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「めぞん一刻 (アニメ)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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エクストラ・ソングス: 歌ではないインスト曲もあるため一応、修正。
cl(「出典の明記」テンプレート・「概要」節を除去。主題歌リストの整理、特に意味が無いと思われる青の配色を除去。ほか修正。)
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{{Pathnav|めぞん一刻|frame=1}}
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{{出典の明記|date=2023-01-08}}
『'''めぞん一刻'''』(めぞんいっこく)は、[[高橋留美子]]による[[めぞん一刻|同名の漫画]]を原作とする、一連のアニメ作品。
{{Infobox animanga/Header
{{Infobox animanga/Header
| タイトル = めぞん一刻
| タイトル = めぞん一刻
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|ウィキポータル= [[Portal:アニメ|アニメ]]
|ウィキポータル= [[Portal:アニメ|アニメ]]
}}
}}
『'''めぞん一刻'''』(めぞんいっこく)は、[[高橋留美子]]による[[めぞん一刻|同名の漫画]]を原作とする、日本のアニメーション作品。


高橋留美子の漫画作品では、当時『めぞん一刻』([[ビッグコミックスピリッツ]]・[[小学館]])とともに連載が続いていた『[[うる星やつら]]{{Efn2|本記事におけるアニメ『うる星やつら』はすべて[[うる星やつら (アニメ)#テレビアニメ(1981年版)|1981年版アニメ]]のことを指す。}}』([[週刊少年サンデー]]・小学館)に続いてアニメ化された。1986年から1988年の約2年に渡るテレビアニメシリーズに加え、劇場版、OVAも製作された。
== 概要 ==
高橋留美子の漫画作品では、『[[うる星やつら]]{{Efn2|本記事におけるアニメ『うる星やつら』はすべて[[うる星やつら (アニメ)|1981年版アニメ]]のことを指す。}}』(以下、『うる星』と略す。)に続いてアニメ化された。1986年から1988年の約2年に渡るテレビアニメシリーズに加え、劇場版、OVAも製作された。


== テレビアニメ ==
== テレビアニメ ==
[[キティ・フィルム]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]制作で、『うる星』放送終了後の1986年3月26日から1988年3月2日まで、フジテレビほかにて全96話が放送された。アニメーション制作は[[スタジオディーン]]が担当した。『うる星』での[[次回予告]]枠で、新番組として告知された際のキャッチフレーズは「'''坂の途中に愛がある'''」。
[[キティ・フィルム]]、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]制作でテレビアニメ化。1986年3月から1988年3月まで、[[フジネットワーク|フジテレビ系列]]ほかにて全96話が放送された。アニメーション制作は[[スタジオディーン]]が担当した。キャッチフレーズは「'''坂の途中に愛がある'''」。<!-- 前番組『うる星やつら』(1981年版)の本放送時、新番組紹介として告知された際に使用されていたものである。 -->


本テレビアニメ作品の制作は、前番組『うる星やつら』(1981年版)のテレビアニメ制作を担当していた会社がそのまま担当する形となり、チーフディレクターの[[やまざきかずお]]{{Efn2|第26話をもって降板した。}}をはじめ、『うる星やつら』(1981年版)の製作に関わってきたスタッフの多くが本作品の制作にも参加した。しかし、シリーズの途中でメインスタッフの交代が何度もあった。
五代裕作役の[[二又一成]]、音無響子役の[[島本須美]]をはじめ、[[千葉繁]]、[[神谷明]]、[[三田ゆう子]]、[[古川登志夫]]、[[島津冴子]]など、『うる星』のキャストだった声優が多く起用されている{{Efn2|『うる星』での役は、二又が[[ラム (うる星やつら)|ラム]]親衛隊のメンバーであるチビ役、島本は準レギュラーの水乃小路飛鳥役で出演。千葉はメガネ(ラム親衛隊メンバー)、神谷は[[面堂終太郎]]、三田は弁天、古川は[[諸星あたる]]、島津は[[三宅しのぶ]]役で出演。}}。

キャストについては、五代裕作役の[[二又一成]]や音無響子役の[[島本須美]]をはじめ、[[千葉繁]]、[[神谷明]]、[[三田ゆう子]]、[[古川登志夫]]、[[島津冴子]]など、『うる星やつら』(1981年版)のキャストだった声優が多く起用された{{Efn2|『うる星やつら』(1981年版)では、二又が[[うる星やつらの登場人物#ラム親衛隊|ラム親衛隊]]のメンバーであるチビ役、島本は水乃小路飛鳥役、千葉はメガネ(ラム親衛隊メンバー)、神谷は[[面堂終太郎]]、三田は弁天、古川は[[諸星あたる]]、島津は[[三宅しのぶ]]役で出演した。}}。


=== 作品の特徴(テレビアニメ) ===
=== 作品の特徴(テレビアニメ) ===
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青年誌に連載されていた原作に見られる性に関する発言やラブホテルに入る場面、ベッドシーンなどは、アニメでは表現の[[自主規制]]で描かなかったり、間接的な表現に変更されている{{Efn2|例えば、物語の終盤、五代が六本木朱美にラブホテルに呼び出されるシーンがあるが、原作では朱美が下着姿だったのに対しアニメでは服を着用している。そして「一発やっていく?」という台詞は無い(第91話)。また、ラブホテルの前で五代が響子に「あなたしか抱きたくないんです!!」と告白するシーンを、テレビアニメでは公園で「僕の瞳にはあなたしか映っていないんだ」と変更していた(第92話)。}}。ただし、第26話までは性に関する発言やお色気描写が描かれることがあった。
青年誌に連載されていた原作に見られる性に関する発言やラブホテルに入る場面、ベッドシーンなどは、アニメでは表現の[[自主規制]]で描かなかったり、間接的な表現に変更されている{{Efn2|例えば、物語の終盤、五代が六本木朱美にラブホテルに呼び出されるシーンがあるが、原作では朱美が下着姿だったのに対しアニメでは服を着用している。そして「一発やっていく?」という台詞は無い(第91話)。また、ラブホテルの前で五代が響子に「あなたしか抱きたくないんです!!」と告白するシーンを、テレビアニメでは公園で「僕の瞳にはあなたしか映っていないんだ」と変更していた(第92話)。}}。ただし、第26話までは性に関する発言やお色気描写が描かれることがあった。


こうした性的な描写を除き、放送時の時代背景や季節に合わせた原作の変更の多かった前作『うる星』の良さ活かさず、本作はできるだけ原作に近いアニメ化を目指すことになった。これにより第26話までは原作に忠実に話が進んだものの、放送日と季節感が大幅にずれたエピソードを放されるような事態になり、一般の視聴者から苦情が寄せられた。そのため、メインスタッフの交代に合わせて、第27話からは正月に初詣に行くエピソードを夏祭りに差し替えたり、夏にビアガーデンでアルバイトする話を冬の居酒屋でアルバイトする話に変更するなど、本放送時期に近い季節で描かれた。
こうした性的な描写を除き、放送時の時代背景や季節に合わせた原作の変更の多かった『うる星やつら(1981年版)と異なり、本作はできるだけ原作に近いアニメ化を目指すことになった。これにより第26話までは原作に忠実に話が進んだものの、放送日と季節感が大幅にずれたエピソードを放されるような事態になり、一般の視聴者から苦情が寄せられた。そのため、メインスタッフの交代に合わせて、第27話からは正月に初詣に行くエピソードを夏祭りに差し替えたり、夏にビアガーデンでアルバイトする話を冬の居酒屋でアルバイトする話に変更するなど、本放送時期に近い季節で描かれた。


エピソードは原作をなぞっているが、キャラクターの設定や心情描写が変更されたり、追加された。特に、ヒロイン音無響子の性格が原作とアニメでは多少異なる。原作では基本的には清楚であるがその反面、五代裕作の女性関係に触れるとヤキモチを焼いて意地悪な言動をする。第26話まではほぼ原作通りであったが、以降は意地悪な言動が縮小され、さらに清楚・おしとやか・惣一郎に一途なキャラクターになっており、言動もそれにともなって変更されていることが多い{{Efn2|原作で八神に対する嫉妬のあまり持っていた竹箒の棒を真っ二つに折るという怒りをはっきりと表したシーンを、アニメ版では直前まで撫でていた惣一郎(犬)の毛を毟り取りすぐに我に返って謝るという無意識に怒りを顕わにしたような描写になっている(第55話)。}}。これらの変更により、五代裕作が骨折するエピソードなど一部は原作とニュアンスが変わるか、もしくは描かれなかった。
エピソードは原作をなぞっているが、キャラクターの設定や心情描写が変更されたり、追加された。特に、ヒロイン音無響子の性格が原作とアニメでは多少異なる。原作では基本的には清楚であるがその反面、五代裕作の女性関係に触れるとヤキモチを焼いて意地悪な言動をする。第26話まではほぼ原作通りであったが、以降は意地悪な言動が縮小され、さらに清楚・おしとやか・惣一郎に一途なキャラクターになっており、言動もそれにともなって変更されていることが多い{{Efn2|原作で八神に対する嫉妬のあまり持っていた竹箒の棒を真っ二つに折るという怒りをはっきりと表したシーンを、アニメ版では直前まで撫でていた惣一郎(犬)の毛を毟り取りすぐに我に返って謝るという無意識に怒りを顕わにしたような描写になっている(第55話)。}}。これらの変更により、五代裕作が骨折するエピソードなど一部は原作とニュアンスが変わるか、もしくは描かれなかった。


途中で二号室に入居する二階堂望はテレビアニメは一切登場しなかったが、1988年公開の劇場版『[[#めぞん一刻 完結篇|めぞん一刻 完結篇]]』では登場する。また、第50話でアニメオリジナルキャラクターの三越善三郎が登場する<ref>{{Cite web|和書|title=一刻館に新しい住人が。アニメオリジナルの三越善三郎さん登場!【めぞん一刻再放送】 |url=https://dengekionline.com/articles/139930 |website=電撃オンライン |accessdate=2023-03-05}}</ref>。三越は、原作では誰も入居しない一刻館の三号室へ一時的に入居した。ただしこの三号室は、三越が去った後でも五代が一時的に使用していた時期があった。
原作漫画において途中で二号室に入居する二階堂望はテレビアニメは一切登場しなかったが、1988年公開の劇場版『[[#めぞん一刻 完結篇|めぞん一刻 完結篇]]』では登場する。また、第50話でアニメオリジナルキャラクターの三越善三郎が登場する<ref>{{Cite web|和書|title=一刻館に新しい住人が。アニメオリジナルの三越善三郎さん登場!【めぞん一刻再放送】 |url=https://dengekionline.com/articles/139930 |website=電撃オンライン |accessdate=2023-03-05}}</ref>。三越は、原作では誰も入居しない一刻館の三号室へ一時的に入居した。ただしこの三号室は、三越が去った後でも五代が一時的に使用していた時期があった。


原作よりも時間の経過が早く、五代の行動が異なる。後半の大学卒業後に保育士試験を受けるエピソードは、大学在籍中の卒業試験に変更されている。これによって、五代の性格が若干異なっており、原作よりアニメの方が意志が強い性格となっている。また、八神いぶきの父から紹介状を2回渡される{{Efn2|一度目は受け取り、就職が内定したが、その直後に会社が倒産。二度目は受け取らず、その場にいた坂本に譲った。}}。
原作よりも時間の経過が早く、五代の行動が異なる。後半の大学卒業後に保育士試験を受けるエピソードは、大学在籍中の卒業試験に変更されている。これによって、五代の性格が若干異なっており、原作よりアニメの方が意志が強い性格となっている。また、八神いぶきの父から紹介状を2回渡される{{Efn2|一度目は受け取り、就職が内定したが、その直後に会社が倒産。二度目は受け取らず、その場にいた坂本に譲った。}}。
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|+オープニングテーマ
|+オープニングテーマ
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! ||曲名||歌手<br /><small>{{nobr|アーティスト}}</small>||作詞||作曲||編曲||<small>{{nobr|アニメーション}}</small>||使用話||備考
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! rowspan="1" style="background:#99ccff;" |放送回<!-- 放送日まで書く必要はありません。 -->
! rowspan="1" style="background:#99ccff;" |備考
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|1||[[悲しみよこんにちは (斉藤由貴の曲)|悲しみよこんにちは]]||{{nobr|[[斉藤由貴]]}}||[[森雪之丞]]||{{nobr|[[玉置浩二]]}}||{{nobr|[[武部聡志]]}}||[[南家こうじ]]||{{nobr|第1話 - 第23話、}}<br />第25話 - 第37話||効果音が挿入されている。スタッフロールのクレジット書体が異なるものも存在する。
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|[[悲しみよこんにちは (斉藤由貴の曲)|悲しみよこんにちは]]
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|[[森雪之丞]]
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|効果音が挿入されている。スタッフロールのクレジット書体が異なるものも存在する。
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|2||[[アローン・アゲイン]]||style="text-align:center;" colspan="3"|[[ギルバート・オサリバン]]||style="text-align:center;"| - ||[[中村泰敏]]、<br />[[古瀬登]]||第24話||[[石原真理子]]主演の実写劇場版『[[めぞん一刻#映画|Apartment Fantasy めぞん一刻]]』の公開に際し、テレビアニメでも主題歌として使用された。加えて第27話では本編中で使用された。
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|[[アローン・アゲイン]]
|style="text-align:center;" colspan="3"|[[ギルバート・オサリバン]]
|style="text-align:center;"| -
|[[中村泰敏]]、<br />[[古瀬登]]
|第24話
|[[石原真理子]]主演の実写劇場版の公開に際し、テレビアニメでも主題歌として使用された。第27話では本編中で使用された{{Efn2|本放送時、この曲のレコードを200名にプレゼントすると告知していたが、その際、当楽曲を'''挿入歌'''と明記していた。}}。
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|3||[[好きさ]]||[[安全地帯 (ロックバンド)|安全地帯]]||[[松井五郎]]||玉置浩二||安全地帯||[[洞沢由美子|片山由美子]]||第38話 - 第52話||
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|[[好きさ]]
|[[安全地帯 (ロックバンド)|安全地帯]]
|[[松井五郎]]
|玉置浩二
|安全地帯
|[[洞沢由美子|片山由美子]]
|第38話 - 第52話
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|4||{{nobr|[[サニーシャイニーモーニング]]}}||[[松尾清憲]]||{{nobr|[[湯川れい子]]}}||松尾清憲||[[白井良明 (音楽家)|白井良明]]||rowspan="2"|南家こうじ||第53話 - 第76話||リリース版とはアウトロのアレンジが異なる。
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|{{nobr|[[湯川れい子]]}}
|松尾清憲
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|rowspan="2"|南家こうじ
|第53話 - 第76話
|リリース版とはアウトロのアレンジが異なる。
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|[[陽だまり (村下孝蔵の曲)|陽だまり]]
|style="text-align:center;" colspan="3"|[[村下孝蔵]]
|[[水谷公生]]
|第77話 - 第96話
|
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|5||[[陽だまり (村下孝蔵の曲)|陽だまり]]||style="text-align:center;" colspan="3"|[[村下孝蔵]]||[[水谷公生]]||第77話 - 第96話||
|}
|}


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|+エンディングテーマ
|+エンディングテーマ
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! ||曲名||歌手<br /><small>{{nobr|アーティスト}}</small>||作詞||作曲||編曲||<small>{{nobr|アニメーション}}</small>||使用話||備考
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|1||[[あした晴れるか]]||{{nobr|[[来生たかお]]}}||{{nobr|[[来生えつこ]]}}||{{nobr|来生たかお}}||[[星勝]]||南家こうじ||第1話 - 第14話||リリース版とはアウトロのアレンジと一部の歌詞が異なる。本編中でもインストゥルメンタル版が度々使用された{{Efn2|大半は、五代裕作が疾走するシーンで使われており、一度だけ八神いぶきが疾走するシーンで使用された。これらとは別に、[[ストリングス]]のみで構成されたものもあり、そちらは主に回想シーンで使用されている。}}。
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|[[あした晴れるか]]
|{{nobr|[[来生たかお]]}}
|{{nobr|[[来生えつこ]]}}
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|[[星勝]]
|南家こうじ
|第1話 - 第14話
|リリース版とはアウトロのアレンジと一部の歌詞が異なる。本編中でもインストゥルメンタル版が度々使用された{{Efn2|大半は、五代裕作が疾走するシーンで使われており、一度だけ八神いぶきが疾走するシーンで使用された。これらとは別に、[[ストリングス]]のみで構成されたものもあり、そちらは主に回想シーンで使用されている。}}。
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|2||[[シ・ネ・マ]]||[[ピカソ (バンド)|ピカソ]]||大山潤子||ピカソ||ピカソ、<br />{{nobr|[[鳥山雄司]]}}||阿部司||{{nobr|第15話 - 第23話}}、<br />第25話 - 第33話||リリース版とは間奏の後が異なる。
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|[[シ・ネ・マ]]
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|大山潤子
|ピカソ
|ピカソ、<br />{{nobr|[[鳥山雄司]]}}
|阿部司
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|リリース版とは間奏の後が異なる。
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|3||[[ゲット・ダウン (ギルバート・オサリバンの曲)|ゲット・ダウン]]||style="text-align:center;" colspan="3"|ギルバート・オサリバン||style="text-align:center;"| - ||中村泰敏、<br />古瀬登||第24話||石原真理子主演の実写劇場版『Apartment Fantasy めぞん一刻』の公開に際し、テレビアニメでも主題歌として使用された。
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|4||[[ファンタジー (ピカソの曲)|ファンタジー]]||rowspan="3"|ピカソ||rowspan="2"|森雪之丞||rowspan="3"|ピカソ||ピカソ||阿部司<br />清水恵子||第34話 - 第52話||第34話以外、効果音が挿入されている。リリース版とはアウトロのアレンジが異なる。
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|[[ゲット・ダウン (ギルバート・オサリバンの曲)|ゲット・ダウン]]
|style="text-align:center;" colspan="3"|ギルバート・オサリバン
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|中村泰敏、<br />古瀬登
|第24話
|石原真理子主演の実写劇場版の公開に際し、テレビアニメでも主題歌として使用された。
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|-
|5||[[サヨナラの素描|サヨナラの{{ruby|素描|デッサン}}]]||[[森英治]]||rowspan="2"|南家こうじ||第53話 - 第76話||
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|[[ファンタジー (ピカソの曲)|ファンタジー]]
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|rowspan="2"|森雪之丞
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|阿部司<br />清水恵子
|第34話 - 第52話
|第34話以外、効果音が挿入されている。リリース版とはアウトロのアレンジが異なる。
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|[[サヨナラの素描|サヨナラの{{ruby|素描|デッサン}}]]
|ピカソ
|[[森英治]]
|rowspan="2"|南家こうじ
|第53話 - 第76話
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|{{nobr|[[ビギン・ザ・ナイト]]}}
|来生えつこ
|style="text-align:center;" colspan="2"|ピカソ
|第77話 - 第96話
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|6||{{nobr|[[ビギン・ザ・ナイト]]}}||来生えつこ||ピカソ||第77話 - 第96話||
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|}


==== ギルバート・オサリバンの楽曲の使用について ====
==== ギルバート・オサリバンの楽曲の使用について ====
{{出典の明記|section=1|date=2023-12-09}}
{{複数の問題
第24話の主題歌は、[[石原真理子]]主演による実写劇場版『[[めぞん一刻#映画|Apartment Fantasy めぞん一刻]]』の公開に合わせて、そのテーマソングである[[ギルバート・オサリバン]]の楽曲「アローン・アゲイン」がオープニングテーマに、「ゲット・ダウン」がエンディングテーマに使用された。しかし、諸般の事情で2曲とも1回きりの起用となった{{Efn2|再放送では第24・25話で使用された地域がある。ただし、[[レーザーディスク|LD]]・[[VHS]]・[[DVD]]・[[Blu-ray Disc|BD]]は第24話のみ収録となっている。}}。
|section = 1
|未検証 = 2023年8月
|正確性 = 2023年8月
}}
第24話の主題歌は、[[石原真理子]]主演による[[めぞん一刻#映画|実写劇場版]]の公開に合わせて、そのテーマソングである[[ギルバート・オサリバン]]の楽曲「アローン・アゲイン」がオープニングテーマに、「ゲット・ダウン」がエンディングテーマに使用された。しかし、諸般の事情で2曲とも1回きりの起用となった{{Efn2|再放送では第24・25話で使用された地域がある。ただし、[[レーザーディスク|LD]]・[[VHS]]・[[DVD]]・[[Blu-ray Disc|BD]]は第24話のみ収録となっている。}}。


続く第25話では以前の主題歌(「悲しみよこんにちは」と「シ・ネ・マ」)が引き続き使用された。これについて、番組の広報担当者が当時のアニメ雑誌上で「曲の権利関係の調整が不十分だった」と、著作権上の問題であったと弁明している。しかしアニメ誌{{どこ|date=2019年12月}}以外では事情説明がなかったため、情報が伝わらなかった。
続く第25話では以前の主題歌(「悲しみよこんにちは」と「シ・ネ・マ」)が引き続き使用された。これについて、番組の広報担当者が当時のアニメ雑誌上で「曲の権利関係の調整が不十分だった」と、著作権上の問題であったと弁明している。しかしアニメ誌{{どこ|date=2019年12月}}以外では事情説明がなかったため、情報が伝わらなかった。


当時プロデューサーの松下洋子は、以下のように語っている{{要出典|date=2019年12月}}。
当時プロデューサーの松下洋子は、以下のように語っている{{要出典|date=2019年12月}}。


{{Quotation|当時、安濃高志チーフディレクターの交代の時期で、制作現場はかなり忙しかったため、やむなく『めぞん一刻』のキャラクターに不慣れな[[古瀬登]]を作画監督に起用したが、完成したオープニング、エンディングはキャラクターも似ていないし、色もパッとしないものになってしまった。そのため第24話の視聴率はガタ落ちしたとなっているが、実際は曲が『めぞん一刻』のイメージとかけ離れていたため、『めぞん一刻』だと気づかず見飛ばしてしまったことが視聴率低下につながった要因ではないかとも言われている。また、不評の電話もあったため、即刻元のオープニング、エンディングに戻すに至った。}}
{{Quotation|当時、安濃高志チーフディレクターの交代の時期で、制作現場はかなり忙しかったため、やむなく『めぞん一刻』のキャラクターに不慣れな[[古瀬登]]を作画監督に起用したが、完成したオープニング、エンディングはキャラクターも似ていないし、色もパッとしないものになってしまった。そのため第24話の視聴率はガタ落ちしたとなっているが、実際は曲が『めぞん一刻』のイメージとかけ離れていたため、『めぞん一刻』だと気づかず見飛ばしてしまったことが視聴率低下につながった要因ではないかとも言われている。また、不評の電話もあったため、即刻元のオープニング、エンディングに戻すに至った。}}
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! ||曲名||アーティスト||{{nobr|放送話数・パート}}||備考
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! rowspan="1" style="background:#99ccff;"|アーティスト
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|1||ONE TRACK MIND||[[CINDY]]||第7話Bパート<br />第14話Aパート<br />第26話Aパート<br />第67話Bパート||
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|ONE TRACK MIND
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|2||煙が目にしみる||[[松田良]]||第8話Aパート||
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|煙が目にしみる
|[[松田良]]
|第8話Aパート
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|3||INSIDE OF YOUR LOVE||CINDY||第12話Bパート<br />第54話Aパート||
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|INSIDE OF YOUR LOVE
|CINDY
|第12話Bパート<br />第54話Aパート
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|4||[[鞄を持った男|剣と女王]]||マーク・ゴールデンバーグ||第13話Bパート<br />第79話Aパート||
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|[[鞄を持った男|剣と女王]]
|マーク・ゴールデンバーグ
|第13話Bパート<br />第79話Aパート
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|5||昼下りの妖精||松田良||第13話Bパート<br />第88話Aパート||
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|昼下りの妖精
|松田良
|第13話Bパート<br />第88話Aパート
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|6||TRY YOUR LUCK AGAIN||CINDY||第14話Bパート<br />第30話Bパート<br />第34話Aパート<br />第39話Bパート<br />第70話Aパート||
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|TRY YOUR LUCK AGAIN
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|第14話Bパート<br />第30話Bパート<br />第34話Aパート<br />第39話Bパート<br />第70話Aパート
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|7||[[マンボNo.5#高中正義のバージョン|Manbo No.5]]||rowspan="3"|[[高中正義]]||rowspan="3"|第15話Bパート||
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|[[マンボNo.5#高中正義のバージョン|Manbo No.5]]
|rowspan=3|[[高中正義]]
|rowspan=3|第15話Bパート
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|8||[[FINGER DANCIN']]||
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|[[FINGER DANCIN']]
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|9||SPACE WAGON||
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|SPACE WAGON
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|10||GARDEN OF LOVE||CINDY||第18話Aパート<br />第23話Bパート<br />第51話Aパート||
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|GARDEN OF LOVE
|CINDY
|第18話Aパート<br />第23話Bパート<br />第51話Aパート
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|11||[[夢芝居]]||[[梅沢富美男]]||第19話Bパート<br />第78話Aパート||『ミュージック・ボックス』では、小椋佳による歌唱音源で収録されている。
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|[[夢芝居]]
|[[梅沢富美男]]
|第19話Bパート<br />第78話Aパート
|『ミュージック・ボックス』では、小椋佳による歌唱音源で収録されている。
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|12||[[碧い瞳のエリス]]||安全地帯||rowspan="2"|第19話Bパート||
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|[[碧い瞳のエリス]]
|安全地帯
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|13||[[セーラー服と機関銃 (曲)|セーラー服と機関銃]]||[[薬師丸ひろ子]]||
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|[[セーラー服と機関銃 (曲)|セーラー服と機関銃]]
|[[薬師丸ひろ子]]
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|{{nobr|ピーセス・オブ・エイト - ''PIECES OF EIGHT''}}
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|ふたたびの
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|[[時代おくれの酒場]]
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|YOU AND I
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|つらいけど
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|SOMETHING IN THE AIR
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|[[予感 (音無響子の曲)|夢の入口へ…]]
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|22||春の嵐の夜の手品師||[[あがた森魚]]||第28話Aパート||
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|春の嵐の夜の手品師
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|23||[[予感 (音無響子の曲)|予感]]||音無響子(CV. 島本須美)||第33話Bパート||インスト版としての起用も数回ある。
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|[[予感 (音無響子の曲)|予感]]
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|インスト版としての起用も数回ある。
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|唇に悪夢
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|手相
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|とことんI LOVE YOU
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<!-- * 「浪人生を励ます唄!」
<!-- * 「浪人生を励ます唄!」
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==== 歌手・音無響子 ====
==== 歌手・音無響子 ====
{{節スタブ}}
劇中のヒロインである音無響子のアニメ版及び原作からの人気が相まって、劇中キャラクターを演じた島本須美ではなく'''音無響子'''名義で楽曲がリリースされた。
劇中のヒロインである音無響子のアニメ版及び原作からの人気が相まって、劇中キャラクターを演じた島本須美ではなく'''音無響子'''名義で楽曲がリリースされた。


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|1994年11月2日|| '''めぞん一刻 コンプリート・ミュージック・ボックス'''||CD||KTCR-9010/5||Kitty Records||
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=== めぞん一刻 移りゆく季節の中で ===
=== めぞん一刻 移りゆく季節の中で ===
『'''めぞん一刻 移りゆく季節の中で'''』(めぞんいっこく うつりゆくきせつのなかで)は、1988年に発売されたOVA作品。テレビアニメ『めぞん一刻』全96話を90分にまとめた総集編である。
『'''めぞん一刻 移りゆく季節の中で'''』(めぞんいっこく うつりゆくきせつのなかで)は、1988年に発売された日本のOVA作品。テレビアニメ『めぞん一刻』全96話を90分にまとめた総集編である。


冒頭は白黒(同時にクレジットされたスタッフロールはピンク色)で、春先に響子が惣一郎の墓参りをしているところから始まり、夏・秋・冬のさまざまな出来事を経て、最後はふたたび春先の惣一郎の墓前で終わる。先述の通り本作品はテレビアニメの「総集編」であるが、一部テレビアニメには存在しないシーンや異なるシーンがある。また、テレビアニメに出演していない[[稀代桜子|星野桜子]]が声をあてている(役名は不明)。
冒頭は白黒(同時にクレジットされたスタッフロールはピンク色)で、春先に響子が惣一郎の墓参りをしているところから始まり、夏・秋・冬のさまざまな出来事を経て、最後はふたたび春先の惣一郎の墓前で終わる。先述の通り本作品はテレビアニメの「総集編」であるが、一部テレビアニメには存在しないシーンや異なるシーンがある。また、テレビアニメに出演していない[[稀代桜子|星野桜子]]が声をあてている(役名は不明)。
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=== めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記 ===
=== めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記 ===
『'''めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記'''』(めぞんいっこく ばんがいへん いっこくとうナンパしまつき)は、1991年6月21日に発売されたOVA作品。
『'''めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記'''』(めぞんいっこく ばんがいへん いっこくとうナンパしまつき)は、1991年6月21日に発売された日本のOVA作品。テレビアニメ『めぞん一刻』に関連する作品である


ビッグコミックスピリッツの増刊号に掲載され、単行本6巻の締めに収録された同名のストーリーをアニメ化したもので、三鷹のクルーザーで三鷹と五代、響子を始め一刻館のメンバーがクルージング中に難破し、無人島に漂流する話。本作品では、同じ夏に起こった出来事として回想シーンから描かれ、無人島以外のオリジナルストーリーも少し含まれる。
ビッグコミックスピリッツの増刊号に掲載され、単行本6巻の締めに収録された同名のストーリーをアニメ化したもので、三鷹のクルーザーで三鷹と五代、響子を始め一刻館のメンバーがクルージング中に難破し、無人島に漂流する話。本作品では、同じ夏に起こった出来事として回想シーンから描かれ、無人島以外のオリジナルストーリーも少し含まれる。
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== 劇場版 ==
== 劇場版 ==
=== めぞん一刻 完結篇 ===
=== めぞん一刻 完結篇 ===
『'''めぞん一刻 完結篇'''』(めぞんいっこく かんけつへん)は、高橋留美子の漫画『めぞん一刻』を原作とする劇場版オリジナルアニメーション作品である。1988年2月6日に[[東宝]]系で公開された<ref>{{Cite web|和書|title=『めぞん一刻 完結篇』|url=https://31fb9f38.viewer.kintoneapp.com/public/0a3f41a74b8bb9e879c82e5240035410e01df4c27f0dfc1d2ef44495962b1f44/detail/def5020092f8adbea69d29e08baa09ed811ae1f16ff2e839886a278c8fba494df919078ec706b846029b85f4ff356465ee467e4db0ef30208c44928cc3e1b017e8e5129b6b1600804d99eb46b2c6e067cec56655aeafa6950ddacd53fea83fb5a5f9c9bfe181bb8248b008f63703c699855eca1b784d0831ef7f75da66fdd9a325df3b37344f1d79c6444d33dc97654019c485495e4dd98ab7 |website=映画資料データベース|publisher=[[東宝]]|accessdate=2023-07-20}}</ref>。同時上映作品は『[[うる星やつら 完結篇]]』。配給収入は2.6億円<ref>{{Cite journal|和書|year=1989|title=邦画フリーブッキング配収ベスト作品|journal=[[キネマ旬報]]|issue=1989年(平成元年)2月下旬号|pages=171|publisher=[[キネマ旬報社]]}}</ref>。
『'''めぞん一刻 完結篇'''』(めぞんいっこく かんけつへん)は、1988年2月6日に[[東宝]]系で公開された、日本の長編アニメーション映画<ref>{{Cite web|和書|title=『めぞん一刻 完結篇』|url=https://31fb9f38.viewer.kintoneapp.com/public/0a3f41a74b8bb9e879c82e5240035410e01df4c27f0dfc1d2ef44495962b1f44/detail/def5020092f8adbea69d29e08baa09ed811ae1f16ff2e839886a278c8fba494df919078ec706b846029b85f4ff356465ee467e4db0ef30208c44928cc3e1b017e8e5129b6b1600804d99eb46b2c6e067cec56655aeafa6950ddacd53fea83fb5a5f9c9bfe181bb8248b008f63703c699855eca1b784d0831ef7f75da66fdd9a325df3b37344f1d79c6444d33dc97654019c485495e4dd98ab7 |website=映画資料データベース|publisher=[[東宝]]|accessdate=2023-07-20}}</ref>。[[高橋留美子]]の漫画『[[めぞん一刻]]』を原作とするアニメオリジナル作品である。同時上映作品は『[[うる星やつら 完結篇]]』。配給収入は2.6億円<ref>{{Cite journal|和書|year=1989|title=邦画フリーブッキング配収ベスト作品|journal=[[キネマ旬報]]|issue=1989年(平成元年)2月下旬号|pages=171|publisher=[[キネマ旬報社]]}}</ref>。


『めぞん一刻』唯一の劇場版アニメ作品。「完結篇」と銘打ってはいるが、テレビアニメで五代と八神の関係の決着がはっきり描かれなかったこと以外は完全な結末を迎えているため、原作やアニメで触れられなかった、五代と八神の関係、そして響子と八神の対決がどう決着したかにスポットを当てた番外編、外伝的な作品に仕上がっている。一刻館での一晩の出来事がほぼリアルタイムで進行し、テレビアニメでは登場しなかった二階堂望(声:[[堀川りょう|堀川亮]])も登場している。作品の時系列は原作に準拠しており、テレビアニメとは一部内容が直接つながらない。
『めぞん一刻』唯一の劇場版アニメ作品。「完結篇」と銘打ってはいるが、テレビアニメで五代と八神の関係の決着がはっきり描かれなかったこと以外は完全な結末を迎えているため、原作やテレビアニメで触れられなかった、五代と八神の関係、そして響子と八神の対決がどう決着したかにスポットを当てた作品となっている。一刻館での一晩の出来事がほぼリアルタイムで進行し、テレビアニメでは登場しなかった二階堂望(声:[[堀川りょう|堀川亮]])も登場している。作品の時系列は原作に準拠しており、テレビアニメとは一部内容が直接つながらない。


DVDは2001年12月19日に発売された<ref>{{Cite web|和書|title=劇場版 めぞん一刻~完結篇 (DVD) |url=https://artist.cdjournal.com/d/-/2601100605|website=CD Journal WEB|publisher=シーディージャーナル|accessdate=2023-10-29}}</ref>。また、2015年9月30日に発売されたBlu-ray『'''めぞん一刻 劇場&OVA Blu-ray SET'''』に、本作品が収録されている{{R|THE CINEMA AND OVA}}。
DVDは2001年12月19日に発売された<ref>{{Cite web|和書|title=劇場版 めぞん一刻~完結篇 (DVD) |url=https://artist.cdjournal.com/d/-/2601100605|website=CD Journal WEB|publisher=シーディージャーナル|accessdate=2023-10-29}}</ref>。また、2015年9月30日に発売されたBlu-ray『'''めぞん一刻 劇場&OVA Blu-ray SET'''』に、本作品が収録されている{{R|THE CINEMA AND OVA}}。
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==== スタッフ(完結篇) ====
==== スタッフ(完結篇) ====
* 原作 - [[高橋留美子]]
* 原作 - 高橋留美子
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* 監督 - [[望月智充]]
* 製作 - [[多賀英典]]
* 製作 - [[多賀英典]]
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2023年12月9日 (土) 16:05時点における版

めぞん一刻 > めぞん一刻 (アニメ)
めぞん一刻

テレビアニメのロゴ。
ジャンル ラブコメ
アニメ
原作 高橋留美子
監督 やまざきかずお安濃高志
→吉永尚之
(※チーフディレクター)
シリーズ構成 土屋斗紀雄伊藤和典
高屋敷英夫
キャラクターデザイン もりやまゆうじ高田明美
音楽 杉山卓夫、川井憲次
アニメーション制作 スタジオディーン
製作 キティ・フィルムフジテレビ
放送局 フジテレビ系列ほか
放送期間 1986年3月26日 - 1988年3月2日
話数 全96話
映画:めぞん一刻 完結篇
原作 高橋留美子
監督 望月智充
脚本 島田満、望月智充
キャラクターデザイン もりやまゆうじ
音楽 森英治
製作 キティ・フィルム
配給 東宝
封切日 1988年2月6日
上映時間 65分
OVA:めぞん一刻 移りゆく季節の中で
原作 高橋留美子
監督 吉永尚之
脚本 土屋斗紀雄、高屋敷英夫、
金春智子武上純希
小西川博、金子裕
音楽 川井憲次、杉山卓夫
アニメーション制作 スタジオディーン
製作 キティ・フィルム
発売日 1988年
収録時間 90分
OVA:めぞん一刻 番外編
一刻島ナンパ始末記
原作 高橋留美子
監督 四分一節子
脚本 高屋敷英夫
キャラクターデザイン 小林ゆかり
音楽 川井憲次、杉山卓夫
アニメーション制作 マジックバス
製作 キティ・フィルム
発売日 1991年6月21日
収録時間 30分
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

めぞん一刻』(めぞんいっこく)は、高橋留美子による同名の漫画を原作とする、日本のアニメーション作品。

高橋留美子の漫画作品では、当時『めぞん一刻』(ビッグコミックスピリッツ小学館)とともに連載が続いていた『うる星やつら[注 1]』(週刊少年サンデー・小学館)に続いてアニメ化された。1986年から1988年の約2年に渡るテレビアニメシリーズに加え、劇場版、OVAも製作された。

テレビアニメ

キティ・フィルムフジテレビ制作でテレビアニメ化。1986年3月から1988年3月まで、フジテレビ系列ほかにて全96話が放送された。アニメーション制作はスタジオディーンが担当した。キャッチフレーズは「坂の途中に愛がある」。

本テレビアニメ作品の制作は、前番組『うる星やつら』(1981年版)のテレビアニメ制作を担当していた会社がそのまま担当する形となり、チーフディレクターのやまざきかずお[注 2]をはじめ、『うる星やつら』(1981年版)の製作に関わってきたスタッフの多くが本作品の制作にも参加した。しかし、シリーズの途中でメインスタッフの交代が何度もあった。

キャストについては、五代裕作役の二又一成や音無響子役の島本須美をはじめ、千葉繁神谷明三田ゆう子古川登志夫島津冴子など、『うる星やつら』(1981年版)のキャストだった声優が多く起用された[注 3]

作品の特徴(テレビアニメ)

青年誌に連載されていた原作に見られる性に関する発言やラブホテルに入る場面、ベッドシーンなどは、アニメでは表現の自主規制で描かなかったり、間接的な表現に変更されている[注 4]。ただし、第26話までは性に関する発言やお色気描写が描かれることがあった。

こうした性的な描写を除き、放送時の時代背景や季節に合わせた原作の変更の多かった『うる星やつら』(1981年版)とは異なり、本作品はできるだけ原作に近いアニメ化を目指すことになった。これにより第26話までは原作に忠実に話が進んだものの、放送日と季節感が大幅にずれたエピソードを放送されるような事態になり、一般の視聴者から苦情が寄せられた。そのため、メインスタッフの交代に合わせて、第27話からは正月に初詣に行くエピソードを夏祭りに差し替えたり、夏にビアガーデンでアルバイトする話を冬の居酒屋でアルバイトする話に変更するなど、本放送時期に近い季節で描かれた。

エピソードは原作をなぞっているが、キャラクターの設定や心情描写が変更されたり、追加された。特に、ヒロイン・音無響子の性格が原作とアニメでは多少異なる。原作では基本的には清楚であるがその反面、五代裕作の女性関係に触れるとヤキモチを焼いて意地悪な言動をする。第26話まではほぼ原作通りであったが、以降は意地悪な言動が縮小され、さらに清楚・おしとやか・惣一郎に一途なキャラクターになっており、言動もそれにともなって変更されていることが多い[注 5]。これらの変更により、五代裕作が骨折するエピソードなど一部は原作とニュアンスが変わるか、もしくは描かれなかった。

原作漫画において途中で二号室に入居する二階堂望はテレビアニメには一切登場しなかったが、1988年公開の劇場版『めぞん一刻 完結篇』では登場する。また、第50話でアニメオリジナルキャラクターの三越善三郎が登場する[1]。三越は、原作では誰も入居しない一刻館の三号室へ一時的に入居した。ただしこの三号室は、三越が去った後でも五代が一時的に使用していた時期があった。

原作よりも時間の経過が早く、五代の行動が異なる。後半の大学卒業後に保育士試験を受けるエピソードは、大学在籍中の卒業試験に変更されている。これによって、五代の性格が若干異なっており、原作よりアニメの方が意志が強い性格となっている。また、八神いぶきの父から紹介状を2回渡される[注 6]

八神いぶきが原作よりも長く登場する。原作では響子に「弱虫。」と言ったのを最後に最終回の後日譚まで登場しなくなるが、アニメではその後もしばらく登場する。ただし、いぶきと五代、響子の関係は原作同様に明確な形では決着しない。また、原作にいぶきが高校生であるにもかかわらず茶々丸で飲酒するシーンがあったが、アニメは未遂で終わっている。

三鷹瞬の愛車が原作では日産・シルビアだったが、アニメではトヨタ・ソアラに変更されている。スポンサーにトヨタ自動車が入ったためとされる[要出典]

キャスト(テレビアニメ)

スタッフ(テレビアニメ)

主題歌(テレビアニメ)

オープニングテーマ
曲名 歌手
アーティスト
作詞 作曲 編曲 アニメーション 使用話 備考
1 悲しみよこんにちは 斉藤由貴 森雪之丞 玉置浩二 武部聡志 南家こうじ 第1話 - 第23話、
第25話 - 第37話
効果音が挿入されている。スタッフロールのクレジット書体が異なるものも存在する。
2 アローン・アゲイン ギルバート・オサリバン - 中村泰敏
古瀬登
第24話 石原真理子主演の実写劇場版『Apartment Fantasy めぞん一刻』の公開に際し、テレビアニメでも主題歌として使用された。加えて第27話では本編中で使用された。
3 好きさ 安全地帯 松井五郎 玉置浩二 安全地帯 片山由美子 第38話 - 第52話
4 サニーシャイニーモーニング 松尾清憲 湯川れい子 松尾清憲 白井良明 南家こうじ 第53話 - 第76話 リリース版とはアウトロのアレンジが異なる。
5 陽だまり 村下孝蔵 水谷公生 第77話 - 第96話
エンディングテーマ
曲名 歌手
アーティスト
作詞 作曲 編曲 アニメーション 使用話 備考
1 あした晴れるか 来生たかお 来生えつこ 来生たかお 星勝 南家こうじ 第1話 - 第14話 リリース版とはアウトロのアレンジと一部の歌詞が異なる。本編中でもインストゥルメンタル版が度々使用された[注 9]
2 シ・ネ・マ ピカソ 大山潤子 ピカソ ピカソ、
鳥山雄司
阿部司 第15話 - 第23話
第25話 - 第33話
リリース版とは間奏の後が異なる。
3 ゲット・ダウン ギルバート・オサリバン - 中村泰敏、
古瀬登
第24話 石原真理子主演の実写劇場版『Apartment Fantasy めぞん一刻』の公開に際し、テレビアニメでも主題歌として使用された。
4 ファンタジー ピカソ 森雪之丞 ピカソ ピカソ 阿部司
清水恵子
第34話 - 第52話 第34話以外、効果音が挿入されている。リリース版とはアウトロのアレンジが異なる。
5 サヨナラの素描デッサン 森英治 南家こうじ 第53話 - 第76話
6 ビギン・ザ・ナイト 来生えつこ ピカソ 第77話 - 第96話

ギルバート・オサリバンの楽曲の使用について

第24話の主題歌は、石原真理子主演による実写劇場版『Apartment Fantasy めぞん一刻』の公開に合わせて、そのテーマソングであるギルバート・オサリバンの楽曲「アローン・アゲイン」がオープニングテーマに、「ゲット・ダウン」がエンディングテーマに使用された。しかし、諸般の事情で2曲とも1回きりの起用となった[注 10]

続く第25話では以前の主題歌(「悲しみよこんにちは」と「シ・ネ・マ」)が引き続き使用された。これについて、番組の広報担当者が当時のアニメ雑誌上で「曲の権利関係の調整が不十分だった」と、著作権上の問題であったと弁明している。しかしアニメ誌[どこ?]以外では事情説明がなかったため、情報が伝わらなかった。

当時のプロデューサーの松下洋子は、以下のように語っている[要出典]

当時、安濃高志チーフディレクターの交代の時期で、制作現場はかなり忙しかったため、やむなく『めぞん一刻』のキャラクターに不慣れな古瀬登を作画監督に起用したが、完成したオープニング、エンディングはキャラクターも似ていないし、色もパッとしないものになってしまった。そのため第24話の視聴率はガタ落ちしたとなっているが、実際は曲が『めぞん一刻』のイメージとかけ離れていたため、『めぞん一刻』だと気づかず見飛ばしてしまったことが視聴率低下につながった要因ではないかとも言われている。また、不評の電話もあったため、即刻元のオープニング、エンディングに戻すに至った。

ただしその後、第27話のラストシーンで挿入歌として「アローン・アゲイン」が使用されている。

当時のアニラジ「mamiのRADIかるコミュニケーション[いつ?]では、この件についてフジテレビに問い合わせたところ「『悲しみよこんにちは』がオリコンで急上昇したために戻した」との回答を得たとしているが、急上昇した事実はない。

エクストラ・ソングス

劇中では、著名なアーティストによる歌やインストの楽曲が多く起用されている。しかし、エンディングのスタッフロールでは楽曲の情報が一切明記されていない。使用されている楽曲の多くは、オープニングとエンディングテーマの作者やレーベルや『うる星』で起用されていたアーティストや楽曲でつながりがあり、縁故的である。後に発売された8枚組のCD『「めぞん一刻」コンプリート・ミュージック・ボックス』に、ほぼ全楽曲が「エクストラ・ソングス」として収録されている。

曲名 アーティスト 放送話数・パート 備考
1 ONE TRACK MIND CINDY 第7話Bパート
第14話Aパート
第26話Aパート
第67話Bパート
2 煙が目にしみる 松田良 第8話Aパート
3 INSIDE OF YOUR LOVE CINDY 第12話Bパート
第54話Aパート
4 剣と女王 マーク・ゴールデンバーグ 第13話Bパート
第79話Aパート
5 昼下りの妖精 松田良 第13話Bパート
第88話Aパート
6 TRY YOUR LUCK AGAIN CINDY 第14話Bパート
第30話Bパート
第34話Aパート
第39話Bパート
第70話Aパート
7 Manbo No.5 高中正義 第15話Bパート
8 FINGER DANCIN'
9 SPACE WAGON
10 GARDEN OF LOVE CINDY 第18話Aパート
第23話Bパート
第51話Aパート
11 夢芝居 梅沢富美男 第19話Bパート
第78話Aパート
『ミュージック・ボックス』では、小椋佳による歌唱音源で収録されている。
12 碧い瞳のエリス 安全地帯 第19話Bパート
13 セーラー服と機関銃 薬師丸ひろ子
14 ピーセス・オブ・エイト - PIECES OF EIGHT マーク・ゴールデンバーグ 第20話Aパート
第51話Bパート
第61話Bパート
第78話Bパート
15 ふたたびの 泰英二郎 第20話Aパート
16 時代おくれの酒場 加藤登紀子 第21話Aパート
17 YOU AND I CINDY 第22話Aパート
第35話Bパート
第63話Aパート
18 つらいけど 泰英二郎 第23話Aパート
19 SOMETHING IN THE AIR CINDY 第24話Aパート
第38話Aパート
第42話Aパート
第73話Bパート
20 夢の入口へ… 音無響子(CV. 島本須美) 第24話Bパート
第46話Aパート
21 泣かせて 小椋佳 第27話Bパート
第31話Aパート
第32話Bパート
22 春の嵐の夜の手品師 あがた森魚 第28話Aパート
23 予感 音無響子(CV. 島本須美) 第33話Bパート インスト版としての起用も数回ある。
24 風にたわむれ マーク・ゴールデンバーグ 第35話Bパート
第76話Bパート
25 マイ・ハート 第35話Bパート
第51話Aパート
26 霧笛が俺を呼んでいる 赤木圭一郎 第36話Aパート・Bパート
27 もう少し遠く 来生たかお 第43話Aパート
第46話Aパート
第89話Aパート
28 SKIN DEEP CINDY 第43話Bパート
第60話Bパート
29 唇に悪夢 原江梨子 第47話Aパート
第77話Aパート
『ミュージック・ボックス』には収録されていない。
30 夢時雨 さくら 第47話Bパート
31 わるい癖 中山ラビ 第47話Bパート
第78話Aパート
32 手相 第47話Bパート
33 とことんI LOVE YOU 河合美智子 第62話Aパート
第63話Aパート
キティ・フィルムのアニメ映画「11人いる!」の挿入歌。
34 SWEET DREAM 成清加奈子 第64話Bパート
35 メロディー 音無響子(CV. 島本須美) 第73話Aパート
第77話Bパート
36 交響曲“動乱”第一楽章より 東京フィルハーモニー交響楽団 第74話Aパート
37 水盃 さくら 第77話Aパート
第81話Aパート
38 微熱なキ・ブ・ン ヒルビリー・バップス 第79話Aパート 『ミュージック・ボックス』ではリミックス・ヴァージョンを収録。

歌手・音無響子

劇中のヒロインである音無響子のアニメ版及び原作からの人気が相まって、劇中キャラクターを演じた島本須美ではなく音無響子名義で楽曲がリリースされた。

「声優が歌う、番組に関連した楽曲」ではなく、「劇中キャラクターが歌う、番組に関連した楽曲」と明確に表記されており、ファーストシングルとなった『予感』(1986年9月25日発売)をはじめ、ジャケットも響子のレコーディング風景をイラスト化したものとなっている。これがキャラクターソングのはじまりとなった。

その後もセカンドシングル『メロディー』(1987年7月25日発売)、アルバム『恋するKI・MO・CHI』(1987年9月25日発売)がリリースされた。

各話リスト

話数サブタイトル[3]脚本絵コンテ演出作画監督初放送日
第1話お待たせしました!私が音無響子です!! 土屋斗紀雄やまざきかずお河南正昭1986年
3月26日
第2話恋の火花パチパチ!響子さんは誰が好き 柳川茂湯山邦彦吉永尚之服部圭子4月2日
第3話暗やみでドッキドキ 響子さんと二人きり 金春智子鹿島典夫関田修音無竜之介4月9日
第4話響子さんハラハラ?!五代くんは受験です 武上純希向後知一服部圭子4月16日
第5話響子さんヤキモキ!五代くんが家出した 小西川博古川順康やまざきかずお河南正昭4月23日
第6話春はショッキング!響子さんの秘密!! 土屋斗紀雄山内重保吉永尚之土器手司4月30日
第7話五代くん悩みます!響子さんの好きな人 島田満小島多美子向後知一服部圭子5月7日
第8話五代くんいけない絶叫 やる時はやります! 武上純希湯山邦彦鈴木行河南正昭5月14日
第9話謎のテニスコーチは恋のライバルです! 小西川博吉永尚之音無竜之介5月21日
第10話渚のラブパニック!ライバルは犬嫌い!! 柳川茂向後知一中島敦子5月28日
第11話賢太郎の初恋!愛があれば年の差なんて 島田満やまざきかずお鈴木行土器手司6月4日
第12話恋のスクランブル!好きって言ったのに… 金春智子小島多美子関田修服部圭子6月11日
第13話モテモテ五代くん?桃色電話にご用心! 武上純希吉永尚之河南正昭6月18日
第14話やったね五代くん!響子さんと初デート 島田満鈴木行音無竜之介6月25日
第15話あぶない二人の人形劇!僕もうダメです 金春智子向後知一土器手司7月2日
第16話お見舞パニック!倒れても好きな人 柳川茂小島多美子関田修服部圭子7月9日
第17話響子さんの初恋物語 雨の日はいつも… 島田満やまざきかずお吉永尚之河南正昭7月16日
第18話響子さんの贈り物 エッ?これを僕に!? 土屋斗紀雄鈴木行音無竜之介7月23日
第19話五代と響子!二人の夜は危険がいっぱい 武上純希向後知一土器手司7月30日
第20話響子さんイライラ!?帰らない五代君の謎 金春智子小島多美子関田修服部圭子8月6日
第21話五代くんパニック!一刻館の子猫物語!! 小西川博吉永尚之河南正昭8月13日
第22話大ショック五代くん!響子さんの引退宣言 武上純希鈴木行音無竜之介8月20日
第23話響子さん危機一髪!恐るべき母の陰謀!! やまざきかずお向後知一中島敦子8月27日
第24話五代くんドギマギ!こずえと初キッス!? 土屋斗紀雄片山一良吉永尚之土器手司9月3日
第25話激闘!五代VS三鷹 プロポーズ大作戦!! 柳川茂小島多美子関田修服部圭子9月10日
第26話五代ボー然!響子のヤキモチ大爆発!! 島田満やまざきかずお音無竜之介9月17日
第27話消えた惣一郎!?思い出は焼鳥の香り 伊藤和典安濃高志片山一良河南正昭9月24日
第28話響子さんもビックリ 私が賢太郎の父です 小西川博鈴木行服部圭子10月1日
[注 11]
第29話ハチャメチャ秋祭り 響子さんと井戸の中 伊藤和典向後知一中嶋敦子10月8日
第30話エッ響子さん結婚!?五代くん涙の引越し 吉永尚之河南正昭10月15日
第31話一刻館スキャンダル 五代くんが同棲中!? 片山一良音無竜之介10月22日
第32話玉子はミステリー?四谷の危険な贈り物[注 12] 小島多美子吉永尚之服部圭子10月29日
第33話日記にショック!惣一郎に恋人がいた!? 島田満鈴木行中嶋敦子11月5日
第34話恋は強引に!ゆかり婆ちゃん金歯で勝負 小西川博片山一良河南正昭11月12日
第35話追跡大作戦!響子と五代のデートを狙え 向後知一中嶋敦子11月19日
第36話いきなりキスの嵐!朱美さんの失恋物語 伊藤和典吉永尚之服部圭子11月26日
第37話アブナイ仮装大会!!響子も過激に大変身 島田満小島多美子向後知一音無竜之介12月3日
第38話五代くん失恋?こずえが三鷹に急接近!? 小西川博鈴木行河南正昭12月10日
第39話恋はガッツで勝負!五代のバイト大作戦[注 12] 伊藤和典片山一良中嶋敦子12月17日
第40話優しさがせつなくて X'マスは恋の予感![注 12] 小島多美子向後知一高岡希一12月24日
第41話湯上り響子にドキッ 露天風呂のぞき合戦 小西川博吉永尚之河南正昭1987年
1月7日
第42話五代くん骨折!恋のチャンスは病室で!! 伊藤和典鈴木行近藤英輔小川博司1月14日
第43話恋の火花がスパーク 五代と三鷹入院騒動 向後知一音無竜之介1月21日
第44話賢太郎君もマッ青?!四谷の恐るべき正体[注 12] 吉永尚之河南正昭1月28日
第45話衝撃の重大発言?!響子が五代に愛の告白 島田満望月智充鈴木行中嶋敦子2月4日
第46話響子争奪!スケートリンクは愛の戦場 伊藤和典鈴木行近藤英輔小川博司2月11日
第47話響子ハチャメチャ!酔いどれてプッツン 小西川博吉永尚之向後知一高岡希一2月18日
第48話五代激白!僕の気持ちを判ってほしい!! 大賀俊二鈴木行河南正昭2月25日
第49話三鷹の猛特訓!犬が恐くて恋ができるか[注 12] 片渕須直中嶋敦子3月4日
第50話響子が一目惚れ?!一刻館にヘンな奴登場[注 12] 伊藤和典小島多美子鈴木行音無竜之介3月11日
第51話四谷さんもびっくり 一刻館が消える日!?[注 12] 小西川博鈴木行近藤英輔小川博司3月18日
第52話許して惣一郎さん!響子涙の再婚宣言!! 伊藤和典片山一良河南正昭3月25日
第53話女子高生パワー爆発 響子に恋の宣戦布告 小西川博吉永尚之中島敦子4月8日
第54話裸でアタック!五代タジタジ誘惑作戦!! 小島多美子山口頼房清水恵蔵4月15日
第55話突撃パジャマ娘!一刻館はラブパニック 高屋敷英夫鈴木行高岡希一4月22日
第56話八神の決心!あきらめないわ初恋だもの 大賀俊二関田修音無竜之介4月29日
第57話お嬢サマ登場!三鷹コーチにひとめぼれ 金子裕近藤英輔小川博司5月6日
第58話五代か三鷹か!女ごころは今夜が勝負!! 高屋敷英夫吉永尚之鈴木行中島敦子5月13日
第59話ドキッ!九条明日菜はじめての体験!! 金子裕関田修河南正昭5月20日
第60話見ちゃった!響子と三鷹がいきなりB?! 小西川博小島多美子山本智史中島敦子5月27日
第61話追いかけて五代さん 響子失恋ひとり旅 棚橋一徳山口頼房清水恵蔵6月10日
第62話ヤッタ!響子と混浴 露天ぶろで二人きり 高屋敷英夫山本智史音無竜之介6月17日
第63話パワフル八神が忘れた頃にやって来た! 金子裕山本智史鈴木行中嶋敦子6月24日
第64話五代くん負けそう!女子高校生の甘い罠!! 近藤英輔小川博司7月1日
第65話八神絶叫!キケンな四谷の個人授業!! 小西川博小島多美子関田修河南正昭7月8日
第66話八神の挑戦!未亡人なんかに負けないわ 高屋敷英夫鈴木行中嶋敦子7月15日
第67話八神もア然!ゆかり婆ちゃん金歯で参上!! 山本智史鈴木俊二7月22日
第68話闘魂ゆかり婆ちゃん これぞ熱血草野球! 小西川博近藤英輔小川博司7月29日
第69話水中大乱闘!五代に疑惑のキスマーク!! 金子裕山本智史鈴木行中嶋敦子8月5日
第70話さらば婆ちゃん!上野駅は宴会パニック 高屋敷英夫小島多美子茂木智里河南正昭8月12日
第71話真夏の夜の夢?五代早くも就職決定か?! 小西川博吉永尚之鈴木行中嶋敦子8月19日
第72話赤ちゃん誕生?五代の泣き笑い人生! 金子裕山本智史鈴木俊二8月26日
第73話一刻館人質騒動!八神の大きなお世話様 小西川博近藤英輔河南正昭9月2日
第74話就職戦線異状あり!五代サヨナラ大逆転 金子裕小島多美子鈴木行中島敦子9月9日
第75話恋ひとすじ!八神と明日菜は懲りない女 高屋敷英夫吉永尚之茂木智里河南正昭9月16日
第76話ワタシ待つわ!響子突然のイミシン宣言 小島多美子鈴木行中嶋敦子9月23日
第77話あっぱれ五代!たまに見せます男の意地[注 12]
  • 小西川博
  • 高屋敷英夫
山本智史鈴木俊二10月14日
第78話それは秘密です!五代のバイト奮闘記!! 小西川博吉永尚之茂木智里中嶋敦子10月21日
第79話響子さんゴメンネ!涙・涙の愛妻弁当?!
  • 金子裕
  • 高屋敷英夫
小島多美子近藤英輔河南正昭10月28日
第80話五代ドッキリ!突然八神のバニーガール!! 金子裕山本智史中嶋敦子11月4日
第81話愛の執念!明日菜はやっぱり懲りない女 高屋敷英夫鈴木行河南正昭11月11日
第82話満点パパ!五代くんの子育てストーリー 茂木智里鈴木俊二11月18日
第83話追いかけてヨコハマ 響子さんが逃げる?! 小西川博小島多美子近藤英輔河南正昭11月25日
第84話疑惑1000% 響子のスキャンダルナイト 吉永尚之鈴木行中嶋敦子12月2日
第85話ここが正念場!五代と三鷹宿命の対決 高屋敷英夫澤井幸次河南正昭12月9日
第86話衝撃の一夜!明日菜のサラダ記念日?! 吉永尚之茂木智里中嶋敦子12月16日
第87話明日菜が妊娠?三鷹びっくり結婚宣言!! 金子裕小島多美子近藤英輔河南正昭12月23日
第88話愛ふたたび?こずえが残したキスの味!! 鈴木行鈴木俊二1988年
1月6日
第89話結ばれぬ愛!五代と響子今日でお別れ? 小西川博澤井幸次中嶋敦子1月13日
第90話響子さん引退!一刻館は遠い想い出? 茂木智里河南正昭1月20日
第91話響子ガク然!朱美と五代は意外な関係?! 高屋敷英夫小島多美子澤井幸次中嶋敦子1月27日
第92話こずえちゃん結婚!五代の愛は永遠に?! 鈴木行鈴木俊二2月3日
第93話春の予感?ふたりの心は熱いトキメキ!! 吉永尚之近藤英輔河南正昭2月10日
第94話やったぜ!五代くん決死のプロポーズ!! 小西川博鈴木行中嶋敦子2月17日
第95話ああ感動!指輪に込めたばあちゃんの愛 金子裕澤井幸次河南正昭2月24日
第96話この愛ある限り!一刻館は永遠に…!! 高屋敷英夫吉永尚之茂木智里中嶋敦子3月2日

放送局

放送系列、放送時間は1988年2月中旬 - 3月終了時点のものとする[5]

日本国内 テレビ / 放送時間
対象地域[6] 放送局 放送時間 放送系列 備考
関東広域圏 フジテレビ 水曜 19:30 - 20:00 フジテレビ系列 製作局
北海道 北海道文化放送
山形県 山形テレビ
宮城県 仙台放送
福島県 福島テレビ
新潟県 新潟総合テレビ [注 13]
長野県 長野放送
静岡県 テレビ静岡
富山県 富山テレビ
石川県 石川テレビ
福井県 福井テレビ
中京広域圏 東海テレビ
近畿広域圏 関西テレビ
島根県鳥取県 山陰中央テレビ
岡山県・香川県 岡山放送
広島県 テレビ新広島 [注 14]
愛媛県 愛媛放送 [注 15]
福岡県 テレビ西日本
佐賀県 サガテレビ
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列
テレビ朝日系列
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列
長崎県 テレビ長崎 水曜 19:00 - 19:30 日本テレビ系列
フジテレビ系列
[注 16]
鹿児島県 鹿児島テレビ
青森県 青森放送 火曜 17:30 - 18:00 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
岩手県 テレビ岩手 火曜 17:30 - 18:00[7]
→ 火曜 16:30 - 17:00
日本テレビ系列
秋田県 秋田テレビ 月曜 17:00 - 17:30[7]
→ 水曜 19:30 - 20:00
フジテレビ系列 [注 17]
山梨県 山梨放送 月曜 17:00 - 17:30 日本テレビ系列
山口県 テレビ山口 水曜 17:30 - 18:00 TBS系列 [注 18]
高知県 テレビ高知 火曜 16:30 - 17:00 1988年5月31日まで放送[8]
大分県 テレビ大分 木曜 16:30 - 17:00 日本テレビ系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列
フジテレビ系列 水曜 19:30 - 20:00
前番組 番組名 次番組
うる星やつら(1981年版)
(1981年10月14日 - 1986年3月19日)
めぞん一刻
(1986年3月26日 - 1988年3月2日)
F(第1話 - 第21話)
(1988年3月9日 - 9月28日)

関連商品(テレビアニメ)

サウンドトラック

発売日 タイトル 規格 規格品番 発売元
1st 1986年9月21日 めぞん一刻 MUSIC BLEND LP C28G0447 キャニオン・レコード
CT 28P6589 ポニー
2nd 1986年12月21日 めぞん一刻 ミュージックカクテル CD H33K-20030 キティレコード
3rd 1987年7月1日 めぞん一刻 MUSIC BLEND 2 LP C28G0473 キャニオン・レコード
CT 28P6692 ポニー
CD H33K-20076 キティレコード
4th 1988年2月21日 めぞん一刻 完結篇 オリジナル・サウンドトラック LP C25G0489 ポニーキャニオン
CT 25P7476
CD H30K-20116 キティレコード
5th 1988年3月21日 めぞん一刻 完結篇 完全収録版 LP C35G0493 ポニーキャニオン
CT 35P8141
CD H35K-20118 キティレコード
6th 1988年12月21日 めぞん一刻 MUSIC SOUR〜未発表TV・BGM集〜 CD H30K-20135
CT 28CS-0193
7th 1989年12月21日 めぞん一刻 Music Shake〜未発表TV・BGM集Vol.2〜 CD H00K-20162
CT 00CS-0214
8th 1992年7月25日 めぞん一刻 FOREVER REMIX CD KTCR-1166
9th 1994年11月2日 めぞん一刻 ベストセレクション KTCR-1304
10th 1999年3月17日 めぞん一刻 テーマソングベスト+[9] PCCG-00492 ポニーキャニオン
11th 2015年8月19日 決定盤「めぞん一刻」アニメ主題歌&キャラソン大全集 (+BGM集)[10] PCCK-20120

CD-BOX

発売日 タイトル 規格 規格品番 発売元 備考
1994年11月2日 めぞん一刻 コンプリート・ミュージック・ボックス CD KTCR-9010/5 Kitty Records

ドラマCD

サウンドトラックをそのまま使い、四谷役の千葉繁のナレーションをかぶせたドラマCD『サウンド・シアター』が全話分作成された。当初ナレーションは主音声に収録されていたが、後に副音声となり、ドラマ部分だけを聴くことができるようになった。付録として声優によるDJパートのほか、出演者のインタビューが収録されていた。

テレビアニメ放送終了後の1992年に特別企画としてドラマCD『めぞん一刻 PARTY ALBUM』がリリースされている。

映像ソフト化(テレビアニメ)

  • 本編のVHSビデオは1992年4月21日に発売。全24巻セット(1998年から1999年にかけて1巻毎のバラ売り開始)。
  • 本編のLD-BOXは1995年3月21日に発売。24枚組(同年10月から1枚毎のバラ売り開始)。
  • 本編のVCDは1996年7月 - 1997年2月に発売。全24枚(1枚毎のバラ売りのみ)。
  • 本編のDVDは2000年5月24日 - 10月25日に発売。全24巻。
  • 2005年6月24日に全話収録のDVD-BOXが発売。
  • 2013年12月25日に本編Blu-ray BOX1(第1話 - 第48話)が発売。
  • 2014年4月23日に本編Blu-ray BOX2(第49話 - 第96話)が発売。
  • 2017年12月20日に全話収録のBlu-ray SETが発売。全16枚。

OVA

めぞん一刻 移りゆく季節の中で』と『めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記』の2作品がある。2000年11月15日には、両作品を収録したDVD『めぞん一刻 OVA ベストカップリング』が発売された[11]。また、2015年9月30日に発売されたBlu-ray『めぞん一刻 劇場&OVA Blu-ray SET』にも両作品は収録されている[12]

めぞん一刻 移りゆく季節の中で

めぞん一刻 移りゆく季節の中で』(めぞんいっこく うつりゆくきせつのなかで)は、1988年に発売された日本のOVA作品。テレビアニメ『めぞん一刻』全96話を90分にまとめた総集編である。

冒頭は白黒(同時にクレジットされたスタッフロールはピンク色)で、春先に響子が惣一郎の墓参りをしているところから始まり、夏・秋・冬のさまざまな出来事を経て、最後はふたたび春先の惣一郎の墓前で終わる。先述の通り本作品はテレビアニメの「総集編」であるが、一部テレビアニメには存在しないシーンや異なるシーンがある。また、テレビアニメに出演していない星野桜子が声をあてている(役名は不明)。

キャスト(移りゆく季節の中で)

スタッフ(移りゆく季節の中で)

主題歌(移りゆく季節の中で)

悲しみよこんにちは
斉藤由貴による主題歌。作詞は森雪之丞、作曲は玉置浩二、編曲は武部聡志
本楽曲はテレビアニメの初代オープニングテーマである。

めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記

めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記』(めぞんいっこく ばんがいへん いっこくとうナンパしまつき)は、1991年6月21日に発売された日本のOVA作品。テレビアニメ『めぞん一刻』に関連する作品である。

ビッグコミックスピリッツの増刊号に掲載され、単行本6巻の締めに収録された同名のストーリーをアニメ化したもので、三鷹のクルーザーで三鷹と五代、響子を始め一刻館のメンバーがクルージング中に難破し、無人島に漂流する話。本作品では、同じ夏に起こった出来事として回想シーンから描かれ、無人島以外のオリジナルストーリーも少し含まれる。

キャスト(一刻島ナンパ始末記)

  • 音無響子 - 島本須美
  • 五代裕作 - 二又一成
  • 四谷 - 千葉繁
  • 六本木朱美 - 三田ゆう子
  • 一の瀬花枝 - 青木和代
  • 一の瀬賢太郎 - 坂本千夏
  • 音無惣一郎 - 田中秀幸
  • 三鷹瞬 - 神谷明

スタッフ(一刻島ナンパ始末記)

  • 原作 - 高橋留美子
  • 製作 - 多賀英典
  • 企画 - 落合茂一
  • 監督 - 四分一節子
  • 脚本 - 高屋敷英夫
  • 演出 - 前島健一
  • キャラクターデザイン・作画監督 - 小林ゆかり
  • 音楽 - 川井憲次、杉山卓夫
  • 美術監督 - 小板橋かよ子
  • 撮影監督 - 岡崎英夫
  • 音響監督 - 斯波重治
  • 色指定 - 伊藤弘子、宝来典行
  • 音響製作 - オムニバスプロモーション
  • 編集 - 薩川昭夫、井上潔、国吉伸幸、須田修(井上編集室)
  • プロデューサー - 松下洋子
  • アニメーション制作プロデューサー - 松崎義之
  • アニメーション製作協力 - マジックバス
  • 制作 - キティ・フィルム

主題歌(一刻島ナンパ始末記)

「悲しみよこんにちは」
斉藤由貴による主題歌。作詞は森雪之丞、作曲は玉置浩二、編曲は武部聡志。
本楽曲はテレビアニメの初代オープニングテーマである。

劇場版

めぞん一刻 完結篇

めぞん一刻 完結篇』(めぞんいっこく かんけつへん)は、1988年2月6日に東宝系で公開された、日本の長編アニメーション映画[13]高橋留美子の漫画『めぞん一刻』を原作とするアニメオリジナル作品である。同時上映作品は『うる星やつら 完結篇』。配給収入は2.6億円[14]

『めぞん一刻』唯一の劇場版アニメ作品。「完結篇」と銘打ってはいるが、テレビアニメで五代と八神の関係の決着がはっきり描かれなかったこと以外は完全な結末を迎えているため、原作やテレビアニメで触れられなかった、五代と八神の関係、そして響子と八神の対決がどう決着したかにスポットを当てた作品となっている。一刻館での一晩の出来事がほぼリアルタイムで進行し、テレビアニメでは登場しなかった二階堂望(声:堀川亮)も登場している。作品の時系列は原作に準拠しており、テレビアニメとは一部内容が直接つながらない。

DVDは2001年12月19日に発売された[15]。また、2015年9月30日に発売されたBlu-ray『めぞん一刻 劇場&OVA Blu-ray SET』に、本作品が収録されている[12]

あらすじ(完結篇)

一刻館の管理人・響子といよいよ結婚することになった五代。2人を見守り続けた一刻館の住人たちは、結婚式を翌日にひかえた夜、祝福の大宴会を開こうと計画する。一刻館の常で、酒が回るにつれて大狂乱になっていく宴会。そんな中、響子は誰かからの手紙を待っているらしい。五代は不審がり、不安になる。周囲の酔っ払いたちは、五代に嫌気がさして他の男と駆け落ちするのではないかなどと無責任な想像をして、五代の不安をあおりたてる。そんな中、五代と響子の結婚自体を知らされていなかった八神が来訪。さすがに気を使って口をつぐむ住人たちだったが、二階堂が口を滑らせてしまう。そして動揺し泥酔し狂乱した八神は、ついに響子を屋根裏部屋に呼び出し、二人は一対一で対峙する。沈黙する響子の秘密を巡り、物語は展開してゆく。

キャスト(完結篇)

スタッフ(完結篇)

主題歌(完結篇)

硝子ガラスのキッス
姫乃樹リカによる主題歌。作詞は松本隆、作曲は和泉常寛、編曲は萩田光雄

脚注

注釈

  1. ^ 本記事におけるアニメ『うる星やつら』はすべて1981年版アニメのことを指す。
  2. ^ 第26話をもって降板した。
  3. ^ 『うる星やつら』(1981年版)では、二又がラム親衛隊のメンバーであるチビ役、島本は水乃小路飛鳥役、千葉はメガネ(ラム親衛隊メンバー)、神谷は面堂終太郎、三田は弁天、古川は諸星あたる、島津は三宅しのぶ役で出演した。
  4. ^ 例えば、物語の終盤、五代が六本木朱美にラブホテルに呼び出されるシーンがあるが、原作では朱美が下着姿だったのに対しアニメでは服を着用している。そして「一発やっていく?」という台詞は無い(第91話)。また、ラブホテルの前で五代が響子に「あなたしか抱きたくないんです!!」と告白するシーンを、テレビアニメでは公園で「僕の瞳にはあなたしか映っていないんだ」と変更していた(第92話)。
  5. ^ 原作で八神に対する嫉妬のあまり持っていた竹箒の棒を真っ二つに折るという怒りをはっきりと表したシーンを、アニメ版では直前まで撫でていた惣一郎(犬)の毛を毟り取りすぐに我に返って謝るという無意識に怒りを顕わにしたような描写になっている(第55話)。
  6. ^ 一度目は受け取り、就職が内定したが、その直後に会社が倒産。二度目は受け取らず、その場にいた坂本に譲った。
  7. ^ ここではエグゼクティブプロデューサーのことである。
  8. ^ 第27話から第38話にかけてクレジットされていないが、杉山が作曲した音楽は使われている。
  9. ^ 大半は、五代裕作が疾走するシーンで使われており、一度だけ八神いぶきが疾走するシーンで使用された。これらとは別に、ストリングスのみで構成されたものもあり、そちらは主に回想シーンで使用されている。
  10. ^ 再放送では第24・25話で使用された地域がある。ただし、LDVHSDVDBDは第24話のみ収録となっている。
  11. ^ 当初『ナイター中継'86 ヤクルト巨人』の雨傘番組だったが、雨天中止となったために放送された。ただし、テレビ新広島では当初の予定通り『ナイター中継'86 広島阪神』を放送した関係で(巨人戦中止により中継を19:30開始に繰り下げたため『ドラゴンボール』は通常通り放送)、10月3日(金曜)16:00 - 16:30に放送された[4]
  12. ^ a b c d e f g h アニメオリジナル作品。
  13. ^ 現・NST新潟総合テレビ。
  14. ^ テレビ新広島では、プロ野球広島東洋カープ主催ゲームの中継のため、後日の午後枠での代替放送としたケースがある(この場合、本番組のスポンサーは野球中継に組み込まれた)が、水曜日は他局(主に中国放送広島ホームテレビ)での放送となることが多かったため、その頻度は少なかった(1986年10月1日放送分の10月3日午後への振り替えなど)。
  15. ^ 現・テレビ愛媛。
  16. ^ 本来の時間帯は日本テレビ系列の番組を同時ネットのため、キー局より30分先行で放送していた。
  17. ^ 1987年3月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局。1987年4月のANN脱退後は同時ネット。
  18. ^ 1987年9月まではフジテレビ系列とのクロスネット局。

出典

  1. ^ 一刻館に新しい住人が。アニメオリジナルの三越善三郎さん登場!【めぞん一刻再放送】”. 電撃オンライン. 2023年3月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x めぞん一刻 スタッフ・キャスト”. ファイブ・エース公式サイト. ファイブ・エース. 2004年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月9日閲覧。
  3. ^ めぞん一刻 OAリスト”. ファイブ・エース公式サイト. ファイブ・エース. 2004年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月9日閲覧。
  4. ^ 山陽新聞、1986年10月1日・3日、各テレビ欄
  5. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1988年3月号、学研、79 - 81頁。 
  6. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  7. ^ a b 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1987年3月号、学研、79頁。 
  8. ^ 「TV STATION NETWORK」『アニメディア』1988年6月号、学研ホールディングス、81頁。
  9. ^ めぞん一刻 テーマソングベスト+(プラス)”. ポニーキャニオン. 2023年7月20日閲覧。
  10. ^ 決定盤「めぞん一刻」アニメ主題歌&キャラソン大全集(+BGM集)”. ポニーキャニオン. 2023年7月20日閲覧。
  11. ^ めぞん一刻 番外篇+総集篇 (DVD)”. CD Journal WEB. シーディージャーナル. 2023年10月29日閲覧。
  12. ^ a b めぞん一刻 劇場&OVA Blu-ray SET〈2枚組〉 (DVD)”. CD Journal WEB. シーディージャーナル. 2023年10月29日閲覧。
  13. ^ 『めぞん一刻 完結篇』”. 映画資料データベース. 東宝. 2023年7月20日閲覧。
  14. ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報』1989年(平成元年)2月下旬号、キネマ旬報社、1989年、171頁。 
  15. ^ 劇場版 めぞん一刻~完結篇 (DVD)”. CD Journal WEB. シーディージャーナル. 2023年10月29日閲覧。

外部リンク

テレビアニメ
OVA「めぞん一刻 移りゆく季節の中で」
OVA「めぞん一刻 番外編 一刻島ナンパ始末記」
映画「めぞん一刻 完結篇」
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