「奥多摩駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2019年8月25日) |
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|よみがな = おくたま |
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|ローマ字 = Oku-Tama |
|ローマ字 = Oku-Tama |
2020年2月14日 (金) 22:12時点における版
奥多摩駅* | |
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駅舎(2019年8月25日) | |
おくたま Oku-Tama | |
◄JC 73 白丸 (2.0 km) | |
所在地 | 東京都西多摩郡奥多摩町氷川210 |
駅番号 | □JC 74 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 |
■青梅線(東京アドベンチャーライン) 水根貨物線(休止中) |
キロ程 | 37.2 km(立川起点) |
電報略号 |
タマ ヒワ(改称前) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
934人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1944年(昭和19年)7月1日[1] |
備考 |
業務委託駅 * 1971年に氷川駅から改称。 |
奥多摩駅(おくたまえき)は、東京都西多摩郡奥多摩町氷川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線と奥多摩工業水根貨物線(休止中)の駅である。JR青梅線の駅番号はJC 74。
青梅線の終着駅で、東京都内で最も西に所在する。標高は東京タワー(海抜高351m)よりも8メートル低い343mで、東京都内にあるJRの駅の中で最も高い。
歴史
- 1944年(昭和19年)7月1日:運輸通信省(→運輸省→日本国有鉄道)青梅線 御嶽 - 当駅間開通と同時に氷川駅(ひかわえき)として開業[1]。一般駅。
- 1952年(昭和27年)12月16日:東京都水道局小河内線(専用鉄道)が開通。小河内貯水池の建設資材運搬用の専用鉄道[1]。
- 1957年(昭和32年)5月10日:東京都水道局小河内線、ダム建設竣工が間近となり、運行休止[1]。
- 1971年(昭和46年)2月1日:国鉄の駅が奥多摩駅に改称[1]。 休止中の小河内線の駅名は氷川のまま改称せず。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる[1]。
- 1997年(平成9年):「関東の駅百選」に選定。選定理由は「自然豊かな奥多摩に似合っているロッジ風の山小屋駅」。
- 1998年(平成10年)8月13日[2]:貨物列車の最終運行日。
- 1999年(平成11年)3月25日:JR貨物の駅(貨物営業)が廃止[1]。
- 2002年(平成14年)2月8日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[3]。
- 2006年(平成18年)4月21日:奥多摩ステーションギャラリーがオープン。童謡『どんぐりころころ』の発車メロディを導入。
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)4月13日:駅舎改装[4][5]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅になっている。ホームは1番線と2番線がある。2番線の有効長は6両編成が入線可能であるが、電車とホームの隙間が大きく開く箇所があるため、平日は朝5時台の1本(夜間滞泊列車)のみ、土休日は「ホリデー快速おくたま」号(6両編成)と一部の普通電車・臨時列車のみが使用している。かつては2番線の奥に貨物ヤードがあり、隣接する奥多摩工業の工場から川崎方面に向かって石灰石を発送していた。また、過去には東京都水道局小河内線(現・奥多摩工業水根貨物線)と接続していた。現在は駐車場になっている。駅舎は2階建てで、1階に奥多摩観光協会が運営する売店があるほか、2階にはカフェ「PORT Okutama」がある。
業務委託駅(青梅駅の被管理駅)で、自動券売機・簡易Suica改札機が設置されているが、みどりの窓口は設置されていない。
発車メロディは、2006年(平成18年)4月より童謡「どんぐりころころ」が採用された。メロディの制作はサウンドフォーラムで、牧野奈津子が編曲を手掛けた。
のりば
番線 | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1・2 | 青梅線 | 青梅・立川方面 | 2番線は一部列車のみ |
(出典:JR東日本:駅構内図)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は934人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)1,622 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)1,541 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)1,611 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)1,586 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)1,510 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)1,527 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)1,460 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)1,394 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 1,499 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 1,500 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]1,401 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]1,302 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]1,054 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]975 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]984 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]955 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]921 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]925 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]913 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]915 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]902 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]877 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]885 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]919 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]892 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]966 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]929 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]916 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]934 |
貨物取扱廃止までの近年の年間発着トン数は下記の通り。
年度 | 総数 | 車扱貨物 | コンテナ貨物 | 出典 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
発送トン数 | 到着トン数 | 発送トン数 | 到着トン数 | 発送トン数 | 到着トン数 | ||
1990年 | 1,485,323 | 74,984 | 1,485,323 | 74,984 | [6] | ||
1991年 | 1,353,549 | 68,264 | 1,353,549 | 68,264 | [7] | ||
1992年 | 1,233,297 | 55,900 | 1,233,297 | 55,900 | [8] | ||
1993年 | 1,336,098 | 68,234 | 1,336,098 | 68,234 | [9] | ||
1994年 | 1,398,053 | 72,714 | 1,398,053 | 72,714 | [10] | ||
1995年 | 1,295,630 | 70,248 | 1,295,630 | 70,248 | [11] | ||
1996年 | 1,311,242 | 107,726 | 1,311,242 | 107,726 | [12] | ||
1997年 | 1,115,894 | 110,600 | 1,115,894 | 110,600 | [13] | ||
1998年 | 366,810 | 40,278 | 366,810 | 40,278 | [14] | ||
1999年 | [15] |
駅周辺
- 西東京バス氷川車庫
- 国道411号(青梅街道)
- 東京都道204号日原鍾乳洞線(日原街道)
- 多摩川
- 日原川
- 奥多摩町役場
- 青梅警察署奥多摩交番
- 奥多摩観光案内所
- 奥多摩ビジターセンター
- 東京消防庁奥多摩消防署
- 奥多摩町国民健康保険奥多摩病院
- 奥多摩郵便局
- 奥多摩町立氷川小学校
- 奥多摩町立奥多摩中学校
- 奥氷川神社
- もえぎの湯
- 日原鍾乳洞(駅から約10km)
- 奥多摩湖(駅から約7,8km)
- 氷川キャンプ場
- 氷川国際ます釣り場
- 青梅信用金庫奥多摩支店
バス路線
駅前に西東京バス氷川車庫があり、車庫内のバス停(2番)と、駅を出て左手(3番)、右手(1番)にバス停がある。すべて停留所名は「奥多摩駅」である。系統ごとの運行本数は少ない。川井駅方面・日原鍾乳洞、奥多摩湖を経て山梨県北都留郡丹波山村・小菅村への路線バスが発着する。
- 1番:奥20・21系統:日原鍾乳洞方面(鍾乳洞行は平日のみ。休日は手前の東日原まで運行)
- 2番:奥09・10・11・12・14・15系統:奥多摩湖、留浦、丹波、小菅・大菩薩峠東口・小菅の湯、峰谷、鴨沢西方面
- 3番:奥30・31・32系統:神庭、川井駅、上日向、清東橋方面
タクシー
駅前にタクシー乗り場がある。
長らく京王自動車が大型車2台を配備していたが、採算性悪化のため町に支援要請を行うも決裂。2012年3月31日に町内の氷川営業所を廃止し、同社は町内より撤退した。
その後、あきる野市の新興企業、リーガルキャブが昼間のみ駅前に1台(夏季は2台)を配車している。夜間は台数に余裕がないためタクシーがゼロになる。このため同社は関東陸運局に増車を申請したが、需要が見込めないとして却下されたため、国に処分取り消しを求める訴訟を起こしたが、一審東京地裁で棄却された[16]。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 青梅線(東京アドベンチャーライン)
- ■特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
- 御嶽駅 (JC 69) - 奥多摩駅 (JC 74)
- ■快速(青梅線内は各駅に停車)・■各駅停車
- 白丸駅 (JC 73) - 奥多摩駅 (JC 74)
- ■特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
- 奥多摩工業
- 水根貨物線(休止中)
- 氷川駅 - (貨)水根駅
脚注
記事本文
出典
- ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、9-11頁。
- ^ 青梅・五日市線の歴史 - JR東日本八王子支社
- ^ 「鉄道記録帳2002年2月」『RAIL FAN』第49巻第5号、鉄道友の会、2002年5月1日、24頁。
- ^ 青梅線 奥多摩駅リニューアルオープンについて (PDF) - JR東日本八王子支社
- ^ “アウトドア客に快適・便利 JR八王子支社 青梅線奥多摩駅改装”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2019年4月18日)
- ^ 第42回東京都統計年鑑 222ページ
- ^ 第43回東京都統計年鑑 228ページ
- ^ 第44回東京都統計年鑑 222ページ
- ^ 第45回東京都統計年鑑 232ページ
- ^ 第46回東京都統計年鑑 218ページ
- ^ 第47回東京都統計年鑑 236ページ
- ^ 第48回東京都統計年鑑 252ページ
- ^ 第49回東京都統計年鑑 252ページ
- ^ 第50回東京都統計年鑑 252ページ
- ^ 第51回東京都統計年鑑 252ページ
- ^ [1]
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(奥多摩駅):JR東日本