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2021年9月6日 (月) 07:15時点における版
「Why? (Keep Your Head Down)」 | |
---|---|
東方神起 の シングル | |
初出アルバム『Keep Your Head Down』『TONE』 | |
B面 | MAXIMUM |
リリース | |
規格 | |
ジャンル | |
時間 | |
レーベル | |
作詞・作曲 |
|
ゴールドディスク | |
チャート最高順位 | |
| |
「Why? (Keep Your Head Down)」(ホワイ? (キープ・ユア・ヘッド・ダウン)、朝鮮語: 왜 (Keep Your Head Down))は、東方神起の楽曲である。韓国語バージョンと日本語バージョンの2種類が制作されており、韓国語バージョン「왜 (Keep Your Head Down)」[注釈 1]は2011年1月3日に第5集アルバム『Keep Your Head Down』からの先行シングルとして、日本語バージョン「Why? (Keep Your Head Down)」は2011年1月26日に日本での31作目のシングルとして発売された。
本作は、前年の活動休止やメンバーの脱退などを経て、ユンホとチャンミンでの2人体制となってから初の楽曲で、インダストリアルヒップホップとバロック・ポップの要素を掛け合わせたダンスナンバー。 作詞はユ・ヨンジンが手掛け、作曲はユ・ハンジンとユ・ヨンジンの共作[19]。
背景・リリース
楽曲自体は2010年の時点で存在しており、『SM Town Live '10 World Tour』のロサンゼルス公演でユンホのソロ曲として披露され、後にチャンミンを交えた東方神起の楽曲として制作し直された。また、楽曲発表時に、ファンの間で歌詞の内容が前年に事務所及びグループから離籍したジェジュン・ユチョン・ジュンスに対する言及ではないかとの指摘がなされたが、事務所側は「真実の愛と信じていた恋人に裏切られた男の心情を歌ったもの」と説明している[20][21]。
韓国語バージョン「왜 (Keep Your Head Down)」は、2011年1月3日に第5集アルバムからの先行シングルとしてS.M. Entertainmentより発売された。第5集にはタイトル曲及びリード曲として収録された[注釈 2]。楽曲発売日と同日に所属事務所であるSMエンターテインメントの公式YouTubeチャンネル上で、本作のミュージック・ビデオが公開された。本作のミュージック・ビデオは、通常のものと、ダンス・バージョン(2種)、ドラマ・バージョン[注釈 3]の計4種類が存在し、いずれも第5集の日本ライセンス盤に付属のDVDに収録されている[注釈 4]。
日本語バージョン「Why? (Keep Your Head Down)」は、東方神起の31stシングルとして2011年1月26日にavex traxから発売された。前作『時ヲ止メテ』より10ヶ月ぶりのリリース[注釈 5][22]で、CD+DVD(規格品番AVCK-79022)とCD(AVCK-79023)の2形態でのリリース。[CD+DVD]には表題曲「Why? (Keep Your Head Down)」のビデオ・クリップとオフショット映像(初回限定盤のみ)を収録したDVD、[CD]には表題曲のリミックスバージョンとブックレットが同梱された。また、[CD+DVD]と[CD]とではディスクジャケットのデザインが異なる。
関西テレビ・フジテレビ系テレビドラマ『美しい隣人』の主題歌として使用され[23][24]、メンバーは「東方神起のパワフルなダンスパフォーマンスが楽しめる曲で、歌詞も男らしいタフな感じ。ドラマのどの場面と一番合うかチェックしながら見てください」とコメントした[25]。なお、シングルのカップリング曲として収録された「MAXIMUM」も、表題曲と同様『Keep Your Head Down』収録曲の日本語バージョンである[26]。
公の場では2011年1月25日・26日に国立代々木競技場 第一体育館で開催された『SM TOWN LIVE in JAPAN』で初披露となった[27][28]。また、本作で『第62回NHK紅白歌合戦』に出場。2年ぶりかつ3回目の出場で、2人体制となってからは初の紅白出場となった[29]。
チャート成績
韓国バージョンは、1月3日に配信シングルとして発売され、ガオンデジタルチャートで第5位[8]、年間チャートでは108位を獲得し[15]、2011年末時点で139万1468ダウンロードを記録した[30]。
日本バージョンのシングルは、発売初週で23.1万枚の売上を記録し、2月7日付のオリコン週間シングルランキングで3作連続かつ通算9作目の初登場首位を獲得し、自身の持つ海外アーティストによるシングル首位獲得作品数を更新した。また、本作の初週売上は29thシングル『BREAK OUT!』で記録した25.6万枚に次ぐ、海外アーティスト史上2番目の売上となる[22]。
批評
日本バージョン「Why? (Keep Your Head Down)」は、音楽評論家から肯定的評価を受けた。『hotexpress』の平賀哲雄は、「スリリングなドラマの内容ともリンクするロックテイスト溢れるダンスナンバー」と批評し、「腹に響く重低音と展開の読めないストーリーは、かつての東方神起のイメージを根底から覆すほどのインパクトを誇っており、そのサウンドクオリティの高さ。そして2人の実にテクニカルでエモーショナルなボーカルは、アジアのみならず欧米のリスナーをもロックオンしようとする気概を感じさせる。東方の神を起こさんばかりのキラーチューン」とコメントした[31]。『WHAT's IN?』の大野貴史は、「聴かせる、というよりは叩きつける。酔わせる、というよりは揺さぶる。そんな印象の非常にアグレッシブなダンス・チューン」と批評し、「鋭利なミディアム・ビートを軸とするスケールの大きなサウンド。その上で繰り広げられる歌&ラップのホットでスリリングな応酬。去っていった"君"への激情を表現する。」とコメントした[32]。
収録内容
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「왜 (Keep Your Head Down)」 | Yoo Young Jin |
| Yoo Han Jin | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「Why? (Keep Your Head Down)」 |
|
| Yoo Han Jin | |
2. | 「MAXIMUM」 |
| Yoo Young Jin | Yoo Young Jin | |
3. | 「Why? (Keep Your Head Down)」(Night Rod man Regeneration Mix) |
|
| Yoo Han Jin | |
4. | 「Why? (Keep Your Head Down)」(Less Vocal) | ||||
5. | 「MAXIMUM」(Less Vocal) | ||||
合計時間: |
収録アルバム
Why? (Keep Your Head Down)
- Keep Your Head Down(韓国語バージョン、왜 (Keep Your Head Down))
- TONE
- FINE COLLECTION 〜Begin Again〜
MAXIMUM
- Keep Your Head Down(韓国語バージョン)
- TONE
脚注
注釈
- ^ 曲名は、日本バージョンと同じ「Why? (Keep Your Head Down)」[16]、ハングルを和訳した「なぜ (Keep Your Head Down)」[17]、ルビ(日本語訳)をふった「왜 (Keep Your Head Down)」[18]と表記される場合もある。
- ^ 当初第5集のタイトル曲には「MAXIMUM」が用意されていた(詳細はこちらを参照)。
- ^ SMエンターテインメントの公式YouTubeチャンネルでは、「이것만은 알고 가 (Before U Go)」(日本語: これだけは、分かっていってほしい (Before U Go))のドラマ・バージョンとして扱われている。
- ^ ただし、ダンス・バージョンは同通常盤、ドラマ・バージョンは初回限定盤にしか収録されていない。
- ^ 新曲としては2作前の『BREAK OUT!』以来1年ぶり。
出典
- ^ 「GOLD DISC 2011年1月度」『The Record』第616巻、日本レコード協会、2011年3月10日、14頁。
- ^ “レコード協会調べ 7月度有料音楽配信認定”. 日本レコード協会 (2014年8月20日). 2014年10月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月11日閲覧。
- ^ 「GOLD DISC 2012年11月度」『The Record』第638巻、日本レコード協会、2013年1月17日、14頁。
- ^ 「GOLD DISC 2011年2月度」『The Record』第617巻、日本レコード協会、2011年4月10日、14頁。
- ^ “Why?(Keep Your Head Down)|東方神起”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年3月22日閲覧。
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- ^ “上半期ランキング特集『AKB48がミリオン達成!上半期の話題作をランキングで発表!』”. ORICON STYLE ミュージック. オリコン (2011年6月22日). 2011年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月11日閲覧。
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- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2011年). 2021年1月11日閲覧。
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- ^ a b “Gaon Digital Chart Ranking 2011” (韓国語). 2013年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月23日閲覧。
- ^ “ウェ(Keep Your Head Down)日本ライセンス盤”. 東方神起 オフィシャルウェブサイト. エイベックス. 2020年4月26日閲覧。
- ^ “東方神起の新曲「なぜ」はJYJへのメッセージ?”. 中央日報 (中央グループ). (2011年1月3日) 2020年4月8日閲覧。
- ^ Keep Your Head Down(日本ライセンス盤) (韓国語読み+日本語翻訳入りブックレット) (Media notes). S.M. Entertainment. 2011.
{{cite AV media notes2}}
:|format=
を指定する場合、|url=
も指定してください。 (説明); 不明な引数|artist=
は無視されます。(もしかして:|others=
) (説明) - ^ “TVXQ - The evolution of SMP” (韓国語). Nate. (2014年1月10日) 2020年3月22日閲覧。
- ^ “TVXQ explains the meaning behind 'Keep Your Head Down' on 'Entertainment Relay'”. Allkpop. (2011年1月7日) 2020年3月22日閲覧。
- ^ “東方神起『なぜ』の歌詞に注目…JYJに関連する内容?”. Innolife.net (ユーキャンバイザワールド株式会社). (2011年1月3日) 2020年3月23日閲覧。
- ^ a b “東方神起、再始動第1弾が前作超えの初週23万枚で首位”. ORICON NEWS (オリコン). (2011年2月1日) 2020年3月22日閲覧。
- ^ “東方神起・再始動第1弾シングルは「美しい隣人」主題歌”. NewsWalker (KADOKAWA). (2011年1月20日) 2019年2月9日閲覧。
- ^ “新体制東方神起、新曲が仲間由紀恵ドラマ主題歌に起用”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2010年12月14日) 2019年2月9日閲覧。
- ^ “東方神起・再始動第1弾シングルは「美しい隣人」主題歌”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2011年1月20日) 2020年3月22日閲覧。
- ^ "活動再開の東方神起 「2人でグループ守っていく」" (Interview). エイアイエスイー. 13 January 2011. 2020年3月22日閲覧。
{{cite interview}}
: 不明な引数|program=
は無視されます。 (説明) - ^ “日本初開催<SMTOWN LIVE in JAPAN>2日間で2万4千人が熱狂”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2011年1月27日) 2020年3月22日閲覧。
- ^ “東方神起ら出演の〈SMTOWN LIVE〉開催! 4月に東京ドームで追加公演”. TOWER RECORDS ONLINE (タワーレコード). (2011年1月27日) 2020年3月22日閲覧。
- ^ “【紅白】「来年も出場したい」―KARA”. ORICON NEWS (オリコン). (2012年1月1日) 2020年3月22日閲覧。
- ^ “Gaon Download Chart 2011” (韓国語). Gaon Music Chart. 2013年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月23日閲覧。
- ^ 平賀哲雄 (2011年1月21日). “Why? (Keep Your Head Down)”. hotexpress. 阪神コンテンツリンク. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年2月9日閲覧。
- ^ 大野貴史 (2011年1月21日). “Why? (Keep Your Head Down)”. ソニー・マガジンズ. 2011年2月9日閲覧。