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「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ」の版間の差分

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*新B2は2期連続の基準が達成できなかった場合
*新B2は2期連続の基準が達成できなかった場合
さらに、資金繰り等に重大な問題がある場合には3期または2期未達でなくても降格する場合もある。
さらに、資金繰り等に重大な問題がある場合には3期または2期未達でなくても降格する場合もある。

== 不祥事・トラブル・問題 ==
リーグ発足からの歴史はまだ浅いものの、多くの問題、不祥事、トラブルが見られる。

=== パワーハラスメント ===
*2019年8月8日、リーグは[[香川ファイブアローズ]]の[[ヘッドコーチ]] (当時) である[[衛藤晃平]]が選手に対して飛び蹴り、平手打ちなどの[[暴力]]行為及び[[暴言]]などの[[パワーハラスメント|パワハラ]]行為を行っていたとして1年間の資格停止処分を科した。2018年1月の時点でパワハラの告発があったにも関わらず、リーグやチームの杜撰な調査や、衛藤による暴力を否定する嘘の証言などもあり、リーグによる本格的な調査や、パワハラの事実関係認定は大きく遅れることとなった<ref>{{Cite web |url=https://news.yahoo.co.jp/articles/2b6e66975f8636a11133e46c494b8081593cf06c?page=2 |title=Bリーグ香川のパワハラ暴力事件発覚と処分はなぜ1年以上も遅れたのか? |access-date=2019-08-09 |publisher=ヤフーニュースオリジナル THE PAGE}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.asahi.com/articles/ASM885F58M88UTQP015.html |title=Bリーグ香川の監督、選手に飛び蹴り 1年の職務停止に |access-date=2019-08-08 |publisher=朝日新聞デジタル}}</ref>。
*2021年4月28日、[[Bリーグ 2020-21|2020-2021シーズン]]にて[[新潟アルビレックスBB]]で[[ヘッドコーチ]]を務めた[[福田将吾]]が会見を行い、1月31日の試合を体調不良にて欠場<ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202102010000140.html |title=新潟粘るも5連敗 福田監督は体調不良でベンチ外 |access-date=2021-02-01 |publisher=日刊スポーツ}}</ref>し以降の残りシーズンの復帰できなかった理由として、当時社長兼[[ゼネラルマネージャー]]を努めていた[[小菅学]]からのどう喝や暴言によるパワーハラスメントが理由であったと告白した<ref name=":1">{{Cite web |url=https://www.asahi.com/articles/ASP4X7T33P4XUOHB00V.html |title=パワハラ被害は自分、でも現場戻りたい バスケHC告白 |access-date=2021-04-29 |publisher=朝日新聞デジタル}}</ref>。チームは5日に謝罪会見を行ったが、パワハラの加害者である無期限の謹慎処分中を理由に小菅は出席せず、会長と営業本部長が対応するという異常事態が見られた<ref name=":2">{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202104050000803.html |title=B1新潟がパワハラ謝罪、社長が欠席し会長らお詫び |access-date=2021-04-05 |publisher=日刊スポーツ}}</ref>。また会見を行った時点では、小菅から福田への謝罪は行われていないことも判明している<ref name=":2" />。福田はヘッドコーチとしてチーム復帰を希望していた<ref name=":1" />が、6月23日、チームからの発表では福田からの辞意表明を受け、協議の結果、双方合意の上契約解除に至ったというリリースを発表している<ref>{{Cite web |url=https://www.albirex.com/news/detail/id=19610 |title=福田将吾ヘッドコーチ 契約合意解除のお知らせ |access-date=2021-06-23 |publisher=アルビレックス新潟BB}}</ref>。5月9日にはチームから小菅の社長辞任とGM解任が発表された<ref name=":3">{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202105090000441.html |title=B1新潟小菅社長が辞任 福田監督へのパワハラで4月に制裁 |access-date=2021-05-09 |publisher=日刊スポーツ}}</ref>が、チーム内の組織体制の変更を理由に、GM職を廃止した上で、下部組織とトップチーム強化を統括する強化本部を新たに設け、その役職に小菅が強化本部長として就任することも同時に発表されている<ref name=":3" />。結果的には、パワハラ加害者である小菅はチームに残り、被害者の福田がチームを去るという、異常な幕引きとなった。
*2022年4月、[[熊本ヴォルターズ]]は[[Bリーグ 2020-21|2020-2021シーズン]]中においてインジュアリーリスト制度の不正運用、および当時チームに所属していた選手に対するパワーハラスメント行為が発覚し、チームと取締役社長である[[西井辰朗]](パワハラ発生当時は取締役社長兼GM)へリーグが制裁を課した<ref name=":4">{{Cite web |url=https://kumanichi.com/articles/621027 |title=熊本ヴォルターズ、西井社長辞任へ パワハラ問題受け |access-date=2022-04-13 |publisher=熊本日日新聞}}</ref><ref name=":5">{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/sports/news/202204130000985.html |title=パワハラ問題受けB2熊本・西井辰朗社長ら退任「被害に遭われた選手に心より謝罪」コメント全文 |access-date=2022-04-13 |publisher=日刊スポーツ}}</ref>。また、その後西井は取締役社長を辞任した<ref name=":4" /><ref name=":5" />が、辞任表明の会見にて丸刈りした上で謝罪を行うという振る舞いについては地元紙である[[熊本日日新聞]]から疑問視されている<ref>{{Cite web |url=https://kumanichi.com/articles/624786 |title=丸刈り謝罪に違和感 ヴォル社長パワハラ 【核心評論】 |access-date=2022-04-15 |publisher=熊本日日新聞}}</ref>。

=== リーグ所属選手による代表活動期間中の売春行為 ===
[[2018年アジア競技大会におけるバスケットボール競技|2018年アジア大会]]バスケットボール競技に日本代表として参加していた複数の選手 (4名) が、大会期間中に売春行為を働き、代表チームから追放される不祥事が起きた。この4選手はB.LEAGUEのクラブに所属している選手だった<ref>{{Cite web |url=https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180821/spo1808210011-n1.html |title=バスケ日本代表が買春…異例の「さらしもの」会見 再発防止効果は絶大、三屋会長の“英断 |access-date=2018-08-21 |publisher=夕刊フジ}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.nikkansports.com/sports/news/201808220000221.html |title=「まず反省から入るべき」Bリーグ買春4選手謹慎 |access-date=2018-08-22 |publisher=日刊スポーツ}}</ref>。

=== Bリーグチケット ===
2019年7月10日、B.LEAGUEはチケットシステムをリニューアルしたが、リニューアル後から不具合やシステムトラブルが相次ぎ、ブースターやファンから不満の声が多発。当時チェアマンを努めていた大河も謝罪した<ref>{{Cite web |url=https://news.yahoo.co.jp/byline/oshimakazuto/20191111-00150259 |title=トラブル相次いだ新チケットシステム Bリーグが説明する今後の展望 |access-date=2019-11-11 |publisher=ヤフーニュース,大島和人}}</ref>。

=== 新型コロナウイルス感染対策の不備と強行開催 ===
2020年2月26日、2月24日に示された[[日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況|新型コロナウイルス感染拡大]]についての国の専門家会議の見解を受け、B.LEAGUEは2月28日~3月11日にかけて開催を予定していたB1リーグ戦およびB2リーグ戦の開催延期を発表した<ref>{{Cite web |url=https://www.bleague.jp/news_detail/id=81371 |title=B.LEAGUE 2019-20シーズン B1・B2リーグ戦開催延期決定のお知らせ |access-date=2020-02-26 |publisher=Bリーグ}}</ref>。一旦は延期となったものの、3月4日、延期対象試合の代替試合が発表され、11日には、14日以降の無観客での実施試合のスケジュールが発表された<ref>{{Cite web |url=https://www.bleague.jp/news_detail/id=81375 |title=(無観客での試合実施について)B.LEAGUE 2019-20シーズン 新型コロナウイルスの影響による試合開催について |access-date=2020-03-11 |publisher=Bリーグ}}</ref>。コロナ禍での開催強行や、リーグやクラブの感染対策の不備に不安を感じた[[ジェフ・エアーズ]]は自身の希望によって帰国したが、チームは毎日の体温検査など推奨された措置を一切取らず、リーグ側もスポンサーからの圧力で選手にプレーを強要し、選手の安全よりも、試合を強行開催することによる収益確保を優先させていたと述べている<ref>{{Cite web |url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2020/03/23/kiji/20200323s00011000053000c.html |title=Bリーグのコロナ対策に不満爆発! 帰国のエアーズ「スポンサーの圧力でプレー強要」 |access-date=2020-03-23 |publisher=スポニチ}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://www.tokyo-np.co.jp/article/22507 |title=Bリーグ 感染対策不備と帰国 滋賀の米選手「安全より収益」 |access-date=2020-03-23 |publisher=東京新聞}}</ref><ref>{{Cite web |url=https://special.sankei.com/a/sports/article/20200325/0001.html |title=新型コロナで助っ人も帰国 再開強行のBリーグ混乱 |access-date=2020-03-25 |publisher=産経新聞}}</ref>。その後B.LEAGUEは[[日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況|新型コロナウイルス感染拡大]]による影響を考慮し、3月16日~17日にかけてリーグ側と選手会、各クラブで改めて議論を実施し、3月20日~4月1日にかけて開催するB1リーグ戦、B2リーグ戦の中止を決定した<ref>{{Cite web |url=https://www.bleague.jp/news_detail/id=81953 |title=B.LEAGUE 2019-20シーズン 全試合中止のお知らせ |access-date=2020-03-27 |publisher=Bリーグ}}</ref>。


== 脚注 ==
== 脚注 ==

2023年1月10日 (火) 02:33時点における版

Bリーグ
B.LEAGUE
最新シーズン・大会:
Bリーグ 2022-23
B.LEAGUEロゴ
前身NBL
NBDL
bjリーグ(TKbjリーグ)
競技バスケットボール
創立2015年4月1日
代表島田慎二(チェアマン)
開始年2016年
参加チーム38(B1:24、B2:14)
リーグレベル1部・2部
下位大会B3リーグ
国内カップ戦Bリーグアーリーカップ
日本の旗 日本
連盟日本バスケットボール協会
前回優勝 B1  宇都宮ブレックス(5季ぶり2回目)
 B2  ファイティングイーグルス名古屋(1回目)
最多優勝アルバルク東京
宇都宮ブレックス(2回)
参加資格Bリーグクラブライセンスを参照
テレビ局#放送・配信を参照
スポンサー#協賛団体を参照
創立者川淵三郎
公式サイトhttps://www.bleague.jp/

ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ: Japan Professional Basketball League、略称: B.LEAGUE)は、日本プロバスケットボールリーグである。

概要

凡例

発足までの経緯

日本における男子バスケットボールのトップリーグは、2005年bjリーグ(TKbjリーグ)JBAおよびJBL機構から独立する形で発足して以来、2リーグ(NBL・TKbjリーグ)の並立する状態が続いていた。この状況に懸念を示したFIBAが、「トップリーグの統一」「協会の体制および組織の改革」「ユース世代を含めた代表強化体制」の3つが必要であると指摘したが、トップリーグの統合さえ遅々として実現に至らなかった。

2013年12月17日、国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあるパトリック・バウマンFIBA専務理事(当時)がJBAに対し、2つのリーグがある状況を早期に改善するよう通告した。現状のままでは、2020年東京五輪開催国枠を日本代表に付与しない可能性もあるとして、「今回がラストチャンス」と言及した[1]。世界連盟が一国の競技団体に対し、ここまで改革を要求するのは異例の事態であり、東京五輪出場にまで波及する「最後通告」の形となった。これは、FIBA本体も組織改革や大会システムの大幅な変革を進め、バスケットボールのブランド力を高めようとしてきた事の反映であった。

2014年4月、バウマン氏が再来日した際に回答期限を10月末とした上で、改めてリーグ一元化と協会のガバナンス改善を求めた[2]。同年7月、「新リーグ組織委員会」が発足し、JBA・NBL・bjリーグによる話し合いが続けられたが、期限を過ぎても十分な方向性を示すことはできなかった[2]。同年11月26日、FIBAがJBAの会員資格を無期限停止し、日本代表の国際試合への出場が不可能となった[3][4]

これを受けて、2015年1月、FIBAは両リーグの統合を含むJBAの諸問題を改革するため、1993年に開幕したJリーグの創設に大きく貢献したJリーグ初代チェアマンの川淵三郎がチェアマン(代表)を務める作業チーム「JAPAN 2024 TASKFORCE」を発足させた。その後、TASKFORCEの主導のもと両リーグの統合を検討した上で、同年4月1日にジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)が設立され、川淵が初代チェアマン(理事長)に就任した。同年8月9日に資格停止処分が解除され、国際試合への出場が可能となった[5]

名称

リーグの名称はBリーグ(ビーリーグ、: B.LEAGUE)。『Bはシンプルに、バスケのB。「Boys, be ambitious」のbe動詞Bのように、可能性を秘める』として命名された[6]

構造

2部制を採用する(概要は以下の通り)[7][8]。B3リーグに参加するクラブは、一定の条件を満たせばJPBLへの「準加盟」クラブとして対応する[9][10]

カテゴリ クラブ数
(2016-17シーズン)
クラブの形態 選手 ホームゲーム(主催試合)[11]
B1 18 プロのみ アマチュア登録は2名まで 全体の80%以上を同一の会場で行う
B2 18 プロのみ 5名以上をプロ登録する 全体の60%以上を同一の会場で行う
B3リーグ(参考) 9 プロ・アマチュアの混成 - -

参加条件

2016-17シーズンにB1・B2およびB3リーグへ参加するクラブは2015年3月31日時点でNBL・TKbjリーグ・NBDLのいずれかに所属するクラブから選ばれた[注 1][7]。2017-18シーズン以降も、条件を変えたうえで新たに参加するクラブを募集する[12]

参入にあたっての基準は以下の通り[7][10][11][12][13]

カテゴリ ホームアリーナ(本拠地)の収容人数[14] 年間売上収入 ユースチームの保有
B1 5000人以上[注 2] 1億円以上[注 3]
B2 3000人以上[注 2] 1億円以上
B3リーグ(参考) - - -
  • 明確な理念を定める[7]
  • チーム名に地域名を加える[7]
    • 企業名をチーム名に使用してもよいが、2015-16シーズン[注 4]から引き続き使用する場合、かつクラブの公式文書およびwebサイトで使用する場合に限る[15]
  • ホームタウン(活動地域)を設定する[7]
  • ホームアリーナおよび練習場を確保する[7]
  • ファンクラブや後援会などの支援団体を保有する[7]
  • 債務超過に陥っていない[7]、かつ3期連続で赤字を計上していない[13]
  • ライセンスの有効期間は1年とする。翌シーズンも参加する場合は前年11月末までに申請する[13]
  • 基準を満たさなかったクラブは、成績に関わらずB3リーグに降格する。ただし債務超過または3期連続の赤字の場合は原則としてBリーグからの除名・退会となる[13]

2018-19シーズンについては、日本社会人バスケットボール連盟の設立に伴い、2017年11月に開催の「日本社会人バスケットボール選手権プレ大会」に出場したクラブを対象としてB3リーグへの参入審査を行う(ただし、和歌山トライアンズについては左記大会の出場有無に関わらず審査対象とする)。2019-20シーズン以後は、日本社会人バスケットボール連盟が推薦したクラブを対象としてB3昇格の審査を行うとしている。

2017-18シーズンより、翌年度シーズンのB1に昇格する場合の案件として、従来の成績面(上位2チームが自動昇格。3位はB1の16位との入れ替え戦)に加え、1試合平均の観客動員が1500人未満である場合はB1昇格権利を喪失(この場合でも次点チームの繰り上げはない)とするルールが定められた。

大会方式

シーズン開催

B1とB2の大会方式は以下の通り[16]

レギュラーシーズン(リーグ戦、2017-18シーズンより)
B1とB2はいずれも18クラブを6クラブ×3地区に分ける。
  • 地区は、ホームアリーナの所在地を基準とし、
    • 1. 総務省の都道府県コード順
    • 2. 同一都道府県内の市では、東から順
    • 3. 同一の政令指定都市内の政令区では、北から順
    • 4. 上記まで同一の場合は、クラブ名の五十音順

に、1~6番目を東地区、7~12番目を中地区、13~18番目を西地区とする。

以下の組み合わせで各クラブとも60試合のレギュラーシーズンを戦う。

  • 自地区のクラブ×6試合(計30試合)
  • 他地区の全12クラブ×2試合+6試合(24+6=計30試合)

2016-17シーズンは

  • 自地区の3クラブ×8試合+同2クラブ×6試合(24+12=計36試合)
  • 他地区の全12クラブ×2試合(計24試合)

で行われた。

毎週末の同一カード・同一会場での2連戦を原則とし、これを1節と数える[注 5]。この為、一方のホームのみで対戦するカードが発生する。
順位は勝率の高い順、ただし勝率が並んだ場合は以下の順で決定する。
  1. 直接対決の勝率
  2. 直接対決の得失点差
  3. 直接対決の1試合平均得点
  4. リーグ戦全日程の得失点差
  5. リーグ戦全日程の1試合平均得点
  6. 抽選
Bリーグチャンピオンシップ
B1の優勝クラブは以下の8クラブによるプレーオフで決定する。
  • 各地区の上位2クラブ(計6クラブ)。
  • 各地区の3位以下のうち上位2クラブ(ワイルドカード)[注 6]
    • 「-1」・「-2」・「-3」は1位同士・2位同士での順位。
  QUARTERFINALS(準々決勝) SEMIFINALS(準決勝) FINALS(決勝)
                             
 地区1位-1     1  
 ワイルドカード下位     8  
   1対8の勝者     A  
   4対5の勝者     B  
 地区2位-1     4
   地区2位-2     5  
     A対Bの勝者  
   C対Dの勝者  
   地区1位-3     3  
 地区2位-3     6  
   3対6の勝者     C
   2対7の勝者     D  
 地区1位-2     2
   ワイルドカード上位     7  
  • 準々決勝・準決勝はレギュラーシーズンにおける上位クラブのホームによる2連戦とし、1勝1敗の場合は別の日(原則第2戦の翌日)にフルタイムの第3戦を行い勝者を決定する。
  • 第3試合で同点の場合、決着が付くまで延長戦を行う。
  • 3位決定戦は行わない。
  • ファイナルは2戦先勝。日本生命保険がタイトルスポンサーとなり、「日本生命B.LEAGUE FINALS」として行われる。
  • 以下は2016-17・2017-18シーズンまでのルールである。
    • 第2試合を終わって1勝1敗の場合、第2試合終了後に5分ハーフの「第3試合(特別ルールあり)」を行っていた。
    • 決勝は中立地での一発勝負とし、そのうえで同点の場合は決着が付くまで延長戦を行う。
B2プレーオフ
B2の優勝クラブは、各地区1位と各地区1位以外で最上位のクラブ(ワイルドカード)によるプレーオフで決定する。
  • 全試合において、レギュラーシーズンにおける上位クラブのホームによる2連戦とし、1勝1敗の場合は、別の日(原則第2戦の翌日)にフルタイムの第3戦を行い勝者を決定する。
    • 2016-17・2017-18シーズンは、第2試合終了後に5分ハーフの「第3試合(特別ルールあり)」を行っていた(現行のB1チャンピオンシップと同様)。
    • 2016-17シーズンは、決勝および3位決定戦は中立地での一発勝負であった。
  • 第3試合で同点の場合、決着が付くまで延長戦を行う。
  • 上記のプレーオフは、B1ライセンスの有無に関わらず実施される。
B1・B2間におけるクラブの入れ替え
B2の上位3クラブがいずれもB1ライセンスを所持している場合はB1の下位2クラブがB2に降格、B2の上位2クラブがB1に昇格する。B1の16位とB2の3位とが「B1・B2入れ替え戦(中立地での一発勝負)」を行い、この勝者が翌シーズンのB1に参加する。
  • B2上位の順位はB2プレーオフ結果に則る。
  • B1下位の順位は年間勝率の下位4クラブが参加する「B1残留プレーオフ(下記)」で決定する。
  • 1回戦はレギュラーシーズンにおける上位クラブのホームによる2連戦とし、1勝1敗の場合は第2試合終了後に5分ハーフの「第3試合(特別ルールあり)」を行う。
  • 2回戦は中立地での一発勝負とする。
  • 第2試合および決勝で同点の場合、決着が付くまで延長戦を行う。
  • 下記の取り扱いは、B2の上位3クラブがいずれもB1ライセンスを所持している場合のもの。
  • 1回戦の敗者はB2へ降格する(3位決定戦は行わない)。
  • 2回戦の勝者はその時点でB1への残留が決まる。敗者は入れ替え戦へ進む。
  • B1のクラブのいずれかがB1ライセンス不交付となり、B2以下に降格が決まった場合は、下記のように残留プレーオフが行われる[17]
  • B1ライセンス不交付となったクラブを除いた17クラブの中での下位2クラブによる1回戦のみを行う。通常の残留プレーオフ1回戦と同じく、上位クラブのホームによる2連戦とし、1勝1敗の場合は第2試合終了後に5分ハーフの「第3試合(特別ルールあり)」を行う。
  • 敗者はB2へ降格し、勝者は入れ替え戦へ進む。
  • B2の上位3クラブのいずれかがB1ライセンスを所持していない場合は、下記のように残留プレーオフ・入れ替え戦が行われる。
  • B2の3位がライセンス無しの場合、残留プレーオフ2回戦の結果に関わらず2回戦進出の両クラブが残留(B2の3位決定戦がライセンス有りと無しの対戦の場合、2回戦は実施される。ライセンス無し同士の対戦の場合は2回戦は実施しない)。
  • B2の1位または2位がライセンス無しで3位もライセンス無しの場合、残留プレーオフ2回戦は1回戦敗者同士の対戦となり、勝者残留・敗者降格。入れ替え戦は実施せず。
  • B2の1位または2位がライセンス無しで3位がライセンス有りの場合、残留プレーオフ2回戦は1回戦敗者同士の対戦となり、勝者は入れ替え戦出場・敗者降格。
  • B2の1位と2位両方がライセンス無しで3位がライセンス有りの場合、残留プレーオフ2回戦は1回戦敗者同士の対戦となり、勝者残留・敗者は入れ替え戦出場。
  • B2の1位から3位がいずれもライセンス無しの場合、昇降格は行われない。
  • B1ライセンスを喪失しB1から自動降格するクラブがある場合、残留プレーオフ勝者を16位、敗者を17位として上記に当てはめる。B2の1位と2位両方がライセンスなしの場合、ライセンスありの最上位クラブが自動昇格となる。
B2・B3リーグ間におけるクラブの入れ替え[18]
B3リーグから推薦されたクラブがBリーグ準加盟かつB2ライセンスを所持している場合に限り、同クラブとB2の最下位とによる「B2・B3入れ替え戦(中立地での一発勝負)」を行い、この勝者が翌シーズンのB2に参加する[19][20]
  • B1/B2のクラブのいずれかがB2以上のライセンス不交付となりB3への降格が決まった場合[17]
  • B2ライセンスを保有するクラブで最上位のクラブがB2に自動昇格する。B2ライセンスを保有するクラブで第2位のクラブが総合3位以内に入っている場合はそのクラブが入れ替え戦に出場する。
天皇杯への出場
  • 天皇杯への出場枠については、2017年初の第92回大会については、B1リーグのうち2016-17年シーズン(第1回)の第10節終了時においての各ディビジョン上位4クラブ、合計12クラブ[21] がBリーグ代表として出場する権利が与えられ、それ以外のBリーグ(B3含む)については出場権が付与されなかった。
  • 第93回大会は大会が拡大されるのに伴い、B1全クラブが3次ラウンドより、B2全クラブが2次ラウンドより、B3クラブが1次ラウンドよりの出場となった。
  • しかし第94回大会はB1全クラブは2次ラウンドからの出場となったが、B2・B3のクラブは出場権が付与されなかった。
  • 第95回大会は見直され、B1全クラブとB2前年上位5クラブが2次ラウンドから、B3クラブが1次ラウンドからの出場となった。

表彰規定

放送・配信

※2022年9月20日現在[22]

試合中継

チャンネル/配信サービス 放送局/配信元 備考
バスケットLIVE バスケットLIVE 2018-19シーズンから配信開始
2016-17シーズン・2017-18シーズンはスポナビライブで配信[23]
スポーツナビ スポーツナビ
NHK BS1NHK総合 日本放送協会
BS12 トゥエルビ ワールド・ハイビジョン・チャンネル
BSJapanext ジャパネットブロードキャスティング
J SPORTS・J SPORTSオンデマンド J SPORTS 2016-17シーズンから放送開始[24]
Hulu Hulu 2020-21シーズンから配信開始[25]
バスケットLIVE for Amazon Prime Video Amazon Prime Videoチャンネル 2019-20シーズンから配信開始[26]

関連番組

番組名 放送局/配信元 備考
B.WEEK!!リターンズ特別編 バスケットLIVE
B MY HERO! スポーツナビ 2020-21シーズンから配信開始[27]
熱血バスケ NHK BS1

音楽

公式アンセム

シーズン 曲名 アーティスト名 備考
2016- BREAK THE BORDER PKCZ® [28]

公式テーマソング

シーズン 曲名 アーティスト名 備考
2016-17 Take-A-Shot! feat. PKCZ® ShuuKaRen 開幕戦テーマソング[28]
【パラレル・シンクロニシティ】produced by m-flo チャンピオンシップ2016-17 テーマソング[29]
2017-18 BREAKOUT FlowBack [30]
2018-19 B-THE ONE SPYAIR [31]
2019-20 JAM fo' freedom (SASUKE Remix) 久保田利伸 + SASUKE + RUN THE FLOOR [32]
2020-21 FIGHT DUB CLUB ALI feat. J-REXXX, RUEED [33]
2021-22 Win / Lose Survive Said The Prophet [34]
2022-23 Insane(B.LEAGUE Version) 岡崎体育 feat. 木村昴 & アイクぬわら [35]

協賛団体

※2022年10月01日現在[36]

協賛カテゴリー 社名 契約年 備考
トップパートナー ソフトバンク 2016年 [37][38]
パートナー 富士通 2016年 オフィシャルICTパートナー[39][40]
日本郵便 2019年 [41]
カシオ計算機 2016年 オフィシャルタイムキーパー[42]
サポーティング
カンパニー
ソニー・ミュージックエンタテインメント 2016年 エンタテインメントパートナー(2016年 - 2020年)[28]
朝日新聞社 2017年 [43]
日本経済新聞社 2020年 [44]
大塚製薬 2020年 [45]
乃村工藝社 2019年 [46]
EY 2022年 [47]
日本生命保険 2021年 B.LEAGUE FINALS特別協賛[48]
Yahoo! JAPAN 2018年 [49]
サプライヤー モルテン 2016年 オフィシャルボールサプライヤー[50]
チャンピオン 2016年 レフェリーウェアサプライヤー[51]20-21までヘインズブランズ ジャパン名義[52]
オフィシャルコミュニケーションパートナー LINE 2021年 [53]
スポーツ振興パートナー 日本スポーツ振興センタースポーツくじ〔WINNER〕 2022年

歴代協賛団体

協賛カテゴリー 社名 契約期間 備考
サポーティング
カンパニー
ぴあ 2016年 - 2022年 [54]
ハウスメイトパートナーズ 2019年 - 2022年 [55]

沿革

2010年代

2015年(平成27年)

  • 4月1日 - JPBLが一般社団法人として設立される。
  • 4月3日 - B1・B2およびB3リーグへ参加するクラブの受け付けが始まる。
  • 4月28日 - この日までに全47クラブが参加の申請を終えた。
  • 6月2日 - 43クラブの初年度からの参加が承認される。和歌山トライアンズは入会を保留され、ライジング福岡広島ライトニングおよび大分・愛媛ヒートデビルズは同月15日までに各県協会の支援文書を提出するよう求められた。
  • 6月15日 - 支援文書の(本来の)提出期限。同日に福岡と大分が支援文書を提出した。
  • 6月17日 - 広島ライトニングが仲裁申し立てを取り下げる。JPBLは県協会に再度支援の検討を要望し、最終判断を待って入会の可否を決めるとした。
  • 7月16日 - 広島県協会が広島ライトニングへの支援拒否の方針を変更しなかった為、同クラブの入会を承認しないと決める。これにより、初年度に参加するクラブの数が45で確定した。
  • 7月30日 - 振り分けの決まった20クラブが発表される。
  • 8月21日 - 川淵が、B1の参加クラブ数が18に決定したと明らかにする。
  • 8月29日 - 所属先の決まっていなかったクラブの振り分けが発表される。
  • 9月13日 - NBL×TKbjリーグ DREAM GAMESに協力する。
  • 9月15日 - リーグの正式名称が発表される。大河正明がJPBLのチェアマンに就任する。
  • 11月4日 - 選手の年俸規定が決まる。
  • 12月2日 - 大会方式が決まる。

2016年(平成28年)

  • 1月6日 - 選手登録規定が発表される。
  • 2月18日 - 前園真聖が自身のブログで、Bリーグ「特命広報部長」への就任を発表する。
  • 3月9日 - 選手統一契約書の導入を決定する。
  • 3月10日 - ソフトバンクのトップパートナー(メインスポンサー)就任が決まる。
  • 3月18日 - JPBLが公益社団法人に認定される。
  • 3月28日 - 日本トップリーグ連携機構への加盟を承認される[56]
  • 4月1日 - JPBLが自由交渉選手リストの公示を始める[57]
  • 4月6日 - B1・B2に参加するクラブのチーム名・呼称・略称が発表される[15]
  • 5月11日 - B1・B2に参加するクラブのホームアリーナが発表される[58]。併せて財政支援規定も設けると発表される[59]
  • 5月23日 - B1・B2の試合球が発表される[60]
  • 5月24日 - 初年度におけるB1の開幕戦の要項が発表される。
  • 6月1日 - B1、B2の各クラブに配分金が支給されると発表される[61]
  • 6月10日 - 初年度におけるB1・B2の試合日程が発表される[62]
  • 8月14日 - NBAデベロップメント・リーグのトライアウトに選手3人を派遣する[63]
  • 8月24日 - 国立代々木競技場第二体育館熊本地震復興支援マッチ「がんばるばい熊本 B.LEAGUEチャリティーマッチ」を開催する[64][65]
  • 9月1日 - JBAと合同で事業会社「B.MARKETING株式会社」を設立する[66]
  • 9月4日 - 金沢武士団およびライジングゼファーフクオカのJPBLへの準加盟を承認、埼玉ブロンコスと東京八王子トレインズを継続審議とする[19]
  • 9月7日 - カシオ計算機がオフィシャルタイムキーパーに[67]ソニー・ミュージックエンタテインメントがエンタテインメントパートナーにそれぞれ決定する[68]
    • ShuuKaRen『Take-A-Shot! feat. PKCZ®』が「B.LEAGUE 2016-17 SEASON開幕戦テーマソング」に、PKCZ®「BREAK THE BORDER」が「B.LEAGUE公式アンセム」にそれぞれ決定する[69]
  • 9月21日 - 富士通がICTサービスパートナーに決定する[70][71]
  • 9月22日 - B1のレギュラーシーズンが始まる。
  • 9月24日 - B2のレギュラーシーズンが始まる。
  • 10月5日 - 表彰規定が承認される[72][73]

2017年(平成29年)

2018年(平成30年)

2019年(平成31年 / 令和元年)

2020年代

2020年(令和2年)

  • 8月25日 - Jリーグと業務提携を結ぶ。Jリーグ内のグループ会社「株式会社Jリーグ」に「B.LEAGUEプロダクション」部門を設置し、試合の公式映像制作を同社に委託する[80]

2021年(令和3年)

  • 10月12日 - Bリーグ理事会で、2026-27シーズン以後のBリーグの改組構想の一環として「B3リーグ」を将来的に同一法人化する方針を決定[81][82]
  • 12月1日 - 東アジアスーパーリーグとパートナーシップ契約を締結[83]

2022年(令和4年)

  • 9月13日 - 2022-23シーズンからスポーツくじが導入されるのに伴い、公正中立やSNS上での誹謗中傷対策の観点から、欠場選手を試合開始20分前までにクラブのSNSで公表することを発表した[84]

歴代大会結果

B1

年度 チャンピオンシップ 地区優勝
総合優勝 準優勝 東地区 中地区 西地区
2016-17 栃木(1) 川崎 栃木(1) 川崎(1) 三河(1)
2017-18 A東京(1) 千葉 千葉(1) 三河(2) 琉球(1)
2018-19 A東京(2) 千葉 千葉(2) 新潟(1) 琉球(2)
2019-20 ポストシーズン中止 A東京(1) 川崎(2) 琉球(3)
2020-21 千葉(1) 宇都宮 宇都宮(2) --- 琉球(4)
2021-22 宇都宮(2) 琉球 千葉(3) --- 琉球(5)

B2

年度 プレーオフ 地区優勝
総合優勝 準優勝 3位 東地区 中地区 西地区
2016-17 西宮(1) 島根 広島 群馬(1) 西宮(1) 島根(1)
2017-18 福岡(1) 秋田 熊本 秋田(1) FE名古屋(1) 福岡(1)
2018-19 信州(1) 群馬 島根 群馬(2) 信州(1) 熊本(1)
2019-20 ※ポストシーズン中止 仙台(1) 信州(2) 広島(1)
2020-21 群馬(1) 茨城 越谷 群馬(3) --- 西宮(2)
2021-22 FE名古屋(1) 仙台 香川 FE名古屋(2) --- 香川(1)

入れ替え

年度 B1 ←B1昇格 B2降格→ B2 ←B2昇格 B3降格→ B3
2016-17 西宮
島根
仙台
秋田
金沢
福岡
東京EX
鹿児島
2017-18 秋田
福岡
西宮
島根
八王子 岩手
2018-19 島根 福岡 東京EX
越谷
八王子
金沢
2019-20 信州
広島
- 佐賀 東京EX
2020-21 群馬
茨城
- - -
2021-22 FE名古屋
仙台
- 長崎
A千葉
-

クラブ一覧

正会員クラブ

2022-23シーズン

  • クラブの表記順は「ホームタウンの全国地方公共団体コード → チーム名の五十音」
  • 「加盟年度」 - Bリーグに加盟した初年度のシーズン
  • 「旧所属」 - Bリーグ開始前年度の2015-16シーズン時点での所属先
地域 チーム名
(呼称)
略称 カテゴリ
・地区
ホームタウン
(ホームアリーナ)
加盟
年度
旧所属 備考
北海道 レバンガ北海道
Levanga Hokkaido
北海道  B1 ・東 北海道札幌市
北海きたえーる
2016-17 NBL
東北 青森ワッツ
Aomori Wat's
青森  B2 ・東 青森県青森市
マエダアリーナ
2016-17 TKbjリーグ
仙台89ERS
Sendai 89ERS
仙台  B1 ・東 宮城県仙台市
ゼビオアリーナ仙台
2016-17 TKbjリーグ
秋田ノーザンハピネッツ
Akita Northern Happinets
秋田  B1 ・東 秋田県秋田市
CNAアリーナ★あきた
2016-17 TKbjリーグ
パスラボ山形ワイヴァンズ
(山形ワイヴァンズ)
Yamagata Wyverns
山形  B2 ・東 山形県天童市
山形県総合運動公園
2016-17 NBDL
福島ファイヤーボンズ
Fukushima Firebonds
福島  B2 ・東 福島県郡山市
宝来屋 郡山総合体育館
2016-17 TKbjリーグ
関東 茨城ロボッツ
Ibaraki Robots
茨城  B1 ・東 茨城県水戸市
アダストリアみとアリーナ
2016-17 NBL
宇都宮ブレックス
Utsunomiya Brex
宇都宮  B1 ・東 栃木県宇都宮市
ブレックスアリーナ宇都宮
2016-17 NBL
群馬クレインサンダーズ
Gunma Crane Thunders
群馬  B1 ・東 群馬県太田市
太田市運動公園市民体育館
2016-17 TKbjリーグ
越谷アルファーズ
Koshigaya Alphas
越谷  B2 ・東 埼玉県越谷市
越谷市立総合体育館
2019-20 NBDL 2018-19は準加盟
アルティーリ千葉
Altiri Chiba
A千葉  B2 ・東 千葉県千葉市
千葉ポートアリーナ
2022-23 - 2021-22は準加盟
千葉ジェッツふなばし
(千葉ジェッツ)
Chiba Jets
千葉J  B1 ・東 千葉県船橋市
船橋アリーナ
2016-17 NBL
アースフレンズ東京Z
Earthfriends Tokyo Z
東京Z  B2 ・東 東京都大田区
大田区総合体育館
2016-17 NBDL
アルバルク東京
Alvark Tokyo
A東京  B1 ・東 東京都渋谷区
国立代々木競技場第一体育館
2016-17 NBL
サンロッカーズ渋谷
Sunrockers Shibuya
SR渋谷  B1 ・中 東京都渋谷区
青山学院記念館
2016-17 NBL
川崎ブレイブサンダース
Kawasaki Brave Thunders
川崎  B1 ・中 神奈川県川崎市
川崎市とどろきアリーナ
2016-17 NBL
横浜ビー・コルセアーズ
Yokohama B-Corsairs
横浜BC  B1 ・中 神奈川県横浜市
横浜国際プール
2016-17 TKbjリーグ
中部 新潟アルビレックスバスケットボール
(新潟アルビレックスBB)
Niigata Albirex BB
新潟  B1 ・中 新潟県長岡市
シティホールプラザ アオーレ長岡
2016-17 TKbjリーグ
富山グラウジーズ
Toyama Grouses
富山  B1 ・中 富山県富山市
富山市総合体育館
2016-17 TKbjリーグ
信州ブレイブウォリアーズ
Shinshu Brave Warriors
信州  B1 ・中 長野県長野市
ホワイトリング
2016-17 TKbjリーグ
三遠ネオフェニックス
San-en Neophoenix
三遠  B1 ・中 愛知県豊橋市
豊橋市総合体育館
2016-17 TKbjリーグ
シーホース三河
Seahorses Mikawa
三河  B1 ・中 愛知県刈谷市
ウィングアリーナ刈谷
2016-17 NBL
豊通ファイティングイーグルス名古屋
(ファイティングイーグルス名古屋)
Fighting Eagles Nagoya
FE名古屋  B1 ・西 愛知県名古屋市
名古屋市枇杷島スポーツセンター
2016-17 NBDL
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
Nagoya Diamond Dolphins
名古屋D  B1 ・西 愛知県名古屋市
ドルフィンズアリーナ
2016-17 NBL
近畿 滋賀レイクスターズ
(滋賀レイクス)
Shiga Lakes
滋賀  B1 ・西 滋賀県大津市
ウカルちゃんアリーナ
2016-17 TKbjリーグ
京都ハンナリーズ
Kyoto Hannaryz
京都  B1 ・西 京都府京都市
京都市体育館
2016-17 TKbjリーグ
大阪エヴェッサ
Osaka Evessa
大阪  B1 ・西 大阪府大阪市
おおきにアリーナ舞洲
2016-17 TKbjリーグ
西宮ストークス
Nishinomiya Storks
西宮  B2 ・東 兵庫県西宮市
西宮市立中央体育館
2016-17 NBL
バンビシャス奈良
Bambitious Nara
奈良  B2 ・西 奈良県奈良市
ロートアリーナ奈良
2016-17 TKbjリーグ
中国 島根スサノオマジック
Shimane Susanoo Magic
島根  B1 ・西 島根県松江市
松江市総合体育館
2016-17 TKbjリーグ
広島ドラゴンフライズ
Hiroshima Dragonflies
広島  B1 ・西 広島県広島市
広島サンプラザホール
2016-17 NBL
四国 香川ファイブアローズ
Kagawa Five Arrows
香川  B2 ・西 香川県高松市
高松市総合体育館
2016-17 TKbjリーグ
愛媛オレンジバイキングス
Ehime Orange Vikings
愛媛  B2 ・西 愛媛県松山市
松山市総合コミュニティセンター
2016-17 TKbjリーグ
九州 ライジングゼファーフクオカ
(ライジングゼファー福岡)
Rizing Zephyr Fukuoka
福岡  B2 ・西 福岡県福岡市
照葉積水ハウスアリーナ
2017-18 TKbjリーグ 2016-17は準加盟
佐賀バルーナーズ
Saga Ballooners
佐賀  B2 ・西 佐賀県佐賀市
SAGAプラザ
2020-21 - 2019-20は準加盟
長崎ヴェルカ
Nagasaki Velca
長崎  B2 ・西 長崎県長崎市
長崎県立総合体育館
2022-23 - 2021-22は準加盟
熊本ヴォルターズ
Kumamoto Volters
熊本  B2 ・西 熊本県熊本市
熊本県立総合体育館
2016-17 NBL
琉球ゴールデンキングス
Ryukyu Golden Kings
琉球  B1 ・西 沖縄県沖縄市
沖縄アリーナ
2016-17 TKbjリーグ

準加盟クラブ

地域 チーム名 略称 ホームタウン
(ホームアリーナ)
承認
年度
旧所属 備考
東北 岩手ビッグブルズ
Iwate Big Bulls
岩手 岩手県盛岡市
盛岡タカヤアリーナ
2018-19 TKbjリーグ
関東 さいたまブロンコス
The Saitama Broncos
埼玉 埼玉県さいたま市所沢市
浦和駒場体育館
2016-17 TKbjリーグ
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ
Tokyo United Basketball Club
東京U 東京都江東区
東京有明アリーナ
2022-23 -
立川ダイス
Tachikawa Dice
立川 東京都立川市
アリーナ立川立飛
2022-23 -
東京八王子ビートレインズ
(八王子ビートレインズ)
Tokyo Hachioji Bee Trains
八王子 東京都八王子市
エスフォルタアリーナ八王子
2016-17
2022-23
NBDL 2019-20シーズンに準加盟失格となり、承認が取り消されている。
横浜エクセレンス
Yokohama Excellence
横浜EX 神奈川県横浜市
横浜武道館
2020-21 NBDL
中部 岐阜スゥープス
Gifu Swoops
岐阜 岐阜県岐阜市
OKBぎふ清流アリーナ
2021-22 クラブ連盟
ベルテックス静岡
Veltex Shizuoka
静岡 静岡県静岡市
静岡市中央体育館
2019-20 -
中国 トライフープ岡山
Tryhoop Okayama
岡山 岡山県岡山市津山市
ジップアリーナ岡山
2019-20 -
山口ペイトリオッツ
Yamaguchi Patriots
山口 山口県宇部市
俵田翁記念体育館
2022-23 -
九州 鹿児島レブナイズ
Kagoshima Rebnise
鹿児島 鹿児島県鹿児島市
西原商会アリーナ
2017-18 NBDL

かつて参加したクラブ

成績でB3へ降格

地域 チーム名 略称 ホームタウン 参加
年度
降格
年度
旧所属 備考
東北 岩手ビッグブルズ
Iwate Big Bulls
岩手 岩手県盛岡市 2016-17 2017-18 TKbjリーグ
関東 東京八王子ビートレインズ
Tokyo Hachioji Bee Trains
八王子 東京都八王子市 2018-19 2018-19 NBDL 2020年1月に経営面の問題があり、Bリーグ準加盟資格失格[85]

ライセンス不交付によりB3へ参加

地域 チーム名 略称 ホームタウン 参加
年度
降格
年度
旧所属 備考
関東 横浜エクセレンス
Yokohama Excellence
横浜EX 神奈川県横浜市 2016-17 2016-17
2019-20
NBDL ホームアリーナの要件を満たせずB2ライセンスが不交付となり2017-18よりB3へ。
その後、新たなホームアリーナの建設が決まり2018-19にB2ライセンスが交付、2019-20にB2へ昇格。
しかし、建設計画が白紙になり再びホームアリーナの要件を満たせず、B2ライセンスが不交付となり2020-21よりB3へ。
2021年7月にホームタウンを東京都板橋区から神奈川県横浜市へ移転。
2020-21まで「東京エクセレンス」。
中部 金沢武士団
Kanazawa Samuraiz
金沢 石川県金沢市 2017-18 2018-19 TKbjリーグ 3期連続で当期純損失を計上したため
B2ライセンスが不交付となり2019-20よりB3へ。
九州 鹿児島レブナイズ
Kagoshima Rebnise
鹿児島 鹿児島県鹿児島市 2016-17 2016-17 NBDL 運営団体の経営悪化により
B2ライセンスが不交付となり2017-18よりB3へ。

参加を認められなかったクラブ

  • 以下の2クラブは、2016-17シーズンへの参加を申請したが認められなかった。
地域 チーム名 都道府県 旧所属 備考
近畿 和歌山トライアンズ
Wakayama Trians
和歌山県 - 「クラブが実質的に存在していない」と判断されたため入会不可[9]
現在は地域リーグ所属としてB3リーグ参入を目指している
中国 広島ライトニング
Hiroshima Lightning
広島県 TKbjリーグ 広島県バスケットボール協会からの支援文書の提出がないため入会不可
その後クラブは活動休止

クラブの財政

  • B1・B2に所属する各クラブに観客動員・日本代表選手の数・SNSの反響などに応じた配分金が支給される[61]
  • 資金不足に陥ったクラブへの財政支援規定を設ける[注 7]。配分金を前倒しで受け取ることもできるようにする[59]

ライセンス

選手

選手契約および登録に関する概要[86]

  • 登録できる選手は1クラブにつき10人以上13人以内とする。
  • 外国籍選手は3名まで、帰化選手は1名まで。帰化を申請している選手は外国籍選手として扱う。
    • 尚、下記の場合は日本人扱いとなる。
      • 日本で出生または出育し、日本で義務教育を修了した選手
      • 両親の片方が日本人である選手(日本で義務教育を修了していなくてもよい)
  • 上記登録枠とは別に、特別指定選手を2名まで登録できる。
    • 特別指定選手は、前シーズンの4月1日時点で22歳未満かつ日本国籍を有する選手とする。
  • 上記登録枠とは別に、ユース育成特別枠選手を2名まで登録できる(2022-23シーズンより)。
    • ユース育成特別枠選手は、自クラブのBユース(U15/U18)に所属中で、前シーズンの4月1日時点で満18歳の誕生日を迎えておらず、日本国籍を有し、所属中のBユースチーム(U15/U18)へのTeam JBAの選手登録が3ヶ月以上である選手とする。なお、Bリーグ独自のルールの為、天皇杯などJBA開催の大会では導入されない[87]
  • 「オンザコート(同時に出場できる外国籍選手・帰化選手の人数)」ルールを導入する[16][88]。クォーター毎の外国籍選手の人数枠パターンを0・1・2のいずれかに設定する。
    • B1・B2 - 2018-19シーズンからルールが変更されオンザコートは各クォーター2名常時出場可能さらに帰化選手も1名常時出場可能
  • 選手の最低年俸はB1では300万円、B2では240万円とする。
    • B1・B2とも、新人選手の年俸上限は460万円[注 8]とする。
  • トレード
    • Bリーグはトレード制度を導入していない。

審判

  • 審判はJBA公認S級審判ライセンス[注 9]を保有する者に限定する[89][90]
  • ビデオ判定の導入を検討する[91]。活用は審判員が、試合の行方を左右するようなプレーの確認に限られ、選手・コーチなどにビデオ判定の請求権はない[92]
  • 2017-18シーズン以降、審判員への提訴を禁止する[93]
  • 2022-23シーズンより、チャレンジ制度を導入。B1でのみヘッドコーチが各試合1度だけ行使可能[94]

育成大会

U18

  • BリーグU18リージョナルリーグ
  • BリーグU18チャンピオンシップ
  • BリーグU18エリート6リーグ
  • BリーグU18インターナショナルカップ

U15

将来構想

2021年7月1日、Bリーグが発足して10周年となる2026年シーズンに向けた将来構想のサイトが開設された[95]。これは6月22日に発表されたもので[96]、新しいBリーグの将来構想は国内プロスポーツ全体の発展を牽引することを目的とし、「毎試合満員」、「毎日Bリーグ開催」、「真のアリーナエンタメ」を目標とし、「国内外の有望な選手がプレーする高いレベルの環境」、「世界基準の競技力を誇り、国際大会でも活躍するクラブの誕生」を実現し、やがてNBAに次ぐ、世界第2位のリーグを目指している。

ビジョン

ファン 快適な観戦環境
質の高いエンターテイメントの享受
地域 交流人口増による地域活性
地域課題解決
選手 待遇・環境の向上
多くの観客の前でプレーすることによるモチベーション向上
子供達 憧れを抱く選手の輩出
育成世代のプレー環境整備
パートナー パートナーの事業への貢献
新たなエンターテイメントの共同開発
クラブ 長期的な成長戦略
人材への投資、働く環境の整備

リーグが長期的に成長し、関わる人々が幸せにする存在を目指すため、クラブが地域活動に投資できる経営力をつけることが不可欠[97]。リーグの将来構想により、クラブは長期的視野で成長のための投資を行うことが可能となり、アリーナ計画の推進につながるとともに、地域活性や社会課題解決にも取り組みやすくなる。

現行の制度のもとでは、高いレベルで事業・競技を両立し順調に成長するクラブが現れる一方で、昇降格リスクがあるためチーム投資が優先されてしまい、事業投資がままならないクラブも多く存在する。新制度はより高いレベルで事業力・競技力の拮抗を図るための「基準の引き上げ」、事業投資ができる環境を整え安定的な成長を促すための「昇降格の撤廃」により、クラブがより一層、事業にフォーカスできる環境を作る。

フォーマット

クラブが事業投資ができる環境を整え安定的な成長を促すため、新B1リーグは単年度の競技成績による昇降格を廃止し、エクスパンション型のリーグへ移行する[98]。また新B1のクラブ数には上限がなく、基準を満たしたクラブは2027年以降も順次、参入が可能である。なお、2026年シーズン開幕時は原則最大18クラブを想定している。

こうした制度のもとで、クラブは長期的視野で成長のための投資を行うことが可能となり、アリーナ計画の推進につながるともに、地域活性や社会課題解決にも取り組みやすくなる。また、B1・B2とB3で分かれているリーグ運営法人を将来構想においては一本化し、新B1から新B3までが一体のプロリーグとして発展を目指す。

新Bリーグの階級構造

リーグ 概要 各ディビジョンのクラブが目指す姿
新B1
(仮称)
地域・日本を代表し、
世界と伍する“輝く”リーグ
世界基準の競技力・アリーナエンターテイメント
地域活性の中心
ビジネスのグローバル化(世界市場・アリーナ)
世界標準の経営力(20億~30億円の売上、20%以上の利益率・投資力)
新B2
(仮称)
地域に根差し、
世界と戦う準備をするリーグ
地域において普及・地域活性・社会課題解決ができている
現行のB1上位クラブと同等の経営力(8-10億円)
結果、アリーナや投資の機運を高め、新B1への挑戦準備ができている
新B3
(仮称)
プロ水準のリーグ 安定した経営ができるプロクラブ(経営安定、地域貢献)
クラブビジネスの基盤を築く(スポンサー、ファンベース)
いつでも新B1・新B2に昇格できる経営力をつける

レギュレーション

クラブが地域に貢献し、成長を続けるための要件は「入場者数」(事業の基盤)・「売上」(事業投資の裏付け)・「アリーナ」(成長の原動力)の3つであり、その基準を超えたクラブによる切磋琢磨で日本のバスケを盛り上げる。そして、その門戸は常に開いており、クラブがそれぞれの計画に沿って新B1を目指せるスタイルとなっている[99]

新B1ライセンスでは、売上基準が12億円に引き上げられるとともに(現行のB1は3億円)、新設アリーナ基準では、ハード面(スイートルームなど)、ソフト面(試合日設定など)の両方において、現行基準にない項目に加えて、また現行制度ではライセンス基準に含まれていない入場者数基準が新たに設けられる。

スケジュール

新B1の入会審査は2024年から、新B2、新B3の入会審査は2025年から毎年実施。新Bリーグ開幕後も、上位のディビジョンに参入する可能性もある。

入会基準

新B1だけではなく、新B2、新B3のクラブライセンス基準も引き上げる。新B3も完全プロリーグに移行し、新Bリーグ全体が事業力を高め、地域や競技に還元できる制度になる。

リーグ 入場者数 売上基準 アリーナ基準
新B1 4,000名 12億円 新設アリーナ基準充足
5,000席など
新B2 2,400名 4億円 現B1基準充足
3,000席など
新B3 - 2億円 現B2基準充足
3,000席など

審査は段階的に行われ、段階によって、またNEW Bリーグ開幕前と開幕後によって審査基準が変動する項目がある。

入会後の審査

入会後も毎年、入会時同様の基準に沿った審査を実施し、継続的な審査を行うことで、永続的に地域に貢献できるクラブとなれる仕組みを構築する。

また、複数年の基準未達があった場合には下位ディビジョンへの降格となる。

  • 新B1は3期連続で基準が達成できなかった場合
  • 新B2は2期連続の基準が達成できなかった場合

さらに、資金繰り等に重大な問題がある場合には3期または2期未達でなくても降格する場合もある。

不祥事・トラブル・問題

リーグ発足からの歴史はまだ浅いものの、多くの問題、不祥事、トラブルが見られる。

パワーハラスメント

  • 2019年8月8日、リーグは香川ファイブアローズヘッドコーチ (当時) である衛藤晃平が選手に対して飛び蹴り、平手打ちなどの暴力行為及び暴言などのパワハラ行為を行っていたとして1年間の資格停止処分を科した。2018年1月の時点でパワハラの告発があったにも関わらず、リーグやチームの杜撰な調査や、衛藤による暴力を否定する嘘の証言などもあり、リーグによる本格的な調査や、パワハラの事実関係認定は大きく遅れることとなった[100][101]
  • 2021年4月28日、2020-2021シーズンにて新潟アルビレックスBBヘッドコーチを務めた福田将吾が会見を行い、1月31日の試合を体調不良にて欠場[102]し以降の残りシーズンの復帰できなかった理由として、当時社長兼ゼネラルマネージャーを努めていた小菅学からのどう喝や暴言によるパワーハラスメントが理由であったと告白した[103]。チームは5日に謝罪会見を行ったが、パワハラの加害者である無期限の謹慎処分中を理由に小菅は出席せず、会長と営業本部長が対応するという異常事態が見られた[104]。また会見を行った時点では、小菅から福田への謝罪は行われていないことも判明している[104]。福田はヘッドコーチとしてチーム復帰を希望していた[103]が、6月23日、チームからの発表では福田からの辞意表明を受け、協議の結果、双方合意の上契約解除に至ったというリリースを発表している[105]。5月9日にはチームから小菅の社長辞任とGM解任が発表された[106]が、チーム内の組織体制の変更を理由に、GM職を廃止した上で、下部組織とトップチーム強化を統括する強化本部を新たに設け、その役職に小菅が強化本部長として就任することも同時に発表されている[106]。結果的には、パワハラ加害者である小菅はチームに残り、被害者の福田がチームを去るという、異常な幕引きとなった。
  • 2022年4月、熊本ヴォルターズ2020-2021シーズン中においてインジュアリーリスト制度の不正運用、および当時チームに所属していた選手に対するパワーハラスメント行為が発覚し、チームと取締役社長である西井辰朗(パワハラ発生当時は取締役社長兼GM)へリーグが制裁を課した[107][108]。また、その後西井は取締役社長を辞任した[107][108]が、辞任表明の会見にて丸刈りした上で謝罪を行うという振る舞いについては地元紙である熊本日日新聞から疑問視されている[109]

リーグ所属選手による代表活動期間中の売春行為

2018年アジア大会バスケットボール競技に日本代表として参加していた複数の選手 (4名) が、大会期間中に売春行為を働き、代表チームから追放される不祥事が起きた。この4選手はB.LEAGUEのクラブに所属している選手だった[110][111]

Bリーグチケット

2019年7月10日、B.LEAGUEはチケットシステムをリニューアルしたが、リニューアル後から不具合やシステムトラブルが相次ぎ、ブースターやファンから不満の声が多発。当時チェアマンを努めていた大河も謝罪した[112]

新型コロナウイルス感染対策の不備と強行開催

2020年2月26日、2月24日に示された新型コロナウイルス感染拡大についての国の専門家会議の見解を受け、B.LEAGUEは2月28日~3月11日にかけて開催を予定していたB1リーグ戦およびB2リーグ戦の開催延期を発表した[113]。一旦は延期となったものの、3月4日、延期対象試合の代替試合が発表され、11日には、14日以降の無観客での実施試合のスケジュールが発表された[114]。コロナ禍での開催強行や、リーグやクラブの感染対策の不備に不安を感じたジェフ・エアーズは自身の希望によって帰国したが、チームは毎日の体温検査など推奨された措置を一切取らず、リーグ側もスポンサーからの圧力で選手にプレーを強要し、選手の安全よりも、試合を強行開催することによる収益確保を優先させていたと述べている[115][116][117]。その後B.LEAGUEは新型コロナウイルス感染拡大による影響を考慮し、3月16日~17日にかけてリーグ側と選手会、各クラブで改めて議論を実施し、3月20日~4月1日にかけて開催するB1リーグ戦、B2リーグ戦の中止を決定した[118]

脚注

注釈

  1. ^ 2015-16シーズンから各リーグへ参加する予定のクラブを含む。
  2. ^ a b 立見席の総数は収容人数の10%以下とする[14]
  3. ^ 初年度は「2億5000万円以上」であったが、1部クラブで約5億円以上が見込まれるため変更された[12]
  4. ^ NBL、NBDLおよびTKbjリーグにおける最後のシーズン。
  5. ^ 2016-2017シーズンのB1は1試合のみの節が4つある。
  6. ^ 「地区3位同士の比較」ではない為、同地区の2クラブ(3・4位)がワイルドカードとなる可能性がある。
  7. ^ 1億円を上限とする。また融資を受けたクラブは、勝率計算時に勝利数を5つ減じた上で計算される[59]
  8. ^ Jリーグと同じ。
  9. ^ 2015-16シーズンまでのAA級ライセンス[89]

出典

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関連項目

外部リンク