富雄駅
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(鵄邑駅から転送)
富雄駅 | |
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東口駅前広場(右側の奥が駅入口) | |
とみお Tomio | |
◄A18 東生駒 (2.3 km) (1.4 km) 学園前 A20► | |
所在地 | 奈良県奈良市富雄元町二丁目3-35 |
駅番号 | A19 |
所属事業者 | 近畿日本鉄道(近鉄) |
所属路線 | A 奈良線 |
キロ程 |
17.7km(布施起点) 大阪難波から23.8 km |
電報略号 | トミオ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
(特定日)24,863人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)4月30日 |
備考 | *1941年 – 53年の間は鵄邑駅 |
富雄駅(とみおえき)は、奈良県奈良市富雄元町二丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。駅番号はA19。
歴史
[編集]- 1914年(大正3年)4月30日:大阪電気軌道上本町(現在の大阪上本町) - 奈良(現在の近鉄奈良)間開通時に富雄駅として開業[1]。当時の所在地は生駒郡富雄村。
- 1931年(昭和6年)11月25日:急行電車が富雄駅構内西方を高速で通過中、下り線から上り線に転線しようとしていた無蓋貨物電車と衝突。3名死亡、5名重傷、13名重軽傷[2]。
- 1941年(昭和16年)
- 1944年(昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる[1]。
- 1953年(昭和28年)4月1日:再び富雄駅に改称[4]。
- 1965年(昭和40年)9月:改良工事により2面2線の地上駅から1面2線の高架駅となる。改良工事竣工は10月30日。
- 2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[7]。
駅構造
[編集]島式1面2線のホームをもつ高架駅。東西双方の1階に改札が設けられている。さらに東口の改札は2ヶ所ある。ホームは2階にある。
大和西大寺駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。なお、特急券及び定期券は専用の自動券売機で購入が可能。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | A 奈良線 | 下り | 近鉄奈良方面[8] |
2 | 上り | 大阪難波・尼崎方面[8] |
利用状況
[編集]近年の1日あたりの乗降・乗車人員は下記の通り[9][10][11]。
年度 | 特定日 | 1日平均 乗車人員 | |
---|---|---|---|
調査日 | 乗降人員 | ||
1985年 | - | 15,306 | |
1986年 | - | 15,571 | |
1987年 | - | 15,798 | |
1988年 | - | 16,170 | |
1989年 | - | 16,955 | |
1990年 | - | 17,258 | |
1991年 | - | 17,477 | |
1992年 | - | 17,475 | |
1993年 | - | 17,511 | |
1994年 | - | 17,479 | |
1995年 | - | 17,678 | |
1996年 | - | 17,730 | |
1997年 | - | 17,109 | |
1998年 | - | 16,696 | |
1999年 | - | 16,718 | |
2000年 | - | 16,583 | |
2001年 | - | 16,326 | |
2002年 | - | 15,994 | |
2003年 | - | 16,071 | |
2004年 | - | 15,986 | |
2005年 | 11月 | 8日31,840 | 15,841 |
2006年 | - | 15,467 | |
2007年 | - | 15,225 | |
2008年 | 11月18日 | 29,254 | 15,199 |
2009年 | - | 14,919 | |
2010年 | 11月 | 9日[近鉄 1]29,120 | 14,893 |
2011年 | - | 14,643 | |
2012年 | 11月13日 | [近鉄 2]28,456 | 14,541 |
2013年 | - | 14,788 | |
2014年 | - | 14,434 | |
2015年 | 11月10日 | [近鉄 3]28,974 | 14,619 |
2016年 | - | 14,747 | |
2017年 | - | 14,833 | |
2018年 | 11月13日 | [近鉄 4]28,125 | 14,655 |
2019年 | - | [# 1]14,661 | |
2020年 | - | [# 2]10,702 | |
2021年 | 11月 | 9日[近鉄 5]22,911 | - |
2022年 | 11月 | 8日[近鉄 6]24,863 | - |
2023年 | 11月 | 7日25,101 |
駅周辺
[編集]大和川水系富雄川・奈良県道7号枚方大和郡山線沿いにある。駅の西側には大阪電気軌道時代に使用されていた旧富雄変電所があり、新向谷トンネルを経て隣の東生駒駅と連絡している。駅の北側には料亭の百楽荘があり、駅の東側から隣の駅の学園前駅にかけては住宅地となっている。駅南側には商店街がある。ラーメン店の多い地区としても知られている[12]。
- 奈良富雄郵便局
- 南都銀行富雄支店
- 奈良信用金庫富雄支店
- 関西みらい銀行富雄支店
- イトマンスイミングスクール富雄校
- 四天王寺大和霊苑
- 追分神社(追分梅林)
- 添御縣坐神社
- 諦崇寺
- 奈良市立富雄中学校
- 奈良市立富雄北小学校
- 奈良市立鳥見小学校
- 育英西中学校・高等学校
- イズミヤショッピングセンター学園前
- カインズ奈良二名店
バス路線
[編集]当駅に接続している路線バスは全便が奈良交通で、駅東口のロータリーに発着する。停留所名は「富雄駅」。なお、東口広場の整備前は駅西口の南側、富雄川を西へ越えた位置に所在する広場に発着していた。旧発着所については[文] 近畿大学 行きシャトル系統の発着所(「富雄」停留所)として引き続き使用されている。
- 東口(「富雄駅」停留所)
- 1番のりば
- [43] 富雄南循環(日中時間帯のみ)
- [44] 奈良帝塚山ヒルズ 行き(帝塚山南四丁目経由)(1日数本のみ)
- [45] 帝塚山西二丁目 行き(奈良帝塚山ヒルズ経由)
- [46] 帝塚山南四丁目 行き
- [47] 帝塚山西二丁目 行き(帝塚山南四丁目経由)(平日・土曜の朝のみ運行)
- [50] 若草台 行き
- 2番のりば
- [151] 高山学校前 行き(学研北生駒駅経由)
- [152] 庄田 行き(学研北生駒駅経由)
- [153] 傍示 行き(学研北生駒駅経由)
- [155] 学研北生駒駅 行き
- [156] 生駒北スポーツセンター 行き(学研北生駒駅・傍示経由)(土曜・日祝のみ運行)
- 3番のりば
- [58] 富雄駅 行き(富雄団地・三松ヶ丘循環)
- [60] 富雄駅 行き(富雄団地循環)
- [61] ショッピングセンター前 行き(深夜3便のみ)
- 育英西校のりば
- [文] 育英西校 行き(育英西校開校日の平日・土曜のみ運行)
- [154] 傍示 行き(育英西高経由)(育英西校開校日の平日のみ運行)
- [157] 生駒北スポーツセンター 行き(育英西高・学研北生駒駅・傍示経由)(育英西高開校日の土曜のみ運行)
- 西口(「富雄」停留所)
- 近畿大学のりば(西口から富雄川を越えてすぐ)
- [文] 近畿大学 行き(三碓経由)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 3号 近畿日本鉄道 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月29日、11-13頁。ISBN 978-4-02-340133-4。
- ^ 大阪朝日新聞1931年11月26日によると、死者の一人、大阪高校教授・佐々木恒清は奈良市北袋町への帰宅中に事故に遭った。佐々木は保田與重郎、竹内好の恩師であり、二人とも訃報に触れ感想を残している。
- ^ 富雄町#地名の由来
- ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、24頁。ISBN 978-4-10-790026-5。
- ^ 中山嘉彦「近畿日本鉄道奈良線 -軌道位置・電車線路のあゆみ-」は、この改称が1941年9月10日であることを『奈良日日新聞』にしたがって証明している(9月11日付第3面、『近畿の産業遺産』16号、2022年9月、近畿産業考古学会、ISSN 1881-2481、5・16頁)。
- ^ 参考文献『最近20年のあゆみ: 創業70周年記念』による。
- ^ 『平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日 。2016年3月2日閲覧。
- ^ a b “駅の情報|富雄”. 近畿日本鉄道. 2020年8月23日閲覧。
- ^ 駅別乗降人員 奈良線 - 近畿日本鉄道
- ^ 奈良県統計年鑑
- ^ 奈良市統計書「統計なら」
- ^ “【駅グルメ探検隊】実は有名ラーメン激戦区…近鉄富雄駅 「はなやま」(1/2ページ) - MSN産経west”. 産経新聞. (2012年8月3日) 2016年1月10日閲覧。
- 近鉄の1日の利用客数
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2013年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2016年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2016年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2021年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2023年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
- ^ “駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線”. 近畿日本鉄道. 2023年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
- 奈良県統計年鑑
- 奈良市統計書「統計なら」
- ^ “奈良市統計書「統計なら」令和2年版(2020年版) R2-12.通信および運輸 06.近鉄乗車人員” (xlsx). 奈良市. 2023年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
- ^ “奈良市統計書「統計なら」令和3年版(2021年版) R3-12.通信および運輸 06.近鉄乗車人員” (xls). 奈良市. 2023年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月3日閲覧。
参考文献
[編集]- 近畿日本鉄道『最近20年のあゆみ: 創業70周年記念』1980年、4-7頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報|富雄 - 近畿日本鉄道