AFCチャンピオンズリーグ2010
AFCチャンピオンズリーグ2010 AFC Champions League 2010 | |
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決勝戦が行われた国立霞ヶ丘競技場陸上競技場 | |
大会概要 | |
日程 | 2010年2月23日 - 11月13日[1] |
チーム数 | 32 |
大会結果 | |
優勝 | 城南一和天馬 (2回目) |
準優勝 | ゾブ・アハン |
大会統計 | |
試合数 | 117試合 |
ゴール数 |
329点 (1試合平均 2.81点) |
総入場者数 |
1,390,376人 (1試合平均 11,884人) |
得点王 | ジョゼ・モタ(9点) |
最優秀選手 | サーシャ・オグネノヴスキ |
< 20092011 > |
AFCチャンピオンズリーグ2010(AFC Champions League 2010)は、2002年 - 2003年に第1回大会が行われて以来、8回目のAFCチャンピオンズリーグである(前身も含めれば29回目)。
概要
[編集]グループステージ参加クラブ数は前回大会と同じ32チーム。6月11日から2010 FIFAワールドカップが開催される関係で、プレーオフが1月30日、31日と2月6日、グループステージは2月23日、24日に第1節が開催され、4月27日、28日に終了、ラウンド16が5月11日、12日といずれも前回に比べスケジュールが前倒しされる[1]。
グループステージは、各4チーム、A〜H組の8組に分かれる。A〜D組は西地区、E〜H組は東地区と東西に分かれてのグループ分けとなり、上位2チームがノックアウトステージに進出する。
ノックアウトステージは、ラウンド16をグループステージ1位チームのホームで一発勝負。ここまでが東西に分かれての試合となる。準々決勝・準決勝はホーム・アンド・アウェー方式で2試合行われる。決勝戦は中立地での一発勝負となり、前回大会に続き、日本の国立競技場で開催される[2]。
なお、今大会では準々決勝の抽選のみカントリープロテクションが考慮され、同じ国のクラブが2チームあった場合、準々決勝では対戦しない。ただし、同じ国のクラブが3チーム以上あった場合は、カントリープロテクションは考慮せず、その国のクラブはオープンドローとなる[3]。
優勝チームには2010年12月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催される、FIFAクラブワールドカップ2010の出場権が与えられる。
出場枠
[編集]AFCは2009年と2010年のシーズンの参加基準を承認した[4][5]。
各国協会の評価 | |
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出場枠あり | |
基準を満たさず、出場枠無し |
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- 出場枠についての注釈
- ^ AFCカップ: 2009AFCカップ優勝のアルクウェートは所属協会のクウェートがACLの基準を満たしていないため参加できなかった。
参加クラブ
[編集]以下のリストでは、出場回数と前回出場年はAFCチャンピオンズリーグへと名称変更された2002-03シーズン以降のシーズンのみで算出している。 (予選参加も含む)
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プレーオフ
[編集]東地区
[編集]準決勝
決勝
シンガポール・ アームド・フォーシズ |
0 - 0 | ムアントン・ユナイテッド |
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レポート | ||
PK戦 | ||
サーダン ウィルキンソン サンドベリ ベネット 秋吉泰佑 |
4 - 3 | タマパン ウォンサ ウィノータイ 財前宣之 サンソーク |
西地区
[編集]準決勝
決勝
グループステージ
[編集]西地区
[編集]グループA
[編集]チーム | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アル・ガラファ | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 11 | 9 | +2 |
エステグラル | 11 | 6 | 3 | 2 | 1 | 9 | 5 | +4 |
アル・アハリ | 6 | 6 | 2 | 0 | 4 | 11 | 9 | +2 |
アル・ジャジーラ | 4 | 6 | 1 | 1 | 4 | 6 | 14 | -8 |
グループB
[編集]チーム | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ゾブ・アハン | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 8 | 3 | +5 |
ブニョドコル | 10 | 6 | 3 | 1 | 2 | 10 | 7 | +3 |
アル・イテハド | 8 | 6 | 2 | 2 | 2 | 9 | 7 | +2 |
アル・ワフダ | 3 | 6 | 1 | 0 | 5 | 3 | 13 | -10 |
グループC
[編集]チーム | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アル・シャバブ | 10 | 6 | 3 | 1 | 2 | 10 | 8 | +2 |
パフタコール | 9 | 6 | 3 | 0 | 3 | 8 | 10 | -2 |
セパハン | 8 | 6 | 2 | 2 | 2 | 5 | 5 | 0 |
アル・アイン | 7 | 6 | 2 | 1 | 3 | 8 | 8 | 0 |
グループD
[編集]チーム | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アル・ヒラル | 11 | 6 | 3 | 2 | 1 | 11 | 7 | +4 |
メス・ケルマーン | 9 | 6 | 3 | 0 | 3 | 13 | 13 | 0 |
アル・サッド | 8 | 6 | 2 | 2 | 2 | 12 | 9 | +3 |
アル・アハリ | 5 | 6 | 1 | 2 | 3 | 9 | 16 | -7 |
東地区
[編集]グループE
[編集]チーム | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
城南一和 | 15 | 6 | 5 | 0 | 1 | 11 | 6 | +5 |
北京国安 | 10 | 6 | 3 | 1 | 2 | 7 | 5 | +2 |
川崎フロンターレ | 6 | 6 | 2 | 0 | 4 | 8 | 8 | 0 |
メルボルン・ビクトリー | 4 | 6 | 1 | 1 | 4 | 3 | 10 | -7 |
グループF
[編集]チーム | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
鹿島アントラーズ | 18 | 6 | 6 | 0 | 0 | 14 | 3 | +11 |
全北現代 | 12 | 6 | 4 | 0 | 2 | 17 | 6 | +11 |
長春亜泰 | 3 | 6 | 1 | 0 | 5 | 10 | 7 | +3 |
プルシプラ・ジャヤプラ | 3 | 6 | 1 | 0 | 5 | 4 | 29 | -25 |
2010年4月14日
19:00 |
全北現代 | 8 - 0 | プルシプラ・ジャヤプラ |
---|---|---|
エニーニョ 12分, 56分 沈愚燃 30分, 80分, 85分 李東国 40分 (pen.) 徐訂晋 59分 林相協 81分 |
レポート |
グループG
[編集]チーム | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水原三星 | 13 | 6 | 4 | 1 | 1 | 13 | 4 | +9 |
ガンバ大阪 | 12 | 6 | 3 | 3 | 0 | 11 | 5 | +6 |
シンガポール・ アームド・フォーシズ |
4 | 6 | 1 | 1 | 4 | 6 | 16 | -10 |
河南建業 | 3 | 6 | 0 | 3 | 3 | 3 | 8 | -5 |
グループH
[編集]チーム | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アデレード・ユナイテッド | 10 | 6 | 3 | 1 | 2 | 6 | 4 | +2 |
浦項スティーラース | 10 | 6 | 3 | 1 | 2 | 8 | 7 | +1 |
サンフレッチェ広島 | 9 | 6 | 3 | 0 | 3 | 11 | 11 | 0 |
山東魯能 | 6 | 6 | 2 | 0 | 4 | 5 | 8 | -3 |
ラウンド16
[編集]- 2010年5月11日、12日に開催される。
- 東西に分かれ、グループ1位クラブと他グループ2位クラブとの対戦。グループ1位クラブのホームでの一発勝負。
- アウェーゴールルールは適用されない。
西アジア
[編集]
2010年5月11日
20:45 |
アル・シャバブ | 3 - 2 | エステグラル |
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ビン・スルターン 22分 アッ=ターイブ 48分 アル=ジャイザーニー 88分 |
レポート | アクバルプール 24分 (pen.) カーゼミー 31分 |
東アジア
[編集]ノックアウトステージ
[編集]組み合わせ抽選は2010年5月25日にマレーシアのクアラルンプールで行われた。
準々決勝
[編集]第1戦が2010年9月15日、第2戦が2010年9月22日に実施。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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アル・ヒラル | 5 - 4 | アル・ガラファ | 3 - 0 | 2 - 4 |
ゾブ・アハン | 3 - 2 | 浦項スティーラース | 2 - 1 | 1 - 1 |
全北現代 | 1 - 2 | アル・シャバブ | 0 - 2 | 1 - 0 |
城南一和 | 4 - 3 | 水原三星 | 4 - 1 | 0 - 2 |
第1戦
[編集]第2戦
[編集]準決勝
[編集]第1戦が2010年10月5日と6日、第2戦が2010年10月20日に実施。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
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アル・シャバブ | 4 - 4 | 城南一和 (ag) | 4 - 3 | 0 - 1 |
ゾブ・アハン | 2 - 0 | アル・ヒラル | 1 - 0 | 1 - 0 |
第1戦
[編集]第2戦
[編集]決勝
[編集]AFCチャンピオンズリーグ 2010 優勝 |
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城南一和天馬 2回目 |
得点ランキング
[編集]順位 | 選手名 | 所属クラブ | GL1 | GL2 | GL3 | GL4 | GL5 | GL6 | R16 | QF1 | QF2 | SF1 | SF2 | 決勝 | 合計 |
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1 | ジョゼ・モタ | 水原三星ブルーウィングス | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 | 2 | 9 | ||||||
2 | マウリシオ・モリーナ | 城南一和天馬 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 | 7 | |||||||
3 | レアンドロ | アル・サッド | 3 | 2 | 5 | ||||||||||
フラヴィオ・アマド | アル・シャバブ | 2 | 2 | 1 | 5 | ||||||||||
ファルハード・マジーディー | エステグラル | 2 | 2 | 1 | 5 | ||||||||||
デニウソン | ブニョドコル | 1 | 2 | 2 | 5 | ||||||||||
アラウージョ | アル・ガラファ | 1 | 3 | 1 | 5 | ||||||||||
エニーニョ | 全北現代モータース | 1 | 2 | 2 | 5 | ||||||||||
ヤセル・アル=カフタニ | アル・ヒラル | 2 | 1 | 1 | 1 | 5 | |||||||||
メフディー・ラジャブザーデ | メス・ケルマーン/ゾブ・アハン | 2 | 1 | 1 | 1 | 5 | |||||||||
モハマド・レザ・ハラトバリ | ゾブ・アハン | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 5 |
脚注
[編集]- ^ a b AFC Calendar of Competitions 2010
- ^ 2010AFCチャンピオンズリーグ決勝、東京開催に - アジアサッカー連盟
- ^ 2010ACL準々決勝抽選ではMAプロテクションを実施 - アジアサッカー連盟
- ^ “11 countries confirmed for new ACL”. AFC. 2008年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月20日閲覧。
- ^ a b c “AFC Professional League Project” (PDF). AFC. 2013年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年11月26日閲覧。