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四次元 Four Dimensions

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
And I love youから転送)
Mr.Children > 四次元 Four Dimensions
「四次元 Four Dimensions」
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『I ♥ U
A面
  • 未来
  • and I love you
  • ランニングハイ
  • ヨーイドン
リリース
規格 マキシシングル
録音 OORONG TOKYO STUDIO
ジャンル
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞・作曲 桜井和寿
プロデュース 小林武史
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン[1]
  • 2005年7月度月間1位(オリコン)
  • 2005年度年間3位(オリコン)
  • Mr.Children シングル 年表
    Sign
    (2004年)
    四次元
    Four Dimensions

    (2005年)
    箒星
    (2006年)
    I ♥ U 収録曲
    Monster
    (2)
    未来
    (3)
    僕らの音
    (4)


    僕らの音
    (4)
    and I love you
    (5)
    靴ひも
    (6)


    CANDY
    (7)
    ランニングハイ
    (8)
    Sign
    (9)
    EANコード

    EAN 4988061891392
    (TFCC-89139)

    ミュージックビデオ
    「未来」 - YouTube
    「and I love you」 - YouTube
    テンプレートを表示
    映像外部リンク
    ライブ映像
    「未来」 (2011)
    「ランニングハイ」 (2017)
    「and I love you」 (2019)

    四次元 Four Dimensions』(よんじげん フォー・ディメンションズ)は、日本バンドMr.Childrenの27枚目のシングル。2005年6月29日にトイズファクトリーより発売された[2]

    概要

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    通常盤のみでの発売。約1年1か月ぶりとなるシングルだが、日本レコード協会では収録曲数によって分類はアルバムとなっている。仕様はCD EXTRAであり、「and I love you」のミュージック・ビデオが収録されている。ジャケットを手掛けたのはイギリスのデザイン会社「TOMATO」。

    カップリング曲は収録されておらず、全曲がA面曲(シングル)且つタイアップが付いている[3]。シングルでタイトルに曲名が含まれていないのは本作が唯一であるほか、タイトルである「四次元」の読み方は「よんじげん」である[4]。「四次元」の本来の英訳は、「fourth dimension」だが、「4つの次元(世界)」と解釈すると「four dimensions」と読み取ることができる。

    チャート成績

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    オリコンチャートでは、初動売上は56.9万枚で、15thシングル『終わりなき旅』以来7年ぶりに50万枚を突破[5]、累計で92.6万枚を記録した(日本レコード協会からはミリオン認定されている)。また、2005年度の年間オリコンCDシングル売上ランキングでは第3位を記録。更に、当バンドが2000年代並びに21世紀に発売したシングルでは最大売上を記録している。また、12cmCDでのシングルの売上も歴代1位となっている。

    収録曲

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    全作詞・作曲: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「未来」桜井和寿桜井和寿
    2.「and I love you」桜井和寿桜井和寿
    3.「ランニングハイ」桜井和寿桜井和寿
    4.「ヨーイドン」桜井和寿桜井和寿
    5.「ヨーイドン(instrumental)」桜井和寿桜井和寿
    合計時間:

    楽曲解説

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    1. 未来
    2. and I love you
    3. ランニングハイ
      • 東映系映画『フライ,ダディ,フライ』主題歌[2]。Mr.Childrenが映画主題歌を担当するのは1995年の『【es】 Mr.Children in FILM』以来10年ぶりとなる[10]
      • 仮タイトルは「歪み(ひずみ)」。
      • 桜井和寿はレコーディングの時は体調があまり良くない状態だったが、本人曰く「この曲を作るためには必要な体調の悪さだった」[8]
      • 最初の歌詞の「乙」と「甲」のセリフは、映画『フライ,ダディ,フライ』の朴と鈴木を思わせる歌詞である。また、シングルA面曲では唯一歌詞の一人称に「俺」が使用されている。
      • 36thシングル『ヒカリノアトリエ』には「Mr.Children Hall Tour 2016 虹」で録音されたライブ音源がカップリングされている。
    4. ヨーイドン
      • フジテレビ系教育番組『ポンキッキーズ』エンディングテーマ、『ガチャガチャポン!』オープニングテーマ[1]
      • 歌詞は大人の子供に対する目線で描かれている。中川敬輔は、「テレビを観ている子供たちに対して、ミスター・チルドレンというものを知らない子たちもたくさんいるだろうから、挨拶代わりになるといいなって」と語っている[11]
      • 本作収録曲の中で唯一、アルバム『I ♥ U』やベスト・アルバム『Mr.Children 2001-2005 <micro>』『Mr.Children 2003-2015 Thanksgiving 25』には収録されず、カップリング曲でもないため『B-SIDE』にも収録されなかった。『B-SIDE』発売以前に発表した楽曲の中で、バージョン違いを除くシングル曲でオリジナルアルバム・ベストアルバム共に未収録なのは現時点で本曲のみである。
      • 2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER & MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは26位に選ばれた[12][注 1]
    5. ヨーイドン(instrumental)
      • シングル曲のインストゥメンタルバージョンが収録されたのは、1996年発売の10thシングル『名もなき詩』以来となる。配信版では、表記が「Instrumental Version」となっている。

    テレビ出演

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    番組名 日付 放送局 演奏曲
    ミュージックステーション[13] 2005年6月10日 テレビ朝日 未来
    ミュージックステーション[14] 2005年6月24日 テレビ朝日 and I love you
    うたばん[15] 2005年6月30日 TBS
    僕らの音楽[16] 2005年7月1日 フジテレビ 未来
    and I love you
    ランニングハイ
    COUNT DOWN TV 2005年7月9日 TBS ランニングハイ

    ライブ映像作品

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    曲名 作品名
    未来 MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U" 〜FINAL IN TOKYO DOME〜
    ap bank fes '07
    Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-
    and I love you ap bank fes '05
    MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U" 〜FINAL IN TOKYO DOME〜[注 2]
    Mr.Children HOME TOUR 2007
    Mr.Children DOME TOUR 2009 SUPERMARKET FANTASY IN TOKYO DOME
    Mr.Children Stadium Tour 2015 未完
    Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸
    ランニングハイ MR.CHILDREN DOME TOUR 2005 "I ♥ U" 〜FINAL IN TOKYO DOME〜
    Mr.Children HOME TOUR 2007
    Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25

    収録アルバム

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    脚注

    [編集]

    注釈

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    1. ^ 3rdアルバム『Versus』収録の「メインストリートに行こう」と同数。
    2. ^ キーを半音下げて演奏された。

    出典

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    1. ^ a b 四次元 Four Dimensions | Mr.Children”. ORICON NEWS. 2020年10月5日閲覧。
    2. ^ a b c Mr.Childrenが豪華4曲タイアップのシングルリリースを発表!”. ORICON NEWS (2005年4月15日). 2020年10月5日閲覧。
    3. ^ ミスチル13カ月ぶりシングル「四次元-」6・29発売”. SANSPO.COM. 株式会社産業経済新聞社. 2005年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
    4. ^ Mr.Children”. トイズファクトリー. 2006年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月22日閲覧。
    5. ^ ミスチル、初動50万枚突破!23作目の首位!!”. ORICON NEWS (2005年7月5日). 2022年8月19日閲覧。
    6. ^ 『CDでーた』KADOKAWA、2005年7月号
    7. ^ ミスチル、早くも今年度最高の売上に期待!”. ORICON NEWS (2005年6月29日). 2021年5月4日閲覧。
    8. ^ a b Mr.Children 2001-2005 <micro>』ライナーノーツより
    9. ^ 『SWITCH』スイッチ・パブリッシング、2005年7月号
    10. ^ ミスチル10年ぶり映画主題歌を担当…提供は初めて”. SANSPO.COM. 株式会社産業経済新聞社. 2005年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。
    11. ^ 『SWITCH』スイッチ・パブリッシング、2005年7月号
    12. ^ 映画『Mr.Children REFLECTION』パンフレット、2015年、30頁
    13. ^ 出演者ラインナップ | ミュージックステーション”. テレビ朝日. 2021年5月5日閲覧。
    14. ^ 出演者ラインナップ | ミュージックステーション”. テレビ朝日. 2021年5月5日閲覧。
    15. ^ うたばん”. 2005年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月22日閲覧。
    16. ^ 僕らの音楽”. フジテレビ. 2021年11月7日閲覧。

    外部リンク

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