日本中央競馬会
スポーツ | 中央競馬 |
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略称 | Japan Racing Association |
創立 | 1954年9月16日 |
本部所在地 | 東京都港区西新橋1-1-19 |
最高経営責任者 | 土川健之理事長 |
公式サイト | |
jra | |
日本中央競馬会(にっぽんちゅうおうけいばかい)は、競馬法(昭和23年法律第158号)により競馬を行う団体として、農林水産大臣の監督を受け[1]、政府が資本金の全額を出資する特殊法人である[2]。監督する部局は、農林水産省生産局畜産部競馬監督課。
概要
日本中央競馬会は競馬の健全な発展を図って馬の改良増殖その他畜産の振興に寄与するため、1954年に設立された[3]。
競馬法に規定する中央競馬を全国10か所の競馬場で開催し、あわせて競走馬の育成や騎手の養成などを行い、中央競馬を開催する競馬場・トレーニングセンター・競走馬の育成場などの施設を保有している。世界最大の馬券売上げを誇り[4]、2013年には2553億円(第1国庫納付金・第2国庫納付金の合計)を国庫に納入[† 1]し畜産の振興や社会福祉へ役立てられている。
- 所在地:東京都港区西新橋1丁目1番19号(ウインズ新橋を併設)[8]
- 資本金:49億2412万9000円
- 売得金[† 2]:2兆4118億3161万500円(2013年)[† 3]
- 売得金の約75%が払戻金、約10%が国庫納付金として支払われ、残りの約15%が競馬会の運営費[† 4]となる。
- 職員数:約1700名
- 国庫納付金:2553億3857万379円(2013年)
現在の略称「JRA」は、英称「Japan Racing Association」から頭文字を取ったもの。以前は「NCK(Nippon Chuo Keiba-kai[† 5]の略)」を使用しており、1987年に現在の略称へ変更された[† 6]。
日本中央競馬会が主催する競走の賞金は、世界の中でもアラブ首長国連邦(UAE)と並んで高い部類である[† 7]。
馬主の団体である日本馬主協会連合会の運営費も日本中央競馬会が負担している。これは「競走協力金」と呼ばれ、各レースの上位3頭の馬主が所属する馬主協会に支給される。
沿革
前史
1923年に競馬法が制定され、各地で競馬を開催する主催団体として認められた競馬倶楽部が設立され、やがてそれら11競馬倶楽部が合体して1936年に設立された日本競馬会が、当時7競馬場に下賜されていた帝室御賞典(天皇賞)を受け継ぎ、東京競馬倶楽部が創設した東京優駿(日本ダービー)に加えて横浜農林省賞典4歳呼馬(皐月賞)、京都農林省賞典4歳呼馬(菊花賞)、中山4歳牝馬特別(桜花賞)、阪神優駿牝馬(オークス)を創設した。そして戦後も日本競馬会のもとで競馬が運営されたが、GHQの独占禁止法に抵触するとの見解から1948年に日本競馬会は解散し、農林省畜産局が直営するいわゆる国営競馬へ移行された。しかし、競馬を直接国が運営するという形態にやがて異論が出るようになり、対日講和条約が成立して占領期間が終了する1951年前後から国営競馬の存在が問題視されるようになった。
設立の経緯
この動きに合わせて1951年に全国馬主協会連合会、軽種馬生産農業協同組合、日本馬事協会、全日本調教師騎手会などが政府に民営移管の陳情書を提出し、翌年1952年に政府内に農林大臣の諮問機関として競馬制度審議委員会が設置された。この委員会の委員52名の中には中村勝五郎(中山馬主協会会長)、永田雅一(東京馬主協会副会長)、栗林友二(全国馬主連合会会長)、安井誠一郎(東京都知事及び全国公営競馬協議会会長)、安田伊左衛門(元日本競馬会理事長)、河野一郎(日本畜産会会長)、正力松太郎(関東レースクラブ取締役会長)等々のメンバーが揃い、主に競馬施行主体の性格及び組織、競馬施行主体の数と統制、納付金、競馬場の数と開催回数、監督機構とその内容、施設の国有財産の処理、そして地方競馬についてを民営移管の重要な問題点として多くの意見が出され論議された。この委員会では地方競馬について意見が分かれて結局最終的な結論を出すには至らなかったが、国営競馬の速やかな民営化、その施行主体は公共性の強い単一の特殊法人でという点では一致した結論が出ていた[10]。
そして政府内でこの競馬制度審議委員会での議論を基調に1年余りをかけて成案の検討を進めて日本中央競馬会法案を作成し、1954年5月29日に衆議院本会議で可決、5月31日に参議院本会議で修正案が可決、6月2日に衆議院で参議院の修正に同意する形で法案が成立した[11]。
ここに日本中央競馬会法が1954年7月1日に公布されて、7月14日に設立委員が農林大臣によって任命された。この設立委員は、競馬制度審議委員会議長であった荷見安(日本銀行政策委員)、谷田俊二郎(西日本馬主協会会長)、永田雅一、安田伊左衛門、河野一之(大蔵省事務次官)、東畑四郎(農林省事務次官)の6名で、9月10日に初代理事長に安田伊左衛門が任命され、9月16日に農林省畜産局から施行を引き継ぐ形で日本中央競馬会が設立し、9月25日に中央競馬が東京と京都競馬場で華やかにスタートした[12]。
設立後の歩み
- 中央競馬#歴史を参照。
組織
2007年までJRAの運営を監視・指揮する機関(役員会にあたる組織)は「理事会」が務めていた。しかし特殊法人改革の一環で競馬法が改正されて、役員組織の上部に位置する新たな最高意思決定機関として、「政府によって外部から選ばれたメンバー」で構成される「経営委員会」が置かれることとなった。
経営委員会
- 日本中央競馬会には経営委員会が置かれている[13]。経営委員会では経営の基本方針及び目標その他業務運営の重要事項を決定する[14]。
- 経営委員会は委員6人及び理事長で組織され、農林水産大臣が任命する[15]。
- 委員長は委員の互選により選任され、経営委員会の会務を総理する[16]。
- 委員の任期は3年で、補欠の委員の任期は前任者の残任期間である[17]。委員は再任されることができる[18]。
役員
- 日本中央競馬会には役員として理事長(1人)、副理事長(1人)、理事(10人以内)、監事(3人以内)が置かれる[19]。
- 理事長は農林水産大臣が任命する[20]。理事長は競馬会を代表するとともに業務を総理する[21]。理事長は経営委員会にも加わる。任期は3年である[22]。
- 副理事長は経営委員会の同意を得て理事長が任命する[23]。副理事長は理事長の補佐や事務の掌理等を行う[24]。任期は3年[25]。
- 理事は経営委員会の同意を得て理事長が任命する[26]。理事は理事長及び副理事長の補佐や事務を掌理等を行う[27]。任期は2年[28]。
- 監事は農林水産大臣が任命する[29]。監事は業務の監査を行う[30]。任期は2年[31]。
歴代理事長
代 | 氏名 | 就任時期 | 備考 |
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1 | 安田伊左衛門[32] | 1954・1955年[32] | |
2 | 有馬頼寧[32] | 1955 - 1957年[32] | 在任のまま死去 |
3 | 酒井忠正[32] | 1957 - 1962年[32] | |
4 | 石坂弘[32] | 1962 - 1966年[32] | |
5 | 清井正[32] | 1966 - 1972年[32] | |
6 | 大澤融[32] | 1972 - 1978年[32] | |
7 | 武田誠三[32] | 1978 - 1981年[32] | |
8 | 内村良英[32] | 1981 - 1985年[32] | |
9 | 澤邊守[32] | 1985 - 1990年[32] | |
10 | 渡邊五郎[32] | 1990 - 1995年[32] | |
11 | 京谷昭夫[32] | 1995・1996年[32] | 在任のまま死去 |
12 | 濱口義曠[32] | 1996 - 1999年[32] | |
13 | 高橋政行 | 1999 - 2007年 | |
14 | 土川健之 | 2007年 - 2014年 | 初の生え抜き |
15 | 後藤正幸 | 2014年 - |
運営審議会
- 日本中央競馬会には運営審議会が置かれている[33]。運営審議会では理事長の諮問に応じて、業務執行に関する重要事項を調査審議する[34]。
- 運営審議会は理事長が農林水産大臣の認可を受けて任命した10人の委員で組織される[35]。任期は2年である[36]。
業務
業務内容(2013年[5])は競馬の施行や馬券の発売、競走馬の研究、競馬に関する広報活動(その一環として「優駿」の発行やJRA賞の制定)なども行っている。
- 中央競馬の開催
- 開催回数:36回
- 開催日数:288日
- 開催競馬場:9場(札幌競馬場が改築工事のため開催なし)。
- 入場人員:609万2403人
- 総参加人員[† 8]:1億6025万人
- 馬主・競走馬・服色の登録
- 馬主登録:JRA所属2296名、国際関係6名、地方関係34名
- 競走馬登録:JRA所属7869頭、国際関係9頭、地方関係65頭
- 服色登録:JRA所属1910件、国際関係6件
- 調教師及び騎手の免許
- 調教師免許:JRA所属210名、国際関係8名、地方関係58名
- 騎手免許:JRA所属124名、国際関係14名、地方関係49名、短期20名
- 競走馬の育成
- 市場購買馬(2歳馬74頭及び1歳馬74頭)を日高育成牧場及び宮崎育成牧場において育成
- JRA生産馬(2歳馬8頭及び1歳馬8頭)を日高育成牧場において生産育成研究を目的として育成
- 騎手の養成・訓練
- 競馬学校[† 9]において養成。在校生19名、卒業4名。
- その他、競馬の健全な発展を図るための必要な業務
- 競馬振興事業
- 畜産振興事業
- 払戻金への上乗せ、競走馬生産振興業務への交付金の交付、認定競馬活性化計画補助業務への交付金の交付
日本中央競馬会の運営は公正さが求められるため、競馬法・日本中央競馬会法などの法律により厳しく定められている。日本中央競馬会は売上の75%にあたる的中券の配当と国庫納付金や経費を支払った後の余剰金で畜産振興事業を実施しているが、畜産振興を名目とした2008年度交付金の99%以上が所管の農林水産省OBが役員を務める法人に渡ったことが判明している[37]。
主な施設
- 競馬場
- 中央競馬#競馬場一覧を参照。
- 場外勝馬投票券発売所(ウインズ・ライトウインズ・パークウインズ・エクセル、J-PLACE[† 10])
- トレーニングセンター
- 競馬学校(千葉県白井市)
- 競走馬総合研究所 (栃木県宇都宮市)
- 馬事公苑(東京都世田谷区)
- JRA競馬博物館(東京都府中市・東京競馬場)
- 根岸競馬記念公苑・馬の博物館(神奈川県横浜市中区)
- 日高育成牧場(北海道浦河郡浦河町)
- 宮崎育成牧場(宮崎県宮崎市)
- Gate J.
- 海外駐在事務所:ロンドン・ニューヨーク・香港
広告・PR
JRA年間キャンペーン
中央競馬に対する年間通じた広告として出演者(2001・2012 - 2014年を除く)とキャッチコピーを定めてテレビ、ラジオ、新聞、ポスターなど多岐にわたる広告を行っている。GI級競走の開催の直前にはそのGI級競走の告知の内容となる。
年 | 出演者 | キャッチコピー | 特記事項 |
---|---|---|---|
1988年 | 小林薫[38] | そういう、競馬が大好きです。[38] | サブキャッチとして「GREENSPIRIT,JRA」[38]。 |
1989年 | 見るたび新しい競馬です。[38] | ||
1990年 | 柳葉敏郎[38] 賀来千香子[38] |
好奇心100%の競馬です。[38] | ターゲットは若年層と女性層[38]。 |
1991年 | |||
1992年 | 高倉健[38] | あなたと話したい競馬があります。[38] | |
1993年 | 他に裕木奈江が出演。 | ||
1994年 | 真田広之[38] 時任三郎[38] 中井貴一[38] |
あなたがいるから、競馬は楽しい。[38] | |
1995年 | |||
1996年 | 本木雅弘[38] 鶴田真由[38] |
ひとりひとりに、競馬はうれしい。[38] | ターゲットは若年層[38]。 |
1997年 | サブキャッチとして「どうなる競馬'97」[38]。ターゲットは若年層[38]。 | ||
1998年 | 木村拓哉[38] | キミの夢はここにある。[38] | サブキャッチとして「EVERGREEN,JRA」[38]。ターゲットは若い男女[38]。 |
1999年 | 走れ、JRA[38] | ||
2000年 | 緒形拳[38] 松嶋菜々子[38] |
私を楽しむ(それが競馬)。[38] | |
2001年 | 馬キャラクター[38] | 競馬が、キミを呼んでいる。[38] | ターゲットは若年層[38]。声優は草彅剛、香取慎吾、PUFFY、前田亘輝、ユースケ・サンタマリア、華原朋美、篠原ともえ、近藤真彦、中澤裕子。他に井川遥が出演。 |
2002年 | 小林薫[38] 永瀬正敏[38] 妻夫木聡[38] |
GOOD LUCK![38] | |
2003年 | 明石家さんま[38] | サプライズ![38] | サブキャッチとして「JRAサプライズ!キャンペーン2003」[38]。他にジミー大西・佐藤江梨子らが出演。 |
2004年 | サプライズ!![38] そして、次の名場面へ。[38] |
サブキャッチとして「JRAサプライズ!!キャンペーン2004」、「ありがとう50周年ANNIVERSARY」[38]。他にユンソナが出演。 | |
2005年 | 中居正広 | 大人をでっかく楽しむ時〜BIG TIME | |
2006年 | BIG TIME. 〜競馬でうれしいのが、いちばんうれしい。〜 |
他に井崎脩五郎が出演。 | |
2007年 | 織田裕二 | FEEL LIVE | |
2008年 | 佐藤浩市 大泉洋 小池徹平 蒼井優 |
CLUB KEIBA | |
2009年 | 他に岡部幸雄が出演。 | ||
2010年 | 他に光浦靖子、上島竜兵、大島優子、篠田麻里子、小嶋陽菜、ルー大柴、マツコ・デラックスが出演。 | ||
2011年 | 桐谷健太 吉高由里子 佐藤健 |
他に蒼井優、井崎脩五郎が出演。 | |
2012年 | 近代競馬 150th ANNIVERSARY | 日本の近代競馬発祥150年記念事業のCM。 | |
2013年 | (エマズウィッシュ物語を主点に置いたため、行われず) | ||
2014年 | LOVE, HOLIDAY. | JRA60周年記念CM。CMソング(同題)はTOKIO。作詞・作曲:長瀬智也 |
- 2001年はほかに「GO! JRAジョッキーキャンペーン」としてナインティナインが起用され、岡村隆史が新人騎手で矢部浩之が記者という設定で出演したCMも製作された(ほかに和田竜二、河内洋らが出演)。放送、CMソングはゆずの『3カウント』。
- 2011年の「WIN5」のCMでは、11月公開の映画『ステキな金縛り』とのコラボレーションで主演の深津絵里、監督の三谷幸喜が出演。
- 2012年は4月から「SMART!JRA」と題し[39]、アイドルグループのAKB48[39]、アニメーション映画の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』[40]といった各種エンターテイメントとのコラボレーション企画を展開した。
JRAブランド広告
上記の中央競馬の告知を行うJRA年間キャンペーンとは別に、競馬の素晴らしさをイメージした広告を行っている。
年 | キャッチコピー | 楽曲者 | CMソング | 出演者 |
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2000年 | それぞれの競馬がある。 | 小田和正 | woh woh/19の頃 | なし |
2001年 | また、次の競馬へ。 | 風の街 | なし | |
最後の10完歩 | woh woh | なし | ||
2002年 | (なし) | |||
2003年 | 競馬に逢えて、よかった。 | ゴスペラーズ | めぐる想い | なし |
2004年 | そして、次の名馬面へ | 街角 -on the corner- | なし | |
2005年 | 人が馬を愛すように、馬も人を愛している。 | 一青窈 | ハナミズキ/影踏み | なし |
2006年 | 競馬が教えてくれたこと | イム・ヒョンジュ | 序曲 | なし |
2007年 | 今日も私の好きな馬が走っています。 | レミオロメン | 茜空(8月まで)/リズム(9月より) | なし |
2008年 | Touch,your heart. | 平井堅 | 写真 | なし |
2009年 | 空と、芝の、あいだに。 | 熊木杏里 | 雨が空から離れたら | なし |
2010年 | 想いを乗せて、吹く風がある。 | ラムジ | ユメオイビト | なし |
2011年 | 最後の10完歩[† 11] | 小田和正 | woh woh | なし |
(主要GI[† 12]時に使用) | T-REX | 20th century boy | なし | |
2012年 | 最後の10完歩[† 13] | 小田和正 | woh woh | なし |
次の夢へ[† 14] | 19の頃 | なし | ||
The WINNER(主要GI[† 15]時に使用) | ??? | ??? | なし | |
2013年 | エマズウィッシュ物語 | 小田和正 | かなた[† 16] | なし |
The LEGEND(主要GI[† 17]時に使用) | コーネリアス他[† 18] | - | なし | |
2014年 | The GI story(主要GI時に使用) | なし | なし | 竹野内豊 |
JRA制定前のキャッチフレーズ
年 | キャッチフレーズ | テーマ |
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1954 - 1964年 | 明るく楽しい中央競馬[38] | 新生中央競馬のイメージ[38]。 |
1965 - 1969年 | 楽しさは一家そろって中央競馬[38] | レジャーとしての競馬[38]。一般公募[38]。 |
1970 - 1973年 | 新しい心の世界が発見できるフィーリングスポーツ[38] | 健全娯楽としての競馬[38]。 |
1974 - 1977年 | Enjoy&Study。競馬は遊びの一つです。遊びの主役はあなたです。[38] | 馬と人の文化[38]。 |
1978・1979年 | 遊び・・・・心豊かに。[38] | |
1980年 | 人、馬、われら仲間[38] | 競馬文化の強調[38]。 |
1981年 | マイフレンド、マイサラブレッド。サラブレッドが競馬が身近になった。[38] | |
1982年 | WEEKEND CHALLENNGER. サラブレッドと新鮮な週末にチャレンジしよう。[38] | 競馬入場者の減少対策[38]。 |
1983年 | ひらめき族は、THE KEIBA[38] | ヤング層をターゲット[38]。 |
1984年 | 今年は、KEIBAが面白い[38] | 番組体系の変化・強い馬づくり・競走馬の美しさをアピール[38]。 |
1985年 | いま、KEIBAが面白い[38] | |
1986・1987年 | 人と馬の300年ロマン[38] | イギリスを舞台に、競馬の伝統文化を強調[38] |
インターネット上でのキャンペーン
2010年以降、公式サイトまたは特設サイトにおいて以下のゲームコンテンツを公開している。
- CINEMA KEIBA/JAPAN WORLD CUP[41]
- 2010・2011年実施。インタラクティブ要素のある短編CG作品。
- 優木まおみとデート体験!わたしをウマくリードして[41]
- 「好き撮り! MY JOCKEY」 〜篠田麻里子を撮り放題〜[41]
- My sweet ウマドンナ 〜僕は君のウマ〜[41]
- 2011年12月より実施。
- 進撃のジャパンカップ・進撃の有馬記念
- 2013年実施。『進撃の巨人』とのコラボレーション。
- ダービー無双
- 2014年実施。『戦国無双4』とのコラボレーション。
マスコット・キャラクター
JRAでは1989年より「ターフィー」を公式マスコットキャラクターとして採用している。競馬場内やウインズで来客を迎えたりすることなどをおもな役目としている。2004年にデザインを一新し、2003年の有馬記念開催当日に引継式が行われた。新デザインはサンリオが行い、その見た目の和やかさはさらに増長された。
競馬場ごとのキャラクターとしては中山競馬場の「ナッキー」(1985年11月から)[42]、中京競馬場の「ペガスター」(2012年から)[43]がある。また期間限定で起用されたキャラクターには以下のものがある。
- くぼ君[44][45](函館競馬場・札幌競馬場の薄暮競走。2005・2006年)
- センニ・ミヤキネン(中京競馬場、2006年)
- 長井千米太&サウザンド・ロボ[46](新潟競馬場、2006年)
- 白鳥家の人々[47][48](京都競馬場、2010年)
提供番組(競馬関連番組以外)
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
- 現在
- 新春スポーツスペシャル箱根駅伝(日本テレビ系列、第86回以降の中継スポンサー)
- FNNスーパーニュース(フジテレビ系列、ただし北海道文化放送など一部地域のローカル枠での提供)
- カスペ!(同系列、前半ローカル枠での提供)
- 東日本女子駅伝(同系列・福島テレビ制作)
- 開運!なんでも鑑定団(テレビ東京系列)
- PRIME NEWS(BSフジ)
- もしもツアーズ(福井テレビローカルでの提供)
- JRAウェザーリポート(テレビ北海道)
- ネプリーグ(テレビ西日本ローカルでの提供)
- ペケ×ポン(富山テレビローカルでの提供)
- 過去
- TVチャンピオン2(テレビ東京系列)
- メガスポ!(同系列)
- ポケモン☆サンデー(同系列)
- 空から日本を見てみよう(同系列)
- NEWS23(TBS系列)
- 森田一義アワー 笑っていいとも!(同系列、ただしローカル枠での提供)
- JRA MUSIC TURF(bayfm)
- JRAサウンドコース(FM OSAKA、FM AICHI)
主な関連企業
- JRAファシリティーズ - 出馬表などの印刷 競走馬用ゼッケンの製作など(旧 共栄商事)
- 中央競馬ピーアール・センター - 機関誌「優駿」やDVDソフトなどの制作・販売、場内映像システムの運用
- JRAシステムサービス - JRAシステムの開発・運用(旧:日本トータリゼータ)、JRA-VANなど各種情報サービス・カードの提供(旧:ターフ・メディア・システム)、機器リース業務(旧:日本レーシングリース)
- 日本馬匹輸送自動車 - 競走馬輸送業務
- 競馬セキュリティサービス - 施設警備業務
- 日本スターティング・システム株式会社 - 発走業務
- グリーンチャンネル
JRA柔道部
JRAの柔道部は日本の実業団柔道における名門の1つである。競馬開催日には柔道部所属職員を中心に場内警備に当たる姿を見ることができる。[要出典]おもな出身選手は以下のとおり。
- 小川直也(バルセロナオリンピック柔道95kg超級銀メダリスト、全日本柔道選手権優勝6回)
- 瀧本誠(シドニーオリンピック柔道81kg級金メダリスト)
このほか中村義博、賀持道明、秀島大介といった有力選手も活躍した。
参考文献
- 『日本中央競馬会50年史』中央競馬ピーアール・センター(制作)、日本中央競馬会、2005年。
脚注
注釈
- ^ 1986年に2000億円を超えて以降、89年に3000億円を超えて翌90年に一気に4000億円に達し、以後90年代は4000億円台をキープし、1996年に最高額の4749億円を記録したが、やがて2000 - 2005年は3000億円台、2006年から2000億円台に下降した。2010 - 2012年は2500億円を割り込んだが、2013年に2553億円に戻った[5][6][7]。
- ^ 馬券売上げ以外に競馬場入場料等の収入も含まれる。したがって馬券の総売上げ高ではない。
- ^ 最も売得金が高かったのは1997年で4兆円に達した。4兆円台はこの年のみであった。
- ^ この運営費に使われて最終的に剰余金となる金額の50%は国庫補助金として納付される(第二国庫納付金)。
- ^ Nippon Central Keiba Associationとする場合もある。
- ^ 電話投票等の口座振替で一部銀行では「NCK」と表示される。
- ^ G1の賞金総額ではUAEに大きく離されているが、それでも3位グループのカナダ・オーストラリアとは3倍の開きがある。グレード(グループ)競走全体の平均ではUAEとほぼ並んで約70万ドル[9]。
- ^ 何らかの形で馬券を購入した人数の述べ総数。
- ^ 3年制の騎手課程と半年間の厩務員課程がある。
- ^ J-PLACEは地方競馬の施設を利用し、各地方競馬主催者が発売業務を受託している。
- ^ 2001年版をハイビジョン化したもの
- ^ 春秋の天皇賞・皐月賞・東京優駿・安田記念・宝塚記念・菊花賞・ジャパンカップ・有馬記念の9競走。施行1週間前から放映だったが有馬記念のみ3週間前から放映。
- ^ 前年より続投
- ^ 2000年放送の「21世紀へ」の一部変更版。登場馬は30秒版がワカタカ・シンザン・ハイセイコー・オグリキャップ・ヴィクトワールピサ。60秒版は前述の5頭に加え、セントライト・テンポイント・シンボリルドルフ・ディープインパクト。
- ^ 2011年の9競走に加え高松宮記念・桜花賞・優駿牝馬・スプリンターズステークス・エリザベス女王杯・マイルチャンピオンシップを加えた15競走。エリザベス女王杯のCMは女王即位60周年を記念する特別版。
- ^ 2014年7月2日発売の小田のアルバム『小田日和』にも収録されているが、アルバムでは漢字表記の『彼方』になる。
- ^ フェブラリーステークス・桜花賞・天皇賞(春)・東京優駿(日本ダービー)・宝塚記念・スプリンターズステークス・菊花賞・天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念の10競走。日本ダービーでは80回を記念する特別版も放映。
- ^ フェブラリーステークスではコーネリアス、桜花賞ではバッファロー・ドーター、天皇賞(春)ではモーサム・トーンベンダー、日本ダービー通常版では浅井健一、日本ダービー特別版ではBREAKERZ、日本ダービー「7197頭分の1」版では倉持明日香の『いつもそばに』、宝塚記念ではPE'Zの『The Legend』、スプリンターズステークスではTK、菊花賞ではavengers in sci-fi、天皇賞(秋)では髭、ジャパンカップではWHITE ASHの『Casa blanca』、有馬記念ではDragon Ashの『Lily』を使用している。
出典
- ^ 日本中央競馬会法第31条、日本中央競馬会定款第1条・第2条
- ^ 日本中央競馬会法第4条、日本中央競馬会定款第4条
- ^ 日本中央競馬会法第1条・第2条、日本中央競馬会定款第1条・第2条
- ^ 1つの団体の馬券売上げを比較したデータが存在するかは不明である。しかし国別馬券売上げで1999年には世界シエアで39.6%を記録して(IFHA『国際競馬統括機関連盟』パリ会議資料・「日本中央競馬会・地方競馬全国協会について」平成17年10月3日 農林水産省 レポートから)、当時から世界の競馬売上げの3割を日本が占めていた。直近の資料としては「ジャパン・スタッドブック・インターナショナル」の「世界の競馬および生産統計」から2012年馬券売上げのデータとして第1位日本で270億ユーロ、第2位英国で116億ユーロ、第3位豪州112億ユーロ、以下フランス、香港、米国(84億ユーロ)と続き、日本の世界シエアは28.4パーセントで、これは2003年当時と変わらない数字である。この日本の売上げの9割近くをJRAが占めていて、英国と豪州の国全体の売上げを足してやっとJRAに肩を並べる数字となる。
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関連項目
外部リンク
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