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トリプル世界戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トリプル世界戦(トリプルせかいせん)とは、同じ日に同じ会場でプロボクシングの世界タイトルマッチが3試合行われること。現在まで、日本国内で11度(うち男女1度、女子3度)行われている。

なお、2004年1月3日大阪市中央体育館パシフィコ横浜2009年7月14日ワールド記念ホール後楽園ホール2011年12月31日大阪府立体育会館横浜文化体育館で行われたそれぞれ3試合および2013年12月31日に大阪府立体育会館と大田区総合体育館で行われる3試合の世界戦に関してもトリプル世界戦と呼ばれることがある。

本項では2003年に米国で行われた「8大タイトルマッチ」も記述する。

日本におけるトリプル世界戦

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原功は2008年9月までに単一の会場で行われた5度のトリプル世界戦を分析し、2試合でのレフェリー・ストップ以外にKO決着はなかったこと、凡戦は全くなかったもののノックダウンさえ一度もなかったこと、空位の王座を争う決定戦以外の11試合では王者が8勝を収めて勝ち越し、引き分けは皆無だったことなどに注目してデータをまとめている[1]

男子のみのトリプル戦のうち2004年1月3日、2011年12月31日、2012年12月31日、2013年12月3日、2014年12月30日、2014年12月31日、2017年12月31日、2019年6月19日、2019年12月31日を除き、すべて帝拳プロモーション主催で行われている。

1998年8月23日

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WBCミニマム級 暫定王座決定戦
ロッキー・リン(1位=ロッキー/台湾出身) vs ワンディ・チョー・チャレオン(2位=タイ) ○
12回判定。リン、挑戦失敗
WBCライト級
セサール・バサン(王者=メキシコ) vs 坂本博之(挑戦者・1位=角海老宝石) ●
12回判定。坂本、挑戦失敗(バサン、初防衛成功)
WBCバンタム級
辰吉丈一郎(王者=大阪帝拳) vs ポーリー・アヤラ(挑戦者・1位=米国) ●
6回終了負傷判定。辰吉、2度目の防衛成功

2003年10月4日

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WBAバンタム級 暫定王座決定戦
戸高秀樹(4位=) vs レオ・ガメス(5位=ベネズエラ) ●
12回判定。戸高、王座獲得(日本人5人目の2階級制覇達成)
WBAスーパーフライ級
アレクサンデル・ムニョス(王者=ベネズエラ) vs 本田秀伸(挑戦者・14位=グリーンツダ) ●
12回判定。本田、挑戦失敗(ムニョス、2度目の防衛成功)
WBCバンタム級
ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(王者=タイ) vs 西岡利晃(挑戦者・1位=帝拳) △
12回判定引き分け。西岡、挑戦失敗(ウィラポン、11度目の防衛成功)

2004年1月3日(2会場での開催)

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パシフィコ横浜で開催
WBCフライ級
ポンサクレック・クラティンデーンジム(王者=タイ) vs トラッシュ中沼(挑戦者・13位=国際) ●
12回判定。中沼、挑戦失敗(ポンサクレック、9度目の防衛成功)
大阪市中央体育館で開催
WBAスーパーフライ級
○ アレクサンデル・ムニョス(王者=ベネズエラ) vs 小島英次(挑戦者・14位=金沢) ●
10回TKO。小島、挑戦失敗(ムニョス、3度目の防衛成功)
WBCスーパーフライ級
徳山昌守(王者=金沢) vs ディミトリー・キリロフ(挑戦者・1位=ロシア) ●
12回判定。徳山、8度目の防衛成功

2004年3月6日

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WBCバンタム級
○ ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(王者=タイ) vs 西岡利晃(挑戦者・1位=帝拳) ●
12回判定。西岡、挑戦失敗(ウィラポン、12度目の防衛成功)
WBCスーパーバンタム級
オスカー・ラリオス(王者=メキシコ) vs 仲里繁(挑戦者・4位=沖縄ワールドリング) ●
12回判定。仲里、挑戦失敗(ラリオス、6度目の防衛成功)
WBAバンタム級 暫定
戸高秀樹(王者=緑) vs フリオ・サラテ(挑戦者・10位=メキシコ) ○
12回判定。戸高、王座陥落(初防衛失敗)

2007年5月3日

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WBAスーパーフェザー級
エドウィン・バレロ(王者=ベネズエラ) vs 本望信人(挑戦者・2位=角海老宝石) ●
8回TKO。本望、挑戦失敗(バレロ、2度目の防衛成功)
WBAスーパーフライ級
名城信男(王者=六島) vs アレクサンデル・ムニョス(挑戦者・1位=ベネズエラ) ○
12回判定。名城、王座陥落(2度目の防衛失敗)
WBCバンタム級
長谷川穂積(王者=千里馬神戸) vs シンピウィ・ベトイェカ(挑戦者・4位=南アフリカ) ●
12回判定。長谷川、4度目の防衛成功

2008年9月15日

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  • 会場 パシフィコ横浜
  • 放送 テレビ東京
この放送では木村登勇ウクライナでの世界初挑戦も合わせて「4大世界戦」として中継された[2]
WBAスーパーフライ級 王座決定戦
名城信男(1位=六島) vs 河野公平(3位=ワタナベ) ●
12回判定。名城、王座獲得(1年4ヵ月ぶりの王座返り咲き)
WBCスーパーバンタム級 暫定王座決定戦
○ 西岡利晃(2位=帝拳) vs ナパーポン・キャッティサクチョーチャイ(3位=タイ) ●
12回判定。西岡、王座獲得
WBAミニマム級
新井田豊(王者=横浜光) vs ローマン・ゴンサレス(挑戦者・1位=ニカラグア) ○
4回TKO。新井田、王座陥落(8度目の防衛失敗)

2009年7月14日(2会場での開催)

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後楽園ホールで開催
WBCフェザー級
粟生隆寛(王者=帝拳) vs エリオ・ロハス(挑戦者・1位=ドミニカ共和国) ○
12回判定。粟生、王座陥落(初防衛失敗)
神戸ワールド記念ホールで開催
WBAミニマム級
○ ローマン・ゴンサレス(王者=ニカラグア) vs 高山勝成(挑戦者・1位=真正) ●
12回判定。高山、挑戦失敗(ゴンサレス、2度目の防衛成功)
WBCバンタム級
○ 長谷川穂積(王者=真正) vs ネストール・ロチャ(挑戦者・4位=米国) ●
1回TKO。長谷川、9度目の防衛成功

2010年3月27日(男女)

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トリプル世界戦としては初めて女子の試合が含まれた。

地上波では亀田vsポンサクレック戦のみ放送され、オーレイドンvs黒木戦は後日TBSチャンネルで録画中継。
WBC女子アトム級
小関桃(王者=青木) vs 申建主(挑戦者・ライトフライ級4位=韓国) ●
10回判定。小関、4度目の防衛成功
WBCミニマム級
オーレイドン・シスサマーチャイ(王者=タイ) vs 黒木健孝(挑戦者・4位=ヤマグチ土浦) ●
12回判定。黒木、挑戦失敗(オーレイドン、5度目の防衛成功)
WBCフライ級 王座統一戦
亀田興毅(王者=亀田) vs ポンサクレック・ウォンジョンカム(暫定王者=タイ) ○
12回判定。亀田、王座陥落(初防衛失敗)

2011年4月8日

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初めて3戦とも日本の世界王者による防衛戦となった。

  • 会場 神戸ワールド記念ホール(当初は両国国技館を予定していたが、東日本大震災の影響に伴い会場が変更された)
  • 放送 日本テレビ
WBCスーパーフェザー級
○ 粟生隆寛(王者=帝拳) vs ウンベルト・グティエレス(挑戦者・3位=メキシコ) ●
4回KO。粟生、初防衛成功
WBCスーパーバンタム級
○ 西岡利晃(王者=帝拳) vs マウリシオ・ムニョス(挑戦者・6位=アルゼンチン) ●
9回KO。西岡、6度目の防衛成功
WBCフェザー級
● 長谷川穂積(王者=真正) vs ジョニー・ゴンザレス(挑戦者・1位=メキシコ) ○
4回TKO。長谷川、王座陥落(初防衛失敗)

日本開催のトリプル世界戦として初めて3試合ともKO決着となった。

2011年5月8日(女子)

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史上初のトリプル女子世界戦。当初3月12日を予定していたが、東北地方太平洋沖地震により会場が損傷したため延期。

WBC女子ミニフライ級
アナベル・オルティス(王者=メキシコ) vs 藤岡奈穂子(挑戦者・4位=竹原&畑山) ○
8回TKO。藤岡、王座獲得(オルティス、3度目の防衛失敗)
WBC女子アトム級
○ 小関桃(王者=青木) vs クリカノック・アイランドムエタイ(挑戦者・13位=タイ) ●
5回TKO。小関、6度目の防衛成功
WBC女子ライトフライ級
富樫直美(王者=ワタナベ) vs ジュジース・ナガワ(挑戦者・15位=フィリピン) ●
5回TKO。富樫、6度目の防衛成功

史上初めて日本のジムに所属する3選手全員が揃って勝利した。

2011年9月22日(女子)

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  • 会場 後楽園ホール
  • 放送 スカイ・A sports+
WBA女子ミニマム級
多田悦子(王者=フュチュール) vs ノンムアイ・ゴーキャットジム(挑戦者=タイ) ●
10回判定。多田、6度目の防衛成功
WBC女子ミニフライ級
○ 藤岡奈穂子(王者=竹原&畑山) vs カニタ・ゴーキャットジム(挑戦者・1位=タイ) ●
9回TKO。藤岡、初防衛成功
WBA女子ライトミニマム級 王座決定戦
安藤麻里(フュチュール) vs アマラー・ゴーキャットジム(タイ) ●
10回判定。安藤、王座獲得

2011年12月31日(2会場での開催)

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大阪府立体育会館で開催
WBCミニマム級
井岡一翔(王者=井岡) vs ヨードグン・トーチャルンチャイ(挑戦者・10位=タイ) ●
1回TKO。井岡、2度目の防衛成功
横浜文化体育館で開催
WBAフェザー級
セレスティーノ・カバジェロ(王者=パナマ) vs 細野悟(挑戦者・8位=大橋) ●
12回判定。細野、挑戦失敗(カバジェロ、初防衛成功)
WBAスーパーフェザー級 王座統一戦
内山高志(王者=ワタナベ) vs ホルヘ・ソリス(暫定王者=メキシコ) ●
11回TKO。内山、4度目の防衛成功

2012年12月31日

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WBAスーパーフライ級
テーパリット・ゴーキャットジム(王者=タイ) vs 河野公平(挑戦者・8位=ワタナベ) ○
4回KO。河野、王座獲得(テーパリット、4度目の防衛失敗)
WBCスーパーフライ級
佐藤洋太(王者=協栄) vs 赤穂亮(挑戦者・5位=横浜光) ●
12回判定。佐藤、2度目の防衛成功
WBAスーパーフェザー級 王座統一戦
○ 内山高志(王者=ワタナベ) vs ブライアン・バスケス(暫定王者=コスタリカ) ●
8回TKO。内山、6度目の防衛成功

男子のみのトリプル戦として初めて日本のジムに所属する3選手全員が揃って勝利した(ただし1試合は日本勢同士)。

また、同日はボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)においても井岡一翔、宮崎亮(ともに井岡)のダブル世界戦が組まれており、同日世界戦としては国内最多の5試合となった。そちらも井岡・宮崎とも勝利している。

2013年3月3日(女子)

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  • 会場 後楽園ホール
WBC女子ライトフライ級 王座決定戦
イベス・サモラ(4位=メキシコ) vs 柴田直子(5位=ワールドスポーツ)●
10回判定。柴田、挑戦失敗
WBA女子ミニフライ級
○多田悦子(王者=フュチュール) vs 黒木優子(12位=YuKO)●
10回判定。多田、9度目の防衛成功
WBC女子アトム級
○小関桃(王者=青木) vs マリア・ヒメネス(14位=メキシコ)●
10回判定。小関、10度目の防衛成功

2013年4月8日

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  • 会場 両国国技館
  • 放送 日本テレビ
WBCスーパーフェザー級
ガマリエル・ディアス(王者=メキシコ) vs 三浦隆司(挑戦者・10位=帝拳)○
9回TKO。三浦、王座獲得(ディアス、初防衛失敗)
WBCフライ級
五十嵐俊幸(王者=帝拳) vs 八重樫東(挑戦者・7位=大橋)○
12回判定。八重樫、王座獲得(五十嵐、2度目の防衛失敗)
WBCバンタム級
山中慎介(王者=帝拳) vs マルコム・ツニャカオ(挑戦者・1位=真正/フィリピン出身)●
12回TKO。山中、3度目の防衛成功

2013年12月3日

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  • 会場 大阪府立体育会館
  • 放送 TBSテレビ
IBF&WBAスーパーフライ級 王座統一戦
亀田大毅(IBF王者=亀田) vs リボリオ・ソリス(WBA前王者=ベネズエラ)○
12回判定。亀田大毅、前日にソリスが失格になったため初防衛
IBFミニマム級
○ 高山勝成(王者=仲里) vs ビルヒリオ・シルバノ(挑戦者・6位=フィリピン)●
12回判定。高山、初防衛成功
WBOバンタム級
亀田和毅(王者=亀田) vs イマヌエル・ナイジャラ(挑戦者・6位=ナミビア)●
12回判定。亀田和毅、初防衛成功

2013年12月31日(2会場での開催)

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  • 会場 大阪府立体育会館、大田区総合体育館
  • 放送 TBSテレビ(大阪)、テレビ東京(東京)
大阪府立体育会館で開催
WBAライトフライ級
○ 井岡一翔(王者=井岡) vs フェリックス・アルバラード(挑戦者・4位=ニカラグア) ●
12回判定。井岡、3度目の防衛成功
大田区総合体育館で開催
WBAスーパーフェザー級
○ 内山高志(王者=ワタナベ) vs 金子大樹(挑戦者・8位=横浜光) ●
12回判定。内山、8度目の防衛成功
WBCスーパーフェザー級
○ 三浦隆司(王者=帝拳) vs ダンテ・ハルドン(挑戦者・2位=メキシコ) ●
9回TKO。三浦、2度目の防衛成功

2014年3月3日(女子)

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  • 会場 後楽園ホール
  • 放送 スカイ・A sports+
IBF女子ライトフライ級
○ 柴田直子(王者=ワールドスポーツ) vs グアテルペ・マルチネス(挑戦者・3位=メキシコ) ●
10回判定。柴田、初防衛成功
WBC女子アトム級
○ 小関桃(王者=青木) vs アンゴー・ワンソンチャイジム(挑戦者・10位=タイ) ●
9回TKO。小関、13度目の防衛成功
WBA女子ライトミニマム級
宮尾綾香(王者=大橋) vs ブアンゲルン・ワンソンチャイジム(挑戦者・5位=タイ) ●
5回KO。宮尾、4度目の防衛成功

2014年12月30日

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WBOスーパーフライ級
オマール・ナルバエス(王者=アルゼンチン) vs 井上尚弥(挑戦者・8位=大橋) ○
2回KO。井上、王座獲得。
WBCライトフライ級 王座決定戦
ペドロ・ゲバラ(1位=メキシコ) vs 八重樫東(3位=大橋) ●
7回KO。八重樫、挑戦失敗。
WBCライト級 王座決定戦
ホルヘ・リナレス(1位=帝拳/ベネズエラ出身) vs ハビエル・プリエト(2位=メキシコ) ●
4回KO。リナレス、王座獲得

2014年12月31日(2会場での開催)

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日本でタイトルマッチが1日で5試合行われるのは過去最多。

  • 会場 大阪府立体育会館、大田区総合体育館
  • 放送 TBSテレビ(大阪)、テレビ東京(東京)
大阪府立体育会館で開催
WBA・WBO世界スーパーバンタム級
ギレルモ・リゴンドウ(王者=キューバ) vs 天笠尚 (挑戦者・WBA10位・WBO6位=山上) ●
11回TKO。天笠、挑戦失敗(リゴンドウ、WBA王座8度目、WBO王座3度目の防衛成功)
IBF・WBO世界ミニマム級 王座決定戦
○ 高山勝成(IBF3位・WBO1位=仲里) vs 大平剛(IBF6位・WBO2位=花形) ●
7回TKO。高山、王座獲得
大田区総合体育館で開催
WBAスーパーフェザー級
○ 内山高志(王者=ワタナベ) vs イスラエル・ペレス(挑戦者・8位=アルゼンチン) ●
9回TKO。内山、9度目の防衛成功
WBAスーパーフライ級
△ 河野公平(王者=ワタナベ) vs ノルベルト・ヒメネス(挑戦者・5位=ドミニカ共和国) △
12回判定引き分け。河野、初防衛成功
WBAライトフライ級
アルベルト・ロッセル(王者=ペルー) vs 田口良一(挑戦者・8位=ワタナベ) ○
12回判定。田口、王座獲得

2015年5月6日(男女)

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  • 会場 大田区総合体育館
  • 放送 テレビ東京

地上波では池原vs江畑のみ放送されず後日YouTubeにてダイジェスト配信。

WBAスーパーフェザー級
○ 内山高志(スーパー王者=ワタナベ) vs ジョムトーン・チュワタナ(挑戦者・7位=タイ) ●
2回TKO。内山、10度目の防衛成功
WBAライトフライ級
○ 田口良一(王者=ワタナベ) vs クワンタイ・シッモーセン(挑戦者・14位=タイ) ●
8回TKO。田口、初防衛成功
WBO女子ミニフライ級
池原シーサー久美子(王者=フュチュール) vs 江畑佳代子(挑戦者=ワタナベ) ●
7回負傷判定。池原、2度目の防衛成功

2016年4月27日

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  • 会場 大田区総合体育館
  • 放送 テレビ東京
WBAスーパーフェザー級 王座統一戦
● 内山高志(スーパー王者=ワタナベ) vs ジェスレル・コラレス(暫定王者=パナマ) ○
2回TKO。内山、王座陥落(12度目の防衛失敗)
WBAスーパーフライ級
○ 河野公平(王者=ワタナベ) vs インタノン・シッチャモアン(挑戦者・2位=タイ) ●
12回判定。河野、3度目の防衛成功
WBAライトフライ級
○ 田口良一(王者=ワタナベ) vs ファン・ランダエタ(挑戦者・7位=ベネズエラ) ●
11回TKO。田口、3度目の防衛成功

2017年5月2日

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  • 会場 有明コロシアム
  • 放送 フジテレビ
WBAミドル級 王座決定戦
アッサン・エンダム(暫定王者=フランス) vs 村田諒太(2位=帝拳) ●
12回判定。村田、挑戦失敗
WBCフライ級
フアン・エルナンデス(前王者=メキシコ) vs 比嘉大吾(挑戦者・1位=白井・具志堅) ○
6回TKO。比嘉、王座獲得(エルナンデスは前日に体重超過で失格)
WBCライトフライ級
ガニガン・ロペス(王者=メキシコ) vs 拳四朗(挑戦者・4位=B.M.B) ○
12回判定。拳四朗、王座獲得

2017年10月22日

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  • 会場 両国国技館
  • 放送 フジテレビ
WBAミドル級
● アッサン・エンダム(正規王者=フランス) vs 村田諒太(1位=帝拳) ○
7回終了TKO。村田、王座獲得
WBCフライ級
○ 比嘉大吾(王者=白井・具志堅) vs トマ・マソン(挑戦者・6位=フランス) ●
7回TKO。比嘉、初防衛に成功
WBCライトフライ級
○ 拳四朗(王者=B.M.B)vs ペドロ・ゲバラ(挑戦者・1位=メキシコ) ●
12回判定。拳四朗、初防衛に成功

2017年12月31日

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  • 会場 大田区総合体育館
  • 放送 TBSテレビ
WBA&IBFライトフライ級 王座統一戦
○田口良一(WBA王者=ワタナベ) vs ミラン・メリンド(IBF王者=フィリピン)●
12回判定。田口、WBA7度目の防衛成功、IBF王座獲得
WBOフライ級
木村翔(王者=青木) vs 五十嵐俊幸(挑戦者・1位=帝拳)●
9回TKO。木村、初防衛成功
IBFミニマム級
京口紘人(王者=ワタナベ) vs カルロス・ブイトラゴ(挑戦者・3位=ニカラグア)●
8回TKO。京口、初防衛成功

2018年10月7日

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  • 会場 横浜アリーナ
  • 放送 フジテレビ
WBAバンタム級(WBSSバンタム級準々決勝)
○井上尚弥(WBA王者=大橋) vs ファン・カルロス・パヤノ(挑戦者・4位=ドミニカ共和国)●
1回KO。井上、初防衛に成功、WBSS準決勝進出
WBCライトフライ級
○ 拳四朗(王者=BMB) vs ミラン・メリンド(挑戦者・6位=フィリピン)●
7回TKO。拳四朗、4度目の防衛に成功
WBAスーパーライト級(WBSSスーパーライト級準々決勝)
キリル・レリク(王者=ベラルーシ) vs エドゥアルド・トロヤノフスキー(挑戦者・1位=ロシア)●
12回判定。レリク、初防衛成功、WBSS準決勝進出

2018年12月30日

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  • 会場 大田区総合体育館
  • 放送 フジテレビ
WBOスーパーフェザー級
伊藤雅雪(WBO王者=伴流) vs エフゲニー・チュプラコフ(挑戦者・1位=ロシア)●
7回TKO。伊藤、初防衛成功
WBCバンタム級暫定
● ペッチ・CPフレッシュマート(2位=タイ) vs 井上拓真(4位=大橋)○
12回判定。井上、王座獲得
WBCライトフライ級
○拳四朗(王者=BMB) vs サウル・フアレス(挑戦者・8位=メキシコ)●
12回判定。拳四朗、5度目の防衛成功

2019年6月19日(男女)

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地上波で中継されたのは井岡vsパリクテのみ

WBOスーパーフライ級王座決定戦
● アストン・パリクテ(1位=フィリピン)vs 井岡一翔(2位=Reason大貴)○
10回TKO。井岡、王座獲得、日本男子初の4階級制覇
WBAライトフライ級
○ 京口紘人(王者=ワタナベ) vs サタンムアンレック・CPフレッシュマート(10位=タイ)●
12回判定。京口、初防衛成功
WBO女子スーパーフライ級王座決定戦
吉田実代(EBISU K’sBOX) vs ケーシー・モートン(米国)●
10回判定。吉田、王座獲得

2019年12月23日

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  • 会場 横浜アリーナ
  • 放送 フジテレビ
WBAミドル級
○ 村田諒太(王者=帝拳)vs スティーブン・バトラー(8位=カナダ)●
5回TKO。村田、初防衛成功
IBFフライ級
モルティ・ムザラネ(王者=南アフリカ) vs 八重樫東(14位=大橋)●
9回TKO。八重樫、挑戦失敗
WBCライトフライ級
○ 寺地拳四朗(王者=BMB) vs ランディ・ペタルコリン(12位=フィリピン)●
4回TKO。寺地、7度目の防衛成功

2019年12月31日(男女)

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  • 会場 大田区総合体育館
  • 放送 TBSテレビ

地上波では吉田vsシーのみ放送されず※田中vsトロハツは関東・東海ローカル (Paraviでは全試合生配信)

WBOスーパーフライ級
○ 井岡一翔(王者=Reason大貴)vs ジェイビエール・シントロン(1位=プエルトリコ)●
12回判定。井岡、初防衛成功
WBOフライ級
田中恒成(王者=畑中) vs ウラン・トロハツ(10位=中国)●
3回KO。田中、3度目の防衛成功
WBO女子スーパーフライ級
○ 吉田実代(王者=EBISU K’sBOX) vs シー・リーピン(中国)●
10回判定。吉田、初防衛成功

2024年1月12日(女子)

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  • 会場 後楽園ホール
  • 配信 Lemino
WBA・WBO女子アトム級
● 黒木優子(王者=真正) vs 松田恵里(挑戦者・WBA2位・WBO2位=TEAM10COUNT)〇
10回判定。松田、王座獲得
WBO女子スーパーフライ級
晝田瑞希(王者=三迫) vs パク・ジヒョン(挑戦者=韓国)●
6回TKO。晝田、2度目の防衛成功
IBF女子アトム級
岩川美花(王者=姫路木下) vs 山中菫(挑戦者・1位=真正)〇
10回判定。山中、王座獲得

山中は兄の山中竜也に次ぐ日本初の兄妹世界王者となった

2024年2月24日

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WBAバンタム級
〇 井上拓真(王者=大橋) vs ● ヘルウィン・アンカハス(挑戦者・9位=フィリピン)
9回KO。井上、初防衛成功
WBCバンタム級
アレハンドロ・サンティアゴ(王者=メキシコ) vs 〇 中谷潤人(挑戦者・1位=M.T
6回TKO。中谷、王座獲得
WBOスーパーフライ級 王座決定戦
〇 田中恒成(1位=畑中) vs ● クリスチャン・バカセグア(2位=メキシコ)
12回判定。田中、王座獲得

2024年5月6日

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日本初の同一興行での四大タイトルマッチ

WBA・WBC・IBF・WBOスーパーバンタム級
〇 井上尚弥(王者=大橋) vs ● ルイス・ネリ(挑戦者=メキシコ)
6回TKO。井上、WBC・WBO王座2度目、WBA・IBF王座初防衛成功
WBOバンタム級
ジェイソン・モロニー(王者=オーストラリア) vs 〇 武居由樹(挑戦者=大橋)
12回判定。武居、王座獲得
WBAバンタム級
〇 井上拓真(王者=大橋) vs ● 石田匠(挑戦者・1位=井岡)
12回判定。井上、2度目の防衛成功
WBAフライ級
ユーリ阿久井政悟(王者=倉敷守安) vs ● 桑原拓(挑戦者=大橋)
12回判定。阿久井、初防衛成功

2024年7月20日

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  • 会場 両国国技館
  • 配信 Amazon Prime Video
WBAバンタム級
〇 中谷潤人(王者=M.T) vs ● ビンセント・アストロラビオ(挑戦者・1位=フィリピン)
1回KO。中谷、初防衛成功
WBOスーパーフライ級
― 田中恒成(王者=畑中) vs ― ジョナタン・ロドリゲス(挑戦者・12位=メキシコ)
ロドリゲスの体重超過により中止
WBOフライ級 王座決定戦
加納陸(1位=大成) vs 〇 アンソニー・オラスクアガ(2位=米国)
3回KO。加納、挑戦失敗

2024年10月13日・14日

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日本初の2日間連続かつ同会場での同一興行ならびに2日間にかけて七大世界戦を実施

2024年10月13日
WBAバンタム級
●井上拓真(王者=大橋)vs ◯堤聖也(挑戦者・1位=角海老宝石)
12回判定。井上、王座陥落(3度目の防衛失敗)
WBCフライ級 王座決定戦
◯寺地拳四朗(1位=BMB)vs ●クリストファー・ロサレス(2位=ニカラグア)
11回TKO。寺地、王座獲得
WBAフライ級
◯ユーリ阿久井政悟(王者=倉敷守安) vs ●タナンチャイ・チャルンパック(挑戦者・15位=タイ)
12回判定。阿久井、2度目の防衛成功
WBOライトフライ級 王座決定戦
岩田翔吉(1位=帝拳)vs ●ハイロ・ノリエガ(2位=スペイン)
3回TKO。岩田、王座獲得
2024年10月14日
WBCバンタム級
○中谷潤人(王者=M.T)vs ●ペッチ・CPフレッシュマート(挑戦者・1位=タイ)
6回TKO。中谷、2度目の防衛成功
WBOスーパーフライ級
●田中恒成(王者=畑中) vs ○プメレレ・カフ(挑戦者・5位=南アフリカ)
12回判定。田中、王座陥落(初防衛失敗)
WBOフライ級
○アンソニー・オラスクアガ (王者=米国・帝拳)vs ●ジョナサン・ゴンサレス(挑戦者・1位=プエルトリコ)
1回TKO。オラスクアガ、初防衛に成功[注 1]

8大タイトルマッチ

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  • 2003年12月13日にアメリカ合衆国アトランティックシティボードウォーク・ホールドン・キング率いるドン・キング・プロダクションズ主催で8大タイトルマッチが行われた。イベント名は「アンプレッセデンテット・ラージ・ボックス・オフィス」(かつてない大興行)。一興行における最多世界戦の記録となっている。しかし、HBOペイ・パー・ビューで放送が行われたのは5試合(3団体ミドル級タイトルマッチ、ウェルター級3団体統一戦、ヘビー級暫定王座決定戦、スーパーライト級タイトルマッチ、スーパーウェルター級タイトルマッチ)だけで(ライトフライ級王座統一戦、スーパーフライ級タイトルマッチ、クルーザー級タイトルマッチは後日録画放送)、第1試合(ライトフライ級王座統一戦)に至っては試合開始時の観客はゼロだった(記者席は満員になり、第1試合3回から埋まりだした(ほとんどの観客はロビーのテレビで観戦していた))[3]

試合結果

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8試合目(メインイベント) WBA/WBC/IBF世界ミドル級王座統一戦
アメリカ合衆国の旗 バーナード・ホプキンス(WBAスーパー/WBC/IBF王者) vs. アメリカ合衆国の旗 ウィリアム・ジョッピー(WBA王者) ●
12回判定3-0
7試合目 WBA/WBC/IBF世界ウェルター級王座統一戦
アメリカ合衆国の旗 コーリー・スピンクス(IBF王者) vs. ニカラグアの旗 リカルド・マヨルガ(WBA/WBC王者) ●
12回判定2-0
6試合目 WBA世界ヘビー級暫定王座決定戦
アメリカ合衆国の旗 ジョン・ルイス vs. アメリカ合衆国の旗 ハシーム・ラクマン
12回判定3-0
5試合目 WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ
アメリカ合衆国の旗 ザブ・ジュダー(王者) vs. コロンビアの旗 ハイメ・ランヘル(挑戦者) ●
1回KO
4試合目 WBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
アメリカ合衆国の旗 トラヴィス・シムズ(挑戦者) vs. メキシコの旗 アレハンドロ・ガルシア(王者) ●
5回 KO
3試合目 WBC世界クルーザー級タイトルマッチ
ガイアナの旗 ウェイン・ブライスウェイト(王者) vs. パナマの旗 ルイス・ピネダ(挑戦者) ●
1回 TKO
2試合目 IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ
ニカラグアの旗 ルイス・アルベルト・ペレス(王者) vs. ベネズエラの旗 フェリックス・マチャド(挑戦者) ●
12回判定3-0
1試合目 WBA/IBF世界ライトフライ級王座統一戦
ニカラグアの旗 ロセンド・アルバレス(WBA王者) vs. メキシコの旗 ホセ・ビクトル・ブルゴス(IBF王者) △
12回判定ドロー

脚注

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注釈

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  1. ^ 当初は偶然のバッティングでゴンサレスが試合続行不可となったことにより無判定試合に終わるも、ドクターが試合続行可能と判断したにもかかわらずゴンサレスがレフェリーに試合続行不可を訴えたことによってレフェリーストップで試合が中断されたことが認められたため、JBCは試合から10日後の同年10月24日付で試合結果をオラスクアガのTKO勝ちに変更した。

出典

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  1. ^ 原功 (2011年3月30日). “トリプル世界戦の意外な数字”. 日刊スポーツ. 2011年3月30日閲覧。
  2. ^ 9・15テレ東が「4大世界戦」ロング中継 日刊スポーツ 2008年8月2日閲覧
  3. ^ 第1試合は観客ゼロ!! - デイリースポーツ

関連項目

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