女弁護士 朝吹里矢子
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(新・女弁護士朝吹里矢子から転送)
『女弁護士 朝吹里矢子』(おんなべんごし あさぶきりやこ)は、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で放送されたテレビドラマシリーズ。原作は夏樹静子の弁護士 朝吹里矢子シリーズ。
1978年から1992年にかけて放送された、『女弁護士 朝吹里矢子』 シリーズの主演は十朱幸代。
1994年から2000年にかけて放送された、『新・女弁護士 朝吹里矢子』 シリーズの主演は財前直見。
女弁護士 朝吹里矢子(十朱幸代版)
[編集]女弁護士 朝吹里矢子 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 夏樹静子 |
脚本 |
野上龍雄 宗方寿郎 播磨幸兒 岡本克己 服部ケイ 宮川一郎 篠崎好 重森孝子 |
監督 |
中平康 井上昭 渡邉祐介 降旗康男 長谷和夫 出目昌伸 久野浩平 真船禎 小谷承靖 鷹森立一 |
出演者 |
十朱幸代 ケーシー高峰 下川辰平 大山のぶ代 |
オープニング | 歴代オープニングを参照 |
製作 | |
プロデューサー |
テレビ朝日 吉津正 稲垣健司 田中芳之 浅香真哉 東映 佐伯明 池ノ上雄一 |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1978年6月3日 - 1992年12月26日 |
放送時間 | 放送時間の変遷を参照 |
回数 | 13 |
キャスト(十朱幸代版)
[編集]法律事務所
[編集]- 朝吹里矢子
- 演 - 十朱幸代
- 経歴:藪原法律事務所(第1作 - 第6作)
- → 青山法律事務所(第7作 - 第11作)
- → 川上・朝吹法律事務所(第12作)
- → 新事務所(第13作)
- 藪原法律事務所のイソベン。第4作でイソベンから一人前の弁護士になる。第7作で藪原法律事務所から独立する。第13作で新事務所を構え、里矢子、文次、サキ、建吉の4人で再出発する。
- アメリカ人の父と日本人の母とのハーフ。
- 三島建吉
- 演 - 石黒賢(第13作)
- 新米弁護士。イソベン。
- 伊東文次
- 演 - 下川辰平(第4作 - 第11作・第13作)
- 調査員。元刑事。藪原法律事務所の時代から里矢子をサポートする。
- 吉村サキ
- 演 - 坂本スミ子(第1作 - 第3作)、大山のぶ代(第6作 - 第13作)
- 事務員。藪原法律事務所の時代からの里矢子の同僚。
里矢子の元同僚
[編集]- 藪原勇之進
- 演 - 鶴田浩二(第1作 - 第7作)※特別出演
- 藪原法律事務所の弁護士。第7作で里矢子が藪原法律事務所を独立するとき、事務員のサキをつけてあげる。
- 矢沢直子
- 演 - 正司照江(第4作)
- 藪原法律事務所の事務員。
- 川上雄太郎
- 演 - ケーシー高峰(第8作 - 第12作)
- 経歴:青山法律事務所(第8作 - 第11作)
- → 川上・朝吹法律事務所(第12作)
- 弁護士。第8作から里矢子と一緒に仕事をする。
その他
[編集]- 朝吹敏江
- 演 - 丹阿弥谷津子(第1作 - 第3作・第6作)
- 里矢子の母。既婚者のヘンリー・ヴィンスとの間に娘の里矢子を産む。ヘンリーは妻と離婚するためアメリカに帰国したが、帰国する際の飛行機事故で死亡。
- 風見志朗
- 演 - 小倉一郎(第1作 - 第3作・第5作)、新井康弘(第6作)
- 藪原の甥。検事を目指し浪人中。藪原法律事務所によく遊びに来る。
ゲスト(十朱幸代版)
[編集]- 第1作「黒白の暗示」(1978年)
- 第2作「天使の証言」(1978年)
- 第3作「囁く手首の謎」(1979年)
- 第4作「三重逆転! 完全犯罪」(1980年)
- 第5作「華やかな狙撃者」(1981年)
- 第6作「レイプされた恋人」(1982年)
- 第7作「モーテルの女が消えた!」(1983年)
- 第8作「夫の愛人を二度殺した人妻」(1985年)
- 第9作「相続欠格の秘密 美しい未亡人3年目の疑惑」(1987年)
- 第10作「軽井沢、白と黒の同窓会!」(1988年)
- 第11作「小さな目撃者」(1989年)
- 第12作「相続放棄の謎」(1991年)
- 第13作「選ばれた“衝動殺人”」(1992年)
スタッフ(十朱幸代版)
[編集]- 原作 - 夏樹静子
- 脚本 - 野上龍雄、宗方寿郎、播磨幸兒、岡本克己、服部ケイ、宮川一郎、篠崎好、重森孝子
- 音楽 - 大野雄二(演奏:新室内音楽協会)
- 監督 - 中平康、井上昭、渡邉祐介、降旗康男、長谷和夫、出目昌伸、久野浩平、真船禎、小谷承靖、鷹森立一
- 選曲 - 鈴木清司(- 第7作)、新井明美
- 効果 - 阿部作二、大泉音映(- 第7作)、堀尾守央
- 技術協力 - 東通(第8作 -)
- 制作協力 - 東映テレビプロ(- 第7作)、東映ビデオスタジオ(第8作 -)
- 製作 - 白崎英介(テレビ朝日)、吉津正(テレビ朝日)
- プロデューサー - 吉津正(テレビ朝日)、稲垣健司(テレビ朝日)、田中芳之(テレビ朝日)、浅香真哉(テレビ朝日)、佐伯明(東映)、池ノ上雄一(東映)
- 制作 - テレビ朝日、東映
放送日程(十朱幸代版)
[編集]- 第1作から第7作まではフィルム撮影。第8作よりビデオ撮影となった。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 原作 | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1978年 | 6月 3日黒白の暗示 | 「黒白の暗示」 (「星の証言」所収) |
野上龍雄 | 中平康 | 9.8% |
2 | 11月 | 4日天使の証言 | 「星の証言」徳間書店刊 「天使が消えていく」講談社刊 |
宗方寿郎 | 井上昭 | 8.7% |
3 | 1979年 | 4月28日囁く手首の謎 | 「手首が囁く」 (「誤認逮捕」所収) |
播磨幸兒 | 渡邉祐介 | 13.5% |
4 | 1980年 | 5月31日三重逆転! 完全犯罪 | 「二つの真実」 (「花の証言」所収) |
岡本克己 | 降旗康男 | 21.2% |
5 | 1981年 | 5月30日華やかな狙撃者 | 「止まれメロス」(「問題小説」所収) | 播磨幸兒 | 渡邉祐介 | 24.2% |
6 | 1982年 | 4月24日レイプされた恋人 | 「星の証言」徳間書店刊 | 服部ケイ | 長谷和夫 | 18.6% |
7 | 1983年 | 5月28日モーテルの女が消えた! | 「ダイイング・メッセージ」 (「死刑台のロープウェイ」所収) |
岡本克己 | 出目昌伸 | 21.2% |
8 | 1985年12月 | 7日夫の愛人を二度殺した人妻 | 「パパをかえして」 (「花の証言」所収) |
宮川一郎 | 久野浩平 | 18.8% |
9 | 1987年 | 9月 5日相続欠格の秘密 美しい未亡人3年目の疑惑 | 「相続欠格の秘密」 (「星の証言」所収) |
出目昌伸 | 19.0% | |
10 | 1988年10月 | 8日軽井沢、白と黒の同窓会! | 「心を返して」 (「霧の証言」所収) |
篠崎好 | 真船禎 | 14.7% |
11 | 1989年 | 9月23日小さな目撃者 | 「稚い証人」 (「霧の証言」所収)カッパノベルス・光文社刊 |
服部ケイ | 小谷承靖 | 23.6% |
12 | 1991年 | 7月13日相続放棄の謎 | 「相続放棄の謎」 (「贈る証言」所収)講談社 |
鷹森立一 | 17.7% | |
13 | 1992年12月26日 | 選ばれた“衝動殺人” | 「瀬戸際の期待」 (「花の証言」所収)角川文庫 |
重森孝子 | 15.5% |
新・女弁護士 朝吹里矢子(財前直見版)
[編集]新・女弁護士 朝吹里矢子 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 夏樹静子 |
脚本 |
竹山洋 長坂秀佳 服部ケイ 橋本綾 田中ひろみ 西岡琢也 |
監督 |
小谷承靖 岡本弘 松原信吾 山本邦彦 |
出演者 |
財前直見 梨本謙次郎 宮川一朗太(第1作 - 第4作) 茅島成美 小林稔侍 |
オープニング | 歴代オープニングを参照 |
エンディング | 歴代エンディングテーマを参照 |
製作 | |
プロデューサー |
テレビ朝日 稲垣健司 高戸晨一 高橋浩太郎 東映 佐伯明 池ノ上雄一 武部直美 島田薫 香月純一 |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1994年12月10日 - 2000年9月2日 |
放送時間 | 放送時間の変遷を参照 |
回数 | 7 |
タイトルは『新・女弁護士 朝吹里矢子』(第1作 - 第3作) → 『女弁護士 朝吹里矢子』(第4作 - 第6作) → 『弁護士 朝吹里矢子』(第7作)
キャスト(財前直見版)
[編集]藪原法律事務所
[編集]- 朝吹里矢子
- 演 - 財前直見
- 弁護士。第6作で弁護士になって5年目。
- 風見史朗
- 演 - 宮川一朗太(第1作 - 第4作)
- 司法試験合格を目指している。
- 吉村サキ
- 演 - 茅島成美
- 事務員。
- 近藤実
- 演 - 本村健太郎[1](第6作)
- 司法試験合格を目指している。
- 牛島哲平
- 演 - 水橋研二(第7作)
- 所員。
- 藪原勇之進
- 演 - 小林稔侍
- 所長。弁護士。
その他
[編集]- 北村邦夫
- 演 - 梨本謙次郎
- 里矢子の同棲相手。魚河岸の仲買人。
ゲスト(財前直見版)
[編集]- 第1作「夢の告発」(1994年)
- 第2作「ビワの木の復讐」(1995年)
- 第3作「逆転の法廷!」(1996年)
- 第4作「僧衣を着た銀行強盗の告発!?」(1996年)
-
- 脇田敏弘(輪光覚寺 庶務課長) - 江藤潤
- 野本浩一(強盗事件の犯人) - 山中聡
- 泉ナホ(高宮の愛人) - 秋元彩香
- 辻(深川北警察署 刑事) - 野口寛
- 柳井(深川北警察署 刑事) - 山崎りょう
- 佐藤(検事) - 南川昊
- 福井(江南信用金庫深川支店 支店長) - 水橋和夫
- 裁判長 - 村上幹夫
- 室見(深川北警察署 刑事) - 西田健
- 輪光覚寺 最高幹部 - 高杉哲平
- 江南信用金庫深川支店 行員 - 大矢兼臣
- 脇田麻里(脇田郁子の娘) - 小此木麻里
- 岸本(北村の河岸仲間) - 岡島博徳
- 小料理屋「ひさご」主人 - 町田幸夫
- 川添健(強盗事件の犯人) - 野依康夫
- 東恒一(強盗事件の犯人) - 中村太一
- 安井均(強盗事件の犯人) - 上岡大夏
- 高宮忠道(輪光覚寺 執事長) - 渥美國泰
- 脇田郁子(喫茶店店主・脇田の妻) - 市毛良枝
- 名川貞郎、大矢兼臣、高橋正宇、橋本和人、北村芳子、江川英俊、小野了、西尾真理
- 第5作「小さな共犯者」(1998年)
-
- 高畠裕司(高畠と輝子の息子) - 井上孝幸(子供時代:筒井万央)
- 原田明美(ホステス・通夫の愛人・6年前絞殺) - 安達香代子
- 山本加代(ホステス・通夫の愛人) - 菅原あき
- 谷伸一(自首してきた男) - 須藤正裕
- 西島(警部) - 長谷川哲夫
- 笠原(検事) - 野上正義
- 石川洋子(クラブのママ) - 千種かおる
- 森田(中原中央警察署 刑事) - 染谷勝則
- 相馬浩一(裕司の担任教師) - 住若博之
- 裁判長 - 小杉勇二
- 千代田警察署 刑事 - 野添義弘
- 中原中央警察署 刑事 - 山田良隆
- 裕司の元担任教師 - 三谷悦代
- 高畠通夫(輝子の夫) - 石丸謙二郎
- 山口(中原中央警察署 警部) - 石田太郎
- 高畠輝子(6年前の殺人犯) - 藤真利子
- 吉田幸紘、鈴木伸幸、坂大二郎
- 第6作「幼い目撃者」(1999年)
-
- 北島佳香(北島の妻) - 未來貴子
- 松浦綾乃(ワイン輸入会社「和蘭陀屋」取締役・里矢子の大学の後輩) - 中原果南
- 松浦暁平(和蘭陀屋 社長・春次の甥) - 伊藤俊人
- 北島昇(和蘭陀屋 取締役) - 鷲生功
- 関守武(和蘭陀屋 専務) - 佐々木勝彦
- 三雲(渋川西警察署 警部) - 松田史朗
- 木田(渋川西警察署 刑事) - 浜博文
- 松浦春次(和蘭陀屋 会長・綾乃の父) - 加地健太郎
- 北島浩(北島と佳香の息子) - 熊澤稜[2]
- 松浦憲一(暁平の息子) - 稲垣謙介
- 温泉宿「懐石さつき亭」従業員 - 西宮充記
- 検察官 - 若尾義昭
- 銀行員 - 小倉雄三
- 裁判長 - 名取幸政
- 和蘭陀屋 店員 - 坂口進也
- ハル(暁平の家の家政婦) - 伊東あつ子
- 小菊(芸者) - 御道由紀子
- 渋川西警察署 刑事 - 山田良隆
- 濱近高徳、小貫加惠、佐藤智美、西村有紀
- 第7作「嘱託殺人の罠」(2000年)
-
- 前園友紀(クラブ「エルドラド」ホステス) - 遊井亮子
- 倉持直哉(共栄エレクトロニクス 社員・祐介の部下) - 京晋佑
- 笠松涼子(クラブ「エルドラド」ホステス) - 立原麻衣
- 堀祐介(共栄エレクトロニクス 営業部長・婿養子) - 中丸新将
- 堀佐久子(祐介の妻) - あめくみちこ
- 横田(友紀のマンションの近くに住む男性) - 冨田賢太郎
- 合田(不動産屋) - 大久保運[3]
- 堀誠治(佐久子の父) - 加地健太郎
- 山田(家政婦) - 坂井寿美江
- 目黒東警察署 刑事 - 岩尾拓志、新納敏正
- 目黒東警察署 警部 - 岡部務
- 検察官 - 中根徹
- 女将 - 赤間麻里子
- クラブ「エルドラド」ホステス - 持田理沙
- 裁判長 - はせさん治
- 堀ヤエ(佐久子の母) - 馬渕晴子
- 高以亜希子、池田大介、中込佐知子、高橋かすみ、冬雁子、小金澤篤子、南みか、榎本由希、吉利治美、大杉龍也、吉田吉輝、東風静
スタッフ(財前直見版)
[編集]- 原作 - 夏樹静子
- 脚本 - 竹山洋、長坂秀佳、服部ケイ、橋本綾、田中ひろみ、西岡琢也
- 音楽 - 渡辺博也
- 監督 - 小谷承靖、岡本弘、松原信吾、山本邦彦
- 技術協力 - 東通
- 制作協力 - 東映ビデオスタジオ
- プロデューサー - 稲垣健司(テレビ朝日)、高戸晨一(テレビ朝日)、高橋浩太郎(テレビ朝日)、佐伯明(東映)、池ノ上雄一(東映)、武部直美(東映)、島田薫(東映)、香月純一(東映)
- 制作 - テレビ朝日、東映
放送日程(財前直見版)
[編集]話数 | 放送日 | サブタイトル | 原作 | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1994年12月10日 | 夢の告発 | 竹山洋 | 小谷承靖 | 14.7% | |
2 | 1995年 | 9月23日ビワの木の復讐 | 「沈黙は罪」 (「星の証言」所収)角川文庫刊 |
長坂秀佳 | 岡本弘 | 11.8% |
3 | 1996年 | 3月23日逆転の法廷! | 「二つの真実」 (「花の証言」所収)角川文庫刊 |
19.2% | ||
4 | 10月19日 | 僧衣を着た銀行強盗の告発!? | 「足の裏」 (「ビッグアップルは眠らない」所収)講談社文庫刊 |
服部ケイ | 13.3% | |
5 | 1998年 | 6月13日小さな共犯者 | 「パパをかえして」 (「花の証言」所収) |
橋本綾 | 松原信吾 | 16.4% |
6 | 1999年 | 3月13日幼い目撃者 | 「稚い証人」 (「霧の証言」所収) |
田中ひろみ | 山本邦彦 | 15.9% |
7 | 2000年 | 9月 2日嘱託殺人の罠 | 「雨の檻」 (「霧の証言」所収)徳間文庫刊 |
西岡琢也 | 岡本弘 | 13.7% |
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 弁護士 朝吹里矢子 - 原作、およびTBSドラマ版