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「ホンダ・CR-X」の版間の差分

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2023年3月20日 (月) 03:54時点における版

CR-X(シーアール-エックス)は、本田技研工業がかつて生産、販売していた小型乗用車である。世代によって車名が異なる。

ホンダ・CR-X
2代目 欧州仕様
概要
別名 ホンダ・シビックCRX
ホンダ・バラードスポーツCR-X(初代)
ホンダ・CR-X delsol(3代目)
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1983年-1999年
ボディ
ボディタイプ 3ドアファストバッククーペ(初代、2代目)
2ドアオープンクーペ(3代目)
駆動方式 FF
系譜
先代 なし
後継 3代目インテグラ(3ドア)に統合。
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概要

初代は同社の小型車シビック姉妹車バラードの派生車種として、シビックのフルモデルチェンジに先立って市場に投入された。発売にあたりホンダは「FFライトウェイトスポーツ」という新ジャンルであると説明し、以来この言葉は同クラスの車種を分類する場合に使用されることになる。

初代および2代目には後部座席を設定した2+2レイアウトであり、初代では着座位置の座面をやや凹ませ着座位置を下げて頭部スペースを確保し、2代目ではルーフ高が若干高められたためフラットなベンチ風のものが採用された。ただし、シビック3ドアよりも150mm以上短いホイールベースとファストバッククーペボディーが影響し、大人が2人座っての長距離移動は困難だった。なお北米向けには後席はなく、代わりに浅い小物入れが装備されている。

また、これらに共通の特徴として「アウタースライドサンルーフ」がある。短い屋根ゆえに屋根後半にスライド型サンルーフを格納した場合は開放感を得るに十分な開口面積が確保できないため、ボディの外に電動スライドさせるものである。曲率が大きい屋根を収納する戸袋は厚くなり後部座席の頭部スペースを圧迫するが、車外へ屋根を突出させることで戸袋をなくしこの問題も回避した。さらに北米では、後述するように軽い車体重量を活かした低燃費仕様が設定され、企業平均燃費(CAFE;Corporate Average Fuel Efficiency)の達成に貢献した。2代目モデルのトップグレードであるSiRは、極端に短いホイールベースによる旋回性能で当時の若者に人気を博した。

3代目は、走行性能を追求したそれまでとは大幅にコンセプトを変え、開放感を楽しむタルガトップとして誕生し、1991年に発売されたビートに次ぐ、小型オープンカーとなった。これは、北米市場でCAFEの達成に貢献する低燃費仕様としての役割を、リーンバーンエンジン搭載車が担うことになり、軽量化の要求がなくなったためである。

販売チャンネルは「ベルノ店」。

初代・バラードスポーツCR-X AE/AF/AS型(1983年~1987年)

ホンダ・バラードスポーツCR-X(初代)
AE/AF/AS型
前期型 Si
後期型 1.5i
概要
別名 北米名:ホンダ・シビック CRX
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1983年7月1987年9月
デザイン 岩倉信弥
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 3ドア ファストバッククーペ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン EV型:1.3L SOHC CVCC
EW型:1.5L SOHC CVCC
ZC型:1.6L DOHC
最高出力 EV型:80PS/6,000rpm
EW型:110PS/5,800rpm
ZC型:135PS/6,500rpm
全てグロス値
最大トルク EV型:11.3kgf·m/3,500rpm
EW型:13.8kgf·m/4,500rpm
ZC型:15.5kgf·m/5,000rpm
全てグロス値
変速機 5速MT/3速AT
前:ストラット+トーションバー
後:車軸式+コイルスプリング
前:ストラット+トーションバー
後:車軸式+コイルスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,200mm
全長 3,675mm
全幅 1,625mm
全高 1,290mm
車両重量 1.3:760kg
1.5i:800kg
Si:860kg
その他
10モード燃費 1.3:20.0km/L
1.5i:15.0km/L
Si:14.8km/L
ベース車 ホンダ・バラード(2代目)
ホンダ・シビック(3代目)
テンプレートを表示

1983年7月1日に「バラードスポーツ CR-X」として、日本国外では「CIVIC CRX」として発売。キャッチフレーズは「デュエット・クルーザー」。

リアにハッチを持ち、テールエンドを断ち切った形状の「ファストバッククーペボディーは「コーダトロンカ(coda tronca)」または「カムテール(kamm-tail)」「カムバック(kammback)」と呼ばれ、全長を伸ばすこと無く空気抵抗を低減できる特性を持っている。車体の軽さも特徴であり、ABS樹脂ポリカーボネートをベースとした複合材料「H.P.ALLOY(エイチ・ピー・アロイ)」をフロントフェンダーとドア外装板等に、ポリプロピレンをベースとした「H.P.BLEND(エイチ・ピー・ブレンド)[1]」を前後バンパーに採用し、車両重量は760 kg (「1.3」5速MT)/ 800 kg (「1.5i」5速MT)となっている。2,200 mmという非常に短いホイールベースと相まって生み出されるハンドリングは大変にクイックだったため、ステアリングの舵角中立部の反応は意識的にやや鈍く設定されていた。

エンジンは、1.5LのEW型エンジン(PGM-FI仕様)と、1.3LのEV型エンジン(キャブレター仕様)の2種類。日本国外向けにはシビック同様1.5Lのキャブレター仕様も設定された。グレードは1.3Lの「1.3」と1.5Lの「1.5i」で、「1.5i」ではアウタースライドサンルーフ、ドライブコンピュータ+デジタルメータールーフベンチレーションなどが選択できたほか、MT仕様のファイナルギアレシオが4.4とローギアード化されており、より加速性能が増している。

サスペンションにも独自の工夫が見られ、フロントにストラット+トーションバー(リアクションチューブで長さを短縮)、リアは右側にのみスウェイベアリングを組み込み、ラテラルロッドをホイールと同軸化した車軸式+コイルスプリングの形式が採用され、総合して「SPORTEC-SUS」と称していた。

北米仕様には、その軽量の車両重量を生かした超低燃費仕様「CIVIC CRX HF」(1.3Lエンジン)があり、シティモードで50MPG(24.8km/L)・ハイウェイモードで56MPG(27.8km/L)と燃費性能で当時の低燃費No.1を獲得している。

1984年11月1日には、新たに1.6LのZC型エンジンを搭載する「Si」が追加。スイングアーム式バルブ駆動は、バルブクリアランス調整を容易にする目的で当時いくつかの採用例があったが、ZC型の場合はハイリフト化が主な目的だった。この試みが後の「VTEC」に生かされた。シリンダーブロックは「1.5i」のフルサイアミーズ型ブロックをボアアップしたものを採用し、ボア・ストロークは75mm×90mmというロングストローク仕様となっている。

エンジンの高出力化に伴い、駆動系はFF特有のトルクステアを防ぐため、等長ドライブシャフトが新たに採用されたが、ブレーキ構成は軽量な車重とショートホイールベースのため「1.5i」と同様の前輪:ベンチレーテッド・ディスク、後輪:リーディングトレーリングを踏襲(フロントブレーキパッドはセミメタルに変更)。なお、「Si」は「1.5i」とは異なり、アルミホイールは標準だが、ステアリングのパワーアシストはなく、エアコンやオーディオもオプションだった。

なお、ウレタン製のリアスポイラーが標準装備となり、スタビライザーを強化、オイルクーラーの追加、ボンネットには2個の大径カムプーリーをクリアするためにS800シティターボに続いて「パワーバルジ」が付けられ、よりスポーティな印象が高まったものの、車両重量は860kgまで増加した。

1985年9月にマイナーチェンジを実施し、ヘッドライトがセミ・リトラクタブル・ヘッドライトから、輸出仕様の「CIVIC CRX」と同じ、固定式タイプに変更された。「Si」では、内装、メータパネルが変更されるとともに、外装ではサイドシルのデザイン変更や前後のバンパーの大型化、ツートーンカラーの廃止がなされた。よって、このモデルではヘッドライトやパンパーの形状で前期型と後期型を区別できる。テレビCMではバックミュージックとしてフランス・ギャル(France Gall)の「涙のシャンソン日記 (Attends ou Va T'En (1966年))」を採用し、キャッチフレーズも「2人には、Xがいる。」に変更された。また、ステアリングのパワーアシスト付きモデルが選択できるようになった。アルミホイールはオプション。

ホンダ車のアフターパーツも生産している「無限」が、ブリスター形状の前後フェンダー、フロントマスク、リアスポイラーなどを「無限 CR-X PRO」の名称でリリースし、これらを装備した車両が鈴鹿サーキットのマーシャルカーとして用いられた。

E-AS型の型式名「AS」は、同社の1960年代のスポーツカー「Sシリーズ」の型式名のAS(Automobile Sports)と符合することから、一部のファンはホンダスポーツの再来と受け止めた向きもあった。

販売期間中の新車登録台数の累計は4万187台[2]

2代目EF6/7/8型(1987-1992年)

ホンダ・CR-X(2代目)
EF6/7/8型
CR-X Si 前期
リア
概要
別名 北米/香港名:ホンダ・シビック CRX
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1987年9月1992年3月
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 3ドア ファストバッククーペ
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン D15B型:1.5L SOHC
ZC型:1.6L DOHC
B16A型:1.6L DOHC VTEC
最高出力 D15B型:105PS/6,500rpm
ZC型:130PS/6,800rpm
B16A型:160PS/7,600rpm
全てネット値
最大トルク D15B型:13.2kgf·m/4,500rpm
ZC型:14.7kgf·m/5,700rpm
B16A型:15.5kgf·m/7,000rpm
全てネット値
変速機 5速MT/4速AT
前:ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング
前:ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,300mm
全長 前期型:3,755mm
後期型:3,800mm
全幅 1,675mm
全高 1,270mm
車両重量 1.5X:820kg
Si:880kg
SiR:1,000kg
その他
10モード燃費 1.5X:16.4km/L
Si:15.2km/L
SiR:13.4km/L
ベース車 ホンダ・シビック(4代目)
テンプレートを表示

1987年9月16日に発売。1986年10月にバラードが廃止されたため、車名から「バラード」が外れ単独モデルとなる。グレードは1.5Lの「1.5X」(EF6)と1.6Lの「Si」(EF7)。キャッチフレーズは、当時のサイバーパンク流行にあやかり「サイバー・スポーツ」。

スタイルは先代を踏襲しつつ、各部がフラッシュサーフェス化され、また全体的にワイド&ローフォルムとなった。先代では難があった後方視界を確保するため、リアエンドに「エクストラウインドウ」が採用された[3]。用いられたガラスには黒のピンドットが配されており、スモークガラス同様車外からは一見して透明には見えないため外板パネルとの一体感があり、こと車体色が黒の場合顕著だった。これは、外観デザインで当代最大の特徴とも言える箇所である。後にインサイトや2代目以降のトヨタ・プリウスがほぼ同様の意匠を採用している。そのシャープなフォルムは当時の若い世代に人気があった[3]

先代にオプション設定されていたルーフベンチレーションは廃されたが、アウタースライド式サンルーフの他に「グラストップ」と呼ばれる、UVカットガラス製の屋根を装着する新オプションが設定された。グラストップには熱線反射材としてチタン皮膜[4]が施され、取り外し式のサンシェードも備わっていたが、黒主体の内装も相まって夏季の炎天下では車室温がかなり高くなったとされる[要出典]

エンジンはD15B型エンジンCVデュアルキャブ仕様)と、ZC型エンジンの2種類。D15B型はSOHCながら1気筒あたり4バルブ(吸気側・排気側それぞれ2バルブ)で、「ハイパー16バルブ」と称していた。「Si」のボンネットには、先代同様パワーバルジが設けられ、「1.5X」との外見判別が容易だった。

サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン式サスペンションとなった。しかし、シャシー設計上サスペンションストロークを長く取ることができず[要出典]、前2:後1というフロントヘビーな重量配分[5]もあって、不整地や濡れた路面などでは後輪が唐突に破綻するようなピーキーな傾向となっていた[要出典]この特性を逆手に取り、国内のジムカーナでは活躍した[要出典]

北米仕様には先代と同様に超低燃費仕様のグレード「HF」を設定。D15B6型エンジンに変わった他、車体が大きく重くなったものの、シティモードで41MPG(20.3km/L)・ハイウェイモードで50MPG(24.8km/L)の燃費性能を実現している。

また、先代と同様「無限」が、前後バンパーやサイドステップ、リアウイング、マフラーなどを「無限 CR-X PRO.2」の名称でリリースし、鈴鹿サーキットでマーシャルカーとして用いられた。

1988年8月4日のマイナーチェンジの際に、3チャンネル・4wA.L.B.(ABS)装着車が設定された。

1989年9月22日、「VTEC」(可変バルブタイミング&リフト機構)を備えたB16A型エンジンを搭載した「SiR」(EF8)が発表された。最高出力は160PS(ネット値)に達し、排気量1Lあたり100PSという市販車のNAエンジンとしては驚異的な出力を実現していた。なお、この「SiR」は5MTのみの設定で、フロントブレーキが大径化される[6]

後期型ではボディ前部の形状変更と、ヘッドライト形状の変更といった若干のフェイスリフトが行われ、全長が前期型の3,775mmから3,800mmとなった。また、前期型では凹型断面をもつボンネット形状が、後期型では凸型に変更され、初代及び2代目前期型「Si」の特徴だったボンネットのパワーバルジは不要となり廃止された。

国内向けには限定車も含め、4年半で10色前後のボディーカラーが設定された。なお、欧州向けの前期型は日本国内仕様の外観とほぼ同じだが、後期型はVTEC仕様のみ日本国内とほぼ同じ外観で、それ以外は前期型と同じ凹型断面のボンネットを採用し、バンパー形状は後期の北米仕様に準ずる。また、北米向けは前期・後期を問わず、日本国内仕様の前期型とほぼ同じデザイン意匠(バンパー形状のみ小変更)であった。

1990年9月のマイナーチェンジでアルミホイールのデザインを変更したほか、電動格納式リモコンドアミラー装着車やSiRビスカスLSD仕様車が設定された。

1992年2月[7]、生産終了。在庫対応分のみの販売となる。

1992年3月、デルソルのサブネームを付けた3代目と入れ替わって販売終了。販売終了前月までの新車登録台数の累計は7万1832台[8]

3代目・CR-Xデルソル EG1/2型(1992年-1999年)

ホンダ・CR-Xデルソル(3代目)
EG1/2型
海外仕様
ホンダコレクションホール所蔵車
日本仕様 リア
概要
別名 北米名:ホンダ・シビック delSol
欧州名:ホンダ・CRX(delsolは付かない)
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1992年3月1999年
ボディ
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア オープン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン D15B型:1.5L SOHC VTEC
D16A型:1.6L SOHC VTEC
B16A型:1.6L DOHC VTEC
最高出力 D15B型:130PS/6,800rpm
D16A型:130PS/6,600rpm
B16A型:170PS/7,800rpm
全てネット値
最大トルク D15B型:14.1kgf·m/5,200rpm
D16A型:14.9kgf·m/5,500rpm
B16A型:16.0kgf·m/7,300rpm
全てネット値
変速機 5速MT/4速AT
前:ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング
前:ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング
後:ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,370mm
全長 3,995mm
全幅 1,695mm
全高 1,255mm
車両重量 VXi:1,030kg
VGi:1,040kg
SiR:1,090kg
その他
10・15モード燃費 VXi:15.8km/L
VGi:15.8km/L
SiR:13.6km/L
ベース車 ホンダ・シビック(5代目)
系譜
後継 3代目インテグラ(3ドア車)に統合
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1992年3月6日に発売。ペットネームとして「デルソル(delSol)」の名称が付与され、それまでのハッチバックスタイルから、スイッチ操作のみで屋根をトランクルームの専用ホルダーに収納できる『トランストップ』と名付けられた電動オープントップを最大の特徴とした。このほか、外観は同じながらトップを手動で取り外す仕様も用意されたが、トランストップ仕様のスチール製トップに対し、手動仕様は取り扱いの負担軽減のため軽量なアルミ製とされた[9][10]。電動仕様は手動仕様に対して重量が50-60kg、価格が17万円上乗せされる[11]

型式名の、EGが示すように、同時期の「スポーツシビック」がベースとなっている。 エンジンは「SiR」にB16A型エンジンが設定され、最高出力は170PSに向上している。その他、前期型にはD15B型エンジンの「VXi」、後期型にはD16A型エンジンの「VGi」が用意された。

前期型は、ヘッドランプの内側にバンパー埋め込み式の丸いアクセサリーランプを備える4灯式を特徴とする。

1995年10月にマイナーチェンジ。フェイスリフトが行われ、アクセサリランプを廃した2灯式ヘッドランプとなる。SOHCエンジンの1.6Lへの排気量アップが行なわれた。

1998年12月[12]、日本国内でのスペシャリティクーペの市場低迷や、北米市場向けとしてシビッククーペと競合することもあり、CR-X delSolは生産終了となり、翌年[13]をもって在庫対応分が全て販売終了、CR-Xの商標は3代16年で終焉となった。販売期間中の新車登録台数の累計は1万5628台[14]

ミッドシップ車のようなプロポーションとディテールを生かして、駆動方式をFFからMRに改造したカスタムカーが製作されたこともある。

CR-Z

2006年11月に開催されたロサンゼルスオートショーで「Honda REMIX Concept」[15]2007年3月に開催されたジュネーヴモーターショーで「Honda Small Hybrid Sports Concept」[16]、同年10月に開催された東京モーターショー2007では「CR-Z[17]という名のコンセプトカーが出展され、CR-Zは2010年2月に市販化された[18]

搭載エンジン

車名の由来

  • CR-X:「シビックルネサンス」また「シティ・ラナバウト(「クルージング」の意味であるとも言われている)」を表す「CR」と未知数を表す「X」とを合成させたものである。なお、輸出向けはCRXとハイフンが入らないが、日本で販売時すでに「CRX」が商標登録されていたため「CR-X」となった。
  • del Sol:スペイン語で「太陽の」を意味する。

脚注

  1. ^ ホンダ公式サイト お客様相談センター カタログ用語辞典より
  2. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第54号3ページより。
  3. ^ a b 『昭和55年 写真生活』(2017年、ダイアプレス)p84
  4. ^ ホンダ公式サイト お客様相談センター カタログ用語辞典
  5. ^ 例えば、SiRのA.L.B、エアコン、パワーステアリング装着車において、車重1,030kg、前軸重690kg、後軸重340kg。
  6. ^ Honda|CR-X(1992年2月終了モデル)
  7. ^ CR-X(1988年8月~1992年2月)”. トヨタ自動車株式会社 (2020年1月20日). 2020年1月20日閲覧。
  8. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第71号3ページより。
  9. ^ CR-X delSol発売時のFACT BOOKより
  10. ^ 【ニッポンの名車】3代目でまさかの方向転換! ホンダCR-Xデルソルの衝撃 | WEB CARTOPWEB CARTOP
  11. ^ Honda | CR-Xをフルモデルチェンジ オープンとクーペを1台で楽しめる斬新なコンセプトの新型CR-Xデルソルを発売
  12. ^ CR-Xデルソル(ホンダ)のカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月20日). 2020年1月20日閲覧。
  13. ^ [1]
  14. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第85号13ページより。
  15. ^ "ロスアンゼルスオートショーで「Honda Step Bus Concept」と「Honda REMIX Concept」を発表" (Press release). 本田技研工業株式会社. 30 November 2006.
  16. ^ "Honda Small Hybrid Sports Conceptをジュネーブモーターショーで発表" (Press release). 本田技研工業株式会社. 6 March 2007.
  17. ^ "「第40回東京モーターショー 2007」乗用車出展概要" (Press release). 本田技研工業株式会社. 9 October 2007.
  18. ^ "新型ハイブリッドカー「CR-Z」を発売" (Press release). 本田技研工業株式会社. 25 February 2010. 2021年12月17日閲覧

19. サイバースポーツ ホンダCRX

関連項目

外部リンク