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静岡鉄道島田営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
静岡鉄道 > 島田営業所

静岡鉄道島田営業所(しずおかてつどうしまだえいぎょうしょ)はかつて島田市若松町に存在した静岡鉄道自動車部の事業所である。藤枝営業所島田支所を経て廃止され、現在は島田市向谷(むくや)に開設された向谷車庫を主な拠点に、しずてつジャストライン相良営業所が島田地区の路線を承継している。

所在地

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静岡県島田市若松町2740番地

跡地は、2001年(平成13年)11月より静鉄グループスーパーマーケットであるしずてつストア島田店となっている。

概説

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1930年代に、静岡電気鉄道が買収した西駿自動車商会を源流とし、さらに静岡電気鉄道藤相鉄道が共同出資によって設立した駿遠自動車(静岡乗合自動車に改称)の島田営業所を経て、1940年代静岡電気鉄道藤相鉄道、静岡乗合自動車ほか5社の戦時統合によって誕生した静岡鉄道の事業所となった。戦後は藤枝営業所島田営業区を経て、1958年(昭和33年)に再び静岡鉄道島田営業所となった。

金谷町(現 島田市)に本社を置く大井川鉄道も戦前から掛川 - 菊川 - 金谷 - 島田間を中心に乗合自動車事業を展開しており、戦後は榛南地域からの大井川鉄道大井川線延伸の要望もあり、1950年代後半までは新規路線の競願が発生していたが、1960年代以降は共同運行により双方が路線網を拡大していった。

静岡電気鉄道が戦前に構想した「国道本線」の金谷 - 静岡間を担う営業所であったが、1970年代以降は同線の区間分離により金谷駅 - 藤枝駅間に縮小された。1970年には10路線を管轄していたが、以降は利用者減少により路線網を縮小し、1990年代中盤には藤枝営業所島田支所となった。

1999年(平成11年)には不採算路線の大規模な廃止・再編が行われ、2000年度を以って廃止され、相良営業所向谷車庫に承継された。

沿革

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所管していた路線

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藤枝営業所島田支所の廃止時には、次の路線を管轄していた。

中部国道線B

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金谷島田病院線

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初倉線

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湯日線

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  • 概説
  • 沿革
    • 1958年(昭和33年)6月 - それまでの「谷口線」島田駅 - 色尾間と「初倉線」の金谷駅 - 色尾間を統合して誕生した路線で島田営業所の所管であった。当初は島田から色尾、湯日を経由して金谷を結んでいた。[27]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 島田七丁目 - 旭町 - 道悦島 - 谷口橋 - 初倉 - 色尾 - 湯日 - 本村 - 一軒家 - 鎌塚 - 三軒家踏切 - 金谷小学校前 - 金谷駅前
    • 1960年代 時期不詳 - 大井川右岸の鎌塚 - 三軒家踏切間が狭隘区間かつ土砂災害の危険区域として度々通行規制されるため、迂回ルートの確保も兼ね、金谷中学校、牧之原公園を経由する系統が開設された。
    • 1972年(昭和47年)11月現在の路線図では次の2系統が存在した。[28]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 島田七丁目 - 旭町 - 道悦島 - 谷口橋 - 初倉 - 色尾 - 湯日 - 本村 - 一軒家 - 鎌塚 - 三軒家踏切 - 金谷小学校前 - 金谷駅前
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 島田七丁目 - 旭町 - 道悦島 - 谷口橋 - 初倉 - 色尾 - 湯日 - 本村 - 一軒家 - 堂ヶ谷 - 膳棚 - 金谷中学校前 - 牧之原公園前 - 金谷駅前
    • 1974年(昭和49年)10月現在の路線図では金谷中学校経由が消滅している。[29]
    • 1975年(昭和50年)3月現在の時刻表では、島田 - 金谷間が1日4往復、島田 - 本村間が平日4往復、土日祝日2.5往復となっている。[30]
    • 1977年(昭和52年)の路線図では鎌塚 - 金谷駅間が廃止されている。[31]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 島田七丁目 - 旭町 - 谷口橋 - 色尾 - 湯日 - 本村 - 一軒家 - 鎌塚
    • 1978年(昭和53年)4月 - 県営月坂団地の分譲が開始された。[32]
    • 1984年(昭和59年)の路線図では本村まで縮小される一方で月坂団地を経由している。[33]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 島田七丁目 - 旭町 - 谷口橋 - 色尾 - 月坂団地 - 湯日 - 本村
    • 1995年(平成7年)4月1日 - 島田市による欠損補助が開始された。[34]
    • 1998年(平成10年)静岡鉄道によって島田市に申し入れられた「不採算路線計画」による地元との協議の結果、六合駅や保健センターを経由して島田市民病院への乗り入れが決定した。
    • 1999年(平成11年)4月1日 - 保健センター・島田市民病院への乗り入れを開始した。
    • 2001年(平成13年)頃 時期不詳 - 相良営業所に移管された。
    • 2003年(平成15年)4月1日 - 区間の重複する「中部国道線B」の島田駅 - 六合駅間が廃止され、同区間は「湯日線」の単独運行となった。
    • 2005年(平成17年)4月1日 - 平成16年度を以って欠損補助を廃止し、相良営業所の受託する島田市自主運行バス「湯日線・大津線」として運行を開始した。

島田市内循環線、島田市内線

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  • 運行系統および主要停留所
  • 概説
    • 島田駅北口から旧市内の主要施設を巡回する路線で、朝晩は島田営業所からの入出庫を兼ねていた。
    • 中溝町回りと稲荷町回りの循環系統で、島田駅を跨いで乗ることができなかった。(島田駅発島田駅行)
    • 相良営業所に移管された後も路線が維持され、向谷車庫への入出庫便は島田営業所があった当時の名残で「若松町西」が起終点であった。
  • 沿革
    • 1955年(昭和30年)
      • 8月11日 - 国道1号新国道の建設にあわせて国道1号新道(稲荷町 - 御仮屋町)の路線免許が申請された。[35]
      • 9月15日 - 島田二丁目 - 中溝町、向谷町 - 稲荷町区間の路線免許が申請された。[36]
    • 1958年(昭和33年)12月改正の時刻表では「島田市内循環線」(稲荷町廻り・中溝町廻り)として次の経路を運行していた。[27]なお、翌年2月には大井川鉄道も「島田市内循環線」を開設している。
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 大井町 - 検察庁前 - 中溝町 - 第二小学校前 - 若松町 - 三ツ合橋 - 第一小学校前 - 向谷局前 - 向谷二丁目 - 島高入口 - 稲荷町 - 第一中学校前 - 向島 - 大善寺前 - 大井神社前 - 大井町 - 島田駅前
    • 1977年(昭和52年)2月現在の路線図では次の停留所に停車していた。[31]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 市民病院前 - 島田郵便局前 - 島田警察署前 - 第二小学校前 - 静鉄営業所前 - 三ツ合橋 - 第一小学校前 - 向谷局前 - 向谷二丁目 - 島高入口 - 稲荷町 - 島田河原町 - 向島西 - 東海パルプ前 - 大善寺前 - 大井神社前 - 島田駅前
    • 1979年(昭和54年)4月 - 島田駅前から中央町交差点までの道路整備(現県道55号)と区画整理、島田市民病院の移転により、島田駅から島田郵便局前までの運行経路や停留所名が変更された。
    • 1985年(昭和60年)の時刻表によると、平日ダイヤで朝6 - 7時台に中溝町まわりで島田営業所から島田駅前への出庫便が4本、18 - 21時台に稲荷町まわりで営業所入庫便が6本設定されていた。[37]
      • 島田駅前 - 島田二丁目ユニー前 - 市役所前 - 島田郵便局前 - 島田警察署前 - 第二小学校前 - 静鉄営業所前 - 三ツ合橋 - 第一小学校前 - 向谷局前 - 向谷二丁目 - 島高入口 - 稲荷町 - 島田河原町 - 向島西 - 東海パルプ前 - 大善寺前 - 大井神社前 - 島田駅前
      • 中溝町廻り出庫便:静鉄営業所前→三ツ合橋→第一小学校前→向谷局前→向谷二丁目→島高入口→稲荷町→島田河原町→向島西→東海パルプ前→大善寺前→大井神社前島田駅前
      • 稲荷町廻り入庫便:島田駅前大井神社前→大善寺前→東海パルプ前→向島西→島田河原町→稲荷町→島高入口→向谷二丁目→向谷局前→第一小学校前→三ツ合橋→静鉄営業所前
    • 1991年(平成3年)3月16日 - 島田市内西部から島田市民病院、中央公園へのアクセス向上のため、日中の運行を中心に「大津線」に乗り入れる系統が開設され、従来の循環区間は朝晩の通勤・通学時間帯のみとなった。これに伴い「大津線」の中央公園系統は廃止され、路線名も「島田市内線」に変更された。[38]
      • 島田駅前 - 島田二丁目ユニー前 - 市役所前 - 島田郵便局前 - 島田警察署前 - 第二小学校前 - 静鉄営業所前 - 三ツ合橋 - 第一小学校前 - 向谷局前 - 向谷二丁目 - 島高入口 - 稲荷町 - 島田河原町 - 向島西 - 東海パルプ前 - 大善寺前 - 大井神社前 - 島田駅前
      • 静鉄営業所前 - 三ツ合橋 - 第一小学校前 - 向谷局前 - 向谷二丁目 - 島高入口 - 稲荷町 - 島田河原町 - 向島西 - 東海パルプ前 - 大善寺前 - 大井神社前 - 島田駅前
      • 静鉄営業所前 - 三ツ合橋 - 第一小学校前 - 向谷局前 - 向谷二丁目 - 島高入口 - 稲荷町 - 島田河原町 - 向島西 - 東海パルプ前 - 大善寺前 - 大井神社前 - 島田駅前 - 島田二丁目ユニー前 - 市役所前 - 島田郵便局前 - 大津通り - 第四小学校入口 - 元島田 - 島田市民病院 - 中央公園
    • 1997年(平成9年)4月1日 - 保健福祉センター経由が新設された。
      • (略)- 島田駅前 - 市役所前 - 島田郵便局前 -( - 大津通り -・島田第二中学校入口 - 保健福祉センター -) - 保健福祉センター入口 - 元島田 - 島田市民病院 - 中央公園
    • 1998年(平成10年)事業者単独では維持できない不採算路線として静岡鉄道から島田市に対して全線廃止の申し出があり、協議の結果、他の路線と区間の重複する島田市民病院、中央公園系統を廃止し、循環系統のみの運行とすることで存続が決定した。また県と島田市による欠損補助路線となった。[39]
    • 1999年(平成11年)4月1日 - 中溝回り9本、稲荷回り11本の計20本の市内循環路線として運行を開始した。[39]
    • 2001年(平成13年)時期不詳 藤枝営業所島田支所廃止に伴い相良営業所に移管され、静鉄営業所前停留所が若松町西に名称変更された。
    • 2009年(平成21年)3月末をもって全線が廃止された。

大長線

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  • 概説
    • 島田駅と神座(かんざ)、相賀(おおか)、川口、鍋島、二俣、白井など大井川左岸上流域山間部を結ぶ路線であった。
    • 1970年代以降はマイカー普及により利用者減少が進んだが、沿線小中学校の通学輸送を担っていたため1980年代後半からは島田市による欠損補助によって路線が維持されていた。
    • 藤枝営業所島田支所を経て相良営業所移管後に廃止され、現在は島田市自主運行バスの「伊久身線」「相賀線」に承継されている。
  • 沿革
    • 1924年(大正13年)- 大長村伊太の北川惣太郎の経営によって向谷 - 島田駅 - 藤枝駅間に乗合路線が開設された。向谷から神座、鵜網、川口、福用、川根町家山を経て地名までは大井川の水上を航路とする乗合飛行艇に連絡していた。なお、飛行艇は大井川鉄道の敷設時に廃止された。 [40][41][42]
    • 1928年(昭和3年)- 西駿自動車商会が北川の路線を買収した。[42]
    • 1933年(昭和8年)3月 - 静岡電気鉄道が西駿自動車商会を買収し、島田・大長線の免許を承継した。[4]
    • 1935年(昭和10年)4月 - 静岡電気鉄道藤相鉄道の共同出資により駿遠自動車株式会社が設立され、同社の路線となった。なお、2年後には駿遠自動車は静岡乗合自動車に改称された。
    • 1939年(昭和14年)6月1日改正の静岡乗合自動車島田営業所発行の「島田驛 - 大長村(神座)バス時刻表」では、島田 - 神座間が1日7往復、島田 - 向谷間が1日3往復運行されていた。また路線図付乗車券では次の経路が確認でき、金谷駅、藤枝駅、藤枝町大手、岡部北口、静岡駅への連絡運賃も掲載されている[6]
      • 島田駅 - 島田三丁目 - 島田一丁目 - 一本松 - 向谷水門 - 赤松 - 渡口 - 大澤橋 - 神座
    • 1953年(昭和28年)の時刻表では島田 - 神座間が1日5往復、島田 - 向谷間が1日3往復の合計8往復の運行であった。[43]
    • 1955年(昭和30年)7月28日 - 運輸審議会に神座から川口(島田市身成345)までの延伸が申請され、認可された。
    • 1958年(昭和33年)9月9日 - 川口 - 二俣間の免許と島田駅前 - 二俣間の系統開設を申請した。[44]
    • 1959年(昭和34年)5月11日 - 運輸審議会で中外報知社が競願していた路線免許申請が却下され、川口から二俣までの延伸と、上相賀への支線が認可された。[14]同年10月現在の時刻表では上相賀系統が1日4往復、神座系統が1日2往復、川口系統が1日8往復、二俣系統が1日6往復の合計20往復が運行されていた。[45]
      • 島田駅前 - 向谷 - 相賀橋 - 上相賀
      • 島田駅前 - 向谷 - 相賀橋 - 神座 - 鵜網 - 川口 - 小川局前 - 二俣
    • 1962年(昭和37年)5月16日 - 川口から鍋島まで延伸した。[46]
    • 1966年(昭和41年)9月1日 大井川鉄道との相互乗り入れで「島田家山線」が開設された。[12]
    • 1975年(昭和50年)3月現在の時刻表では神座系統は神座小学校前停留所が新設され上神座が起終点となっており、同系統は平日4.5往復、上相賀系統が5往復、川口系統が6往復、二俣系統は白井まで延伸し、平日5往復が運行されていた。[47][48]
      • 大長線
        • 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 相賀橋 - 上相賀
        • 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 上神座
        • 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 上神座 - 鵜網 - 川口
        • 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 上神座 - 鵜網 - 川口 - 小川局前 - 伊久美学校前 - 二俣
      • 島田家山線
        • 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 上神座 - 鵜網 - 川口 - 鍋島 - 丹原 - 渡島 - 身成小学校前 - 家山駅前
    • 1975年(昭和51年)11月現在の時刻表では「島田家山線」が鍋島まで区間を縮小し「大長線」に再統合されている。[31]
      • 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 向谷水門 - 大長中学校前 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 川口 - 鍋島
    • 1979年(昭和54年)島田駅前の区画整理とユニー島田店の開業に伴い島田駅前の経路が変更され、ユニー島田店が起終点となった。
    • 1985年(昭和60年)3月16日現在の時刻表では、次の4系統が存在している。[49]
      • 島田二丁目ユニー前 - 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 向谷水門 - 大長中学校前 - 相賀橋 - 相賀小学校前 - 上相賀
      • 島田二丁目ユニー前 - 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 向谷水門 - 大長中学校前 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 川口
      • 島田二丁目ユニー前 - 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 向谷水門 - 大長中学校前 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 川口 - 鍋島
      • 島田二丁目ユニー前 - 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 向谷水門 - 大長中学校前 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 川口 - 伊久美学校前 - 二俣 - 白井
    • 1987年(昭和62年)静岡鉄道からの利用者減少による廃止計画の申し出により二俣 - 白井間が廃止されたが、沿線児童生徒の通学手段確保のため島田市による欠損補助が開始され、系統が維持された。[50][51]
    • 1993年(平成5年)4月1日現在の時刻表では上相賀行と鍋島行の2系統が廃止されている。[52]
      • 島田二丁目ユニー前 - 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 向谷水門 - 北中学校 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 川口
      • 島田二丁目ユニー前 - 島田駅前 - 静鉄営業所前 - 向谷局前 - 向谷水門 - 北中学校 - 相賀橋 - 神座小学校前 - 川口 - 伊久美学校前 - 二俣
    • 2001年(平成13年)時期不詳 相良営業所に移管された。
    • 2003年(平成15年)4月1日 - 平成14年度末を以って島田市の欠損補助を終了し、島田市自主運行バスとして 「伊久身線」「相賀線」の運行を開始した。

島田学園線

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休廃止路線

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急行静岡金谷線

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大津線

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  • 概説
  • 沿革
    • 1926年(昭和元年)12月27日 - 個人経営の島田駅 - 落合間の路線が認可された。[63]
    • 1953年(昭和28年)9月現在の静岡鉄道の時刻表では「大津線」として島田駅 - 落合間が運行されていた。[43]
    • 1958年(昭和33年)9月9日 - 落合 - 天徳寺間の免許と島田駅前 - 天徳寺前間の系統開設を申請した。[44]
    • 1959年(昭和34年)5月11日 - 運輸審議会で中外報知社が競願していた路線免許申請が却下され、落合から天徳寺までの延伸が認可された。[14]同年10月現在の時刻表、路線図では次の経路を運行していた。[45]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 島田五丁目 - 市役所入口 - 大津通り - 元島田 - 野田 - 学校前 - 落合 - 大草 - 天徳寺前
    • 1977年(昭和52年)2月の路線図では現在の県道55号の整備と区画整理事業により島田三丁目から大津通り迄の経路が変更されている。[31]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 市民病院前 - 島田郵便局前 - 大津通り - 元島田 - 野田 - 落合 - 天徳寺前
    • 1979年(昭和54年) 4月2日に島田市民病院が島田市野田の地に移転開業し、同4月19日にはユニー島田店が開業した。これに伴い運行経路が変更され停留所の移転、新規開設が行われた。
    • 1985年(昭和60年)の時刻表では市民病院前までは毎時3 - 4便が確保されており、島田市野田に開園した中央公園行の系統も存在している。[64]
      • 島田駅前 - 島田二丁目ユニー島田店前 - 市役所前 - 島田郵便局前 - 大津通り - 元島田 - 島田市民病院前
      • 島田駅前 - 島田二丁目ユニー島田店前 - 市役所前 - 島田郵便局前 - 大津通り - 元島田 - 島田市民病院前 - 中央公園前
      • 島田駅前 - 島田二丁目ユニー島田店前 - 市役所前 - 島田郵便局前 - 大津通り - 元島田 - 島田市民病院前 - 野田 - 落合 - 天徳寺前
    • 1993年(平成5年)の時刻表では天徳寺系統が廃止され、中央公園系統は「島田市内線」に吸収されており、島田市民病院系統のみとなっている。また「島田市内線」の延伸と「金谷島田病院線」の開設に伴い朝晩のみの運行となっている。[65]
      • 島田駅前 - 島田二丁目ユニー島田店前 - 市役所前 - 島田郵便局前 - 大津通り - 元島田 - 島田市民病院前
    • 1995年(平成7年)3月31日の運行を以って 「島田市内線」に吸収され休止となった。
    • 1999年(平成11年)4月1日 「金谷島田病院線」に整理され廃止となった。
    • 2005年(平成17年)4月1日 島田市自主運行バス「湯日大津線」として路線が復活した。

元島田循環線

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  • 概説
    • 1972年(昭和47年)の路線図では次の経路を運行していた。
      • 島田駅前→島田三丁目→島田七丁目→御仮屋→松葉町→元島田→菰川→市役所入口→市民病院前→検察庁前→島田三丁目→島田駅前
    • 1975年(昭和50年)の時刻表では静岡鉄道と大井川鉄道の共同運行で各々一便づつ運行されている。
    • 1977年(昭和52年)の路線図からは消滅している。(廃止時期不詳)

細島線

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  • 概説
    • 1950年代後半に静岡駅から焼津駅、吉永を経由して大井川左岸を島田まで遡上する「吉永線」が、焼津藤枝島田の各地区の路線に区間整理されて誕生した路線である。
    • 1960年代から1970年代前半にかけては豊富な地下水を求めて沿線に多数の工場が立地し通勤需要があったが、マイカー通勤の増加に従って利用者は減少し廃止となった。
  • 沿革
    • 1953年(昭和28年)の時刻表では、静岡 - 島田間に焼津営業区が管轄する「吉永線」が運行されていた。[43]
      • 青木廻り:静岡 - 轟橋 - 青木 - 用宗 - 大崩 - 焼津 - 石津 - 田尻 - 吉永 - 宗高新町 - 忠兵衛 - 道悦島(六合)- 島田
    • 1958年(昭和33年)6月15日 -「吉永線」(静岡 - 島田間)が系統分割され、忠兵衛 - 吉永間が「志太循環線」の藤枝大手 - 吉永間を統合し飯渕まで延伸し藤枝営業所の所管する「飯淵線」に、島田 - 忠兵衛間が島田営業所が所管する「細島線」として分離された。なお、島田 - 焼津間の直通運転は、新たに「島田焼津線」が開設された。[66][27]
      • 用宗線:静岡 - 轟橋 - 青木 - 用宗
      • 海岸本線:静岡 - 広野 - 用宗 - 大崩 - 焼津 - 大富 - 宗高新町 - 大井川 - (以降略)
      • 吉永線:焼津 - 石津 - 田尻 - 吉永 - 飯淵
      • 飯淵線:藤枝大手 - 藤枝駅前 - 忠兵衛 - 宗高新町 - 吉永 - 飯淵
      • 細島線:島田 - 六合公民館前 - 細島 - 忠兵衛
    • 1963年(昭和38年)沿線に島田工業高校が開校し、同年に科研化学(現・科研製薬)静岡工場と日本ビニロン静岡工場(現 ニチビ)、1967年(昭和42年)には日清紡藤枝事業所、さらには1972年(昭和47年)に持田製薬静岡工場、1973年(昭和48年)にはネッスル日本(現・ネスレ日本)静岡工場が進出し、沿線に通勤・通学需要が創出されていった。[67]
    • 1977年(昭和52年)の路線図では「細島線」は次の2系統が存在した。系統および主要停留所は次のとおり。[31]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 島田五丁目 - 島田七丁目 - 御仮屋 - 栃山橋 - 島田工業高校前 - 六合公民館前 - 細島 - 科研化学入口 - 五平 - 忠兵衛
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - 島田五丁目 - 島田七丁目 - 御仮屋 - 栃山橋 - 島田工業高校前 - 六合公民館前 - 細島 - 科研化学入口 - 科研科学前 - ニチビ工場前 - 日清紡前 - 善左エ門 - 忠兵衛
    • 1984年(昭和59年)の路線図では「藤枝忠兵衛線ネッスル工場系統の忠兵衛 - 藤枝駅間と併行して藤枝駅まで延伸している。系統および主要停留所は次のとおり。[33]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - ジャスコタウン島田前 - 島田七丁目 - 御仮屋 - 栃山橋 - 島田工業高校前 - 六合 - 細島 - 御請 - 科研製薬入口 - 五平 - 忠兵衛 - 高等職業訓練校前 - 青島中学校入口 - 文化センター前 - 藤枝駅前
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - ジャスコタウン島田前 - 島田七丁目 - 御仮屋 - 栃山橋 - 島田工業高校前 - 六合 - 細島 - 御請 - 科研製薬入口 - 科研製薬前 - ニチビ工場前 - 日清紡前 - 善左エ門 - 忠兵衛 - 高等職業訓練校前 - 青島中学校入口 - 文化センター前 - 藤枝駅前
      • 藤枝忠兵衛線:ネッスル工場前 - 持田製薬前 - 科研製薬前 - ニチビ工場前 - 日清紡前 - 善左エ門 - 忠兵衛 - 高等職業訓練校前 - 青島中学校入口 - 文化センター前 - 藤枝駅前
    • 1988年(昭和63年)の時刻表では忠兵衛 - 藤枝駅間が廃止され、科研製薬経由のみで朝晩1往復にまで減便されている。[68]
      • 島田駅前 - 島田三丁目 - ジャスコタウン島田前 - 島田七丁目 - 御仮屋 - 栃山橋 - 島田工業高校前 - 六合 - 細島 - 御請 - 科研製薬入口 - 科研製薬前 - ニチビ工場前 - 日清紡前 - 善左エ門 - 忠兵衛
    • 1990年(平成2年)8月現在の路線図からは消滅している。[69]

島田焼津線、金谷焼津線

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島田家山線

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脚注

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注釈

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  1. ^ 日本平ロープウェーの開業にあわせて発行された日本平パンフレットの問合せ先に初めて島田営業区が登場しており、所在地は島田市2470番地となっている。

出典

[編集]
  1. ^ 大蔵省印刷局 編『官報 第636号 昭和4年2月14日』日本マイクロ写真、1929年2月14日、336頁。 
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