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「キストゥヘヴン」の版間の差分

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'''キストゥヘヴン'''(欧字名:{{lang|en|Kiss to Heaven}}、[[2003年]][[4月25日]] - )は[[日本]]の[[競走馬]][[繁殖牝馬]]。主な勝ち鞍は[[2006年]]の[[桜花賞]]、[[フラワーカップ]]、[[2008年]]の[[京成杯オータムハンデャップ]]、[[2009年]]の[[中山牝馬クス]]
'''キストゥヘヴン'''(欧字名:{{lang|en|Kiss to Heaven}}、[[2003年]][[4月25日]] - )は[[日本]]の[[競走馬]][[繁殖牝馬]]<ref name="JBIS">{{Cite web|和書|title=キストゥヘヴン |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0000752219/ |website=JBISサチ |access-date=2022-09-25}}</ref>


2006年の[[桜花賞]](GI)優勝馬である。他に、同年の[[フラワーカップ]](GIII)、2008年の[[京成杯オータムハンデキャップ]](GIII)、2009年の[[中山牝馬ステークス]](GIII)を優勝した。
== 戦績 ==
=== 2歳 ===
北海道市場の2004年の北海道オータムセール1歳馬市場で[[吉田勝己]](正確には有限会社社台コーポレーション)に970万円で購入され、「天国にいる父・[[アドマイヤベガ]]と母父・[[ノーザンテースト]]に(キスが)届くように」との願いをこめて名付けられた。


=== 3歳 ===
== デビューまで ==
[[2005年]][[12月17日]][[中山競馬場|中山競馬]]の2歳新馬戦(芝1200[[メートル|m]])でデビュー。デビューから3戦目までは[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]が[[主戦騎手]]をつとめたが、その3戦全てで2着と惜しいレースが続く。4戦目の2006年[[3月5日]][[中山競馬場|中山競馬]]の3歳未勝利戦で[[安藤勝己]]に乗替わり、初勝利をあげる。2週間後の[[3月17日]]、中山競馬の[[フラワーカップ]]では[[横山典弘]]が騎乗で重賞初制覇<ref>{{cite news|url=https://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/replay/2006/31.html|title=第20回 フラワーC|publisher=JRA|date=2006-03-18|accessdate=2015-09-04}}</ref>。


=== 誕生までの経緯 ===
そして桜花賞では初勝利を挙げたコンビである安藤勝己を鞍上に、大外から1番人気の[[アドマイヤキッス]]を差し切る競馬で3/4馬身差抑えてGI初制覇<ref>{{cite news|url=https://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/g1/ouka/result/ouka2006.html|title=第66回 桜花賞|publisher=JRA|date=2006-04-09|accessdate=2015-09-04}}</ref>。続く[[優駿牝馬|優駿牝馬(オークス)]]では桜花賞の勝利もあり2番人気に推されたが、[[カワカミプリンセス]]を差し切れず6着に敗れた。
ロングバージンは、1987年に北海道[[門別町]]の天羽牧場で生産された父[[ノーザンテースト]]、母スイーブの牝馬である<ref name="優駿-2006-6-75" />。日本においては、イギリス産カナデアンガールから繋がる牝系である<ref name="優駿-2006-6-75" />。兄弟姉妹、つまりスイーブの仔には、1981年菊花賞で[[ミナガワマンナ]]と[[サンエイソロン]]に次ぐ3着となったロングイーグル、1983年[[エリザベス女王杯]]を優勝した[[ロンググレイス]]、1985年[[京都牝馬特別]]を優勝したファイアーダンサー、[[笠松競馬]]で活躍したロングニュートリノ、1989年[[東京優駿]](日本ダービー)で1番人気5着となったロングシンホニー、その他1986年[[北九州記念]]を優勝したラッキーオカメの母、2004年[[福島記念]]を優勝したセフティーエンペラの祖母がいた<ref name="優駿-2006-6-75" />。このような活躍からスイーブは、後藤正俊によれば「日高最高の繁殖牝馬<ref name="優駿-2006-6-157">『優駿』2006年6月号 157頁</ref>」だったという。


ロングバージンは、[[中央競馬]]で競走馬としてデビューし3戦1勝で引退し、天羽牧場で繁殖牝馬となる。初年度となる1991年から12年間では、[[シンボリルドルフ]]、[[ヘクタープロテクター]]、[[サクラユタカオー]]とは複数の仔を産み、2度のアクシデントは合ったが、10頭の仔を産んでいた<ref name="優駿-2006-6-75" />。そして13年目となる2002年、供用2年目の[[アドマイヤベガ]]と初めて交配する<ref name="優駿-2006-6-75" />。
秋の初戦は[[秋華賞]]に備えるべく、長距離輸送を避けるために[[セントライト記念]]に出走した<ref>{{cite news|url=http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-137482.html|title=【セントライト記念】美浦レポート〜キストゥヘヴン|publisher=ラジオNIKKEI|date=2006-09-13|accessdate=2015-09-04}}</ref>。しかし直線では追い込んできたものの、5着と届かなかった。そして秋華賞本番は3番人気となったが内枠不利だったこと、レース中、左トモにハ行を発症し軽傷を負っていたことなどもあって上がりタイムはトップタイだったにも関わらず直線届かずに6着と敗れた。続く[[エリザベス女王杯]]では、いつもと違い先行したが10着に敗れた。


アドマイヤベガの父は[[サンデーサイレンス]]、母は、1993年の[[桜花賞]]、[[優駿牝馬]](オークス)を優勝した[[ベガ (競走馬)|ベガ]]である<ref name="優駿-2005-3-54">『優駿』2005年3月号 54頁</ref>。栗東の[[橋田満]]厩舎からデビューしたアドマイヤベガは、1999年の[[クラシック (競馬)|クラシック]]に臨み、[[テイエムオペラオー]]や[[ナリタトップロード]]を下して東京優駿(日本ダービー)を優勝。史上7頭目となる母仔のクラシック優勝を成し遂げていた<ref name="優駿-2005-3-54" />。2002年にサンデーサイレンスが死に、その後継として期待されていたが、供用4年目の2004年秋、偶発性胃破裂により8歳で亡くなることとなる<ref name="優駿-2005-3-54" />。
=== 4歳 ===
[[2007年]]の初戦は[[東京新聞杯]]。桜花賞と同じ1600mのレースで期待されたが、7着に敗れた。続く[[中山牝馬ステークス]]ではフラワーカップと同じコースでのレースだったが、不利もあり5着に敗れた。その後の[[ヴィクトリアマイル]]では桜花賞を制した時と同じ1600mの距離でのレースで4着に入り、さらに続く[[安田記念]]でも牡馬と混じりながら8着に入った。


アドマイヤベガとの仔を孕んだロングバージンは2003年、身重の状態で天羽牧場を退き、同じ門別町の正和山本牧場に移動する。正和山本牧場は、1952年に開いて以降、生産馬は、中央競馬のサラブレッド系重賞を制したことがない牧場だった<ref name="ふるさと-フラワーカップ">{{Cite web|和書|title=2006年03月18日 フラワーC G3 | 重賞ウィナーレポート |url=https://uma-furusato.com/winner_info/36478.html |website=競走馬のふるさと案内所 |access-date=2022-09-26}}</ref>。天羽牧場と正和山本牧場は親戚関係であり、天羽牧場がアドマイヤベガとの仔を孕んだロングバージンを譲った形だった<ref name="ふるさと-フラワーカップ" />。そして2003年4月25日、移動した正和山本牧場にて、ロングバージンの11番仔である鹿毛の牝馬(後のキストゥヘヴン)が誕生する。
その後、海外遠征を行いアメリカの[[キャッシュコールマイル]]に出走。[[ディアデラノビア]]、[[コイウタ]]と共に日本馬3頭が出走したレースで日本馬最先着を果たし4着に入った<ref>{{Cite web|publisher=netkeiba.com|url=https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=21550|title=キャッシュコールマイル、全着順|accessdate=2022-04-29}}</ref>。


=== 幼駒時代 ===
秋の復帰戦となる[[スワンステークス]]に出走登録を行ったが[[出馬投票#出走可能頭数を超過した場合|除外]]となり、[[第32回エリザベス女王杯]]に出走。しかし、6着に敗れた。その後ターコイズステークスに出走するものの13着に敗れた。


生まれた年は、[[平成15年台風第10号]]が牧場を襲った年でもあった。牧場はライフラインが寸断した時期もあったという<ref name="ふるさと-桜花賞">{{Cite web|和書|title=2006年04月09日 桜花賞 G1 | 重賞ウィナーレポート |url=https://uma-furusato.com/winner_info/37080.html |website=競走馬のふるさと案内所 |access-date=2022-09-26}}</ref>。そんな状況で育まれたロングバージンの11番仔は、小さな体の持ち主だった<ref name="ふるさと-桜花賞" />。牧場の夏は、アブが蔓延るせいで放牧できないため、アブの少ない夜に放牧に出されている<ref name="ふるさと-桜花賞" />。牧場の山本正秋によれば夜間放牧により「根性は、夜間放牧で自然に鍛え上げられたのかもしれません<ref name="優駿-2006-6-75">『優駿』2006年6月号 75頁</ref>」と回顧している<ref name="優駿-2006-6-75" />。
=== 5歳 ===
[[2008年]]は[[京都牝馬ステークス]]から始動し[[アドマイヤキッス]]の3着、続く中山牝馬ステークスでは[[ハンデキャップ|トップハンデ]]を背負いながらも3着、[[阪神牝馬ステークス]]で4着となり復活の兆しを見せていた。しかしヴィクトリアマイルは賞金不足で除外となったため、[[京王杯スプリングカップ]]に出走し2着に入った。[[安田記念]]7着の後、夏期休養に入る。


牧場は、生産馬をセリで売却することで収入を得ており、ロングバージンの11番仔も同様だった<ref name="ふるさと-桜花賞" />。まず、1歳夏の北海道サマーセールに上場したが、誰一人手が挙がらず、売れ残って牧場に持ち帰っていた<ref>{{Cite web|和書|title=売却成績|北海道サマーセール サラブレッド 1歳 |url=https://www.jbis.or.jp/seri/2004/11B3/sale/ |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-26}}</ref>。その後、体が大きく成長して1歳秋、北海道オータムセールに上場すると、手が挙がり、最終的に有限会社[[社台コーポレーション白老ファーム|社台コーポレーション]]が1018万5000円で落札される<ref>{{Cite web|和書|title=売却成績|北海道オータムセール サラブレッド 1歳 |url=https://www.jbis.or.jp/seri/2004/11B4/sale/ |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-28}}</ref><ref name="ふるさと-フラワーカップ" /><ref name="競馬ブック-引退" />。後藤正俊によれば、落札は社台がスイーブの牝系を高く買っていたからだったという<ref name="優駿-2006-6-157" />。かくして[[社台グループ]]の所有馬となる。社台の創業者で1993年に亡くなった[[吉田善哉]]の未亡人、[[吉田照哉]]や[[吉田勝己|勝己]]の母である[[吉田和子 (社台グループ)|吉田和子]]の所有となる。父母ベガと同じ馬主となった<ref name="優駿-2006-6-56" />。
[[9月14日]]、[[京成杯オータムハンデキャップ]]に出走、鞍上の[[藤田伸二]]の好騎乗で最後の直線で外から一気に他馬を差し切り桜花賞以来約2年5か月ぶりの勝利を飾った<ref>{{cite news|url=http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-155532.html|title=【京成杯AH】(中山)~キストゥヘヴンが桜花賞以来2年半ぶり勝利|publisher=ラジオNIKKEI|date=2008-09-14|accessdate=2015-09-04}}</ref>。続く[[府中牝馬ステークス]]では5着、本番の[[マイルチャンピオンシップ]]では13着だった。


アドマイヤベガが亡くなってから、競走馬となるロングバージンの11番仔には「'''キストゥヘヴン'''」という競走馬名が授けられる。「キストゥヘヴン」とは「天国への口づけ」という意味であり、天国のアドマイヤベガ、吉田善哉に向けたキスという意味も含んでいた<ref name="サンスポ-桜花賞2" />。キストゥヘヴンは、[[美浦トレーニングセンター]]所属の[[戸田博文]]厩舎に入厩する<ref name="優駿-2006-6-56" />。戸田は牧場でキストゥヘヴンに跨っており「小柄だったけど、背中のいい馬で、先々面白そう<ref name="優駿-2006-6-56">『優駿』2006年6月号 56頁</ref>」と感じたという。
=== 6歳 ===
[[2009年]]は[[東京新聞杯]]から始動したが、不良馬場がこたえて10着に終わった。[[3月15日]]、中山牝馬ステークスでは再び初重賞制覇時のパートナーである横山典弘を鞍上に迎え、56.5kgのトップハンデを背負いながらも最内から[[ピンクカメオ]]を見事に差し切って引退レースを有終の美で飾った<ref>{{cite news|url=http://keiba.radionikkei.jp/keiba/entry-164677.html|title=【中山牝馬S(GIII)】(中山)~キストゥヘヴン 有終V|publisher=ラジオNIKKEI|date=2009-03-15|accessdate=2015-09-04}}</ref>。そして、[[3月24日]]付でJRA競走馬登録を抹消された<ref>{{cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/03/22/kiji/K20090322Z00000520.html|title=桜華賞馬のキストゥヘヴンが引退|publisher=スポニチAnnex|date=2009-03-22|accessdate=2015-09-04}}</ref>。


==繁殖牝馬時代==
== 競走馬時代 ==
2009年より北海道[[白老町]]の[[白老ファーム]]にて[[繁殖牝馬]]となり、初年度には[[チチカステナンゴ (競走馬)|チチカステナンゴ]]が種付けされ、翌[[2010年]][[3月18日]]にその初仔が誕生した。


=== フラワーカップ ===
2017年秋、[[ロードカナロア]]を受胎した状態で「[[ジェイエス]]繁殖馬セール」に上場され、[[DMMドリームクラブ|DMM]]系列のドリームファームが購買。[[白老ファーム]]から[[オリオンファーム]]へ移動している。
2005年12月17日、[[中山競馬場]]の[[新馬戦]](芝1200メートル)に[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]が騎乗してデビューしたが2着。年をまたいでダートに臨むも2着、2着となる3連敗、道中器用に走れなかったり、[[落鉄]]したりして良績は残せなかった<ref name="優駿-2006-6-56" /><ref name="優駿-2006-6-57">『優駿』2006年6月号 57頁</ref>。2006年3月5日、[[安藤勝己]]に乗り替わり、芝の未勝利戦でまくって勝利、4戦目での勝ち上がりを果たした<ref name="優駿-2006-6-57" />。


それから2週間後の3月17日、[[フラワーカップ]](GIII)に[[横山典弘]]と臨んだ。[[阪神ジュベナイルフィリーズ]]3着の[[フサイチパンドラ]]、1勝2着1回のルビーレジェンド、2勝のアイスドールなどと対する16頭立てのなか、20.7倍の6番人気だった<ref name="優駿-2006-5-82">『優駿』2006年5月号 82頁</ref>。
2019年6月8日、ガロシェがJRA初勝利。


6枠11番からスタート、大逃げ馬がいるなか、中団後方を追走した<ref>{{Cite news|title=フラワーC、キストゥヘヴンが差し切る |url=https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=12580 |work=netkeiba.com |access-date=2022-09-28}}</ref>。直線では、2番手に控えたフサイチパンドラが大逃げ馬に代わって抜け出し、独走中であり、それを追いかけた。後方の馬群から1頭追い込み、フサイチパンドラに迫り、ゴール手前で差し切り、遂には置き去りにする<ref>{{Cite news |title=【フラワーC】(中山)〜追い込み一閃!キストゥヘヴン2連勝で重賞制覇 |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-135097.html |work=競馬実況web|publisher=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-28}}</ref>。フサイチパンドラに1馬身半差をつけて決勝線を通過した<ref name="優駿-2006-5-82" />。重賞初勝利となる。戸田、重賞初勝利だった<ref>『優駿』2006年5月号 83頁</ref>。
2022年4月2日、[[タイムトゥヘヴン]]が[[ダービー卿チャレンジトロフィー]]を制覇し、産駒のJRA重賞初制覇。


=== 桜花賞 ===
{| class="wikitable" border="1" style="font-size:smaller;"
続いて4月9日、[[桜花賞]](GI)に臨む。鞍上は、初勝利の安藤が舞い戻った。栗東所属の安藤は当初、[[エルフィンステークス]]を優勝した関西馬・サンヴィクトワールでクラシックに臨む予定だった<ref name="報知-桜花賞">{{Cite news |url=http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060410-OHT1T00014.htm |title=キッスより激しいキス、アンカツ初の桜冠…桜花賞 |accessdate=2022-9-27 |newspaper=[[スポーツ報知]] |archivedate=2006-4-11 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060411185832/http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060410-OHT1T00014.htm |date=2006-4-10}}</ref>。しかしサンヴィクトワールが、直前で断念し、クラシックの騎乗馬がいなくなる。そんな頃に、戸田が安藤に依頼し、コンビ再結成が決定していた<ref name="報知-桜花賞" />。参戦に当たっては、普段しない異例の火曜日追い切り、前々日輸送を行ったほか、[[シャドーロール]]を初めて着用していた<ref name="スポニチ-桜花賞">{{Cite news |url=http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2006/04/10/01.html |title=戸田師初G1 ヘヴン桜花賞制覇 |accessdate=2022-9-27 |newspaper=[[スポーツニッポン]] |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060410155406/http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2006/04/10/01.html |archivedate=2006-4-10}}</ref><ref name="優駿-2006-6-74">『優駿』2006年6月号 74頁</ref>。
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! ||生年||馬名||性||毛色||父||馬主||厩舎||戦績||出典
18頭立てのなか、単勝オッズ13.0倍の6番人気となる<ref name="優駿-2006-6-74" />。1番人気は、4戦2勝2着2回で[[チューリップ賞]]優勝の[[アドマイヤキッス]]であり、以下フラワーカップで下したフサイチパンドラ、阪神ジュベナイルフィリーズ優勝の[[テイエムプリキュア]]、[[フィリーズレビュー]]優勝の[[ダイワパッション]]、[[クイーンカップ]]優勝の[[コイウタ]]と続いていた<ref name="優駿-2006-6-74" />。次年から、馬場改造が行われて外回りコースが新設されるため、旧コースでは最後の桜花賞開催となった<ref name="優駿-2006-6-56" />。{{External media|width=300px|video1=[https://www.youtube.com/watch?v=ApeamWOoD6o&ab_channel=JRA%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB 2006年 桜花賞(GI)<br />レース映像 JRA公式YouTubeチャンネルによる動画]}}7枠14番からスタート、[[アサヒライジング]]が逃げる一方で中団後方を追走した<ref name="日刊-桜花賞">{{Cite news |url=http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-060409-0010.html |title=キストゥヘヴンが直線一気/桜花賞 |access-date=2022-9-28 |newspaper=[[日刊スポーツ]] |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060426234042/http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-060409-0010.html |archivedate=2006-4-26}}</ref>。第3コーナーから外を回って進出し、直線では、大外から内で逃げるアサヒライジング、先に抜け出すコイウタ、[[シェルズレイ]]、アドマイヤキッス目がけて追い上げた<ref name="優駿-2006-6-74" /><ref name="スポニチ-桜花賞2">{{Cite news |url=http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20060409017.html |title=キストゥヘヴンが女王~桜花賞 |access-date=2022-9-28 |newspaper=スポーツニッポン |archive-url=https://web.archive.org/web/20060410162046/http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20060409017.html |archive-date=2006-4-10}}</ref>。このうち抜け出したコイウタ、アドマイヤキッスとは張り合いとなり、横並びの争いとなったが、末脚で振り切った<ref name="スポニチ-桜花賞2" />。残り50メートルで抜け出し、先頭で決勝線通過を果たす<ref name="サンスポ-桜花賞2" />。アドマイヤキッスなどに4分の3馬身差をつけていた<ref>{{Cite news |url=http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060409-OHT1T00554.htm |title=キストゥヘヴンがV...桜花賞 |access-date=2022-9-28 |newspaper=スポーツ報知 |archivedate=2006-4-18 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060418212219/http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060409-OHT1T00554.htm}}</ref>。
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|初仔||[[2010年]]||ファミーユ||[[牡馬|牡]]|| rowspan="2" |黒鹿毛|| rowspan="2" |[[チチカステナンゴ (競走馬)|チチカステナンゴ]]||[[吉田和子 (社台グループ)|吉田和子]]<br>→吉田勝己<br>→吉田和子<br>→吉田勝己||美浦・[[戸田博文]]<br>→[[名古屋競馬場|名古屋]]・[[倉地学]]<br>→美浦・戸田博文<br>→[[ホッカイドウ競馬|北海道]]・[[千葉津代士]]||15戦3勝(引退)||<ref>{{Cite web|url=http://www.jbis.or.jp/horse/0001124516/|title=ファミーユ|JBISサーチ |work=JBISサーチ|publisher=公益社団法人日本軽種馬協会|accessdate=2018-05-25}}</ref>
連勝で桜花賞戴冠。戸田は、厩舎開業6年目でGI初勝利だった<ref name="日刊-桜花賞" /><ref name="優駿-2006-6-75" />。また父母ベガ、父アドマイヤベガに続いて三代連続クラシック制覇を果たしている<ref name="サンスポ-桜花賞2">{{Cite news |url=http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200604/ke2006041001.html |title=【桜花賞】キストゥヘヴンが桜戴冠!亡き父に贈るクラシックV |access-date=2022-9-27 |newspaper=[[サンケイスポーツ]] |archiveurl=https://web.archive.org/web/20060410174833/http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200604/ke2006041001.html |archivedate=2006-4-10}}</ref>。さらに安藤は、桜花賞初優勝だった<ref name="優駿-2006-6-75" />。安藤は、11年前の1995年桜花賞に、笠松の[[ライデンリーダー]]で臨み、1番人気に推されながら4着に敗退している。この経験が、中央移籍に挑戦する動機となっていた<ref name="スポニチ-桜花賞" />。そして中央に移籍、それから6度目の挑戦で優勝を果たしている<ref name="報知-桜花賞" />。
|-

|2番仔||[[2011年]]||アヴェクトワ||[[牝馬|牝]]||吉田和子||美浦・戸田博文||6戦0勝(引退・繁殖)||<ref>{{Cite web|url=http://www.jbis.or.jp/horse/0001139278/|title=アヴェクトワ|JBISサーチ |work=JBISサーチ|publisher=公益社団法人日本軽種馬協会|accessdate=2015-09-04}}</ref>
=== 桜花賞以後 ===
|-

|3番仔||[[2012年]]||アンドトゥモロー||牝||鹿毛||[[ハービンジャー]]||吉田和子<br />→[[吉田勝己]]<br />→吉田和子||美浦・戸田博文<br />→北海道・田中淳司<br />→美浦・戸田博文||20戦2勝(引退・繁殖)||<ref>{{Cite web|url=http://www.jbis.or.jp/horse/0001153532/|title=アンドトゥモロー|JBISサーチ |work=JBISサーチ|publisher=公益社団法人日本軽種馬協会|accessdate=2018-05-25}}</ref>
==== 2年半勝利から遠ざかる ====
|-
その後は、しばらく勝利を挙げることができなかった<ref name="JBIS-競走成績" />。二冠目の[[優駿牝馬]](オークス)では、桜花賞2着のアドマイヤキッスに次ぐ2番人気となったが、[[カワカミプリンセス]]などに及ばず6着。夏休みを経て、秋は、関西圏への輸送を嫌って、敢えて中山競馬場で行われる[[菊花賞]]の[[トライアル競走]]・[[セントライト記念]](GII)に臨み5着<ref>{{Cite news |title=【セントライト記念】美浦レポート〜キストゥヘヴン |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-137482.html |work=競馬実況web|publisher=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-26}}</ref>。牝馬三冠路線に舞い戻り、三冠目の[[秋華賞]](GI)に臨んだが、再びカワカミプリンセスに先着を許す6着だった。その後は、[[エリザベス女王杯]](GI)で[[古馬]]に挑んだが、敵わなかった。古馬となってからも連敗、夏には、アメリカ遠征を敢行し、[[ハリウッドパーク競馬場]]の[[キャッシュコールマイル]](G2)に日本調教馬の[[ディアデラノビア]]、コイウタと臨み、4着<ref>{{Cite web|和書|title=日本馬は4着まで/キャッシュコールマイル |url=https://p.keibabook.co.jp/news/detail/42278 |website=競馬ブック |access-date=2022-09-28}}</ref>。その後も、日本で連戦したが勝利することはできなかった<ref name="JBIS-競走成績" />。
|4番仔||[[2013年]]|| (未登録)||牡||黒鹿毛||[[キングカメハメハ]]|| || || ||

|-
5歳となって[[京都牝馬ステークス]](GIII)、[[中山牝馬ステークス]](GIII)に臨み、敗れるも3着で連続連対<ref name="JBIS-競走成績" />。[[阪神牝馬ステークス]](GII)では4着と敗れたものの上位を確保。続いてマイルの女王決定戦である[[ヴィクトリアマイル]]参戦を目論んだが、賞金不足で除外され、出走すら叶わなかった<ref>『優駿』2008年7月号 95頁</ref>。代わって出走した[[京王杯スプリングカップ]](GII)で2着となり、久々の収得賞金加算を果たした。その後、[[安田記念]](GI)7着を経て、春シーズンを終えた<ref name="JBIS-競走成績" />。
|5番仔||[[2014年]]||ジュローズ||牝||鹿毛||[[ワークフォース]]||[[社台レースホース|(有)社台レースホース]]||美浦・戸田博文|||4戦0勝(引退・繁殖)||<ref>{{Cite web|url=http://www.jbis.or.jp/horse/0001186924/|title=ジュローズ|JBISサーチ |work=JBISサーチ|publisher=公益社団法人日本軽種馬協会|accessdate=2018-05-25}}</ref>

|-
==== 京成杯オータムハンデ ====
|6番仔||[[2015年]]||アマイロ||牝||栗毛||[[オルフェーヴル]]||[[G1レーシング|(株)G1レーシング]]
9月14日、[[京成杯オータムハンデキャップ]](GIII)に、[[藤田伸二]]と臨む。重賞2着のリザーブカード、前々年優勝の[[ステキシンスケクン]]に次ぐ6.8倍の3番人気だった。大外枠8枠16番からスタート、[[ゴスホークケン]]が逃げるなかで、中団後方を追走した<ref name=":0">{{Cite news |title=キストゥヘヴンが久々のV/京成杯AH |url=https://keiba.sponichi.co.jp/news/K20080914Z00000530 |newspaper=スポーツニッポン |access-date=2022-09-29}}</ref>。コーナーでは外を通って進出し、直線で先頭に並びかけた。末脚を発揮して抜け出し、内の[[レッツゴーキリシマ]]、ヤマニンエマイユを差し切った。後方から追い上げたステキシンスケクンも振り切った。後方に1馬身4分の1をつけて決勝線を通過する<ref>{{Cite news |title=【京成杯AH】(中山)~キストゥヘヴンが桜花賞以来2年半ぶり勝利 |url=https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-155532.html |work=競馬実況web|publisher=ラジオNIKKEI |access-date=2022-09-29}}</ref>。2年半ぶりの勝利、重賞3勝目を挙げた<ref name=":0" />。
→[[日下部勝徳]]

|美浦・戸田博文
その後、[[府中牝馬ステークス]](GIII)[[マイルチャンピオンシップ]](GI)に臨むも勝利を挙げることはできなかった。年をまたいで2009年、[[東京新聞杯]](GIII)で始動するも10着に敗退する。そして、今春での引退が決定し、引退レースとして中山牝馬ステークスに臨んだ。
→[[船橋競馬場|船橋]]・新井清重

|18戦1勝(引退)||<ref>{{Cite web|url=http://www.jbis.or.jp/horse/0001202977/|title=アマイロ|JBISサーチ |work=JBISサーチ|publisher=公益社団法人日本軽種馬協会|accessdate=2018-05-25}}</ref>
==== 福島牝馬ステークス - 引退 ====
|-
3月15日、中山牝馬ステークスに臨む。鞍上には、横山が舞い戻っていた。重賞好走の[[ザレマ]]、3勝馬リビアーモ、優駿牝馬優勝馬[[トールポピー]]に次ぐ、8.1倍の4番人気、トールポピーと並んで最も重い56.5キログラムを背負っての参戦だった<ref name="優駿-2009-5-88">『優駿』2009年5月号 88頁</ref>。
|7番仔||[[2016年]]||ガロシェ||牝||黒鹿毛||[[ルーラーシップ]]||[[サンデーレーシング|(有)サンデーレーシング]]

|美浦・戸田博文||29戦2勝(引退)
[[NHKマイルカップ]]優勝馬の15番人気[[ピンクカメオ]]が逃げる中、好位の最も内側を追走した<ref name="優駿-2009-5-88" />。最終コーナーが近づくにつれて、逃げるピンクカメオの背後まで進出。直線では逃げ切りを図るピンクカメオを最も内から追い詰めた<ref name="優駿-2009-5-88" />。後方勢の追い上げはなく、やがてピンクカメオとの一騎打ちとなったが、末脚を用いて、内から差し切り、ゴール手前で抜け出した<ref>{{Cite news|title=有終Vキストゥ!交配相手はチチカステナンゴ最有力|url=https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/03/16/kiji/K20090316Z00002150.html |newspaper=スポーツニッポン |access-date=2022-09-28}}</ref>。ピンクカメオに1馬身差をつけて決勝線通過を果たす<ref name="優駿-2009-5-88" />。
|<ref>{{Cite web|title=ガロシェ|JBISサーチ(JBIS-Search)|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001215861/|website=www.jbis.or.jp|accessdate=2020-11-14}}</ref>

|-
半年ぶりの勝利で重賞4勝目、引退レース優勝を果たした<ref name="競馬ブック-中山牝馬S-アラカルト">{{Cite web|和書|title=中山牝馬Sアラカルト |url=https://p.keibabook.co.jp/news/detail/47566 |website=競馬ブック |access-date=2022-09-28}}</ref>。トップハンデを背負いながらの優勝は、2006年[[ヤマニンシュクル]]以来レース史上4例目だった<ref>『優駿』2009年5月号 89頁</ref>。また桜花賞優勝馬の6歳での重賞優勝は、2000年[[キョウエイマーチ]]に続いて史上2頭目だった<ref name="競馬ブック-中山牝馬S-アラカルト" />。それから3月24日、日本中央競馬会の競走馬登録を抹消される<ref>{{Cite news |title=桜華賞馬のキストゥヘヴンが引退 |url=https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/03/22/kiji/K20090322Z00000520.html |newspaper=スポーツニッポン |access-date=2022-09-28}}</ref>。
|

|2017年
=== 繁殖牝馬時代 ===
|(種付けせず)
引退したすぐの春から北海道[[白老町]]の[[白老ファーム]]で繁殖牝馬となり、連続して仔を産んでいた<ref name="JAIRS-キストゥヘヴン" />。2016年、初めて種付けをせず、空胎で過ごした。2017年には、[[ロードカナロア]]を受胎<ref name="JAIRS-キストゥヘヴン" />。その後、白老ファームの整理対象となり、[[ジェイエス]]繁殖馬セールに上場され、2430万0000円でドリームファームが落札し、日高町の[[オリオンファーム]]へ移動している<ref name="JAIRS-キストゥヘヴン" /><ref>{{Cite web|和書|title=ジェイエス繁殖馬セールが開催 {{!}} 馬産地ニュース |url=https://uma-furusato.com/news/91092.html |website=競走馬のふるさと案内所 |access-date=2022-09-26}}</ref>。
|
|
|
|
|
|
|
|-
|8番仔||[[2018年]]||[[タイムトゥヘヴン]]||牡||鹿毛|| rowspan="3" |[[ロードカナロア]]|| rowspan="2" |[[DMMドリームクラブ]]
| rowspan="2" |美浦・戸田博文||16戦2勝(現役)<br>2022年[[ダービー卿チャレンジトロフィー|ダービー卿CT]]||<ref>{{Cite web|title=タイムトゥヘヴン|JBISサーチ(JBIS-Search)|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001270819/|website=www.jbis.or.jp|accessdate=2020-11-14}}</ref>
|-
|9番仔||[[2019年]]||エールトゥヘヴン
|牡||鹿毛||6戦1勝(現役)||<ref>{{Cite web|title=エールトゥヘヴン|JBISサーチ(JBIS-Search)|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001304611/|website=www.jbis.or.jp|accessdate=2021-06-23}}</ref>
|-
|
|2020年
|(不受胎)
|
|
|
|
|
|
|-
|
|2021年
|(不受胎)
|
|
|[[ノヴェリスト]]
|
|
|
|
|-
|10番仔
|2022年
|キストゥヘヴンの2022
|牡
|鹿毛
|ロードカナロア
|
|
|(デビュー前)
|<ref>{{Cite web |title=_________|JBISサーチ(JBIS-Search) |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001352064/ |website=www.jbis.or.jp |access-date=2022-09-15}}</ref>
|}


産駒では、ジェイエス繁殖馬セールの際に宿していたロードカナロアの仔、8番仔である[[タイムトゥヘヴン]]は、母と同じく戸田厩舎からデビューし、2022年春の[[ダービー卿チャレンジトロフィー]](GIII)を優勝<ref>{{Cite web|和書|title=2022年04月02日 ダービー卿ChT G3 {{!}} 重賞ウィナーレポート |url=https://uma-furusato.com/winner_info/entry-59568.html |website=競走馬のふるさと案内所 |access-date=2022-09-26}}</ref><ref name="スポニチ-ダービー卿">{{Cite news |title=【ダービー卿CT】タイムトゥヘヴンが重賞初V 桜花賞馬の母も手掛けた戸田師「胸を張ってGⅡ、GⅠへ」|url=https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2022/04/02/kiji/20220402s00004048396000c.html |newspaper=スポーツニッポン |access-date=2022-09-26}}</ref>。産駒から重賞優勝馬が誕生している<ref name="スポニチ-ダービー卿" />。
* 2022年9月14日現在


== 競走成績 ==
== 競走成績 ==
以下の内容は、JBISサーチ<ref name="JBIS-競走成績">{{Cite web|和書|title=競走成績:全競走成績|キストゥヘヴン |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0000752219/record/?sort=ymd&page=1&order=A |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-25}}</ref>並びに[[netkeiba.com]]<ref>{{Cite web|和書|title=キストゥヘヴンの競走成績 |url=https://db.netkeiba.com/horse/2003101040/ |website=netkeiba.com |access-date=2022-09-25}}</ref>の情報に基づく。
{| class="wikitable" style="font-size:smaller; text-align:center; <!--white-space:nowrap;-->"
{| style="border-collapse: collapse; font-size: 80%; text-align: center; white-space: nowrap;"
!年月日
![[馬場]]
!競走日
! nowrap="" |競馬場
!競走名
!競走名
!格
![[競馬の競走格付け|格]]
!距離
!style="writing-mode: vertical-rl;"|頭数
(馬場)
!style="writing-mode: vertical-rl;"|枠番
!頭
!style="writing-mode: vertical-rl;"|馬番
!オッズ<br />(人気)
!枠
!馬
!オッズ
(人気)
!着順
!着順
!タイム
![[騎手]]
(上り3F)
!style="writing-mode: vertical-rl;"|[[負担重量|斤量]]
!着差
![[競走馬の適性|距離]](馬場)
!騎手
!タイム<br />(上り3[[ハロン (単位)|F]])
!斤量
!時計<br />差
[kg]
!勝ち馬/(2着馬)
!1着馬
(2着馬)
!馬体重
[kg]
|-
|-
|[[2005年|2005]].[[12月17日|12.17]]
|[[2005年|2005]].[[12月17日|12.17]]
163行目: 123行目:
|[[新馬|2歳新馬]]
|[[新馬|2歳新馬]]
|
|
| nowrap="" |芝1200m(良)
|16
|16
|5
|5
|9
|9
|13.4(4人)
| nowrap="" |13.4(4人)
|{{color|darkblue|2着}}
|{{0}}{{color|darkblue|2着}}
| nowrap="" |1:10.7 (35.3)
| nowrap="" |{{0|-}}0.2
|[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]
|[[吉田豊 (競馬)|吉田豊]]
|54
|54
|芝1200m(良)
|1:10.7 (35.3)
|0.2
|ロランラムール
|ロランラムール
|424
|-
|-
|[[2006年|2006]].[[1月22日|1.22]]
|[[2006年|2006]].{{0}}[[1月22日|1.22]]
|中山
|中山
|3歳未勝利
|3歳未勝利
|
|
|ダ1200m(不)
|16
|16
|6
|6
|11
|11
|12.1(4人)
|12.1(4人)
|{{color|darkblue|2着}}
|{{0}}{{color|darkblue|2着}}
|1:12.5 (37.8)
|{{0|-}}0.0
|吉田豊
|吉田豊
|54
|54
|ダ1200m(不)
|1:12.5 (37.8)
|0.0
|ルシナクィーン
|ルシナクィーン
|420
|-
|-
|{{0|2006.}}[[2月19日|2.19]]
|{{0|2006.}}{{0}}[[2月19日|2.19]]
|[[東京競馬場|東京]]
|[[東京競馬場|東京]]
|3歳未勝利
|3歳未勝利
|
|
|ダ1400m(良)
|16
|16
|3
|3
|6
|6
|1.5(1人)
|{{0}}1.5(1人)
|{{color|darkblue|2着}}
|{{0}}{{color|darkblue|2着}}
|1:27.5 (37.5)
|{{0|-}}0.1
|吉田豊
|吉田豊
|54
|54
|ダ1400m(良)
|1:27.5 (37.5)
|0.1
|モンヴェール
|モンヴェール
|428
|-
|-
|{{0|2006.}}[[3月5日|3.5]]
|{{0|2006.}}{{0}}[[3月5日|3.{{0}}5]]
|中山
|中山
|3歳未勝利
|3歳未勝利
|
|
|芝1600m(良)
|16
|16
|8
|8
|16
|16
|4.2(2人)
|{{0}}4.2{{0}}(2人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}{{color|darkred|1着}}
|[[安藤勝己]]
|54
|芝1600m(良)
|1:36.0 (35.6)
|1:36.0 (35.6)
| -0.3
| -0.3
|[[安藤勝己]]
|54
|(スイートローレライ)
|(スイートローレライ)
|424
|-
|-
|{{0|2006.}}[[3月18日|3.18]]
|{{0|2006.}}{{0}}[[3月18日|3.18]]
|中山
|中山
|[[フラワーカップ]]
|[[フラワーカップ]]
|{{JRAGIII}}
|{{JRAGIII}}
|芝1800m(良)
|16
|16
|6
|6
|11
|11
|20.7(6人)
|20.7{{0}}(6人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}{{color|darkred|1着}}
|1:48.9 (35.5)
| -0.2
|[[横山典弘]]
|[[横山典弘]]
|54
|54
|芝1800m(良)
|1:48.9 (35.5)
| -0.2
|([[フサイチパンドラ]])
|([[フサイチパンドラ]])
|418
|-
|-
|{{0|2006.}}[[4月9日|4.9]]
|{{0|2006.}}{{0}}[[4月9日|4.{{0}}9]]
|[[阪神競馬場|阪神]]
|[[阪神競馬場|阪神]]
|[[桜花賞]]
|[[桜花賞]]
|{{JRAGI}}
|{{JRAGI}}
|芝1600m(良)
|18
|18
|7
|7
|14
|14
|13.0(6人)
|13.0{{0}}(6人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}{{color|darkred|1着}}
|1:34.6 (34.9)
| -0.1
|安藤勝己
|安藤勝己
|55
|55
|芝1600m(良)
|1:34.6 (34.9)
| -0.1
|([[アドマイヤキッス]])
|([[アドマイヤキッス]])
|418
|-
|-
|{{0|2006.}}[[5月21日|5.21]]
|{{0|2006.}}{{0}}[[5月21日|5.21]]
|東京
|東京
|[[優駿牝馬]]
|[[優駿牝馬]]
|{{JRAGI}}
|{{JRAGI}}
|芝2400m(良)
|18
|18
|8
|8
|17
|17
|3.8(2人)
|{{0}}3.8{{0}}(2人)
|6着
|{{0}}6着
|2:26.9 (35.3)
|{{0|-}}0.7
|安藤勝己
|安藤勝己
|55
|55
|芝2400m(良)
|2:26.9 (35.3)
|0.7
|[[カワカミプリンセス]]
|[[カワカミプリンセス]]
|422
|-
|-
|{{0|2006.}}[[9月17日|9.17]]
|{{0|2006.}}{{0}}[[9月17日|9.17]]
|中山
|中山
|[[セントライト記念]]
|[[セントライト記念]]
|{{JRAGII}}
|{{JRAGII}}
|芝2200m(良)
|17
|17
|1
|1
|2
|2
|11.8(5人)
|11.8{{0}}(5人)
|5着
|{{0}}5着
|2:13.5 (35.3)
|{{0|-}}0.4
|安藤勝己
|安藤勝己
|54
|54
|芝2200m(良)
|2:13.5 (35.3)
|0.4
|トーセンシャナオー
|トーセンシャナオー
|442
|-
|-
|{{0|2006.}}[[10月15日|10.15]]
|{{0|2006.}}[[10月15日|10.15]]
291行目: 259行目:
|[[秋華賞]]
|[[秋華賞]]
|{{JRAGI}}
|{{JRAGI}}
|芝2000m(良)
|18
|18
|1
|1
|1
|1
|6.2(3人)
|{{0}}6.2{{0}}(3人)
|6着
|{{0}}6着
|1:58.8 (34.4)
|{{0|-}}0.6
|安藤勝己
|安藤勝己
|55
|55
|芝2000m(良)
|1:58.8 (34.4)
|0.6
|カワカミプリンセス
|カワカミプリンセス
|436
|-
|-
|{{0|2006.}}[[11月12日|11.12]]
|{{0|2006.}}[[11月12日|11.12]]
307行目: 276行目:
|[[エリザベス女王杯]]
|[[エリザベス女王杯]]
|{{JRAGI}}
|{{JRAGI}}
|芝2200m(良)
|15
|15
|5
|5
|10
|10
|32.0(9人)
|32.0{{0}}(9人)
|10着
|10着
|2:12.7 (35.9)
|{{0|-}}1.1
|安藤勝己
|安藤勝己
|54
|54
|芝2200m(良)
|2:12.7 (35.9)
|1.1
|フサイチパンドラ
|フサイチパンドラ
|432
|-
|-
|[[2007年|2007]].[[1月27日|1.27]]
|[[2007年|2007]].{{0}}[[1月27日|1.27]]
|東京
|東京
|[[東京新聞杯]]
|[[東京新聞杯]]
|{{GIII}}
|{{GIII}}
|芝1600m(良)
|15
|15
|4
|4
|7
|7
|14.8(7人)
|14.8{{0}}(7人)
|7着
|{{0}}7着
|1:33.3 (34.4)
|{{0|-}}0.6
|横山典弘
|横山典弘
|54
|54
|芝1600m(良)
|1:33.3 (34.4)
|0.6
|[[スズカフェニックス]]
|[[スズカフェニックス]]
|432
|-
|-
|{{0|2007.}}[[3月11日|3.11]]
|{{0|2007.}}{{0}}[[3月11日|3.11]]
|中山
|中山
|[[中山牝馬ステークス|中山牝馬S]]
|[[中山牝馬ステークス|中山牝馬S]]
|{{GIII}}
|{{GIII}}
|芝1800m(重)
|16
|16
|1
|1
|2
|2
|6.6(2人)
|{{0}}6.6{{0}}(2人)
|5着
|{{0}}5着
|1:50.3 (36.0)
|{{0|-}}0.1
|横山典弘
|横山典弘
|56
|56
|芝1800m(重)
|1:50.3 (36.0)
|0.1
|[[マイネサマンサ]]
|[[マイネサマンサ]]
|430
|-
|-
|{{0|2007.}}[[5月13日|5.13]]
|{{0|2007.}}{{0}}[[5月13日|5.13]]
|東京
|東京
|[[ヴィクトリアマイル]]
|[[ヴィクトリアマイル]]
|{{JpnI}}
|{{JpnI}}
|芝1600m(良)
|18
|18
|4
|4
|8
|8
|27.3(7人)
|27.3{{0}}(7人)
|4着
|{{0}}4着
|1:32.8 (34.1)
|{{0|-}}0.3
|横山典弘
|横山典弘
|55
|55
|芝1600m(良)
|1:32.8 (34.1)
|0.3
|[[コイウタ]]
|[[コイウタ]]
|426
|-
|-
|{{0|2007.}}[[6月3日|6.3]]
|{{0|2007.}}{{0}}[[6月3日|6.{{0}}3]]
|東京
|東京
|[[安田記念]]
|[[安田記念]]
|{{GI}}
|{{GI}}
|芝1600m(良)
|18
|18
|6
|6
|12
|12
|45.2(16人)
|45.2(16人)
|8着
|{{0}}8着
|1:32.8 (34.8)
|{{0|-}}0.5
|[[内田博幸]]
|[[内田博幸]]
|56
|56
|芝1600m(良)
|1:32.8 (34.8)
|0.5
|[[ダイワメジャー]]
|[[ダイワメジャー]]
|426
|-
|-
|{{0|2007.}}[[7月6日|7.6]]
|{{0|2007.}}{{0}}[[7月6日|7.{{0}}6]]
|{{small|[[ハリウッドパーク競馬場|ハリウッドパーク]]}}
|{{small|[[ハリウッドパーク競馬場|ハリウッドP]]}}
|[[キャッシュコールマイル|キャッシュコールM]]
|[[キャッシュコールマイル|キャッシュコールM]]
|{{G2}}
|{{G2}}
|芝1600m(良)
|9
|9
|
|
|8
|8
|
|
|4着
|{{0}}4着
|[[ビクター・エスピノーザ|エスピノーザ]]
|55.5
|芝1600m(良)
|
|
|
|
|{{Small|[[ビクター・エスピノーザ|V.エスピノーザ]]}}
|55.5
|Lady of Venice
|Lady of Venice
|計不
|-
|-
|{{0|2007.}}[[11月11日|11.11]]
|{{0|2007.}}[[11月11日|11.11]]
403行目: 378行目:
|エリザベス女王杯
|エリザベス女王杯
|{{GI}}
|{{GI}}
|芝2200m(良)
|13
|13
|8
|8
|14
|14
|83.4(12人)
|83.4(12人)
|6着
|{{0}}6着
|2:12.6 (34.3)
|{{0|-}}0.7
|[[幸英明]]
|[[幸英明]]
|56
|56
|芝2200m(良)
|2:12.6 (34.3)
|0.7
|[[ダイワスカーレット]]
|[[ダイワスカーレット]]
|428
|-
|-
|{{0|2007.}}[[12月2日|12.2]]
|{{0|2007.}}[[12月2日|12.{{0}}2]]
|中山
|中山
|ターコイズS
|ターコイズS
|{{OP}}
|{{OP}}
|芝1600m(良)
|15
|15
|8
|8
|14
|14
|3.3(1人)
|{{0}}3.3{{0}}(1人)
|13着
|13着
|1:34.5 (35.0)
|{{0|-}}1.1
|[[オリビエ・ペリエ|O.ペリエ]]
|[[オリビエ・ペリエ|O.ペリエ]]
|56.5
|56.5
|芝1600m(良)
|1:34.5 (35.0)
|1.1
|コスモマーベラス
|コスモマーベラス
|432
|-
|-
|[[2008年|2008]].[[2月3日|2.3]]
|[[2008年|2008]].{{0}}[[2月3日|2.{{0}}3]]
|京都
|京都
|[[京都牝馬ステークス|京都牝馬S]]
|[[京都牝馬ステークス|京都牝馬S]]
|{{GIII}}
|{{GIII}}
|芝1600m(重)
|13
|13
|4
|4
|6
|6
|17.6(6人)
|17.6{{0}}(6人)
|{{color|darkgreen|3着}}
|{{0}}{{color|darkgreen|3着}}
|1:36.3 (34.6)
|{{0|-}}0.3
|幸英明
|幸英明
|55
|55
|芝1600m(重)
|1:36.3 (34.6)
|0.3
|アドマイヤキッス
|アドマイヤキッス
|428
|-
|-
|{{0|2008.}}[[3月16日|3.16]]
|{{0|2008.}}{{0}}[[3月16日|3.16]]
|中山
|中山
|中山牝馬S
|中山牝馬S
|{{GIII}}
|{{GIII}}
|芝1800m(良)
|16
|16
|2
|2
|3
|3
|6.7(3人)
|{{0}}6.7{{0}}(3人)
|{{color|darkgreen|3着}}
|{{0}}{{color|darkgreen|3着}}
|1:48.7 (35.1)
|{{0|-}}0.3
|幸英明
|幸英明
|56.5
|56.5
|芝1800m(良)
|1:48.7 (35.1)
|0.3
|[[ヤマニンメルベイユ]]
|[[ヤマニンメルベイユ]]
|426
|-
|-
|{{0|2008.}}[[4月12日|4.12]]
|{{0|2008.}}{{0}}[[4月12日|4.12]]
|阪神
|阪神
|[[阪神牝馬ステークス|阪神牝馬S]]
|[[阪神牝馬ステークス|阪神牝馬S]]
|{{GII}}
|{{GII}}
|芝1400m(良)
|15
|15
|5
|5
|8
|8
|7.1(4人)
|{{0}}7.1{{0}}(4人)
|4着
|{{0}}4着
|1:21.9 (33.8)
|{{0|-}}0.5
|幸英明
|幸英明
|56
|56
|芝1400m(良)
|1:21.9 (33.8)
|0.5
|[[エイジアンウインズ]]
|[[エイジアンウインズ]]
|424
|-
|-
|{{0|2008.}}[[5月17日|5.17]]
|{{0|2008.}}{{0}}[[5月17日|5.17]]
|東京
|東京
|[[京王杯スプリングカップ|京王杯SC]]
|[[京王杯スプリングカップ|京王杯SC]]
|{{GII}}
|{{GII}}
|芝1400m(良)
|17
|17
|3
|3
|6
|6
|25.7(6人)
|25.7{{0}}(6人)
|{{color|darkblue|2着}}
|{{0}}{{color|darkblue|2着}}
|1:21.1 (33.2)
|{{0|-}}0.3
|[[勝浦正樹]]
|[[勝浦正樹]]
|55
|55
|芝1400m(良)
|1:21.1 (33.2)
|0.3
|[[スーパーホーネット]]
|[[スーパーホーネット]]
|434
|-
|-
|{{0|2008.}}[[6月8日|6.8]]
|{{0|2008.}}{{0}}[[6月8日|6.{{0}}8]]
|東京
|東京
|安田記念
|安田記念
|{{GI}}
|{{GI}}
|芝1600m(良)
|18
|18
|1
|1
|2
|2
|51.6(14人)
|51.6(14人)
|7着
|{{0}}7着
|1:33.6 (34.3)
|{{0|-}}0.9
|勝浦正樹
|勝浦正樹
|56
|56
|芝1600m(良)
|1:33.6 (34.3)
|0.9
|[[ウオッカ (競走馬)|ウオッカ]]
|[[ウオッカ (競走馬)|ウオッカ]]
|430
|-
|-
|{{0|2008.}}[[9月14日|9.14]]
|{{0|2008.}}{{0}}[[9月14日|9.14]]
|中山
|中山
|[[京成杯オータムハンデキャップ|京成杯AH]]
|[[京成杯オータムハンデキャップ|京成杯AH]]
|{{GIII}}
|{{GIII}}
|芝1600m(良)
|16
|16
|8
|8
|16
|16
|6.8(3人)
|{{0}}6.8{{0}}(3人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}{{color|darkred|1着}}
|[[藤田伸二]]
|55
|芝1600m(良)
|1:32.1 (35.1)
|1:32.1 (35.1)
| -0.2
| -0.2
|[[藤田伸二]]
|55
|([[レッツゴーキリシマ]])
|([[レッツゴーキリシマ]])
|434
|-
|-
|{{0|2008.}}[[10月19日|10.19]]
|{{0|2008.}}[[10月19日|10.19]]
531行目: 514行目:
|[[府中牝馬ステークス|府中牝馬S]]
|[[府中牝馬ステークス|府中牝馬S]]
|{{GIII}}
|{{GIII}}
|芝1800m(良)
|18
|18
|7
|7
|13
|13
|5.4(2人)
|{{0}}5.4{{0}}(2人)
|5着
|{{0}}5着
|1:45.9 (34.0)
|{{0|-}}0.4
|藤田伸二
|藤田伸二
|55
|55
|芝1800m(良)
|1:45.9 (34.0)
|0.4
|[[ブルーメンブラット]]
|[[ブルーメンブラット]]
|438
|-
|-
|{{0|2008.}}[[11月23日|11.23]]
|{{0|2008.}}[[11月23日|11.23]]
547行目: 531行目:
|[[マイルチャンピオンシップ|マイルCS]]
|[[マイルチャンピオンシップ|マイルCS]]
|{{GI}}
|{{GI}}
|芝1600m(良)
|18
|18
|6
|6
552行目: 537行目:
|36.8(12人)
|36.8(12人)
|13着
|13着
|1:33.3 (34.7)
|{{0|-}}0.7
|藤田伸二
|藤田伸二
|55
|55
|芝1600m(良)
|1:33.3 (34.7)
|0.7
|ブルーメンブラット
|ブルーメンブラット
|430
|-
|-
|[[2009年|2009]].[[1月13日|1.13]]
|[[2009年|2009]].{{0}}[[1月13日|1.13]]
|東京
|東京
|東京新聞杯
|東京新聞杯
|{{GIII}}
|{{GIII}}
|芝1600m(不)
|16
|16
|8
|8
568行目: 554行目:
|26.9(11人)
|26.9(11人)
|10着
|10着
|1:38.2 (38.4)
|{{0|-}}1.3
|藤田伸二
|藤田伸二
|55
|55
|芝1600m(不)
|1:38.2 (38.4)
|1.3
|[[アブソリュート]]
|[[アブソリュート]]
|438
|-
|-
|{{0|2009.}}[[3月15日|3.15]]
|{{0|2009.}}{{0}}[[3月15日|3.15]]
|中山
|中山
|中山牝馬S
|中山牝馬S
|{{GIII}}
|{{GIII}}
|芝1800m(稍)
|16
|16
|4
|4
|8
|8
|8.1(4人)
|{{0}}8.1{{0}}(4人)
|{{color|darkred|1着}}
|{{0}}{{color|darkred|1着}}
|横山典弘
|56.5
|芝1800m(稍)
|1:49.1 (35.7)
|1:49.1 (35.7)
| -0.2
| -0.2
|横山典弘
|56.5
|([[ピンクカメオ]])
|([[ピンクカメオ]])
|434
|}
|}

== 繁殖成績 ==
{| class="wikitable" border="1" style="font-size:smaller; font-size: 75%;"
|-
! ||生年||馬名||性||毛色||父||馬主||厩舎||戦績
!勝ち鞍
!供用||出典
|-
|初仔||[[2010年]]||ファミーユ||[[牡馬|牡]]|| rowspan="2" |黒鹿毛|| rowspan="2" |[[チチカステナンゴ (競走馬)|チチカステナンゴ]]||[[吉田和子 (社台グループ)|吉田和子]]<ref name=":1">{{Cite web|和書|title=5R サラ系2歳 新馬|2012年11月24日(土)5回東京7日 |url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20121124/105/05/ |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-29}}</ref><br>→[[吉田勝己]]<ref name=":2">{{Cite web|和書|title=8R サラC2組 C2|2014年4月18日(金)2回名古屋4日|url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20140418/224/08/ |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-29}}</ref><br>→吉田和子<ref name=":3">{{Cite web|和書|title=12R サラ系4歳上 500万下|2015年1月10日(土)1回中山3日|url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20150110/106/12/ |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-29}}</ref><br>→吉田勝己||美浦・[[戸田博文]]<ref name=":1" /><br>→[[名古屋競馬場|名古屋]]・[[倉地学]]<ref name=":2" /><br>→美浦・戸田博文<ref name=":3" /><br>→[[ホッカイドウ競馬|北海道]]・千葉津代士||15戦3勝
|
|抹消||<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001124516/ |title=ファミーユ |website=JBISサーチ |publisher=公益社団法人日本軽種馬協会 |accessdate=2018-05-25}}</ref>
|-
|2番仔||[[2011年]]||アヴェクトワ||[[牝馬|牝]]||吉田和子||美浦・戸田博文||6戦0勝
|
|繁殖||<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001139278/ |title=アヴェクトワ |website=JBISサーチ |publisher=公益社団法人日本軽種馬協会 |accessdate=2015-09-04}}</ref>
|-
|3番仔||[[2012年]]||アンドトゥモロー||牝||鹿毛||[[ハービンジャー]]||吉田和子<ref name=":4">{{Cite web|和書|title=4R サラ系2歳 新馬|2014年12月28日(日)4回中山8日 |url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20141228/106/04/ |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-29}}</ref><br />→吉田勝己<ref name=":5">{{Cite web|和書|title=8R 別海町産業祭賞 C4|2015年9月17日(木)11回門別6日 |url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20150917/236/08/ |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-29}}</ref><br />→吉田和子||美浦・戸田博文<ref name=":4" /><br />→北海道・田中淳司<ref name=":5" /><br />→美浦・戸田博文||20戦2勝
|
|繁殖||<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001153532/ |title=アンドトゥモロー |website=JBISサーチ |publisher=公益社団法人日本軽種馬協会 |accessdate=2018-05-25}}</ref>
|-
|4番仔||[[2013年]]|| (キストゥヘヴンの2013)||牡||黒鹿毛||[[キングカメハメハ]]|| || ||
|
| ||<ref name="JAIRS-キストゥヘヴン">{{Cite web|和書|url=https://www.studbook.jp/users/ja/Honba.php?sid=655105605 |title=キストゥヘヴン(JPN) |access-date=2022-9-26 |publisher=公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル |archive-url=https://web.archive.org/web/20220925160643/https://www.studbook.jp/users/ja/Honba.php?sid=655105605 |archive-date=2022-9-25}}</ref>
|-
|5番仔||[[2014年]]||ジュローズ||牝||鹿毛||[[ワークフォース]]||[[社台レースホース]]||美浦・戸田博文|||4戦0勝
|
|繁殖||<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001186924/ |title=ジュローズ |website=JBISサーチ |publisher=公益社団法人日本軽種馬協会 |accessdate=2018-05-25}}</ref>
|-
|6番仔||[[2015年]]||アマイロ||牝||栗毛||[[オルフェーヴル]]||[[G1レーシング]]<ref name=":6">{{Cite web|和書|title=5R サラ系3歳 新馬|2018年2月12日(月)1回東京6日 |url=https://www.jbis.or.jp/race/result/20180212/105/05/ |website=JBISサーチ |access-date=2022-09-29}}</ref><br/>→日下部勝徳
|美浦・戸田博文<ref name=":6" /><br/>→[[船橋競馬場|船橋]]・新井清重
|18戦1勝
|
| 繁殖||<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001202977/ |title=アマイロ |website=JBISサーチ |publisher=公益社団法人日本軽種馬協会 |accessdate=2018-05-25}}</ref>
|-
|7番仔||[[2016年]]||ガロシェ||牝||黒鹿毛||[[ルーラーシップ]]||[[サンデーレーシング]]
|美浦・戸田博文||29戦2勝
|
|繁殖
|<ref>{{Cite web|和書|title=ガロシェ |url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001215861/ |website=JBISサーチ |accessdate=2020-11-14}}</ref>
|-
|
|2017年
|(種付けせず)
|
|
|
|
|
|
|
|
|<ref name="JAIRS-キストゥヘヴン" />
|-
|8番仔||[[2018年]]||[[タイムトゥヘヴン]]||牡||鹿毛|| rowspan="3" |[[ロードカナロア]]|| rowspan="2" |[[DMMドリームクラブ]]
| rowspan="2" |美浦・戸田博文||31戦2勝
|[[ダービー卿チャレンジトロフィー|ダービー卿CT]]
|現役||<ref>{{Cite web|和書|title=タイムトゥヘヴン|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001270819/ |website=JBISサーチ |accessdate=2020-11-14}}</ref>
|-
|9番仔||[[2019年]]||エールトゥヘヴン
|牡||鹿毛||21戦1勝
|
|現役||<ref>{{Cite web|和書|title=エールトゥヘヴン|url=https://www.jbis.or.jp/horse/0001304611/ |website=JBISサーチ |accessdate=2021-06-23}}</ref>
|-
|
|2020年
|(不受胎)
|
|
|
|
|
|
|
|<ref name="JAIRS-キストゥヘヴン" />
|-
|
|2021年
|(不受胎)
|
|
|[[ノヴェリスト]]
|
|
|
|
|
|<ref name="JAIRS-キストゥヘヴン" />
|-
|10番仔
|2022年
|ヘヴンリーゴール
|牡
|鹿毛
| rowspan="2" |ロードカナロア
| rowspan="2" |DMMドリームクラブ
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|11番仔
|2023年
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|牡
|鹿毛
|デビュー前
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|}

* 情報は、2024年10月7日時点。


== 血統 ==
== 血統 ==
祖母に名牝[[スイーブ]]がおり、[[ロングイーグル]]の[[菊花賞]]3着が最高だったスイーブ一族に初のクラシックタイトルをもたらした。[[ロンググレイス]](エリザベス女王杯)は伯母にあたる。
=== 血統表 ===
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== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
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== 参考文献 ==
* 『[[優駿]]』([[日本中央競馬会]])
**2005年3月号
***井口民樹「【サラブレッド・ヒーロー列伝(46)】アドマイヤベガ 褐色の閃光」
**2006年5月号
***「【重賞プレイバック】第20回フラワーカップ(GIII)キストゥヘヴン」
**2006年6月号
***平松さとし「【クローズアップ】第66回桜花賞優勝馬 キストゥヘヴン『華やかさと儚さ』」
***「【重賞プレイバック】第66回桜花賞(GI)キストゥヘヴン」
***後藤正俊「【ライターズオピニオン】桜花賞・皐月賞で日高の馬が勝利」
**2008年7月号
***「【重賞プレイバック】第3回ヴィクトリアマイル(JpnI)エイジアンウインズ」
**2009年5月号
***「【重賞プレイバック】第27回ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GIII)キストゥヘヴン」


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
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2024年10月9日 (水) 13:34時点における最新版

キストゥヘヴン
2008年5月17日 東京競馬場
欧字表記 Kiss to Heaven[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2003年4月25日[1]
死没 (存命)
抹消日 2009年3月24日[2]
アドマイヤベガ[1]
ロングバージン[1]
母の父 ノーザンテースト[1]
生国 日本の旗 日本北海道門別町[1]
生産者 正和山本牧場[3]
生産牧場 正和山本牧場[3]
馬主 吉田和子[1]
調教師 戸田博文美浦[1]
厩務員 織田洋平[4]
競走成績
生涯成績 27戦5勝[1]
獲得賞金 3億3971万2500円[4]
中央競馬)3億2898万8000円[5]
(日本国外)0億1072万4500円[4]
勝ち鞍
GI 桜花賞 2006年
GIII フラワーカップ 2006年
GIII 京成杯オータムハンデキャップ 2008年
GIII 中山牝馬ステークス 2009年
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キストゥヘヴン(欧字名:Kiss to Heaven2003年4月25日 - )は、日本競走馬繁殖牝馬[1]

2006年の桜花賞(GI)優勝馬である。他に、同年のフラワーカップ(GIII)、2008年の京成杯オータムハンデキャップ(GIII)、2009年の中山牝馬ステークス(GIII)を優勝した。

デビューまで

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誕生までの経緯

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ロングバージンは、1987年に北海道門別町の天羽牧場で生産された父ノーザンテースト、母スイーブの牝馬である[6]。日本においては、イギリス産カナデアンガールから繋がる牝系である[6]。兄弟姉妹、つまりスイーブの仔には、1981年菊花賞でミナガワマンナサンエイソロンに次ぐ3着となったロングイーグル、1983年エリザベス女王杯を優勝したロンググレイス、1985年京都牝馬特別を優勝したファイアーダンサー、笠松競馬で活躍したロングニュートリノ、1989年東京優駿(日本ダービー)で1番人気5着となったロングシンホニー、その他1986年北九州記念を優勝したラッキーオカメの母、2004年福島記念を優勝したセフティーエンペラの祖母がいた[6]。このような活躍からスイーブは、後藤正俊によれば「日高最高の繁殖牝馬[7]」だったという。

ロングバージンは、中央競馬で競走馬としてデビューし3戦1勝で引退し、天羽牧場で繁殖牝馬となる。初年度となる1991年から12年間では、シンボリルドルフヘクタープロテクターサクラユタカオーとは複数の仔を産み、2度のアクシデントは合ったが、10頭の仔を産んでいた[6]。そして13年目となる2002年、供用2年目のアドマイヤベガと初めて交配する[6]

アドマイヤベガの父はサンデーサイレンス、母は、1993年の桜花賞優駿牝馬(オークス)を優勝したベガである[8]。栗東の橋田満厩舎からデビューしたアドマイヤベガは、1999年のクラシックに臨み、テイエムオペラオーナリタトップロードを下して東京優駿(日本ダービー)を優勝。史上7頭目となる母仔のクラシック優勝を成し遂げていた[8]。2002年にサンデーサイレンスが死に、その後継として期待されていたが、供用4年目の2004年秋、偶発性胃破裂により8歳で亡くなることとなる[8]

アドマイヤベガとの仔を孕んだロングバージンは2003年、身重の状態で天羽牧場を退き、同じ門別町の正和山本牧場に移動する。正和山本牧場は、1952年に開いて以降、生産馬は、中央競馬のサラブレッド系重賞を制したことがない牧場だった[9]。天羽牧場と正和山本牧場は親戚関係であり、天羽牧場がアドマイヤベガとの仔を孕んだロングバージンを譲った形だった[9]。そして2003年4月25日、移動した正和山本牧場にて、ロングバージンの11番仔である鹿毛の牝馬(後のキストゥヘヴン)が誕生する。

幼駒時代

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生まれた年は、平成15年台風第10号が牧場を襲った年でもあった。牧場はライフラインが寸断した時期もあったという[10]。そんな状況で育まれたロングバージンの11番仔は、小さな体の持ち主だった[10]。牧場の夏は、アブが蔓延るせいで放牧できないため、アブの少ない夜に放牧に出されている[10]。牧場の山本正秋によれば夜間放牧により「根性は、夜間放牧で自然に鍛え上げられたのかもしれません[6]」と回顧している[6]

牧場は、生産馬をセリで売却することで収入を得ており、ロングバージンの11番仔も同様だった[10]。まず、1歳夏の北海道サマーセールに上場したが、誰一人手が挙がらず、売れ残って牧場に持ち帰っていた[11]。その後、体が大きく成長して1歳秋、北海道オータムセールに上場すると、手が挙がり、最終的に有限会社社台コーポレーションが1018万5000円で落札される[12][9][4]。後藤正俊によれば、落札は社台がスイーブの牝系を高く買っていたからだったという[7]。かくして社台グループの所有馬となる。社台の創業者で1993年に亡くなった吉田善哉の未亡人、吉田照哉勝己の母である吉田和子の所有となる。父母ベガと同じ馬主となった[13]

アドマイヤベガが亡くなってから、競走馬となるロングバージンの11番仔には「キストゥヘヴン」という競走馬名が授けられる。「キストゥヘヴン」とは「天国への口づけ」という意味であり、天国のアドマイヤベガ、吉田善哉に向けたキスという意味も含んでいた[14]。キストゥヘヴンは、美浦トレーニングセンター所属の戸田博文厩舎に入厩する[13]。戸田は牧場でキストゥヘヴンに跨っており「小柄だったけど、背中のいい馬で、先々面白そう[13]」と感じたという。

競走馬時代

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フラワーカップ

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2005年12月17日、中山競馬場新馬戦(芝1200メートル)に吉田豊が騎乗してデビューしたが2着。年をまたいでダートに臨むも2着、2着となる3連敗、道中器用に走れなかったり、落鉄したりして良績は残せなかった[13][15]。2006年3月5日、安藤勝己に乗り替わり、芝の未勝利戦でまくって勝利、4戦目での勝ち上がりを果たした[15]

それから2週間後の3月17日、フラワーカップ(GIII)に横山典弘と臨んだ。阪神ジュベナイルフィリーズ3着のフサイチパンドラ、1勝2着1回のルビーレジェンド、2勝のアイスドールなどと対する16頭立てのなか、20.7倍の6番人気だった[16]

6枠11番からスタート、大逃げ馬がいるなか、中団後方を追走した[17]。直線では、2番手に控えたフサイチパンドラが大逃げ馬に代わって抜け出し、独走中であり、それを追いかけた。後方の馬群から1頭追い込み、フサイチパンドラに迫り、ゴール手前で差し切り、遂には置き去りにする[18]。フサイチパンドラに1馬身半差をつけて決勝線を通過した[16]。重賞初勝利となる。戸田、重賞初勝利だった[19]

桜花賞

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続いて4月9日、桜花賞(GI)に臨む。鞍上は、初勝利の安藤が舞い戻った。栗東所属の安藤は当初、エルフィンステークスを優勝した関西馬・サンヴィクトワールでクラシックに臨む予定だった[20]。しかしサンヴィクトワールが、直前で断念し、クラシックの騎乗馬がいなくなる。そんな頃に、戸田が安藤に依頼し、コンビ再結成が決定していた[20]。参戦に当たっては、普段しない異例の火曜日追い切り、前々日輸送を行ったほか、シャドーロールを初めて着用していた[21][22]

18頭立てのなか、単勝オッズ13.0倍の6番人気となる[22]。1番人気は、4戦2勝2着2回でチューリップ賞優勝のアドマイヤキッスであり、以下フラワーカップで下したフサイチパンドラ、阪神ジュベナイルフィリーズ優勝のテイエムプリキュアフィリーズレビュー優勝のダイワパッションクイーンカップ優勝のコイウタと続いていた[22]。次年から、馬場改造が行われて外回りコースが新設されるため、旧コースでは最後の桜花賞開催となった[13]

映像外部リンク
2006年 桜花賞(GI)
レース映像 JRA公式YouTubeチャンネルによる動画

7枠14番からスタート、アサヒライジングが逃げる一方で中団後方を追走した[23]。第3コーナーから外を回って進出し、直線では、大外から内で逃げるアサヒライジング、先に抜け出すコイウタ、シェルズレイ、アドマイヤキッス目がけて追い上げた[22][24]。このうち抜け出したコイウタ、アドマイヤキッスとは張り合いとなり、横並びの争いとなったが、末脚で振り切った[24]。残り50メートルで抜け出し、先頭で決勝線通過を果たす[14]。アドマイヤキッスなどに4分の3馬身差をつけていた[25]

連勝で桜花賞戴冠。戸田は、厩舎開業6年目でGI初勝利だった[23][6]。また父母ベガ、父アドマイヤベガに続いて三代連続クラシック制覇を果たしている[14]。さらに安藤は、桜花賞初優勝だった[6]。安藤は、11年前の1995年桜花賞に、笠松のライデンリーダーで臨み、1番人気に推されながら4着に敗退している。この経験が、中央移籍に挑戦する動機となっていた[21]。そして中央に移籍、それから6度目の挑戦で優勝を果たしている[20]

桜花賞以後

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2年半勝利から遠ざかる

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その後は、しばらく勝利を挙げることができなかった[26]。二冠目の優駿牝馬(オークス)では、桜花賞2着のアドマイヤキッスに次ぐ2番人気となったが、カワカミプリンセスなどに及ばず6着。夏休みを経て、秋は、関西圏への輸送を嫌って、敢えて中山競馬場で行われる菊花賞トライアル競走セントライト記念(GII)に臨み5着[27]。牝馬三冠路線に舞い戻り、三冠目の秋華賞(GI)に臨んだが、再びカワカミプリンセスに先着を許す6着だった。その後は、エリザベス女王杯(GI)で古馬に挑んだが、敵わなかった。古馬となってからも連敗、夏には、アメリカ遠征を敢行し、ハリウッドパーク競馬場キャッシュコールマイル(G2)に日本調教馬のディアデラノビア、コイウタと臨み、4着[28]。その後も、日本で連戦したが勝利することはできなかった[26]

5歳となって京都牝馬ステークス(GIII)、中山牝馬ステークス(GIII)に臨み、敗れるも3着で連続連対[26]阪神牝馬ステークス(GII)では4着と敗れたものの上位を確保。続いてマイルの女王決定戦であるヴィクトリアマイル参戦を目論んだが、賞金不足で除外され、出走すら叶わなかった[29]。代わって出走した京王杯スプリングカップ(GII)で2着となり、久々の収得賞金加算を果たした。その後、安田記念(GI)7着を経て、春シーズンを終えた[26]

京成杯オータムハンデ

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9月14日、京成杯オータムハンデキャップ(GIII)に、藤田伸二と臨む。重賞2着のリザーブカード、前々年優勝のステキシンスケクンに次ぐ6.8倍の3番人気だった。大外枠8枠16番からスタート、ゴスホークケンが逃げるなかで、中団後方を追走した[30]。コーナーでは外を通って進出し、直線で先頭に並びかけた。末脚を発揮して抜け出し、内のレッツゴーキリシマ、ヤマニンエマイユを差し切った。後方から追い上げたステキシンスケクンも振り切った。後方に1馬身4分の1をつけて決勝線を通過する[31]。2年半ぶりの勝利、重賞3勝目を挙げた[30]

その後、府中牝馬ステークス(GIII)マイルチャンピオンシップ(GI)に臨むも勝利を挙げることはできなかった。年をまたいで2009年、東京新聞杯(GIII)で始動するも10着に敗退する。そして、今春での引退が決定し、引退レースとして中山牝馬ステークスに臨んだ。

福島牝馬ステークス - 引退

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3月15日、中山牝馬ステークスに臨む。鞍上には、横山が舞い戻っていた。重賞好走のザレマ、3勝馬リビアーモ、優駿牝馬優勝馬トールポピーに次ぐ、8.1倍の4番人気、トールポピーと並んで最も重い56.5キログラムを背負っての参戦だった[32]

NHKマイルカップ優勝馬の15番人気ピンクカメオが逃げる中、好位の最も内側を追走した[32]。最終コーナーが近づくにつれて、逃げるピンクカメオの背後まで進出。直線では逃げ切りを図るピンクカメオを最も内から追い詰めた[32]。後方勢の追い上げはなく、やがてピンクカメオとの一騎打ちとなったが、末脚を用いて、内から差し切り、ゴール手前で抜け出した[33]。ピンクカメオに1馬身差をつけて決勝線通過を果たす[32]

半年ぶりの勝利で重賞4勝目、引退レース優勝を果たした[34]。トップハンデを背負いながらの優勝は、2006年ヤマニンシュクル以来レース史上4例目だった[35]。また桜花賞優勝馬の6歳での重賞優勝は、2000年キョウエイマーチに続いて史上2頭目だった[34]。それから3月24日、日本中央競馬会の競走馬登録を抹消される[36]

繁殖牝馬時代

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引退したすぐの春から北海道白老町白老ファームで繁殖牝馬となり、連続して仔を産んでいた[3]。2016年、初めて種付けをせず、空胎で過ごした。2017年には、ロードカナロアを受胎[3]。その後、白老ファームの整理対象となり、ジェイエス繁殖馬セールに上場され、2430万0000円でドリームファームが落札し、日高町のオリオンファームへ移動している[3][37]

産駒では、ジェイエス繁殖馬セールの際に宿していたロードカナロアの仔、8番仔であるタイムトゥヘヴンは、母と同じく戸田厩舎からデビューし、2022年春のダービー卿チャレンジトロフィー(GIII)を優勝[38][39]。産駒から重賞優勝馬が誕生している[39]

競走成績

[編集]

以下の内容は、JBISサーチ[26]並びにnetkeiba.com[40]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離

(馬場)

オッズ

(人気)

着順 タイム

(上り3F)

着差 騎手 斤量

[kg]

1着馬

(2着馬)

馬体重

[kg]

2005.12.17 中山 2歳新馬 芝1200m(良) 16 5 9 13.4(4人) 02着 1:10.7 (35.3) -0.2 吉田豊 54 ロランラムール 424
2006.01.22 中山 3歳未勝利 ダ1200m(不) 16 6 11 12.1(4人) 02着 1:12.5 (37.8) -0.0 吉田豊 54 ルシナクィーン 420
2006.02.19 東京 3歳未勝利 ダ1400m(良) 16 3 6 01.5(1人) 02着 1:27.5 (37.5) -0.1 吉田豊 54 モンヴェール 428
2006.03.05 中山 3歳未勝利 芝1600m(良) 16 8 16 04.20(2人) 01着 1:36.0 (35.6) -0.3 安藤勝己 54 (スイートローレライ) 424
2006.03.18 中山 フラワーカップ GIII 芝1800m(良) 16 6 11 20.70(6人) 01着 1:48.9 (35.5) -0.2 横山典弘 54 フサイチパンドラ 418
2006.04.09 阪神 桜花賞 GI 芝1600m(良) 18 7 14 13.00(6人) 01着 1:34.6 (34.9) -0.1 安藤勝己 55 アドマイヤキッス 418
2006.05.21 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(良) 18 8 17 03.80(2人) 06着 2:26.9 (35.3) -0.7 安藤勝己 55 カワカミプリンセス 422
2006.09.17 中山 セントライト記念 GII 芝2200m(良) 17 1 2 11.80(5人) 05着 2:13.5 (35.3) -0.4 安藤勝己 54 トーセンシャナオー 442
2006.10.15 京都 秋華賞 GI 芝2000m(良) 18 1 1 06.20(3人) 06着 1:58.8 (34.4) -0.6 安藤勝己 55 カワカミプリンセス 436
2006.11.12 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 15 5 10 32.00(9人) 10着 2:12.7 (35.9) -1.1 安藤勝己 54 フサイチパンドラ 432
2007.01.27 東京 東京新聞杯 GIII 芝1600m(良) 15 4 7 14.80(7人) 07着 1:33.3 (34.4) -0.6 横山典弘 54 スズカフェニックス 432
2007.03.11 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(重) 16 1 2 06.60(2人) 05着 1:50.3 (36.0) -0.1 横山典弘 56 マイネサマンサ 430
2007.05.13 東京 ヴィクトリアマイル JpnI 芝1600m(良) 18 4 8 27.30(7人) 04着 1:32.8 (34.1) -0.3 横山典弘 55 コイウタ 426
2007.06.03 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 18 6 12 45.2(16人) 08着 1:32.8 (34.8) -0.5 内田博幸 56 ダイワメジャー 426
2007.07.06 ハリウッドP キャッシュコールM G2 芝1600m(良) 9 8 04着 V.エスピノーザ 55.5 Lady of Venice 計不
2007.11.11 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 13 8 14 83.4(12人) 06着 2:12.6 (34.3) -0.7 幸英明 56 ダイワスカーレット 428
2007.12.02 中山 ターコイズS OP 芝1600m(良) 15 8 14 03.30(1人) 13着 1:34.5 (35.0) -1.1 O.ペリエ 56.5 コスモマーベラス 432
2008.02.03 京都 京都牝馬S GIII 芝1600m(重) 13 4 6 17.60(6人) 03着 1:36.3 (34.6) -0.3 幸英明 55 アドマイヤキッス 428
2008.03.16 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(良) 16 2 3 06.70(3人) 03着 1:48.7 (35.1) -0.3 幸英明 56.5 ヤマニンメルベイユ 426
2008.04.12 阪神 阪神牝馬S GII 芝1400m(良) 15 5 8 07.10(4人) 04着 1:21.9 (33.8) -0.5 幸英明 56 エイジアンウインズ 424
2008.05.17 東京 京王杯SC GII 芝1400m(良) 17 3 6 25.70(6人) 02着 1:21.1 (33.2) -0.3 勝浦正樹 55 スーパーホーネット 434
2008.06.08 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 18 1 2 51.6(14人) 07着 1:33.6 (34.3) -0.9 勝浦正樹 56 ウオッカ 430
2008.09.14 中山 京成杯AH GIII 芝1600m(良) 16 8 16 06.80(3人) 01着 1:32.1 (35.1) -0.2 藤田伸二 55 レッツゴーキリシマ 434
2008.10.19 東京 府中牝馬S GIII 芝1800m(良) 18 7 13 05.40(2人) 05着 1:45.9 (34.0) -0.4 藤田伸二 55 ブルーメンブラット 438
2008.11.23 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 6 12 36.8(12人) 13着 1:33.3 (34.7) -0.7 藤田伸二 55 ブルーメンブラット 430
2009.01.13 東京 東京新聞杯 GIII 芝1600m(不) 16 8 16 26.9(11人) 10着 1:38.2 (38.4) -1.3 藤田伸二 55 アブソリュート 438
2009.03.15 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(稍) 16 4 8 08.10(4人) 01着 1:49.1 (35.7) -0.2 横山典弘 56.5 ピンクカメオ 434

繁殖成績

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生年 馬名 毛色 馬主 厩舎 戦績 勝ち鞍 供用 出典
初仔 2010年 ファミーユ 黒鹿毛 チチカステナンゴ 吉田和子[41]
吉田勝己[42]
→吉田和子[43]
→吉田勝己
美浦・戸田博文[41]
名古屋倉地学[42]
→美浦・戸田博文[43]
北海道・千葉津代士
15戦3勝 抹消 [44]
2番仔 2011年 アヴェクトワ 吉田和子 美浦・戸田博文 6戦0勝 繁殖 [45]
3番仔 2012年 アンドトゥモロー 鹿毛 ハービンジャー 吉田和子[46]
→吉田勝己[47]
→吉田和子
美浦・戸田博文[46]
→北海道・田中淳司[47]
→美浦・戸田博文
20戦2勝 繁殖 [48]
4番仔 2013年 (キストゥヘヴンの2013) 黒鹿毛 キングカメハメハ [3]
5番仔 2014年 ジュローズ 鹿毛 ワークフォース 社台レースホース 美浦・戸田博文 4戦0勝 繁殖 [49]
6番仔 2015年 アマイロ 栗毛 オルフェーヴル G1レーシング[50]
→日下部勝徳
美浦・戸田博文[50]
船橋・新井清重
18戦1勝 繁殖 [51]
7番仔 2016年 ガロシェ 黒鹿毛 ルーラーシップ サンデーレーシング 美浦・戸田博文 29戦2勝 繁殖 [52]
2017年 (種付けせず) [3]
8番仔 2018年 タイムトゥヘヴン 鹿毛 ロードカナロア DMMドリームクラブ 美浦・戸田博文 31戦2勝 ダービー卿CT 現役 [53]
9番仔 2019年 エールトゥヘヴン 鹿毛 21戦1勝 現役 [54]
2020年 (不受胎) [3]
2021年 (不受胎) ノヴェリスト [3]
10番仔 2022年 ヘヴンリーゴール 鹿毛 ロードカナロア DMMドリームクラブ 美浦・戸田博文 デビュー前 [55]
11番仔 2023年 鹿毛 デビュー前
  • 情報は、2024年10月7日時点。

血統

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キストゥヘヴン血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系ヘイロー系
[§ 2]

アドマイヤベガ
1996 鹿毛 北海道早来町
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
ベガ
1990 鹿毛 北海道早来町
*トニービン *カンパラ
Severn Bridge
*アンティックヴァリュー Northern Dancer
Moonscape

ロングバージン
1987 栗毛 北海道門別町
*ノーザンテースト
Northern Taste
1971 栗毛 カナダ
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Lady Victoria Victoria Park
Lady Angela
母の母
スイーブ
1968 栗毛 北海道静内町
*テューダーペリオッド Owen Tudor
Cornice
ゴールデンドラゴン *ヒンドスタン
第五カナデアンガール
母系(F-No.) スイーブ系(FN:2-r) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 4×3 = 18.75%Almahmoud 5×5 = 6.25% 、Lady Angela 4・5(母内) = 9.38%、Hyperion 5・5(母内) = 6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ[56]およびnetkeiba.com[57]
  2. ^ 前者は競馬ラボ[58]、後者はnetkeiba.com[57]
  3. ^ 『覚えておきたい日本の牝系100』[59]、JBISサーチ[56]
  4. ^ JBISサーチ[56]およびnetkeiba.com[57]


脚注

[編集]

注釈

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出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m キストゥヘヴン”. JBISサーチ. 2022年9月25日閲覧。
  2. ^ キストゥヘヴン、競走馬登録を抹消、白老ファームで繁殖馬に”. 競馬ブック. 2022年9月25日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i キストゥヘヴン(JPN)”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2022年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月26日閲覧。
  4. ^ a b c d 桜花賞馬キストゥヘヴンが白老ファームで繁殖入り”. 競馬ブック. 2022年9月25日閲覧。
  5. ^ キストゥヘヴン”. 競馬ラボ. 2022年9月25日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i 『優駿』2006年6月号 75頁
  7. ^ a b 『優駿』2006年6月号 157頁
  8. ^ a b c 『優駿』2005年3月号 54頁
  9. ^ a b c 2006年03月18日 フラワーC G3 | 重賞ウィナーレポート”. 競走馬のふるさと案内所. 2022年9月26日閲覧。
  10. ^ a b c d 2006年04月09日 桜花賞 G1 | 重賞ウィナーレポート”. 競走馬のふるさと案内所. 2022年9月26日閲覧。
  11. ^ 売却成績|北海道サマーセール サラブレッド 1歳”. JBISサーチ. 2022年9月26日閲覧。
  12. ^ 売却成績|北海道オータムセール サラブレッド 1歳”. JBISサーチ. 2022年9月28日閲覧。
  13. ^ a b c d e 『優駿』2006年6月号 56頁
  14. ^ a b c “【桜花賞】キストゥヘヴンが桜戴冠!亡き父に贈るクラシックV”. サンケイスポーツ. オリジナルの2006年4月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060410174833/http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200604/ke2006041001.html 2022年9月27日閲覧。 
  15. ^ a b 『優駿』2006年6月号 57頁
  16. ^ a b 『優駿』2006年5月号 82頁
  17. ^ “フラワーC、キストゥヘヴンが差し切る”. netkeiba.com. https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=12580 2022年9月28日閲覧。 
  18. ^ “【フラワーC】(中山)〜追い込み一閃!キストゥヘヴン2連勝で重賞制覇”. 競馬実況web (ラジオNIKKEI). https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-135097.html 2022年9月28日閲覧。 
  19. ^ 『優駿』2006年5月号 83頁
  20. ^ a b c “キッスより激しいキス、アンカツ初の桜冠…桜花賞”. スポーツ報知. (2006年4月10日). オリジナルの2006年4月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060411185832/http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060410-OHT1T00014.htm 2022年9月27日閲覧。 
  21. ^ a b “戸田師初G1 ヘヴン桜花賞制覇”. スポーツニッポン. オリジナルの2006年4月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060410155406/http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2006/04/10/01.html 2022年9月27日閲覧。 
  22. ^ a b c d 『優駿』2006年6月号 74頁
  23. ^ a b “キストゥヘヴンが直線一気/桜花賞”. 日刊スポーツ. オリジナルの2006年4月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060426234042/http://www.nikkansports.com/race/p-rc-tp0-060409-0010.html 2022年9月28日閲覧。 
  24. ^ a b “キストゥヘヴンが女王~桜花賞”. スポーツニッポン. オリジナルの2006年4月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060410162046/http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20060409017.html 2022年9月28日閲覧。 
  25. ^ “キストゥヘヴンがV...桜花賞”. スポーツ報知. オリジナルの2006年4月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060418212219/http://hochi.yomiuri.co.jp/horserace/news/20060409-OHT1T00554.htm 2022年9月28日閲覧。 
  26. ^ a b c d e 競走成績:全競走成績|キストゥヘヴン”. JBISサーチ. 2022年9月25日閲覧。
  27. ^ “【セントライト記念】美浦レポート〜キストゥヘヴン”. 競馬実況web (ラジオNIKKEI). https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-137482.html 2022年9月26日閲覧。 
  28. ^ 日本馬は4着まで/キャッシュコールマイル”. 競馬ブック. 2022年9月28日閲覧。
  29. ^ 『優駿』2008年7月号 95頁
  30. ^ a b “キストゥヘヴンが久々のV/京成杯AH”. スポーツニッポン. https://keiba.sponichi.co.jp/news/K20080914Z00000530 2022年9月29日閲覧。 
  31. ^ “【京成杯AH】(中山)~キストゥヘヴンが桜花賞以来2年半ぶり勝利”. 競馬実況web (ラジオNIKKEI). https://www.radionikkei.jp/keiba_article/news/entry-155532.html 2022年9月29日閲覧。 
  32. ^ a b c d 『優駿』2009年5月号 88頁
  33. ^ “有終Vキストゥ!交配相手はチチカステナンゴ最有力”. スポーツニッポン. https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/03/16/kiji/K20090316Z00002150.html 2022年9月28日閲覧。 
  34. ^ a b 中山牝馬Sアラカルト”. 競馬ブック. 2022年9月28日閲覧。
  35. ^ 『優駿』2009年5月号 89頁
  36. ^ “桜華賞馬のキストゥヘヴンが引退”. スポーツニッポン. https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/03/22/kiji/K20090322Z00000520.html 2022年9月28日閲覧。 
  37. ^ ジェイエス繁殖馬セールが開催 | 馬産地ニュース”. 競走馬のふるさと案内所. 2022年9月26日閲覧。
  38. ^ 2022年04月02日 ダービー卿ChT G3 | 重賞ウィナーレポート”. 競走馬のふるさと案内所. 2022年9月26日閲覧。
  39. ^ a b “【ダービー卿CT】タイムトゥヘヴンが重賞初V 桜花賞馬の母も手掛けた戸田師「胸を張ってGⅡ、GⅠへ」”. スポーツニッポン. https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2022/04/02/kiji/20220402s00004048396000c.html 2022年9月26日閲覧。 
  40. ^ キストゥヘヴンの競走成績”. netkeiba.com. 2022年9月25日閲覧。
  41. ^ a b 5R サラ系2歳 新馬|2012年11月24日(土)5回東京7日”. JBISサーチ. 2022年9月29日閲覧。
  42. ^ a b 8R サラC2組 C2|2014年4月18日(金)2回名古屋4日”. JBISサーチ. 2022年9月29日閲覧。
  43. ^ a b 12R サラ系4歳上 500万下|2015年1月10日(土)1回中山3日”. JBISサーチ. 2022年9月29日閲覧。
  44. ^ ファミーユ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年5月25日閲覧。
  45. ^ アヴェクトワ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年9月4日閲覧。
  46. ^ a b 4R サラ系2歳 新馬|2014年12月28日(日)4回中山8日”. JBISサーチ. 2022年9月29日閲覧。
  47. ^ a b 8R 別海町産業祭賞 C4|2015年9月17日(木)11回門別6日”. JBISサーチ. 2022年9月29日閲覧。
  48. ^ アンドトゥモロー”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年5月25日閲覧。
  49. ^ ジュローズ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年5月25日閲覧。
  50. ^ a b 5R サラ系3歳 新馬|2018年2月12日(月)1回東京6日”. JBISサーチ. 2022年9月29日閲覧。
  51. ^ アマイロ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2018年5月25日閲覧。
  52. ^ ガロシェ”. JBISサーチ. 2020年11月14日閲覧。
  53. ^ タイムトゥヘヴン”. JBISサーチ. 2020年11月14日閲覧。
  54. ^ エールトゥヘヴン”. JBISサーチ. 2021年6月23日閲覧。
  55. ^ ヘヴンリーゴール|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2024年10月9日閲覧。
  56. ^ a b c 血統情報:5代血統表|キストゥヘヴン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2017年2月28日閲覧。
  57. ^ a b c キストゥヘヴンの血統表 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2022年8月16日閲覧。
  58. ^ キストゥヘヴン - Kiss to Heaven - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 株式会社ドゥイノベーション. 2022年8月16日閲覧。
  59. ^ 平出貴昭 (2014年9月17日). “『覚えておきたい日本の牝系100』収録の全牝系一覧”. 競馬“血統”人生/平出貴昭. 2017年2月28日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 優駿』(日本中央競馬会
    • 2005年3月号
      • 井口民樹「【サラブレッド・ヒーロー列伝(46)】アドマイヤベガ 褐色の閃光」
    • 2006年5月号
      • 「【重賞プレイバック】第20回フラワーカップ(GIII)キストゥヘヴン」
    • 2006年6月号
      • 平松さとし「【クローズアップ】第66回桜花賞優勝馬 キストゥヘヴン『華やかさと儚さ』」
      • 「【重賞プレイバック】第66回桜花賞(GI)キストゥヘヴン」
      • 後藤正俊「【ライターズオピニオン】桜花賞・皐月賞で日高の馬が勝利」
    • 2008年7月号
      • 「【重賞プレイバック】第3回ヴィクトリアマイル(JpnI)エイジアンウインズ」
    • 2009年5月号
      • 「【重賞プレイバック】第27回ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(GIII)キストゥヘヴン」

外部リンク

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