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|画像説明 = 南口([[2019年]][[9月19日]]) |
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|よみがな = いちかわ |
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|ローマ字 = Ichikawa |
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2020年2月15日 (土) 02:34時点における版
市川駅 | |
---|---|
いちかわ Ichikawa | |
所在地 | 千葉県市川市市川一丁目1-1 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | チカ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
61,418人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)7月20日[1] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■総武線(快速)[※ 1] |
駅番号 | JO24 |
キロ程 | 15.4 km(東京起点) |
◄JO 23 新小岩 (5.4 km) (7.8 km) 船橋 JO 25► | |
所属路線 | ■総武線(各駅停車)[※ 1] |
駅番号 | JB27 |
キロ程 |
15.4km(東京起点) 千葉から23.8 km |
◄JB 26 小岩 (2.6 km) (2.0 km) 本八幡 JB 28► | |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
市川駅(いちかわえき)は、千葉県市川市市川一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線の駅である。運行系統としては快速線を走行する総武快速線、緩行線を走行する総武緩行線の2系統が停車する。駅番号は快速線がJO 24、緩行線がJB 27。
概要
江戸時代から豪商・富豪の別荘地「市川」として栄え、特に北口(京成本線沿い)の菅野・八幡地区は、お屋敷街を形成する高級住宅街となっている。国府台から八幡にかけては、東京医科歯科大学など3つの大学があり、市川学園を始めとする私立高校が7校、私立中学校が5校、私立小学校が3校と大規模な文教都市・学園都市となっている[注釈 1]。
駅からの主な動線整備としては駅南口に2010年(平成22年)竣工した各主要施設を結ぶ歩行者デッキ(ペデストリアンデッキ)が整備されており、地上2階と3階に2層のデッキが設置されている珍しい例である。
当駅にはJR東日本都市開発の駅ビルであるシャポー市川(shapo)、北口にはダイエー市川店、オリンピック市川店(旧松坂屋)、アクティオーレ市川、サンプラザ35ビル(ヤマザキプラザ市川)、スーパーヤマザキ市川店、南口にはオオゼキ市川店、ヤオコー市川新田店など商業施設も多く、I-linkタウンいちかわを代表する複合施設などが林立している。
I-linkタウンいちかわの展望室は日本の夜景100選[2]や日本夜景遺産[3](施設型夜景遺産)にも選ばれており、東京スカイツリーや富士山、ディズニーリゾートなどが見渡せる[4]。
南口は市川駅南口地区市街地再開発事業[5]のような大規模な都市再開発が進んでいる。
歴史
- 1894年(明治27年)
- 1907年(明治40年)9月1日:鉄道国有法により買収され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称設定により総武本線の駅となる[1]。
- 1964年(昭和39年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1969年(昭和44年)5月:高架化と複々線化の工事に伴い北越製紙市川工場(現北越コーポレーション関東工場市川工務部)への専用側線を廃止[6]。
- 1972年(昭和47年)7月15日:錦糸町駅 - 津田沼駅間複々線化完成[1]、快速線運用が開始され高架構造の駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2019年(平成31年)1月31日:この日をもってびゅうプラザの営業を終了[7]。
-
駅舎改装前の南口(2007年3月12日)
-
屋根設置前の北口(2007年3月12日)
駅構造
島式ホーム2面4線と快速ホーム(3・4番線)外側に本線(通過線)2線を有する高架駅である。
快速電車の多くは当駅で特急または通勤快速の通過待ちを行う。停車する列車は分岐器を通過するために大きく揺れることがあり、到着前と出発直後に注意を促す放送が流れる。
改札口は中央口とShapo改札の2か所である。高架下には飲食店や衣料品店などが入居する「Shapo市川」があり、Shapo改札で駅改札内と直結している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 総武線(各駅停車) | 西行 | 錦糸町・秋葉原・新宿方面 | 御茶ノ水駅で 中央線への接続あり 早朝・深夜の新宿方面は御茶ノ水駅で乗り換え |
2 | 東行 | 本八幡・津田沼・千葉方面 | ||
3 | 総武線(快速) | 上り | 錦糸町・東京・横浜方面 | 東京駅から 横須賀線へ直通 |
4 | 下り | 船橋・津田沼・千葉方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
中央口改札(2019年9月19日)
-
Shapo改札(2019年9月19日)
-
コンコースから見た「Shapo市川」(2019年9月19日)
-
1・2番線(総武線各駅停車)ホーム(2019年9月19日)
-
3・4番線(総武快速線)ホーム(2019年9月19日)
発車メロディ
全ホームでスイッチ製のメロディが使用されている。
1 | 森の妖精 | |
---|---|---|
2 | 朝つゆ | |
3 | ムーンストーン | |
4 | 楽々鉄道旅行 |
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は61,418人である。JR東日本管内の駅では蕨駅に次いで第77位である。快速停車駅であるが、通過駅で西隣の小岩駅や西船橋駅より利用者が少ない。西船橋駅には快速が停車しないため、当駅から乗り換える乗客も多い。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)62,771 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)62,849 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)62,740 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)61,770 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)60,872 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)59,656 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)60,065 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)58,619 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 57,622 | [* 9] |
1999年(平成11年) | [JR 1]57,294 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]56,955 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]56,783 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]57,346 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]57,694 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]56,902 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]57,349 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]58,338 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]58,727 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]58,723 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]58,853 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]58,979 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]58,331 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]58,522 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]59,153 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]58,577 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]59,909 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]60,558 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]61,159 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]61,418 |
駅周辺
駅周辺
『JTB時刻表』においては当駅が市川市の代表駅となっているが、古くからの行政・商業の中心地は市役所の最寄り駅でもある本八幡駅周辺である。
駅舎内の施設(駅ナカ・駅ビル)
駅ナカ商業施設として改札外にJR東日本都市開発の駅ビル「シャポー市川(shapo)」があり、専用の改札口が併設されている。
1階は食鮮館、グルメカルチャー、地下1階は味の小路、フーズ&デリカ、ファッションのエリアに分けられ、計約50店舗の専門店を有する[8]。
- 改札内
- 立ち食いそば店:いろり庵きらく(日本レストランエンタプライズ)
- ステーションATM:VIEW ALTTE
- 改札外
駅
再開発事業
南口周辺が再開発された。この事業は地上45階と地上37階の超高層ビル2棟(I-linkタウン)を含む周辺地域の再開発で、分譲・賃貸合わせて約1,000戸の住宅とともに、商業施設の他、行政施設、図書館、高齢者施設などの都市機能が整備された。当駅とはペデストリアンデッキで結ばれている。
商業施設
郵便局・金融機関
- 市川三本松郵便局
- 市川南三郵便局
- 菅野郵便局
- 市川真間郵便局
- 千葉銀行 市川支店
- みずほ銀行 市川支店
- 三菱UFJ銀行 市川支店
- 三井住友銀行 市川支店
- 京葉銀行 市川支店
- 東京ベイ信用金庫
- 本部
- 本部本店
- 東京東信用金庫 市川支店
学校
- 国立
- 東京医科歯科大学教養部(国府台キャンパス)
- 筑波大学附属聴覚特別支援学校
- 公立
- 千葉県立国府台高等学校
- 市川市立大洲中学校
- 市川市立市川小学校
- 市川市立宮田小学校
- 市川市立大洲小学校
- 私立
- 学校法人日出学園 (千葉県)
- 日出学園中学校・高等学校
- 日出学園小学校
- 日出学園幼稚園
- 学校法人和洋学園
- 千葉商科大学
- 国府台女子学院小学部・中学部・高等部
その他
- 国道14号(千葉街道)
- 江戸川
- 山崎製パン企業年金基金会館
- 市川グランドホテル
- 市川年金事務所
- 京葉瓦斯本社・市川工場
- 北越コーポレーション関東工場(市川工務部)
- 大洲防災公園(旧明治乳業市川工場)
- 木内ギャラリー
- 市川市芳澤ガーデンギャラリー
- 手児奈霊堂
- 真間山弘法寺
- 亀井院
- 市川八幡神社
バス路線
最寄りの停留所は、北口および南口駅前ロータリー内に設置されている市川駅となる。以下の路線が乗り入れ、京成バス、京成タウンバス、京成トランジットバスおよび東京空港交通により運行されている。
- 北口
乗り場 | 系統 | 経由地 | 行先 | 運行事業者 | 営業所 |
---|---|---|---|---|---|
1番 | 松11 | 国府台駅・和洋女子大前・国府台病院・矢切駅 | 松戸駅 | ■■京成バス | 松戸 |
国府台駅・和洋女子大前・国府台病院・矢切駅・松戸駅 | 松戸営業所 | ||||
2番 | 市61 | 八方橋 | 市川学園 | 市川 | |
市62 | 八幡六丁目 | ||||
市63 | 昭和学院 | 本八幡駅 | |||
3番 | 松51 | 国分・大橋・分実 | 松戸駅 | 松戸 | |
松51-2 | 国分・聖徳学園・大橋・分実 | ||||
松54 | 国分・聖徳学園・北国分駅 | ||||
松55 | 国分・北国分駅 | ||||
市41 | 国分 | 国分高校 | 市川 | ||
市42 | 国分・高塚入口・市川大野駅 | 医療センター入口 | |||
市43 | 国分・堀の内四丁目 | 北国分駅 | |||
市44 | 国分・堀の内 | 聖徳学園 | |||
市45 | 国分・高塚入口・高塚 | 東松戸駅 | |||
4番 | 市81 | 国府台駅・国府台病院・中国分・国分操車場 | 北国分駅 | ||
市81急行 | (次の国府台駅から各駅に停車)・国府台病院・中国分・国分操車場 | ||||
市82 | 国府台駅・国府台病院・中国分 | 国分操車場 | |||
市82急行 | (次の国府台駅から各駅に停車)国府台病院・中国分 | ||||
新小52 | 小岩駅北口・立石駅通り・四ツ木駅 | 新小岩駅東北広場 | 京成タウンバス | 奥戸 | |
小岩駅北口・立石駅通り | 渋江公園 | ||||
小岩駅北口 | タウンバス車庫 |
- 南口
乗り場 | 系統 | 経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1番 | 空港リムジンバス | 羽田空港 | ■京成トランジットバス ■東京空港交通 |
||
2番 | 市川01 | 大洲町 | 本八幡駅 | ■京成トランジットバス | |
3番 | 市川02 | 大洲町・行徳駅・行徳中央病院 | 幸一丁目 | 深夜バス、平日深夜のみ |
その他
- ポケモンスタンプラリー2007では、初めて当駅にポケモンスタンプが設置された。スタンプはデオキシス。
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、16-19頁。
- ^ “千葉県市川市の夜景 (アイ・リンクタウン展望室)”. こよなく夜景を愛する人へ. 2019年3月28日閲覧。
- ^ “夜景遺産”. www.yakei-isan.jp. 2019年3月28日閲覧。
- ^ “市川市|アイ・リンクタウン展望施設”. www.city.ichikawa.lg.jp. 2019年3月26日閲覧。
- ^ “市川市|市川駅南口地区市街地再開発事業”. www.city.ichikawa.lg.jp. 2019年3月27日閲覧。
- ^ 北越製紙百年史編纂委員会『北越製紙百年史』北越製紙株式会社、2007年。全国書誌番号:21240158。
- ^ “営業施策について提案を受ける!” (PDF). JR東労組千葉地方本部 (2018年10月2日). 2020年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月28日閲覧。
- ^ “シャポー市川のフロアマップ”. shapo.jrtk.jp. 2019年3月27日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の1999年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(1999年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(市川駅):JR東日本
- シャポー市川
- 京成バス時刻表市川駅