橋本星哉
東京ヤクルトスワローズ #93 | |
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2023年5月2日 読売ジャイアンツ球場 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 兵庫県加古川市 |
生年月日 | 2000年9月18日(24歳) |
身長 体重 |
178 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2022年 育成選手ドラフト1位 |
初出場 | 2024年10月5日 |
年俸 | 550万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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橋本 星哉(はしもと せいや、2000年9月18日 - )は、兵庫県加古川市出身のプロ野球選手(捕手)。右投左打。東京ヤクルトスワローズ所属。
経歴
[編集]7人兄弟の長男として生まれる[2]。加古川市立野口小学校1年生の時に軟式野球を始め、加古川市立中部中学校時代はリトルシニアの兵庫播磨リトルシニアでプレーした[3]。
高校は大阪市天王寺区にある興國高等学校に進学し、2年生の時に「8番・捕手」で夏の府大会デビューを果たした。打率.375、0本塁打、4打点の活躍で勝ち進んだが、準々決勝で根尾昂、藤原恭大を擁する大阪桐蔭に敗れベスト8に終わった。
進学した中央学院大学では、通算23試合に出場し、打率.278、22安打、4本塁打、18打点の成績を残した[4]。
2022年10月20日に開催されたプロ野球ドラフト会議において東京ヤクルトスワローズから育成ドラフト1位指名を受け[5]、11月26日に支度金320万円、年俸280万円(金額はいずれも推定)で入団合意した。背番号は023[2]。
ヤクルト時代
[編集]2023年は、イースタン・リーグで70試合に出場し、打率.282、2本塁打、14打点を記録した[6]。
2024年は、5月23日までにイースタン・リーグで38試合に出場し、打率.265、2本塁打、11打点を記録[6][7]。古賀優大、内山壮真両捕手が怪我で離脱しているチーム事情もあり、翌24日に支配下登録された[6][8]。背番号は93[6]。7月20日開催のフレッシュオールスターゲームに選出され、イースタンの5番・中堅手としてフル出場[9]。第4打席で走者一掃の3点適時二塁打を打つなど2安打4打点の活躍を見せ、最優秀選手賞(MVP)を受賞した[10]。最終的にイースタン・リーグ103試合に出場し、打率.261、7本塁打、42打点の成績を残し、一軍のシーズン最終戦である10月5日に一軍初昇格すると[11]、代打で初出場を果たした。シーズン終了後はみやざきフェニックス・リーグに参加していたが、10月9日の試合での守備中、死球によって軌道の変わった投球が頭部に直撃し、そのまま立ち上がれず担架で運ばれるアクシデントに見舞われた[12]。
選手としての特徴
[編集]大学では通算4本塁打、強肩強打の4番・捕手。二塁までの送球1.9秒強を計測する[要出典]。プロ入り後、二軍では外野守備に就くこともある[8]。
人物・エピソード
[編集]目標とする選手は、同じ育成指名選手から支配下選手登録となり、球界を代表する捕手となった、ソフトバンクの甲斐拓也[13]。
野球を始めた時から、家族を支えるためにプロ野球選手になるのが夢だった[14]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2024 | ヤクルト | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
通算:1年 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
捕手 | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 | ||
2024 | ヤクルト | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 1 | 1 | 0 | .000 |
通算 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 0 | 1 | 1 | 0 | .000 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 初出場・初打席:2024年10月5日、対広島東洋カープ25回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、8回表に松本直樹の代打で出場、テイラー・ハーンから空振り三振
背番号
[編集]- 023(2023年 - 2024年5月23日)
- 93(2024年5月24日 - )
脚注
[編集]- ^ “ヤクルト - 契約更改”. 日刊スポーツ. 2024年11月7日閲覧。
- ^ a b “ヤクルト育成D1位の中央学院大・橋本星哉が入団合意 7人兄弟の長男で「両親に親孝行できるようにしたい」”. サンケイスポーツ (2022年11月26日). 2023年1月6日閲覧。
- ^ 兵庫播磨リトルシニア [@hyogo_harima] (2022年10月20日). "東京ヤクルトスワローズ 育成ドラフト1巡目 橋本星哉 捕手(中央学院大)兵庫播磨リトルシニア第38期生OBの橋本選手が東京ヤクルトスワローズから育成ドラフトで指名を受けました✨". Instagramより2023年1月14日閲覧。
- ^ “橋本星哉(中央学院大学)”. 球歴com. 2023年1月6日閲覧。
- ^ “【交渉権獲得選手育成1位 橋本星哉】”. 球団公式twitter. 2023年1月6日閲覧。
- ^ a b c d “【ヤクルト】橋本星哉が支配下契約 深刻な捕手事情で白羽の矢”. スポーツ報知. (2024年5月24日) 2024年5月25日閲覧。
- ^ “ヤクルト・橋本星哉が支配下昇格「持ち味の打撃でチームに貢献したい」”. ベースボールキング (2024年5月24日). 2024年5月25日閲覧。
- ^ a b 勝田聡「ヤクルトが捕手次々離脱で古豪出身・育成捕手を支配下登録」『高校野球ドットコム』2024年5月26日。2024年6月11日閲覧。
- ^ “投打成績 | プロ野球フレッシュオールスターゲーム2024”. NPB.jp. 日本野球機構. 2024年7月22日閲覧。
- ^ 「フレッシュ球宴MVPはヤクルト橋本 優秀選手賞はDeNA石上&日本ハム進藤」『BASEBALL KING』2024年7月20日。2024年7月22日閲覧。
- ^ 「【ヤクルト】奥川恭伸が約2か月ぶりに1軍登録 橋本星哉や小森航大郎ら若手野手陣も昇格 広島との今季最終戦に勝利すれば最下位回避」『日テレNEWS NNN』2024年10月5日。2024年10月14日閲覧。
- ^ 「ヤクルトの2年目捕手・橋本が守備でアクシデント 死球で軌道が変わり頭部に直撃 担架で運ばれる」『デイリースポーツ online』2024年10月9日。2024年10月14日閲覧。
- ^ “中央学院大・橋本星哉、左足の痛みをこらえ出場 4回に右前適時打放つ【関東地区大学野球選手権】”. 日刊スポーツ. (2022年11月9日) 2023年1月6日閲覧。
- ^ “中央学院大・橋本、打てる捕手目指す 加古川中部中出身「長く野球を」 ドラフト、ヤクルト育成1位”. 神戸新聞next. (2022年10月21日) 2023年1月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 橋本星哉 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 橋本星哉 (@d23600ef5a2f47b) - X(旧Twitter)