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2020年8月21日 (金) 08:51時点における版
南方軍 | |
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創設 | 1941年(昭和16年)11月6日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 総軍 |
所在地 | 仏印 |
通称号/略称 | 威 |
担当地域 | 東南アジア全域(南方方面) |
最終位置 | 仏印 ダラット |
戦歴 | 第二次世界大戦 |
南方軍(なんぽうぐん)は、大日本帝国陸軍の総軍の一つ。軍隊符号はNA。
沿革
太平洋戦争(大東亜戦争)において、東南アジア(南方)方面陸軍部隊(大本営直轄部隊を除く)を統括する総軍として、大陸命第555号に基づき1941年(昭和16年)11月6日に編成された。開戦後はマレー作戦・ビルマ作戦・フィリピン作戦・蘭印作戦などに代表される一連の南方作戦を指揮し(香港攻略は支那派遣軍)、また戦前より日本領である南洋群島や、同盟国であるタイ王国(シャム)においても防衛・軍政の任に当った。
総司令部は当初サイゴンに置かれたが、南方作戦終了後はシンガポールに移転した。さらに1944年(昭和19年)3月27日に大本営によって改訂された「南方軍戦闘序列」に基づき、同年5月21日マニラに移転し、フィリピン防衛作戦を指揮した。その後、レイテ作戦が失敗し、米軍のルソン島上陸が迫った11月17日にダラットに再度移転して終戦を迎えた。
南方軍概要
- 通称号:威(威集団)
- 軍隊符号:NA
- 編成時期:1941年11月6日
総司令官
総参謀長
- 1942年8月1日から軍政総監を兼勤
氏名 | 陸士 | 就任 |
---|---|---|
塚田攻 | 19期 | 1941年11月6日 |
黒田重徳 | 21期 | 1942年7月1日 |
清水規矩 | 23期 | 1943年5月19日 |
飯村穣 | 21期 | 1944年3月22日 |
沼田多稼蔵 | 24期 | 1944年12月26日 |
総参謀副長
氏名 | 陸士 | 就任 | 退任 |
---|---|---|---|
青木重誠 | 25期 | 1941年11月13日 | 1942年8月17日 |
阪口芳太郎 | 25期 | 1941年11月13日 | 1942年6月1日 |
高橋坦 | 27期 | 1942年7月9日 | 1944年10月14日 |
岡本清福 | 27期 | 1942年8月17日 | 1943年2月23日 |
稲田正純 | 29期 | 1943年2月23日 | 1943年10月1日 |
藤塚止戈夫 | 27期 | 1943年10月18日 | 1943年10月29日 |
綾部橘樹 | 27期 | 1943年10月15日 | 1944年6月27日 |
阪口芳太郎 | 25期 | 1944年3月22日 | 1944年7月28日 |
和知鷹二 | 26期 | 1944年3月22日 | 1944年11月14日 |
山口槌夫 | 30期 | 1944年7月28日 | 1944年11月22日 |
西大條胖 | 27期 | 1944年10月14日 | |
若松只一 | 26期 | 1944年11月14日 | 1945年4月6日 |
和知鷹二 | 26期 | 1945年4月6日 | 1945年8月 |
森本軍蔵 | 30期 | 1945年9月22日 |
軍政監部総務部長
- 高橋坦:1942年7月9日~1944年10月14日(総参謀副長の兼任)
- 西大條胖:1944年10月14日~終戦(総参謀副長の兼任)
高級参謀(第1課(作戦課)長)
氏名 | 陸士 | 就任 |
---|---|---|
石井正美 | 30期 | 1941年11月13日 |
櫛田正夫 | 35期 | 1943年4月1日 |
堀場一雄 | 34期 | 1944年3月22日 |
美山要蔵 | 35期 | 1944年6月5日 |
櫛田正夫 | 35期 | 1945年2月20日 |
航空技術部長
- 神田実:1945年2月20日 - 終戦
経理部長
- 森武夫:1941年11月6日~
- 和住吉三郎:1945年4月7日~
軍医部長
- 青木九一郎:1941年11月6日~
- 椰野巌:1944年3月1日~
法務部長
- 岡村畯児:1942年4月1日~
- 日高巳雄:1943年6月15日~
隷下部隊
南洋庁西部支庁管内に配置
第二次世界大戦時の占領地域に配置
- ビルマ方面軍
- 第7方面軍
- 第14方面軍
- 第18方面軍
- 第2軍
- 第18軍
- 第37軍
- 独立混成第56旅団
- 独立混成第71旅団
- 第38軍
- 第3航空軍
- 南方軍野戦鉄道司令部
- 第3船舶輸送司令部
- 南方軍通信隊司令部
- 第2野戦補充司令部
- 第34野戦輸送司令部