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* 市内南西のはずれを[[高崎線]]が通っており、[[行田駅]]がある。都心方面への直接アクセスは主に高崎線が担っている。
* 市内南西のはずれを[[高崎線]]が通っており、[[行田駅]]がある。都心方面への直接アクセスは主に高崎線が担っている。
* 市内中心部を通るのは秩父鉄道だが、秩父鉄道から都心にアクセスするには一度熊谷方面(高崎線)か羽生方面([[東武伊勢崎線]])に出る必要がある。市内中心部からは[[吹上駅 (埼玉県)|吹上駅]]まで朝日バス、行田駅まで市内循環バスが出ている。
* 市内中心部を通るのは秩父鉄道だが、秩父鉄道から都心にアクセスするには一度熊谷方面(高崎線)か羽生方面([[東武伊勢崎線]])に出る必要がある。市内中心部からは[[吹上駅 (埼玉県)|吹上駅]]まで朝日バス、行田駅まで市内循環バスが出ている。
* [[行田駅]](JR東日本)と[[行田市駅]](秩父鉄道)は駅名が似ているが、<b>異なる駅</b>である。鉄道会社も異なり、また<b>事実上徒歩連絡できないほど両駅が離れている(約5km)</b>ため注意を要する。
* [[行田駅]](JR東日本)と[[行田市駅]](秩父鉄道)は駅名が似ているが、'''異なる駅'''である。鉄道会社も異なり、また'''事実上徒歩連絡できないほど両駅が離れている(約5km)'''ため注意を要する。


中心となる駅:'''[[行田市駅]]'''(秩父鉄道)
中心となる駅:'''[[行田市駅]]'''(秩父鉄道)

2016年11月15日 (火) 16:17時点における版

ぎょうだし ウィキデータを編集
行田市
のぼうの城」として知られる忍城
行田市旗
行田市章
1949年昭和24年)4月23日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
市町村コード 11206-2
法人番号 2000020112062 ウィキデータを編集
面積 67.49km2
総人口 76,493[編集]
推計人口、2024年8月1日)
人口密度 1,133人/km2
隣接自治体 加須市熊谷市鴻巣市羽生市
群馬県邑楽郡千代田町、邑楽郡明和町
市の木 イチョウ
市の花 キク・古代蓮
その他 市の日:5月3日
市の歌:「行田市歌」(NCS-263) 歌:ボニー・ジャックス
行田市役所
市長 行田邦子
所在地 361-8601
埼玉県行田市本丸2番5号
北緯36度8分20秒 東経139度27分20.3秒 / 北緯36.13889度 東経139.455639度 / 36.13889; 139.455639
外部リンク 行田市

行田市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

行田市(ぎょうだし)は、埼玉県北部にある人口約8万2000人のである。旧・武蔵国埼玉郡。映画「のぼうの城」の舞台にもなった。

地理

北は利根川を境に群馬県と接する。ほぼ全域が利根川と荒川沖積平野であり、土地の高低差がほとんどない平らな地形である。

1990年(平成2年)撮影の行田市中心部周辺の空中写真。
1990年撮影の9枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

歴史

さきたま古墳公園に設置されている埼玉県名発祥之碑。

近世以前

行田市大字埼玉(さきたま)は、古くは『万葉集』に「さきたまの津」という記述があり、『風土記』にも「武蔵国埼玉郡(さきたまごおり)」とあるように、「埼玉県」という地名の発祥地であるとされる。

古墳時代には稲荷山古墳などが造成され、これらからは金文字の入った金錯銘鉄剣など貴重な文化財が出土している。

室町時代には忍城(おしじょう)が築かれ、成田氏を中心とする武士団の本拠地として周辺に勢力を拡大していた。

戦国時代には後北条氏と結んだため、豊臣秀吉小田原征伐の際には石田三成に攻撃を受けることとなる(忍城の戦い)。

江戸時代には阿部氏、後に松平氏城下町。石高は十万石。江戸時代中期より、下級武士の内職として足袋の生産が始まり、明治時代を迎えて機械化され一大産地となる。戦後は洋装化が進んだため衰退したが、今でも生産は行われているほか、足袋から転じた繊維産業が地場産業として一定の地位を占めている。

近代以後

人口

行田市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 63,582人
1975年(昭和50年) 69,735人
1980年(昭和55年) 76,960人
1985年(昭和60年) 83,187人
1990年(平成2年) 87,014人
1995年(平成7年) 90,427人
2000年(平成12年) 90,530人
2005年(平成17年) 88,815人
2010年(平成22年) 85,801人
2015年(平成27年) 82,113人
2020年(令和2年) 78,617人
総務省統計局 国勢調査より


行政

歴代首長

代(旧忍町) 氏名 就任年月日 退任年月日
村上多熊 1889年5月8日 1890年12月28日
2 古市直之進 1891年3月24日 1899年4月11日
3 村上多熊 1899年5月4日 1903年5月3日
4 吉田謹蔵 1903年8月26日 1911年9月11日
5 森脩 1911年11月8日 1913年4月7日
6 古市直之進 1913年10月11日 1921年10月18日
7 水谷麻之助 1921年11月9日 1928年1月24日
8 高城駿 1928年1月25日 1945年12月15日
9 原田俊郎 1946年3月8日 1946年12月24日
10 奥貫賢一 1947年4月5日 1949年5月2日
代(市) 氏名 就任年月日 退任年月日
奥貫賢一 1949年5月3日 1951年4月5日
2 馬場秀夫 1951年4月24日 1955年4月30日
3 奥貫賢一 1955年5月1日 1959年4月30日
4 - 11 中川直木 1959年5月1日 1991年4月30日
12 - 14 山口治郎 1991年5月1日 2003年4月30日
15 横田昭夫 2003年5月1日 2007年4月30日
16 工藤正司 2007年5月1日 現職

経済

当市内に本社を置く主な企業
当市内に工場・営業所を置く主な会社

姉妹都市・提携都市

桑名市とは1973年昭和48年)に姉妹都市提携をしていたが、1998年平成10年11月9日に白河市を含めて、改めて姉妹都市提携。江戸時代の三方領知替えにちなむ。

昭和48年1973年)に姉妹都市提携。

公共施設

市の施設

南河原支所(旧南河原村役場)
  • 行田市役所
  • 南河原支所
  • 保健センター
  • 環境課
  • 小針クリーンセンター
  • 環境センター
  • 勤労会館
  • 商工センター
  • 行田市立図書館(教育文化センター「みらい」内)
  • 教育研修センター(教育文化センター「みらい」内)
  • 中央公民館(教育文化センター「みらい」内)
  • 行田市斎場
  • 老人福祉センター大堰永寿荘
  • 老人福祉センター南河原荘
  • 老人ホーム大寿荘
  • 障害者福祉センター
  • 児童センター
  • 行田市産業文化会館
  • 男女共同参画推進センターVIVAぎょうだ
  • 郷土博物館
  • 古代蓮会館
  • 地域交流センター
  • 南河原隣保館
  • コミュニティセンターみずしろ
  • コミュニティセンター南河原
  • 南河原公民館
  • 地域文化センター
  • 太田公民館
  • 下忍公民館
  • 太井公民館
  • 星宮公民館
  • 埼玉公民館
  • 北河原公民館
  • 児童交通公園
  • 須加公民館
  • 荒木公民館
  • 持田公民館
  • 星河公民館
  • 長野公民館
  • 佐間公民館
  • 忍・行田公民館
  • 史料館
  • 総合体育館(行田グリーンアリーナ)
  • 市民プール
  • はにわの館
  • 教育研修センター(下忍分室)
  • 学校給食センター(ひまわり)

県の施設

埼玉県行田合同庁舎
  • 埼玉県立総合教育センター
  • 利根地域振興センター
  • 行田県税事務所
  • 行田県土整備事務所
  • 荒川左岸北部下水道事務所
  • 埼玉県企業局行田浄水場
    • 水質管理センター
  • 熊谷建築安全センター行田駐在

国の施設

  • 行田税務署
  • 行田労働基準監督署
  • 行田公共職業安定所

その他施設

消防

警察

広域行政

一部事務組合
協議会

教育

大学

私立

専修学校(専門学校)

私立

高等学校

中学校

小学校

特別支援学校

住宅団地

  • 佐間団地
  • 行田下忍住宅
  • 行田佐間住宅
  • 行田持田住宅
  • 行田門井住宅
  • 行田第二地産団地

交通

鉄道

  • 市内南西のはずれを高崎線が通っており、行田駅がある。都心方面への直接アクセスは主に高崎線が担っている。
  • 市内中心部を通るのは秩父鉄道だが、秩父鉄道から都心にアクセスするには一度熊谷方面(高崎線)か羽生方面(東武伊勢崎線)に出る必要がある。市内中心部からは吹上駅まで朝日バス、行田駅まで市内循環バスが出ている。
  • 行田駅(JR東日本)と行田市駅(秩父鉄道)は駅名が似ているが、異なる駅である。鉄道会社も異なり、また事実上徒歩連絡できないほど両駅が離れている(約5km)ため注意を要する。

中心となる駅:行田市駅(秩父鉄道)

その他、上越新幹線および北陸新幹線大宮駅 - 熊谷駅間で当市南部を通過している。
2017年3月に持田駅 - 熊谷駅(熊谷市)間に「ソシオ流通センター駅」を開業予定[2]。予定地は熊谷市内であるが、行田市との境界に接しており、行田市も駅建設費を折半して負担したり、アクセス道路を整備することになっている。

バス

タクシー

タクシーの営業区域は県北交通圏で、熊谷市深谷市本庄市加須市羽生市などと同じである。

道路

観光

観光地

古代蓮の里
さきたま火祭り(御神火下り)
  • 忍城御三階
    1988年に完成。中心部の行田市郷土博物館内に併設されている(但し実在した忍城は平屋であり見た目は全く異なる)。往時の建物は1873年に解体されており、敷地は市営野球場などに転用されていた。
  • 古代蓮の里
    近隣のごみ焼却場建設時に種が発見された古代蓮をはじめとする多種のを生育しており、展望台のある古代蓮会館が併設されている。毎年7月~8月にかけて開花し、NHKをはじめ新聞社などマスコミ各社にも取り上げられる。ふるさと創生事業の一つ。
  • 埼玉古墳群埼玉県立さきたま史跡の博物館さきたま古墳公園
    1968年に「金錯銘鉄剣」(国宝)が出土した稲荷山古墳や、日本最大級の円墳とされる丸墓山古墳が有名であり、当時、有力者の拠点であったと推定されている。世界遺産登録に向けた活動がある。
  • 日本航空館
    富士重工業製のジェット機練習機)・T-1「初鷹」実機などを保存・展示。
  • 水城公園
    忍城の堀跡の南端部を整備して1964年4月に開園した公園。
  • 1864年1872年に大火が発生し、それをきっかけに蔵造りの耐火性がみとめられ、土蔵を中心に店舗や倉庫などの蔵造りの建物が多く建てられた。今でも市内には商業蔵と足袋蔵が残っている。
  • 中条堤
    市北東部の熊谷市との境界に存在する。江戸時代、利根川が氾濫することによる江戸地域の洪水や水害を防ぐために造られた人工堤防

祭事

ご当地グルメ

ご当地キャラクター

  • こぜにちゃん
  • フラべぇ
  • うきしろちゃん(NPO法人魅力創造倶楽部)
  • ニニギン&コノハちゃん(世界遺産サポーターの会)
  • 行田豆吉(行田在来青大豆商品開発・販売促進協議会)
  • グリーナ(行田グリーンアリーナ)
  • ウィルビー(行田市産業・文化・スポーツいきいき財団)
  • ゼリ子ちゃん&ゼリ男くん(行田ゼリーフライ研究会)
  • ケンケン&幸ちゃん(保健センター)
  • 行田ろくでなしキャラズ隊(非公認)

行田市を主な舞台・モデルとした作品

出身有名人

ゆかりのある人物

脚注

  1. ^ 図典 日本の市町村章 p73
  2. ^ 新駅は「ソシオ流通センター駅」 秩父鉄道、17年3月に開業予定(埼玉新聞、2016年3月25日(金))

外部リンク

行政
観光