「八戸駅」の版間の差分
座標title表示、地図記載、位置図記載 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl = 300px |
|pxl = 300px |
||
|画像説明 = 東口(2011年10月) |
|画像説明 = 東口(2011年10月) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}} |
||
{{location map|width=240|Japan Aomori|label=八戸駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=八戸駅位置図(青森県)|float=center}} |
{{location map|width=240|Japan Aomori|label=八戸駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=八戸駅位置図(青森県)|float=center}} |
||
|よみがな = はちのへ |
|よみがな = はちのへ |
2020年2月14日 (金) 22:35時点における版
八戸駅 | |
---|---|
東口(2011年10月) | |
はちのへ Hachinohe | |
所在地 | 青森県八戸市大字尻内町字館田 |
所属事業者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細) 青い森鉄道(駅詳細) 日本貨物鉄道 |
八戸駅(はちのへえき)は、青森県八戸市大字尻内町字館田(たてだ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・青い森鉄道・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。
乗り入れ路線
JR東日本の東北新幹線と八戸線、青い森鉄道の青い森鉄道線が乗り入れており、接続駅となっている。なお、日本最東端の新幹線駅であり、北海道新幹線の終点予定駅である札幌駅よりも東に位置する。
国鉄民営化以降、当駅はJR東日本の単独駅であったが、2002年12月1日に東北新幹線が当駅まで延伸したことにより、JR東北本線の目時駅 - 当駅間は青い森鉄道に移管された。その時点では当駅 - 青森駅間は東北本線として残ったが、この区間も2010年12月4日に東北新幹線が新青森駅まで延伸したことで青い森鉄道に移管され、現在の形へと至った。在来線構内はJR東日本の在来線である八戸線も含め青い森鉄道の管轄となった。
かつては三戸郡五戸町にあった五戸駅に至る南部鉄道の起点だったが、1968年に発生した十勝沖地震の影響により、1969年に同線は廃止された。
青森県内の東北新幹線は並行在来線の青い森鉄道線(旧東北本線)とは大きく離れたルートを採っており、在来線との接続駅は当駅と新青森駅のみである。また、新青森駅は東北新幹線の並行在来線とは異なる奥羽本線との接続であり、青森県内で東北新幹線と並行在来線が直接接続しているのは当駅のみとなっている。
なお、青い森鉄道線共通の事柄として、青森県が第三種鉄道事業者として施設を所有し、青い森鉄道と日本貨物鉄道(JR貨物)が第二種鉄道事業者として列車を走らせている。
歴史
当駅は開業当初は尻内駅と称し、駅の場所も駅開業当時は八戸市外の上長苗代村であった。
当初東北本線盛岡以北の路線については、建設の容易さから八戸近辺を経由する路線案を推す日本鉄道側と、国防上の理由から秋田寄りの内陸側を経由する案を推す陸軍省側の対立があった。最終的には鉄道局の裁定により、八戸近辺の路線案が採用された[1]。はやてと呼ばれた伝染病問題や陸海軍綱引き問題などが現在の八戸市尻内に駅が置かれた理由として挙げられる一方で、八戸近辺案が採用されるだけでなく軍への配慮で鉄道局から技師に対して詳細な路線の策定は海から離れた位置に行うように指示されたためというのが日本鉄道の公式見解[2]である。
結果として八戸市中心市街地から離れた位置に駅が開設され、のち1894年(明治27年)に青森線支線(のちに八ノ戸線、八戸線に改称)が開業し当時の八戸市内に乗り入れ、八戸市中心部に八ノ戸駅(1907年(明治40年)に八戸駅に改称)が新設された。上長苗代村が1955年(昭和30年)に八戸市に編入されたことにより当駅も八戸市内となり、1971年(昭和46年)には当駅が八戸駅に改称された。
年表
- 1888年(明治21年)4月25日:鉄道局が盛岡以北の路線について、八戸近辺を経由する路線とすることを決定。
- 1891年(明治24年)9月1日:日本鉄道青森線(のちに東北本線に改称)の尻内駅(しりうちえき)として開業[3]。一般駅。東口供用開始。
- 1892年(明治25年)5月:吉田屋の八戸駅構内営業が許可される。
- 1894年(明治27年)1月4日:青森線支線が八ノ戸駅(のちに八戸駅、本八戸駅に改称)まで開業[3]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化、官設鉄道の駅となる[3]。
- 1929年(昭和4年)8月23日:五戸電気鉄道(のちに五戸鉄道、南部鉄道に改称)の尻内駅が開業。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体日本国有鉄道の発足により、その所属となる。
- 1967年(昭和42年)6月1日:「みどりの窓口」設置。
- 1968年(昭和43年)5月17日:十勝沖地震により南部鉄道が壊滅的な被害を受け休止。
- 1969年(昭和44年)
- 1970年(昭和45年)8月27日:日本飼料ターミナルの営業所が駅構内に開業。
- 1971年(昭和46年)
- 1973年(昭和48年)2月15日:八戸駅旅客営業センターを格上げし、八戸駅旅行センター設置(東急観光と提携)。
- 1986年(昭和61年)
- 4月1日:日本飼料ターミナルの営業所が閉鎖。
- 11月1日:貨物の取扱を全廃、旅客駅となる。
- 1987年(昭和62年)
- 2000年(平成12年):2002年の東北新幹線八戸開業に向けて、駅舎新築工事開始。なお、解体された旧駅舎(平屋建て)の木材は写真立てとして販売された。
- 2002年(平成14年)
- 2006年(平成18年)3月2日:在来線改札口に自動改札機導入。
- 2007年(平成19年)
- 4月1日:「びゅうプラザ八戸」の本八戸駅本店と八戸駅支店という体制が改められ、「びゅうプラザ本八戸」が独立し八戸駅長の管轄となる。
- 10月頃:在来線側のタッチパネル式券売機を新機種(EV4型)へ更新。
- 2008年(平成20年)
- 2月:同年3月のモバイルSuica特急券の対応を控え、新幹線改札口・乗換口の自動改札機を新型機種に置き換え。
- 2010年(平成22年)
- 2015年(平成27年)12月1日:本八戸駅業務委託化に伴い、長苗代駅 - 階上駅間の管理業務が当駅に移管。
- 2017年(平成29年)12月1日:「びゅうプラザ八戸駅」の運営がJR東日本からびゅうトラベルサービスに移管。
駅構造
地上駅で、橋上駅舎を有し、2社で駅舎を共有する。新幹線部分はJR東日本が所有・管理している。一方、在来線部分は青森県が所有し、青い森鉄道が管理・駅業務を実施するが、JR東日本(八戸線)と共同使用する。
本項ではJR東日本が管理する新幹線部分と、青い森鉄道が管理する在来線部分に分けて解説する。
東北新幹線
JR 八戸駅* | |
---|---|
改札口 | |
はちのへ Hachinohe | |
◄二戸 (30.9 km) (36.1 km) 七戸十和田► | |
所在地 | 青森県八戸市大字尻内町字館田2-2 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | 東北新幹線 |
キロ程 | 631.9 km(東京起点) |
電報略号 | ハヘ[注釈 1] |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,489人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)9月1日 |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 * 1971年に尻内駅から改称。 |
新幹線ホームは島式ホーム2面4線を有する。ホーム部分はスノーシェルターに覆われている。中央の12・13番線には、列車通過の際の安全をはかるため可動式ホーム柵が設置されている。
直営駅(駅長・副駅長・輸送総括助役が兼務する駅長代理・営業総括助役配置)。新幹線ホームの運転扱いは輸送主任が行う。また、在来の八戸線の長苗代駅 - 階上駅間の各駅(いずれも青森県内)を管理する。
うみねこロード(東西自由通路)、みどりの窓口(営業時間:6時00分 - 23時15分)、指定席券売機3台、待合室、サウスブリッジ(有料橋上待合室)、ノースブリッジ(無料橋上待合室)、地元名物をデザインした木製ベンチ数台、はちこステーション、地産地消農産物直売所コーナー、ビューアルッテATMコーナー、びゅうプラザ八戸駅(営業時間:10時00分 - 17時30分、海外旅行非取扱店)がある。2008年7月1日よりびゅうプラザのセールス業務が本八戸駅から移転、2017年12月1日よりびゅうトラベルサービス運営となった。
2002年12月1日の新幹線開業に伴い自動改札機が設置されたことで、青森県初の自動改札機導入駅となった。モバイルSuica特急券にも対応している。
新幹線乗換口は2010年12月3日をもって閉鎖された。なお閉鎖前の新幹線乗換口は精算窓口・モバイルSuica特急券利用者向けの乗換乗車券の自動券売機(新幹線側)・指定席券売機(在来線側・新幹線開業時の一時期のみ)を備えていた。ホームにはKIOSKが出店している。過去には日本レストランエンタプライズ (NRE) の駅弁売店2店舗も出店していたが、2010年12月3日でホーム内での販売を終了した。
盛岡駅 - 新青森駅間で追い越し設備(副本線)のある途中駅は当駅のみである。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
11・12 | 東北新幹線 | 上り | 盛岡・仙台・東京方面 |
13・14 | 東北・北海道新幹線 | 下り | 新青森・新函館北斗方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
大半の列車は12・13番線に入線する(11・14番線を使用する定期列車は1日各1本のみ)。
-
コンコース
-
ホーム
-
停車中の列車
青い森鉄道線・JR八戸線
青い森鉄道 八戸駅 | |
---|---|
ホーム | |
はちのへ Hachinohe | |
所在地 | 青森県八戸市大字尻内町字館田2-2 |
所属事業者 |
青い森鉄道 東日本旅客鉄道(JR東日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
電報略号 | ハヘ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面5線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,158人/日(降車客含まず) -2016年- |
開業年月日 | 2010年(平成22年)12月4日* |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■青い森鉄道線(青い森鉄道) |
キロ程 |
25.9km(目時起点) 盛岡から107.9km 東京から643.2 km |
◄北高岩 (4.9 km) (6.9 km) 陸奥市川**► | |
所属路線 | ■八戸線(JR東日本) |
キロ程 | 0.0 km(八戸起点) |
(3.4 km) 長苗代**► | |
備考 |
共同使用駅(青い森鉄道の管轄駅) 直営駅(管理駅) 青い森鉄道アテンダント配置駅 |
* 東北新幹線開業による並行在来線の経営分離により。 ** この間に八戸貨物駅あり。(八戸起点 1.7km) |
単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の計3面5線を有する。線名は駅舎側から、八戸2番線(1番線)、八戸線(2番線)、青い森鉄道上り本線(3番線)、青い森鉄道中本線、青い森鉄道下り本線(4番線)、青い森鉄道下り1番線(5番線)となっている。ホームのない中本線は主に貨物列車が通過する。なお、かつてJR東北本線青森方面(現・青い森鉄道線)の特急が発着していた4・5番線ホームには、エアコン付き待合室が設置されている。
青い森鉄道の社員配置駅(駅長配置)であり、管理駅として、目時駅 - 下田駅間の各駅を管理している。出札窓口(営業時間:5時30分 - 22時20分)、自動券売機を設置。青い森鉄道アテンダント配置駅。改札内にはKIOSKがあったが、2018年3月31日限りで閉店した。
2002年12月1日の新幹線開業時点では、在来線改札口には自動改札機が設置されていなかったが、2006年3月2日に導入された。Suicaは在来線利用エリア外であることから、自動券売機のタッチパネル上にはその旨などを注意喚起する文言が掲示されていた。また、自動精算機は設置されていない。なお、東北新幹線と八戸線の乗り継ぎは2010年12月4日以降、各々の改札を通過するよう変更されたが、乗車券は当駅より先まで有効なものを持っていれば出場時に自動改札機から出てくる[注釈 2]。
在来線改札口にはJR自動券売機が設置されていないため、JR八戸線乗車券は青い森鉄道の出札窓口・自動券売機で青い森鉄道の地紋で発売する(オレンジカード使用不可)ほか、八戸線定期券も青い森鉄道の出札窓口で取り扱う。なお、JR八戸駅みどりの窓口・指定席券売機でも八戸線の乗車券類を購入することができる。青い森鉄道延伸前は青い森鉄道の乗車券はJRに販売を委託していたため、青い森鉄道の乗車券はJRの券売機でJR地紋で発行された。また、八戸駅のみどりの窓口でも青い森鉄道の乗車券(回数券・定期券等も含む)を購入することができた。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■JR八戸線 | - | 鮫・久慈方面[9] |
2・3・4・5 | ■青い森鉄道線 | 下り | 三沢・野辺地・青森方面 |
上り | 三戸・盛岡方面 |
-
2社線境界を示す(当時)駅名標(2010年12月3日まで使用)
-
JR券売機で発行(当時)していた青い森鉄道線乗車券
-
在来線改札口
尻内駅 | |
---|---|
しりうち Shiriuchi | |
(1.2 km) 張田► | |
所在地 | 青森県八戸市大字尻内町 |
所属事業者 | 南部鉄道 |
所属路線 | 南部鉄道線 |
キロ程 | 0.0 km(尻内起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)8月23日 |
廃止年月日 | 1969年(昭和44年)4月1日* |
備考 | *1968年(昭和43年)5月17日から休止。 |
構内売店
- 改札外
- JR東日本東北総合サービス ぐるっと遊八戸店(喫茶店)
- NRE駅弁売店
- NREそば処「はやて」(立ち食いそば) - 在来線コンコースからも利用可。
- NEWDAYS八戸店(JR東日本リテールネット営業) - 当駅唯一のSuica現金チャージ(レジ対応)取扱店。
- ※駅通路内でも土産物などの仮設売店がある。
- 新幹線コンコース
- NRE駅弁売店
- KIOSK土産物売り場
- 在来線コンコース
- NREそば処「はやて」(立ち食いそば)- 改札外からも利用可。
- ※構内の一部店舗およびホーム内にある飲料水の自動販売機はSuicaショッピングサービスに対応している。
駅に付帯・直結する施設
- うみねこプラザ:東口に所在する駅ビルである。ホテルメッツ八戸、八戸市役所八戸駅市民サービスセンター、八戸市図書情報センター(八戸市立図書館分館)および多数の飲食店が入居するほか、現金自動預け払い機 (ATM) も設置されている。
- 八戸地域地場産業振興センター『ユートリー』:東口に所在しており、連絡通路で直結している。八戸駅前郵便局、放送大学八戸サテライトスペースなどが入居するほか、1階には八戸三社大祭の山車も展示している。連絡通路には八戸三社大祭やえんぶりのポスターが貼られているほか、有料立体駐車場とも直結する。
貨物取扱
車扱貨物の臨時取扱駅となっており、貨物列車の発着もない。貨物設備はなく、専用線も当駅には接続していない。
貨物列車の発着は、国鉄分割民営化前の1986年まであった。貨物取扱の大半は八戸貨物駅開業により同駅に移管されたが、最終期まで日本飼料ターミナルの営業所を発着する飼料の取扱を行っていた。
駅弁
- とりめし
- 味噌ヒレカツ弁当
- 海鮮小わっぱ
- とろサーモン炙り寿司
- スタミナ源たれ牛焼肉弁当
- 南部わっぱめし
- 八戸小唄寿司
- 津軽海峡かに・いくら寿司
- 東北復興弁当~魅惑の東北再発見
- 北海道・青森県めぐり旅弁当
- 津軽海峡 海の宝船
- 倉石牛VS海鮮御三家 対決弁当
- 復幸炙りかきとうにめし
- 大漁市場青函味くらべ編
- 前沢牛めし
- 津軽海峡にぐ・さがな弁当
-
とろサーモン炙り寿司
利用状況
- JR東日本 - 2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は4,505人である[JR 1]、青森県内の駅では青森駅、弘前駅に次いで第3位[注釈 3]である。また、このうち新幹線の1日平均乗車人員は3,481人である[JR新幹線 1]。
- 青い森鉄道 - 2016年度(平成28年度)の1日平均乗車人員は1,158人である[注釈 4]。
乗車人員推移[注釈 5] | |||
---|---|---|---|
年度 | JR東日本 | 青い森鉄道 | |
1日平均乗車人員 | 新幹線 | ||
1935年(昭和10年) | 1,107[JR 2] | 未開業 | 未開業 |
2000年(平成12年) | 2,975[JR 3] | ||
2001年(平成13年) | 3,012[JR 4] | ||
2002年(平成14年) | 3,916[JR 5] | 995 | |
2003年(平成15年) | 4,658[JR 6] | 949 | |
2004年(平成16年) | 4,626[JR 7] | 856 | |
2005年(平成17年) | 4,903[JR 8] | 805 | |
2006年(平成18年) | 4,950[JR 9] | 788 | |
2007年(平成19年) | 5,145[JR 10] | 776 | |
2008年(平成20年) | 4,954[JR 11] | 725 | |
2009年(平成21年) | 4,833[JR 12] | 692 | |
2010年(平成22年) | 4,438[JR 13] | 838 | |
2011年(平成23年) | 2,504[JR 14][注釈 6] | 1,108 | |
2012年(平成24年) | 4,395[JR 15] | 3,248[JR新幹線 2] | 1,137 |
2013年(平成25年) | 4,488[JR 16] | 3,313[JR新幹線 3] | 1,128 |
2014年(平成26年) | 4,578[JR 17] | 3,279[JR新幹線 4] | 1,171 |
2015年(平成27年) | 4,491[JR 18] | 3,349[JR新幹線 5] | 1,144 |
2016年(平成28年) | 4,456[JR 19] | 3,395[JR新幹線 6] | 1,158 |
2017年(平成29年) | 4,505[JR 20] | 3,478[JR新幹線 7] | |
2018年(平成30年) | 4,505[JR 1] | 3,481[JR新幹線 1] |
駅周辺
八戸市中心市街地から西に5kmの環境にある。このため、宿泊施設は比較的少ない。路線バスの10分間隔共同運行が確保されている。
観光
公共・厚生施設
文教施設
郵便局・金融機関
主な宿泊施設
- 東横イン八戸駅前
- グランドサンピア八戸(旧ウェルサンピア八戸(青森厚生年金休暇センター))
- ホテルオーシタ
- コンフォートホテル八戸
- ホテルメッツ八戸
スポーツ関連
- フラット八戸(フラットアリーナ)-建設中
道路
- 八戸自動車道八戸西スマートインターチェンジ(八戸駅西地域)[11]
- 国道104号
- 国道454号八戸跨線橋(えんぶりっぢ)
- 青森県道19号八戸百石線
- 青森県道20号八戸三沢線
- 青森県道29号八戸環状線
- 青森県道134号櫛引上名久井三戸線
バス・タクシー
東口バスプールでは、2008年3月までは事業者別ごとに乗り入れていたが、同年4月から中心街 - 八戸駅間で共同運行が開始されることに伴い、バスは各方面別(1番のりばでは共同運行路線が停車)に変更され、6番のりばについては実施日をもって廃止された。
1番のりばの共同運行は八戸駅前から市内中心部にある中心街ターミナルの間の市営バスと南部バスの路線が対象で、当該区間は10分間隔の運行が実施されているほか、共通定期券の発売も行われており、市内中心部へのアクセス環境を確保している。2番のりばの十和田観光電鉄も同区間の路線があるが共同運行には参加していない。
前記した3社共同で上限運賃制度(初乗り150円、50円刻み、上限市内300円、近隣市町村500円)を導入しており、同駅前からも多くの路線バスが対象となる。
2010年7月30日から最終バス後に1番のりばより出発する中心街方面行の乗合タクシー「シンタクン」の運行を開始した[12][13]。一部のバス路線と同じルートを走行する。
西口広場では2019年3月28日に西口整備完了に伴い、バスプール・タクシープールの供用を開始した。これに伴い、バスのりばが4か所設置された[14]。また、八戸市の今後の対応としては東口にある五戸行きと西高校行きのバスのりばを西口へ移動する可能性があることを示唆していて、区画整理や施設整備の進捗状況を見ながら、利用者の利便性などを考慮した上で路線の変更を将来的な検討として判断するとしている[15]。
路線バス
東口
※事業者の凡例 : 市営 - 八戸市営バス、南部 - 岩手県北自動車南部支社、十鉄 - 十和田観光電鉄
方面色 | 主要経由地・行先 | 事業者 | 系統 | 途中経由地 | 行先 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番のりば(共同運行路線専用) | |||||||
根城大橋経由 市内中心街 方面 |
市営 | ||||||
A3 | 平中通・舘花下 | 旭ヶ丘営業所 | |||||
1 | 平中通 | 大杉平バスセンター | 平日のみ | ||||
C5 | 平中通 | 中心街(三日町) | |||||
P8 | 平中通・栄町 | ラピア(バスセンター) | |||||
S30 | 平中通・吹上 | 旭ヶ丘営業所 | |||||
S30 | 司法センター前・吹上 | 旭ヶ丘営業所 | 平日のみ | ||||
田面木経由 市内中心街 方面 |
南部 | C5 | 日赤病院(※1)・司法センター前 | 中心街・八日町 | ※1:南部バスの日赤病院乗り入れは平日のみ | ||
P8 | 日赤病院(※1)・司法センター前・栄町 | 中心街→ラピア | |||||
S35 | 日赤病院・司法センター前・吹上 | 中心街→市民病院 | (平日のみ) | ||||
- | 司法センター前・中心街・本八戸駅 | フェリーターミナル(シャトルバス) | 中心街(三日町)までは各停留所で乗降可能。中心街以降は本八戸駅とフェリーターミナルのみ停車し、経路上の他の停留所では乗降不可。 | ||||
深夜乗合タクシー「シンタクン」 | 三八五交通 八戸タクシー ポストタクシー 県南タクシー |
- | 日赤入口・司法センター前・平中通・中心街 | 本八戸駅 | 八戸駅に到着する最終の新幹線に接続 | ||
2番のりば | |||||||
内舟渡経由 市内中心街 方面 |
南部 | P8 | 西売市・栄町 | 八戸(ラピア) | |||
十鉄 | C | 西売市 | 八戸(三日町) | 内舟渡まで途中無停車 | |||
C | 西売市・栄町・ラピア | 十鉄八戸営業所 (江陽四丁目) | |||||
3番のりば | |||||||
西高校行 | 市営 | N63 | 矢沢 | 西高校 | |||
南部 | T63 | ||||||
4番のりば | |||||||
八食100円バス | 南部 | 100円バス | 卸センター通 | 八食センター | |||
聖ウルスラ学院・八戸ニュータウン・是川縄文館 方面 | 71 | 日赤入口・高専前 | 聖ウルスラ学院 | ||||
75 | 日赤入口・高専前・ニュータウン中央 | 八戸ニュータウン | |||||
45 | 日赤入口・高専前・ニュータウン中央・八戸ニュータウン・グランドサンピア八戸・二ツ家 | 是川縄文館 | 土曜・日曜・休日のみ | ||||
45 | 日赤入口・高専前・グランドサンピア八戸・二ツ家 | 是川縄文館 | 土曜・日曜・休日のみ | ||||
5番のりば | |||||||
五戸行 | 南部 | G140 | 七崎・扇田 | 五戸駅 | |||
140 | 七崎・扇田・五戸駅 | 五戸総合病院 | 第1・3・5土曜の朝1本のみ運行(第2・4土曜は五戸駅止まり) | ||||
高速バス「軽米高速線」 | - | (八戸自動車道) | 軽米病院 | 運行日注意(八戸市内のみの利用は不可) | |||
岩手競馬優待バス | - | (直行) | テレトラック種市 | 競馬開催日のみ運行 | |||
十和田市行 | 十鉄 | K | 内舟渡・桔梗野・多賀台団地前・百石案内所・イオンモール下田・下田駅(※2)/下田バイパス・六戸中央 | 元町東 | ※2:一部便のみ経由、内舟渡まで途中無停車 | ||
シリウス号 | 十鉄 国際興業バス |
- | 池袋駅東口 | 東京駅日本橋口 | |||
しもきた号 | 国際興業バス | - | 大宮駅東口 | バスタ新宿 | 特定日運行 | ||
えんぶり号 | 弘南バス | - | - | バスタ新宿 | 季節運行 | ||
MICHINORI EXPRESS | 南部 | - | バスタ新宿 | 東京ディズニーランド | |||
6番のりば | |||||||
観光バス 降車専用[注釈 7] |
西口
方面色 | 主要経由地・行先 | 事業者 | 系統 | 途中経由地 | 行先 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1番のりば | |||||||
十和田湖 方面「おいらせ号」 | JRバス東北 | - | 六戸・十和田市現代美術館・奥入瀬ろまんパーク・十和田湖温泉郷・焼山・子ノ口 | 十和田湖 | |||
星野リゾート青森屋送迎バス 乗車専用 | |||||||
2番・3番・4番のりば(1番のりばを使用する事業者以外全て) | |||||||
観光バス・送迎バス乗車場 | |||||||
西口広場を使用する学校やホテルなどの全てのバス降車場 |
逸話
- 寝台特急「北斗星」の運転開始当初は1号・2号が当駅に停車していた。これは青森駅 - 盛岡駅間は八戸運転所(現・八戸運輸区)の運転士が乗務していたためで、運転士交替を兼ねたものであった(旅客扱い廃止後も運転停車は存続した)。
- 青い森鉄道、JR東日本内の特定の区間で、2社以上またがって乗車する場合、分離以前の料金から極端に変化がないように、運賃に対し激変緩和措置(乗継割引)が取られている。この措置については当初は2006年3月18日のIGRいわて銀河鉄道の青山駅・巣子駅の開業に伴う運賃改定により廃止される予定だったが、このとき実際に廃止されたのはJR側の割引額(30円)のみであった(なお、盛岡駅・好摩駅側のIGR - JR間の割引も、このとき同様にJR側の割引のみ廃止。IGR - 青い森間の乗継割引額は従前のまま存続)。IGR関連も含め、乗継割引制度自体は、第三セクター側のみの割引適用となる。
- 当駅から、青い森鉄道線の野辺地・青森方面に普通・快速列車に乗車して通過利用する場合に限り特例として青春18きっぷの利用が認められている(当駅からのJR大湊線直通列車も利用可能)。この時下車できるのはJR大湊線との接続駅である野辺地駅と青森駅の2駅のみであり他の駅で下車する事はできない(JR大湊線内は全駅で途中下車が可能)。また、三戸・盛岡方面については青春18きっぷの使用は認められていない。
- 「はやて東京フリーきっぷ」、「東北新幹線回数券」(八戸 - 大宮間または八戸 - 東京間)利用者は隣接するユートリーの駐車場、八戸駅西口専用駐車場を無料で利用できる(台数に限りあり)。
- 当駅の東口・西口共に電線地中化や道路網整備が推進されている。
- 当駅が位置する場所は、市町村合併前の旧上長苗代村に相当する。当時ここに駅が置かれた理由は、鉄道の開通によって疫病(はやて)などが運ばれてくることを恐れたため、陸海軍の綱引きがあったためなど諸説あるものの、結果として八戸市中心市街地から離れた位置に駅が置かれることとなった。なお、本八戸駅も八戸城裏手の掘割跡地という郊外に建設されたため、中心市街地までは若干の距離がある。
- 西口および新幹線ホームが設置された場所は、かつて南部鉄道ホームおよび貨物線ホーム(八戸貨物駅開業後は車両基地および操車場)があった。貨物駅としての機能は戦後の物流市場拡大により八戸貨物駅に移転する格好となったため、当駅の構造は現在でも比較的高密度となっている。
- 東北新幹線が八戸まで延伸する時に、駅名についてが議論されていた。青森県が八戸市に名称変更を打診したことがきっかけで、周辺市町村、青森県、JRを巻き込んだもので、JR側はそのまま八戸駅とする予定に対し、当時の十和田湖町など上十三地区の市町村は1973年の東北新幹線太平洋ルート決定までの支援のことを主張し、観光面などから八戸十和田湖駅にするように要望していた。地元の新聞社が行った調査では八戸駅派が多数を占め、中には十和田湖まで遠いので十和田湖が付くのは詐欺ではないかという主張まであった。2001年当時の中里信男八戸市長は名称変更には消極的な立場で、結局そのまま八戸駅とすることを決定させた。この騒動は七戸十和田駅の駅名問題にも繋がることとなった。この間の各報道は八戸駅は建て替え工事中、仮代替駅舎使用中であったため、八戸駅舎という名称を使用したメディアもあった[16][17]。
隣の駅
かつて存在した路線
- 南部鉄道
- 南部鉄道線
- 尻内駅 - 張田駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ 『新編八戸市史 近現代資料編1』八戸市、2007、344P
- ^ 『新編八戸市史 近現代資料編1』八戸市、2007、345P
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 21号 釜石線・山田線・岩泉線・北上線・八戸線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月6日、26頁。
- ^ “JR八戸駅 仮駅舎で開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2000年8月30日)
- ^ 「鉄道記録帳」『RAIL FAN』第49巻第10号、鉄道友の会、2002年10月号、22頁。
- ^ 東北新幹線 新青森開業における運転時刻について (PDF) - JR東日本、2010年9月17日。
- ^ 冬の増発列車のお知らせ (PDF) - JR東日本盛岡支社、2010年10月15日。
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ “時刻表 八戸駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月7日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、645頁。
- ^ 八戸西SIC申請へ/年内に地区協議会 - デーリー東北(2012年11月30日付、2013年5月15日閲覧)
- ^ 乗り合いタクシー 愛称は「シンタクン」[リンク切れ] デーリー東北:2010年7月22日
- ^ シンタクン - 八戸公共交通ポータルサイト、2018年2月20日閲覧
- ^ 八戸駅西口広場の利用方法 (PDF, 広報はちのへ2019年4月号)
- ^ 八戸公共交通利用促進サイト みんなで育むバスの未来-平成29年度の投稿意見対応
- ^ 2000年1月1日〜2002年11月30日までのデーリー東北、東奥日報の東北新幹線八戸延伸関連記事 八戸市立図書館保存資料
- ^ “駅舎建設で募金活動 駅名問題にも関心高まる盛り上がり”. デーリー東北. (2001年1月1日)
利用状況
JR東日本
- ^ a b 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 『改版日本案内記・東北篇』博文館、1937年、p.194頁。
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- 新幹線
- ^ a b 新幹線駅別乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 新幹線駅別乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 新幹線駅別乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 新幹線駅別乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 新幹線駅別乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 新幹線駅別乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 新幹線駅別乗車人員(2017年度) - JR東日本
関連項目
外部リンク
|