コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「遠山の金さん (高橋英樹)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m cewbot: ウィキ文法修正 26: HTMLの<b>タグの使用
7行目: 7行目:
高橋はそれまで、前述の『桃太郎侍』をはじめ、『[[おらんだ左近事件帖]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]])『[[ぶらり信兵衛 道場破り]]』(同)『[[十手無用 九丁堀事件帖]]』(日本テレビ)など、[[武士]](とりわけ[[浪人]])役を演じることが多かった。よって当作品のように、正体は武士であるが、[[江戸言葉]]を話す町人を演じるのは当時としては異色であった。当作品終了後に主演した連続テレビ[[時代劇]]は『[[三匹が斬る!]]』であり、やはり[[浪人]]役であった。
高橋はそれまで、前述の『桃太郎侍』をはじめ、『[[おらんだ左近事件帖]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]])『[[ぶらり信兵衛 道場破り]]』(同)『[[十手無用 九丁堀事件帖]]』(日本テレビ)など、[[武士]](とりわけ[[浪人]])役を演じることが多かった。よって当作品のように、正体は武士であるが、[[江戸言葉]]を話す町人を演じるのは当時としては異色であった。当作品終了後に主演した連続テレビ[[時代劇]]は『[[三匹が斬る!]]』であり、やはり[[浪人]]役であった。


物語の特色としては[[殺陣]]が挙げられる。主演の高橋は殺陣を得意としているが、当作品では町人姿で悪人と戦うことがほとんどであるため、基本的に最初から[[日本刀]]を使った殺陣を行うことはない。そこで当作品においては、高橋が、それまでとは違う金さんの役作りをするため、好んで見ていた[[新体操]]のリボンやロープをヒントにして考え出した「<b>[[手拭|手ぬぐい]]を使った殺陣</b>」を披露している。これは、手ぬぐいを水で濡らし(酒や雪などを使うこともある)、片端を手に持ちもう片端を相手にぶつけることでダメージを与えたり、手ぬぐいを相手に絡めることで腕の動きを封じたり、刀などを奪ったりするというものである。その威力については、実際に敵役の俳優の頬にぶつけてみたところ、強烈に効くという感想が得られている<ref>週刊アサヒ芸能 2011年9月1日号 P.76</ref><ref>歴史人 2014年1月号 P.123</ref>。この「手ぬぐいを使った殺陣」で悪人たちを怯ませた後、悪人たちより刀を奪い[[峰打ち]]で気絶昏倒させ、悪人たちが逃げられない状態になった後、筆頭与力・早田彦十郎が現場に乗り込み悪人たちを捕縛するというのが毎回の流れである。この殺陣シーンはオープニングのキャスト紹介の合間に随所に挿入されているほか、第25話以降のCM前の[[アイキャッチ]]にも使用されている<ref>それ以前は、金さんが愛用している煙管と煙草入れのみの表示であった。</ref>。杉版や松方版の金さんは戦闘時、手ぬぐいをかぶっていることが多いが、当作品では武器として使っているため頭にはかぶっていない<ref>例外として、第13話等では頭に手ぬぐいをかぶったまま、拝借した刀で立ち回りをしている。</ref>。ただし、中盤以降は手ぬぐいを使わず、柔や当て身で悪人たちを気絶させ、そのまま刀を奪うという殺陣も見られるようになる(第78話ほか)。第73話では二刀流を披露した。
物語の特色としては[[殺陣]]が挙げられる。主演の高橋は殺陣を得意としているが、当作品では町人姿で悪人と戦うことがほとんどであるため、基本的に最初から[[日本刀]]を使った殺陣を行うことはない。そこで当作品においては、高橋が、それまでとは違う金さんの役作りをするため、好んで見ていた[[新体操]]のリボンやロープをヒントにして考え出した「'''[[手拭|手ぬぐい]]を使った殺陣'''」を披露している。これは、手ぬぐいを水で濡らし(酒や雪などを使うこともある)、片端を手に持ちもう片端を相手にぶつけることでダメージを与えたり、手ぬぐいを相手に絡めることで腕の動きを封じたり、刀などを奪ったりするというものである。その威力については、実際に敵役の俳優の頬にぶつけてみたところ、強烈に効くという感想が得られている<ref>週刊アサヒ芸能 2011年9月1日号 P.76</ref><ref>歴史人 2014年1月号 P.123</ref>。この「手ぬぐいを使った殺陣」で悪人たちを怯ませた後、悪人たちより刀を奪い[[峰打ち]]で気絶昏倒させ、悪人たちが逃げられない状態になった後、筆頭与力・早田彦十郎が現場に乗り込み悪人たちを捕縛するというのが毎回の流れである。この殺陣シーンはオープニングのキャスト紹介の合間に随所に挿入されているほか、第25話以降のCM前の[[アイキャッチ]]にも使用されている<ref>それ以前は、金さんが愛用している煙管と煙草入れのみの表示であった。</ref>。杉版や松方版の金さんは戦闘時、手ぬぐいをかぶっていることが多いが、当作品では武器として使っているため頭にはかぶっていない<ref>例外として、第13話等では頭に手ぬぐいをかぶったまま、拝借した刀で立ち回りをしている。</ref>。ただし、中盤以降は手ぬぐいを使わず、柔や当て身で悪人たちを気絶させ、そのまま刀を奪うという殺陣も見られるようになる(第78話ほか)。第73話では二刀流を披露した。


金さんとそれを取り巻くキャラクターの基本的な構図は杉版が踏襲されている。即ち、金さんとその正体を知っている北[[町奉行]]所筆頭[[与力]](大抵コメディアンがキャスティングされる)と密偵(多くは[[忍術]]の心得がある女性)が事件捜査を助ける。この他、正体を知らずに金さんに惚れている妙齢の女性、威張っている割に能がない南町奉行所[[同心]]とその手下の[[岡っ引]]、皆が集まる[[居酒屋]]の主人や店員、常連客などが重要な手がかりを教えたり、正体を知らないために逆に邪魔をしたりする。
金さんとそれを取り巻くキャラクターの基本的な構図は杉版が踏襲されている。即ち、金さんとその正体を知っている北[[町奉行]]所筆頭[[与力]](大抵コメディアンがキャスティングされる)と密偵(多くは[[忍術]]の心得がある女性)が事件捜査を助ける。この他、正体を知らずに金さんに惚れている妙齢の女性、威張っている割に能がない南町奉行所[[同心]]とその手下の[[岡っ引]]、皆が集まる[[居酒屋]]の主人や店員、常連客などが重要な手がかりを教えたり、正体を知らないために逆に邪魔をしたりする。

2017年8月29日 (火) 00:26時点における版

遠山の金さんは、テレビ朝日系列にて放送された高橋英樹主演の連続テレビ時代劇。全2シリーズ計198話。第1シリーズが1982年から1985年まで毎週木曜夜8時からの1時間枠で156話が放送され、毎週火曜夜9時からの1時間枠へ移行後の第2シリーズは『遠山の金さんII』と改題され、1985年から1986年まで42話が放送された。

概要

NET・テレビ朝日系列で放送された「遠山の金さん」を主人公にした時代劇としては中村梅之助版以来5作目であり、1979年10月に杉良太郎版第2シリーズが終了して以来2年半ぶりに放送が開始された作品である。また、高橋英樹としては、1981年9月に放送が終了した人気作『桃太郎侍』(日本テレビ)以来半年ぶりに主演した連続テレビ時代劇である。4年半にわたって放送された全198話は、同系列で放送された『遠山の金さん』作品としては松方弘樹版に次いで2番目に多い話数であり、高橋主演の連続テレビ時代劇としても『桃太郎侍』に次いで2番目に多い話数となっている。

高橋はそれまで、前述の『桃太郎侍』をはじめ、『おらんだ左近事件帖』(フジテレビ)『ぶらり信兵衛 道場破り』(同)『十手無用 九丁堀事件帖』(日本テレビ)など、武士(とりわけ浪人)役を演じることが多かった。よって当作品のように、正体は武士であるが、江戸言葉を話す町人を演じるのは当時としては異色であった。当作品終了後に主演した連続テレビ時代劇は『三匹が斬る!』であり、やはり浪人役であった。

物語の特色としては殺陣が挙げられる。主演の高橋は殺陣を得意としているが、当作品では町人姿で悪人と戦うことがほとんどであるため、基本的に最初から日本刀を使った殺陣を行うことはない。そこで当作品においては、高橋が、それまでとは違う金さんの役作りをするため、好んで見ていた新体操のリボンやロープをヒントにして考え出した「手ぬぐいを使った殺陣」を披露している。これは、手ぬぐいを水で濡らし(酒や雪などを使うこともある)、片端を手に持ちもう片端を相手にぶつけることでダメージを与えたり、手ぬぐいを相手に絡めることで腕の動きを封じたり、刀などを奪ったりするというものである。その威力については、実際に敵役の俳優の頬にぶつけてみたところ、強烈に効くという感想が得られている[1][2]。この「手ぬぐいを使った殺陣」で悪人たちを怯ませた後、悪人たちより刀を奪い峰打ちで気絶昏倒させ、悪人たちが逃げられない状態になった後、筆頭与力・早田彦十郎が現場に乗り込み悪人たちを捕縛するというのが毎回の流れである。この殺陣シーンはオープニングのキャスト紹介の合間に随所に挿入されているほか、第25話以降のCM前のアイキャッチにも使用されている[3]。杉版や松方版の金さんは戦闘時、手ぬぐいをかぶっていることが多いが、当作品では武器として使っているため頭にはかぶっていない[4]。ただし、中盤以降は手ぬぐいを使わず、柔や当て身で悪人たちを気絶させ、そのまま刀を奪うという殺陣も見られるようになる(第78話ほか)。第73話では二刀流を披露した。

金さんとそれを取り巻くキャラクターの基本的な構図は杉版が踏襲されている。即ち、金さんとその正体を知っている北町奉行所筆頭与力(大抵コメディアンがキャスティングされる)と密偵(多くは忍術の心得がある女性)が事件捜査を助ける。この他、正体を知らずに金さんに惚れている妙齢の女性、威張っている割に能がない南町奉行所同心とその手下の岡っ引、皆が集まる居酒屋の主人や店員、常連客などが重要な手がかりを教えたり、正体を知らないために逆に邪魔をしたりする。

オープニング映像は満開の桜の木を背景に赤い文字でタイトルが表示された後[5]、キャストが日常生活の一場面とともに紹介され、その合間に黒を背景とした手ぬぐいなどを使った殺陣シーンが挿入されている。また二つの姿を持つ金さんと女密偵については、前者が奉行としての厳粛な場面の後、画面が反転し銭湯の暖簾の奥から遊び人姿の金さんが現れるという演出がされ、後者は第28話から第48話までは忍び装束から木の幹を横切ると普段の姿になり、第49話以降では忍び装束から宙を舞うと普段の姿に変わっている(逆に普段着から忍び装束のパターンもあり)という演出がされた。これは一部キャストの入れ替えを機に全てのキャストの映像が一新されてもほぼ踏襲されている。またテーマ曲は第14話以降アレンジが変わっており、以前より弦楽器パートが強調されている。エンディング映像は江戸町民の生活風景が中心で、第25話以降は金さんが町民と触れ合う様子も追加されている。また、第46話以降の次回予告は宮尾すすむ[6]リポーターとしてその回のメインゲストに役柄や内容を伺うといういわば製作トピックスのような内容だった。[7]

放送日時

遠山の金さん(全156話)
遠山の金さんII(全42話)

スタッフ

キャスト

パート1
普段の顔は北町奉行・遠山左衛門尉。江戸の町では遊び人の「金さん」(もしくは金次郎)と名乗り、仲間たちに親しまれている。北町奉行所のある呉服橋から近い、主に両国から神田界隈を巡っている模様(第81話)。立ち回りでは、「てめぇらのような悪党どもがのさばっていたんじゃあこの世は地獄だ。花も桜もあったもんじゃねぇや!」と啖呵を切ると共に片肌[8]を脱いで桜吹雪を見せ、続いて「さあ、この金さんの桜吹雪[9]。散らせるものなら散らして見な!」と啖呵を切る[10]。戦闘時は手ぬぐいを武器とし、飛び道具として煙管[11]を使うこともある。将軍暗殺を企む尾張柳生一味と対峙した際は、浪人に扮装し、表沙汰にならぬよう自ら一味全員を斬り捨てた(第38話)。背中の彫り物は、桜の彫り物を十八番にする彫師・辰造(彫辰)が彫ったものである(第77話)。なお、遠山家の家禄は五百石であることが言及されている(第25話)。
  • お千 : 樹木希林(第1話~第27話、第30話、第34話、第37話、第41話、第44話)
大瀧一家の女親分。気のいい性格で、子分は2人しかいない。金さんを子分にしようと追いかけまわす。オープニングでは第48話まで登場しているが、実際の出演は第44話まで。
  • お志津 : あべ静江(第26、28、29、31~33、35、36、38~40、42、43、45~120話ごろ)
矢場「志津矢」の女将。父親の代から続く矢場を預かっている。金さんに好意を抱いており、時々二人で出かけたりもするが結局途中で逃げられてしまう。第25話から第48話において、お千とお志津は両方ともオープニングで紹介されるが、基本的には一方しか登場しない。酒に酔うと大変な笑い上戸となる。
矢場「志津矢」の女将。金さんに好意を抱いている。
南町奉行所定町廻同心。事件現場に毎回現れては鋭い指摘と的確な推理をする金さんを「事件屋」としていぶかしく思っており、いつか化けの皮を剥いでやろうと思っている。しかし、贋金の鋳型を巡る事件に巻き込まれ、自分一人では手に負えなくなった際には、「おめぇしかいねえ!」と金さんに助けを求めた(第30話)。小悪党からは賂を受け取って悪事を見逃したり、朝は寝坊して遅刻したりなど決して真面目とは言えない勤務態度だが、襲われそうになった女性を身を挺して助ける等、同心としての最低限の職務はわきまえている模様(第30話)。6年前に江戸を騒がせた桜小僧一味を、捨六と一緒にあと一歩というところまで追いつめるも、捕えようとした2人が目の前で自害してしまうという不幸に見舞われたことがあった(第77話)。
猫目配下の岡っ引き。身のこなしも頭の回転も遅く、いつも猫目の後ろについて回るだけだが、稀に、猫目が見落としている重要な証拠を見つけたり(第4話)、猫目が心中と判断した被害者を「殺しじゃないかと思う」と直感を働かせたり(第73話)など、抜け目がないところも見せる。また、猫目に対しては、主従関係を意識しないタメ口で話すこともある。
金四郎の密偵で、普段は鍼医者。鍼を打って人を眠らせられるほどツボに精通し、投げ鍼を飛び道具として使う。悪人の屋敷にしばしば潜入し、秘密を盗み聞きしたり、被害者を救出したりする。彦十郎の台詞(第72話)によると、こうした武術は「伊賀くノ一」だったことによる。同じく常人離れした身のこなしを持つ元盗人で、江戸払いになった太郎吉/次郎吉という父親(後述)がいる。本人もかつて盗人で、それを強く悔いている描写(第58話)もあり、赦免や父の減刑と引き換えに更生し、金四郎の配下となったことが暗示されている(キャスト変更は劇中では何の説明もなく、家族や過去が劇中で描かれるのは伊藤への交代後である)。忍び装束は第27話までは赤紫の忍者風装束(頭巾・鎖帷子・袴)で、第28話からは青の盗人風装束(盗人被り・裾絡げ・股引)となっている。金四郎に想いを寄せている。
駕籠かきの相棒同士で、「川常」「浪花屋」の常連客。第25話から第48話はエンディングでクレジットされているが、この間のオープニング映像で捨六を駕籠に乗せているところを見ることができる。
常平の娘。金さんに想いを寄せているのか、金さんが店に来ると決まって現れるお竜に向かって悪態をつくこともあった(第4話)。嫁入り修行の一つとして琴を習っている(第19話)。第24話で常平とともに木曽谷へ帰っていった。
北町奉行所筆頭与力。金さんが奉行所を留守にしている間、奉行職の代理を押し付けられている。捜査情報を伝えるため金さんのもとへ行くたびに、邪険にされたり金子を無心されたりするなど損な役回りである。町奉行所管轄外の事件を捜査する際などは、金さんに苦言を呈するものの聞き入れられず、最後にはお竜による鍼治療の際に眠らされてしまうというのが一連のやりとりである。金さんからは、初期の頃は苗字で呼び捨てにされていたが、シリーズ中盤以降は「彦さん」とも呼ばれるようになる。お竜と共に捜査に加わる際には、虚無僧、商家の主、薬売り、易者などに変装をすることもあり、本人も変装による捜査については満更でもないようである。3年前、金四郎が北町奉行に着任する以前は、北町奉行所吟味方与力であり、金四郎の引き立てにより筆頭与力となった(第33話)。癖の強い悪筆であり、その事を悪事に利用されたことがある(第87話)。
早田彦十郎の妻。彦十郎との間に「金太郎」「金次郎」「金三郎」「金五郎」[12]の4人の息子を儲けている。彦十郎が結婚詐欺事件に巻き込まれた際、ショックを受け息子共々帰郷してしまったが、事件解決後は金四郎からの手紙により事の真相を知り、彦十郎の下へ帰ってきた(第87話)。
居酒屋「川常」の主人。日中から遊んでいる(と思っている)金さんを叱るなど、常連客の父親的存在。石川島の人足寄せ場で作られている元結に詳しいなど、ある程度の修羅場を潜り抜けてきたとも思われる。第24話で両親から届いた手紙を読み、両親が生きているうちに孝行をしてやりたいと店を畳んで故郷の木曽谷へ旅立つ。去り際に金さんを北町奉行と見抜いていた事を本人に打ち明けた。
居酒屋「浪花屋」の主人。「志津矢」の常連。若い女が好きで、見境いなく女の話でのぼせ上がるが、そのたびにおかつにいつも怒鳴られている。第29話では三行半を突き付けられている。自分が怠け者であることを自覚してはいるが、他人とは違うところに目が向くことがあり、往来の人々が誰一人気付かなかった暗殺者の影を利助が目撃したことが事件解決の糸口となったこともある(第29話)。第65話から第73話までは不在であり、その間はおかつの姪であるおやす(春やすこ)が「看板娘」として代役を務めた。
居酒屋「浪花屋」の女将。気が強く利助を尻に敷いている。若い女の話になると興奮する利助に対して怒鳴り散らす様子は、虎さん熊さん曰く「上方漫才みたいだな」(第25話)。金さんに縁談を勧めるなど世話好きな性格。吉原仲の町の女郎屋・一文字屋の女将お吉は、大坂にいた頃からの付き合いであり、悪事を暴くため、あえて女郎になることを志願した女を世話したことがあった(第35話)。
  • 太郎吉/次郎吉[13] : 坂上二郎(第49話、第62話、第94話、第122話)
金四郎の密偵である鍼師・お竜の父親。普段は飄々としたシャボン玉売りや太鼓持ちをしているが、その正体は「ましら小僧」と呼ばれた盗賊だった。北町奉行所により捕縛され、金四郎から3年間の江戸所払の刑罰を受けるも、刑期が晴れる3年まであと3日というところで、密偵として日々命を賭しているお竜会いたさに江戸へ足を踏み入れてしまった。事件の最中、お竜と涙の再会を果たし、事件解決後は江戸を離れた(第49話)。第62話では、盗賊一味の悪行を暴くためお白洲にて証言し、再び1年間の江戸所払の刑罰を受ける。第94話では江戸に立ち戻り、遠山金四郎失脚に絡む悪事を未然に防いだ。
居酒屋「浪花屋」の看板娘。おかつの姪で、利助不在の「浪花屋」を手伝う。
  • おもん : 松山容子(第74話、第120話、第143話、パート2第14話、パート2第34話)[14]
越後生まれの瞽女(ごぜ)。妹・おかよを探すため瞽女仲間4人と共に江戸を目指すが、道中の秩父路で山師殺害事件に巻き込まれ、江戸にいた悪人たちにより瞽女仲間3人は殺害されてしまう。妹・おかよは「おつや」と名前を変えて悪事に加担していたが、江戸でおもんに再会したことがきっかけで改心するも、悪人たちに殺害されてしまう。おもんも悪人たちから命を狙われるが、金さんによって助けられた(第74話)。盲目ではあるが、仕込み杖による居合の腕前は相当なものである。
表の顔は「深川芸者・小つる」だが、裏の顔は、6年前の江戸の大火の際、金持ちから金品を盗み貧しい被災者に分け与えていた義賊「桜小僧・鶴吉」である。桜小僧一味は6人組だったが、当時猫目伝蔵と捨六に追いつめられた際、仲間2人が自害し、それ以来盗みは行っていなかった。ところが、当時の仲間2人が桜小僧の名前を騙って凶悪な強盗を行うようになったため、仲間だった清次と共に捜査を開始。金さんの協力もあり、悪事に手を染めた昔の仲間と彼らを操る悪人を突き止めることができた。当時の仲間たちには女であることを知られていなかったが、清次だけは気付いており、密かに小つるに想いを寄せていた。白洲では清次と共に3年間の遠島という裁決が下った。背中の桜の彫り物は、金さんの桜の彫り物を彫った彫辰が手がけたものである(第77話)。
パート2

オープニングのタイトルバックは中島ゆたかの出演回と未出演回では少し異なっており、後者ではかたせ梨乃の宙返りシーンが挿入されていた。

放映リスト

遠山の金さん (1982年 - 1985年)

各話 放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト ※太字はピンクレジット
第1話 1982年4月8日 新奉行登場!!顔のない人気作家! 掛札昌裕 田中徳三 なべおさみ高田敏江賀田裕子沖田駿一浜田雄史黒田福美松橋登
第2話 1982年4月15日 大追跡! 消えた大砲 小川英四十物光男 山下耕作 久富惟晴御木本伸介伊吹吾郎
第3話 1982年4月22日 御意見無用! 五人の女スリ 掛札昌裕 三浦真弓中島茂樹小林昭二
第4話 1982年4月29日 奇々怪々! 二度死んだ女 本田英郎 松尾昭典 永島暎子菅貫太郎伊達三郎近藤宏江幡高志五味竜太郎
第5話 1982年5月6日 江戸の華! 一番纏で一件落着 山田隆之 田中徳三 伊吹剛山本ゆか里根上淳
第6話 1982年5月13日 三年かかって帰った男! 小川英、石川孝人 山下耕作 川地民夫湖条千秋宮井えりな
第7話 1982年5月20日 治した患者を殺す医者! 鴨井達比古 松尾昭典 南原宏治荒木由美子林健樹川合伸旺
第8話 1982年5月27日 黒髪秘話! 蛇の目傘の女 本田英郎 田中徳三 新藤恵美武藤英司内田喜郎
第9話 1982年6月3日 大江戸最大の誘拐事件! 鴨井達比古 鈴鹿景子小林稔侍
第10話 1982年6月10日 高砂や! 泣いて笑った花嫁御寮 本田英郎 山下耕作 平尾昌晃千野弘美村鳥修
第11話 1982年6月17日 鉄火肌! 美しき尼僧 石川孝人 松尾昭典 鮎川いずみ石橋雅史
第12話 1982年6月24日 この男、鬼と呼ばれて七百十日 小川英、四十物光男 山下耕作 寺田農宮内洋
第13話 1982年7月1日 危うし! 遠山金四郎お命頂戴! 小川英、古内一成 松尾昭典 佐藤万理星正人北上弥太郎
第14話 1982年7月8日 母恋し! 緋牡丹仁義 掛札昌裕、中島信昭 山下耕作 マッハ文朱桜町弘子杉江廣太郎
第15話 1982年7月15日 水中花! くノ一殺法 本田英郎 岡本静夫 草笛光子田中浩
第16話 1982年7月22日 地獄をのぞいた犬と少年! 山下耕作 高田美和
第17話 1982年7月29日 花の侠客! 国定忠治江戸日記 小川英、杉村のぼる 井沢雅彦 ガッツ石松入川保則
第18話 1982年8月5日 怪談! 幽霊人形怨み節 山下耕作
第19話 1982年8月12日 水晶呪術! 魅せられた女 石川孝人 井沢雅彦 犬塚弘賀田裕子遠藤征慈伊吹徹山本清北村光生北見唯一小坂和之、宮崎博、宮城幸生風間文彦前川恵美子和田昌也
第20話 1982年8月19日 尼寺(秘)迷い込んだ若侍! 本田英郎 山下耕作 河内桃子荒木しげる
第21話 1982年8月26日 母の告白! 二十年の秘密 小川英、胡桃哲 田中徳三 弓恵子黒部進島村美紀唐沢民賢
第22話 1982年9月2日 夕陽の渡世人! 子連れ旅でござんす 石川孝人、掛札昌裕 井沢雅彦 五木ひろし
第23話 1982年9月9日 浪花の母! 巾着切おえん 石川孝人 岡本静夫 ミヤコ蝶々小林芳宏加山麗子
第24話 1982年9月16日 二人の母が情けに泣いた! 田中徳三 石山律雄水原麻記
第25話 1982年9月23日 あばれ神輿に祭りが燃えた 本田英郎 山下耕作 森次晃嗣(辰造)、南原宏治(青山頼母)、遠藤真理子(お加代)、八名信夫(堀井蔵人)、岩田直二(喜助)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、北原将光木谷邦臣白井滋郎有島淳平大城泰和田昌也永田登志雄
第26話 1982年9月30日 お奉行に惚れた女賭博師! 田中徳三 岩井友見
第27話 1982年10月14日 大屋根に立つ美貌の女盗賊! 石川孝人 山下耕作 岡田英次
第28話 1982年10月21日 手裏剣使いの女参上! 掛札昌裕 田中徳三 中村晃子内田稔
第29話 1982年10月28日 驀走する裸馬の女! 山田隆之 岡本静夫 亀石征一郎(宝川武高)、中田博久(稲造)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、きくち英一白井滋郎一柳みる疋田泰盛小船秋夫佐々木信小谷浩三北村明男、騎馬 岸本乗馬センター中嶋俊一(紋太)、諏訪裕子(さわ)、江原政一(与五)、前川恵美子(しげ)、真弓利雄(治市)、藤枝政巳(まさ)、森山紹秀(かめ)
第30話 1982年11月4日 晴れ姿! ヘボ同心の初手柄 小川英、三木孝祐 山下耕作 宮園純子(お俊)、神田隆(白金屋)、若林哲行(重三)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、坂口徹郎末松芳隆勝野賢三平河正雄三谷真理子大矢敬典かまくら文太川辺俊行司裕介石井洋充
第31話 1982年11月11日 大奥絵巻! 呪いの丑三つ刻 本田英郎 田中徳三 渡瀬ゆき(おさる)、絵沢萠子(春日井)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、石橋雅史赤塚歩夏草三千代藤野京子徳永まゆみ松本恭蘭工藤幸子小谷浩三橋本和博福中勢至郎高谷舜二畑中伶一桂登志子松村真弓内藤康夫
第32話 1982年11月18日 悪徳与力に狙われた若妻! 石川孝人 井沢雅彦 早乙女愛(おせい)、平泉征(辻半兵衛)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、岩尾正隆(半吉)、佐藤晟也(伊之助)、永野辰弥(大五郎)、神谷光明小野朝美峰蘭太郎水上保広島田秀雄甲斐純一郎武井三二司裕介高橋弘志
第33話 1982年11月25日 戦慄! 十五発の殺人爆裂弾! 土橋成男 山下耕作 にしきのあきら(新次)、水嶋道太郎(弥五郎)、遠藤太津朗(松蔵)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、日向明子(おそで)、浜伸二川浪公次郎疋田泰盛平河正雄永野佳寿江壬生新太郎東郷亜季志茂山高也
第34話 1982年12月2日 愛か恨みか慕情の女! 石川孝人 井沢雅彦 草川祐馬(津山新八郎)、芦川よしみ(あや)、黒川弥太郎(木元源之介)、高野真二(大島)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、阿波地大輔藤尾純中村錦司野上哲也山田良樹矢部義章三井強
第35話 1982年12月9日 浮世風呂からくり殺人! 本田英郎 田中徳三 三浦リカ(お糸)、三条美紀(お吉)、穂高稔(大和屋)、木村元(秋庭権八郎)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、丸平峯子小笠原町子中島俊一有島淳平鳴尾よね子大城泰畑中伶一窪田弘和美柳陽子稲垣陽子谷村昌彦(庄兵衛)
第36話 1982年12月16日 悪酒が招いた生花師匠殺人事件! 田中利世 井沢雅彦 山田吾一(吾平)、里見奈保(おさね)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、高峰圭二田中弘史永田光男蓑和田良太山田良樹細川純一星野美恵子壬生新太郎大城泰
第37話 1982年12月23日 炎の女! 死ぬのは奴らだ 土橋成男 山下耕作 伊吹剛(直吉)、鈴鹿景子(お京)、田口計(新藤右近)、内田勝正(仁兵衛)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、藤沢薫野口貴史藤沢徹夫池田謙治高橋仁洒井久美子有島淳平遠山金次郎大月正太郎小坂和之河野清子
第38話 1983年1月6日 浮世絵が招いた将軍暗殺! 山田隆之 佳那晃子(お由美)、松橋登(弧舟)、曽根晴美(伊藤三十郎)、須藤健(佐兵衛)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、日高久美子(駒清)、湖条千秋海老江寛徳永まゆみ永野辰弥白井滋郎藤沢徹夫疋田泰盛志茂山高也波多野博武井三二三宅優司深谷宏子高根さつき世利ゆかり
第39話 1983年1月13日 女賞金稼ぎ! 鬼薊のおりん 石川孝人 木の実ナナ(鬼薊のおりん)、冷泉公裕(三次)、和崎俊哉(安三郎)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、小田部通麿岩尾正隆牧冬吉重久剛一佐藤好将福本清三世利ゆかり高根さつき深谷宏子菅谷裕之
第40話 1983年1月20日 投げ縄おけい・私の過去をあばかないで! 山本英明、小川英 井沢雅彦 永島暎子(おけい)、真夏竜(新次)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、黒部進河合絃司北見唯一木谷邦臣藤長照夫小谷浩三深江章喜(仙右衛門)、三島ゆり子(おちか)
第41話 1983年1月27日 俺は見た! 料亭"水月"殺人事件 鴨井達比古 津山栄一(新吉)、岐邑美沙子(お千代)、織本順吉(尾張屋長五郎)、川合伸旺(服部源三郎)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、笹木俊志白川浩二郎森源太郎風間文彦江原政一奔田陵藤山良久仁亮子富永佳代子尾崎俊子稲垣陽子
第42話 1983年2月3日 殺しを見たのは失明の美女! 石川孝人 田中徳三 金田賢一(風見兵馬)、佐竹明夫(梶山宗久)、臼井真紀(おちさ)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、千葉敏郎大木晤郎出水憲司小峰隆司徳永真由美波多野博池田謙治床尾賢一藤沢徹夫和田昌也
第43話 1983年2月10日 おんな牢・般若彫りの女! 井沢雅彦 小林かおり(染奴)、松本朝夫(藤兵衛)、中島葵(お甲)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、伊庭剛(政吉)、石倉英彦(権之助)、西山清孝藤山良那須伸太朗大月正太郎美松艶子桂登志子春藤真澄紅かおる富永佳代子
第44話 1983年2月17日 悪女にされた深川芸者! 土橋成男 田中徳三 松本留美(お咲)、山岡徹也(治兵衛)、剣持伴紀(新吉)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、大前均五十嵐義弘中島茂樹小峰隆司星野恵美子春藤真澄疋田泰盛門野内純子司裕介戸塚孝桂登志子泉好太郎
第45話 1983年2月24日 十年間寝られなかった男! 鴨井達比古 山下耕作 川地民夫(松五郎)、北野清治(熊さん)、古代一平(虎さん)、伊吹徹有川正治福山象三森源太郎木谷邦臣宮城幸生山野雅代小柳圭子前川恵美子小坂和之辰巳努竹岡和彦木村英明武田美佳
第46話 1983年3月3日 炎の恋情! 殺人者はおんな魔術師 本田英郎 倉田準二 引田天功三浦真弓西山嘉孝梅原正樹
第47話 1983年3月10日 悪女おらんの甘い罠! 土橋成男 井沢雅彦 新藤恵美山岡徹也内田勝正田中弘史西園寺章雄勝野賢三徳田興人福本清三細川純一小船秋夫かまくら文太山口眞一畑中伶一和田昌也岡高宏森山紹秀
第48話 1983年3月17日 化け猫が喰べた九人の遊女! 巽治郎 倉田準二 松村和美内田喜郎北原義郎堀田真三成瀬正阿波知大輔高並功
第49話 1983年3月24日 大逆転! 泥棒になった遠山桜 小川英、山本英明 山下耕作 坂上二郎天田俊明南原宏治小野進也高峰圭二
第50話 1983年4月14日 魔性の女! ギヤマンおゆき 石川孝人 ジュディ・オング清川新吾高野真二
第51話 1983年4月21日 夜霧のめぐり逢い・犯罪河岸の尼僧! 小川英、山本英明 三ツ矢歌子伊達三郎川合伸旺
第52話 1983年4月28日 愛の十字路・暗黒街の女 鴨井達比古 吉川一義 松尾嘉代菅貫太郎岩田直二三田登紀子吉田豊明西田良岩尾正隆
第53話 1983年5月12日 流転の旅芸人・面影橋の女! 石川孝人 井沢雅彦 朝丘雪路北原義郎五味竜太郎海老江寛伊勢将人柿本貴久和田昌也大月正太郎吉野隆三岩戸風摩世利ゆかり高根さつき深谷宏子細川純一東孝有島淳平島田秀雄松原健司濱田弘和
第54話 1983年5月19日 お弓が三人! ホンモノは誰だ!? 小川英、山本英明 吉川一義 山本ゆか里織田あきら増田順司露原千草外山高士山本一郎近江輝子片山理子芝本正徳永まゆみ戸塚孝池田謙治富永佳代子世利ゆかり高根さつき深谷広子美松艶子鈴川法子
第55話 1983年5月26日 華麗なる追跡! 三味線お蝶 土橋成男 山下耕作 高田美和水島道太郎倉石功八名信夫黒部進
第56話 1983年6月2日 炎の慕情! おんな火消の鉄火纏 石川孝人 田中徳三 竹井みどり、中島俊一
第57話 1983年6月9日 男の挽歌・白夜に散った女! 小川英、杉村のぼる 井沢雅彦 若林豪水原麻記汐路章五十嵐義弘
第58話 1983年6月16日 謎の怪死事件・鏡の中の女! 山田隆之 田中徳三 井上真由美芦屋小雁片山由美子浅香春彦
第59話 1983年6月23日 潜入! 魔のめじろ御殿の女 掛札昌裕、中島信昭 井沢雅彦 岩井友見千野弘美武井三二大月正太郎遠藤太津朗
第60話 1983年6月30日 炎の別離・怪盗浮世の鶴吉参上! 和久田正明 桜木健一三崎千恵子
第61話 1983年7月14日 黒猫呪術・さそり座の女! 石川孝人 松尾昭典 桂木文山本昌平永田光男溝田繁笹木俊志木谷邦臣疋田泰盛白井滋郎森山陽介星野美恵子峰蘭太郎世利ゆかり高根さつき深谷宏子依田美加
第62話 1983年7月21日 非情の再会・闇街道に消えた女 小川英、山本英明 田中徳三 坂上二郎あき竹城田口計曽根晴美小沢象西山辰夫国一太郎江原政一福本清三小船秋夫世利ゆかり高根さつき深谷宏子
第63話 1983年7月28日 怪奇乙女ガ池・青い日傘をさす女! 本田英郎 珠めぐみ鍛冶晴美
第64話 1983年8月4日 怨霊屋敷・女のしのび泣き! 土橋成男 山下耕作 香野百合子松本小雪稲葉義男堀田真三中村錦司池田課治藤沢徹夫有川正治小坂和之世利ゆかり深谷宏子高根さつき宮内洋
第65話 1983年8月11日 二つの顔の女・緋牡丹おりん! 小林幸子(おりん)、戸浦六宏(源蔵)、春やすこ(おやす)、荒勢(弥吉)、岩尾正隆きくち英一波田久夫北見唯一西園寺章雄広瀬義宣野口貴史、井上望、秋山勝俊波多野博遠山金次郎疋田泰盛藤長照夫泉好太郎島田秀雄平河正雄司裕介
第66話 1983年8月18日 姓は女医、名は酔いどれ芸者! 掛札昌裕、中島信昭 宮越澄 水前寺清子北村総一朗
第67話 1983年8月25日 赤い疑惑を胸に旅する少女! 小川英、尾西兼一 山下耕作 森次晃嗣浜田晃西田良出水憲司浜村砂里寺下貞信、原田和彦、森源太郎遠山金次郎有島淳平落合智子美松艶子木下通洋平河正雄世利ゆかり高根さつき深谷宏子奔田陵
第68話 1983年9月1日 夜霧の復讐! 傷だらけの母 本田英郎 松尾昭典 二宮さよ子(おせい)、花沢徳衛(十造)、深江章喜(大久保忠之)、中田博久(戸倉玄介)、入江慎也大島宇三郎堀内一市池田直人タンクロー小峰隆司宮城幸生矢部義章西山清孝大月正太郎小船秋夫大矢敬典
第69話 1983年9月15日 赤いピストル・博多から来た女! 石川孝人 山下耕作 原田美枝子小松方正福地泡介
第70話 1983年9月22日 悪女の陰謀・死体だけが知っている! 小川英、尾西兼一[16] 宮越澄 加納竜(井上平四郎)、待田京介(吉蔵)、本阿弥周子(お仙)、松本朝夫(木村良庵)、春やすこ(おやす)、有光豊(宗吉)、中村錦司和泉敬子笠間一寿美有島淳平鈴木康弘森源太郎藤山良和田昌也池田謙治芦田光一奔田陵前川恵美子松村直美、的野邇代、石井洋充松本新一郎廿枝靖
第71話 1983年10月20日 おんな一心太助と深海の美女! 石川孝人[17] 井沢雅彦 由美かおる(お妙)、原田真紀(千代)、汐路章(相模屋作蔵)、春やすこ(おやす)、平沢彰(弥平次)、倉石一旺(成瀬忠右衛門)、小峰隆司矢部義章永田登志雄宮城幸生諏訪裕子世利ゆかり高根さつき深谷宏子小船秋夫和田昌也志茂山高也沢田由美勝山純子森川正太[18]
第72話 1983年10月27日 闇祭り、狙われた花嫁行列! 飛鳥ひろし 小野さやか(お孝)、亀石征一郎(大和屋政右衛門)、遠藤征慈(仙石陣十郎)、市川好朗(市松)、春やすこ(おやす)、芝本正(甲州屋勘次郎)、永野辰弥山本一郎立原啓裕滝譲二世利ゆかり高根さつき深谷宏子桂登志子疋田泰盛川辺俊介金岡恵夫内藤康夫遠山金次郎
第73話 1983年11月3日 おんな牢秘話・二匹の女ねずみ小僧! 石川孝人 山下耕作 芦川よしみ(お京、お新)、玉川良一(中井屋久兵衛)、江並隆(矢沢政之介)、沖田駿一(並木剛之進)、春やすこ福本清三西山清孝波多野博有島淳平壬生新太郎司裕介畑中伶一三ツ星登史子桂登志子世利ゆかり高根さつき深谷宏子
第74話 1983年11月10日 越後三味線・さすらいの女! 山田隆之 田中徳三 松山容子(おもん)、宮口二郎(高畑宗十)、伊達三郎(徳次)、野川愛志乃原良子佐藤晟也徳永まゆみ依田美加山野雅代木谷邦臣泉好太郎森源太郎大岐亜弥星野恵美子世利ゆかり高根さつき深谷宏子
第75話 1983年11月17日 小悪魔のような仮面の女! 本田英郎[19] 井沢雅彦 一ノ瀬康子(お光、おちか)、真夏竜(清吉)、和崎俊哉(陶十郎太)、入川保則(北島屋利平)、渡辺とく子(松江)、春やすこ(おやす)、細川純一森山紹秀星野美恵子前川恵美子世利ゆかり高根さつき深谷宏子角裕世島田秀雄鈴川法子伊東由美末永あつ子
第76話 1983年11月24日 愛か真か岐路に立つ女! 小川英、小野竜之助 山本みどり(お種)、伊吹剛(長次)、武藤英司(熊野屋藤兵衛)、河合絃司(木曽屋忠兵衛)、田中浩(筒井将監)、春やすこ(おやす)、玉生司郎(亀蔵)、坂口徹郎(貞吉)、安岡真知子藤沢徹夫藤山良勝野賢三世利ゆかり高根さつき深谷宏子藤長照夫妹尾友信
第77話 1983年12月1日 人呼んで"桜吹雪の女"と発します! 小川英、山本英明 倉田準二 中野良子(小つる、鶴吉)、菅貫太郎(長五郎)、北条清嗣(清次)、伊藤高大木晤郎藤沢薫池田謙治橋本和博奔田陵、井上昭、石井洋充青野真巳永田登志雄曲龍伍世利ゆかり高根さつき深谷宏子島田秀雄
第78話 1983年12月8日 三日月心中・鈴を鳴らす女! 土橋成男[20] 山下耕作 坂上味和(おさよ)、藤岡重慶(仙蔵)、佐野アツ子(おせい)、片桐竜次(久吉)、春やすこ(おやす)、湖条千秋(お駒)、折尾哲郎(辰吉)、峰蘭太郎笹木俊志森源太郎橋本和博世利ゆかり高根さつき深谷宏子富永佳代子
第79話 1983年12月15日 飛燕の張り竹・女染め師お貞! 山田隆之 井沢雅彦 金沢碧(お貞)、内田喜郎(仁三郎)、高田敏江(お小夜)、黒部進(理助)、斉藤絵里(お豊)、中村錦司大橋壮多滝譲二中嶋俊一世利ゆかり高根さつき笹木俊志疋田泰盛有島淳平島田秀雄鈴川法子
第80話 1983年12月22日 十六夜殺人・悪夢をみた女! 土橋成男 田中徳三 賀田裕子(お紫乃)、遠藤太津朗(重蔵)、岩尾正隆(狩谷伊十郎)、伊庭剛(和吉)、宮崎達也細川純一蓑和田良太武井三二世羅豊白礼花富永佳代子世利ゆかり高根さつき深谷宏子
第81話 1984年1月12日 剣客秘話・女だてらに道場破り! 飛鳥ひろし 倉田準二 大信田礼子(篠原千秋)、石山律雄(笹田一之助)、石橋雅史(黒岩陣十郎)、岩瀬威司戸塚孝鈴木康弘世利ゆかり高根さつき深谷宏子木下通博小坂和之砂崎秀明
第82話 1984年1月19日 大奥潜入! 顔で笑って心で泣く母 土橋成男 山下耕作 赤座美代子(お駒)、御木本伸介(重兵衛)、黒田福美(お里)、加藤由美ミス映画村(お妙)、安岡真智子(勝山)、吉田哲子世利ゆかり高根さつき深谷宏子大島光幸小峰隆司波多野博有島淳平藤沢徹夫大城泰志茂山高也妹尾友信富永佳代子
第83話 1984年1月26日 悪魔が笑えば恐怖の幕があく! 小川英、杉村のぼる 井沢雅彦 大場順(矢崎伊之助)、大塚良重(おゆみ)、寺下貞信(清造)、勝野賢三(子分)、荻原郁三世利ゆかり高根さつき和田昌也矢部義章森源太郎西山清孝島田秀雄川勝誠伊藤政治藤長照夫
第84話 1984年2月9日 悪徳のいけにえにされた美人画の女! 飛鳥ひろし 山下耕作 日高久美子(おちか)、待田京介(仁兵衛)、石浜祐次郎(政右衛門)、原口剛(服部嘉太夫)、坂口徹郎世利ゆかり高根さつき野口貴史木下純根津良行椿竜二大城泰藤巻潤(歌川英仙)
第85話 1984年2月16日 危うし女太夫! 黒鳩大襲来! 本田英郎 松尾昭典 岩井友見(若竹はん)、西沢利明(大原主計)、近藤宏(仁太夫)、平川広美中西紫野依田美加沢田由美木谷邦臣峰蘭太郎宮城幸生武井三二小船秋夫的野通代松村直美鈴川法子桂登志子富永佳代子岩井杜久松有島淳平島田秀雄森源太郎高谷舜二
第86話 1984年2月23日 料亭女将殺人・真犯人にされた金さん! 石川孝人 山下耕作 高橋惠子(おゆき)、青木義朗(野坂右衛門)、田中弘史(甚兵衛)、小田部通麿(茂造)、衣麻遼子(お福)、長尾深雪(おその)、福本清三白井滋郎藤山良宮城幸生泉好太郎小船秋夫内藤康夫畑中伶一大月正太郎
第87話 1984年3月1日 意外! 早田彦十郎が結婚サギ師!! 井沢雅彦 根本律子(お峰)、中島ゆたか(志乃)、青山良彦(古川右近)、朝比奈順子(おきん)、佐藤京一堀内一市中村錦司木谷邦臣世利ゆかり高根さつき富永佳代子小林輝久吉野隆三田中博妹尾友信永田登志雄
第88話 1984年3月8日 愛か憎しみか灼熱の女人形師! 山田隆之 田中徳三 桜木健一(粂次)、桂川京子(おかよ)、有光豊小田部通麿原田君事河東けい藤山良蓑和田良太小坂和之世利ゆかり高根さつき島田秀雄、東孝、江原政一、宮崎博、谷村昌彦(藤右衛門)
第89話 1984年3月15日 決死の殴り込み・死装束の遠山金四郎! 石川孝人、小川英 麻生えりか(つや)、高野真二(永倉外記)、曽根晴美(田宮新八)、三浦徳子、森源太郎藤沢徹夫白井滋郎矢部義章河辺浩木下通博世利ゆかり高根さつき秋田慎雄壹岐愛香紅かおる丹波哲郎(特別出演)(松平和泉守)
第90話 1984年3月22日 哀愁の羽蝶蘭・消音銃の女! 高木謙 井沢雅彦 白都真理江並隆
第91話 1984年3月29日 京の貴公子・綾小路菊麿さまお成り! 土橋成男 松尾昭典 三田明(新次)、秋谷陽子(お加代)、藤木孝(菊麿)、北原義郎(大国屋佐兵衛)、森章二笹木俊志芝本正池田謙治大矢敬典疋田泰盛細川純一奔田陵木下通博畑中伶一美松艶子遠藤隆厳
第92話 1984年4月19日 南海の女・琉球より愛をこめて! 石川孝人 山下耕作 辺見マリ(矢沢うりか)、宮内洋(具志顕尚真)、田中浩(久保山唯三郎)、陶隆司(大隅屋惣兵衛)、五味竜太郎福本清三峰蘭太郎志茂山高也細川純一世利ゆかり高根さつき遠山金次郎森山紹秀内藤康夫司裕介高橋かおり
第93話 1984年4月26日 銃口に立つ! みちのく肝っ玉姉さん 水沢アキ(おふく)、山本昌平(雲海和尚)、黒部進(田所竜之介)、浅香春彦(風間六蔵)、沖田さとし(兵吉)、鈴木康弘細川純一小峰隆司世利ゆかり高根さつき的野通代藤沢徹夫疋田泰盛森山陽介大矢敬典
第94話 1984年5月3日 女豹が狙った42人の大スリ軍団! 本田英郎 山下耕作 坂上二郎(次郎吉)、日向明子(お蝶)、若柳祿寿(おれん)、深江章喜(黒兵衛)、外山高士(松川主水)、沖田峻一郎溝田繁成瀬正岩尾正隆泉好太郎宮城幸生峰蘭太郎平河正雄藤山良小坂和之太田かずよ
第95話 1984年5月10日 母恋いオルゴール・旅路の女! 高木謙 吉川一義 シェリー(るい)、谷口香(お絹)、汐路章(藤兵衛)、西田良(源太)、出水憲司(安蔵)、衣麻遼子市原まい子蓑和田良太世利ゆかり高根さつき池田謙治泉好太郎原田和彦遠山金次郎矢部義章春藤真澄西山清孝
第96話 1984年5月17日 妖剣秘話・裏切られた女! 石川孝人 井沢雅彦 三浦リカ(桜子)、村田正雄(仁平)、小沢象(高田伝右衛門)、田島義文柳川清芝本正坂口徹郎永田登志雄浜伸二世利ゆかり高根さつき黒川あゆみ和田昌也星野絵美子峰蘭太郎大月正太郎
第97話 1984年5月24日 男運の悪い美女が二人! 下村優 吉川一義 早川絵美天草四郎名和宏
第98話 1984年5月31日 人呼んで"桜吹雪の女"II 小川英、山本英明 山下耕作 中野良子伊吹剛
第99話 1984年6月7日 悪女に恋したモテモテ早田彦十郎! 土橋成男 田中徳三 中島ゆたか林亜里沙内田勝正山本みどり
第100話 1984年6月14日 幻の秘宝・奥能登から来た女! 山田隆之 山下耕作 島村佳江宮城健太郎内田稔
第101話 1984年6月21日 危険な潜入! 赤い殺意に燃えた女 飛鳥ひろし 井沢雅彦 朝比奈順子船戸順西山辰夫
第102話 1984年6月28日 前代未聞! 凧が女性の敵を殺した!? 小川英、四十物光男 真夏竜団一太郎佐藤京一
第103話 1984年7月5日 夜叉面の罠! 愛に棄てられた女 山本みどり、河原崎建三
第104話 1984年7月12日 女賞金稼ぎ! 緋ぼたんおりんII 石川孝人 田中徳三 木の実ナナ菅貫太郎甲斐みどり
第105話 1984年7月19日 うたかたの夢・悪夢を見た華園の女! 本田英郎 松尾昭典 奈良富士子立川三貴日野道夫
第106話 1984年7月26日 女はつらいよ! タンカバイのお初一代 山田隆之 すどうかづみ戸浦六宏手塚茂夫森章二
第107話 1984年8月2日 浴槽の死美人・怨みの琴をひく女! 飛鳥ひろし 井沢雅彦 黒田福美上野山功一風見章子高橋かおり小野さやか
第108話 1984年8月9日 母子悲歌・愛ひとすじの女! 土橋成男 山下耕作 上村香子三上真一郎長谷川弘
第109話 1984年8月16日 怪奇! オランダ衣裳の蝶は二度死ぬ 飛鳥ひろし 井沢雅彦 大塚良重衣麻遼子
第110話 1984年8月23日 花の単身赴任・夢追い美女がかけた罠! 土橋成男 井沢雅彦 小野進也大場久美子
第111話[21] 1984年8月30日 夜霧に消えた南蜜首飾りの女! 掛札昌裕 田中徳三 桂川京子西田健佐野アツ子
第112話 1984年9月6日 呪いの妖術・メトロノームに泣く女! 石川孝人 宮越澄 坂上味和草川祐馬遠藤太津朗
第113話 1984年9月13日 炎の女用心棒! 黒猫のお銀 高木謙 三原順子中山昭二
第114話 1984年9月20日 水中乱舞!!忍びの女六人衆 掛札昌裕、中島信昭 黒田義之 水原まき南城竜也
第115話 1984年9月27日 愛か死か! 美しき女囚の脱走 柴英三郎 田中徳三 大門正明金沢碧風間舞子青山良彦
第116話 1984年10月11日 女侠一代! 鬼子母神おはな 石川孝人 畑中葉子近藤晋一郎須賀不二男汐路章亀石征一郎
第117話 1984年10月18日 狙われた聖女・富貴楼おしの! 本田英郎 笠間一寿美菅貫太郎深江章喜
第118話 1984年10月25日 おんな牢犯科帖・消えた死刑囚! 飛鳥ひろし 井沢雅彦 森田理恵御木本伸介伊庭剛上田耕一
第119話 1984年11月1日 女菩薩の如く、女夜叉の如し! 土橋成男 浅野ゆう子藤岡重慶南条弘二大木悟郎
第120話 1984年11月22日 魔剣の旅・越後三味線の女II 山田隆之 松尾昭典 松山容子伊達三郎
第121話 1984年11月29日 女優志願! 火の国から来た女 石川孝人 黒田義之 美保純岡田英次中村竜三郎
第122話 1984年12月6日 愛の墓場・二人の父をもつ悪女! 小川英、尾西兼一 松尾昭典 坂上二郎黒田福美草薙幸二郎
第123話 1984年12月13日 尼僧物語・禁じられた灼熱の恋! 本田英郎 田中徳三 手塚理美戸浦六宏
第124話 1984年12月20日 謎の黒真珠・白い夜霧のさすらい女! 掛札昌裕、中島信昭 黒田義之 春日宏美島村佳江
第125話 1984年12月27日 恋の迷路・黒い疑惑の名人戦! 小川英、杉昌英 田中徳三 にしきのあきら、中島俊一、島田順司
第126話 1985年1月10日 闇の女元締・唐獅子のお駒! 高木謙 井沢雅彦 草笛光子原口剛佐藤京一
第127話 1985年1月17日 深川情話・愛をきざむ氷の女! 山田隆之 山下耕作 奈良富士子高峰圭二
第128話 1985年1月24日 哀愁の女舞踏家お蝶の恋! 土橋成男 井沢雅彦 芦川よしみ宮内洋
第129話 1985年1月31日 人呼んで"桜吹雪の女"III・慕情篇 小川英、山本英明 田中徳三 中野良子柴田侊彦
第130話 1985年2月7日 喪服の女に忍び寄る赤い罠! 飛鳥ひろし 山下耕作 千野弘美北原義郎
第131話 1985年2月14日 偽りの化粧・不良少女の母! 石川孝人 黒田義之 浅利香津代田中浩内山みどり遠藤太津朗
第132話 1985年2月21日 結婚願望・恋に恋した女! 掛札昌裕、中島信昭 小野さやか佐藤仁哉
第133話 1985年2月28日 危険な密会・くれない族の乱舞! 土橋成男 田中徳三 加納竜香山まり子森篤子
第134話 1985年3月7日 愛のさすらい・女経師スタコラお照! 山田隆之 宮越澄 山本みどり織本順吉大場順
第135話 1985年3月14日 お父上! おゆきの愛は死にました! 高木謙 長門勇五味龍太郎片山由香松原留美子一柳みる
第136話 1985年3月21日 ろくでなし女医の心の旅路! 石川孝人 井沢雅彦 新藤恵美木村元西園寺章雄
第137話 1985年4月18日 女子連れ旅・人の情けはいりませぬ! 本田英郎 山下耕作 香野百合子五十嵐義弘山口若葉江並隆
第138話 1985年4月25日 魔の館・悪女を泣かせた浪花の母! 石川孝人 ミヤコ蝶々竹井みどり高野真二
第139話 1985年5月2日 紫水晶の女! NAGASAKIへ愛 小川英、蔵元三四郎 山本ゆか里藤岡重慶原口剛
第140話 1985年5月9日 女用心棒・黒猫のお銀II "女は心が命です" 高木謙 井沢雅彦 三原じゅん子高城淳一伊達三郎石山律雄
第141話 1985年5月16日 悪魔の囁き・恋三味線の女! 飛鳥ひろし 井沢雅彦 佐藤万理深江章喜青山良彦佐藤仁哉
第142話 1985年5月23日 新・女賞金稼ぎ! 緋ぼたんお京 石川孝人 宮越澄 大信田礼子小林勝彦
第143話 1985年5月30日 さすらいの黙示録・越後三味線の女III 山田隆之 松山容子草薙幸二郎
第144話 1985年6月6日 母の名はおんな水中縄抜け師! 高木謙 山下耕作 朝比奈順子峰蘭太郎菅貫太郎
第145話 1985年6月13日 蕾のままで散る女・春駒屋お夏!
第146話 1985年6月20日 愛しの悪女・唇に紅は無用! 石川孝人 山下耕作 新藤恵美丸山秀美
第147話 1985年6月27日 夕陽の決斗・妻よ静かに眠れ! 小川英、胡桃哲、
尾島多訶子
松尾昭典 若林豪服部妙子、峰蘭太郎
第148話 1985年7月4日 女のいくさ・花も嵐も踏みこえて! 本田英郎 山下耕作 根上淳西崎みどり
第149話 1985年7月11日 妖星伝・天から美女が降って来た! 石川孝人 松尾昭典 増田恵子伊庭剛
第150話 1985年7月18日 女遊び人・昇り竜のお篠七変化! 高木謙 黒田義之 藤田美保子浜田晃
第151話 1985年7月25日 人呼んで"桜吹雪の女"4・激斗編 小川英、山本英明 田中徳三 中野良子
第152話 1985年8月1日 華麗なる賭け・女壺振り師お涼! 土橋成男 かたせ梨乃穂高稔西山嘉孝
第153話 1985年8月22日 色男に騙された天下の美女! 飛鳥ひろし 黒田義之 芦川よしみ
第154話 1985年9月5日 未婚の母! 愛の子育て夢日記 石川孝人 井沢雅彦 千野弘美
第155話 1985年9月12日 愛よ甦れ! 傷だらけの娼婦 柴英三郎 金沢碧遠藤憲一藤堂新二入江武敏
第156話 1985年9月19日 魔女にされたおむすび屋お春! 山田隆之 田中徳三 三浦リカ北九州男一柳みる疋田泰盛

遠山の金さんII (1985年 - 1986年)

各話 放送日 サブタイトル 脚本 監督 ゲスト
第1話 1985年10月15日 お奉行さま! 女の命あずけます!! 小川英、胡桃哲 田中徳三 藤岡重慶柴田侊彦
第2話 1985年10月22日 神田川伝説! 女ひとすじ友禅模様! 本田英郎 宮越澄 安井昌二蜷川有紀遠山金次郎佐藤京一
第3話 1985年10月29日 真珠の女・青い海が泣いてます! 石川孝人 田中徳三 川合伸旺結城しのぶ本郷直樹
第4話 1985年11月5日 匕首殺人・芸者小照の天国に結ぶ恋! 土橋成男 井沢雅彦 戸浦六宏三浦布美子内田勝正河原崎建三
第5話 1985年11月12日 女豹秘話・浪花女の啖呵が冴えた! 飛鳥ひろし 小松方正風間舞子
第6話 1985年11月19日 夜の美女軍団!"死んで貰います" 小川英、胡桃哲 松尾昭典 園みどり湖条千秋今井健二山内絵美子
第7話 1985年11月26日 女講釈師・双肌脱いだ妖艶舞台! 高木謙 神田紅黒部進
第8話 1985年12月3日 女渡世人・男勝りが玉に疵! 石川孝人 宮越澄 山本みどり宮内洋
第9話 1985年12月10日 夕顔の女・炎のような愛でした! 土橋成男 高倉美貴伊庭剛中山昭二高城淳一今福将雄
第10話 1985年12月17日 愛のお葬式・私は無実です! 飛鳥ひろし 井沢雅彦 伊藤真奈美中島俊一
第11話 1986年1月7日 女の斗い・守ってみせます晴舞台! 石川孝人 田中徳三 柏原芳恵
第12話 1986年1月14日 冬の女絶唱・君死にたまうこと勿れ! 小川英、胡桃哲 宮越澄 原田大二郎丸山秀美深江章喜北条清嗣
第13話 1986年1月21日 長崎から来た麗人・不知火太夫! 志村正浩 田中徳三 高汐巴坂口徹郎楠年明
第14話 1986年1月28日 魔の砂丘・越後三味線の女IV 山田隆之 宮越澄 松山容子汐路章原口剛木田三千雄
第15話 1986年2月4日 二人の男に愛された女! 石川孝人 居川靖彦 平淑恵佐藤仁哉吉田豊明
第16話 1986年2月11日 肝っ玉一代女! 山田隆之 三浦リカ船戸順
第17話 1986年2月18日 おんな花火師 高木謙 山下耕作 小林かおり藤岡重慶大場順河合絃司
第18話 1986年2月25日 女ごころ! 山田隆之 芦川よしみ遠藤征慈武井三二武藤英司
第19話 1986年3月4日 悪夢を拾った女! 土橋成男 松尾昭典 星由里子浜田晃
第20話 1986年3月18日 美人園遊会! 内藤武敏北林早苗川村一代
第21話 1986年3月25日 継母の愛! 本田英郎 山下耕作 本郷直樹黒田福美黒部進
第22話 1986年4月8日 夜の美女軍団II 決闘編 小川英、胡桃哲 居川靖彦 園みどり松居一代藤沢徹夫
第23話 1986年4月15日 さらば愛しき夫よ! 本田英郎 森マリア佐川満男山本昌平内田勝正
第24話 1986年4月29日 女能面殺人事件! 山田隆之 井沢雅彦 佐藤万理山口奈美
第25話 1986年5月6日 嘘でもいいから愛していたい! 飛鳥ひろし 山下耕作 二宮さよ子誠直也
第26話 1986年5月13日 愛を知らない女の愛! 小川英、山田貴美子 岡本舞
第27話 1986年5月20日 神馬に乗った巫女! 山田隆之 宮越澄 小野さやか菅貫太郎石黒丈喜
第28話 1986年5月27日 よつやこふてらの女! 土橋成男 栗田陽子今井健二
第29話 1986年6月10日 男嫌いの芸者が惚れた! 本田英郎 田中徳三 朝比奈順子、入江慎也
第30話 1986年6月17日 負けるが勝ち!?の金さん 小川英、胡桃哲 成田三樹夫原田千枝子
第31話 1986年6月24日 暗黒街の女! 目黒祐樹和崎俊哉日向明子
第32話 1986年7月1日 母の死の謎! 高木謙 居川靖彦 大場久美子峰蘭太郎北原義郎内田稔
第33話 1986年7月8日 男ひとり・流れのままに! 土橋成男 五木ひろし田中浩黒部進
第34話 1986年7月15日 越後三味線の女V・暗殺篇 山田隆之 松尾昭典 松山容子小沢象藤岡重慶藤江リカ西田良
第35話 1986年7月22日 女賞金稼ぎ・陽炎のお仙! 志村正浩 山本みどり志乃原良子高野真二
第36話 1986年7月29日 惚れられたのが地獄だった! 飛鳥ひろし 山下耕作 大山克巳橘ゆかり岩尾正隆
第37話 1986年8月5日 黒猫のお銀・恋を斬る! 高木謙 三原じゅん子佐野アツ子五味竜太郎立川三貴
第38話 1986年8月19日 新妻の瞳は愛と死を見つめて! 山田隆之 田中徳三 芦川よしみ鈴鹿景子伊庭剛
第39話 1986年8月26日 破談を狙うガンコ親父の涙! 小川英、鳥海二郎 鈴木瑞穂杉欣也片山理子柴田侊彦
第40話 1986年9月2日 山陰・香住に生きる女絵師! 志村正浩 宮越澄 風祭ゆき宮内洋
第41話 1986年9月9日 江戸妖婦伝! 飛鳥ひろし 湖条千秋山口奈美
第42話 1986年9月16日 遠山奉行最後のお裁き! 小川英、胡桃哲 井沢雅彦 若林豪山本ゆか里大場順

放映ネット局

※は遅れネット

備考

脚注

  1. ^ 週刊アサヒ芸能 2011年9月1日号 P.76
  2. ^ 歴史人 2014年1月号 P.123
  3. ^ それ以前は、金さんが愛用している煙管と煙草入れのみの表示であった。
  4. ^ 例外として、第13話等では頭に手ぬぐいをかぶったまま、拝借した刀で立ち回りをしている。
  5. ^ さらに第2シリーズでは、前述の桜の木を背景にしたタイトル表示の後に、黒い画面に赤い文字で「II」が表示される。
  6. ^ なお、この時の宮尾は役柄での衣装のみならず、回によっては自身の私服も着用している。
  7. ^ この次回予告の最後では、宮尾が自らの右手の人差し指をカメラに向けつつ「それは、あなただけが知っている、かもよ?」と右手の平を右顎の辺りに添える決めポーズで締めくくっていた(話数によっては言わない場合もあり。ちなみに最後の「かもよ?」のフレーズは、当時宮尾が出演していた『モーニングショー』の名物コーナーである『宮尾すすむのああ日本の社長』での最後の決め台詞を宮尾自ら流用したものである)。
  8. ^ 第73話他では諸肌を見せている。
  9. ^ 第92話では「桜花(さくらばな)」。
  10. ^ 中盤以降、片肌を脱ぐ際の啖呵等は話数によって異なる。シリーズ後半では「散らしてみな!」とは別に「散らして見やがれ!」が殆どの回で使用された。
  11. ^ エピソードによっては柘の櫛(第86話)等、事件の鍵となる小物を投げる事もある。
  12. ^ なお、四男の名前を「金四郎」としなかったのは、彦十郎の直接の上司である「遠山金四郎」に配慮したことが彦十郎により劇中で語られている。
  13. ^ 第94話からは「次郎吉」。
  14. ^ 「越後三味線の女」シリーズ(脚本:山田隆之)
  15. ^ 「桜吹雪の女」シリーズ(脚本:小川英、山本英明)
  16. ^ 後藤隆子・作「交換殺人」より
  17. ^ 池田経二・作「海女悲歌」より
  18. ^ ノンクレジット。冒頭、魚河岸にて汐路章演じる相模屋作蔵に、魚の値が釣り上がっていることに対して不満をぶつける魚屋の役で出演。
  19. ^ 遠藤映・作「心中しそこなった金さん」より
  20. ^ 伊東紀子・作「駈落ち挽歌」より
  21. ^ テレビジョンドラマ 通巻8号 1985年3月号 P.78

関連項目

NET→テレビ朝日 木曜時代劇
前番組 番組名 次番組
遠山の金さん
廃枠
NET→テレビ朝日系列 木曜20時台
長七郎天下ご免!
遠山の金さん
【この番組までテレビ朝日制作】
極楽テレビ
【この番組からABC制作】
テレビ朝日 火曜9時枠の連続ドラマ
遠山の金さんII