「幌糠駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m H26-30の乗降人員を追記 |
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|画像説明= 駅舎(2017年8月) |
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|よみがな= ほろぬか |
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|ローマ字= Horonuka |
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2020年2月15日 (土) 05:34時点における版
幌糠駅 | |
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駅舎(2017年8月) | |
ほろぬか Horonuka | |
◄峠下 (6.2 km) (5.5 km) 藤山► | |
所在地 | 北海道留萌市幌糠町 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 留萌本線 |
キロ程 | 34.5 km(深川起点) |
電報略号 | ホヌ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1910年(明治43年)11月23日 |
備考 | 無人駅 |
幌糠駅(ほろぬかえき)は、北海道(留萌振興局)留萌市幌糠町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線の駅である。電報略号はホヌ。
歴史
戦前までは付近の御料林伐採材の主要な搬出駅であり、冬期間に伐採した木材を隣接土場に貯木し、それを夏期に当鉄道で搬出していた。
年表
- 1910年(明治43年)11月23日:鉄道院留萠線深川駅 - 留萠駅間開通に伴い開業[1][2]。一般駅。
- 1931年(昭和6年)10月10日:線路名を留萠本線に改称、それに伴い同線の駅となる[2]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体である日本国有鉄道に移管。
- 1977年(昭和52年)5月25日:貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止。同時に出札・改札業務を停止して無人化。但し閉塞扱いの運転要員は継続配置。
- 1986年(昭和61年)11月1日:閉塞合理化に伴い交換設備廃止。運転無人化[3]。
- 1980年代後半 - 駅舎改築、貨車駅舎となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1997年(平成9年)4月1日:線路名を留萌本線に改称、それに伴い同線の駅となる[2]。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名は、現在の留萌川北支流の中幌糠川を指すアイヌ語の「ポロヌㇷ゚カペッ(poro-nupka-pet)」(大きい〔親なる〕・野の・川)に由来する[4][5][6]。
なお、この名称は、中幌糠川より下流にある林川の原名「ポンヌㇷ゚カペッ(pon-nupka-pet)」(小さい・野の・川)と対になっている[4]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の東側(留萌方面に向かって右手側、旧1番線)に存在する[7]。転轍機を持たない棒線駅となっている[7]。かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった[8]。(列車交換の為、上り急行「はぼろ」が乗降扱いの臨時停車をしたこともある)互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム北側を結んだ構内踏切で連絡した[8]。駅舎側(東側)が上りの1番線、対向側ホームが下りの2番線となっていた[8]。そのほか1番線の深川方から分岐し駅舎南側のホーム切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた[8]。交換設備運用廃止後は1993年(平成5年)3月までに線路は撤去されたが、ホーム前後の線路は転轍機の名残で湾曲している[7]。
無人駅となっている。駅舎は構内の東側に位置しホーム中央部分に接している[7]。有人駅時代からの木造板張り[8]の駅舎は改築され、ヨ3500形車掌車[9]を改造した貨車駅舎となっている[7]。宗谷本線の貨車駅舎と全く同一の外観となっている[9][5]。トイレは無い[5]。
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ホーム(2017年8月)
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駅名標(2017年8月)
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は84人[8]。
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は24人[7]。
- 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「1名以下」[10]。
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.4人[11]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は0.8人[12]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は1.0人[13]、乗降人員調査(11月の調査日)平均は「1名以下」[14]。
駅周辺
当地は留萌市内陸部の中心地[7]で、同市の農業の中心地でもある[8]。駅前を通る道路は付け替え前の旧国道である[8]。
- 国道233号(留萌国道) - 駅裏にパーキングエリアがある[7]。
- 北海道道550号幌糠小平停車場線
- 深川留萌自動車道留萌幌糠インターチェンジ
- 留萌市役所幌糠市民センター
- 留萌警察署幌糠駐在所
- 幌糠郵便局
- 南るもい農業協同組合(JA南るもい)幌糠支所
- 旧幌糠中学校(2007年3月閉校) - スキー部は全国制覇の経験有り。
- 幌糠小学校
- 留萌川
- 沿岸バス・道北バス、北海道中央バス(高速るもい号)「幌糠」停留所[15][16]
その他
隣の駅
- 北海道旅客鉄道(JR北海道)
- 留萌本線(一部列車は当駅通過)
- *
打消線は廃駅 - **上り4926Dは藤山駅および隣の大和田駅を通過する。
脚注
- ^ 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)179ページより。
- ^ a b c 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)44ページより。
- ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)148ページより。
- ^ a b “アイヌ語地名リスト ホロナ~モオ P121-130”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月26日閲覧。
- ^ a b c 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)172ページより。
- ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)106ページより。
- ^ a b c d e f g h 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)155ページより。
- ^ a b c d e f g h 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)196ページより。
- ^ a b 書籍『ダルマ駅へ行こう!』(著:笹田昌宏、小学館文庫、2007年5月発行)68ページより。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道株式会社. p. 6 (2016年3月28日). 2017年12月10日閲覧。
- ^ "駅別乗車人員(2016)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. p. 3. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧。
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- ^ "留萌線(深川・留萌間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月18日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧。
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- ^ “留萌線(深川・留萌間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “幌糠”. NAVITIME. 2019年6月9日閲覧。
- ^ “幌糠 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月9日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 幌糠|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company
- 国立国会図書館近代デジタルライブラリー 「北海道留萠線全通記念」より、幌糠停車場構内 明治末