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|画像説明 = 南口(2006年) |
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|よみがな = とっとり |
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|ローマ字 = Tottori |
|ローマ字 = Tottori |
2020年2月14日 (金) 22:38時点における版
鳥取駅 | |
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南口(2006年) | |
とっとり Tottori | |
所在地 | 鳥取県鳥取市東品治町111-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | トリ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,342人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1908年(明治41年)4月5日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 山陰本線 |
キロ程 | 230.3 km(京都起点) |
◄*福部 (11.2 km) (4.2 km) 湖山► | |
所属路線 | 因美線 |
キロ程 | 0.0 km(鳥取起点) |
(4.3km) 津ノ井► | |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 、みどりの券売機有 |
* この間に滝山信号場有り(当駅から5.3km先)。 |
鳥取駅(とっとりえき)は、鳥取県鳥取市東品治町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線・因美線の駅である。県庁所在地の代表駅では、山口駅、徳島駅、高知駅と共に非電化路線の駅でもある。
山陰地方の東の玄関であり、鳥取県の県庁所在地でもある鳥取市の代表駅であることから特急列車をはじめ、多くの列車の始発駅となっている。
歴史
- 1907年(明治40年)4月28日 - 官設鉄道の路線(現在の山陰本線)が青谷駅から延伸した際の終着として、千代川左岸の気高郡海徳村(現在の鳥取市)古海[1]に鳥取仮停車場開業。
- 1908年(明治41年)4月5日 - 千代川を渡る鉄橋の開通により、その対岸に鳥取駅が開業。客貨取扱を開始。鳥取仮停車場は同時に廃止。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陰本線の所属となる。
- 1910年(明治43年)6月10日 - 山陰本線が当駅から岩美駅まで延伸、途中駅となる。
- 1919年(大正8年)12月20日 - 因美軽便線(現在の因美線)が用瀬駅まで開業、乗換駅となる。
- 1922年(大正11年)9月2日 - 軽便線制度廃止に伴い、因美軽便線が因美線に改称。
- 1928年(昭和3年)3月15日 - 因美南線の部分開業に伴い、因美線が因美北線に改称。
- 1932年(昭和7年)7月1日 - 鳥取 - 津山間の全通に伴い、因美北線が改めて因美線の一部となる。
- 1974年(昭和49年)12月12日 - 駅高架化工事着工により、貨物取扱業務を湖山駅へ移管。
- 1978年(昭和53年)11月8日 - 高架駅化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2017年(平成29年)6月20日 - TWILIGHT EXPRESS 瑞風の停車を開始[2]。
- 2018年(平成30年)3月17日 - ダイヤ改正に伴い、朝晩に当駅始発上郡駅行きの普通列車が新設[要出典]された。
駅構造
配線上では1番のりばを上り本線、3番のりばを下り本線としているため、昭和の「長距離普通列車」の時代には、1・2番のりばは上り、3番のりばは下り、4番のりばは因美線という大まかな区分があったが、2008年3月15日改正現在は「スーパーはくと」の一部を除きほぼ全ての列車が当駅始発・終着のダイヤになっているため、4番のりばに浜坂方面がないほかは区別なく使用されている(「スーパーはくと」は当駅を跨いで運転することを前提としているため、京都行きは1・2番のりば、倉吉行きは3・4番のりばに発着している)。2006年(平成18年)3月18日のダイヤ改正で寝台特急「出雲」が廃止になったため、一つのホームを端から端まで使う列車が一時消滅したが、2017年(平成29年)に「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運転を開始。臨時列車ではあるが、長大編成列車の停車が復活している。全ての列車はエスカレーターを中心にして停車している。
2・3番のりばの間には、客扱いをしない列車(後藤総合車両所への出入庫回送列車などが使用。)の着発線、4番のりばの横には側線がある。
ホームはいずれも駅の3階にあり、鳥取駅を含めて前後の区間はスラブ軌道主体の高架となっている。改札口から各ホームに、エレベーターが1基ずつ設置されている(以前よりエレベーターは設置されていたが改札外にあったため、利用の際は係員に申し出る必要があった)。また以前、改札外に設置されていた待合室は、駅利用者以外の利用増加により撤去され、現在は改札内に待合室が設置されている。
直営駅であり、構内には山陰本線の東浜駅 - 赤碕駅間各駅と因美線の智頭駅以北の各駅を管轄する鳥取鉄道部が置かれている。
駅ビル西側には商業施設シャミネや、日本旅行TiS鳥取支店などが入っている。
JR西日本管内の中核市の中心駅で唯一自動改札機は導入されておらず、ICOCAは利用できない。飲料水用自動販売機を含めた売店では利用できる。現時点で自動改札機の導入予定はない。
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北口(2006年)
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改札口(2019年)
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ホーム(2007年)
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駅名標(2016年~)
以前は青地に白の文字。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | 山陰本線 | 下り | 倉吉・米子方面 | |
上り | 浜坂・豊岡方面 | 「はまかぜ」は1番のりば | ||
因美線 | - | 若桜・智頭・岡山・三ノ宮・大阪・京都方面 | 京都行き「スーパーはくと」は1番のりば | |
3 | 山陰本線 | 下り | 倉吉・米子方面 | |
上り | 浜坂方面 | 普通列車のみ | ||
因美線 | - | 若桜・智頭・岡山方面 | ||
4 | 山陰本線 | 下り | 倉吉・米子方面 | 山陰本線上り(浜坂方面)は、線路が繋がっていないため発着不可能 |
因美線 | - | 若桜・智頭・岡山方面 |
- 2010年3月現在、「スーパーおき/まつかぜ」の乗車位置目標は全ホームに、「スーパーいなば」の乗車位置目標は1・3・4番のりばに、「はまかぜ」の乗車位置目標は1番のりばのみに設置されている。京都行きの「スーパーはくと」については不定期に指定席車の増結があることから、固定の乗車位置目標ではなく小型モニターで乗車位置を案内する。このモニターがあるのは1番のりばのみであるため、同列車は原則1番のりば発着となる。倉吉行きの「スーパーはくと」の乗車位置目標は自由席車分のみ3・4番のりばに設置されている。
- 2010年10月ごろから駅自動放送が更新され、同支社の米子駅や北越急行ほくほく線のまつだい駅で使用されているものと同じ接近メロディーが流れるようになった。また2019年3月改正では下関駅でも、当駅と同じタイプの接近メロディーが流れている。
駅構内の施設
- みどりの窓口
- みどりの券売機
- 日本旅行TiS鳥取支店
- セブン-イレブン ハートインJR鳥取駅店/キヨスク楽市/おみやげ楽市
- 駅弁売り場(アベ鳥取堂)
- シャミネ鳥取
- 鉄道警察隊鳥取分駐隊
- 鳥取県立ハローワーク
乗り入れ路線
山陰本線を所属線[3]としており、当駅が起点となる因美線を加えた2路線が乗り入れている。また、若桜鉄道の列車も因美線を経由して乗り入れている。
発着する特急・快速列車
以下の特急・快速列車が当駅に乗り入れている。当駅において、旅客流動が山陰圏都市間輸送や陰陽連絡輸送などに分かれることから「スーパーはくと」(一部は鳥取始終着)以外の特急・快速列車は当駅が始終着となっている。
- 山陰本線・因美線直通(智頭急行線経由)
- 山陰本線米子方面
- 山陰本線浜坂方面
- 特急「はまかぜ」
駅弁
主な駅弁は下記の通り[4]。いずれも、(株)アベ鳥取堂が販売を担当している。
- 砂丘鳥取味の弁当
- 鳥取大砂丘おこわ弁当
- 山陰鳥取 あご寿し
- 鳥取三十二万石
- 大山ルビー豚重
- 元祖かに寿し
- しいたけ弁当 素晴ら椎茸
- 城下町とっとり
- いかすみ弁当 黒めし
- ほかほか駅弁鳥取牛弁当
- 山陰鳥取かにめし
- かにづくし弁当
- お好みかに寿し
- ゲゲゲの鬼太郎丼(土休日のみ)
- 山陰旬の味 とっとりの居酒屋
- かに幕の内
- あったかかにしゃぶ風弁当
- 山陰鳥取の味 さば寿し
利用状況
「鳥取市統計要覧」によると、2018年度の年間の乗車人員は195.0万人で1日平均の乗車人員は5,342人と算出できる。鳥取県内のみならず、山陰両県に所在する駅、また2018年9月8日以降は本州にある自動改札機が設置されていないJRの駅として最も多い。
近年の乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 年間 乗車人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
2000年 | 256万 | 7,014 |
2001年 | 251万 | 6,877 |
2002年 | 245万 | 6,712 |
2003年 | 242万 | 6,612 |
2004年 | 239万 | 6,548 |
2005年 | 234万 | 6,411 |
2006年 | 227万 | 6,219 |
2007年 | 223万 | 6,093 |
2008年 | 220万 | 6,027 |
2009年 | 210万 | 5,753 |
2010年 | 207万 | 5,671 |
2011年 | 203万 | 5,546 |
2012年 | 204万 | 5,589 |
2013年 | 203万 | 5,559 |
2014年 | 191万 | 5,233 |
2015年 | 196.1万 | 5,358 |
2016年 | 197.1万 | 5,400 |
2017年 | 198.0万 | 5,425 |
2018年 | 195.0万 | 5,342 |
駅周辺
北口
- 鳥取駅バスターミナル
- 鳥取大丸
- 鳥取駅前商店街(バード・ハット)
- 鳥取民芸美術館
- トスク本店
- ザ・ダイソー
- ホテルニューオータニ鳥取
- 鳥取グリーンホテルモーリス
- 鳥取中央郵便局
- 鳥取警察署鳥取駅前交番
- みずほ銀行鳥取支店
- 鳥取銀行本店営業部
- 山陰合同銀行鳥取営業部
- 三井住友信託銀行鳥取支店
- 鳥取信用金庫本店営業部
- すなば珈琲 "新"鳥取駅前店
- 国道53号
- 国道373号 - 国道53号との重複区間で道路標識には掲出されない。
- 鳥取県道21号鳥取鹿野倉吉線
- 鳥取県道25号鳥取停車場線
- 鳥取県道41号鳥取港線
- 鳥取県道43号鳥取福部線
- 鳥取県道192号西町鳥取停車場線
- 鳥取県道291号鳥取国府線
- 鳥取温泉
- 千代川
南口
- 鳥取市役所(駅南庁舎) - 窓口業務を行う。
- 鳥取県立鳥取産業体育館
- 県営鳥取屋内プール
- 鳥取ショッピングシティ
- 東横イン鳥取駅南口
- アパホテル鳥取駅前
- 山陰中央テレビジョン放送鳥取支社
- 新日本海新聞社 本社
- 日本海ケーブルネットワーク 鳥取放送センター
- 鳥取富安郵便局
- 山陰合同銀行鳥取駅南ビル/鳥取駅南支店
- 倉吉信用金庫鳥取支店
- 鳥取労働局
- 鳥取公共職業安定所(ハローワーク鳥取)
- 鳥取第一地方合同庁舎
- 鳥取労働基準監督署
- 鳥取税務署
- 自衛隊鳥取地方協力本部
- 鳥取年金事務所
- 財団法人日本きのこセンター本部
- 国道53号
- 国道373号
- 鳥取県道26号秋里吉方線
- 鳥取県道292号八坂鳥取停車場線
バス
その他
駅の正面口(北口)からは、鳥取市のメインストリートである本通り(国道53号・国道373号)が伸び、若桜街道(同)につながって市役所、県民文化会館の側を過ぎて久松山近くの鳥取県庁へと伸びる。鳥取大丸などの商業店舗が集中している。駅の南側も80年代後半より整備され、イオン(旧ジャスコ)などが出店している。全国的に進む郊外型の大型店舗(ロードサイド店舗)の出店は鳥取市も例外ではなく、本通りや若桜街道の客足は確実に大型店舗に向かっており、かつてほどの賑わいは無くなりつつある。現在、鳥取市内で唯一の映画館である鳥取シネマは駅から徒歩圏内にある。
なお、鳥取駅前には鳥取砂丘の砂で日本最大の砂時計(全長6mの一時間計)を作る計画があったが、反対意見の多数により見直しになった[5]。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- 山陰本線
- 因美線
- ■普通
- 鳥取駅 - 津ノ井駅
- ■普通
脚注
- ^ 鳥取市公式ウェブサイト内,鳥取市の概要 (PDF)
- ^ 横山翼 (2017年6月21日). “鳥取駅に瑞風 園児ら「またね」”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 鳥取全県版
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社、2017年、335頁。
- ^ “鳥取)巨大砂時計の計画見直し 鳥取商工会議所”. 朝日新聞デジタル (2017年7月24日). 2019年6月16日閲覧。