自衛隊栃木地方協力本部
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自衛隊栃木地方協力本部(じえいたいとちぎちほうきょうりょくほんぶ、Tochigi Provincial Cooperation Office)は、栃木県宇都宮市桜5丁目1-13宇都宮地方合同庁舎2階[1]に所在する、自衛隊地方協力本部のひとつ。陸・海・空自衛隊共同の機関だが、通常は陸上自衛隊の東部方面総監の指揮監督下にある。管轄する地域における防衛省・自衛隊の総合窓口として栃木県管内で活動する。
沿革
[編集]- 1956年(昭和31年)8月1日 - 自衛隊栃木地方連絡部が編成される[2]
- 2006年(平成18年)7月31日 - 自衛隊栃木地方協力本部に改編される
出先機関と管轄地域
[編集]- 大田原地域事務所:大田原市、さくら市、那須烏山市、那須塩原市、矢板市、塩谷郡(塩谷町・高根沢町)、那須郡(那珂川町・那須町)
- 小山地域事務所:小山市、下野市、栃木市、下都賀郡(野木町・壬生町)
- 足利地域事務所:足利市、佐野市
- 真岡募集案内所:真岡市、河内郡上三川町、芳賀郡(市貝町・芳賀町・益子町・茂木町)
- 宇都宮分室:宇都宮市、鹿沼市、日光市
主要幹部
[編集]官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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自衛隊栃木地方協力本部長 | 1等陸佐 | 加藤浩 | 2023年 | 8月 1日陸上自衛隊航空学校研究部長 |
代 | 階級 | 氏名 | 在職期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2等陸佐 | 仲山三郎 | 1956年 | 8月 1日 - 1957年 8月11日第1特科連隊付 | ||
2 | 2等陸佐 | 山口稔夫 | 1957年 | 8月12日 - 1958年 7月31日陸士47期 | 第7施設大隊長 | 陸上自衛隊施設学校所属 |
3 | 1等陸佐 | 大原秀二 | 1958年 | 8月 1日 - 1961年 7月31日陸士42期 | 第2高射特科群長 | 東部方面総監部付 →1961年12月18日 退職 |
4 | 1等陸佐 | 桜井文雄 | 1961年 | 8月 1日 - 1962年 7月31日陸士46期 | 第17普通科連隊長 兼 山口駐とん地司令 |
陸上自衛隊業務学校副校長 兼 企画室長 |
5 | 1等陸佐 | 和久和 | 1962年 | 8月 1日 - 1965年 7月15日矢板農学校 | 第1師団司令部総務課長 →1965年7月1日 1等陸佐昇任 |
陸上幕僚監部募集課募集班長 |
6 | 1等陸佐 | 柿崎誠一 | 1965年 | 7月16日 - 1968年 7月15日海兵65期 | 第1高射特科群副群長 | 陸上自衛隊幹部学校勤務 |
7 | 事務官 | 原中祐光 | 1968年 | 7月16日 - 1970年11月18日東京物理学校 | 人事教育局人事第3課勤務 | 防衛施設庁労務部労務管理課長 |
8 | 事務官 | 持田興一 | 1970年11月19日 - 1973年 | 3月15日中央大学 | 防衛研修所教務課長 | 自衛隊中央病院職能補導所長 |
9 | 1等陸佐 | 山崎竹敏 | 1973年 | 3月16日 - 1974年 7月15日陸航士58期 | 自衛隊福岡地方連絡部 小倉募集事務所長 |
福岡駐とん地業務隊長 |
10 | 1等陸佐 | 石井政雄 | 1974年 | 7月16日 - 1976年 8月 1日立教大学 | 第9師団司令部第3部長 | 第30普通科連隊長 兼 新発田駐とん地司令 |
11 | 1等陸佐 | 尾崎隆正 | 1976年 | 8月 2日 - 1978年 7月31日神戸経専 | 習志野駐とん地業務隊長 | 東部方面総監部勤務 |
12 | 1等陸佐 | 西村稔 | 1978年 | 8月 1日 - 1979年 4月 3日防大1期 | 陸上幕僚監部防衛部研究課研究班長 | 東部方面総監部勤務 |
13 | 1等陸佐 | 宮中正壽 | 1979年 | 4月 4日 - 1980年 7月31日防大1期 | 陸上幕僚監部監理部総務課監理班長 | 陸上幕僚監部調査部調査第1課長 |
14 | 1等陸佐 | 田畑元典 | 1980年 | 8月 1日 - 1982年 8月 1日宮崎大学 | 第10普通科連隊長 兼 滝川駐とん地司令 |
陸上自衛隊富士学校研究員 |
15 | 1等陸佐 | 鯉沼義則 | 1982年 | 8月 2日 - 1984年 6月30日防大1期 | 東部方面総監部人事部人事課長 | 陸上自衛隊富士学校総合研究開発部 第3主任研究開発官 |
16 | 1等陸佐 | 大島順一 | 1984年 | 7月 1日 - 1986年 7月31日静岡大学 | 第2特科群長 | 陸上幕僚監部人事部募集課長 |
17 | 1等陸佐 | 松井典雄 | 1986年 | 8月 1日 - 1988年 7月31日防大4期 | 第4特科連隊長 兼 久留米駐屯地司令 |
真駒内駐屯地業務隊長 |
18 | 1等海佐 | 吉村潤 | 1988年 | 8月 1日 - 1990年 7月31日早稲田大学・ 17期幹候 |
第6航空隊司令 | 第2航空群司令部首席幕僚 |
19 | 1等海佐 | 島本勇和 | 1990年 | 8月 1日 - 1992年 6月15日防大9期 | 海上幕僚監部人事教育部人事課 募集班長 |
佐世保地方総監部防衛部長 |
20 | 1等海佐 | 関泰雄 | 1992年 | 6月16日 - 1994年 3月22日防大14期 | 第1護衛隊群司令部幕僚 | 第45護衛隊司令 |
21 | 1等陸佐 | 古賀英松 | 1994年 | 3月23日 - 1996年12月15日防大12期 | 第1普通科連隊長 | 中部方面総監部調査部長 |
22 | 1等陸佐 | 小澤正 | 1996年12月16日 - 1998年 | 6月30日防大13期 | 陸上自衛隊幹部学校主任研究開発官 | 陸上自衛隊中央輸送業務隊長 兼 横浜駐屯地司令 |
23 | 1等陸佐 | 緒方信之 | 1998年 | 7月 1日 - 2000年 6月29日防大16期 | 北部方面通信群長 | 防衛研究所主任研究官 |
24 | 1等陸佐 | 藤枝茂樹 | 2000年 | 6月30日 - 2002年 7月31日防大21期 | 陸上幕僚監部監理部会計課経理班長 | 中部方面会計隊長 |
25 | 1等陸佐 | 出口堅 | 2002年 | 8月 1日 - 2004年 3月31日防大19期 | 第39普通科連隊長 兼 弘前駐屯地司令 |
陸上自衛隊幹部学校主任教官 |
26 | 1等陸佐 | 北村昌也 | 2004年 | 4月 1日 - 2006年 3月26日防大23期 | 第10普通科連隊長 兼 滝川駐屯地司令 |
第1師団司令部幕僚長 |
27 | 1等陸佐 | 二見弘幸 | 2006年 | 3月27日 - 2008年 3月25日防大25期 | 第40普通科連隊長 兼 小倉駐屯地司令 |
東北方面総監部調査部長 |
28 | 1等陸佐 | 山野順良 | 2008年 | 3月26日 - 2010年 3月31日防大28期 | 陸上自衛隊幹部学校教官 | 陸上自衛隊幹部学校主任教官 |
29 | 1等陸佐 | 新田栄二 | 2010年 | 4月 1日 - 2011年11月30日防大25期 | 東部方面総監部総務部総務課長 | 神町駐屯地業務隊長 |
30 | 1等陸佐 | 小林勇夫 | 2011年12月 | 1日 - 2014年 9月24日防大26期 | 第49普通科連隊長 | 東部方面総監部付 |
31 | 1等陸佐 | 小林栄樹 | 2014年 | 9月25日 - 2016年 7月31日防大32期 | 陸上自衛隊研究本部主任研究開発官 | 北部方面総監部監察官 |
32 | 1等陸佐 | 奥村晶一 | 2016年 | 8月 1日 - 2018年 7月31日生徒24期 | 東部方面総監部人事部援護業務課長 | 陸上自衛隊高射学校付 |
33 | 1等陸佐 | 諸石正弘 | 2018年 | 8月 1日 - 2020年 7月31日防大32期 | 陸上自衛隊教育訓練研究本部主任教官 | 陸上総隊司令部報道官 |
34 | 1等陸佐 | 稲田裕一 | 2020年 | 8月 1日 - 2021年 3月14日防大34期 | 第12旅団司令部幕僚長 | 東部方面総監部人事部勤務 |
35 | 1等陸佐 | 梶恒一郎 | 2021年 | 3月15日 - 2023年 7月31日防大34期 | 第20普通科連隊長 | 退職(陸将補昇任)[3] → 静岡県危機対策課危機調整官[4] |
36 | 1等陸佐 | 加藤浩 | 2023年 | 8月 1日 -近畿大学・ 平成3年卒 |
陸上自衛隊航空学校研究部長 |
脚注
[編集]- ^ 自衛隊年鑑2009 ISBN 978-4-938467-20-3
- ^ “自衛隊法施行令の一部を改正する政令(昭和31年 6月14日政令第180号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2016年6月19日閲覧。
- ^ 自衛隊法第65条の13の規定に基づく令和5年度若年定年等隊員の就職の援助の実施結果の公表について (PDF)
- ^ “静岡県人事(3日)”. あなたの静岡新聞. (2023年8月4日) 2023年9月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 自衛隊栃木地方協力本部
- 自衛隊栃木地方協力本部 (@tochigi_pco) - X(旧Twitter)