「仲本工事」の版間の差分
→出演: {{Main2}}化 |
|||
174行目: | 174行目: | ||
* [[ケーズホールディングス|ケーズデンキ]] |
* [[ケーズホールディングス|ケーズデンキ]] |
||
* [[キュートーシステム]](旧:給湯システムネットワーク) - [[小野寺昭]]、[[三代純歌]]と共演。 |
* [[キュートーシステム]](旧:給湯システムネットワーク) - [[小野寺昭]]、[[三代純歌]]と共演。 |
||
* [[サントリー]] [[ |
* [[サントリー]] [[ボス (コーヒー)|BOSS]]シルキーブラック - 「シルキーブラックオーケストラ」という架空の楽団の一員として[[松田聖子]]らと共演。 |
||
* サントリー [[伊右衛門]](2018年)<ref>{{Cite news |title=いつまでバカやれんのかなあ…加藤茶、高木ブー、仲本工事が伊右衛門CMでしみじみ |newspaper=お笑いナタリー |date=2018-04-20 |url=https://natalie.mu/owarai/news/278825 |accessdate=2018-04-30}}</ref> |
* サントリー [[伊右衛門]](2018年)<ref>{{Cite news |title=いつまでバカやれんのかなあ…加藤茶、高木ブー、仲本工事が伊右衛門CMでしみじみ |newspaper=お笑いナタリー |date=2018-04-20 |url=https://natalie.mu/owarai/news/278825 |accessdate=2018-04-30}}</ref> |
||
2021年6月14日 (月) 13:59時点における版
本名 |
|
---|---|
生年月日 | 1941年7月5日(82歳) |
出身地 | 日本 東京都渋谷区 |
血液型 | A型 |
身長 | 160cm |
言語 | 日本語 |
方言 | 東京方言 |
最終学歴 | 学習院大学政治経済学部卒 |
グループ名 | ザ・ドリフターズ |
事務所 |
渡辺プロダクション ↓ イザワオフィス |
他の活動 |
歌手 作曲家 タレント |
配偶者 | 三代純歌(2012年7月 - )(離婚歴あり) |
公式サイト | イザワオフィス 仲本工事プロフィール |
仲本工事 | |
---|---|
YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2020年 - |
ジャンル |
バラエティ パチンコ |
登録者数 |
|
チャンネル登録者数・総再生回数は 2021年4月18日時点。 |
仲本 工事(なかもと こうじ、1941年〈昭和16年〉7月5日 - )は、日本のコメディアン、ミュージシャン(ギタリスト)。
ザ・ドリフターズ(ドリフ)メンバー。ドリフから派生したこぶ茶バンドメンバーとしても活動した。
本名は仲本 興喜(なかもと こうき)。 東京府東京市渋谷区(現在の東京都渋谷区)出身[1]。イザワオフィス所属。バンドでの担当はボーカルとギター。血液型はA型。身長160cm、体重66.5kg[2]。両親は共に沖縄県出身(両親は既に他界)。ドリフ映画での呼び名は「メガネ」。
俳優としても活動するほか、2020年からはYouTuberとしての活動も開始している。
来歴
生い立ち
1941年7月5日、東京市渋谷区で靴職人の父・興徳(1901年〜1972年)と母・静江(1921年〜2011年)の元に生まれる。東京都立青山高等学校在学中は300人中7番の秀才で、東京都で2位の成績を残した体操選手という文武両道であり、将来は弁護士になることを志望していた。
同級生に俳優の橋爪功(ただし橋爪は転入生)、二期上には落語家の10代目柳家小三治がいた。
大学時代
学習院大学政治経済学部卒業と同時に教員免許状を取得。大学時代、ジェリー藤尾の営業用[3]ジャズ・バンド「パップ・コーンズ」にセカンドシンガーとして本名で参加(後に仲本コージに改名[4])。この時のバンジョー奏者に高木智之(後の高木ブー)がいた。
ドリフ加入前には加藤英文(後の加藤茶)とともに、クレイジーウエストに参加していたこともある。1963年2月、パップ・コーンズのボーカルとして参加したプロ・ロック・コンテストでバンド賞を受賞する[4]。
ドリフターズ加入
高木の誘いにより1965年1月1日付でドリフターズに加入。高木はいかりやに紹介するギタリストを仲本にするか、同じバンド仲間の青木健にするか少し悩んだが、いかりやがあまりに急いでいたため、すぐ連絡が取れた仲本に声をかけたと述べている[5]。また、当初両親が芸能界入りに反対したため、いかりやが連日仲本の自宅に通って説得したという。
1966年、日本武道館で開催されたビートルズ日本公演の前座としてドリフがステージに上がり、『ロング・トール・サリー』(邦題:『のっぽのサリー』)を仲本のリードボーカルで演奏した。
1969年10月、ドリフをメインに据えた国民的バラエティ番組『8時だョ!全員集合』がスタート。仲本もメンバーとしてグループの中枢を支える。
1981年、競馬のノミ行為が発覚し、志村けんとともに書類送検された。志村に比べて賭け金が大きかった事から、『全員集合』のプロデューサーだった居作昌果共々競馬法違反で略式起訴され、罰金刑を受けた。この事件は当時の新聞の社会面やトップを飾り(朝日新聞の見出しは『ノミ馬券だョ!全員集合』)、仲本と志村は以降しばらく『全員集合』をはじめとするテレビ出演を見合わせ、ドリフ全員で出演していた永谷園のテレビCMも、仲本と志村を除く3人のみのバージョンに差し替えられるなど、芸能活動を1か月半自粛した。7月25日放送の『全員集合』での学校コントでは、仲本自身がこの件に関連したネタを披露する場面があった。なお、いかりやも一緒に関わっていたにもかかわらず、実際に摘発されたのは仲本、志村の2人だったという[6]。
1982年、妻(紀子夫人)が心不全で亡くなる[7]。1985年『全員集合』が終了した。
全員集合終了後
俳優としての活動を展開し、1990年、水戸黄門第19部で左甚五郎役を演じる。1991年、美恵夫人と再婚[7]。
1997年4月から6月にかけてフジテレビ系で放送されたドラマ『総理と呼ばないで』で官房事務副長官役を演じる。2002年にはSMAPの稲垣吾郎とANAのテレビCM「超割(神様編)」で共演し、2003年6月には明治乳業「VAAM」のテレビCMで高橋尚子・高木ブーと共演する。2004年にはサザンハリケーン(学習院大学の後輩)のCDジャケットに、2006年にはRAG FAIRのアルバム『オクリモノ』のテレビCMにも登場した。
2006年6月、所属事務所を通じて、美恵夫人と2004年に離婚していたことを発表した。美恵夫人との間には1男2女を儲けていた[7]。
2012年7月、27歳下の歌手・三代純歌と3度目の結婚を発表。7月14日に新高輪プリンスホテル「飛天」で披露宴を行った。仲本が三代の楽曲『恋待ちつぼみ』のプロデュースをしたことがきっかけとなり、2006年頃から交際を開始。2008年にはデュエット曲『この街で』を発表している。
2020年9月21日、YouTubeを始めること、twitterを始めることを発表。9月21日は母の誕生日で、その日に合わせての発表になる[8]。
人物・エピソード
- 中学校時代、担任が体操の先生であったことがきっかけで体操をはじめる。渋谷区の大会で団体優勝。高校1年の時には東京都の新人戦で個人総合4位。その後も体操選手として活躍し、ドリフターズのメンバーとなった後も『8時だョ!全員集合』の体操コーナー等で披露していた。また中学生時代の同級生兼バンド仲間に、後にスリーファンキーズのリーダーとして有名になった長沢純がいた[9]。
- 「仲本は確かに若くしてジェリーさんのセカンドを務めるだけあって、歌は巧かった」と高木は述べている(高木ブー『第5の男』p.85)。
- 芸名の由来は以下に記す二説があり、どちらが正しいかは不明。
- 仲本といかりやのコンビによる『ばか兄弟』のコントや、サイレントムービーの単独コントのパロディは、仲本のみならずドリフターズの全コントの中でも評価が高く、発売されているDVDにも収録されている。また、体を張ったズッコケなどのリアクション芸も見せる。
- ドリフのステージで着用している黒ぶちの眼鏡は伊達眼鏡である(コンタクトを装用した上でかけている)。若いころは両眼とも視力2.0を誇っていたという。なお、伊達眼鏡はドリフターズ5人揃った仕事の時のみと限定している。
- コントでは「要領のいい、リーダーに媚を売る役」、「内心、何を考えているのか分からない役」を演じることが多い。また、得意の床運動(マット体操)を用いた軽快な身のこなしで、いかりやのツッコミを華麗に受け流すコント芸も有名。
- 『ドリフ大爆笑』のコントで、棺に入った遺体を演じた際にそのまま眠ってしまい、それがNGにならず実際の放送で使われた。
- いかりやの著書によれば、実はネタ作りやギャグの才能もあったが、どうすればもっと面白くなるかということに全く興味を示さず、やる気のなさから埋もれていたという。加藤が交通事故を起こして『全員集合』を謹慎した時、見事にその代役を務めた。
- 渋谷・センター街で「仲本工事の店 居酒屋 名なし」を経営していた(仲本の母が店を切り盛りしていた)が、2005年に閉店した。2017年現在は東京都目黒区で居酒屋「仲本家JUNKAの台所」を経営している[11]。
- 2006年7月13日、高知県内のパチンコ店で財布を落としたが、盗まれたと思い被害届を提出。その後、財布を拾った男性が高知南警察署に届け、同日手元に戻った。
- 近年は役者としての活動が多い。またライブハウスでソロライブを行うなど、音楽活動も精力的に行っている。
- 菓子メーカー「ロッテ」の企業コピーである「お口の恋人」は、仲本の母が考案、応募し採用されたもの[12]である。
- 沖縄で活動するミュージシャン仲本興次は従兄弟で、マーニンネーラン・バンドのドラマーである。日本芸術専門学校特別講師。
ギャグ
- 「コ・マ・オ・ク・リ・モ・デ・キ・マ・ス・ヨ」(松下電器のビデオデッキ「マックロード」のCM)
- じゃんけん決闘(志村とのペア) ※これにより、「最初はグー」が生まれ、全国的に広まったが、仲本ではなく志村の考案によるものである。
- ばか兄弟(いかりやとのペア)
- 「加藤(仲本)さん、○○されましたなぁ」「いや〜、参った参った!」(加藤とのペア。後ろを向きながら自分の後頭部を軽く叩く。初期はこの後に荒井注が「私も○○されましたなぁ、いや〜、参った参った」と言おうとしていかりやに「おまえはいい!」と突っ込まれるパターンがウケた)
- 「二度としません。三度します。」
- 「おおブレネリ、わたしのおうちはどこ」
出演
テレビドラマ
- 遠山の金さんII(1985年 - 1986年、テレビ朝日) - 南町奉行所同心・平目銀次郎 役
- アナウンサーぷっつん物語(1987年、フジテレビ) - 「MONDAY60」プロデューサー 役
- 傑作時代劇 かるわざ剣法 恋も抜き打ち素浪人(1987年、テレビ朝日・東映) - 駒助 役
- 海岸物語 昔みたいに…(1988年、TBS) - 大杉謙介 役
- ウルトラマンをつくった男たち 星の林に月の舟(1988年、TBS) - 円谷プロ支配人・川島 役
- 水戸黄門第19部 第25話「大工修行で悪退治・松本」 (1990年、TBS) - 左甚五郎 役
- 日本一のカッ飛び男 第1話「会いたかったぜ!」(1990年、フジテレビ)
- 世にも奇妙な物語(フジテレビ)
- 1992年 春の特別編「奇遇」(1992年4月9日)
- 1995年 秋の特別編「23歳の老人」(1995年10月4日)
- 愛しの刑事 第17話「殉職! 先輩デカへの恩返し」(1993年、テレビ朝日)
- If もしも第5話「セールスマンの大災難・不幸を呼ぶのは右手か左手か」(1993年、フジテレビ)
- 土曜ワイド劇場 俺たちの世直し強盗(1997年、テレビ朝日) - 署長 役
- 総理と呼ばないで(1997年、フジテレビ) - 内閣官房副長官(事務) 役
- 愛の劇場(TBS・共同テレビ)
- 月曜ミステリー劇場(TBS)
- 「おばさん会長・紫の犯罪清掃日記!ゴミは殺しを知っている4」(2003年) - 金山武雄 役
- 火曜サスペンス劇場 警部補 佃次郎21(2005年、日本テレビ) - 鵜沢良助 役
- 金曜ナイトドラマ アンナさんのおまめ 第5話(2006年、テレビ朝日) - 坂上次郎 役
- 三日遅れのハッピーニューイヤー!(2007年、TBS) - 大黒恵三 役
- 鬼嫁日記 いい湯だな 第5話(2007年、関西テレビ) - 安岡正樹(レストランチェーン・ペリーズのフランチャイズ詐欺犯) 役
- 月曜ゴールデン(TBS)
- 万引きGメン・二階堂雪15(2007年) - 万引き犯 役
- 捜し屋★諸星光介が走る!7(2014年8月11日) - 鈴木宏 役
- 新 法廷荒らし 猪狩文助〜終の棲家〜(2015年3月16日) - 山谷春男 役
- 白と黒(2008年、東海テレビ) - 篠塚 役
- 水曜ミステリー9 (テレビ東京)
- 「事件記者 浦上伸介5」(2007年) - 薮谷剛 役
- 「銀座高級クラブママ青山みゆき3」(2008年) - 小松崎一郎 役
- 「作家探偵・山村美紗2」(2012年12月19日) - 糸宮忠夫 役
- スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜(2008年10月 - 12月 日本テレビ) - ジョン崎田 役
- ドラマスペシャル 名古屋やっとかめ探偵団(2010年6月20日、東海テレビ) - 堀井 役
- 崖っぷちのエリー〜この世でいちばん大事な「カネ」の話(2010年7月、テレビ朝日・朝日放送) - 店長(キャバクラ) 役
- 金曜プレステージ 医療捜査官 財前一二三(2011年5月13日、フジテレビ) - 松永 役
- 年末ドラマスペシャル 刑事吉永誠一 ファイナル(2016年12月28日、テレビ東京) - 辺見慎介 役
- 警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜(2018年8月31日、テレビ東京) - 仲本工一 役
- ひとりキャンプで食って寝る 第11話(2019年12月28日、テレビ東京) - 剛田巌 役
- 日曜劇場 テセウスの船 第2・7・10話(2020年1月 - 3月、TBS) - 田中義男 役
- 僕はどこから 第7・8・10話(2020年2月 - 3月、テレビ東京) - 園長 役
舞台
- 二十四の瞳(1994年8月2日 - 26日・2003年8月1日 - 24日[13]、御園座)
- おんなの花時計(2007年5月10日 - 24日)
- 妻への詫び状 星野哲郎物語(2006年3月9日 - 22日、三越劇場)
- 天童よしみ特別公演(2006年5月1日 - 26日、御園座)
映画
テレビCM
- 松下電器産業(現:パナソニック) マックロード
- 太田胃散
- ジョンソン カビキラー
- 三菱重工 ビーバーエアコン - 観月ありさ、高木ブーと共演。
- ケーズデンキ
- キュートーシステム(旧:給湯システムネットワーク) - 小野寺昭、三代純歌と共演。
- サントリー BOSSシルキーブラック - 「シルキーブラックオーケストラ」という架空の楽団の一員として松田聖子らと共演。
- サントリー 伊右衛門(2018年)[14]
楽曲
- この街で(2008年6月4日) c/w:白いブランコ 真夜中のギター ※全曲三代純歌とのデュエット
- 持病の歌〜ぼくには夢がある 希望がある〜(2013年7月3日) c/w:こんにちは私の奥さん ※三代純歌とのデュエット
その他、『うる星やつら』など、80年代アニメに多くの劇中曲を提供している。
OVA
- 仏教ものがたり 第1巻 - ナレーション
脚注
- ^ 山下武『大正テレビ寄席の芸人たち』p.243(東京堂出版、2001年)には「東京・日本橋の靴屋の倅」とある。
- ^ 『クイズ☆タレント名鑑』より
- ^ 仲本工事 77歳 今だから語る「いかりやさんとの“バカ兄弟”が一番難しかった」文春オンライン 2018年9月2日
- ^ a b ビートルズ来日公演前座もうれつ先生のもうれつ道場 2009年8月30日
- ^ 高木ブー 『第5の男』 p.100-101
- ^ ドリフターズが「結成50周年」でも再起動しない理由- アサ芸プラス
- ^ a b c “64歳仲本工事、離婚していた…ドリフ全員独身に”. ZAKZAK (2006年6月16日). 2018年2月10日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 仲本工事 [@nakamoto_koji1] (2020年9月21日). "こんばんは仲本工事です。みなさん、私のこと覚えてますか?". X(旧Twitter)より2020年9月21日閲覧。
- ^ http://ameblo.jp/nagasawa-jun/entry-11102444717.html
- ^ 高木ブー 85歳 今だから語る「長さんは僕にだけ、愚痴をこぼした」 文春オンライン, 2018年7月29日
- ^ “ザ・ドリフターズの仲本工事 現在は居酒屋を経営していると判明”. ライブドアニュース. 2017年8月19日閲覧。
- ^ ロッテの広告記事「忙中ガムあり(279)」(日本経済新聞2008年2月14日、42面)における仲本本人のミニエッセイより。
- ^ 1994年版は斉藤由貴、2003年版は高野志穂が主役(大石先生)を務めた。
- ^ “いつまでバカやれんのかなあ…加藤茶、高木ブー、仲本工事が伊右衛門CMでしみじみ”. お笑いナタリー. (2018年4月20日) 2018年4月30日閲覧。
関連項目
外部リンク
- イザワオフィス 仲本工事プロフィール
- 仲本工事 公式ブログ - GREE
- 仲本家JUNKAの台所
- 仲本工事 (@nakamoto_koji1) - X(旧Twitter)
- 仲本工事の ありがと〜ね〜 チャンネル - YouTubeチャンネル