大阪府道・奈良県道7号枚方大和郡山線
表示
(奈良県道7号枚方大和郡山線から転送)
主要地方道(大阪府道・奈良県道) | |
---|---|
大阪府道7号 枚方大和郡山線 奈良県道7号 枚方大和郡山線 主要地方道 枚方大和郡山線 | |
大阪府道22号・奈良県道34号枚方大和郡山線 (旧称) | |
制定年 | 1959年(昭和34年)大阪府認定 1961年(昭和36年)奈良県認定 1982年(昭和57年)建設省(現国土交通省)指定 |
起点 | 大阪府枚方市村野西町【北緯34度48分18.3秒 東経135度39分36.1秒 / 北緯34.805083度 東経135.660028度】 |
主な 経由都市 |
大阪府 交野市 奈良県 生駒市・奈良市 |
終点 | 奈良県大和郡山市天理町【北緯34度39分10.7秒 東経135度46分32.7秒 / 北緯34.652972度 東経135.775750度】 |
接続する 主な道路 (記法) |
国道168号 国道1号 国道163号 国道308号 |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
大阪府道・奈良県道7号枚方大和郡山線(おおさかふどう・ならけんどう7ごう ひらかたやまとこおりやません)は、大阪府枚方市から奈良県大和郡山市に至る府県道(主要地方道)である。
概要
[編集]大阪府、奈良県境の傍示峠付近には、ローリング族対策のため二輪車が通行禁止となっている区間がある。この区間は超急勾配が約1 kmにわたって続く難所である。
路線データ
[編集]歴史
[編集]当道路の元になった傍示越は大和・河内国境の傍示峠を越える、平安時代からの古道である。傍示越は平安初期に創建された八葉蓮華寺の僧兵が利用した道が元になっていると考えられている。
八葉蓮華寺の勢力が衰えた後も、北河内より大和・紀伊への抜け道として、熊野参詣や大和郡山から淀川水系への陸運に利用されたようである。
前述のとおり、現在の傍示峠付近は急勾配の難所であるため車の通行はほとんどなく、静かなたたずまいである。しかし、同じ大和・河内国境の難所である暗越奈良街道とは異なり、往時をしのぶものはほとんど残っていない。
年表
[編集]- 1959年(昭和34年)12月1日 - 大阪府が一般府道枚方大和郡山線として認定。
- 1961年(昭和36年)2月1日 - 奈良県が一般府県道102号枚方大和郡山線として認定。
- 1982年(昭和57年)
- 1983年(昭和58年)2月8日 - 大阪府道22号となる。
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、府県道枚方大和郡山線が枚方大和郡山線として主要地方道に再指定される[2]。
- 1994年(平成6年) - 両府県で路線番号を7へ統一。
路線状況
[編集]別名
[編集]- 傍示越(ほうじごえ)
- 峡崖の道(かいかけ - 河内国側の呼び名)
- 郡南街道(ぐんなんかいどう)
重複区間
[編集]- 大阪府道736号交野久御山線(大阪府交野市倉治2丁目・倉治南交差点 - 交野市倉治6丁目・倉治交差点)
道路施設
[編集]道の駅
[編集]地理
[編集]通過する自治体
[編集]交差する道路
[編集]交差する道路 | 都道府県名 | 市町村名 | 交差する場所 | ||
---|---|---|---|---|---|
国道168号 | 大阪府 | 枚方市 | 村野西町 | 浜橋北詰交差点 / 起点 | |
大阪府道18号枚方交野寝屋川線 | 交野市 | 幾野6丁目 | 出鼻橋交差点 | ||
大阪府道736号交野久御山線 重複区間起点 | 倉治2丁目 | 倉治2交差点 | |||
大阪府道736号交野久御山線 重複区間終点 | 倉治6丁目 | 倉治交差点 | |||
国道1号 / 第二京阪道路 | 青山4丁目 | 青山3交差点 8 交野北IC | |||
国道1号 / 第二京阪道路 | 東倉治2丁目 | [注釈 2] | |||
奈良県道65号生駒井手線 | 奈良県 | 生駒市 | 高山町 | ||
奈良県道72号生駒精華線 | 高山町 | 出店橋交差点 | |||
国道163号 | 高山町 | 高山大橋交差点 | |||
大阪府道・奈良県道702号大阪枚岡奈良線 | 奈良市 | 三碓(みつがらす)4丁目 | |||
奈良県道1号奈良生駒線 | 三碓7丁目 | [注釈 3] | |||
大阪府道・奈良県道702号大阪枚岡奈良線 | 三碓7丁目 | ||||
国道308号 | 中町 | 砂茶屋交差点 | |||
第二阪奈道路 | 中町 | 砂茶屋橋東詰交差点[注釈 4] 中町IC | |||
奈良県道249号大和郡山環状線 | 石木町 | 登弥橋交差点 | |||
奈良県道249号大和郡山環状線 | 大和郡山市 | 城町 | 城町中交差点 | ||
奈良県道9号奈良大和郡山斑鳩線 | 天理町 | 天理町交差点 / 終点 |
交差する鉄道
[編集]沿線
[編集]- 大阪府
- 奈良県
- 生駒市
- 奈良市
- 奈良県立奈良北高等学校
- 杵築神社
- 奈良市立富雄北小学校
- 近鉄奈良線 富雄駅
- 奈良市立富雄中学校
- 奈良市立富雄南小学校
- 添御懸巫神社
- 霊山寺
- 奈良市立西部生涯スポーツセンター
- 登弥神社
- 大和郡山市
- 郡山城大阪口
- 大和郡山市立郡山中学校
- 天理教郡山大教会
峠
[編集]- 大阪府
- 傍示峠(交野市 - 奈良県生駒市)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 (昭和57年建設省告示第935号)”, 官報 (国立印刷局) 号外第21号: pp. 18-63, (1982年4月1日)
- ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
- ^ “枚方大和郡山線の暫定供用開始のお知らせ” (pdf). 郡山土木事務所 (2014年1月15日). 2014年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月21日閲覧。
- ^ 『道の駅「クロスウェイなかまち」開駅日決定!』(PDF)(プレスリリース)奈良県県土マネジメント部道路建設課、2024年9月3日 。2024年9月3日閲覧。
- ^ “オープン延期について”. 道の駅クロスウェイなかまち (2024年3月26日). 2024年3月30日閲覧。
- ^ “「道の駅」の第59回登録について 〜今回5駅が登録され、全国で1,209駅となります〜” (PDF). 国土交通省道路局 (2023年8月4日). 2023年8月4日閲覧。