「トーマス・ハッチ」の版間の差分
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2023年12月4日、[[広島東洋カープ]]と契約したことが発表された<ref>{{Cite web ja |url=https://www.carp.co.jp/news23/n-409.html |title=トーマス・ハッチ選手、選手契約合意! |website=広島東洋カープ |date=2023-12-04 |accessdate=2023-12-04}}</ref>。契約金45万ドル(約6600万円)、年俸85万ドル(約1億2500万円)+出来高払いで、背番号は'''42'''<ref name="fullcount20231204">{{Cite web ja |url=https://full-count.jp/2023/12/04/post1481293/ |title=広島が助っ人2投手の獲得発表 最速160キロ…198センチの左腕ハーン「とてもワクワク」 |website=Full-Count |date=2023-12-04 |accessdate=2024-02-04}}</ref>。 |
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'''{{By|2024年}}'''は4月6日の対[[中日ドラゴンズ]]戦([[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]])で来日初登板初先発<ref name="baseballking20240406(1)">{{Cite web ja |date=2024-04-06 |title=広島の新外国人・ハッチ、来日初登板は5回3失点 粘り切れず5回二死から被弾 |url=https://baseballking.jp/ns/417677 |accessdate=2024-07-07 |website=BASEBALLKING}}</ref><ref name=baseballking20240406(2)>{{Cite web ja |date=2024-04-06 |title=広島、10安打放つも10残塁の拙攻で2戦連続完封負け…新外国人ハッチは初黒星 |url=https://baseballking.jp/ns/417699 |accessdate=2024-07-07 |website=BASEBALLKING}}</ref>。初回を三者凡退に抑えるも、ピンチを背負う投球が続き、3回に[[中田翔]]に1死一、三塁から犠飛を打たれ先制され、5回には2死一塁から[[細川成也]]に甘く入った[[速球#ツーシーム・ファストボール|ツーシーム]]を打たれ2点本塁打を浴び{{R|baseballking20240406(2)}}、その裏に代打を出され降板{{R|baseballking20240406(1)}}。来日初登板初先発は黒星となった{{R|baseballking20240406(2)}}。4月14日の対[[読売ジャイアンツ]]戦([[東京ドーム]])では6回2失点の好投を見せるも援護に恵まれず2敗目を喫する<ref>{{Cite web ja |date=2024-04-14 |title=広島の先発・ハッチが6回4安打2失点の好投も援護なく来日初勝利ならず 萩尾に痛恨逆転2ラン被弾 |url=https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2024/04/14/0017542413.shtml |access-date=2024-07-07 |website=デイリースポーツ}}</ref>。4月25日の対[[東京ヤクルトスワローズ]]戦([[明治神宮野球場]])は2回6安打6失点で降板し、勝ち負けつかずに終わった<ref>{{Cite web ja |date=2024-04-25 |title=広島、投手陣が踏ん張れず再び借金1…ハッチ2回6失点KO、栗林がサヨナラ被弾 |url=https://baseballking.jp/ns/421519 |access-date=2024-07-07 |website=BASEBALLKING}}</ref>。5月23日の対[[阪神タイガース]]戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)では5回5安打7奪三振1失点の好投を見せるも援護には恵まれず3敗目を喫した<ref>{{Cite web ja |date=2024-05-23 |title=広島・ハッチが5回1失点の粘投も3敗目 来日最多を更新する7奪三振を記録「全体的には良く投げられた」 |url=https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2024/05/23/0017688284.shtml |access-date=2024-07-07 |website=デイリースポーツ}}</ref>。 |
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== 投球スタイル == |
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最速97.8mph{{Efn2|2020年 [[ボルチモア・オリオールズ]]戦で計測。}}(約157.4km/h)の速球に[[チェンジアップ]]と[[カットボール|カッター]]を投げる。 |
最速97.8mph{{Efn2|2020年 [[ボルチモア・オリオールズ]]戦で計測。}}(約157.4km/h)の速球に[[チェンジアップ]]と[[カット・ファスト・ボール|カッター]]を投げる。 |
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== 詳細情報 == |
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=== 年度別投手成績 === |
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* 2022年度シーズン終了時 |
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=== 年度別守備成績 === |
=== 年度別守備成績 === |
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;; 投手記録 |
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* 初登板・初先発登板:2024年4月6日、対[[中日ドラゴンズ]]2回戦([[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]])、5回3失点で敗戦投手 |
* 初登板・初先発登板:2024年4月6日、対[[中日ドラゴンズ]]2回戦([[MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島]])、5回3失点で敗戦投手{{R|baseballking20240406(2)}} |
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* 初奪三振:同上、2回表に[[細川成也]]から空振り三振 |
* 初奪三振:同上、2回表に[[細川成也]]から空振り三振 |
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;; 打撃記録 |
;; 打撃記録 |
2024年7月7日 (日) 07:03時点における版
広島東洋カープ #42 | |
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トロント・ブルージェイズ時代 (2020年7月26日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | オクラホマ州タルサ |
生年月日 | 1994年9月29日(30歳) |
身長 体重 |
185 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 MLBドラフト3巡目(全体104位) |
初出場 |
MLB / 2020年7月26日 NPB / 2024年4月6日 |
年俸 | 1億2500万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
|
ジョン・トーマス・ハッチ(John Thomas Hatch、1994年9月29日 - )は、アメリカ合衆国オクラホマ州タルサ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
プロ入りとカブス傘下時代
2016年のMLBドラフト3巡目(全体104位)でシカゴ・カブスから指名され、プロ入り。この年はマイナーリーグの試合に登板しなかった。
2017年、傘下のA+級マートルビーチ・ペリカンズでプロデビュー。26試合に先発登板して5勝11敗、防御率4.04、126奪三振を記録した[2]。
2018年はAA級テネシー・スモーキーズでプレーし、26試合に先発登板して8勝6敗、防御率3.82、117奪三振を記録した[2]。
2019年もAA級テネシーでプレーした。
ブルージェイズ時代
2019年7月30日にデビッド・フェルプスとのトレードで、トロント・ブルージェイズへ移籍した[3]。移籍後はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレー。移籍前を含めた2球団合計で27試合に先発登板して6勝13敗、防御率4.12、127奪三振を記録を記録した。オフの11月20日にAAA級を経ずに40人枠に登録された[4]。
2020年7月26日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビュー。先発登板し、2回1/3を無安打無失点に抑えた。8月21日のレイズ戦では9回裏にリリーフ登板し1回無失点に抑えると、チームは延長タイブレークを制したため、MLB初勝利を収めた[5]。
2021年は4月22日に右肘の炎症のため60日間の負傷者リストに入った。7月6日に負傷者リストから復帰し、7月26日のボストン・レッドソックス戦でシーズン初登板初先発[6]。この年はシーズン3試合の登板にとどまった。
2022年はAAA級バッファロー・バイソンズで28試合に登板(うち先発22試合)し、8勝7敗、防御率4.67、113奪三振を記録した。しかしメジャーではシーズン初登板初先発となった7月2日のタンパベイ・レイズ戦で4回2/3を投げて12安打2四球で10失点という滅多打ちに遭い、翌日にマイナー降格となりシーズン終了まで再昇格はなかった[7]。
2023年は6試合に登板して防御率4.26を記録していたが、8月4日にDFAとなった[8]。
パイレーツ時代
2023年8月6日にウェイバー公示を経てピッツバーグ・パイレーツに移籍した[9]。
広島時代
2023年12月4日、広島東洋カープと契約したことが発表された[10]。契約金45万ドル(約6600万円)、年俸85万ドル(約1億2500万円)+出来高払いで、背番号は42[1]。
2024年は4月6日の対中日ドラゴンズ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で来日初登板初先発[11][12]。初回を三者凡退に抑えるも、ピンチを背負う投球が続き、3回に中田翔に1死一、三塁から犠飛を打たれ先制され、5回には2死一塁から細川成也に甘く入ったツーシームを打たれ2点本塁打を浴び[12]、その裏に代打を出され降板[11]。来日初登板初先発は黒星となった[12]。4月14日の対読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)では6回2失点の好投を見せるも援護に恵まれず2敗目を喫する[13]。4月25日の対東京ヤクルトスワローズ戦(明治神宮野球場)は2回6安打6失点で降板し、勝ち負けつかずに終わった[14]。5月23日の対阪神タイガース戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)では5回5安打7奪三振1失点の好投を見せるも援護には恵まれず3敗目を喫した[15]。
投球スタイル
最速97.8mph[注 1](約157.4km/h)の速球にチェンジアップとカッターを投げる。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | TOR | 17 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 3 | .750 | 109 | 26.1 | 18 | 2 | 13 | 0 | 2 | 23 | 0 | 0 | 11 | 8 | 2.73 | 1.18 |
2021 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 45 | 9.1 | 11 | 2 | 6 | 0 | 1 | 8 | 2 | 0 | 7 | 7 | 6.75 | 1.82 | |
2022 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 26 | 4.2 | 12 | 3 | 2 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 10 | 10 | 19.29 | 3.00 | |
MLB:3年 | 21 | 4 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 3 | .500 | 180 | 40.1 | 41 | 7 | 21 | 0 | 4 | 35 | 2 | 0 | 28 | 25 | 5.58 | 1.54 |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2020 | TOR | 17 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1.000 |
2021 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | |
2022 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | |
MLB | 21 | 1 | 3 | 1 | 0 | .800 |
- 2022年度シーズン終了時
記録
NPB
- 初記録
- 投手記録
- 初登板・初先発登板:2024年4月6日、対中日ドラゴンズ2回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回3失点で敗戦投手[12]
- 初奪三振:同上、2回表に細川成也から空振り三振
- 打撃記録
- 初打席:2024年4月6日、対中日ドラゴンズ2回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に涌井秀章から空振り三振
背番号
- 31(2020年 - 2023年8月4日)
- 38(2023年8月6日 - 同年終了)
- 42(2024年 - )
脚注
注釈
- ^ 2020年 ボルチモア・オリオールズ戦で計測。
出典
- ^ a b 「広島が助っ人2投手の獲得発表 最速160キロ…198センチの左腕ハーン「とてもワクワク」」『Full-Count』2023年12月4日。2024年2月4日閲覧。
- ^ a b “Thomas Hatch Stats, Highlights, Bio | MiLB.com Stats | The Official Site of Minor League Baseball” (英語). MiLB.com. 2020年7月27日閲覧。
- ^ Mark Gonzales. “Cubs looking to add more after acquiring reliever David Phelps from the Blue Jays”. chicagotribune.com. 2020年7月27日閲覧。
- ^ Staff, TSN ca (2019年11月20日). “Toronto Blue Jays add Tom Hatch, Santiago Espinal to 40-man roster, outright Tim Mayza - TSN.ca” (英語). TSN. 2020年7月27日閲覧。
- ^ “Blue Jays' Thomas Hatch: Grabs first win” (英語). CBS sports (2020年8月22日). 2020年8月27日閲覧。
- ^ Keegan Matheson (2021年7月27日). “Blue Jays miss chance to gain ground on Sox” (英語). MLB.com. 2021年7月28日閲覧。
- ^ MLB公式プロフィール参照。2023年8月24日閲覧。
- ^ Nick Deeds, Steve Adams (2023年8月4日). “Blue Jays Designate Thomas Hatch For Assignment”. MLB Trade Rumors. 2023年8月24日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2023年8月6日). “Pirates Claim Thomas Hatch Off Waivers”. MLB Trade Rumors. 2023年8月24日閲覧。
- ^ 「トーマス・ハッチ選手、選手契約合意!」『広島東洋カープ』2023年12月4日。2023年12月4日閲覧。
- ^ a b 「広島の新外国人・ハッチ、来日初登板は5回3失点 粘り切れず5回二死から被弾」『BASEBALLKING』2024年4月6日。2024年7月7日閲覧。
- ^ a b c d 「広島、10安打放つも10残塁の拙攻で2戦連続完封負け…新外国人ハッチは初黒星」『BASEBALLKING』2024年4月6日。2024年7月7日閲覧。
- ^ 「広島の先発・ハッチが6回4安打2失点の好投も援護なく来日初勝利ならず 萩尾に痛恨逆転2ラン被弾」『デイリースポーツ』2024年4月14日。2024年7月7日閲覧。
- ^ 「広島、投手陣が踏ん張れず再び借金1…ハッチ2回6失点KO、栗林がサヨナラ被弾」『BASEBALLKING』2024年4月25日。2024年7月7日閲覧。
- ^ 「広島・ハッチが5回1失点の粘投も3敗目 来日最多を更新する7奪三振を記録「全体的には良く投げられた」」『デイリースポーツ』2024年5月23日。2024年7月7日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Thomas Hatch stats MiLB.com
- 選手プロフィール - 広島東洋カープ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE