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鹿部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鹿
康熙字典 214 部首
鹵部 鹿部 麦部
1 丿 2
3
广
4
5
6
7
8
9
10 11 鹿
12 13 14 15
16 17

鹿部ろくぶは、漢字部首により分類したグループの一つ。 康熙字典214部首では198番目に置かれる(11画の4番目、亥集の12番目)。

概要

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「鹿」字はシカ科の動物の総称として用いられる。

鹿はよく帝位の比喩として用いられ、群雄割拠の時代、帝位を追い求めて競い合うことを「逐鹿」(「鹿」は「禄」の音に通じる)という。また「鹿」字には粗悪なさま、穀物倉庫、山麓といった意味がある。

その字形は頭に4本の足を持ち、長い角を生やした頭をもった牡鹿に象っている。

偏旁の意符としては鹿や鹿に似た動物に関することを示す。

鹿部はこのような意符を構成要素に持つ漢字を収める。なお「麓」字に関しては声符であるが、木部にではなくこの部に収められている。

字体のデザイン差

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」同様、「鹿」字の1画目には地域による差異があり、『康熙字典』および日本ではこれを短い縦棒とし、中国の新字形・台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表ではこれを点画とする。

部首の通称

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  • 日本:しか、しかへん
  • 韓国:사슴록부(saseum rok bu、シカの鹿部)
  • 英米:Radical deer

部首字

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鹿

例字

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  • 鹿