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2023年のマラソングランドチャンピオンシップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2023年のマラソングランドチャンピオンシップ2023年10月15日2024年パリオリンピックマラソン日本代表選考会として開催された[1][2]、2回目のマラソングランドチャンピオンシップ(Marathon Grand Championship、略称:MGC)。

概要

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2019年9月15日2020年東京オリンピックマラソン日本代表選考会として開催された2019年大会が好評を博したことを受け、翌大会のパリオリンピックの代表選考においても同様の手法を採ることになったもので、2021年11月10日に大会の開催と指定競技会(MGCチャレンジ)が公表された[1]

本大会は第107回日本陸上競技選手権大会を兼ね2023年10月15日に国立競技場を発着とするコースで開催された。東京レガシーハーフマラソンと同日に開催される[2]

また、今大会では新たに賞金が設定された。優勝者には1000万円、2位に500万円、3位に250万円が与えられる[3]

大会要項

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出典:[4]

コース

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2023年2月9日発表。前年開催された東京レガシーハーフマラソンのコースに、上野広小路 - 内幸町間約10kmの周回区間を加えたものとなっている。折り返し地点が6ヶ所設けられたほか、終盤5kmが上り坂となる。日本陸連強化委員会シニアディレクターの高岡寿成は「強い選手を派遣するためにもタフなコースで勝負を重視したレースになる」と話した[5]

国立競技場発着マラソンコース
国立競技場 → (外苑西通り) → 富久町西交差点 → (靖国通り外堀通り) → 飯田橋交差点 → 水道橋交差点 → (白山通り) → 神保町交差点 → (靖国通り) → 小川町須田町交差点 → (中央通り) → 上野広小路《第一折り返し》 → 須田町 → (中央通り) → 日本橋銀座四丁目交差点 → (晴海通り) → 日比谷交差点 → (日比谷通り) → 内幸町《第二折り返し》 → 須田町 → (靖国通り) → 小川町《第三折り返し》 → 須田町交差点 → 上野広小路《第四折り返し》 → 須田町交差点 → 内幸町《第五折り返し》 → 須田町交差点 → (靖国通り) → 神保町交差点 → (白山通り) → 平川門交差点 → (内堀通り) → 大手門《第六折り返し》 → 神保町 → 水道橋 → 飯田橋 → 富久町西 → 国立競技場

選考過程

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前回大会同様、指定競技会(MGCチャレンジ)においてタイムと順位をクリアした選手がMGC本大会出場権を得る。また、MGCチャレンジ以外の競技会を対象としたワイルドカードのシステムも導入されている(但し、前回大会から基準が変更されている)。

MGCチャレンジ対象レース

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2021年から本格スタートするジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズ (JMCシリーズ) の第1期(2021-22年)、第2期(2022-23年)加盟のG1・G2レースが対象とされた[6][7]

このレースで以下のいずれかの条件を満たすとMGCに進出する[7]

  • 日本人上位3位以内(G2は日本人トップ)かつ男子2時間10分00秒・女子2時間28分00秒以内
  • 日本人上位6位以内かつ男子2時間09分00秒・女子2時間27分00秒以内

ただし、夏に開催される北海道マラソンは以下の条件となる。

  • 日本人上位3位以内かつ男子2時間14分00秒・女子2時間32分00秒以内
  • 日本人上位6位以内かつ男子2時間12分00秒・女子2時間30分00秒以内
MGCチャレンジ対象レース(男子)
JMC グレード 大会 開催日
第1期 G1 第75回福岡国際マラソン選手権大会 2021年12月5日
第70回別府大分毎日マラソン大会 2022年2月6日
第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 2022年2月27日
東京マラソン2021 2022年3月6日
G2 第52回防府読売マラソン大会 2021年12月19日
第2期 G1 北海道マラソン2022 2022年8月28日
福岡国際マラソン2022 2022年12月4日
第53回防府読売マラソン大会 2022年12月4日
第71回別府大分毎日マラソン大会 2023年2月5日
大阪マラソン2023 2023年2月26日
東京マラソン2023 2023年3月5日
MGCチャレンジ対象レース(女子)
JMC グレード 大会 開催日
第1期 G1 第41回大阪国際女子マラソン大会 2022年1月30日
東京マラソン2021 2022年3月6日
名古屋ウィメンズマラソン2022 2022年3月13日
G2 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 2022年2月27日
第2期 G1 北海道マラソン2022 2022年8月28日
第42回大阪国際女子マラソン大会 2023年1月29日
東京マラソン2023 2023年3月5日
名古屋ウィメンズマラソン2023 2023年3月12日
G2 大阪マラソン2023 2023年2月26日

ワイルドカード

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以下の条件を満たすと、ワイルドカードとして出場が可能となる[7]

  • 2022年開催の国際陸上競技大会での上位入賞[注釈 1]
  • 2021年11月1日から2023年5月31日までのJMC加盟大会(G1・G2・G3[注釈 2])又はワールドアスレティックス(世界陸連、WA)ラベル大会のエリートラベル以上の大会[注釈 3]で以下の指定タイムをクリア
    • 男子は2時間08分00秒以内、女子は2時間24分00秒以内を記録
    • 出場2大会の平均タイムが男子は2時間10分00秒以内、女子は2時間28分00秒以内を記録
  • 男女それぞれ各期のJMCランキングで上位8名(第1期と第2期で同一人物がランクインしても重複繰り上げは行わない)

MGC出場権獲得者

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番号はMGCのエントリーナンバーで、多くの大会で採用されている記録順(持ちタイム順)ではなく出場権獲得順に付される[9]。記録が2つ記されている者はワイルドカードでの出場権獲得。

男子
No. 選手 所属 大会 記録 備考
1 細谷恭平 黒崎播磨 第75回福岡国際マラソン選手権大会 2時間08分16秒 日本人1位
2 大塚祥平 九電工 2時間08分33秒 日本人2位
3 高久龍 ヤクルト 2時間08分38秒 日本人3位
4 上門大祐 大塚製薬 2時間08分56秒 日本人4位
5 神野大地 セルソース 第52回防府読売マラソン大会 2時間09分34秒 日本人1位
6 西山雄介 トヨタ自動車 第70回記念別府大分毎日マラソン大会 2時間07分47秒 1位
7 鎧坂哲哉 旭化成 2時間07分55秒 2位
8 藤曲寛人 トヨタ自動車九州 2時間08分20秒 3位
9 古賀淳紫 安川電機 2時間08分30秒 4位
10 相葉直紀 中電工 2時間08分44秒 5位
11 中西亮貴 トーエネック 2時間08分51秒 6位
12 星岳 コニカミノルタ 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 2時間07分31秒 1位
13 山下一貴 三菱重工 2時間07分42秒 2位
14 浦野雄平 富士通 2時間07分52秒 3位
15 丸山文裕 旭化成 2時間07分55秒 4位
16 岡本直己 中国電力 2時間08分04秒 5位
17 今井正人 トヨタ自動車九州 2時間08分12秒 6位
18 川内優輝 あいおいニッセイ同和損害保険 第52回防府読売マラソン大会 2時間10分11秒 日本人2位
第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 2時間08分49秒 9位
19 鈴木健吾 富士通 東京マラソン2021 2時間05分28秒 日本人1位
20 其田健也 JR東日本 2時間07分23秒 日本人2位
21 湯澤舜 SGホールディングス 2時間07分31秒 日本人3位
22 聞谷賢人 トヨタ紡織 2時間07分55秒 日本人4位
23 土方英和 Honda
旭化成[注釈 4]
2時間08分02秒 日本人5位
24 佐藤悠基 SGホールディングス 2時間08分17秒 日本人6位
- 定方俊樹 三菱重工 第75回福岡国際マラソン選手権大会 2時間10分31秒 日本人6位
東京マラソン2021 2時間08分33秒 日本人11位
25 田口雅也 Honda 第75回福岡国際マラソン選手権大会 2時間09分35秒 日本人5位
東京マラソン2021 2時間09分27秒 日本人18位
26 吉田祐也 GMOインターネットグループ JMCランキングシリーズⅠ(第1期)・5位
27 井上大仁 三菱重工 JMCランキングシリーズⅠ(第1期)・7位
28 下田裕太 GMOインターネットグループ 東京マラソン2021 2時間08分35秒 日本人12位
2022オタワマラソン 2時間09分50秒 3位
29 柏優吾 東洋大学
コニカミノルタ[注釈 5]
北海道マラソン2022 2時間11分41秒 日本人1位
30 青木優 カネボウ
→Kao
[注釈 6]
2時間11分44秒 日本人2位
31 松本稜 トヨタ自動車 2時間11分51秒 日本人3位
32 山口武 西鉄
スズキ[注釈 7]
2時間11分55秒 日本人4位
33 丸山竜也 トヨタ自動車 ベルリンマラソン2022 2時間07分50秒 8位
34 武田凜太郎 ヤクルト 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 2時間08分48秒 8位
ベルリンマラソン2022 2時間10分18秒 13位
35 中村祐紀 住友電工 第53回防府読売マラソン大会 2時間08分29秒 1位
36 山本翔馬 NTT西日本 2時間08分52秒 2位
37 橋本崚 GMOインターネットグループ
中央発條[注釈 8]
2時間09分12秒 3位
38 秋山清仁 愛知製鋼 福岡国際マラソン2022 2時間08分43秒 日本人1位
39 赤﨑暁 九電工 2時間09分01秒 日本人2位
40 大石港与 トヨタ自動車 2時間09分08秒 日本人3位
41 久保和馬 西鉄 東京マラソン2021 2時間08分48秒 日本人13位
福岡国際マラソン2022 2時間09分19秒 日本人4位
42 市山翼 小森コーポレーション
サンベルクス[注釈 9]
第71回別府大分毎日マラソン大会 2時間07分44秒 日本人1位
43 横田俊吾 青山学院大学
JR東日本[注釈 10]
2時間07分47秒 日本人2位
44 木村慎 Honda 2時間07分55秒 日本人4位
45 小山司 SUBARU 2時間08分00秒 日本人5位
46 作田直也 JR東日本 東京マラソン2021 2時間10分43秒 日本人22位
第71回別府大分毎日マラソン大会 2時間09分06秒 日本人8位
47 村本一樹 住友電工 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 2時間08分50秒 10位
第71回別府大分毎日マラソン大会 2時間09分41秒 日本人11位
48 西山和弥 トヨタ自動車 大阪マラソン2023 2時間06分45秒 日本人1位
- 池田耀平 Kao 2時間06分53秒 日本人2位
49 吉岡幸輝 中央発條 2時間07分28秒 日本人5位
50 作田将希 JR東日本 2時間07分49秒 日本人7位
51 土井大輔 黒崎播磨 2時間07分55秒 日本人8位
52 小山裕太 トーエネック 2時間07分57秒 日本人9位
53 畔上和弥 トヨタ自動車 第53回防府読売マラソン大会 2時間09分27秒 5位
大阪マラソン2023 2時間08分29秒 日本人14位
54 河合代二 トーエネック 東京マラソン2021 2時間08分31秒 日本人9位
大阪マラソン2023 2時間08分32秒 日本人16位
55 大六野秀畝 旭化成 第70回記念別府大分毎日マラソン大会 2時間10分11秒 10位
大阪マラソン2023 2時間09分26秒 日本人19位
56 大迫傑 Nike 東京マラソン2023 2時間06分13秒 日本人3位
57 小山直城 Honda 2時間08分12秒 日本人6位
58 二岡康平 中電工 第75回福岡国際マラソン選手権大会 2時間09分14秒 日本人5位
東京マラソン2023 2時間09分21秒 日本人7位
59 高田康暉 住友電工 福岡国際マラソン2022 2時間09分45秒 日本人5位
東京マラソン2023 2時間09分58秒 日本人9位
60 富安央 愛三工業 東京マラソン2021[注釈 11] 2時間08分55秒 日本人14位
東京マラソン2023 2時間11分01秒 日本人17位
61 西研人 大阪ガス 大阪マラソン2023 2時間08分11秒 日本人11位
第25回長野マラソン 2時間10分01秒 1位
62 堀尾謙介 九電工 東京マラソン2021[注釈 12] 2時間08分25秒 日本人8位
第25回長野マラソン 2時間10分42秒 3位
63 山本憲二 マツダ 第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会 2時間08分38秒 7位
第25回長野マラソン 2時間10分46秒 4位
64 飯田貴之 富士通 大阪マラソン2023 2時間09分57秒 日本人22位
プラハマラソン2023 2時間09分34秒 5位
65 安井雄一 トヨタ自動車 第71回別府大分毎日マラソン大会 2時間08分48秒 日本人7位
プラハマラソン2023 2時間10分33秒 6位
女子
No. 選手 所属 大会 記録 備考
1 松田瑞生 ダイハツ 第41回大阪国際女子マラソン大会 2時間20分52秒 1位
2 上杉真穂 スターツ 2時間22分29秒 2位
3 松下菜摘 天満屋 2時間23分05秒 3位
4 谷本観月 天満屋 2時間23分11秒 4位
5 阿部有香里 しまむら
京セラ[注釈 13]
2時間24分02秒 5位
6 佐藤早也伽 積水化学 2時間24分47秒 6位
7 一山麻緒 ワコール
資生堂[注釈 14]
東京マラソン2021 2時間21分02秒 日本人1位
- 新谷仁美 積水化学 2時間21分17秒 日本人2位
8 森田香織 パナソニック 2時間27分38秒 日本人3位
9 安藤友香 ワコール 名古屋ウィメンズマラソン2022 2時間22分22秒 日本人1位
10 細田あい エディオン 2時間24分26秒 日本人2位
11 鈴木優花 大東文化大学
第一生命グループ[注釈 15]
2時間25分02秒 日本人3位
12 福良郁美 大塚製薬 2時間25分15秒 日本人4位
13 太田琴菜 JP日本郵政グループ 2時間25分56秒 日本人5位
14 竹本香奈子 ダイハツ 2時間26分23秒 日本人6位
15 岩出玲亜 千葉陸協
デンソー[注釈 16]
第41回大阪国際女子マラソン大会 2時間27分14秒 8位
名古屋ウィメンズマラソン2022 2時間27分03秒 日本人8位
16 川内理江 大塚製薬 第41回大阪国際女子マラソン大会 2時間25分35秒 7位
名古屋ウィメンズマラソン2022 2時間27分52秒 日本人10位
17 和久夢来 ユニバーサルエンターテインメント JMCランキングシリーズⅠ(第1期)・7位
18 山口遥 AC・KITA 北海道マラソン2022 2時間29分52秒 1位
19 加世田梨花 ダイハツ ベルリンマラソン2022 2時間21分55秒 7位
20 鈴木亜由子 JP日本郵政グループ 2時間22分02秒 8位
- 大西ひかり 日本郵政グループ 名古屋ウィメンズマラソン2022 2時間28分56秒 日本人12位
ベルリンマラソン2022 2時間25分54秒 19位
21 吉川侑美 ユニクロ 第42回大阪国際女子マラソン大会 2時間25分20秒 日本人3位
22 前田彩里 ダイハツ 2時間25分24秒 日本人4位
23 池田千晴 日立 2時間25分59秒 日本人5位
24 大東優奈 天満屋 2時間26分09秒 日本人6位
25 渡邉桃子 天満屋 大阪マラソン2023 2時間23分08秒 日本人1位
26 市田美咲[注釈 17] エディオン 2時間25分51秒 日本人2位
27 前田穂南 天満屋 名古屋ウィメンズマラソン2023 2時間22分32秒 日本人2位
  • 新谷は9月24日に開催されるベルリンマラソンに出場予定のため、MGCにエントリーせず[14]
  • 大西は10月5日に開催される杭州アジア大会マラソン代表に選出されたため、MGCにエントリーせず[10][注釈 18]
  • 松田は右脛骨の骨膜炎のため、佐藤はコンディション不良のため、それぞれ10月3日に欠場を発表[12]
  • 渡邉は右第2中足骨の疲労骨折のため、10月10日に欠場を発表[15]

レース概要

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前日までの秋晴れから一転して、気温は14.5℃と低く、強い雨が降りしきる悪条件の中でのレースとなった[16]

男子

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日本マラソン界の「底上げ」もあって、参加者が61名と倍増した今大会[17]、スタート直後から自身130回目のマラソンとなる川内優輝が先頭に立つと、2位集団を徐々に引き離していく。その一方で、有力候補と見られていた日本記録保持者の鈴木健吾が11.9kmで、ブダペスト世界陸上代表の其田健也が14.4kmで途中棄権[18][19]。同じくブダペスト世界陸上代表の山下一貴は22km手前で、オレゴン世界陸上代表の西山雄介も25kmで集団から脱落[20]。さらにMGC出場権獲得第1号でダークホースとも目された細谷恭平が27.9km地点で転倒し途中棄権する[21]など、レースはサバイバルの様相を呈した。

川内は25km通過時点で後続との差を41秒まで広げ、独走態勢を築く[22]。一方の2位集団は29kmで大迫傑がペースを上げると集団がばらけはじめ、30km地点で28人いた集団は35km地点で6人まで絞られた。25km以降ペースの鈍った川内に対し、堀尾謙介が引っ張る2位集団が徐々にその差を縮めていき、ついに35.2kmで川内を捉え、川内・大迫・堀尾・赤﨑暁小山直城井上大仁作田直也の7名で先頭集団を形成する[23]

残り4kmを切って小山がペースを上げると、大迫・赤﨑・川内の3人が追走するものの、小山は3人を振り切って独走。そのまま国立競技場のゴールテープを切り優勝を果たした。2位争いは40kmの上りで赤﨑が抜け出し、大迫・川内の実力者2人を振り切りパリ五輪の出場内定を決めた[20]。大迫は前回大会に続いてまたも2位と5秒差の3位で涙を呑んだ[24]。川内は序盤の大逃げから追いつかれるも粘って4位入賞[25]。悪条件にもかかわらず上位8人がサブテンを達成する高速レースとなった。

女子

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男子から10分遅れてスタートした女子は、1kmを過ぎて集団が2つに分かれると、前回のMGCを制した前田穂南が15人の先頭集団を引っ張る展開となる。その後はほとんど隊列が変わらないまま15kmまで進むが、第2集団から追い上げてきた松下菜摘が17.5kmで先頭に立つとペースが上がりはじめ、さらに23.2kmで一山麻緒がスパート。ただ一人反応した細田あいとともに後続を突き放す[26]。3位争いは27kmで鈴木亜由子が脱落、松下も27.6kmの内幸町折り返し点で転倒し後退。前田穂南も29.3kmで遅れ、加世田梨花鈴木優花という出場選手中最年少の2人に絞られた[27]

先頭争いと3位争いの差は30km地点で10秒まで開いたものの、33km地点では3秒まで接近。再び4人の集団になるかと思われたが、33.3kmで一山が再びスパートし単独先頭に立つ。2位争いは鈴木が加世田を引き連れながら36.4kmで細田を逆転。さらに鈴木は程なくして加世田を振り切ると、38.4kmで一山に追いつき、39kmで一気に突き放した。

終盤のアップダウンも力強い走りで駆け抜けた鈴木優花は、自己記録を53秒上回るタイムで優勝。3回目のマラソンでパリ五輪の出場を内定させた[28]。2位争いは終盤失速した一山に対し、37.9kmで加世田を再逆転した細田が猛追を見せたものの、一山が7秒差で逃げ切りパリ五輪の出場内定を決めた[27]

結果

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男子

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男子公式リザルト[29]
順位 選手 所属 記録 備考
1 小山直城 Honda 2時間08分57秒
2 赤﨑暁 九電工 2時間09分06秒
3 大迫傑 Nike 2時間09分11秒
4 川内優輝 あいおいニッセイ同和損保 2時間09分18秒
5 作田直也 JR東日本 2時間09分42秒
6 堀尾謙介 九電工 2時間09分53秒
7 井上大仁 三菱重工 2時間09分55秒
8 大塚祥平 九電工 2時間09分56秒
9 土井大輔 黒崎播磨 2時間10分18秒
10 浦野雄平 富士通 2時間10分41秒
11 鎧坂哲哉 旭化成 2時間10分50秒
12 河合代二 トーエネック 2時間11分14秒
13 市山翼 サンベルクス 2時間11分15秒
14 藤曲寛人 トヨタ自動車九州 2時間11分18秒
15 上門大祐 大塚製薬 2時間11分29秒
16 聞谷賢人 トヨタ紡織 2時間11分37秒
17 木村慎 Honda 2時間11分43秒
18 高久龍 ヤクルト 2時間12分00秒
19 安井雄一 トヨタ自動車 2時間12分11秒
20 古賀淳紫 安川電機 2時間12分18秒
21 小山裕太 トーエネック 2時間12分20秒
22 星岳 コニカミノルタ 2時間12分28秒
23 秋山清仁 愛知製鋼 2時間12分37秒
24 西研人 大阪ガス 2時間12分42秒
25 柏優吾 コニカミノルタ 2時間12分43秒
26 相葉直紀 中電工 2時間12分50秒
27 岡本直己 中国電力 2時間12分58秒
28 小山司 SUBARU 2時間13分30秒
29 田口雅也 Honda 2時間14分02秒
30 横田俊吾 JR東日本 2時間14分04秒
31 土方英和 旭化成 2時間14分10秒
32 山下一貴 三菱重工 2時間14分11秒
33 大石港与 トヨタ自動車 2時間14分35秒
34 富安央 愛三工業 2時間14分40秒
35 畔上和弥 トヨタ自動車 2時間14分51秒
36 山口武 スズキ 2時間14分54秒
37 村本一樹 住友電工 2時間15分12秒
38 飯田貴之 富士通 2時間15分16秒
39 吉岡幸輝 中央発條 2時間15分29秒
40 武田凜太郎 ヤクルト 2時間16分10秒
41 二岡康平 中電工 2時間16分12秒
42 作田将希 JR東日本 2時間16分20秒
43 橋本崚 中央発條 2時間16分47秒
44 高田康暉 住友電工 2時間16分51秒
45 下田裕太 GMOインターネットグループ 2時間17分26秒
46 西山雄介 トヨタ自動車 2時間17分49秒
47 松本稜 トヨタ自動車 2時間17分58秒
48 丸山文裕 旭化成 2時間18分10秒
49 湯澤舜 SGホールディングス 2時間19分18秒
50 吉田祐也 GMOインターネットグループ 2時間19分47秒
51 山本翔馬 NTT西日本 2時間20分13秒
52 中村祐紀 住友電工 2時間21分35秒
53 中西亮貴 トーエネック 2時間22分12秒
54 青木優 Kao 2時間23分22秒
55 久保和馬 西鉄 2時間24分13秒
56 神野大地 セルソース 2時間25分34秒
- 今井正人 トヨタ自動車九州 DQ 35km地点オーバータイム[30]
- 細谷恭平 黒崎播磨 DNF 27.9kmで棄権[31]
- 山本憲二 マツダ DNF 22kmで棄権
- 其田健也 JR東日本 DNF 14.4kmで棄権[19]
- 鈴木健吾 富士通 DNF 11.9kmで棄権[32]

女子

[編集]
女子公式リザルト[33]
順位 選手 所属 記録 備考
1 鈴木優花 第一生命グループ 2時間24分09秒
2 一山麻緒 資生堂 2時間24分43秒
3 細田あい エディオン 2時間24分50秒
4 加世田梨花 ダイハツ 2時間25分29秒
5 松下菜摘 天満屋 2時間25分57秒
6 谷本観月 天満屋 2時間26分40秒
7 前田穂南 天満屋 2時間27分02秒
8 池田千晴 日立 2時間27分14秒
9 安藤友香 ワコール 2時間27分47秒
10 阿部有香里 京セラ 2時間28分18秒
11 上杉真穂 スターツ 2時間28分21秒
12 鈴木亜由子 JP日本郵政グループ 2時間31分33秒
13 大東優奈 天満屋 2時間31分36秒
14 岩出玲亜 デンソー 2時間31分46秒
15 川内理江 大塚製薬 2時間31分52秒
16 市田美咲 エディオン 2時間32分00秒
17 太田琴菜 JP日本郵政グループ 2時間34分16秒
18 森田香織 パナソニック 2時間34分45秒
- 前田彩里 ダイハツ DQ 40km地点オーバータイム
- 福良郁美 大塚製薬 DQ 40km地点オーバータイム
- 竹本香奈子 ダイハツ DQ 40km地点オーバータイム
- 吉川侑美 ユニクロ DNF 32kmで棄権
- 山口遥 AC・KITA DNF 32kmで棄権[34]
- 和久夢来 ユニバーサルエンターテインメント DNF 20kmで棄権

中継

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テレビ・ラジオ放送

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  • テレビでは、男子のレースをTBSテレビ系列、女子のレースをNHK総合テレビで生中継。男女ともレース中継点の一部でテレビカメラや中継車をTBSテレビとNHKが共同で運用している関係で、レース中には、相互のレース映像を用いた中継を各局独自の実況とタイミングで挿入している。
    • NHKでは、メインチャンネルでの中継と並行しながら、サブチャンネル(副音声)で実況トーク企画を独自に放送。
  • ラジオでは、TBSラジオが関東ローカル放送で男子のレース、NHKラジオ第一が全国放送で女子のレースを中継。

テレビ

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男子

女子

ラジオ

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男子

女子

  • 放送時間:8:00 - 10:54
  • 解説:金哲彦(プロランニングコーチ)
  • 実況:三輪洋雄(NHKアナウンサー)

インターネットでの配信

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  • 男子のレースについては、TBSテレビ系列での中継動画をTVerを通じてリアルタイムで配信。U-NEXT内の「Paraviコーナー」では、伊藤隆佑(TBSテレビアナウンサー)の独自実況による中継動画をマルチチャンネル方式で配信(見逃し配信対応)。また、TBSラジオの中継を、関東地方以外にもradikoプレミアムのエリアフリー/タイムフリー聴取サービスを通じて配信。
  • 女子のレースについては、NHK総合テレビでの中継動画をNHKプラスを通じてリアルタイムで配信(見逃し配信対応)。また、NHKラジオでの中継をNHKネットラジオ らじる★らじるで配信(聞き逃し配信対応)。

MGCファイナルチャレンジ

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2023年6月7日発表。男子は3大会、女子は2大会が対象となった。MGCファイナルチャレンジ設定記録をクリアした最上位が代表に内定する。クリアした者がいない場合はMGC3位の選手が内定となる[35][36]

MGCファイナルチャレンジ設定記録

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  • 男子:2時間05分50秒
  • 女子:2時間21分41秒

JMCシリーズ第2期(2022年4月~2023年3月)の最高記録(男子:2時間05分51秒、女子:2時間21分42秒)が基準となっている。なお、MGCファイナルチャレンジ対象大会は女子単独レースとなるため、女子の設定記録は女子単独レースの記録を基準としている。

MGCファイナルチャレンジ(男子)
設定大会 開催日 有資格者最上位 タイム 備考
福岡国際マラソン2023 2023年12月3日 細谷恭平(4位) 2時間07分23秒 派遣設定記録に届かず[37]
大阪マラソン2024 2024年2月25日 吉田祐也(4位)[注釈 19] 2時間06分37秒 派遣設定記録に届かず[38]
東京マラソン2024 2024年3月3日 西山雄介(9位) 2時間06分31秒 派遣設定記録に届かず
  • 派遣設定記録を誰もクリアできなかったため、大迫傑(MGC 3位)がパリオリンピック代表に内定した。
MGCファイナルチャレンジ(女子)
設定大会 開催日 有資格者最上位 タイム 備考
第43回大阪国際女子マラソン大会 2024年1月28日 前田穂南(2位) 2時間18分59秒 派遣設定記録をクリア
日本新記録
名古屋ウィメンズマラソン2024 2024年3月10日 安藤友香(1位) 2時間21分18秒 派遣設定記録をクリア
  • 派遣設定記録をクリアした選手で最も速いタイムを出した前田(MGC 7位)が東京オリンピック代表に内定した。

備考

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MGC出場権獲得者のほとんどが実業団所属であるが、大会後に全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)と全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の予選会が開催されるため、チーム及び選手への負担が懸念されていた。それを受けて日本実業団陸上競技連合はMGC出場資格を持つ選手が所属するチームは当該選手の出走有無を問わず予選会を完走することで本大会の出場権を得られる特例を設けることになった[39]

脚注

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注釈

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  1. ^ 杭州アジア大会で3位入賞も対象となったが、2023年に延期されたため対象から外れた。
  2. ^ G3グレードは第2期(2022-23年シーズン)から導入。女子の防府読売マラソン、男子の延岡西日本マラソン、男女のとくしまマラソンが該当。
  3. ^ 日本国内で開催される大会でJMC非加盟かつWAエリートラベルの大会として神戸マラソンがある[8]
  4. ^ 2022年9月1日に移籍。
  5. ^ 2023年4月1日より所属。
  6. ^ 2022年10月1日よりチーム名変更。
  7. ^ 2023年4月1日に移籍。
  8. ^ 2023年4月1日に移籍。
  9. ^ 2023年4月21日に移籍。
  10. ^ 2023年4月1日より所属。
  11. ^ 当時の所属は東京陸協。
  12. ^ 当時の所属はトヨタ自動車
  13. ^ 2022年4月に移籍。
  14. ^ 2022年4月1日に移籍[13]
  15. ^ 2022年4月1日より所属。
  16. ^ 2022年10月1日より所属。
  17. ^ 出場権獲得時の登録名は西田美咲(旧姓)。
  18. ^ 同じく杭州アジア大会マラソン代表に選出された和久はエントリーしている。
  19. ^ 優勝した平林清澄國學院大學)は初マラソンであるため、MGCファイナルチャレンジ参加資格を有しない。日本人2位は既にパリ五輪出場権を獲得している小山直城(Honda)。

出典

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  1. ^ a b マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の開催と指定競技会について』(プレスリリース)日本陸上競技連盟、2021年11月10日https://www.jaaf.or.jp/news/article/15622/2022年3月28日閲覧 
  2. ^ a b MGCの開催日程が決定!2023年10月15 日に東京レガシーハーフと同日開催 パリ五輪マラソン代表選考会”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2022年12月8日). 2022年12月8日閲覧。
  3. ^ パリ五輪MGC 優勝賞金1000万円!今回新たに賞金が設定 2位・500万、3位・250万円 上位2人が代表内定”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2023年7月7日). 2023年7月7日閲覧。
  4. ^ 大会概要”. パリ2024オリンピック競技大会マラソン日本代表選考競技会. 2023年10月15日閲覧。
  5. ^ パリ五輪マラソン代表選考MGCコース発表 折り返し6カ所 高岡寿成氏「タフなコース」鎧坂「脚を使わないように」”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2023年2月9日). 2023年2月21日閲覧。
  6. ^ 【マラソングランドチャンピオンシップ チャレンジ(MGCチャレンジ)】指定大会・MGC進出条件について』(プレスリリース)日本陸上競技連盟、2021年11月25日https://www.jaaf.or.jp/jmc-series/news/article/15646/2022年3月28日閲覧 
  7. ^ a b c MGCチャレンジ”. マラソングランドチャンピオンシップ・パリ2024オリンピック競技大会マラソン日本代表選考競技会. 日本陸上競技連盟. 2022年3月28日閲覧。
  8. ^ World Athletics Label Road Races”. World Athletics. 2022年3月28日閲覧。
  9. ^ 【MGCへの道】MGC出場権獲得者(ファイナリスト)一覧”. マラソングランドチャンピオンシップ. 2022年3月29日閲覧。
  10. ^ a b パリ五輪MGC出場者92人発表!東京五輪6位の大迫傑、鈴木健吾、一山麻緒、松田瑞生ら登録 新谷仁美、池田耀平ら4人が登録せず”. 月陸Online (2023年7月7日). 2023年7月7日閲覧。
  11. ^ 大六野秀畝が脛の骨膜炎で10月15日のパリ五輪代表選考レースMGCを欠場”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2023年8月29日). 2023年8月29日閲覧。
  12. ^ a b マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)選手5名の欠場について”. 日本陸上競技連盟公式サイト. 2023年10月4日閲覧。
  13. ^ 一山麻緒選手・永山忠幸専任コーチ加入のお知らせ』(プレスリリース)資生堂ランニングクラブ、2022年3月28日https://run.shiseido.com/jp/information/2643/2022年3月29日閲覧 
  14. ^ 新谷仁美「支えてくれる人への感謝」を日本新で示す決意!パリ五輪ではなく「記録」目指して9月のベルリンマラソンへ”. 月陸Online (2023年1月23日). 2023年7月7日閲覧。
  15. ^ マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)選手1名の欠場について”. 日本陸上競技連盟. 2023年10月11日閲覧。
  16. ^ 【MGC】気象コンディション”. 日本陸上競技連盟. 2023年10月15日閲覧。
  17. ^ マラソン代表選考会「MGC」なぜ出走者が激増? 「MGCで勝つと五輪で負ける」というジンクスも”. デイリー新潮 (20223-10-15). 2023年10月15日閲覧。
  18. ^ 雨中のMGCで大波乱 日本記録保持者・鈴木健吾が12km付近で途中棄権、世界陸上代表・其田健也も…”. THE ANSWER (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
  19. ^ a b 【MGC男子】其田健也が途中棄権 15キロ手前で右ふくらはぎを押さえてリタイア”. nikkansports.com. 2023年10月15日閲覧。
  20. ^ a b 【MGC】男子レポート&コメント:小山直城・赤﨑暁がパリ五輪マラソン日本代表に内定!上位4名がトラックレースにもつれ込む白熱した戦い”. マラソングランドチャンピオンシップ(MGC). 2023年10月19日閲覧。
  21. ^ 【MGC男子】有力候補の細谷恭平が無念の棄権 転倒して立ち上がれず、27・9キロ地点”. 日刊スポーツ (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
  22. ^ 川内優輝が序盤から快走、後続を30秒以上離して中間地点を通過【MGC男子】”. 中日スポーツ (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
  23. ^ 【ライブ速報】MGC 2023|レース経過・結果・ハイライト|マラソングランドチャンピオンシップ(パリ五輪代表選手選考会)”. Sporting News (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
  24. ^ 大迫傑はまた5秒差の3位でパリ切符ならず スパート勝負で屈し、雨に打たれ呆然と立ち尽くす「なかなか勝ち切れない」残り1枠意欲「パリ目指したい」”. デイリースポーツ (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
  25. ^ 決戦沸かせた川内優輝 魂の大逃げで堂々4位 晴れ晴れ「悔いない走りしたかった。なめんなよ、と」一時2位に40秒以上の独走”. デイリースポーツ (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
  26. ^ 【MGC女子】一山麻緒がスパート、細田あいが続く 前回覇者の前田穂南、鈴木亜由子ら先頭集団引き離す”. スポーツニッポン (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
  27. ^ a b 【MGC】女子レポート&コメント:鈴木優花が自己ベストで初の日本代表への切符を掴む!一山は積極的なレースでオリンピック2大会連続マラソン日本代表に内定!”. マラソングランドチャンピオンシップ(MGC). 2023年10月19日閲覧。
  28. ^ 24歳のホープが頂点、鈴木優花「ずっと目標にしてきた」五輪切符つかむ!得意の上りで一気に逆転/MGC”. 月刊陸上競技 (2023年10月15日). 2023年10月15日閲覧。
  29. ^ マラソングランドチャンピオンシップ RESULTS”. マラソングランドチャンピオンシップ. 2023年10月15日閲覧。
  30. ^ 「ここに立てたことを幸せに思う」悲願の五輪出場かけて…39歳、今井正人が挑んだMGC”. TUF NEWS (2023年10月18日). 2023年10月18日閲覧。
  31. ^ 【MGC男子】有力候補の細谷恭平が無念の棄権 転倒して立ち上がれず、27・9キロ地点”. nikkansports.com. 2023年10月15日閲覧。
  32. ^ 【MGC男子】棄権の鈴木健吾「股関節周りケガ」 妻の一山麻緒はパリ切符「一緒に行けるよう」”. nikkansports.com. 2023年10月15日閲覧。
  33. ^ マラソングランドチャンピオンシップ RESULTS”. マラソングランドチャンピオンシップ. 2023年10月15日閲覧。
  34. ^ 2023年度”. AC・KITA. 2023年10月18日閲覧。
  35. ^ ~パリ2024オリンピック競技大会 マラソン日本代表選手選考競技会~マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ設定記録決定”. 日本陸上競技連盟公式サイト. 2023年6月7日閲覧。
  36. ^ MGCファイナルチャレンジ設定記録が発表!男子は2時間5分50秒 女子は2時間21分41秒”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2023年6月7日). 2023年6月7日閲覧。
  37. ^ 福岡国際マラソンで細谷恭平は2時間7分23で4位 設定記録に届かず「悔しい気持ちの方が大きい」”. スポーツ報知 (2023年12月3日). 2023年12月4日閲覧。
  38. ^ 横田和幸. “【大阪マラソン】4位吉田祐也、自己ベスト更新もパリ五輪アウト「世界陸上に切り替えていく」 - 陸上 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年2月25日閲覧。
  39. ^ “MGC出場権保持者の所属チームは実業団駅伝予選で特例措置 全日本大会出場数も増加の可能性”. 月陸Online. (2021年4月25日). https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/99828 2023年4月26日閲覧。 

外部リンク

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