「和気駅」の版間の差分
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|ローマ字 = Wake |
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2020年2月14日 (金) 22:46時点における版
和気駅 | |
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駅舎 | |
わけ Wake | |
◄吉永 (5.3 km) (4.6 km) 熊山► | |
所在地 | 岡山県和気郡和気町福富572-9 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本)* |
所属路線 | 山陽本線 |
キロ程 | 114.8 km(神戸起点) |
電報略号 | ワケ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,371人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1891年(明治24年)3月18日 |
備考 |
直営駅 みどりの券売機プラス設置駅 |
和気駅 | |
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山陽本線ホームから望む片上鉄道駅舎(1990年) | |
わけ WAKE | |
◄中山 (2.9 km) (1.5 km) 本和気► | |
所属事業者 | 同和鉱業 |
所属路線 | 同和鉱業片上鉄道 |
キロ程 | 8.6 km(片上起点) |
電報略号 | ホワ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面3線 |
開業年月日 | 1924年(大正13年)8月31日 |
廃止年月日 | 1991年(平成3年)7月1日 |
備考 | 路線廃止に伴う駅廃止 |
和気駅(わけえき)は、岡山県和気郡和気町福富にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である。
概要
駅構内には、運転取り扱い業務に携わるJR西日本岡山支社管内の社員の訓練を行う「実設訓練センター」がある。岡山方面からの普通列車の半数近くが当駅で折り返しとなる。当駅から先、相生・姫路方面へ向かう列車は1時間に1本となる。なお、相生・姫路方面だけでなく、吉永行き・三石行きも含めると、1時間に2本の時間帯もある。
1991年までは、同和鉱業片上鉄道との接続駅であった。
歴史
- 1891年(明治24年)3月18日 - 山陽鉄道 三石駅 - 岡山駅間の開通と同時に開業[1]。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1923年(大正12年)1月1日 - 片上鉄道(後の同和鉱業片上鉄道)の駅が開業。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 町制施行に伴い、所在地表示が岡山県和気郡本荘町福富になる。
- 1953年(昭和28年)4月1日 - 和気町(第2次)成立に伴い、所在地表示が岡山県和気郡和気町福富になる。
- 1971年(昭和46年)8月15日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、山陽本線の駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1991年(平成3年)7月1日 - 同和鉱業片上鉄道が廃止。
- 2006年(平成18年)3月1日 - 和気町(第3次)成立に伴い、所在地表示が岡山県和気郡和気町福富になる。
- 2007年(平成19年)
- 2019年(平成31年・令和元年)
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは神戸方に設けられている跨線橋で連絡している。また下関方には保線基地の備前保線区和気管理室が設けられている。
かつては南側に片上鉄道線の島式ホームがさらに1面あり(4・5・6番[3]のりば)、下関・柵原方に設けられていた地下連絡通路で国鉄(JR西日本)側の各ホームと結ばれていた。また片上鉄道ホーム南側には片上鉄道線の側線群があり、さらに柵原方には1960年代に整備された片上鉄道の貨物ヤードが設けられていた。
片上鉄道廃止後、鉄道施設はすべて撤去され、片上鉄道旧構内や貨物ヤード跡は岡山県道703号備前柵原自転車道線(片鉄ロマン街道)および駐輪場、駐車場、ロータリーに転用された。またホーム地下連絡通路は山陽本線ホームの階段部を埋め戻して閉鎖した上で、旧片上鉄道ホーム開口部を駅南側出入口とし、駅本屋横に北側出入口を新設した歩行者・自転車用地下道に転用された。このほか山陽本線と片上鉄道線の間にあった側線跡に、模擬踏切や信号機を備えた訓練線2線を持つ岡山総合実設訓練センターが整備されている。
直営駅で、東岡山駅の管理下にあり、地区駅として位置付けられている。しかし、2019年6月1日以降は有人駅扱いながら窓口は閉鎖され、駅係員は事務室に常駐しインターホンで呼び出さないと表に出て来ないようになっている。
2007年夏にICOCA対応の自動改札機が当駅から南岩国駅まで導入され、同年9月より利用可能となった[4]。なお、当駅の自動改札機は集札機能のない簡易タイプであるため、降車時には改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する。改札外にICOCA入金機設置。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 山陽本線 | 上り | 相生・姫路方面 | 一部2番のりば |
2・3 | 下り | 岡山・三原方面 |
上り本線は1番のりば、下り本線は3番のりばであり、2番のりばは上下共用の待避線(中線)である。主に1・3番のりばを使用し、2番のりばは岡山駅 - 当駅間の区間列車の折り返しと特急の通過待ちを行う姫路方面の列車が使用する。なお、2番のりばから姫路方面へ発車する旅客列車は2008年3月改正まで設定されていなかった。
朝5時台の当駅始発岡山方面行き一番列車は広島方面・五日市行き(土・日・祝は南岩国行きで運転)であったが(岡山駅から回送)、[5]2019年3月16日のダイヤ改正で三原行きになった。[6]
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 1,721 |
2000 | 1,745 |
2001 | 1,689 |
2002 | 1,660 |
2003 | 1,622 |
2004 | 1,559 |
2005 | 1,434 |
2006 | 1,410 |
2007 | 1,407 |
2008 | 1,396 |
2009 | 1,361 |
2010 | 1,343 |
2011 | 1,322 |
2012 | 1,344 |
2013 | 1,390 |
2014 | 1,361 |
2015 | 1,399 |
2016 | 1,372 |
2017 | 1,371 |
駅周辺
- 和気町役場
- 岡山県備前県民局東備地域事務所
- 備前警察署和気駅前交番
- 和気公共職業安定所
- 和気労働基準監督署
- 岡山県立和気閑谷高等学校
- 和気郵便局
- 本荘郵便局
- 中国銀行和気支店
- 百菜市場和気店
- 国道374号
- 岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線
- 岡山県道181号和気停車場線
- 岡山県道703号備前柵原自転車道線(片鉄ロマン街道)
バス路線
隣の駅
かつて存在した路線
脚注
- ^ 『JR全駅ものしりガイド』185頁
- ^ a b “和気駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2018年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月23日閲覧。
- ^ 「6番のりば」は5番のりばの柵原方にホームを切り欠いて設置。気動車2両分の有効長を持っていた。
- ^ 2018年3月から200kmを越えるICOCAの使用が出来なくなった。また、2018年9月までは当駅以東へ向かう場合、京阪神地区の利用エリアである相生駅以東で降りる場合であってもICOCAの利用ができなかった。
- ^ 交通新聞社『携帯全国時刻表』2016年12月号
- ^ JTB時刻表2019年3月号
- ^ 出典:岡山県統計年報