 |
海上幕僚監部防衛部副部長 | 海上幕僚監部附 →1985.4.16 同防衛部長 |
||
25 | 吉川圭祐 | 1985.3.1 1985.12.19 |
第4護衛隊群司令 | 自衛艦隊司令部幕僚長 | ||
26 | 岩澤 徹 | 1985.12.20 1987.12.1 |
防大3期 | 海上幕僚監部防衛部装備体系課長 | 練習艦隊司令官 | |
27 | 林崎千明 | 1987.12.2 1989.3.15 |
防大4期 | 海上幕僚監部防衛部副部長 | 海上幕僚監部防衛部長 | |
28 | 野尻勝馬 | 1989.3.16 1990.8.12 |
防大5期 | 護衛艦隊司令部幕僚長 | 阪神基地隊司令 | |
29 | 東 智亮 | 1990.8.13 1991.6.30 |
防大6期 | 佐世保地方総監部防衛部長 | 横須賀地方総監部幕僚長 | |
30 | 石山 嵩 | 1991.7.1 1992.9.9 |
防大9期 | 海上幕僚監部監理部総務課長 | 護衛艦隊司令部幕僚長 | |
31 | 金子 豊 | 1992.9.10 1993.12.14 |
防大9期 | 護衛艦隊司令部幕僚長 | 海上幕僚監部監察官 | |
32 | 山田道雄 | 1993.12.15 1995.12.14 |
防大11期 | 海上幕僚監部防衛部装備体系課長 | 練習艦隊司令官 | 就任時1等海佐 1994.4.1 海将補昇任 |
33 | 牧本信近 | 1995.12.15 1997.6.30 |
防大13期 | 潜水艦隊司令部幕僚長 | 海上自衛隊幹部学校副校長 | |
34 | 関 泰雄 | 1997.7.1 1998.12.7 |
防大14期 | 海上幕僚監部防衛部運用課長 | 練習艦隊司令官 | |
35 | 加藤 保 | 1998.12.8 2001.3.26 |
防大17期 | 海上幕僚監部防衛部防衛課長 | 舞鶴地方総監部幕僚長 | |
36 | 本多宏隆 | 2001.3.27 2003.3.26 |
防大14期 | 佐世保地方総監部幕僚長 | 護衛艦隊司令部幕僚長 | |
37 | 柴田雅裕 | 2003.3.27 2005.1.11 |
名工大・ 27期幹候 |
護衛艦隊司令部幕僚長 | 練習艦隊司令官 | |
38 | 松下泰士 | 2005.1.12 2006.12.5 |
防大22期 | 海上幕僚監部人事教育部補任課長 | ||
39 | 山口 透 | 2006.12.6 2008.3.25 |
第4護衛隊群司令 | 開発隊群司令 | ||
40 | 野口 均 | 2008.3.26 2009.12.6 |
防大21期 | 自衛艦隊司令部作戦主任幕僚 | ||
41 | 大塚海夫 | 2009.12.7 2010.12.19 |
防大27期 | 海上自衛隊幹部学校副校長 | 練習艦隊司令官 | |
42 | 淵之上英寿 | 2010.12.20 2011.11.30 |
防大26期 | 護衛艦隊司令部幕僚長 | ||
43 | 湯浅秀樹 | 2011.12.1 2013.12.2 |
防大30期 | 海上幕僚監部人事教育部補任課長 | ||
44 | 岩崎英俊 | 2013.12.3 2015.11.30 |
防大31期 | 海上自衛隊幹部学校副校長 | ||
45 | 泉 博之 | 2015.12.1 2017.12.19 |
早大・ 41期幹候 |
海上幕僚監部人事教育部補任課長 | ||
46 | 大判英之 | 2017.12.20 2019.8.22 |
防大30期 | 海上訓練指導隊群司令 | 海上自衛隊幹部候補生学校長 | 就任時1等海佐 2018.3.27 海将補昇任 |
47 | 今野泰樹 | 2019.8.23 2022.29 |
防大38期 | 海上幕僚監部人事教育部補任課長 | 護衛艦隊司令部幕僚長 | |
48 | 清水 徹 | 2022.3.30 2024.8.1 |
防大40期 | 海上幕僚監部防衛部防衛課長 | 護衛艦隊司令部幕僚長 | |
49 | 江畑泰孝 | 2024.8.2 | 防大43期 | 統合幕僚監部指揮通信システム部 指揮通信システム企画課長 |
就任時1等海佐 2024.12.20 海将補昇任 |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『世界の艦船』第358号 特集・自衛艦隊(海人社、1985年12月号)
- 『世界の艦船』第750号 特集・護衛艦隊の50年(海人社、2011年11月号)
関連項目
[編集]- 海上自衛隊佐世保史料館
- 沈黙の艦隊 - 東京湾にてアメリカ海軍と戦闘を繰り広げる。ただし、原作版(1988年-1996年)と配信ドラマ版(2024年-)では編成も大きく異なり、群司令座乗艦が「はるな(原作版)」→「あしがら(配信ドラマ版)」といった違いもある。