粕川町込皆戸
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(粕川町込皆戸 (前橋市)から転送)
粕川町込皆戸 | |
---|---|
北緯36度24分27秒 東経139度11分11秒 / 北緯36.40750度 東経139.18639度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 群馬県 |
市町村 | 前橋市 |
面積 | |
• 合計 | 1.38 km2 |
人口 | |
• 合計 | 1,641人 |
• 密度 | 1,200人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
371-0216[2] |
市外局番 | 027[3] |
ナンバープレート | 前橋 |
粕川町込皆戸(かすかわまちこみがいと)は、群馬県前橋市の地名。面積は1.38km2(2013年現在)[4]。郵便番号は371-0216[2]。
地理
[編集]前橋市の東部、赤城山の南麓、東神沢川流域に位置する。
河川
[編集]- 東神沢川
歴史
[編集]江戸時代頃からある地名である。寛永元年に女渕村から分村して成立した。はじめは前橋藩領で、明和6年に幕府領、天明8年には幕府と旗本久保田氏の相給を経て、寛永2年からは陸奥泉藩と旗本久保田氏の相給だった。なお、陸奥泉藩領は下込皆戸(現同町)、旗本久保田氏は上込皆戸(現粕川町稲里)と称した。人々は死牛馬の処理、兎や犬の皮革加工、医薬品の製造販売、馬医者、薪取り、小作農、草鞋作り、芸能など様々な雑業で生計を立てた[5]。
地名としては粕川村であったころは大字込皆戸であった。粕川村が前橋市に合併したことにより粕川町込皆戸となった[6]。
年表
[編集]- 1889年 市町村制が施行され、14村が合併し、群馬県南勢多郡粕川村大字込皆戸となる。
- 1896年 郡統合(東群馬郡と南勢多郡の統合)により勢多郡に所属し勢多郡粕川村大字込皆戸となる。
- 2004年 平成の大合併で粕川村は、宮城村、大胡町とともに、前橋市に合併し、群馬県前橋市粕川町込皆戸となる。
地名の由来
[編集]「皆戸」は村落の意味で、「込」は古くは「叺」の字を使った。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)8月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
粕川町込皆戸 | 664世帯 | 1,641人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 前橋市立粕川小学校 | 前橋市立粕川中学校 |
経済
[編集]- 店・企業
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施設
[編集]- 駅
- 公共
- 前橋市役所粕川児童館
- 宗教
- 白山神社
- マリアの宣教者フランシスコ修道会
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]赤城タクシーが運行を行っているデマンドバス方式のふるさとバスがある[9]。
道路
[編集]県道の群馬県道3号前橋大間々桐生線が通過。
避難所
[編集]当町が避難対象区域となった場合、近隣の粕川町女渕にある前橋市立粕川小学校に避難する[10]。
出典
[編集]- ^ a b “人口及び世帯数 - 町別住民基本台帳人口表”. 前橋市 (2017年9月5日). 2017年9月15日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 第2章 人口 - 前橋市 2015年10月07日閲覧。
- ^ a b c 上原善広『日本の路地を旅する』文藝春秋、2012年、260-277頁。
- ^ “合併後の住所表示一覧”. 前橋市. 2015年10月7日閲覧。
- ^ “前橋市立小学校及び中学校の通学区域に関する規則”. 前橋市 (2017年4月24日). 2017年9月16日閲覧。
- ^ 事業所一覧、株式会社LIXIL物流公式サイト。
- ^ “ふるさとバス(デマンドバス・大胡,宮城,粕川地区)のご案内”. 前橋市. 2015年10月7日閲覧。
- ^ “前橋市の避難所・避難場所”. 前橋市. 2020年9月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 10 群馬県』角川書店、1988年7月8日。ISBN 4-04-001100-7。