魚沼市
うおぬまし 魚沼市 | |
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国 | 日本 |
地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方 |
都道府県 | 新潟県 |
市町村コード | 15225-1 |
法人番号 | 8000020152251 |
面積 |
946.76km2 |
総人口 |
31,781人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) |
人口密度 | 33.6人/km2 |
隣接自治体 |
三条市、長岡市、小千谷市、 川口町、十日町市、南魚沼市、 群馬県みなかみ町、片品村、 福島県檜枝岐村、只見町 |
魚沼市役所 | |
市長 | 内田幹夫 |
所在地 |
〒946-8601 新潟県魚沼市小出島130-1 |
外部リンク | 魚沼市 |
ウィキプロジェクト |
魚沼市(うおぬまし)は、新潟県の中越地方でも南東に位置し、2004年11月1日に北魚沼郡内のうち川口町以外の6町村が対等合併して誕生した市である。かつて旧堀之内町は三国街道の宿場町(堀之内宿)として知られている。
周囲は山に囲まれた盆地であり冬期は2mから3mの積雪がある日本有数の「特別豪雪地帯」で(詳しくは、下記の気象・環境を参照のこと)東西約37km、南北約52kmと広大な面積を有する自然環境に恵まれた地域であり、総面積は新潟県の7.5%を占めているが、市内の84.25%は森林である。
※このテンプレートは過去の議論により既に廃止されており、現在は使用すべきではありません。
詳細はTemplate‐ノート:ポータル、Wikipedia:削除依頼/Template:ポータルをご覧ください。
地理
新潟県の南東部に位置しており福島県と群馬県の県境に接し、その一部は尾瀬国立公園および越後三山只見国定公園に指定されている。
- 山: 越後駒ヶ岳、中の岳、平ヶ岳、荒沢岳、守門岳、浅草岳、上権現堂、下権現堂、唐松山、鳥屋ヶ峰
- 河川: 魚野川、破間川、佐梨川、羽根川、只見川、黒又川、末沢川、福山川、
- 湖沼: 銀山湖、鏡ヶ池、黒又川第一・第二ダム、破間川ダム、奥只見ダム
気象・環境
市内は特別豪雪地帯であり記録的な豪雪を過去何度も記録している。未曾有の豪雪としては1945年2月25日に最深積雪量440センチメートルを小出観測所で記録している。
道路には地下水等を利用した消雪パイプが設置され、国道・県道・市道や公共施設の敷地内等で散水消雪を行っている。また、消雪パイプのない道路や駐車場を含め、ショベルローダ・トラクタショベル(ホイールローダー)・グレーダ等の車両系建設機械やロータリ除雪自動車を用いた除雪車が出動し、歩道でも小型除雪車や除雪機によって雪かきを行ったり、ロードヒーティングを道路面下に敷設している。古くから雁木が小出地域本町商店街・横町商店街・羽根川商店街にあり、区画整理での建て直しで、ほとんど一般のアーケードになったが羽根川商店街には一部残っている。また屋根からの雪下ろしも必要であるが、昨今は屋根の傾斜で積雪が落ちる自然落下方式や、電気やボイラーの熱を使い雪を解かす方法(屋根融雪・ヒーティング等)や主に地下水を屋根に上げて溶かす方法等融雪対策を行っている建物も多い。
公共団体だけでなく、法人や個人でも(農耕トラクタを改造し、バケットやロータリ等を付けた物も含む)除雪車や除雪機・小型建設機械を保有していて、除雪に活用することが多い。それだけ積雪や降雪が多いということである。また、私道を含めた道路の他にも、自宅の車庫前などの除雪方法として、除雪ダンプ(商品名は主に「スノーダンプ」と呼ばれる)を用いて流雪溝に雪を流すといった方法もある。旧小出町は、流雪溝の発祥地として有名である。小出橋東にある本町一丁目一番町交差点には、これを証する石碑が建設されている。(水の郷百選にも認定されている。詳しくはその他参照のこと。)
地理的に盆地で占められており、冬は寒く夏は暑い(高温多湿)傾向にあるため、新潟県内でも最高気温や最低気温、降雪・積雪量等を記録することが多くある。
現在市内には気象観測所(アメダス)が3カ所あり測定されている。
なお市内の小出以外の各庁舎(旧役場)5カ所と魚沼市消防本部・根小屋地区の堀之内除雪センターの計7カ所で、市建設課監理係が独自に気象観測を行い、HPにて公表している。
隣接している自治体
※北から西回りに
歴史
西暦702年に書かれた『続日本紀』に魚沼郡の存在を推定させる記述があり、これ以前にすでに魚沼郡があったと思われる。また、旧南魚沼郡大和町、川口町を含む旧北魚沼郡の全域、小千谷市の一部を含む地域は藪神荘と呼ばれる荘園であった。
合併以前よりこの地域は(小出地域を中心として)「小出郷」と総称されることがあり、特に1960年〜1970年代を含め、合併前に建設された公共施設や組合等の名称に使われている。また天気予報では「魚沼北部地域(地区)」、他に一部で「北魚沼地域(地区)」・「北魚(ほくぎょ)」等とも言われる。
歴史の詳細については魚沼市の歴史を参照のこと。
人口
魚沼市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政・立法等
市長
初代市長選挙は旧小出町長、旧堀之内町長、旧小出町出身東京在住の会社役員が立候補し三つ巴の選挙戦となり色々な憶測が飛び交って波乱含みの選挙となった。
旧市町の首長の中で立候補しなかった旧守門村長が職務執行者に選出された。
2008年11月には任期満了に伴う市長選挙が予定されているが、当初無投票での再選が予想されていたが、現職の他に新人(元魚沼市議)が立候補するために選挙が行われ、2008年11月30日に投票・即時開票される。
市議会
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合併当初は旧六ヶ町村議員がそのまま市議員に就任する「在任特例」で市議会議員が96名いた。しかし、人数が多く歳費の圧迫(市民運動での発表では年間2億円の負担増とのこと)につながっていたために、市民などから批判が多数出て解散を求める住民投票運動が起こったため、市民の声に応えて自主的に辞職する議員もいたが、最終的には2005年5月31日に議会による自主解散、同年7月3日投票による市議会議員選挙を行い、新たに26名が選ばれて現在に至る。なお、大平栄治・本田篤両議員は2008年11月23日告示の市議会議員補欠選挙にて、無投票にて当選した。
市の機関
庁舎
市役所は「分庁舎方式」を取っており、合併前の各市町村の役場がそれぞれ分庁舎となっている。当分の間は市長室等は小出庁舎(旧小出町役場)に、市議会は広神庁舎(旧広神村役所)に置かれる。各種届の受付などを行う市民センター(以前の名称は総合事務所)が各分庁舎に設けられている。2007年6月より委嘱を受けた市民20名とアドバイザーとして市議2名と有識者1名の23名によって「市庁舎再編市民検討委員会」が設置され、市庁舎の再編や整備のあり方やコミュニティについて検討している。2008年11月20日に答申された。
- 堀之内庁舎 949-7494 新潟県魚沼市堀之内130番地
- ○堀之内市民センター ●広報広聴課 ●都市整備課 ●教育委員会 ●学校教育課 ●生涯学習課 ●魚沼ケーブルテレビ(公営)
- 小出庁舎 946-8601 新潟県魚沼市小出島130番地1
- ○小出市民センター ●総務課 ●企画課 ●財政課 ●市民生活課 ●会計課 ●市民相談センター ●監査委員事務局
- 条例では、魚沼市役所の事務所位置は、小出庁舎になっている
- 湯之谷庁舎 946-8511 新潟県魚沼市大沢213番地1
- ○湯之谷市民センター ●税務課 ●地域振興課 ●商工観光課 ●企業立地推進課 ●環境課
- 広神庁舎 946-8555 新潟県魚沼市今泉1488番地1
- ○広神市民センター ●議会事務局 ●建設課 ●農林課 ●農業委員会 ●土地改良区
- 守門庁舎 946-0292 新潟県魚沼市須原520番地
- ○守門市民センター ●健康増進課 ●福祉課 ●地域包括支援センター
- 入広瀬庁舎 946-0304 新潟県魚沼市穴沢215番地1
- ○入広瀬市民センター ●商工観光課(入広瀬分室)
- ※広神庁舎内にある建設課は、2007年3月までは入広瀬庁舎にあった
病院・診療所(医療機関等)
- ●堀之内病院 ●湯之谷歯科診療所 ●守門診療所 ●入広瀬診療所
なお、魚沼市病院局の管轄ではなく新潟県立ではあるが、小出地域には「県立小出病院」があり、こちらは二次救急病院として救急車搬送による救急外来や専門的治療をも行っている(過去には小出病院以外にも救急病院として救急車搬送を受けたり手術を行う病院・医院が数カ所あったが、今現在は常時救急外来を行っているのは小出病院のみ)。ただ、新潟県が小出病院含め魚沼地域の県立病院を廃止して新たな地域(南魚沼市大和地域内)に「基幹病院」を設置する動きもあり、廃止された場合には市内で発生した救急患者は新たな基幹病院や小千谷市、長岡市等の救急病院へ搬送されることになり小出病院へよりも格段に搬送時間・搬送距離が長くなってしまう上、少子高齢化と山間部(入広瀬・守門を初めとして)での限界集落の増加もあるため、市民(特に高齢者)の中でも魚沼市全体の医療危機と考える人が多いようである。また、魚沼市議会をはじめとして各市議会や県職労でも問題として提起されている。
市の医療機関以外にも、開業医・医療法人等の病院・医院・診療所が医科・歯科共に市中心部(特に小出地域や堀之内地域)で多い。
小出企業庁舎
廃棄物処理施設(ゴミ処理等)
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堀之内企業庁舎
小出郷文化会館
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なお市内でも、特に広神の一部・守門・入広瀬地域等は都市ガスのガス設備はなく地形上の制約もあり、ほとんどの住居・工場はLPガスを使用している。エコプラント魚沼は、合併以前から旧大和町(現南魚沼市大和地域)全域の廃棄物処理も行っている。
自治体交流
旧六町村ではそれぞれ姉妹都市・提携都市提携(友好自治体提携等)を結んでいたが、一部は合併後に解消されて現在に至る。
現在
国内
- 旧小出町と東京都足立区、1982年友好自治体提携。
- 魚沼市とは2005年に友好自治体再調印、防災協定締結。
- 旧堀之内町と東京都豊島区、2003年11月防災協定締結。
- 旧湯之谷村と東京都文京区、友好自治体提携。
国外
過去(合併前)
国内
国外
警察1972年に現在地に移る前は、旧小出町本町にあった |
交番
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駐在所
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以前は他に湯之谷地域に大沢駐在所、広神地域に並柳駐在所・山田駐在所があったが、統廃合により大沢駐在所は本署の管轄となり廃止、並柳駐在所・山田駐在所は統合されて現在の広神駐在所となった。
新潟県警察より事務委託を受けている機関(組合・団体)
- 魚沼市交通センター(旧小出地区交通安全協会・旧こいで交通センター 湯之谷地域)
運転免許証や車庫証明の諸手続きを小出警察署交通課に代わって行っている。ただし国際運転免許証の発給や有効期限切れ等で失効した場合の手続き、違反運転者講習・初回更新者講習対象者の免許更新はここではなく、長岡市の新潟県警運転免許センター長岡支所か北蒲原郡聖籠町の新潟県運転免許センターでないと手続きが行えない。また、駐車禁止除外指定票の交付は小出警察署での手続となる。魚沼市交通センターでは主に、優良運転者講習対象者や一般運転者講習対象者(優良運転者講習は手続中にビデオを見て講習を受講するため手続日にすべて終わるが、一般運転者講習は後日に1時間受けなければならない)、高齢者講習又は特定任意高齢者講習を受講した者の通常の免許更新・運転免許の(高齢による)自主返納や記載事項の変更届出(眼鏡等条件解除の適性検査含む)と車庫証明の手続きがメインである。以前から免許センター等と違い、一度書類等を北蒲原郡聖籠町の運転免許センターに書類送付してからの新免許証発行のため、後日引取りに訪れることになるが(紛失等による再交付も同様)、郵送代含め手数料として800円を支払うと書留(新潟県交通安全協会名)で郵送となる。郵送の場合、更新を終えた旧免許証下部にさん孔機等で2カ所(1973年4月より発行されていた縦6.9cm×横9.7cmの旧サイズ時代は3カ所)穴を空け、裏面の備考欄に
- 「更新手続中 xx年xx月xx日まで有効 xx年xx月xx日交付予定 新潟公委」
とスタンプを付き、万が一に備えて有効期限を免許に記載されている有効期限日より1ヶ月延長される。また、郵送でなくても旧免許証が欲しい場合も、免許証下部にさん孔機等で2カ所穴を空けて本人に返却される。なお、魚沼市交通センターを含め、新潟県内のどの窓口で更新した際にも古い免許証を貰って帰る場合、穴を空けた後に貰うことが出来る。(画像を参照)
消防
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出張所
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県の機関
- 奥只見シルバーライン管理事務所
- 新潟県魚沼地域振興局
- ●企画振興部 ●農業振興部 ●地域整備部 ●健康福祉部 ※魚沼保健所(旧小出保健所)
国の機関
- ●信濃川河川事務所堀之内出張所 ●長岡国道事務所小出維持出張所(兼小出除雪ステーション) ●湯沢砂防事務所破間川出張所
※以前は新潟地方法務局小出出張所(湯之谷地域)があったが、現在は六日町支局(現南魚沼支局)に統合され廃止された。建物は小出出張所時代に移転新築されたが、数年間しか使用されなかった。
新潟県議会議員
本市と北魚沼郡川口町でひとつの選挙区(魚沼市北魚沼郡選挙区)をなす。
詳細については新潟県議会を参照のこと。
国会議員
選挙区衆議院議員
本市と長岡市(越路・三島・与板・寺泊・和島・小国・栃尾・中之島各旧市町村を除く)・小千谷市・南魚沼市・北魚沼郡川口町・南魚沼郡湯沢町が小選挙区制選挙区で「新潟県第5区」に入る。
- 現職:田中真紀子(2005年9月11日当選)第44回衆議院議員総選挙当選
詳細については衆議院小選挙区制選挙区一覧#新潟県を参照のこと。
比例代表衆議院議員
本市を含めた新潟県と富山県・石川県・福井県・長野県からなる比例北陸信越ブロックでの代表となる。本市含め、新潟県にゆかりのある議員は以下の通り。
- 現職:長島忠美(2005年9月11日当選)第44回衆議院議員総選挙一位当選 重複立候補なし
- 現職:鷲尾英一郎(2005年9月11日当選)第44回衆議院議員総選挙四位当選 重複立候補 新潟2区
- 現職:高鳥修一(2005年9月11日当選)第44回衆議院議員総選挙五位当選 重複立候補 新潟6区
- 現職:吉田六左ェ門(2005年9月11日当選)第44回衆議院議員総選挙七位当選 重複立候補 新潟1区
- 新潟県新潟市出身
- 現職:漆原良夫(2005年9月11日当選)第44回衆議院議員総選挙八位当選 重複立候補なし
- 新潟県燕市出身
詳細については衆議院比例代表制選挙区一覧#比例北陸信越ブロックを参照のこと。
参議院議員
本市含め参議院議員通常選挙では、新潟県全体で一つの選挙区である。
- 現職:近藤正道(2004年7月11日当選)第20回参議院議員通常選挙当選
- 現職:田中直紀(2004年7月11日当選)第20回参議院議員通常選挙当選
- 現職:塚田一郎(2007年7月29日当選)第21回参議院議員通常選挙当選
- 現職:森裕子(2007年7月29日当選)第21回参議院議員通常選挙当選
詳細については参議院新潟県選挙区を参照のこと。
司法
市内には裁判所等司法機関は無く、簡易裁判に関する事案の第一審の裁判は「長岡簡易裁判所」、司法事件の第一審裁判は「新潟地方裁判所長岡支部」、家事審判・家事調停・少年審判・福祉犯罪等の刑事訴訟の第一審裁判・審判は「新潟家庭裁判所長岡支部」となり、区検察庁(新潟区検察庁)・地方検察庁(新潟地方検察庁)等と共に長岡エリアの管轄となる。
経済
就業人口
2005年時点での統計
市内は専業農家より兼業農家の方が多い。第一次産業の人数は専業農家だが、大多数が高齢者である。過去には酪農・養豚等も含め多種であったが、近年は稲作や畑作が多い。第二次産業は1960年代にアルプス電気の進出によって徐々に工場の進出・誘致が増えて携わる人が増えた。また、1950年代頃から奥只見ダムの建設でも、第二次産業に携わる人が増えたこともある。第三次産業は1980年頃から携わる人が増えた。
主な特産・名産品
※他に、本場の南魚沼市大和地域程ではないが西瓜(八色すいか)、特に入広瀬地域や湯之谷地域での山菜、JA北魚沼(旧JAゆのたに村)の自然薯、湯之谷地域銀山平・奥只見地区の岩魚や鮎・ウグイ(ハヤ)・カジカ・サクラマス・ヤマメや山菜・缶詰・ハム・ウインナー等の加工食品等がある。(ちなみにブランド豚である「越後もち豚」・「深雪餅豚」等があるので、それらを使用した製品もある)。
本社が市内にある(あった)主な企業
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- JA北魚沼(各地域 旧JA小出・JA堀之内・JA藪神・JA守門・JA入広瀬・JA湯之谷・JA広瀬・JA川口)
- 日通小千谷運輸(系列企業 堀之内地域日本通運敷地内)※元々は小千谷市や長岡市に本社を構えていたが、2004年頃に当時の日本通運小出営業所敷地内の株式会社アルプス物流新潟営業所事務所跡に移転した。
- 湯之谷山菜加工農業協同組合(湯之谷地域)※1966年6月に地元の住民によって設立・運営された農事組合法人「湯之谷村山菜出荷加工組合」を前身として、1970年12月に特産加工品販売を目的に出資され、湯之谷山菜加工農業協同組合としてスタート。おにぎり・おこわ・弁当などの材料となる米飯を中心に、山菜加工品・和菓子、浅漬け・もち・豆腐・惣菜・天然水等多岐に渡って扱い、大手百貨店や旅館などに販売し、各デパートインショップで人気を博したが、1970年代後半の不良在庫や過剰仕入などによる不要品の在庫処分(山菜等を塩漬けで保存して通年出荷出来ないかどうか技術試験を行った際の失敗が原因。損失額当時2億円。報道当時、組合長や新潟日報等の新聞報道、債権者集会での説明による)により債務超過が元々あったが、売上が好調だったため、約20年問題にならなかった。2003年より資金繰りに困り、2004年1月26日自力再建を断念し新潟地方裁判所長岡支部へ民事再生法の適用を申請した。負債は約19億円、債権者数は200~250社と小口が多かった。のちに子会社であった「株式会社ゆのたに」が吸収合併された。
支社・営業所・工場・倉庫等が市内にある(あった)主な企業
- アルプス電気(小出地域 敷地内一部広神地域)※1968年10月より、当初「新潟工場」、のちに「小出工場」として稼働。今現在は縮小等により、系列企業の「株式会社アルプスビジネスクリエーション新潟(通称abc)」の事業所・「株式会社アルプス物流」の倉庫とアルプスの機械倉庫が残っていて、堀之内地域の日本通運小出営業所敷地内に事業所・倉庫があった株式会社アルプス物流新潟事業所は2004年見附市に移転、アルプス本体は長岡工場に統合された。また完全撤退すると新潟日報等で報道され、魚沼市としては法人税や雇用の問題があるため、魚沼市議会でも今後について議論されている。
- 越後交通・南越後観光バス(湯之谷地域)※ただ越後交通は高速バス(県外線)の予約・販売等の営業所(観光センター。以前は営業センター)のみで、主に南越後観光バス(南越後観光バスは越後交通から1987年に分社されていて別会社のため)の実質的な事業所といえる。ただ住民の中でも特に高齢者は車両のカラー等が越後交通カラーそのままで、未だ分社化されたことを理解していないため、たとえ南越後観光バスの車両や事業所であっても越後交通のバス、越後交通の営業所と思っている人は年配者程意外にも多い。
- 日本通運(堀之内地域)※以前は小出駅前に事業所・倉庫、堀之内駅前に倉庫、入広瀬駅前に日通旅行の委託を受けた営業所があった。現在は、それぞれの駅前倉庫・営業所は廃止され、田戸地区に事業所・倉庫・ターミナルがある。
- 新潟日産自動車小出営業所(小出地域)。※2007年7月迄営業していたが、同社六日町営業所との統合で廃止され、今建物等は小出自動車工業(湯之谷・小出地域)の営業所になっている。なお、1950年代に奥只見ダムの建設等での需要があったため、当時(営業を開始した1954年)は新潟日産自動車の拠点が、新潟・長岡・高田・小出と築かれていたため、新潟日産自動車の営業拠点としては県内4番目に古く、53年弱の歴史があった。
市内に出店している企業・法人等の店舗(店舗名)等
- 原信小出東店(湯之谷地域)
- 蔦屋書店小出店(湯之谷地域)
- 「原信小出東店」と同時期に開店。市内で数少ない書店である。
- COMG! 小出店(湯之谷地域)
- 「原信小出東店」と同時期に開店。ゲームソフトや携帯電話のショップ。新潟県内に出店している。日野屋玩具店経営。
- ドラッグストアー角倉小出東店(湯之谷地域)
- 良食生活館小出店(小出地域)
- 以前は会社名でもある「スポット」という店名での営業で、取扱商品は雑貨・日用品等が主だったが、同地区内に新築移転し現店舗名に変更後、生鮮食品も扱うスーパーマーケットになっている。
- スーパーサカキヤ(小出地域)
- 老舗のスーパーマーケットで、古くから生鮮食品を置く(原信に合併する前の)スーパー「福屋」と共に小出地域中心部で何でも揃うデパート的存在(以前は3階建で生鮮食品等だけでなく、書籍や寝具、衣料品等も販売していて食堂もあった)であったが、1980年代後半~1990年代前半に行われた旧小出町本町・横町・浦町地域の大規模区画整理での本町店店舗建直しや小出地域中原地区への出店(国道店として開店。2階建で旧本町店程ではないものの品揃えは多かった)で本来営業していた本町店は1階ワンフロアでの営業になり縮小した。その後、地権者との借地代の折り合いがつかなかったり業績不振の為、国道店を閉鎖して本町店のみの営業となる。また国道店内にあった婦人衣料品部門が同じ本町地内に別店舗として営業している。
- ファッションセンターしまむら小出店(小出地域)
- くすりのコダマ小出店(湯之谷地域)・小出南店(小出地域)
- 新潟県内や福島・宮城・長野に出店しているドラッグストアチェーン。
- ドコモショップ魚沼店(湯之谷地域)
- 開店当初は小規模販売店の扱いである「ドコモスポット魚沼店」だった。
- てーぶるくろす小出郷店(湯之谷地域)
- ほっともっと小出町店(小出地域 旧ほっかほっか亭)
- 2002年頃から中原地区国道17号沿いで営業している持ち帰り弁当チェーン店。以前は小出地域本町地内に「ときわ(弁当)小出店」(カタカナ表記もあるが十日町市と湯沢町にチェーン店として同名の店舗がある)が古くから営業していたが、経営者の都合により同時期に閉店(ちなみにほっかほっか亭が出来たからではない)している。庶民派の味でファンも多く、愛されていた弁当店である。この他に湯之谷地域に本社・工場を構える大沢加工の売店で弁当を製造・販売したり、同じ湯之谷地域のおおもも(大桃商店)でも本店と「原信小出東店」がある井口新田地区のショッピングセンター内で弁当を製造・販売している。事業所向け宅配弁当では大沢加工調理センターとおおもも、三条市に本社を置き「フレッシュランチ39」を展開するオーシャンシステムが南魚沼市五日町に魚沼・南魚沼エリアの拠点を構え各社とも製造・配送を行っている。このため特に宅配弁当では供給過剰になりつつあり、安価ではフレッシュランチ39が一歩リードしているが、他社も味付けやボリューム等でかなり違いを見せていて個々の好みも分かれるため各社とも苦戦している激戦区と言える。
- くるくる寿司小出店(小出地域)
- 最初は中原地内に開店し、後に佐梨地内の酒店跡地に新築移転し営業している、魚沼市内唯一の回転寿司(江戸前寿司)店。北陸地方のチェーン店。1皿105円(一部例外有り)で営業展開している。
- コメリホームセンター小出店(小出地区)
- 市内のホームセンターと位置付けされる企業の中では一番規模の大きい店舗(コメリグループとしては中型店舗)である。下記のH&G(ハードアンドグリーン)店では取り扱っていない専門工具や専門部品、灯油・家具や雑貨商品も多数取り揃えているため、買い物客として訪れる小出地区以外の住民も少なくない。また隣市大和地域に「ホームセンタームサシ」を展開するライバル企業、「アークランドサカモト」が魚沼市内に進出していないためホームセンターとしてはコメリグループの独擅場と言えるが、従来の商店も専門分野に絞っての品揃えを行っているのでトータルでは独擅場とは言えず、各業者・商店とも激戦を繰り広げている。
- コメリハードアンドグリーン(H&G)堀之内店(堀之内地域)・広神店(広神地域)
- 三宝亭小出店
- 「原信小出東店」が営業しているショッピングセンター内に2006年から営業展開している株式会社三宝の展開するラーメンチェーン店。
- ハリカ小出店
- 小出地域中原地区に以前から営業展開しているカタログ販売や店頭で贈答品や酒類の販売行う企業。チェーン店。以前は同地内で現在リサイクルショップが営業している建物だったが、現在地に新築移転した。
- 真電小出店
- セブン-イレブン(6店舗)・セーブオン(4店舗)・デイリーヤマザキ(1店舗)(コンビニエンスストア)
市内に出店していた企業・法人等の店舗(店舗名)等
- 小出湯(小出地域稲荷町地区)
- おもちゃのまつばら(小出地域 松原玩具店)
- 長年に渡り営業していた小出地区の老舗総合玩具店。小出地区での旧小出町本町・横町・浦町地域の大規模区画整理もあり同地内に移転・縮小して営業していたが閉店した。松原玩具店の閉店で市内の常時営業の総合玩具店は無くなった(ただ小規模の玩具店は堀之内地域にある)。現在建物跡は、新潟県議会議員皆川雄二氏の事務所になっている。
- 靴のサクライ・おもちゃのニッポン・北南家具・靴のチェリー・第一家電(小出地域 グループ企業店)
- 長年に渡り小出地域で営業していた靴店とグループ店。本体の桜井靴店[店舗名 靴のサクライ]とグループ店でもあった総合玩具店の「おもちゃのニッポン」や家具販売の「北南家具」、姉妹靴店の「靴のチェリー」や北南家具内にあった「第一家電」が営業していたが本体の桜井靴店の倒産により順次閉店した。靴のサクライは現在、経営者の奮起もあり同地内で再起して営業している)。
- アイススケート小出レインボータウン(小出地域)
市内に出店を予定していた企業・法人等の店舗(店舗名)等
- ベイシア小出店(仮称 小出地域)
- 小出地域十日町地区に建設計画があり地権者との合意があったものの、地元商工会等の反発が激化し最終的に計画自体が立ち消えた。
タクシー
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各社運転代行サービス(ちなみに市内で運転代行を行っている業者はこの他に2社ある)や車いすごと乗車出来る「介護タクシー」サービス、ワンボックス車での中人数(旅客9人)輸送も行っている。また、市で運行している市所有通学・通園バス等(ひかり交通は営業ナンバーでの自社バス車両による運行)や守門・入広瀬地域で稼働している市所有バス型霊柩車への運転手派遣も行っている。ただし各社ともタクシー等の深夜営業(午前2時~6時頃まで)は行っていない。
バス(貸切・路線)
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ただし、路線バスは南越後観光バスのみである。
自動車教習所
- 株式会社魚沼中央自動車学校(旧小出自動車学校。以前は大河津自動車学校・小千谷自動車学校と共にグループ企業だった)
市内には公安委員会の指定(認定)の有無含め、教習所は1校しかない。公安委員会公認校のため、応急救護教習、高齢者講習、特定任意高齢者講習や初心運転者講習等も行われていて、他に月1~2回、日曜日の朝に校内コースが魚沼市交通センター主催の原動機付自転車免許技能講習の会場にも利用されている。なお、冬期間は二輪車の教習・検定は降雪のため行われない。
過去(30~10年前)には福島県南会津郡只見町等、南会津方面から取得を目指して通学する生徒もいた。これは南会津地域に自動車教習所が無く、会津若松方面に通学するより、只見線を使用して教習を受けに来た方が近いということもあったからである。通学には定期券が支給されたり、早期取得を目的に優先的に技能教習の予約を入れることが出来た。卒業後、福島県福島市の福島運転免許センター、または郡山市の郡山運転免許センターに学科試験を受験しに行くことになる。ちなみに現在では毎月1回、会津地方でも福島運転免許センターの出張試験が開催される。
大型自動二輪車免許や大型自動車免許、けん引免許は南魚沼市か長岡市にある自動車教習所、第二種免許については、長岡市の自動車教習所でないと取得することが出来ない。なお、長岡市の運転免許センター長岡支所でも運転免許の直接試験を受けることが出来るが、コースが狭いために、けん引[一種・二種]・大型[一種・二種]の試験については行っていないため、北蒲原郡聖籠町の新潟県運転免許センターに出向いての直接試験となる。
金融機関
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- 北魚沼農業協同組合
- 本店 小出支店 小出町支店 伊米ヶ崎支店 堀之内支店 原支店 藪神支店 守門支店 入広瀬支店 湯之谷支店 広瀬支店
- ゆうちょ銀行(各郵便局内)
- 伊米ヶ崎 入広瀬 魚沼田中 上条 小出 新保 守門 原 広神 堀之内 湯之谷(ATM・窓口共にあり)
- 今泉簡易 高倉簡易 三渕沢簡易 大白川簡易 福山簡易 横根簡易(窓口のみでATMなし)
かつてあった「新潟中央銀行」(旧新潟相互銀行)も小出支店を小出地域小出島地区で営業していたが、同行の破綻により閉鎖されて更地になった後、住宅地になっている。この他、ろうきんのATMが小出地域本町地区に(設置当時は出張所として)設置されている。
地域
地名等
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ほぼ合併前からの地名が使われている。また大字表記がなくなった。一部統合で無くなった地名もあるが、住所表記での地名や集落名がかぶる地名も出たため、住所表記「新田」表記等地名が外れたり足されたりした地域等、表記や町内名・集落名の変更があった。
主な例としては、
- 町内名・集落名は基本としては旧町村名を頭に付け足したりした。
- 堀之内地域堀之内の「堀之内宮原町」と守門地域須原の「守門宮原」
- 小出地域小出島の「小出東町」と堀之内地域堀之内の「堀之内東町」
- 小出地域小出島の「小出稲荷町」と堀之内地域堀之内「堀之内稲荷町」
- 小出地域と堀之内地域の「本町」→小出地域はそのまま「本町」、堀之内地域は「堀之内本町」に変更等々
- 湯之谷地域と広神地域の「芋川」→広神地域は「大芋川」、湯之谷地域は「湯之谷芋川」に変更
- 堀之内地域と湯之谷地域井口新田の「原」→堀之内地域はそのまま、湯之谷地域の場合は集落名だったので集落住民で協議の上、一部で名称として使われていた「清水上」に変更
- 湯之谷地域の「木山沢新田」→「葎沢」と統合・「福島新田」→「吉田」と統合
- 堀之内地域の「星野新田」→「新道島」と統合(旧星野新田・旧木山沢新田・旧福島新田は地番も変更)
- 小出地域の「原虫野新田」・「伊勢島新田」や広神地域の「泉沢新田」・「吉原新田」・「水沢新田」、入広瀬地域の「平野又新田」・「芋鞘新田」・「大白川新田」等→それぞれ「新田」が外れた
- 湯之谷地域の「大湯」→「大湯温泉」等々
旧小出町内は以前より特に水害の常襲地帯だったために1961年、当時の建設省直轄による魚野川の河川改修工事が、併せて本町・横町・浦町地域の大規模区画整理も順次行われた結果、魚野川の狭窄部解消を図ることが出来て水害も起こらなくなった代わりに、立ち退き等で1993年時点で小出町小出島地区内にあった「緑町」が「魚野川改修資料館」を残して住居(住宅)が無くなり、隣接の柳原地区も大幅に住居・住民が減ることとなった。合併した現在、住宅地図では魚野川改修資料館の敷地は佐梨や古新田の管轄となり、「緑町」は名称のみになった。
電話番号の市外局番及びMA、電話関連の歴史等
MA
小出MA。以前小出地域等以外の地区(過去の市外局番・市内局番の桁数変更等を参照のこと)で市内局番が無かった頃は各地MAがあったが、市内局番が一律1桁になった際に統一された。
近年の市外局番・市内局番の桁数変更等
市内全域の市外局番は、以前は02579で市外局番が5桁、市内局番が1桁がだったが、2004年2月11日に025になり、市外局番の79が市内局番の頭に付いて市内局番・市内局番共に3桁になった。加えて、新潟県内には市外局番「025」を使用している地域が複数(当該小出MA・他に新潟・糸魚川・上越・安塚・十日町・六日町の各MA)あるため、「025-177」では天気予報地域の識別ができなくなってしまったので、これに伴い、市外からの天気予報番号は「0257-177」に変更された(柏崎MA)。
02579-E-FGHJ → 025-79E-FGHJ
以前の市内局番が1桁の際は局番が(下記は現在の地名)、
2局→小出地域・湯之谷地域の内宇津野、大湯、下折立、上折立、折立又新田、大湯地区以外
広神地域の旧藪神村内の一部(中島・中島新田・新保・一日市・山田下・山田・中家・池平・米沢・中子沢・三ツ又等)
4局→堀之内地区 5局→湯之谷地域の宇津野、大湯、下折立、上折立、折立又新田、大湯地区
6局→入広瀬地域 7局→守門地域 9局→広神地域の旧藪神村内の一部以外の全域
と分かれていた。
ISDN等INS回線登場時、ISDN等INS回線と通常のアナログ加入電話回線では加入者線が収容される交換機が異なるために、移行時には必ず電話番号の変更が必要ととなった為、
2・5→3へ、4・6・7・9→8へ変更となり、3局番・8局番が使用されることとなった。
のちにアナログ回線からINS回線等への変更時に同番移行が全国で可能になったが、3局番・8局番も今まで管轄していた地域の局番として今現在も新規使用・割り当てされているが、市内局番で大半が地域を特定することが出来る。
隣の南魚沼市は六日町MAだが、旧大和町市野江乙地域通称辻又地区は大和町中心部から離れた山間地で元々旧堀之内町に近いこともあり、堀之内地区の4局を使用していたため、魚沼市内からかける際は市外であるが市外局番を付ける必要がない。ちなみに通称後山地区は十日町MA。また現在は電話番号逼迫の枯渇対策として、70xの番号帯が追加されている。(710~716、718~719は、六日町MAに割り当て済み)
過去の市外局番・市内局番の桁数変更等
以前(1960年代~1970年代頃)までは、全国的にも5~7桁市外局番+加入者番号が3桁(02579-xxx)だったり(当時電話番号が計8桁だった。非自動局及び半自動局が完全自動化されるまで)、のちに市外局番6桁で市内局番が全くない状態(02579x-xxxx)だったが、1960年代に小出2局については他地域より先行して市内局番がついたが、残りの4・5・6・7・9局番地域では1980年代前半まで市内局番がなく、それ以前は合併前の旧六町村内では他の地域にかける際は市外局番から回す必要があった(市内通話は加入者番号の下3又は4桁のみをダイヤル)。また4・5・6・7・9局番地域では加入者番号が3桁から4桁に追加の際、番号の配列や桁数の関係から加入者番号下4桁の最初には、0や1が使われなく(市外通話の発信番号や特定用途の識別番号と重なるため)、当初は2から始まる電話番号(02579x-2xxx)であった。(今現在では、3・4・5・6も使用されている。)ちなみに小出2局エリアは、加入者番号が3桁(02579-xxx)が4桁なる際、加入者番号の頭に「0」を付けて(025792-0xxx)となった。
- 025792-HJ→025792-GHJ→02579-2-0GHJ→025-792-0GHJ
- 025792-HJ→025792-GHJ→02579-2-1GHJ→025-792-1GHJ
- 025792-HJ→025792-GHJ→02579-2-2GHJ→025-792-2GHJ
4・5・6・7・9局番地域については
- 02579x-HJ→02579x-GHJ→02579x-2GHJ→02579-x-2GHJ→025-79x-2GHJ
- 02579x-HJ→02579x-GHJ→02579x-3GHJ→02579-x-3GHJ→025-79x-3GHJ
現在の魚沼市における電話に関する歴史
以前(1989年頃まで)は日本電信電話公社(略称電電公社)小出電報電話局(湯之谷地域井口新田地区、5階建て+鉄塔)があり、当時幼稚園等の未就学児や小学生等の社会科見学が行われていた。当時電報受付や番号案内、窓口業務等の部門があり多くの職員がいたが、建物は現存するものの内部には交換機と交換機を保守・点検を行うNTTグループの関連会社・電話工事会社の作業員が時折いるのみである。全国的には1970年代までは、農林漁村の郵便局で日本電信電話公社の業務に属する電話交換業務(磁石手動式)や電報受託業務も行う局もあったが、現市内も例に漏れず、1970年代後半までは、入広瀬郵便局等で日本電信電話公社の業務に属する電報受託業務、電話関連事務(新規加入・移転・料金問い合わせ)を電電公社の受託で行っていた。
以前(1980年代まで)には、広神地域の旧広瀬村域では有線放送電話が各家庭に引かれ、専用の電話帳も作成され、防災無線も兼ねて活用されていた。
無線電話・携帯電話等
大湯温泉地区の駒の湯山荘や上折立鷹巣地区の山小屋等には有線電話はないのだが、1990年代後半から通信衛星(静止衛星)を利用したNTTドコモの衛星電話(ワイドスター)等が登場し、どこでも電話を設置出来るようになったために即座に連絡を取れるようになり、電話帳等にも「090」で始まる番号で掲載している。以前は山小屋のオーナー宅へ電話をし、経由してそこから行う無線通信や直接訪問等だった。
郵便・郵便番号
郵便
集配は、以前はほとんどの集配郵便局で行っていたが、今は小出地域の小出郵便局と守門地域の守門郵便局で担当している。 市内は小出・伊米ヶ崎(小出地域)・守門・上条・高倉簡易・三渕沢簡易・福山簡易(守門地域)・広神・新保・魚沼田中・今泉簡易(広神地域)・堀之内・原(堀之内地域)・湯之谷(湯之谷地域)・入広瀬・横根簡易・大白川簡易(入広瀬地域)の各郵便局がある。
郵便番号
元々堀之内地域を除いて、946-0xxxを使用している。(堀之内地域は949-74xx) 以前は、郵便事業のオートメーション化を推進するために1968年7月1日に3桁(NNN)または5桁(NNN-NN)の郵便番号が導入され、1998年2月2日には、それまでの郵便番号の末尾に4桁または2桁を付け加えた7桁(NNN-NNNN)の郵便番号が導入されたと言う経緯があるが、ほぼ手仕分けで行っている。 ここではまず、3桁(NNN)または5桁(NNN-NN)時代から記述する。
(鉄道郵便輸送の路線・経路・駅順の観点から、大規模局扱いの3桁だった)
これらを元に7桁(NNN-NNNN)の郵便番号導入となった。
7桁化に伴い、専用郵便番号は、
- 946-85xx〜946-87xx
が割り振られている。
ただし魚沼市役所守門庁舎は「946-0292」、魚沼市役所堀之内庁舎は「949-7494」が割り当てられている。
ナンバープレート
普通車・小型車(二輪含)・軽二輪等
1978年2月20日より。以前は新潟運輸支局(新ナンバー)での管轄だった。
検査対象軽自動車(排気量360cc以下の小板ナンバープレート車含)
- 軽自動車検査協会新潟主管事務所長岡支所の管轄
1988年4月11日に長岡支所が新設されて担当するようになったが、それ以前は長岡ナンバーでも新潟主管事務所管轄だった。また1975年以前の小板ナンバープレート車は(新ナンバー)での発行だった。長岡ナンバー(中板・小板ナンバープレート車共に)での発行は1975年からで普通車より先行で登場した。
原動機付自転車(一種・二種含む)又は小型特殊自動車
- 魚沼市役所税務課の管轄(魚沼市ナンバー)
なお税務課は湯之谷庁舎にあるが登録・名義変更等手続きはどの庁舎でも行え、標識交付証明書の発行も可能である。旧町村のナンバーはそのまま使用でき、現魚沼市内であればたとえ旧小出町から旧堀之内町に住所変更しても変更することなく使用できる。また合併前は長方形タイプのプレート(3桁)だったが、現在は上の角がないタイプ(4桁)に替わった(ただし原付二種だけは元々登録台数が少ないため長方形タイプ(3桁)のまま)。
仮ナンバー(臨時運行許可番号標)
どの庁舎でも手続きを取ることが出来る。
車庫証明
合併前から旧堀之内町・旧小出町では必要だったが、旧湯之谷村・旧広神村・旧守門村・旧入広瀬村では合併して魚沼市になった現在でも現住所・保管場所両方が旧村域であれば不要である(元々2000年6月1日時点で村であった地域は今後法改正が行われるまで不要。因みに旧小出町と旧湯之谷村、旧堀之内町と旧広神村のそれぞれ一部地域で旧町村境界線が入り組んでいるため、住民の中には保管場所が旧村域でも住居が旧町域であるため必要になる。また、合併前に車庫証明を申請・交付を受けている車両は、交付された保管場所標章の都道府県・市町名欄には旧村が記載されている)。
教育
市内の小・中学校、高等学校はすべて公立校である。
幼稚園
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小学校
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※2009年度に統廃合で廃校になる予定
町村合併以前は、湯之谷地域に大沢小学校(1997年3月まで)・堀之内地域に原小学校(2003年?3月まで)・守門地域に福山小学校(2004年3月まで)があったが統廃合で廃校になっている(旧大沢小学校は旧校舎は大沢ふれあい会館、グラウンドは大沢ふれあい広場と市の体育施設として使用されている。旧原小学校については、詳細については下記専修修学校・職業訓練学校等を参照のこと。旧福山小学校は2004年に発生した新潟県中越地震で一時避難所として使用された。積雪等の関係で校舎が体育館と一体となっているため、現在は「福山体育館」として活用し、職員住宅も高齢で自力での自宅再建が困難な住民に対し、公営住宅として提供されている)。
これらの平成年間に廃校になった小学校の他、昭和年間には
- 大白川地区に「入広瀬村立大白川小学校」
- 高倉地区に「守門村立高倉小学校」
- 干溝地区に「小出町立干溝小学校」
- 東湯之谷小学校が新設をされる以前の各湯之谷村立「折立小学校」・「芋川小学校」
- 広神西小学校が新設をされる以前の各広神村立「滝之又小学校」・「小平尾小学校」・「中条小学校」・「下条小学校」
- 広神東小学校が新設をされる以前の各広神村立「羽川小学校」・「藪神小学校」があった。
また、かつて檜枝岐村との県境付近にあたる現在の上折立字鷹巣地区に東湯之谷小学校の分校(開設当時の学校名は折立校銀山分教場や東湯之谷小学校の前身である旧折立小学校浪拝分校・鷹ノ巣分校)として「湯之谷村立東湯之谷小学校鷹巣分校」が1928年より1968年(1957年までは民家を使用し、その後木造2階建て校舎が完成)まであった。1947年からは義務教育6・3制の実施により併設される形で「第二湯之谷中学校浪拝・鷹ノ巣分校」が開校した(教員は両校併せて4名)。この学校では奥只見(鷹巣・奥只見ダムで地底に水没した宇津野字銀山平を含む)で春から秋にかけて、山菜採りや山仕事、狩猟(熊・兎)等で生計を立てていた湯之谷村側住民の子女と桧枝岐村側住民の子女が共に学んでいた。最終的に1967年に残りの住民による集団移住により小学校・中学校共に閉校したが、その後、1974年までは「湯之谷村立井口小学校鷹巣夏期分校」として夏期のみ開設されていた。教員は東湯之谷小学校鷹巣分校時代は通年勤務だったが、井口小学校鷹巣夏期分校開設時は井口小学校から派遣・運営されていた。
中学校
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※2009年度に統廃合で廃校になる予定
近年は、旧町村にひとつの中学校だが、過去昭和年間では、
- 虫野地区に「小出町立伊米ヶ崎中学校」
- 原地区に「堀之内町立原中学校」
- 広神中学校が新設をされる以前の各広神村立「藪神中学校」・「広瀬中学校」・「広瀬中学校滝之又分校」
- 湯之谷中学校が新設をされる以前の各湯之谷村立「第一湯之谷中学校」・「第二湯之谷中学校」があった。
高等学校
過去には、商業科が開設されていて、当時1950年代生まれの人にとっては商業高等学校と言えば小出高等学校を指した。近年は全日制普通科と定時制があったが、2007年で定時制は閉課程された。以前(1983年まで)は小出地域小出島地区小出東町にあった。小出東町内の東側にはグラウンドがあり、小出第2体育館は当時の小出高等学校の体育館である。
小出高等学校商業科を引き継ぐ形で、当初商業高校として開校。のちに全日制の普通科・商業科高校となったが、今は生徒数の減少により定時制高校へ移行した。
特別支援学校
- 新潟県立小出養護学校
- 組合魚沼学園
専修学校
- 旧堀之内町立堀之内小学校(現:魚沼市立堀之内小学校)との統合により廃校となった旧原小学校の敷地・建物を、東京都練馬区の学校法人タイケン学園が改装し、2004年4月に当初は「日本ベースボール・セキュリティ専門学校」として開校、のちに現学校名に変更。現在、同校野球部であるウェルネス魚沼は社会人野球の企業チームとして登録されている(現在活動停止中)。
学校教育以外の施設
- 新潟県立魚沼テクノスクール(建築・左官・電気施設等)
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堀之内なかよし保育園は旧堀之内町内にあった「宇賀地保育所」・「城下保育所」・「田川入保育所」・「堀之内保育所」が統合されてひとつになった。 なお、守門保育園と守門幼稚園では旧守門村時代から年齢によって通う園が違い、年中までは守門保育園だが、年長になると守門幼稚園に編入になる。
交通
市内の交通における現状
公共交通機関はあるものの、上越線は1時間に1本、特に只見線を含め路線バス等が1日に数本というダイヤで利便性が悪い地域のため、モータリゼーションが非常に発達している。
山間部ほど車両(原付・自動二輪含)や、特に高齢者や高校生の原付免許・普通免許取得・保有が多い(高齢者に至っては旧免許制度時代の普通免許や自動二輪免許取得者が多く、1956年の大型免許新設時よりも以前に普通免許を取得して現在の大型二種免許と大型自動二輪免許が自動的に、その後1967年までは18歳以上なら直接、運転経験なしで大型免許を取得出来たので当時の大型免許や現在の中型8t限定免許に自動的に現在の大型自動二輪免許が付いてきた時代(1960年代後半まで)の取得者、二輪免許が細分化されていなかった時代の単独での大型自動二輪・普通自動二輪小型限定免許の取得者(1975年頃まで)が多いことや1970年代後半までは旧小出町内等で当時運転技能講習の必要なかった原付・小型特殊自動車免許の学科出張試験を行っていたために、それらを利用し試験を受けて取得した人が多かった。小型特殊自動車は現在でも運転技能講習等はいらないが、原付は1992年から必要)。
そのためか、本市を含めた新潟県内では全県で高校生(特に全日制に通う高校生。定時制に通う高校生は既に社会人が多いため除外)に対して「三ない運動」(主に1975年以降に徹底)を行っているが、原付免許と普通免許に対しては例外としていて、学校に免許の取得願届出や免許証のコピー(学期最初に担任等学校に提出しコピーを取って返却等)提出、また交通事故・交通違反をした場合も遅滞なく届け出る規定を守るという確約を取り、取得を認める学校も多い(ただ市内在住の高校生であっても、進学を目標にした学校等によっては免許自体取得禁止を掲げていたり、普通免許は高校三年生の一~二学期終業式以降の自動車学校入校や取得を校則で規定している。また過去に、関越自動車道で事故当時小出高校3年の高校生(免許取得者)が運転する乗用車が自損事故を起こし、同乗者の高校生が死亡する事故や高校生の乗車する原付バイクの死亡事故があったり、二輪車への憧れから隠れて普通二輪免許等の無断取得・事故等が少なからずあるため、年々措置や規定が厳しくなっている。そもそも全日制の高等学校のほとんどでは二輪免許取得自体禁止している)。
公共交通機関も運行時間がまばらで、飲酒したあとに帰宅したくとも出来ないため、以前(20〜10年前より昔)は車・バイクを運転して飲み会等に行き、飲んだ後は運転して帰宅する人も多かった。昨今飲酒運転も厳罰化の流れがあるため減ってきている。それらに代わって酒類を提供した店舗・施設による無料送迎サービスやタクシー会社や代行会社による運転代行サービス、ビジネスホテル等が充実してきていて、それらを利用する人が増えて飲酒運転も減ってきている。
公共交通
鉄道
JR東日本一社のみが運営しており、上越新幹線と、在来線2路線が市内を走っている。
新幹線
市域は上越新幹線の沿線だが、市内に駅はない。最寄りの新幹線駅は、南魚沼市の浦佐駅で市内中心部から車で約15分。
在来線
市域にはJR上越線、只見線の2路線が走っている。小出駅は両線の接続駅。
- 魚沼市内の鉄道路線・駅
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北堀之内駅
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越後堀之内駅
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小出駅
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薮神駅
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越後広瀬駅
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魚沼田中駅
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越後須原駅
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上条駅
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入広瀬駅
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柿ノ木駅
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大白川駅
貨物支線
現在は撤去されているが、かつて只見線の小出地域四日町地内の県営羽川住宅1棟北側付近から電源開発敷地内まで、小出駅方面から貨物支線の線路が敷かれて、材料を積んだ貨物列車が出入りしていた。
バス
路線バス
市全体での公営等の路線バスは運行されておらず、南越後観光バス(越後交通グループ)一社が市内外各路線を運行している。ただ、合併前の入広瀬村内では旧村内を循環する「循環バス(現在の市営通学福祉バス)」がマイクロバス等を使用し運行されている。多区間制(整理券方式)で、後乗り前降り・後払い方式である。また、エリアによってフリーパス運転を行っている(バス停以外の場所からでも乗降が可能)。
市内を含め南越後観光バスエリアでは、乗車カード等は導入されてないため、現金又は回数乗車券での支払いとなる。積雪が多いために、市内を走るバスはノンステップバスやワンステップバスと呼ばれる低床バスよりも、リアエンジンの従来型バスの方が多いようである。
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- 奥只見方面急行バス
- 浦佐駅東口 - シルバーライン入口 - 大湯温泉 - 栃尾又温泉 - 銀山平 - 奥只見ダム
尾瀬口方面の定期船への連絡。登山シーズンのみ。枝折峠経由とシルバーライン経由がある。
※このほか、市が南越後観光バスに委託でコミュニティバスを「魚沼市循環バス」として堀之内・小出・湯之谷地域で運行している。路線は現行の路線バスと重複しないように組まれている。
高速バス(県内線)
- 新潟交通・越後交通での共同運行。1日5往復運行。新潟県内高速バス共通カード使用可能。
- 予約なしで乗車可能。ただし空席がない場合は乗車はできない。
高速バス(県外線)
道路
高速道路
一般国道
なお、国道252号・国道352号は豪雪のために県境付近は冬季閉鎖される。この他、国道17号では浦佐バイパスが虫野地区から南魚沼市市野江甲まで建設計画され、一部(浦佐地区)で完成・供用されている。
主要地方道・一般県道
この節の加筆が望まれています。 |
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市道・農道
この節の加筆が望まれています。 |
道の駅
※この他に厳密には道の駅でないが、合併前より関越自動車道小出ICや小出郷文化会館そばに「総合ビジターセンター かたっくり」という市の施設があり、あたたかい木を基調とした自然の豊かさをイメージした館内には、魚沼の物産品の販売や食事処、公衆トイレやバス・トラックの駐車場もあり、道の駅に準じる施設と言える。
名所・旧跡・観光スポット(施設含)・祭事・催事等
名所・観光スポット
- 奥只見ダム・奥只見湖(正式には「銀山湖」)
- 銀山平(上田銀山・白峰銀山)
- 永林寺 - 永林寺と西福寺は幕末の彫物師石川雲蝶の彫刻で有名。(どちらも県指定文化財)
- 西福寺 開山堂
- 目黒家住宅・佐藤家(国の重要文化財)
- 池ノ峠 - 池ノ峠と鏡ヶ池はとても近く鏡ヶ池の畔に道の駅がある。
- 鏡ヶ池 - 道の駅いりひろせ隣接。
- 尾瀬 - 新潟県側からの入り口である。
- 宮柊二記念館 - 魚沼市役所堀之内庁舎隣接
- 響きの森公園 - 小出郷文化会館隣接
- 越後ゴルフ倶楽部 - 新潟県の奥只見レクリエーション地域整備事業に基づき、自治体(新潟県や旧広神村)や民間企業11社による第三セクター方式により、1992年9月にオープン。2006年1月13日に民事再生法を申請し事実上破綻したが、再スタートしている。
- 星の家 - 須原スキー場山頂にある天体観測施設。400㎜反射式望遠鏡を備えた天体観測ドームがある。
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など
スキー場
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かつてはこの他に、旧守門村内に越後アクシオムスキー場(旧名 権現堂スキー場)、旧入広瀬村内に中峯スキー場が営業していたが共に廃止されている。
祭事・催事
- 盆踊り 大の阪(堀之内地区 1998年12月16日に重要無形民俗文化財指定)
- しねり弁天たたき地蔵祭り(小出島地区 毎年6月30日)
- 牛の角突きの習俗(大芋川地区 1978年5月22日に重要無形民俗文化財指定 現在休止中)
- うおぬま「ふれあい夏の雪まつり」(銀山平地区 毎年7月最終土・日曜日)
- 小出まつり(小出地域 毎年8月25〜27日)
- 堀之内 十五夜祭り(堀之内地域 毎年9月第二金・土・日。以前は9月14〜16日)
- 魚沼市小出国際雪合戦
- 雪中花水祝(堀之内地域 毎年2月11日)
- 皇大市 (堀之内地区 毎年5月から10月までの毎月第1日曜日)
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など
伝統工芸品
- 大沢和紙(旧湯之谷村)
など
出身人物
- 宮柊二(故人。歌人、堀之内町名誉町民、旧堀之内町出身)
- 山岡荘八(故人。作家、旧小出町出身)
- 池田恒雄(故人。ベースボールマガジン社創業者、「東京小出会」5代目会長、旧小出町出身)
- 渡辺広康(故人。元東京佐川急便社長。元二子山部屋後援会会長、旧堀之内町出身)
- 渡辺謙(俳優、旧小出町出身、出生地は旧広神村で一時旧守門村にも在住していたが、中学・高校時代は旧小出町で生活)
- 大桃美代子(タレント、ニュースキャスター、魚沼特使、旧湯之谷村出身)
- 米山隆一(政治家、医学博士、旧湯之谷村出身)
- 星瑞枝(アルペンスキー選手、旧湯之谷村出身)
- 大豊昌央(元大相撲力士(元小結、現在は年寄:荒汐)、本名:鈴木栄二、旧堀之内町出身)
- 明田川孝(故人。彫刻家・音楽研究家、旧広神村出身)
- 高野浩毅(水彩画家、日本デザイナー学院講師、旧小出町出身)
ゆかりのある人物
- 開高健 (故人。作家、奥只見湖をこよなく愛し釣り師でもあった。奥只見湖のイワナ保護を目的に「奥只見の魚を育てる会」を結成した。銀山平には石碑がある)
- 早津剛 (日本画家、旧六日町出身で元教員、青島地区在住、早津ギャラリー主宰)
その他
- 水の郷百選:流雪溝発祥の地 こいで