十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ
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十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ | |
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施設情報 | |
開館 | 2003年7月20日[1] |
所在地 |
〒942-1411 日本新潟県十日町市松之山松口1712-2 |
位置 | 北緯37度5分59秒 東経138度37分2秒 / 北緯37.09972度 東経138.61722度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
十日町市立里山科学館 越後松之山「森の学校」キョロロ(とおかまちしりつ さとやまかがくかん えちごまつのやま もりのがっこう キョロロ)とは、新潟県十日町市松之山口にある博物館(科学館)。
概要
[編集]1990年代から進められた十日町広域市町村圏の「ニューにいがた里創プラン」「妻有郷アートネックレス整備構想」において、6市町村(当時)それぞれに拠点施設「自然体感型ふれあい文化施設(ステージ)」が整備されることとなり、このうち松之山町(当時)に整備されたのが当施設である[2][3]。2003年7月の大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレにあわせて同町立の施設として開館したが[4]、2005年4月の同町と十日町市との合併以降、十日町市立施設となる。
近隣の里山の自然観察、環境保全拠点の役割も担う。
長さ160メートル、重さ2000トンの耐候性鋼板の建物。世界有数の豪雪地帯松の山の雪の中に埋もれる。巨大なアクリルの窓からは雪の断面が見える[5]。設計は手塚貴晴+手塚由比。ヴェネツィア・ビエンナーレ出展を機会に世界から知られる建物となった。
展望室の全高は33.49m、展望は30m[1]。
名称は、合併前の旧松之山町の町の鳥アカショウビンの鳴き声に由来する。隣接する里山一帯の森もキョロロの森となっている。周囲のため池では当施設を中心にアメリカザリガニが繁殖、生息範囲が広がっている。本施設の飼育個体の流出の可能性が高く駆除活動を進めている。
併設施設
[編集]- レストラン 食文化体験厨房「さとやまキッチン」
周辺
[編集]- 美人林 - 当館の周辺に広がる森林。
交通アクセス
[編集]- 北越急行ほくほく線まつだい駅から東頸バス・松之山温泉行で15分、「堺松」下車後徒歩20分(冬季は「松之山分校前」下車後徒歩30分)[6][7]。
- 同駅から東部タクシーで約15分[6]。
- 松之山温泉から車で10分。宿によってはツアーあり。
- 駐車場あり(無料)。
脚注
[編集]- ^ a b 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)91頁。
- ^ 『広報まつのやま』第264号 1998年2月 pp.6-7 シリーズ里創プラン 妻有郷アートネックレス整備構想 その5 - 松之山町
- ^ 『広報まつのやま』第302号 2001年4月 pp.8-9 里創プラン通信松之山ステージ No.2 自然科学館「森の学校」(仮称)の建設計画 - 松之山町
- ^ 『広報まつのやま』第328号 2003年6月 p.1、pp.6-7 「森の学校」キョロロ完成! - 松之山町
- ^ 『広報まつのやま』第329号 2003年7月 p.1、pp.6-7 「森の学校」キョロロ 竣工式挙行 - 松之山町
- ^ a b “入館情報&アクセス”. 森の学校 キョロロ. 2021年4月30日閲覧。
- ^ “十日町市公共交通マップ 令和3年4月1日版”. 十日町市. 2021年4月30日閲覧。
関連項目
[編集]- 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
- 越後妻有里山現代美術館キナーレ - 十日町ステージとして整備された。
- まつだい「農舞台」 - 松代ステージとして整備された。