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「金手駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 07:04時点における版

金手駅
駅舎(2006年1月)
かねんて
Kanente
善光寺 (0.9 km)
(1.2 km) 甲府

地図

金手駅の位置(山梨県内)
金手駅
金手駅
金手駅位置図(山梨県)
所在地 山梨県甲府市城東一丁目4
北緯35度39分43.7秒 東経138度34分45秒 / 北緯35.662139度 東経138.57917度 / 35.662139; 138.57917座標: 北緯35度39分43.7秒 東経138度34分45秒 / 北緯35.662139度 東経138.57917度 / 35.662139; 138.57917
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CC 身延線
キロ程 87.2 km(富士起点)
電報略号 ネテ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
54人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1929年(昭和4年)8月15日
備考 無人駅
テンプレートを表示
ホーム(2013年2月)
左側に中央本線の線路が並行している

金手駅(かねんてえき)は、山梨県甲府市城東一丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線

歴史

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はほぼ南東から北西に走り、ホームは線路の南西側に設けられている。駅の善光寺寄りに、ホームに接するかたちで高床式の簡易駅舎が設けられており、外へはそこから階段で下る。駅舎内にトイレはない。

南甲府駅管理の無人駅。当駅は身延線で唯一東京西鉄道管理局に所属していたため、静岡鉄道管理局に所属していた身延線内のほかの駅と比較すると無人化の時期が早い。駅舎内部には出札口の跡が残っている。

当駅付近の身延線は中央本線と並行しているが、同線にホームは設置されていない。同様の事例は大糸線北松本駅篠ノ井線が並行)、小海線乙女駅東小諸駅しなの鉄道線〈旧信越本線〉が並行)、由利高原鉄道鳥海山ろく線(旧国鉄矢島線)薬師堂駅羽越本線が並行)等がある[注釈 1]。このため、国鉄時代の(善光寺・)金手・甲府間は前述の通り東京西鉄道管理局の管轄区間であった。 甲府駅大都市近郊区間に含まれるため、甲府から新宿駅塩尻駅方面に向かう場合、100Km以上の区間でも途中下車できないが、近郊区間外である当駅を発着する乗車券を購入すれば途中下車が可能となる。

利用状況

1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。沿線人口の多い甲府市内の市街地に立地しているにもかかわらず、当駅の立地条件や中央線との接続などの問題から利用者は少ない。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2005 45
2006 46
2007 50
2008 54
2009 62
2010 63
2011 56
2012 64
2013 59
2014 49
2015 49
2016 54

駅周辺

駅周辺は江戸期から昭和に至るまで金手町と呼ばれ、1929年(昭和4年)の開業当初、当駅は駅名と同じ金手町に属したが、1963年(昭和38年)に金手町は城東一丁目 - 五丁目の一部とされ、金手の地名は消滅した。

なお、金手という地名は同所を通過している旧甲州街道(現国道411号)の道路形状が城下町特有のクランクになっており、これを「鍵手(かぎのて)」と呼んでいたが、後に訛り「金手(かねんて)」と呼ばれるようになった事が由来である。

甲府駅のすぐ東隣の駅であり、駅は甲府の市街地(住宅地)にある。駅付近には歴史のある寺院が多く所在する。

バス路線

駅前は道が手狭のため、路線バスが入って来られない。ただし、駅から南へ少し行った国道411号線沿いの甲府駅方に城東一丁目バス停が、石和方に甲府市立図書館入口バス停があり、そこから乗ることができる。

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
城東一丁目
甲府市立図書館入口
  90 山梨英和大学入口・石和八幡宮・御所 御所循環 山梨交通
91   山梨英和大学
98 山梨英和大学 石和温泉駅
99 山梨英和大学入口・石和温泉駅 山梨県立博物館
K2 山梨英和大学入口・石和温泉駅・山梨県立博物館・下黒駒・河口湖駅富士急ハイランド 富士山駅
内野
富士急バス 内野行きは夏季以外の平日のみ
K3 山梨英和大学入口・石和温泉駅・山梨県立博物館・下黒駒 富士山駅 新倉河口湖トンネル経由
  山梨英和大学入口・石和温泉駅入口・山梨県立博物館 下黒駒
  90・98 甲府駅・長塚 敷島営業所 山梨交通
99 甲府駅・甲府工業高校 敷島営業所
98   甲府駅
    甲府駅 富士急バス

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CC 身延線
普通
善光寺駅 - 金手駅 - 甲府駅

脚注

注釈

  1. ^ 当駅及び上記各駅は、いずれも所属路線が旧私鉄買収路線である共通点がある。

出典

  1. ^ 鉄道公報 昭和45年9月30日 第6311号

関連項目