コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

オキシジェン (お笑い)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田中知史から転送)
オキシジェン
OXYGEN
メンバー 三好博道
田中知史
結成年 2003年
事務所 ホリプロコム
活動時期 2003年 -
出身 ホリプロコムお笑いオーディション
出会い 演劇サークル
現在の活動状況 テレビ、ライブなど
芸種 漫才コントものまね
ネタ作成者 両者(主に三好)
過去の代表番組 爆笑オンエアバトル
キャラ☆キング
爆笑レッドカーペット
公式サイト オキシジェン 公式プロフィール
受賞歴
2008年 キングオブコント準決勝
2016年 漫才新人大賞 優勝
2021年 リモート版ビートたけし杯『お笑い日本一』 優勝
2023年 第3回30-1グランプリ 優勝
テンプレートを表示

オキシジェンは、ホリプロコム漫才協会2015年加入[1])に所属する日本のお笑いコンビ2003年結成。

メンバー

[編集]
  • 三好 博道(みよし ひろみち、 (1980-08-13) 1980年8月13日(44歳) - )ボケ担当、立ち位置は向かって左。
    • 血液型O型。
    • 神奈川県横浜市出身。
    • 趣味はボーッとすること。特技は柔道
    • 関東学院高等学校青山学院大学卒。
    • 高校時代は柔道部所属。プロレス技は当時から学校内ではかなり有名であった。
    • 初めての演劇の舞台で主役よりも笑いを取ったことで舞台終了後、主役の人から絞められた経験をもつ。
    • いとうせいこうに似ていると言われる。
    • 伊集院光の大ファンで、伊集院のラジオでは10年来のリスナーである。
    • 子供の頃からお笑い好きで、地元のお祭りのゲストに当時バカルディとして活動していたさまぁ〜ずをリクエストし、そのゲスト出演が実現したことがある[2]

概要

[編集]

大学時代に所属していた演劇サークルで2人は出会う[2]

ネタ

[編集]
  • 漫才[5]とコントを両方行っている。
    • コントではプロレス技(ドロップキックローリングソバット、フロムジャングルなど)のアクションが入ってくるネタ、学校(部活動や不良など)を題材にしたものを披露することが多かった[1]。最近ではローリングの後にかけずに降りてから普通に攻撃したり、一度技をかけて逆の体勢になる(ダメージを受ける方が変わる)と言うスタイルも取っていた[6]
    • しかし、2010年キングオブコント2回戦でネタ中に「クリスト」という技(両足で相手の頭に飛び付き2回転した後に関節技)を掛けて上で回転した三好を下で支えていた田中が、大きな負荷がかかった事で右脚を複雑骨折。入院・手術を要するほどの重傷を負い半年くらいは動くこともできなかった。完治した今でも激しい動きはもうできないということから、ネタは漫才中心に変えている[1][7]。漫才ネタの内容は田中が自分でBGMを流す中で三好が他人のゴシップなどの悪口を並べ立てていくもの[7]、色々な物にキャッチフレーズを付けるもの等(この系統で、漫才新人大賞ではあらゆる芸能事務所の社訓を考えるというネタで優勝した[1])がある。いずれにしても漫才の場合、非常に毒が効いたものとなる傾向がある。
    • 漫才協会入会後は「浅草の師匠ものまね」を演じることがあり、レパートリーは170本。
    • 2024年11月より、漫才協会真打に昇進し、同月4日の浅草東洋館11月上席興行において「真打昇進お披露目」が行われる。漫才協会では29組目の真打で2017年のU字工事以来、7年ぶりの真打昇進となる[8]

その他

[編集]
  • ネタに出てくるプロレス技は学生時代、演劇サークルでの経験が基になっている。ホリプロに所属してから約2年間事務所ライブにも出られず、クビを言い渡されそうになった時に最後のつもりのネタ見せ直前までネタが浮かばず、思いつきで飛び跳ねたりプロレス技など激しく動くネタを見せてウケたのがきっかけ。コンビ名も、その演劇サークルから拝借した[2]
  • 2016年3月、ホリプロとパンテーン(P&G)とHuluの合同による未来のスターを発掘する新プロジェクト「あなたの街のイチオシ美少女グランプリ」のスカウトマンに就任。ホリプロの新入社員やテレビディレクターと共に全国各地を周り、「芸能人になれそうなくらいかわいい」女性を探し出してその中からナンバーワンを決定する[1]。ナンバーワンに選ばれた女性にはホリプロへの所属契約と、パンテーンのイメージキャラクター起用という特典が与えられる。
  • オキシジェンというコンビ名については、周りからよく「名前が悪い」「覚えづらい」と言われているという。田中のいとこの青山には「みんな大好きだから『カツカレー』なんてどう?」と言われたことがある。また、事務所の先輩である設楽統バナナマン)には「『ホタテーズ』ってのはどう?」と言われたこともある。なお、ここで考案されたホタテーズというコンビ名は設楽が他のコンビ(現在は解散)に贈っている[7]
  • 漫才協会では新宿カウボーイ母心カントリーズコンパスと共に「若手五つ星」として推し出していく方針を2016年の漫才大会で発表した[9]
  • 両名とも既婚者である[10][11]

受賞歴等

[編集]

出演

[編集]

テレビ番組

[編集]

テレビアニメ

[編集]

テレビドラマ

[編集]

ラジオ

[編集]

ウェブテレビ

[編集]
  • AV紳士2 今宵、アナタと、AVと。(2019年11月1日、ピクションシネマ)[17]三好のみ

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 【漫才新人大賞V】オキシジェンがコントから漫才にシフトチェンジした事情”. 東京スポーツ (2016年6月22日). 2016年6月23日閲覧。
  2. ^ a b c 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(76)】コント中に骨折したため、漫才で頂点を目指すオキシジェン(1/2)”. サンケイスポーツ (2016年7月24日). 2016年7月24日閲覧。
  3. ^ ★オキシジェン田中さんご来館★”. 青山剛昌ふるさと館 オフィシャルサイト. 2016年4月13日閲覧。
  4. ^ a b 「オキシジェン」田中が衝撃の“殺人告白”「犯人役でコナンの6巻に出ている」”. 東スポWeb (2019年2月8日). 2024年4月25日閲覧。
  5. ^ オキシジェン | コンビ情報”. M-1グランプリ 公式サイト. 2021年5月13日閲覧。
  6. ^ 出場芸人紹介”. 超常芸人サバ〜イ!. 名古屋テレビ放送 (2008年12月16日). 2016年6月23日閲覧。
  7. ^ a b c 【ビッくらぼんの365日・芸人日記(76)】コント中に骨折したため、漫才で頂点を目指すオキシジェン(2/2)”. サンケイスポーツ (2016年7月24日). 2016年7月24日閲覧。
  8. ^ オキシジェン 真打昇進 - 一般社団法人 漫才協会 2024年10月15日
  9. ^ ゲロゲーロは4位に終わる、漫才協会ギャグNo.1は内海桂子「奴さんだョ」”. お笑いナタリー. 2016年11月23日閲覧。
  10. ^ オキシジェンfacebook 2015年6月14日(2016年6月23日閲覧)
  11. ^ オキシジェン田中twitter 2011年1月28日(2016年6月23日閲覧)
  12. ^ ビートたけし杯グランプリ、芸歴18年オキシジェン」『日刊スポーツ』2021年2月10日。2021年2月11日閲覧。
  13. ^ オキシジェンが第3回「ビートたけし杯」優勝、「まだやっていいんだ!」と思えた”. お笑いナタリー (2021年2月10日). 2021年2月11日閲覧。
  14. ^ Twitter 2021年4月4日”. 2021年11月29日閲覧。
  15. ^ Twitter 2022年9月25日”. 2022年9月26日閲覧。
  16. ^ オキシジェンの冠ラジオ番組始動「コメント0件ニュース」などの企画を展開 - お笑いナタリー”. 2022年10月2日閲覧。
  17. ^ AV紳士 〜今宵、アナタと、AVと。シーズン2”. AV紳士 〜今宵、アナタと、AVと。. 2020年1月7日閲覧。

外部リンク

[編集]