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* [https://www.carp.co.jp/team22/member/p41.html 41 矢崎 拓也] - 広島東洋カープ公式サイト
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2023年1月27日 (金) 05:27時点における版

矢崎 拓也
広島東洋カープ #41
2019年3月12日 マツダスタジアム
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都中野区
生年月日 (1994-12-31) 1994年12月31日(29歳)
身長
体重
176 cm
95 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト1位
初出場 2017年4月7日
年俸 2800万円(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

矢崎 拓也(やさき たくや、旧姓:加藤〈かとう〉[要出典]1994年12月31日 - )は、東京都中野区出身[2]プロ野球選手投手)。右投右打。広島東洋カープ所属。

経歴

中野区立鷺宮小学校2年時に白鷺ヘロンズで野球を始め[3]、小学4年生から東京中野リトルに所属した。中野区立第八中学校在籍中は、杉並シニアで捕手を守った。その小中学時代にバッテリーを組んでいた投手はK-1グループでkrushを主戦場に活躍しているファイター堀井翼である。杉並シニア時代にはバッテリーで東京選抜に選ばれ活躍した。慶應義塾高等学校に進み、1年秋以降に投手に転向[4]。1年生からベンチ入りし、3年春からエースに。3年夏の神奈川大会では8強入りを果たした。

慶應義塾大学では1年春にリーグ戦デビュー。1年秋には球速150km/hを記録した。2年春には4勝して、チームの東京六大学野球リーグの優勝に貢献した[5]。4年秋には東京大学戦でノーヒットノーランを達成した。大学時代は先発、抑え共に経験し、大学通算24勝(12敗)を記録した。また、リーグの最優秀防御率を2度経験し、リーグ通算309奪三振、最速153km/hを記録している。2016年度NPBドラフト会議にて広島東洋カープから1位指名を受け、入団。また、同年11月5日に開催された明治神宮外苑創建90年記念奉納試合の東京六大学野球選抜にも選出された[6]

プロ入り後

2017年は、ジョンソンが咽頭炎で登録抹消されたことで、4月7日の東京ヤクルトスワローズ戦(マツダスタジアム)で先発としてプロ初登板[7]、9回一死でウラディミール・バレンティンに左前ヒットを打たれるまで無安打無得点の投球でプロ初勝利を挙げた[8]

2018年は、一軍での登板はなかった。シーズン前に結婚し[9]、シーズン終了後に登録名を「矢崎拓也」(やさき たくや)に変更することが発表された[10]

2019年は5試合に登板した。

2017年6月18日マツダスタジアムにて
2017年6月18日マツダスタジアムにて

2020年は、二軍では8試合1勝0敗防御率2.33を記録し奪三振はイニング数を大きく上回る内容だったが、一軍では6試合に登板で防御率9点台と結果を残せなかった。シーズンオフには背番号を41に変更した。

2022年は、3月29日の阪神戦で9回に4番手として登板。裏の攻撃でチームがサヨナラ勝ちを果たしたため5年ぶりとなる勝利を挙げた[11]。この年は47試合に登板して防御率は1.82と才能を開花させた年となった。オフには推定年俸2800万円と、プロ入り後初めてのプラス査定を得た。

選手としての特徴

先発、救援共にこなせる力投型右腕[2][12]。大学時代で直球の最速は153km/h[3][5]。変化球は、落差のあるフォーク[13]、スライダー[13]を操る。足を高く上げるフォームが特徴で、「慶大のライアン」の異名もある[4]。対戦したい打者は、慶大の先輩の横尾俊建山本泰寛だという[12]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2017 広島 7 5 0 0 0 1 3 0 0 .250 136 29.1 20 2 31 0 1 28 3 0 14 14 4.30 1.74
2019 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 40 8.0 10 2 6 0 0 11 0 0 5 5 5.63 2.00
2020 6 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 39 7.2 11 3 5 0 1 10 2 0 9 8 9.39 2.09
2021 4 1 0 0 0 0 0 0 0 ---- 34 7.0 7 1 7 0 0 6 0 0 9 9 11.57 2.00
2022 47 0 0 0 0 2 0 1 17 1.000 204 49.1 35 2 25 1 0 51 2 0 12 10 1.82 1.22
通算:5年 69 6 0 0 0 3 3 1 17 .500 453 101.1 83 10 74 1 2 106 7 0 49 46 4.09 1.55
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績



投手












2017 広島 7 0 6 0 1 1.000
2019 5 0 0 0 0 ----
2020 6 0 0 0 0 ----
2021 4 1 0 0 0 1.000
2022 47 1 6 1 0 .875
通算 69 2 12 0 1 .933
  • 2022年度シーズン終了時

記録

初記録
投手記録
打撃記録
  • 初打席:2017年4月7日、対東京ヤクルトスワローズ1回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に石川雅規から四球

背番号

  • 13(2017年 - 2020年)
  • 41(2021年 - )

登録名

  • 加藤 拓也(かとう たくや、2017年 - 2018年)
  • 矢崎 拓也(やさき たくや、2019年 - )

代表歴

脚注

  1. ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月14日閲覧。
  2. ^ a b 指名6選手の横顔 ドラフト会議 話題 カープ 中国新聞アルファ”. 中国新聞アルファ. 2016年12月18日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ a b 【広島1位】慶大・加藤拓 最速153キロ直球は「鉛玉」”. スポニチアネックス (2016年10月20日). 2016年12月19日閲覧。
  4. ^ a b 広島1位加藤は気迫前面に 黒田に近づける投手に”. 日刊スポーツ (2016年10月21日). 2016年12月19日閲覧。
  5. ^ a b ルーキーズの素顔by瀬川ふみ子 広島ドラ1位・加藤拓也を紹介”. 中日スポーツ (2016年12月14日). 2016年12月17日閲覧。
  6. ^ 【プロ野球】明大・柳裕也、慶大・加藤拓也・・・注目「ドラ1」がヤクルト打線に真っ向勝負も1-12で完敗”. 産経ニュース (2016年11月5日). 2016年12月17日閲覧。
  7. ^ “初勝利・加藤 九回1死までノーヒット・ノーラン”. 毎日新聞. (2017年4月8日). https://mainichi.jp/articles/20170408/k00/00m/050/161000c?inb=fs 2017年4月8日閲覧。 
  8. ^ “広島D1・加藤、あと2人でノーヒットノーラン逃すも鯉党の前でプロ1勝”. 産経スポーツ. (2017年4月7日). https://www.sanspo.com/article/20170407-SBUI5COLFZNWPKMMOH3EXVGKNA/ 2017年4月8日閲覧。 
  9. ^ “広島・加藤が結婚へ 1歳上一般女性と 今季1勝、来季飛躍だ”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2017年10月3日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/03/kiji/20171002s00001173431000c.html 2018年12月14日閲覧。 
  10. ^ “広島加藤拓也投手の登録名を「矢崎拓也」に変更”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年12月14日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201812140000371.html 2018年12月14日閲覧。 
  11. ^ “【広島】矢崎拓也5年ぶり勝利投手 9回4番手で登板し無失点 サヨナラ勝利でプロ2勝目”. 日刊スポーツ. (2022年3月29日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202203290001321.html 2022年4月1日閲覧。 
  12. ^ a b 2017年度 新入団選手発表!”. 広島東洋カープ公式サイト (2016年12月13日). 2016年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月22日閲覧。
  13. ^ a b 「日本一」目指す広島、加藤拓也らが入団会見、「黒田投手」の背中追いかける声援頼もしく・・・”. ひろスポ! (2016年12月13日). 2016年12月20日閲覧。

関連項目

外部リンク