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2023年1月27日 (金) 05:28時点における版

持丸 泰輝
広島東洋カープ #57
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道旭川市
生年月日 (2001-10-26) 2001年10月26日(23歳)
身長
体重
177 cm
82 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 捕手
プロ入り 2019年 育成選手ドラフト1位
初出場 2022年6月22日
年俸 550万円(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

持丸 泰輝(もちまる たいき、2001年10月26日 - )は、北海道旭川市出身のプロ野球選手捕手)。右投左打。広島東洋カープ所属。

経歴

プロ入り前

旭川市立永山西小学校2年時に永山西クラブで野球を始め、旭川市立永山中学校ではエースで4番を務めた[2]

高校は旭川大学高等学校に進学し、1年春からベンチ入り[2]。2年夏には甲子園大会に出場し、1回戦の佐久長聖戦に「4番・左翼手」で先発出場[2]。一時勝ち越しとなる適時打を放ったが[3]、チームは大会史上初となるタイブレークの末に敗れ、初戦敗退した[4]。新チームでは捕手にコンバートされ、3年夏も甲子園大会に出場。1回戦の星稜戦では「2番・捕手」で先発出場し、相手エースの奥川恭伸から1安打を放ったが、チームは0-1で惜敗した[5]。高校通算17本塁打。

2019年9月26日にプロ志望届を提出[6]。その後、2019年ドラフト会議で、広島東洋カープから育成1位指名を受け、11月8日に支度金290万円、年俸240万円で仮契約した[7]。背番号は123

広島時代

育成時代の持丸
(2022年6月18日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

2020年は、ウエスタン・リーグ公式戦で27試合に出場し、打率.121、1打点を記録した[8]

2021年は、ウ・リーグ公式戦で54試合に出場し、打率.226、1本塁打、10打点を記録[9]。捕手としてはチーム最多となる46試合に出場した[9]

2022年は、自身初めて一軍キャンプに帯同[9]。3月3日の横浜DeNAベイスターズとのオープン戦横浜スタジアム)では、この年のオープン戦唯一の安打を上茶谷大河からの本塁打で記録した[9][10]。シーズン開始前の支配下登録は叶わなかったが[9]、6月17日までにウ・リーグ公式戦で34試合に出場し、打率.230、2本塁打、9打点の成績を残して、同18日に支配下登録された[11][10]。背番号は95

選手としての特徴・人物

強肩強打の捕手[12]。打撃ではパンチ力を秘め[13]、速球に対して部類の強さを見せる[14]

愛称は「もっちゃん」、「モッチー[15]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2022 広島 5 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000
通算:1年 5 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績



捕手






















2022[注 1] 広島 4 11 0 1 2 1.000 2 5 4 1 .200
通算 4 11 0 1 2 1.000 2 5 4 1 .200
  • 2022年度シーズン終了時

記録

初記録

背番号

  • 123(2020年 - 2022年6月17日)
  • 95(2022年6月18日 - 同年終了)
  • 57(2023年 - )

脚注

注釈

  1. ^ 企図数・許盗塁・盗塁刺・阻止率については参考文献参照

出典

  1. ^ 広島 - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2022年11月10日閲覧。
  2. ^ a b c “広島育成1位持丸、夢は史上4人だけの捕手首位打者”. 日刊スポーツ. (2019年10月29日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/201910290000592_m.html 2022年6月18日閲覧。 
  3. ^ 大激戦! 佐久長聖と旭川大高の第4試合は史上初のタイブレークに”. Full-Count (2018年8月6日). 2022年6月18日閲覧。
  4. ^ “甲子園で初タイブレーク!100回目の夏に佐久長聖が歴史的1勝”. サンケイスポーツ. (2018年8月7日). https://www.sanspo.com/article/20180807-QFHW3E3TGBJUXA3F62EAZBLYTQ/ 2022年6月18日閲覧。 
  5. ^ 星稜vs旭川大高”. 高校野球ドットコム (2019年8月7日). 2022年6月18日閲覧。
  6. ^ “旭川大高・持丸泰輝がプロ志望届「育成でも行く」”. 日刊スポーツ. (2019年9月26日). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201909260000700.html 2020年8月15日閲覧。 
  7. ^ “広島育成1位持丸が仮契約「日の丸を背負う選手に」”. 日刊スポーツ. (2019年11月8日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201911080000703.html 2020年8月15日閲覧。 
  8. ^ 2020年度 広島東洋カープ 広島東洋カープ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2022年6月18日閲覧。
  9. ^ a b c d e 広島育成選手でオープン戦出場は2選手、ともに支配下登録はならず”. 高校野球ドットコム (2022年4月6日). 2022年6月18日閲覧。
  10. ^ a b “【広島】育成の持丸泰輝が支配下昇格「正捕手を目指して」 今季OP戦でDeNA・上茶谷から代打2ラン”. スポーツ報知. (2022年6月18日). https://hochi.news/articles/20220618-OHT1T51076.html?page=1 2022年6月18日閲覧。 
  11. ^ 持丸泰輝選手、支配下選手契約締結!”. 広島東洋カープ (2022年6月18日). 2022年6月18日閲覧。
  12. ^ 【広島】18日支配下 持丸泰輝1軍昇格「今まで教わってきたものを全部出す」”. スポーツ報知 (2022年6月21日). 2022年11月6日閲覧。
  13. ^ 【広島】育成の持丸泰輝と支配下契約 パンチ力ある左打ちの捕手「正捕手をとれる選手を目指したい」:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2022年11月6日閲覧。
  14. ^ 広島育成の持丸泰輝、代打2ランで猛アピール「真っすぐにものすごく強い」東出コーチ評価 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年11月6日閲覧。
  15. ^ 広島・韮澤雄也内野手「ニラ」か「ニラレバ」。別に怒りませんよ/ニックネーム | 野球コラム”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年11月6日閲覧。

参考文献

  • ベースボール・マガジン社 編『ベースボール・レコード・ブック』 2023日本プロ野球記録年鑑、ベースボール・マガジン社、2022年。ISBN 978-4-583-11546-7  296ページ参照。

関連項目

外部リンク