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「シルクレーシング」の版間の差分

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[[ファイル:Silk_Famous.jpg|thumb|[[シルクフェイマス]]号とシルクレーシングの勝負服]]
{{出典の明記|date=2014-12-23}}
'''有限会社シルクレーシング'''(Silk Racing Co.Ltd<ref name="RP-owner">[[レーシング・ポスト]]、owner(馬主情報)、[https://www.racingpost.com/profile/owner/82199/silk-racing-co-ltd Silk Racing Co Ltd]。2019年8月8日閲覧。</ref>)は、[[日本中央競馬会]]に[[馬主]]登録をしている[[一口馬主|クラブ法人]]である。2013年までの名称は「'''有限会社シルク'''」。
{{独自研究|date=2014-12-23}}
'''有限会社シルク'''(Silk Co.Ltd)は、[[日本中央競馬会]]に[[馬主]]登録をしている[[一口馬主|クラブ法人]]である。


「有限会社シルク」という馬主登録名は[[馬主#仮定名称|仮定名称]]と呼ばれるものであり、正式には「有限会社シルクレーシング」である。愛馬会法人「シルクホースクラブ」(代表・阿部幸也)より[[匿名組合]]契約に基づく[[競走馬]]の[[現物出資]]を受けて、[[中央競馬]]などの[[競馬の競走|競走]]に出走させている。
「有限会社シルクレーシング」という馬主登録名は[[馬主#仮定名称|仮定名称]]と呼ばれるものである。愛馬会法人「シルクホースクラブ」(代表・阿部幸也)より[[匿名組合]]契約に基づく[[競走馬]]の[[現物出資]]を受けて、[[中央競馬]]などの[[競馬の競走|競走]]に出走させている。

== 代表者 ==
米本昌史 - [[吉田勝己]]の娘婿。元不動産開発業<ref name="ブック2018-0514"/>。


== 歴史 ==
== 歴史 ==
[[ファイル:Silk-Justice and Dance-Partner 19971005 Scan10013.JPG|thumb|right|[[シルクジャスティス]](1997年[[京都大賞典]])]]
1985年(昭和60年)に[[一口馬主|クラブ法人]]'''有限会社シルク'''として創業<ref name="ブック2018-0514">『週刊競馬ブック』2992号(第56巻20号)2018/5/20「オークス・平安S」,株式会社[[ケイバブック]],2018,「小島友実のホースマンインタビュー シルクレーシング・米本昌史氏」</ref>。翌1986年(昭和61年)に[[ロイヤルシルキー]]が重賞[[クイーンステークス]]を制した。
[[ファイル:Silk-mobius.jpg|thumb|right|ダートで活躍した[[シルクメビウス]]]]
[[ファイル:Silk-fortune20110710(2).jpg|thumb|right|[[シルクフォーチュン]]]]
[[ファイル:Robe-Tissage IMG 7076 20140412.JPG|thumb|right|クラブ転機の象徴[[ローブティサージュ]]]]
[[ファイル:Last Impact IMG 7843-2 20140504.JPG|thumb|right|国際競走で活躍した[[ラストインパクト]]]]
[[ファイル:Almond Eye(Japan Cup).jpg|thumb|right|ジャパンCを世界レコードで優勝[[アーモンドアイ]]]]
[[ファイル:Blast Onepiece(JPN) IMG 1038-1 20180324.jpg|thumb|right|グランプリホース[[ブラストワンピース]]]]
[[ファイル:Indy Champ(JPN) IMG 3288-1 20181216.jpg|thumb|right|安田記念を制した[[インディチャンプ]]]]


===沿革===
1997年(平成9年)に[[資生園早田牧場|早田牧場新冠支場]]生産馬の[[シルクジャスティス]]が[[有馬記念]]に優勝し、[[G1 (競馬)|GI]]競走初勝利を果たす<ref name="ブック2018-0514"/>。さらに2000年(平成12年)にも早田牧場新冠支場産の[[シルクプリマドンナ]]が[[優駿牝馬]]に勝って、GI競走2勝目<ref name="ブック2018-0514"/>。
*1985年(昭和60年) - [[一口馬主|クラブ法人]]'''有限会社シルク'''として創業<ref name="ブック2018-0514">『週刊競馬ブック』2992号(第56巻20号)2018/5/20「オークス・平安S」,株式会社[[ケイバブック]],2018,「小島友実のホースマンインタビュー シルクレーシング・米本昌史氏」</ref><ref name="会社概要">シルク・ホースクラブ、[https://www.silkhorseclub.jp/system/xb/silk_home.manage.KaishaGuideList 会社概要]、2019年8月17日閲覧。</ref>
*1995年(平成{{0}}7年) - 500口募集を開始<ref name="会社概要"/>
*2003年(平成15年) - 阿部幸也が社長に就任<ref name="netkeiba20150803-1">[[netkeiba.com]]、2015年8月3日付、ノンフィクションファイル、[https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=30852 【トップ直撃】“アベノシルク”の成功 リーディング上位の馬主に/「シルク」阿部幸也氏(1)]、2019年8月17日閲覧。</ref>
*2010年(平成22年) - [[金融庁]]の指導により、未出走・未勝利馬に対する補償制度を廃止<ref name="netkeiba20150803-1"/>
*2011年(平成23年) - [[ノーザンファーム]]と提携<ref name="会社概要"/>
*2014年(平成26年) - 法人名を'''有限会社シルクレーシング'''に改称<ref name="ブック2018-0514"/>、代表を阿部善武から米本昌史に変更<ref name="ph-20190325"/>。


===創業===
2011年(平成23年)、早田牧場の経営破綻にともない、[[福島県]][[天栄村]]の競走馬育成施設、天栄ホースパークを[[ノーザンファーム]]が買収して[[ノーザンファーム天栄]]へと改称。以後、ノーザンファーム生産馬を扱うようになる<ref name="ブック2018-0514"/>。翌2012年(平成24年)にはノーザンファーム産の[[ローブティサージュ]]が[[阪神ジュベナイルフィリーズ]]に優勝<ref name="ブック2018-0514"/>。
創業家である阿部家は福島県[[伊達郡]][[霊山町]](現在の[[伊達市 (福島県)|伊達市]]霊山町)で絹糸などを生産する阿部製糸株式会社を営んでいた<ref name="ブック2018-0514"/>。有限会社シルクは福島馬主協会の会員<ref name="福島馬主-歴史">福島馬主協会、[http://fukushima-umanushi.jp/about/history.html 協会の歩み]、2019年8月17日閲覧。</ref>、有限会社シルク前代表の阿部善武は福島馬主協会の役員である(2019年8月現在)<ref name="ph-20190325">パーフェクトホースマンズ、2019年3月25日付、注目馬主 [https://horseman-s.jp/contents/horse_owner?week=201913 絹糸を製造していたことが名前の由来です]、2019年8月17日閲覧。</ref><ref name="福島馬主-役員">福島馬主協会、[http://fukushima-umanushi.jp/about/member.html 福島馬主協会役員名簿・専門委員会構成]、2019年8月17日閲覧。</ref>。


阿部製糸経営者の阿部善男は古くからサラブレッドのオーナーをしており、バリシニコフ(1982年オータムスプリントS優勝、種牡馬{{JBIS基本|0000115396|バリシニコフ|2019|8|17}})キッポウシ(1986年[[カブトヤマ記念]]優勝{{Netkeiba基本|1982102970|キッポウシ|2019|8|17}})、フレンチパッサー(1991年[[紅梅ステークス|紅梅賞]]優勝{{JBIS基本|0000214304|フレンチパッサー|2019|8|17}})、マチエール(中央4勝{{JBIS基本|0000198509|マチエール|2019|8|17}})などの馬主である。阿部善武はペガサス(1992年[[新潟3歳ステークス|新潟3歳S]]{{JRAGIII}}、1993年[[福島記念]]{{JRAGIII}}優勝{{JBIS基本|0000231863|ペガサス|2019|8|17}})、ルミネッセンス(1997年[[ターコイズステークス|ターコイズS]]優勝{{JBIS基本|0000256517|ルミネッセンス|2019|8|17}})の兄妹や[[スギノハヤカゼ]](1996[[CBC賞]]{{JRAGII}}・1997年[[スワンS]]{{JRAGII}}ほか優勝{{JBIS基本|0000275690|スギノハヤカゼ(USA)|2019|8|17}})のオーナーである。
2014年(平成26年)に法人名を'''有限会社シルクレーシング'''に改称した<ref name="ブック2018-0514"/>。2017年(平成29年)に年間102勝(JRA99勝、地方3勝)をあげ、過去最多勝利<ref name="ブック2018-0514"/>。


福島県伊達郡[[桑折町]]には大正時代に創業の[[資生園早田牧場]]があり、その経営者である早田家の主治医は阿部家の人物だった<ref name="netkeiba20150803-1"/>。その縁で、早田牧場が北海道[[新冠町]]に進出するにあたり、阿部家も支援した<ref name="netkeiba20150803-1"/>。上述のフレンチパッサー、ペガサス、ルミネッセンスは[[資生園早田牧場|早田牧場新冠支場]]の生産馬である。クラブ法人としての有限会社シルクは、1985年(昭和60年)に創業した<ref name="ブック2018-0514">『週刊競馬ブック』2992号(第56巻20号)2018/5/20「オークス・平安S」,株式会社[[ケイバブック]],2018,「小島友実のホースマンインタビュー シルクレーシング・米本昌史氏」</ref>。クラブ名や競走馬の冠名となる「シルク」という語は、阿部製糸が絹糸生産をしていたことから選んだ<ref name="ブック2018-0514"/><ref name="ph-20190325"/>。翌1986年(昭和61年)には早田牧場を代表する繁殖牝馬[[モミジ (競走馬)|モミジ]]の産駒[[ロイヤルシルキー]]が重賞[[クイーンステークス]]{{JRAGIII}}を制し、クラブにとっても早田牧場にとっても初めての重賞勝ち馬となった<ref name="優駿1992-2-34">月刊『[[優駿]]』1992年2月号、[[日本中央競馬会]]内「優駿」編集部、[[中央競馬ピーアール・センター]]、p34-38「レオダーバンの故郷 北海道新冠・早田牧場」</ref>。
2018年(平成30年)、[[アーモンドアイ]]が[[桜花賞]]を制し、6年ぶりのGI競走優勝<ref name="ブック2018-0514"/>。


以後、1997年(平成9年)に早田牧場新冠支場生産馬の[[シルクジャスティス]]が[[有馬記念]]に優勝し、[[G1 (競馬)|GI]]競走初勝利を果たす<ref name="ブック2018-0514"/>。さらに2000年(平成12年)にも早田牧場新冠支場産の[[シルクプリマドンナ]]が[[優駿牝馬]]に勝って、GI競走2勝目となった<ref name="ブック2018-0514"/>。
===クラブ名の由来===

創業家である阿部家は福島県の製糸業者であり、[[絹]](シルク)と命名した<ref name="ブック2018-0514"/>。
この間、クラブ法人でも変革が行われた<ref name="netkeiba20150803-1"/>。1995年(平成7年)から募集口数を500口に拡大し、募集用のビデオやカラーパンフレットを作成した。その初年度募集馬からシルクジャスティスが出て有馬記念に勝った<ref name="netkeiba20150803-1"/>。これ以前には会員数は200名程度だったのが、2000年(平成12年)にシルクプリマドンナが優駿牝馬に優勝する頃には会員数16,000人にまで成長していた<ref name="netkeiba20150803-1"/>。

===苦難===
しかし、その頃すでに早田牧場の経営が危機に瀕していた<ref name="netkeiba20150803-1"/>。1999年(平成11年)に福島県[[天栄村]]に開設した育成牧場[[ノーザンファーム天栄|天栄ホースパーク]]の巨額の建設資金などの多くの負債を抱えており、日本経済の景気悪化やライバルの[[社台グループ]]が導入した[[サンデーサイレンス]]の大成功などにも圧されて経営が悪化、2002年(平成14年)に破産宣告を受け経営破綻した<ref name="netkeiba20150803-1"/>。

これに先立つ2001年(平成13年)には、[[グラスワンダー]]の馬主として知られる福島県の伊東純一・半沢一磨と共同で、早田牧場支援のため天栄ホースパークを買収した<ref name="netkeiba20150803-1"/>{{refnest|group="注"|伊藤純一は福島馬主協会の会長、半沢一磨は常務理事である<ref name="福島馬主-役員"/>。両者は福島市に本社を置く月電工業の経営者(伊藤が代表取締役会長、半沢が代表取締役社長)で、シルクとは資本関係がある<ref name="月電役員">月電工業株式会社、[http://www.tsukiden.com/company/index.html#d 役員紹介]、2019年8月17日閲覧。</ref>。グラスワンダーの名目上の馬主は有限会社半沢{{JBIS基本|0000299089|グラスワンダー(USA)|2019|8|17}}<ref name="財界-2000">『財界ふくしま』、株式会社財界21、29巻3号、2000年。p62-66「新春特別インタビュー 伊東純一月電工業(株)代表取締役社長に聞く 怪物グラスワンダー 栄光と挫折、王者復活への道のり 「凱旋門賞」で国内最強馬から世界の頂点へ!福島で引退式の計画も」</ref>。}}。以後、シルクの馬は天栄で育成・調教を行うようになった<ref name="netkeiba20150803-1"/>。

しかしクラブの成績は悪化し、会員数も減少していった<ref name="netkeiba20150803-1"/>。この時期、倒産した早田牧場から購入した最後の世代である[[シルクフェイマス]]が数年に渡ってトップクラスの競走馬として活躍、GII競走を3勝し、GI競走でも[[宝塚記念]]2着、有馬記念や[[天皇賞]](春)で3着になるなど4億7000万円あまりを稼ぎ、クラブの経営を支えたという<ref name="netkeiba20150803-1"/>{{refnest|group="注"|シルクフェイマスの父は[[マーベラスサンデー]]で、早田牧場を代表する母系モミジの牝系に社台グループのサンデーサイレンスを配合したものだった。}}。

クラブでは2003年(平成15年)に代表を阿部幸也に据えて改革に乗り出した<ref name="netkeiba20150803-1"/>。[[楽天競馬]]と提携したり、北海道の[[ばんえい競馬]]にも進出するなどの試行錯誤を行った(ばんえい競馬は後に撤退)<ref name="netkeiba20150803-1"/>。

しかし、2010年に[[金融庁]]の指導で、それまで行われてきたクラブ会員への補償制度が撤廃されることになり、クラブを苦境に追いやった<ref name="netkeiba20150803-1"/>。この補償制度は、クラブ会員が出資した競走馬が未出走や未勝利のまま引退した場合に、出資金の一部を還元し、次の競走馬出資に充当できる制度だった。この制度はクラブ会員にとってはリスク軽減になるし、クラブ法人側にとっても会員離れを防ぐメリットがあった<ref name="netkeiba20150803-1"/>。しかし、[[一口馬主|共同馬主制度]](クラブ法人馬主)は法律上[[投資ファンド]]の枠組みで成り立っており、[[金融商品取引法]]の規制を受ける。金融庁は未出走・未勝利馬の補償制度を、金融商品取引法で禁じられている「損失補填」にあたるとしたのである<ref name="netkeiba20150803-1"/>。全てのクラブ法人は補償制度を廃止せざるを得なくなり、結果として会員募集がさらに困難になった<ref name="netkeiba20150803-1"/>。

さらに追い打ちをかけたのが翌2011年(平成23年)の[[東日本大震災]]である<ref name="netkeiba20150803-2">[[netkeiba.com]]、2015年8月3日付、ノンフィクションファイル、[https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=30851 トップ直撃】トップクラスの血統をシルクらしい値段とおもてなしで/「シルク」阿部幸也氏(2)]、2019年8月17日閲覧。</ref>。地震による直接的被害として天栄ホースパークの調教用坂路コースが破壊され、さらに[[福島第一原子力発電所事故]]の放射能の影響で、ここに競走馬を預託するのを忌避されるようになった<ref name="netkeiba20150803-2"/>。当時、天栄ホースパークには約260の馬房があり、そのうち160室で外部からの競走馬預託を受け入れていたが、これが立ち行かなくなってしまった<ref name="netkeiba20150803-2"/>。

===転機===

クラブではこの年、天栄ホースパークを[[ノーザンファーム]]に売却、かつての早田牧場のライバルだった[[社台グループ]]との提携強化に踏み切った<ref name="ph-20161031">パーフェクトホースマンズ、2016年10月31日付、注目馬主 [https://horseman-s.jp/contents/horse_owner?week=201644 勝利を追求してくる理由は]、2019年8月17日閲覧。</ref>。社台グループとは、早田牧場の破綻後から関係を築いており、クラブ募集馬として2008年から[[白老ファーム]]生産馬を購買していた<ref name="ph-20161031"/>。

こうして2011年から天栄ホースパークは[[ノーザンファーム天栄]]となった<ref name="ph-20190325"/>。この年からはクラブ募集馬の主力がノーザンファーム生産馬となり、クラブは社台グループとの結びつきを一気に深めたのだった<ref name="ph-20190325"/><ref name="ブック2018-0514"/>。これはクラブ運営には大きなインパクトとなり、会員数は激増した<ref name="netkeiba20150803-2"/>。

この2011年のノーザンファーム提携初年度の募集馬からすぐにG1優勝馬が出た<ref name="netkeiba20150803-2"/>。2012年[[阪神ジュベナイルフィリーズ]]{{G1}}を勝った[[ローブティサージュ]]である{{JBIS基本|0001126656|ローブティサージュ|2019|8|17}}<ref name="ブック2018-0514"/>。クラブにとってはシルクプリマドンナ以来12年ぶりのG1競走優勝となった<ref name="netkeiba20150803-2"/>{{refnest|group="注"|この間、クラブはG1競走で37連敗を記録していた<ref name="ph-20190325"/>。}}。

===「アベノシルク」===
クラブはさらに様々な改革を行った。この一連の改革は、「[[アベノミクス]]」をもじって「アベノシルク」と呼ばれているという<ref name="netkeiba20150803-2"/>。手数料を引き下げて会員への賞金配分率を高めたり、優勝時の厩舎への祝儀金を廃止するなどして、会員への配当額の増加を図った<ref name="netkeiba20150803-2"/>。福島を本拠としていたクラブ法人の東京移転もその一環である<ref name="netkeiba20150803-2"/>。2013年には会員のための「ラウンジ」(赤坂オフィス・ラウンジ)を開設した<ref name="netkeiba20150803-2"/>。

2014年(平成26年)に法人名を'''有限会社シルクレーシング'''に改称<ref name="ブック2018-0514"/>、代表を阿部善武から米本昌史に変更した<ref name="ph-20190325"/>。米本は2012年にノーザンファームに入社し、2013年からシルクレーシング取締役を務めていた<ref>競馬ラボ、2019年3月27日付、[https://www.keibalab.jp/column/interview/1926/ 頂点目指して いざ世界ナンバーワンへ シルクレーシング米本昌史代表]、2019年8月17日閲覧。</ref>。

この間、クラブの成績は右肩上がりに上昇、2012年40勝(獲得賞金による馬主順位9位)、2013年48勝(11位)、2014年78勝(6位)、2015年66勝(5位)、2016年96勝(4位)とし、2017年(平成29年)には年間102勝(JRA99勝、地方3勝。4位)をあげ、過去最多勝利<ref name="ブック2018-0514"/><ref name="ph-20190325"/><ref name="ph-20161031"/>。2018年には所有馬[[アーモンドアイ]]が[[三冠 (競馬)|牝馬三冠]]を達成、[[JRA賞|JRA賞年度代表馬]]にも選出された。


== 服色==
== 服色==
[[ファイル:Silk_Famous.jpg|thumb|[[シルクフェイマス]]号とシルクレーシングの勝負服]]
水色、赤玉霰、袖赤一本輪
水色、赤玉霰、袖赤一本輪


30行目: 68行目:


== 主な所有馬==
== 主な所有馬==
*重賞勝ち馬または総賞金1億円以上の馬。
===現役馬===
{| class = "sortable" | border="1" cellpadding="0" style="border-collapse: collapse; font-size:0.9em"
*[[グレンツェント]](2016年[[レパードステークス]]<ref>[http://db.netkeiba.com/race/201604020411/ 2016年レパードステークス]netkeiba.com、2016年8月8日閲覧</ref>、2017年[[東海ステークス]])
|- style="background-color:PowderBlue;color:Firebrick;align:center;font-size:0.9em;"
*[[セダブリランテス]](2017年[[ラジオNIKKEI賞]]<ref>[http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2017/07/02/kiji/20170702s00004048211000c.html 【ラジオNIKKEI賞】セダブリランテス無傷の3連勝!石川も重賞初V「先がある馬」]スポーツニッポン、2017年7月2日閲覧</ref>、2018年[[中山金杯]])
!
*[[アーモンドアイ]](2018年'''[[桜花賞]]'''、'''[[優駿牝馬]]'''、'''[[秋華賞]]'''、'''[[ジャパンカップ]]'''、[[シンザン記念]]、2019年'''[[ドバイターフ]]''')
! width=120px|馬名
*[[プリモシーン]](2018年[[フェアリーステークス]]、[[関屋記念]])
! 生年
*[[ブラストワンピース]](2018年'''[[有馬記念]]'''、[[毎日杯]]、[[新潟記念]])
! 性
*[[ヒーズインラブ]](2018年[[ダービー卿チャレンジトロフィー]])<ref>[http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2018/03/31/kiji/20180331s00004048336000c.html 【ダービー卿CT】ヒーズインラブ重賞初挑戦でV「もっとよくなってくる」]スポーツニッポン、2018年3月31日閲覧</ref>
! 出<br>走
*[[ストロングタイタン]](2018年[[鳴尾記念]])
! 勝<br>利
*[[グローリーヴェイズ]](2019年[[日経新春杯]])
! 総賞金<br>(万円)
*[[インディチャンプ]](2019年[[東京新聞杯]]、'''[[安田記念]]''')
!class="unsortable"| 重賞勝鞍(年・格)
* [[ウィクトーリア (競走馬)|ウィクトーリア]](2019年[[フローラステークス]])
!class="unsortable"| その他戦績
*[[ディアンドル (競走馬)|ディアンドル]](2019年[[葵ステークス]])
!class="unsortable"| 出典
|-
|{{Sort|230|}}
|[[ロイヤルシルキー]]
|1983
|牝
|22
|3
|{{0}}7,516
|1986年[[クイーンステークス|クイーンS]]{{JRAGIII}}
|[[エリザベス女王杯]]{{JRAGI}}3着
|{{JBIS基本|0000155800|ロイヤルシルキー|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|1983101342|ロイヤルシルキー|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|230|}}
|[[シルクグレイッシュ]]
|1991
|牝
|16
|4
|{{0}}8,036
|1994年[[福島記念]]{{JRAGIII}}
|
|{{JBIS基本|0000249109|シルクグレイッシュ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|1991108884|シルクグレイッシュ|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|220|}}
|[[シルクフェニックス]]
|1993
|牝
|25
|5
|17,650
|1997年[[エンプレス杯]]{{統一GII}}<br>1998年[[エンプレス杯]]{{統一GII}}
|
|{{JBIS基本|0000275190|シルクフェニックス|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|1993109495|シルクフェニックス|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|400|}}
|[[シルクライトニング]]
|1994
|牡
|16
|2
|{{0}}9,490
|1997年[[若葉ステークス|若葉S]]{{OP}}
|[[皐月賞]]{{JRAGI}}2着
|{{JBIS基本|0000284626|シルクライトニング|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|1994106387|シルクライトニング|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|210|}}
|'''[[シルクジャスティス]]'''
|1994
|牡
|27
|5
|45,797
|1997年'''[[有馬記念]]'''{{JRAGI}}<br>1997年[[京都大賞典]]{{JRAGII}}<br>1997年[[京都4歳特別]]{{JRAGIII}}
|[[東京優駿]]{{JRAGI}}2着
|{{JBIS基本|0000284831|シルクジャスティス|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|1994106592|シルクジャスティス|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|400|}}
|[[シルクガーディアン]]
|1996
|牡
|47
|5
|{{0}}9,105
|1999年[[ラジオたんぱ賞]]{{JRAGIII}}
|
|{{JBIS基本|0000306206|シルクガーディアン|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|1996104418|シルクガーディアン|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|210|}}
|'''[[シルクプリマドンナ]]'''
|1997
|牝
|15
|3
|20,642
|2000年'''[[優駿牝馬]]'''{{JRAGI}}
|[[桜花賞]]{{JRAGI}}3着
|{{JBIS基本|0000318070|シルクプリマドンナ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|1997105204|シルクプリマドンナ|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|220|}}
|[[シルクフェイマス]]
|1999
|牡
|43
|9
|47,391
|2004年[[日経新春杯]]{{JRAGII}}<br>2004年[[京都記念]]{{JRAGII}}<br>2006年[[アメリカジョッキークラブカップ|AJCC]]{{JRAGII}}
|[[宝塚記念]]{{G1}}2着
|{{JBIS基本|0000616546|シルクフェイマス|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|1999104268|シルクフェイマス|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|220|}}
|[[シルクブラボー]]
|2000
|牡
|13
|3
|{{0}}6,714
|2002年[[デイリー杯2歳ステークス|デイリー杯2歳S]]{{JRAGII}}
|
|{{JBIS基本|0000709132|シルクブラボー|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2000110010|シルクブラボー|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|400|}}
|シルキーラグーン
|2000
|牝
|24
|7
|15,467
|2004年[[オーシャンステークス|オーシャンS]]{{OP}}<br>2005年[[オーシャンステークス|オーシャンS]]{{OP}}
|
|{{JBIS基本|0000706261|シルキーラグーン|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2000105140|シルキーラグーン|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|120|}}
|[[シルクメビウス]]
|2006
|牡
|28
|8
|30,731
|2010年[[東海ステークス|東海S]]{{G2}}<br>2010年[[ブリーダーズゴールドカップ|ブリーダーズGC]]{{JpnII}}<br>2009年[[ユニコーンステークス|ユニコーンS]]{{G3}}
|[[ジャパンカップダート|ジャパンCダート]]{{G1}}2着<br>[[JBCクラシック]]{{JpnI}}2着
|{{JBIS基本|0000991364|シルクメビウス|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2006106156|シルクメビウス|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|130|}}
|[[シルクフォーチュン]]
|2006
|牡
|46
|8
|29,157
|2011年[[プロキオンステークス|プロキオンS]]{{G3}}<br>2012年[[根岸ステークス|根岸S]]{{G3}}<br>2012年[[カペラステークス|カペラS]]{{G3}}
|[[フェブラリーステークス|フェブラリーS]]{{G1}}2着<br>[[マイルチャンピオンシップ南部杯|マイルCS南部杯]]{{JpnI}}3着
|{{JBIS基本|0000991434|シルクフォーチュン|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2006104625|シルクフォーチュン|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|110|}}
|'''[[ローブティサージュ]]'''
|2010
|牝
|20
|3
|17,231
|2012年'''[[阪神ジュベナイルフィリーズ|阪神JF]]'''{{G1}}<br>2014年[[キーンランドカップ|キーンランドC]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001126656|ローブティサージュ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2010104278|ローブティサージュ|2019|8|17}}<ref>[http://race.sanspo.com/keiba/news/20151109/ope15110917310011-n1.html ローブティサージュが引退 繁殖入り]サンケイスポーツ、2015年11月10日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|120|}}
|[[ラストインパクト]]
|2010
|牡
|36
|7
|44,358
|2014年[[金鯱賞]]{{G2}}<br>2014年[[京都大賞典]]{{G2}}<br>2014年[[小倉大賞典]]{{G3}}
|[[ジャパンカップ|ジャパンC]]{{G1}}2着<br>[[ドバイシーマクラシック]]{{G1}}2着
|{{JBIS基本|0001120507|ラストインパクト|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2010104439|ラストインパクト|2019|8|17}}<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201712/122003.html ラストインパクト号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2017年12月20日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|130|}}
|[[シャトーブランシュ]]
|2010
|牝
|25
|4
|12,032
|2014年[[マーメイドステークス|マーメイドS]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001120124|シャトーブランシュ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2010104274|シャトーブランシュ|2019|8|17}}<ref>[http://www.jbis.or.jp/race/result/20150614/109/11/ 2015年マーメイドステークス]JBISサーチ、2015年11月25日閲覧</ref><ref>[http://www.jra.go.jp/news/201512/121606.html シャトーブランシュ号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2016年3月11日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|130|}}
|[[プレストウィック (競走馬)|プレストウィック]]
|2011
|牡
|36
|6
|14,816
|2017年丹頂S{{OP}}
|
|{{JBIS基本|0001155603|ブライトエンブレム|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2012104799|ブライトエンブレム|2019|8|17}}<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201808/080305.html ブライトエンブレム号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2018年8月3日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|130|}}
|[[ブライトエンブレム]]
|2012
|牡
|14
|2
|7,555
|2014年[[札幌2歳ステークス|札幌2歳S]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001155603|ブライトエンブレム|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2012104799|ブライトエンブレム|2019|8|17}}<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201808/080305.html ブライトエンブレム号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2018年8月3日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|130|}}
|[[グランシルク]]
|2012
|牡
|24
|5
|20,437
|2017年[[京成杯オータムハンデキャップ|京成杯AH]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001157449|グランシルク|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2012104915|グランシルク|2019|8|17}}<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201804/042804.html グランシルク号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2018年4月28日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|120|}}
|[[グレンツェント]]
|2013
|牡
|現役
|6
|19,151
|2017年[[東海ステークス|東海S]]{{G2}}<br>2016年[[レパードステークス|レパードS]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001174473|グレンツェント|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2013106079|グレンツェント|2019|8|17}}<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201808/080305.html ブライトエンブレム号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2018年8月3日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|130|}}
|[[ゼーヴィント]]
|2013
|牡
|13
|4
|16,384
|2017年[[七夕賞]]{{G3}}<br>2016年[[ラジオNIKKEI賞]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001168698|ゼーヴィント|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2013105904|ゼーヴィント|2019|8|17}}<ref>[http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=123761 ゼーヴィントが人気に応え重賞2勝目/七夕賞]netkeiba.com、2017年7月9日閲覧</ref><ref>[http://www.jra.go.jp/news/201810/101005.html ゼーヴィント号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2018年10月10日閲覧</ref><ref>[http://db.netkeiba.com/race/201603020211/ 2016年ラジオNIKKEI賞]netkeiba.com、2016年7月4日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|130|}}
|[[ヒーズインラブ]]
|2013
|牡
|現役
|6
|13,861
|2018年[[ダービー卿チャレンジトロフィー|ダービー卿CT]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001173731|ヒーズインラブ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2013105917|ヒーズインラブ|2019|8|17}}<ref>[http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2018/03/31/kiji/20180331s00004048336000c.html 【ダービー卿CT】ヒーズインラブ重賞初挑戦でV「もっとよくなってくる」]スポーツニッポン、2018年3月31日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|130|}}
|[[ストロングタイタン]]
|2013
|牡
|現役
|6
|14,792
|2018年[[鳴尾記念]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001179452|ストロングタイタン(USA)|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2013110001|○外ストロングタイタン|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|130|}}
|[[セダブリランテス]]
|2014
|牡
|現役
|4
|11,146
|2018年[[中山金杯]]{{G3}}<br>2017年[[ラジオNIKKEI賞]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001191897|セダブリランテス|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2014105949|セダブリランテス|2019|8|17}}<ref>[http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2017/07/02/kiji/20170702s00004048211000c.html 【ラジオNIKKEI賞】セダブリランテス無傷の3連勝!石川も重賞初V「先がある馬」]スポーツニッポン、2017年7月2日閲覧</ref>
|-
|{{Sort|001|}}
|'''[[アーモンドアイ]]'''
|2015
|牝
|現役
|6
|74,870
|2018年'''[[桜花賞]]'''{{G1}}<br>2018年'''[[優駿牝馬]]'''{{G1}}<br>2018年'''[[秋華賞]]'''{{G1}}<br>2018年'''[[ジャパンカップ]]'''{{G1}}<br>2019年'''[[ドバイターフ]]'''{{G1}}<br>2018年[[シンザン記念]]{{G3}}
|[[安田記念]]{{G1}}3着
|{{JBIS基本|0001203363|アーモンドアイ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2015104961|アーモンドアイ|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|130|}}
|[[プリモシーン]]
|2015
|牝
|現役
|3
|16,253
|2018年[[関屋記念]]{{G3}}<br>2018年[[フェアリーステークス|フェアリーS]]{{G3}}
|[[ヴィクトリアマイル]]{{G1}}2着
|{{JBIS基本|0001208432|プリモシーン|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2015105036|プリモシーン|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|002|}}
|'''[[ブラストワンピース]]'''
|2015
|牡
|現役
|6
|43,850
|2018年'''[[有馬記念]]'''{{G1}}<br>2019年[[札幌記念]]{{G2}}<br>2018年[[新潟記念]]{{G3}}<br>2018年[[毎日杯]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001208511|ブラストワンピース|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2015104882|ブラストワンピース|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|120|}}
|[[グローリーヴェイズ]]
|2015
|牡
|現役
|3
|16,253
|2019年[[日経新春杯]]{{G2}}
|[[天皇賞|天皇賞(春)]]{{G1}}2着
|{{JBIS基本|0001208666|グローリーヴェイズ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2015104063|グローリーヴェイズ|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|110|}}
|'''[[インディチャンプ]]'''
|2015
|牡
|現役
|6
|23,112
|2019年'''[[安田記念]]'''{{G1}}<br>2019年[[東京新聞杯]]{{G3}}
|
|{{JBIS基本|0001206175|インディチャンプ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2015104688|インディチャンプ|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|300|}}
|[[プロミストリープ]]
|2015
|牝
|5
|3
|{{0}}4,120
|2018年[[桜花賞 (浦和競馬)|浦和桜花賞]](SI)
|[[東京プリンセス賞]](SI)2着
|{{JBIS基本|0001201423|プロミストリープ|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2015104981|プロミストリープ|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|120|}}
|[[ウィクトーリア (競走馬)|ウィクトーリア]]
|2016
|牝
|現役
|3
|{{0}}8,547
|2019年[[フローラステークス|フローラS]]{{G2}}
|
|{{JBIS基本|0001217323|ウィクトーリア|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2016104836|ウィクトーリア|2019|8|17}}
|-
|{{Sort|300|}}
|[[ディアンドル (競走馬)|ディアンドル]]
|2016
|牝
|現役
|5
|{{0}}8,547
|2019年[[葵ステークス|葵S]]{{L}}
|
|{{JBIS基本|0001219167|ディアンドル|2019|8|17}}{{Netkeiba基本|2016104470|ディアンドル|2019|8|17}}
|-
|}


<!--
===引退馬===
*1列目の{{Sort|103|}}は
*[[ロイヤルシルキー]](1986年[[クイーンステークス]])
:*JRA賞受賞=001
*[[シルクグレイッシュ]](1994年[[福島記念]])
:*正式G1勝ち=110
*[[シルクフェニックス]](1997年/1998年[[エンプレス杯]])
:*正式G2勝ち=120
*[[シルクジャスティス]](1997年'''[[有馬記念]]'''、[[京都4歳特別]]、[[京都大賞典]])
:*正式G3勝ち=130
*[[シルクガーディアン]](1999年[[ラジオたんぱ賞]])
:*JRAGI・JpnI・統一GI勝ち=210
*[[シルクプリマドンナ]](2000年'''[[優駿牝馬]]''')
:*JRAGII・JpnII・統一GII勝ち=220
*[[シルクブラボー]](2002年[[デイリー杯2歳ステークス]])
:*JRAGIII・JpnIIII・統一GIII勝ち=230
*[[シルクフェイマス]](2004年[[日経新春杯]]、[[京都記念]]、2006年[[アメリカジョッキークラブカップ]])
:*その他重賞・公営重賞勝ち=300
*[[シルクメビウス]](2009年[[ユニコーンステークス]]、2010年[[東海ステークス]]、[[ブリーダーズゴールドカップ]])
:*上記以外=400
*[[シルクフォーチュン]](2011年[[プロキオンステークス]]、2012年[[根岸ステークス]]、[[カペラステークス]])
*その他戦績はG1・GI・JpnIの3着まで
*[[ローブティサージュ]](2012年'''[[阪神ジュベナイルフィリーズ]]'''、2014年[[キーンランドカップ]])<ref>[http://race.sanspo.com/keiba/news/20151109/ope15110917310011-n1.html ローブティサージュが引退 繁殖入り]サンケイスポーツ、2015年11月10日閲覧</ref>
*G1/JRAGI/JpnI勝ち馬は'''太字'''
*[[シャトーブランシュ]](2015年[[マーメイドステークス]])<ref>[http://www.jbis.or.jp/race/result/20150614/109/11/ 2015年マーメイドステークス]JBISサーチ、2015年11月25日閲覧</ref><ref>[http://www.jra.go.jp/news/201512/121606.html シャトーブランシュ号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2016年3月11日閲覧</ref>
-->
*[[ラストインパクト]](2014年[[小倉大賞典]]、[[京都大賞典]]、[[金鯱賞]])<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201712/122003.html ラストインパクト号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2017年12月20日閲覧</ref>
*[[グランシルク]](2017年[[京成杯オータムハンデキャップ]])<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201804/042804.html グランシルク号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2018年4月28日閲覧</ref>
*[[ブライトエンブレム]](2014年[[札幌2歳ステークス]])<ref>[http://www.jra.go.jp/news/201808/080305.html ブライトエンブレム号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2018年8月3日閲覧</ref>
*[[ゼーヴィント]](2016年[[ラジオNIKKEI賞]]<ref>[http://db.netkeiba.com/race/201603020211/ 2016年ラジオNIKKEI賞]netkeiba.com、2016年7月4日閲覧</ref>、2017年[[七夕賞]]<ref>[http://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=123761 ゼーヴィントが人気に応え重賞2勝目/七夕賞]netkeiba.com、2017年7月9日閲覧</ref><ref>[http://www.jra.go.jp/news/201810/101005.html ゼーヴィント号が競走馬登録抹消]日本中央競馬会、2018年10月10日閲覧</ref>)


== シルクホースクラブ(愛会法人)==
===クラブ競走の戦績===
*1986年
代表は阿部幸也。阿部製糸の阿部一族により設立・運営された。
**{{0}}9月 - ロイヤルシルキーがクイーンSに勝ち、クラブ初重賞制覇。
*1997年
**12月 - シルクジャスティスが有馬記念優勝、クラブG1初制覇。
*2000年
**{{0}}5月 - シルクプリマドンナが優駿牝馬優勝、クラブ初のクラシック競走制覇。
*2018年
**{{0}}4月 - アーモンドアイが桜花賞{{G1}}優勝。クラブのG1優勝は6年ぶり<ref name="ブック2018-0514"/>。
**{{0}}4月 - プレストウィックが[[オーストラリア]][[ロイヤルランドウィック競馬場]]の[[シドニーカップ]]{{G1}}に遠征するが、出走直前に取消。故障により競走能力喪失と診断された。
**10月 - アーモンドアイが牝馬三冠を達成。
**11月 - アーモンドアイがジャパンカップをレコード勝ち。この年の年度代表馬に選出。


== 代表者 ==
かつては[[資生園早田牧場|早田牧場]]との関係が深く、募集馬も早田牧場生産馬が中心であった。2011年からは[[社台グループ]]との提携により、同グループに属する牧場の生産馬が中心となっている。
*クラブ法人 有限会社シルクレーシング
**米本昌史 - [[吉田勝己]]の娘婿。元不動産開発業<ref name="ブック2018-0514"/>。


*愛馬会法人 有限会社シルク・ホースクラブ
== 脚注 ==
**阿部幸也<ref name="netkeiba20150803-1"/>
{{脚注ヘルプ}}

{{Reflist}}
==脚注==
===注釈===
<references group="注"/>
===出典===
<references />


== 関連項目==
== 関連項目==
75行目: 471行目:
== 外部リンク==
== 外部リンク==
*[http://www.silkhorseclub.jp/system/xb/silk_home.manage.Top シルクホースクラブ]
*[http://www.silkhorseclub.jp/system/xb/silk_home.manage.Top シルクホースクラブ]
{{社台グループ}}

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[[Category:馬主]]
[[Category:馬主]]
[[Category:福島市の企業]]
[[Category:福島市の企業]]
{{keiba-stub}}

2019年8月29日 (木) 15:21時点における版

シルクフェイマス号とシルクレーシングの勝負服

有限会社シルクレーシング(Silk Racing Co.Ltd[1])は、日本中央競馬会馬主登録をしているクラブ法人である。2013年までの名称は「有限会社シルク」。

「有限会社シルクレーシング」という馬主登録名は仮定名称と呼ばれるものである。愛馬会法人「シルクホースクラブ」(代表・阿部幸也)より匿名組合契約に基づく競走馬現物出資を受けて、中央競馬などの競走に出走させている。

歴史

シルクジャスティス(1997年京都大賞典
ダートで活躍したシルクメビウス
シルクフォーチュン
クラブ転機の象徴ローブティサージュ
国際競走で活躍したラストインパクト
ジャパンCを世界レコードで優勝アーモンドアイ
グランプリホースブラストワンピース
安田記念を制したインディチャンプ

沿革

  • 1985年(昭和60年) - クラブ法人有限会社シルクとして創業[2][3]
  • 1995年(平成07年) - 500口募集を開始[3]
  • 2003年(平成15年) - 阿部幸也が社長に就任[4]
  • 2010年(平成22年) - 金融庁の指導により、未出走・未勝利馬に対する補償制度を廃止[4]
  • 2011年(平成23年) - ノーザンファームと提携[3]
  • 2014年(平成26年) - 法人名を有限会社シルクレーシングに改称[2]、代表を阿部善武から米本昌史に変更[5]

創業

創業家である阿部家は福島県伊達郡霊山町(現在の伊達市霊山町)で絹糸などを生産する阿部製糸株式会社を営んでいた[2]。有限会社シルクは福島馬主協会の会員[6]、有限会社シルク前代表の阿部善武は福島馬主協会の役員である(2019年8月現在)[5][7]

阿部製糸経営者の阿部善男は古くからサラブレッドのオーナーをしており、バリシニコフ(1982年オータムスプリントS優勝、種牡馬[8] )キッポウシ(1986年カブトヤマ記念優勝[9] )、フレンチパッサー(1991年紅梅賞優勝[10] )、マチエール(中央4勝[11] )などの馬主である。阿部善武はペガサス(1992年新潟3歳SGIII、1993年福島記念GIII優勝[12] )、ルミネッセンス(1997年ターコイズS優勝[13] )の兄妹やスギノハヤカゼ(1996CBC賞GII・1997年スワンSGIIほか優勝[14] )のオーナーである。

福島県伊達郡桑折町には大正時代に創業の資生園早田牧場があり、その経営者である早田家の主治医は阿部家の人物だった[4]。その縁で、早田牧場が北海道新冠町に進出するにあたり、阿部家も支援した[4]。上述のフレンチパッサー、ペガサス、ルミネッセンスは早田牧場新冠支場の生産馬である。クラブ法人としての有限会社シルクは、1985年(昭和60年)に創業した[2]。クラブ名や競走馬の冠名となる「シルク」という語は、阿部製糸が絹糸生産をしていたことから選んだ[2][5]。翌1986年(昭和61年)には早田牧場を代表する繁殖牝馬モミジの産駒ロイヤルシルキーが重賞クイーンステークスGIIIを制し、クラブにとっても早田牧場にとっても初めての重賞勝ち馬となった[15]

以後、1997年(平成9年)に早田牧場新冠支場生産馬のシルクジャスティス有馬記念に優勝し、GI競走初勝利を果たす[2]。さらに2000年(平成12年)にも早田牧場新冠支場産のシルクプリマドンナ優駿牝馬に勝って、GI競走2勝目となった[2]

この間、クラブ法人でも変革が行われた[4]。1995年(平成7年)から募集口数を500口に拡大し、募集用のビデオやカラーパンフレットを作成した。その初年度募集馬からシルクジャスティスが出て有馬記念に勝った[4]。これ以前には会員数は200名程度だったのが、2000年(平成12年)にシルクプリマドンナが優駿牝馬に優勝する頃には会員数16,000人にまで成長していた[4]

苦難

しかし、その頃すでに早田牧場の経営が危機に瀕していた[4]。1999年(平成11年)に福島県天栄村に開設した育成牧場天栄ホースパークの巨額の建設資金などの多くの負債を抱えており、日本経済の景気悪化やライバルの社台グループが導入したサンデーサイレンスの大成功などにも圧されて経営が悪化、2002年(平成14年)に破産宣告を受け経営破綻した[4]

これに先立つ2001年(平成13年)には、グラスワンダーの馬主として知られる福島県の伊東純一・半沢一磨と共同で、早田牧場支援のため天栄ホースパークを買収した[4][注 1]。以後、シルクの馬は天栄で育成・調教を行うようになった[4]

しかしクラブの成績は悪化し、会員数も減少していった[4]。この時期、倒産した早田牧場から購入した最後の世代であるシルクフェイマスが数年に渡ってトップクラスの競走馬として活躍、GII競走を3勝し、GI競走でも宝塚記念2着、有馬記念や天皇賞(春)で3着になるなど4億7000万円あまりを稼ぎ、クラブの経営を支えたという[4][注 2]

クラブでは2003年(平成15年)に代表を阿部幸也に据えて改革に乗り出した[4]楽天競馬と提携したり、北海道のばんえい競馬にも進出するなどの試行錯誤を行った(ばんえい競馬は後に撤退)[4]

しかし、2010年に金融庁の指導で、それまで行われてきたクラブ会員への補償制度が撤廃されることになり、クラブを苦境に追いやった[4]。この補償制度は、クラブ会員が出資した競走馬が未出走や未勝利のまま引退した場合に、出資金の一部を還元し、次の競走馬出資に充当できる制度だった。この制度はクラブ会員にとってはリスク軽減になるし、クラブ法人側にとっても会員離れを防ぐメリットがあった[4]。しかし、共同馬主制度(クラブ法人馬主)は法律上投資ファンドの枠組みで成り立っており、金融商品取引法の規制を受ける。金融庁は未出走・未勝利馬の補償制度を、金融商品取引法で禁じられている「損失補填」にあたるとしたのである[4]。全てのクラブ法人は補償制度を廃止せざるを得なくなり、結果として会員募集がさらに困難になった[4]

さらに追い打ちをかけたのが翌2011年(平成23年)の東日本大震災である[19]。地震による直接的被害として天栄ホースパークの調教用坂路コースが破壊され、さらに福島第一原子力発電所事故の放射能の影響で、ここに競走馬を預託するのを忌避されるようになった[19]。当時、天栄ホースパークには約260の馬房があり、そのうち160室で外部からの競走馬預託を受け入れていたが、これが立ち行かなくなってしまった[19]

転機

クラブではこの年、天栄ホースパークをノーザンファームに売却、かつての早田牧場のライバルだった社台グループとの提携強化に踏み切った[20]。社台グループとは、早田牧場の破綻後から関係を築いており、クラブ募集馬として2008年から白老ファーム生産馬を購買していた[20]

こうして2011年から天栄ホースパークはノーザンファーム天栄となった[5]。この年からはクラブ募集馬の主力がノーザンファーム生産馬となり、クラブは社台グループとの結びつきを一気に深めたのだった[5][2]。これはクラブ運営には大きなインパクトとなり、会員数は激増した[19]

この2011年のノーザンファーム提携初年度の募集馬からすぐにG1優勝馬が出た[19]。2012年阪神ジュベナイルフィリーズG1を勝ったローブティサージュである[21] [2]。クラブにとってはシルクプリマドンナ以来12年ぶりのG1競走優勝となった[19][注 3]

「アベノシルク」

クラブはさらに様々な改革を行った。この一連の改革は、「アベノミクス」をもじって「アベノシルク」と呼ばれているという[19]。手数料を引き下げて会員への賞金配分率を高めたり、優勝時の厩舎への祝儀金を廃止するなどして、会員への配当額の増加を図った[19]。福島を本拠としていたクラブ法人の東京移転もその一環である[19]。2013年には会員のための「ラウンジ」(赤坂オフィス・ラウンジ)を開設した[19]

2014年(平成26年)に法人名を有限会社シルクレーシングに改称[2]、代表を阿部善武から米本昌史に変更した[5]。米本は2012年にノーザンファームに入社し、2013年からシルクレーシング取締役を務めていた[22]

この間、クラブの成績は右肩上がりに上昇、2012年40勝(獲得賞金による馬主順位9位)、2013年48勝(11位)、2014年78勝(6位)、2015年66勝(5位)、2016年96勝(4位)とし、2017年(平成29年)には年間102勝(JRA99勝、地方3勝。4位)をあげ、過去最多勝利[2][5][20]。2018年には所有馬アーモンドアイ牝馬三冠を達成、JRA賞年度代表馬にも選出された。

服色

水色、赤玉霰、袖赤一本輪

冠号

  • なし(かつては「シルク」「シルキー」を使用していた)

主な所有馬

  • 重賞勝ち馬または総賞金1億円以上の馬。
馬名 生年

総賞金
(万円)
重賞勝鞍(年・格) その他戦績 出典
ロイヤルシルキー 1983 22 3 07,516 1986年クイーンSGIII エリザベス女王杯GI3着 [23] [24]
シルクグレイッシュ 1991 16 4 08,036 1994年福島記念GIII [25] [26]
シルクフェニックス 1993 25 5 17,650 1997年エンプレス杯GII
1998年エンプレス杯GII
[27] [28]
シルクライトニング 1994 16 2 09,490 1997年若葉SOP 皐月賞GI2着 [29] [30]
シルクジャスティス 1994 27 5 45,797 1997年有馬記念GI
1997年京都大賞典GII
1997年京都4歳特別GIII
東京優駿GI2着 [31] [32]
シルクガーディアン 1996 47 5 09,105 1999年ラジオたんぱ賞GIII [33] [34]
シルクプリマドンナ 1997 15 3 20,642 2000年優駿牝馬GI 桜花賞GI3着 [35] [36]
シルクフェイマス 1999 43 9 47,391 2004年日経新春杯GII
2004年京都記念GII
2006年AJCCGII
宝塚記念G12着 [37] [38]
シルクブラボー 2000 13 3 06,714 2002年デイリー杯2歳SGII [39] [40]
シルキーラグーン 2000 24 7 15,467 2004年オーシャンSOP
2005年オーシャンSOP
[41] [42]
シルクメビウス 2006 28 8 30,731 2010年東海SG2
2010年ブリーダーズGCJpnII
2009年ユニコーンSG3
ジャパンCダートG12着
JBCクラシックJpnI2着
[43] [44]
シルクフォーチュン 2006 46 8 29,157 2011年プロキオンSG3
2012年根岸SG3
2012年カペラSG3
フェブラリーSG12着
マイルCS南部杯JpnI3着
[45] [46]
ローブティサージュ 2010 20 3 17,231 2012年阪神JFG1
2014年キーンランドCG3
[47] [48] [49]
ラストインパクト 2010 36 7 44,358 2014年金鯱賞G2
2014年京都大賞典G2
2014年小倉大賞典G3
ジャパンCG12着
ドバイシーマクラシックG12着
[50] [51] [52]
シャトーブランシュ 2010 25 4 12,032 2014年マーメイドSG3 [53] [54] [55][56]
プレストウィック 2011 36 6 14,816 2017年丹頂SOP [57] [58] [59]
ブライトエンブレム 2012 14 2 7,555 2014年札幌2歳SG3 [60] [61] [62]
グランシルク 2012 24 5 20,437 2017年京成杯AHG3 [63] [64] [65]
グレンツェント 2013 現役 6 19,151 2017年東海SG2
2016年レパードSG3
[66] [67] [68]
ゼーヴィント 2013 13 4 16,384 2017年七夕賞G3
2016年ラジオNIKKEI賞G3
[69] [70] [71][72][73]
ヒーズインラブ 2013 現役 6 13,861 2018年ダービー卿CTG3 [74] [75] [76]
ストロングタイタン 2013 現役 6 14,792 2018年鳴尾記念G3 [77] [78]
セダブリランテス 2014 現役 4 11,146 2018年中山金杯G3
2017年ラジオNIKKEI賞G3
[79] [80] [81]
アーモンドアイ 2015 現役 6 74,870 2018年桜花賞G1
2018年優駿牝馬G1
2018年秋華賞G1
2018年ジャパンカップG1
2019年ドバイターフG1
2018年シンザン記念G3
安田記念G13着 [82] [83]
プリモシーン 2015 現役 3 16,253 2018年関屋記念G3
2018年フェアリーSG3
ヴィクトリアマイルG12着 [84] [85]
ブラストワンピース 2015 現役 6 43,850 2018年有馬記念G1
2019年札幌記念G2
2018年新潟記念G3
2018年毎日杯G3
[86] [87]
グローリーヴェイズ 2015 現役 3 16,253 2019年日経新春杯G2 天皇賞(春)G12着 [88] [89]
インディチャンプ 2015 現役 6 23,112 2019年安田記念G1
2019年東京新聞杯G3
[90] [91]
プロミストリープ 2015 5 3 04,120 2018年浦和桜花賞(SI) 東京プリンセス賞(SI)2着 [92] [93]
ウィクトーリア 2016 現役 3 08,547 2019年フローラSG2 [94] [95]
ディアンドル 2016 現役 5 08,547 2019年葵SL [96] [97]


クラブ競走馬の戦績

  • 1986年
    • 09月 - ロイヤルシルキーがクイーンSに勝ち、クラブ初重賞制覇。
  • 1997年
    • 12月 - シルクジャスティスが有馬記念優勝、クラブG1初制覇。
  • 2000年
    • 05月 - シルクプリマドンナが優駿牝馬優勝、クラブ初のクラシック競走制覇。
  • 2018年
    • 04月 - アーモンドアイが桜花賞G1優勝。クラブのG1優勝は6年ぶり[2]
    • 04月 - プレストウィックがオーストラリアロイヤルランドウィック競馬場シドニーカップG1に遠征するが、出走直前に取消。故障により競走能力喪失と診断された。
    • 10月 - アーモンドアイが牝馬三冠を達成。
    • 11月 - アーモンドアイがジャパンカップをレコード勝ち。この年の年度代表馬に選出。

代表者

  • クラブ法人 有限会社シルクレーシング
  • 愛馬会法人 有限会社シルク・ホースクラブ
    • 阿部幸也[4]

脚注

注釈

  1. ^ 伊藤純一は福島馬主協会の会長、半沢一磨は常務理事である[7]。両者は福島市に本社を置く月電工業の経営者(伊藤が代表取締役会長、半沢が代表取締役社長)で、シルクとは資本関係がある[16]。グラスワンダーの名目上の馬主は有限会社半沢[17] [18]
  2. ^ シルクフェイマスの父はマーベラスサンデーで、早田牧場を代表する母系モミジの牝系に社台グループのサンデーサイレンスを配合したものだった。
  3. ^ この間、クラブはG1競走で37連敗を記録していた[5]

出典

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  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t netkeiba.com、2015年8月3日付、ノンフィクションファイル、【トップ直撃】“アベノシルク”の成功 リーディング上位の馬主に/「シルク」阿部幸也氏(1)、2019年8月17日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h パーフェクトホースマンズ、2019年3月25日付、注目馬主 絹糸を製造していたことが名前の由来です、2019年8月17日閲覧。
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  14. ^ 日本軽種馬協会、JBIS(Japan Bloodstock Information System)、スギノハヤカゼ(USA)基本情報、2019年8月17日閲覧。
  15. ^ 月刊『優駿』1992年2月号、日本中央競馬会内「優駿」編集部、中央競馬ピーアール・センター、p34-38「レオダーバンの故郷 北海道新冠・早田牧場」
  16. ^ 月電工業株式会社、役員紹介、2019年8月17日閲覧。
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  18. ^ 『財界ふくしま』、株式会社財界21、29巻3号、2000年。p62-66「新春特別インタビュー 伊東純一月電工業(株)代表取締役社長に聞く 怪物グラスワンダー 栄光と挫折、王者復活への道のり 「凱旋門賞」で国内最強馬から世界の頂点へ!福島で引退式の計画も」
  19. ^ a b c d e f g h i j netkeiba.com、2015年8月3日付、ノンフィクションファイル、トップ直撃】トップクラスの血統をシルクらしい値段とおもてなしで/「シルク」阿部幸也氏(2)、2019年8月17日閲覧。
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関連項目

外部リンク