「野田市駅」の版間の差分
6行目: | 6行目: | ||
|pxl = 280 |
|pxl = 280 |
||
|画像説明 = 連続立体交差事業に伴う仮設駅舎([[2019年]][[5月18日]]) |
|画像説明 = 連続立体交差事業に伴う仮設駅舎([[2019年]][[5月18日]]) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}} |
||
|よみがな = のだし |
|よみがな = のだし |
||
|ローマ字 = Nodashi |
|ローマ字 = Nodashi |
2020年2月14日 (金) 23:26時点における版
野田市駅 | |
---|---|
のだし Nodashi (キッコーマンもの知りしょうゆ館前) | |
◄TD 16 愛宕 (0.9 km) (2.3 km) 梅郷 TD 18► | |
所在地 | 千葉県野田市野田128 |
駅番号 | TD17 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 |
■野田線 (東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 28.6 km(大宮起点) |
電報略号 | ノダ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
10,177人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1911年(明治44年)5月9日 |
備考 | 1950年に野田町駅より改称 |
野田市駅(のだしえき)は、千葉県野田市野田にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 17。
歴史
- 1911年(明治44年)5月9日 - 千葉県営鉄道の野田町駅として開業。
- 1913年(大正2年)6月18日 - 野田人車鉄道が野田町駅まで延伸される。
- 1923年(大正12年)8月1日 - 北総鉄道(現在の北総鉄道とは無関係)の駅となる。
- 1925年(大正14年)9月1日 - 野田人車鉄道廃止。
- 1929年(昭和4年)
- 1944年(昭和19年)3月1日 - 総武鉄道が東武鉄道に吸収合併され、同社の駅となる。
- 1950年(昭和25年)5月3日 - 同日に野田町が市制を施行したことにともない、駅名を野田町(のだまち)駅から野田市(のだし)駅へ変更した(実施日)[2]。
- 1985年(昭和60年)3月1日 - 旧駅廃止。
- 2012年(平成24年)9月30日 - 定期券・回数券うりば営業終了。
- 2014年(平成26年)9月27日 - 梅郷方の線路を東側の仮線への移設接続完了。
- 2014年(平成26年)9月28日 - 高架化工事の進捗に伴い1番線を使用停止。2番線が大宮方面、3番線が柏方面に発着ホームを変更[3]。
- 2018年(平成30年)1月19日 - 仮設駅舎の使用を開始[4]。
- 2020年(令和2年)度 - 高架切り替え予定[5]。
-
旧野田町駅の初代駅舎(1920年代)
-
旧駅舎(2016年4月4日)
-
旧2・3番線ホームから旧1番線ホームを望む(2006年10月22日)
駅構造
島式ホーム1面2線と留置線を有する地上駅。大宮方面行きの当駅始発が設定されている[6]。駅舎は大宮方面ホーム側にあり、島式ホームとは地下道で連絡している。かつては駅舎に接する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線を有していたが、高架化工事に伴い、上述の通り2014年9月28日から島式ホーム1面2線のみとなっている。なお、高架化工事完成後は島式ホーム2面4線となる予定である[7]。
駅に隣接するキッコーマンの醤油工場から貨物輸送が行われていた名残りから、駅構内面積は広い。また、旧駅舎(2代目)は木造2階建ての洋風駅舎で、東武野田線の前身である総武鉄道の本社が置かれていたため、学校風の大柄な建物だった[8]が、高架化工事に伴い、2018年1月19日の仮駅舎移転後に解体された。
以前野田車掌区が存在したため車掌は当駅で交代していたが、2011年7月23日のダイヤ改正で七光台駅に変更された。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 使用停止 | ||
2 | 東武アーバンパークライン | 上り | 春日部・岩槻・大宮方面 |
3 | 下り | 流山おおたかの森・柏・船橋方面 |
利用状況
2017年度の一日平均乗降人員は10,177人である[9]。野田市の中心駅ではあるが、乗降人員では同市にある川間駅・梅郷駅を下回る。
各年度の1日平均乗降および乗車人員は下表のとおり。
年度 | 1日平均 乗降人員[10] |
1日平均 乗車人員[11] |
---|---|---|
2001年(平成13年) | 5,568 | |
2002年(平成14年) | 5,460 | |
2003年(平成15年) | 5,330 | |
2004年(平成16年) | 5,160 | |
2005年(平成17年) | 5,135 | |
2006年(平成18年) | 5,041 | |
2007年(平成19年) | 5,066 | |
2008年(平成20年) | 10,231 | 5,036 |
2009年(平成21年) | 10,040 | 4,946 |
2010年(平成22年) | 9,964 | 4,917 |
2011年(平成23年) | 10,081 | 5,001 |
2012年(平成24年) | 10,420 | 5,175 |
2013年(平成25年) | 10,511 | 5,220 |
2014年(平成26年) | 10,361 | 5,151 |
2015年(平成27年) | 10,293 | 5,122 |
2016年(平成28年) | 10,211 | 5,108 |
2017年(平成29年) | 10,177 |
駅周辺
野田市中心市街地に近いが、駅前には工場や倉庫が立地する。
駅東側には国道16号、西側には千葉県道5号松戸野田線、千葉県道17号結城野田線、千葉県道80号野田岩槻線、南側には千葉県道46号野田牛久線が走る。隣駅の愛宕駅は直線距離にして約900メートル(m)しか離れていない。
東側
駅前にはキッコーマンの工場(製造第2部)などが立地し、愛宕駅方面に市役所を始め、警察署や消防署などの行政機関が集約している。
- 野田市役所(徒歩約20分、最寄駅は愛宕駅)
- 野田警察署
- 野田市消防本部
- 野田市水道部
- 野田市文化センター
- 野田市文化会館
- 野田市中央公民館
- 野田市総合福祉会館
- 野田市立第一中学校
- 野田市立宮崎小学校
- キッコーマン総合病院
- 千葉県野田健康福祉センター
- 野田宮崎郵便局
- JAちば東葛 中根支店
- ショッピングセンターノア
- イオン ノア店
- イオンスペースシネマ野田
- 新鮮一 ノア店
- 野田イオン郵便局
- もりのゆうえんち
- ビッグ・エー 野田中根店
- マツモトキヨシ 野田花井店
- トライウェル 野田店
- セキ薬品 野田宮崎店
- クリエイトSD 野田堤根店
- ヤマダ電機テックランド 野田店
- 建デポ 野田店
- トイザらス 野田店
- ユニクロ 野田店
- ケーヨーデイツー 野田店
- オークスメディアパーク 野田店プラスゲオ
- のだ温泉 ほのか
-
もりのゆうえんち
西側
当駅からキノエネ醤油本社方面にかけて、経済産業省認定の近代化産業遺産「野田市の醸造関連遺産」が集約している。
- 野田市消防本部 野田市消防署中央分署
- 野田警察署 野田市駅前交番
- 野田警察署 野田橋警察官連絡所
- 仲町消防会館
- 野田市郷土博物館・市民会館(旧茂木佐平治家住宅)
- 欅のホール
- 野田市役所中央出張所
- 野田市立興風図書館
- 野田市野田公民館
- 野田市中央コミュニティ会館
- 野田商工会議所
- 茂木本家美術館(MOMOA)
- 上花輪歴史館(髙梨兵左衛門邸)
- 野田鎌田学園高等専修学校
- あずさ第一高等学校
- 野田市立中央小学校
- 野田郵便局
- 野田本町通郵便局
- 京葉銀行 野田支店
- 千葉銀行 野田支店
- 千葉興業銀行 野田支店
- 東京ベイ信用金庫 野田支店
- 中央労働金庫 野田支店
- ウニクス野田
- コモディイイダ 野田店
- パルシステム生活協同組合連合会 千葉のだ中根店
- マミーマート 野田山崎店
- わくわく広場 野田店
- ジェーソン 野田店
- ビッグ・エー 野田山崎店
- 業務スーパー 野田店
- ミコストア 野田店
- スギ薬局 野田下町店
- コナカ 野田店
- キッコーマン本社・野田工場
- キッコーマンもの知りしょうゆ館
- キッコーマン国際食文化研究センター
- 総武物流本社
- 櫻木神社
- オークランドテニスクラブ
- 近代化産業遺産「野田市の醸造関連遺産」
バス路線
埼玉県北葛飾郡松伏町・越谷市、茨城県坂東市岩井地区方面への路線バスが発着する。駅前には茨城急行自動車野田営業所とまめバスの車庫がある。
近隣ゴルフ場でプロやアマチュアのゴルフ大会が開催される際にシャトルバスが運行される場合がある。
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
野田市駅 | 野田市駅 - 中野台 - 東大沢橋 - 北越谷駅線 | 中野台・松伏・赤岩入口・花田一丁目・東大沢橋 | 北越谷駅 | 茨城急行自動車(野田営業所) | |
野田市駅 - 中野台 - 大沢四丁目 - 北越谷駅線 | 中野台・松伏・赤岩入口・花田一丁目・大沢四丁目 | ||||
野田市駅 - 下町 - 大沢四丁目 - 北越谷駅線 | 下町・松伏・赤岩入口・花田一丁目・大沢四丁目 | ||||
野田市駅 - 下町 - 岩井車庫線 | 下町・芽吹橋・自然博物館入口・辺田 | 岩井車庫 | |||
10 南ルート大殿井 | 野田市役所 | まめバス | 循環 | ||
さわやかワークのだ ⇔ 下鹿野 ⇔ みどり橋 | |||||
12 新南ルート | 大殿井・保木間 | 大利根温泉 | |||
市役所・愛宕駅・欅のホール・今上上中・梅郷駅 | 老人福祉センター |
付記
- 野田市では地下鉄8号線(有楽町線)の延伸を要望しており、「2015年までに整備着手するのが適当である路線」と位置付けられている。実現すれば当駅が終着駅となる予定だが、延伸は決定していない(→詳細は東京直結鉄道を参照)。
- 初代駅舎は川間駅に移築後、1970年に駅舎が改築されて役目を終えた後は清水公園内の乗りもの公園(現存しない)へ移築保存された。しかし状態が悪化したため1990年(平成2年)に解体・撤去された[1]。
隣の駅
- 東武鉄道
- 東武アーバンパークライン
- ■特急「アーバンパークライナー」停車駅(浅草発は当駅終着)
脚注
- ^ a b 45 東武鉄道野田市駅 - 千葉県立現代産業科学館
- ^ 「鉄道省文書 地免・東武鉄道・昭和24~26年」 本館-3B-013-00・平12運輸00146100
- ^ “東武鉄道における高架化工事の現状 Vol.2” (PDF). 東武鉄道. p. 2. 2016年9月16日閲覧。
- ^ “野田市駅連続立体交差事業に伴う仮設駅舎使用開始のお知らせ” (PDF). 野田市. 2018年3月7日閲覧。
- ^ “東武野田線(野田市)連続立体交差事業ニュース No.4” (PDF). 野田市 (2018年12月). 2019年8月7日閲覧。
- ^ 当駅終着電車は2014年5月9日で一旦消滅したが、特急列車に限り2017年4月21日に復活した。なお、運輸障害時を除き、当駅から柏・船橋方面を走行する列車で当駅を始終点とする列車はない。
- ^ “施工手順” (PDF). 野田市. 2017年1月17日閲覧。
- ^ 杉﨑行恭著『東武鉄道各駅停車』洋泉社、2015年、p.139、179
- ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
- ^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
- ^ 千葉県統計年鑑