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「真夏の果実」の版間の差分

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== 収録曲 ==
== 収録曲 ==
#'''真夏の果実''' (4:39)<br />(作詞・作曲:[[桑田佳祐]] 編曲:サザンオールスターズ & [[小林武史]])
#'''真夏の果実''' (4:39)<br />(作詞・作曲:[[桑田佳祐]] 編曲:サザンオールスターズ & [[小林武史]])
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#:[[弦楽器]]は、[[ギター]]の[[大森隆志]]による[[ウクレレ]]のみで一貫している。[[ミュージック・ビデオ|PV]]は、ほぼ映画『[[稲村ジェーン]]』から派出した映像のみの構成となっている。PVのほか、[[2003年]]の[[DVD-Video|DVD]]『[[Inside Outside U・M・I]]』にイメージ・ビデオが収録された。
#:桑田自身も「サザンの中で一番好きな曲の一つ」と発言している。
#:桑田自身も「サザンの中で一番好きな曲の一つ」と発言している。

2019年9月13日 (金) 09:23時点における版

「真夏の果実」
サザンオールスターズシングル
初出アルバム『稲村ジェーン
B面 ナチカサヌ恋歌 (Live at BUDOKAN)
リリース
規格 8cmCD('90,'98)
カセットテープ('90)
12cmCD('05)
デジタル・ダウンロード
録音 1990年 - 6月
VICTOR STUDIO
MUSIC INN STUDIO
ジャンル ロック
時間
レーベル タイシタレーベル
作詞・作曲 桑田佳祐 (#1,#2)
プロデュース サザンオールスターズ
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 1990年8月度月間5位(オリコン)
  • 1990年9月度月間3位(オリコン)
  • 1990年10月度月間8位(オリコン)
  • 1990年度年間9位(オリコン)
サザンオールスターズ シングル 年表
フリフリ'65
1989年
真夏の果実
(1990年)
ネオ・ブラボー!!
1991年
稲村ジェーン 収録曲
Love Potion No. 9
(5)
真夏の果実
(6)
マンボ
(7)
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真夏の果実」(まなつのかじつ)は、サザンオールスターズの28枚目のシングル1990年7月25日発売。発売元はタイシタレーベル

1998年2月11日にも8cmCDとして、2005年6月25日には12cmCDで再発されている。

背景

前作の「フリフリ'65」から、約8か月ぶりとなるシングル。

公式のファン投票でも200数十曲の中から、ライブでのリクエスト第1位に選出されるなど、自身の中で屈指の人気を博す代表作である。

チャート成績

オリコン週間チャートの初登場順位は5位であり、その後最高位4位を記録、タイアップとなった映画の同名サウンドトラック稲村ジェーン』に収録されたものの、本作はロングヒットを続けて、累計54.9万枚(オリコン調べ)を売り上げた[3]。また、出荷枚数では累計85万枚を記録している[4]

オリコンのシングルTOP10獲得週間数では、本作は12週であり、自身の中では「いとしのエリー」「TSUNAMI」「勝手にシンドバッド」に次いで4番目に高く、「涙のキッス」と同記録となる[5]

受賞

収録曲

  1. 真夏の果実 (4:39)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ & 小林武史
    桑田の監督作品映画『稲村ジェーン』主題歌。桑田出演のリクルートホールディングス「B-ing」CMソングフジテレビ水曜劇場悪魔のKISS』挿入歌[注 2]auLISTEN MOBILE SERVICE』キャンペーンソング[注 3]
    弦楽器は、ギター大森隆志によるウクレレのみで一貫している。PVは、ほぼ映画『稲村ジェーン』から派出した映像のみの構成となっている。PVのほか、2003年DVDInside Outside U・M・I』にイメージ・ビデオが収録された。
    桑田自身も「サザンの中で一番好きな曲の一つ」と発言している。
    この年のレコード大賞では「おどるポンポコリン」とのデットヒートとなり、最終的に「おどるポンポコリン」が受賞、桑田は同年の年越しライブで「本音はレコード大賞が欲しかった」と語っている(後に大賞は10年後に「TSUNAMI」で受賞することとなる)。
    桑田は自ら小林武史について語ることは少ないが、自身のラジオ番組桑田佳祐のやさしい夜遊び』内でこの曲をラジオで紹介した際には、この曲の小林のアレンジを改めて絶賛していた。
    俳人エッセイスト夏井いつきはこの曲が好きであると述べており、特に「マイナス100度の太陽みたいに」という比喩表現に鳥肌が立ったことを述べている[6]。また、女優桐谷美玲が選んだ男性に歌ってもらいたい曲TOP3で、1位にこの曲を挙げている[7]
    2008年に行われた「真夏の大感謝祭」では、ファンによる"ライブでの選挙リクエスト投票"が行われ、数ある楽曲の中から投票数第1位に輝いた[8]
    2018年にオリコンが調査した平成に発売した好きな夏ソングをアンケートした結果、2位にランクインした[8]
  2. ナチカサヌ恋歌 (Live at BUDOKAN)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    同年年始発売のアルバムSouthern All Stars』収録曲。コンサートツアー『夢で逢いまSHOW』の日本武道館公演の音源である。原由子ボーカル曲で、沖縄をモチーフとした曲。

収録アルバム

※斜字は廃盤作品。

参加ミュージシャン

カバー

「真夏の果実」には日本とその他のアジア圏を中心に多数のカバーが存在し、主に以下のようなものがある。全アジアでのカバー版の売上は1995年時点で700万枚に達する[9]

日本語によるカバー
外国語によるカバー

脚注

注釈

  1. ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数40万枚以上の作品に適用。
  2. ^ 1993年に使用
  3. ^ 2008年に使用

出典

  1. ^ 日本レコード協会 認定作品 1990年10月度認定作品の閲覧。 2017年12月11日閲覧
  2. ^ レコード協会調べ 4月度有料音楽配信認定 日本レコード協会 2015年9月20日閲覧
  3. ^ 2015年9月29日放送 クイズ・ドレミファドン! 番組企画「ヒットはどっちだ? High&Low」より。(オリコン提供)
  4. ^ 桑田泣いた…「永遠の0」でサザン23年ぶり映画主題歌スポニチアネックス、2013年7月12日 06:00。
  5. ^ サザン、百恵超え! シングルのTOP10獲得週数記録を更新! オリコンスタイル 2015年10月20日閲覧
  6. ^ 「サワコの朝」 2016年11月26日(土)放送内容
  7. ^ 男性に歌ってほしい曲No.1!桐谷美玲が好きなサマーソングBEST3 ランキングボックス 2016年8月31日閲覧
  8. ^ a b “平成 夏ソング”ランキング オリコン 2018年8月1日閲覧
  9. ^ 産経新聞』1995年4月6日付、東京夕刊。

関連項目

外部リンク