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2020年2月14日 (金) 22:49時点における版
大竹駅 | |
---|---|
駅舎 | |
おおたけ Ōtake | |
◄玖波 (4.4 km) (1.5 km) 和木► | |
所在地 | 広島県大竹市新町一丁目1-1 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | 山陽本線 |
キロ程 | 340.8 km(神戸起点) |
電報略号 | オケ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,374人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)9月25日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
大竹駅(おおたけえき)は、広島県大竹市新町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)山陽本線の駅。
広島県の最西端で最南端の駅でもある。
歴史
- 1897年(明治30年)9月25日 - 山陽鉄道 広島駅 - 徳山駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 山陽鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1975年(昭和50年)3月10日 - 山陽新幹線博多開業に伴うダイヤ改正により、当駅に停車する特急・急行列車がなくなる。優等列車の廃止代替として設定された呉 - 岩国や広島 - 徳山以西の快速列車が当駅に停車する。
- 1980年(昭和55年)10月1日 - ダイヤ改正により、当駅に停車する夜行列車がなくなる。それまでは岩国発鳥取行き(広島から急行「ちどり」)が当駅停車の最後の夜行列車として残存していた。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる。
- 1998年(平成10年)3月14日 - ダイヤ改正により、快速列車(現在の「通勤ライナー」)の停車駅となる。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)
- 2012年(平成24年)3月9日 - これまでの電照幕式発車標に代わり、LED式発車標を使用開始。
- 2013年(平成25年)
- 4月1日 - ジェイアール西日本広島メンテック(現:JR西日本広島メンテック)による業務委託駅となる。
- 7月1日 - みどりの窓口の営業時間が短縮され5時10分からとなる。
- 2014年(平成26年)6月11日 - 当駅構内で踏切無遮断事故が発生[注 2]。[1][2]
- 2016年(平成28年)3月26日 - 一旦廃止されていた快速「シティライナー」が、ダイヤ改正で土休日のみ再設定(停車駅は前回の設定と大きく異なる)され、当駅はその停車駅となる。この「シティライナー」は2018年7月の豪雨で休止→廃止となったが、2020年3月14日のダイヤ改正で復活することとなった。
駅構造
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は単式の1番のりば側にあり、島式ホーム(3・4番のりば)へは跨線橋で連絡している。 宮島口駅が管理し、JR西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅かつICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 山陽本線 | 上り | 宮島口・広島方面 |
3 | 山陽本線 | 下り | 岩国・柳井方面 |
4 | (貨物列車専用ホーム) |
- 1番線と3番線の間にホームのない中線(2番線)があり、上り貨物列車が発着する。
- 4番線の外側・本駅東側には貨物線がある。
- 自動券売機は2台設置(ICOCAおよび高額紙幣対応1台、みどりの券売機(MV)1台)
- 改札上には電照幕式の発車案内があり、1時間分毎の列車の時刻が印刷されていた。この電照幕式発車標は長く使われた後、LED式に切り替えられた。
貨物駅
JR貨物の貨物駅は、旅客駅の北側および東側の二箇所に分かれている。
取扱貨物
- コンテナ貨物
- 車扱貨物
- 旅客駅の山陽本線を挟んだ東側沿いで、化学薬品を取り扱う。
- 産業廃棄物・特別産業廃棄物の取扱許可を得ている。
駅構造
- 上下線共に各1面のコンテナホームと、それに付属する各1本の荷役線、その他数本の側線を有する。
- 営業窓口であるJR貨物大竹営業支店及び、荷役担当の日本通運大竹支店を、上り線側のコンテナホーム南端側入り口に併設する。
- ダイセルのタンク車用荷役線があり、同社大竹工場の化学薬品の出入荷を行っている。かつては当駅→新井駅間でプロピオン酸輸送が、新井駅→当駅間でパラアルデヒド、酢酸ビニル輸送が行われていた。
- かつては、三井化学岩国大竹工場へ専用線が続いていたが、タンク車による化学薬品輸送がタンクコンテナによる輸送に切り替わったことにより2000年(平成12年)頃に廃止になった。そこから分岐し、興亜石油(現・JXTGエネルギー)麻里布製油所へ続く専用線も存在し石油出荷に使用されていたが、1980年代に廃止されている。
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1987年(昭和62年) | 6,346 |
1988年(昭和63年) | 6,468 |
1989年(平成 元年) | 6,402 |
1990年(平成 2年) | 6,534 |
1991年(平成 3年) | 6,522 |
1992年(平成 4年) | 6,376 |
1993年(平成 5年) | 6,333 |
1994年(平成 6年) | 6,176 |
1995年(平成 7年) | 6,091 |
1996年(平成 8年) | 5,935 |
1997年(平成 9年) | 5,569 |
1998年(平成10年) | 5,366 |
1999年(平成11年) | 5,245 |
2000年(平成12年) | 5,130 |
2001年(平成13年) | 4,959 |
2002年(平成14年) | 4,855 |
2003年(平成15年) | 4,763 |
2004年(平成16年) | 4,669 |
2005年(平成17年) | 4,552 |
2006年(平成18年) | 4,470 |
2007年(平成19年) | 4,387 |
2008年(平成20年) | 3,925 |
2009年(平成21年) | 3,718 |
2010年(平成22年) | 3,616 |
2011年(平成23年) | 3,509 |
2012年(平成24年) | 3,462 |
2013年(平成25年) | 3,427 |
2014年(平成26年) | 3,337 |
2015年(平成27年) | 3,396 |
2016年(平成28年) | 3,407 |
2017年(平成29年) | 3,374 |
駅周辺
- 三井化学岩国大竹工場
- 三井デュポンポリケミカル大竹工場
- 三菱ケミカル大竹事業所
- ダイセル大竹工場
- JXTGエネルギー麻里布製油所
- 日本製紙パピリア大竹工場
- 広島県立大竹高等学校
- 大竹市立大竹中学校
- 大竹市立大竹小学校
- すみれ洋裁専門学校
- 大竹簡易裁判所
- 大竹警察署
- ハローワーク大竹
- 国道2号
隣の駅
脚注
注記
- ^ 入換中の8両のコンテナ車を仕訳線に押し込んでいた際、分岐器の切り替えミスにより、在線していた14両のコンテナ車に衝突して、合計6両が脱線する事故が発生した。脱線した車両が架線柱を倒したため停電となり、山陽本線が約5時間に渡り不通となった。
- ^ 当駅構内の郷水第2踏切において、下り回送列車運転士が本来4番線の出発信号機を確認するところを、進行現示(青)であった3番線の出発信号機とを見間違えた。これにより、郷水第2踏切が作動しない状態で回送列車が踏切を通過し、通過後にあるATS直下地上子を踏んで停止した。郷水第2踏切は、列車が遅延している際に踏切が作動し続ける状態を避けるため、構内に列車がいると装置が認識しても、列車がいる番線の出発信号機が停止現示(赤)を示している場合は作動しないように設計されていた。そのため、誤出発防止用ATS地上子を踏切手前に設置し、2度と発生させないようにした。この件によるけが人は幸いにもいなかった。