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「七尾駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 00:58時点における版

七尾駅
駅全景
ななお
Nanao
地図
所在地 石川県七尾市御祓町イ28-2
北緯37度2分33秒 東経136度57分50秒 / 北緯37.04250度 東経136.96389度 / 37.04250; 136.96389座標: 北緯37度2分33秒 東経136度57分50秒 / 北緯37.04250度 東経136.96389度 / 37.04250; 136.96389
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
のと鉄道
電報略号 ナナ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
(JR西日本)1,157人/日
(のと鉄道)357人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1898年明治31年)4月24日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 七尾線[* 1](JR西日本)
キロ程 54.4km(津幡起点)
金沢から65.9 km
徳田 (5.5 km)
(5.1 km) 和倉温泉
所属路線 七尾線[* 1](のと鉄道)
キロ程 0.0 km(七尾起点)
(5.1 km) 和倉温泉
備考 共同使用駅(JR西日本の管轄駅)
直営駅
みどりの窓口[1]
  1. ^ a b 七尾 - 和倉温泉間は両路線が共用。
テンプレートを表示
七尾駅
ななお
Nanao
(0.0 km) 七尾港
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 七尾線(貨物支線)
キロ程 2.1 km(七尾起点)
廃止年月日 1984年昭和59年)2月1日
テンプレートを表示
七尾駅
配線図

和倉温泉駅

3 2 1 のと


STR STR
STR+l ABZgr STRl STR+r
STR KRWgl STR+r STR+BSl
STR STR STR STR+BSl
STR STR STR ENDEe+BSl
STR+BSl STR+BSr STR+BSl BS
→改札口
STR+BSl STR+BSr STR+BSl BSr
STR+BSl STR+BSr STR+BSl BSr
STR+BSl STR+BSr STR+BSl BSr
STR STR STR
3 2 1


徳田駅

七尾駅(ななおえき)は、石川県七尾市御祓(みそぎ)町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・のと鉄道である[1]。石川県の鉄道駅で最も東にある。

概要

能登地方の中心都市である七尾市の代表駅であり、同市の市街地中心部に位置する。1898年明治31年)に七尾鉄道(七尾線)の駅として現在位置とは異なる場所にて開業し、1907年明治41年)に国有化。1924年大正14年)に現在地に移転。1987年昭和62年)よりJR西日本の駅となった。国鉄時代には隣接して七尾機関区が置かれたほか、七尾港までの貨物支線が敷設され、能登地方における鉄道の中心地であった。大阪金沢からの特急列車が発着する。

1991年平成3年)に七尾線は電化され、同時に当駅を境に運転系統の分離が行われた。七尾線のうち、JR西日本での運行は一つ北の和倉温泉駅までで、以北は第三セクター鉄道であるのと鉄道に運行が移管された[1]。ただし、金沢津幡方面から和倉温泉駅まで運転される列車は特急列車のみで、普通列車は七尾駅を境に金沢・津幡方面がJR西日本、和倉温泉・穴水方面はのと鉄道が運行することとなった[1]

したがって、七尾駅から和倉温泉駅までの間は両社の共用区間となり、JR西日本が路線の所有と特急列車の運行を、のと鉄道が普通列車の運行を、それぞれ受け持つ形となっている(下表参照)。

表 - 1991年からの七尾線と運行形態
駅名 津幡駅 七尾駅 和倉温泉駅 穴水駅
路線名 JR西日本 七尾線

のと鉄道 七尾線
特急列車 JR西日本による運行
普通列車 JR西日本による運行 のと鉄道による運行

表中の所属事業者および路線は以下のとおり。

なお、当駅は両事業者の共同使用駅という扱いになるが、JR西日本で管理し、のと鉄道切符の委託販売もしている。(通常JRのきっぷはクレジットカードが使用できるが委託販売分は使用できない)、またのと鉄道社員が常駐しており、自社とJR以外の他社がコラボした切符の販売や、レンタサイクルの受付を行っている。JR七尾線(中津幡駅 - 和倉温泉駅間各駅)の管理・運営を行う七尾鉄道部が構内に置かれている。

事務管コードは▲541819を使用している[2]

歴史




駅構造

JR線ホーム
のとホーム

地上駅で、コンクリート造りの2階建て駅舎を備える。ホームは2面4線あり、JRが単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線(電化)を使用し、のと鉄道が単式ホームに接する切欠きホーム1面1線(非電化)を使用している[1]。単式・島式ホーム間は跨線橋で連絡している。構内西側には七尾鉄道部の車両留置線が敷設され、夜間滞泊が設定されている。

前述の通りJR西日本の直営駅で、みどりの窓口自動券売機が設置されている。隣接してのと鉄道の自動券売機も設置されている。

駅売店としてセブン-イレブンKIOSKが設置されている。田鶴浜みそまんじゅう等の土産品も販売されている。駅施設内に喫茶店「ラポール七尾」が出店していたが、2013年平成25年)2月に閉店した。

また、駅前再開発工事の完了後、駅正面に設置されていた時計が一時期撤去されたが、地域・議会の要望[6]を受けて2011年(平成23年)2月に新設された。

北陸新幹線開業、花嫁のれん運転に伴う観光需要増加のため観光案内所が2015年に設置された。レンタサイクルも行っている。(1日500円)

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
JR七尾線
1 七尾線 下り 和倉温泉行き 特急のみ
上り 津幡金沢方面 特急・普通
2 主に普通
下り 和倉温泉行き 花嫁のれん運転日に「能登かがり火3号」が停車
3 和倉温泉方面 主に当駅止まりの普通
のと鉄道七尾線
のと 七尾線 下り 和倉温泉・穴水方面 普通のみ
  • 3番のりばは到着列車(降車専用)が使用する。
  • 臨時ダイヤ設定時や事故・気象などのダイヤ乱れの場合、のと鉄道の穴水方面行きがJR線ホームに発着する場合もある。
  • 列車運転指令上では、1番のりばが「上り本線」、2番のりばが「中線」、3番のりばが「下り本線」、のとホームが「のと本線」となっている。

利用状況

「石川県統計書」と「七尾市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 JR西日本 のと鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均
乗車人員
1995年(平成07年) 1,962 1,534
1996年(平成08年) 1,829 1,018
1997年(平成09年) 1,689 1,335
1998年(平成10年) 1,632 1,268
1999年(平成11年) 1,569 1,229
2000年(平成12年) 1,513 1,168
2001年(平成13年) 1,476 958
2002年(平成14年) 1,383 757
2003年(平成15年) 1,362 716
2004年(平成16年) 1,323 701
2005年(平成17年) 1,294 585
2006年(平成18年) 1,242 645
2007年(平成19年) 1,230 560
2008年(平成20年) 1,240 569
2009年(平成21年) 1,240 519
2010年(平成22年) 1,206 472
2011年(平成23年) 1,167 449
2012年(平成24年) 1,103 436
2013年(平成25年) 1,143 386
2014年(平成26年) 1,090 364
2015年(平成27年) 1,138 476
2016年(平成28年) 1,106 367
2017年(平成29年) 1,157 357

駅周辺

パトリア
ミナ.クル

駅周辺に駐車場・駐輪場が整備されている。

駐車場

  • 駅前ミナ.クル駐車場 - 20台(午前10時から午後10時)※ミナクル利用者に限る。無料。夜間閉鎖。
  • パトリア駐車場 - 500台(午前7時30分から午後9時30分)※3時間無料。
  • ミナ.クル駐車場 - 200台(24時間)※ミナ.クル利用者に限り3時間無料。
  • 市役所前駐車場 - 100台(午前8時から午後6時)※無料。
  • 七尾駅東駐車場 - 54台(24時間) ※通勤以外で七尾駅を利用する場合使用可能、無料

東側

西側

南側

北側

バス路線

七尾駅前タクシーのりば
七尾駅前ロータリー・バスターミナル
七尾駅前バスターミナルを出発するまりん号

バス停「七尾駅前」は、北鉄能登バス七尾市コミュニティバス(まりん号・やまびこ号・ぐるっと7)のバスターミナルで、駅前に停留所が7ヶ所設置されている。また、駅周辺には能登島交通などのバス停が3ヶ所設置されている。バス停の名称はコミュニティバス停留所のほとんどが「七尾駅」。北鉄能登バス・能登島交通 等が「七尾駅前」。

七尾駅前バスターミナル

停留所 のりば バス会社 路線 行先
七尾駅前 1 北鉄能登バス (10路線)[7] 到着(七尾駅前終点)専用
2 北鉄能登バス 羽七東(うしちひがし)線 小金森・羽咋駅前
万行・緑ヶ丘線 緑ヶ丘住宅(市内循環)・能登総合病院
3 北鉄能登バス 脇線
崎山循環線 鹿渡島・上湯川・大野木
4 北鉄能登バス 高浜線 大津西口・高浜・志賀中学校/七尾中学校
満仁(まに)線 七原口・吉田
三階(みかい)線 西三階・サンビーム日和ケ丘
羽七東線 七尾中学校
5 北鉄能登バス 羽七東線・和倉線 能登総合病院(終点)
七尾駅 コミュニティバス まりん号 城山ルート (市内循環)
ぐるっと7
(西コース/東コース)
(市内循環)
七尾駅前 6 北鉄能登バス 和倉線 和倉温泉駅前・和倉温泉/石崎漁港
JR七尾駅 コミュニティバス やまびこ号 滝尻車庫前

その他のバス停

停留所 のりば バス会社 路線 行先
七尾駅前 ミナ.クル前 北鉄能登バス 羽七東線 能登総合病院・七尾中学校
パトリア前 能登島交通 曲線 和倉温泉駅前・和倉温泉・曲漁港前/のとじま臨海公園
祖母ヶ浦線 和倉温泉駅前・和倉温泉・祖母ヶ浦
南線 和倉温泉駅前・和倉温泉・南・マリンパーク島の湯
七尾駅北交差点北側 曲線・祖母ヶ浦線・南線 公立能登総合病院
バスターミナル横 加越能バス わくライナー ひみ番屋街新高岡駅高岡駅
ミナ.クル ミナ.クル前 コミュニティバス まりん号 等伯ルート (市内循環)
丸一観光 グリーンライナー (羽咋・金沢経由)新宿駅西口・東京ディズニーランド
(氷見・富山経由)東京駅東京ディズニーシー

隣の駅

※特急「サンダーバード」、「能登かがり火」、「花嫁のれん」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

西日本旅客鉄道
七尾線
徳田駅 - 七尾駅 - *(小島信号場) - 和倉温泉駅
*:打消線は廃止信号場
**:七尾駅 - 和倉温泉駅間はJR線としては特急列車のみ運行
のと鉄道
七尾線
七尾駅 - 和倉温泉駅

かつて存在した路線

日本国有鉄道
七尾線貨物支線(七尾港線)
七尾駅 - 七尾港駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日、27頁。 
  2. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  3. ^ “JR七尾駅に観光案内所”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2015年7月9日) 
  4. ^ “JR七尾鉄道部 和倉温泉駅リニューアル”. 交通新聞 (交通新聞社). (2017年3月6日) 
  5. ^ “七尾駅にでか山壁画 除幕式、祭り文化発信”. 北國新聞 (北國新聞社). (2017年2月28日). オリジナルの2017年4月10日時点におけるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2017-0410-0115-12/www.hokkoku.co.jp/subpage/E20170228002.htm 2017年4月9日閲覧。 
  6. ^ 七尾市議会会議録
  7. ^ 和倉線、高浜線、脇線、万行・緑ヶ丘線、崎山循環線、満仁線、三階線、羽七東線、コミュニティバス(ぐるっと7、やまびこ号)

関連項目

外部リンク