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|画像説明= 駅舎(2018年9月) |
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|ローマ字= Chanai |
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2020年2月15日 (土) 06:39時点における版
茶内駅 | |
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駅舎(2018年9月) | |
ちゃない Chanai | |
◄糸魚沢 (9.6 km) (7.0 km) 浜中► | |
所在地 | 北海道厚岸郡浜中町茶内緑113 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 根室本線(花咲線) |
キロ程 | 375.2 km(滝川起点) |
電報略号 | チナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1919年(大正8年)11月25日 |
備考 | 無人駅 |
茶内駅(ちゃないえき)は、北海道厚岸郡浜中町茶内緑113にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線(花咲線)の駅である。電報略号はチナ。事務管コードは▲110445[1]。釧路駅と根室駅のほぼ中間に位置する。
歴史
1972年までは駅前に軌間762ミリの簡易軌道茶内線(浜中町営軌道)の事務所と車庫がおかれており、奥地の西円朱別、厚岸町の別寒辺牛、別海町(運行当時は別海村)の上風連との間を結んでいた。
年表
- 1919年(大正8年)11月25日:国有鉄道の駅として開業。一般駅[2]。
- 1950年(昭和25年)3月31日:駅舎改築[2]。
- 1979年(昭和54年)7月15日:貨物取扱い廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:無人(簡易委託)化[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
- 1992年(平成4年):簡易委託廃止、完全無人化。
- 2002年(平成14年)4月20日:ふれ茶内館オープン式典開催。
- 2012年(平成24年)4月1日:ルパン三世ラッピングトレイン出発式開催。
駅名の由来
所在地名より。アイヌ語で「サケの産卵場のある・川」を表す「イチャンナイ(ican-nay)」に由来するとされる[3]。
駅構造
相対式2面2線ホームの地上駅。駅舎側が1番のりばとなっており、2番のりばにも待合所が設置されている。その2番のりばを挟んでもう一本側線があり、保線のために使用される。1番のりば、2番のりばともに構内踏切がある。線内を運行する普通列車、快速列車ともに全て停車する。
釧路支社での集中制御による無人駅(厚岸駅管理)。駅舎は有人時代の建物を補修して、そのまま使用している。旧駅務室は浜中町の展示コーナー「ふれ茶内(ちゃう)館」となっており、浜中町営軌道の写真、資料が展示されている。
ルパン三世の作者であるモンキー・パンチの出身地であることから、出入口にルパン三世の看板と、1番のりばに銭形警部の看板が設置されている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■根室本線 (花咲線) |
下り | 根室方面 |
2 | 上り | 釧路方面 |
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改修前の駅舎(2005年6月)
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ホーム(2018年9月)
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構内踏切(2018年9月)
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駅名標(2018年9月)
利用状況
- 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は17.2人[4]。
- 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は17.2人[5]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は16.6人[6]。
駅周辺
駅前は茶内優良商店会を中心とする比較的大きな市街を形成している。
- 浜中町茶内合同庁舎(茶内栄)
- 浜中町役場茶内支所
- 釧路東部消防組合浜中消防署茶内分遣所・浜中消防団第3分団
- 厚岸警察署茶内警察官駐在所(茶内橋北東)
- 茶内郵便局(茶内本町)
- 浜中町茶内コミュニティセンター(茶内若葉1丁目)
- 浜中町農業者トレーニングセンター(茶内橋北東)
- 浜中町立茶内診療所(茶内緑)
- 浜中町立茶内歯科診療所(茶内緑)
- 浜中町立茶内保育所(茶内橋北西)
- 浜中町立茶内小学校(茶内橋北西)
- 浜中町立茶内中学校(茶内橋北西)
- 浜中町茶内スケートリンク(茶内橋北西)
- 浜中町農業協同組合(JA浜中町)本所(茶内栄)
- コープはまなか
- 特別養護老人ホーム「ハイツ・野いちご」(茶内緑)
- タカナシ乳業北海道工場(茶内栄)
- 国道44号
- 北海道道506号茶内停車場線・北海道道599号火散布茶内停車場線
また、駅裏の茶内旭地区は製材や水産加工等の工場が立地しているほか、近年は住宅の建設が増えつつある。
ダイヤ改正要請
現在の運行ダイヤでは、早朝の釧路方面への通勤・通学や特急「スーパーおおぞら」への接続に不便なため、厚岸駅6時40分発釧路行き普通列車の始発駅を変更するよう要請されている。
隣の駅
- 浜中町営軌道
- 茶内線 - 1972年廃止
- 茶内駅 - 国道駅
脚注
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
- ^ a b c d e JR釧路支社「鉄道百年の歩み」北海道旅客鉄道株式会社釧路支社 平成13年12月発行。
- ^ “アイヌ語地名リスト セッ~ツキガ P71”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2018年6月10日閲覧。
- ^ "根室線(釧路・根室間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧。
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- ^ “根室線(釧路・根室間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “茶内(北海道)”. NAVITIME. 2019年11月14日閲覧。